シニア向け料理教室に関するアンケート結果分析レポート
シニア専門の調査会社 コスモラボ (会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)が料理教室に関する市場調査・アンケートリサーチのレポートをリリースいたしました。
シニア・高齢者に特化したマーケティングリサーチ コスモラボ
調査のポイント
▶︎約6割のシニアが料理教室に興味!まだまだ広がる可能性
シニア層の58.7%が料理教室に「興味がある」と答えました。
一方、興味がないと答えたのは41.3%でした。
料理教室は人気ですが、興味がない層にもアプローチの余地があることが示唆されます。
▶︎参加経験は多いが、継続参加はわずか2.4%!リピーター育成が課題
46.4%が過去に料理教室に参加したことがある一方で、現在も継続して参加している人はわずか2.4%。今後はリピーターを増やす施策が必要です。
▶︎「新しい料理を学びたい」がシニアのニーズNo.1!次いで健康志向
62.9%のシニアが「新しい料理を学べること」を最大の魅力と感じています。
続いて、健康的な料理やコミュニケーションの場としてのニーズも高まっています。
1:料理教室への興味はありますか(有効回答者数:339名)
料理教室に対するシニア層の関心度を調査したところ、58.7%が「興味がある」と回答しました。一方、41.3%が「興味がない」と答えており、料理教室への関心には一定の差が見られます。興味がある層に対しては、料理教室の魅力や提供されるプログラムをさらに強調することで参加促進が期待できますが、興味がない層へのアプローチも今後の課題です。例えば、料理以外の付加価値や、より参加しやすい条件を提案することで、未参加層へのリーチが可能かもしれません。
2:料理教室へ参加したことはありますか(有効回答者数:334名)
46.4%のシニアが過去に料理教室へ参加したことがあると回答し、比較的高い参加経験率が見られました。しかし、現在も参加している人は2.4%と非常に少なく、継続参加の難しさが浮き彫りになっています。
この結果から、短期的な興味や一度の参加にとどまりがちなシニア層に対し、リピーターを増やすための仕組み作りが重要です。例えば、月ごとのプログラム更新や、参加者同士のコミュニティ形成を促進することで、継続参加を促せるかもしれません。
3:料理教室に興味がある方は、どのような点が魅力だと思いますか(有効回答者数:213名)
料理教室の魅力として、62.9%が「新しい料理を学べる点」を挙げており、新しいスキルやレシピの習得が大きな関心事であることが分かります。次いで「健康的な料理を学べる」(39.9%)、「交流・コミュニケーションを楽しめる」(31.0%)が挙がっており、料理教室が単なる料理の場以上の価値を持っていることが明らかです。
特に健康志向が強まるシニア層に対しては、栄養バランスに配慮したメニューの提供や、コミュニケーションを活発にするイベントを取り入れることで、さらなる関心を集めることができるでしょう。
4:料理教室に参加する際に重視するポイントは何ですか(有効回答者数:214名)
シニア層が料理教室に参加する際に最も重視しているポイントは「料理内容・レベル感」(47.9%)であり、次いで「料理教室の場所・アクセス性」(41.3%)、「栄養バランスなどの知識の有無」(39.9%)が続きます。
特に、料理の内容とレベルが期待に合致していることが参加の大きな要因となるため、参加者に合わせたプログラム設計が必要です。また、場所の利便性も無視できない要素であり、アクセスしやすい立地選定が重要です。
5:料理教室に参加したいと思う料理のジャンルはありますか(有効回答者数:219名)
「日本料理」(74.0%)が最も人気で、シニア層にとって伝統的な和食の需要が高いことが分かります。次いで「洋食」(31.5%)や「中華料理」(26.0%)などが続いており、料理教室では和食を中心にしつつ、バリエーションを持たせることが望ましいです。また、「お菓子作り」も24.2%の支持を得ており、デザート系のクラスも需要があることが窺えます。
6:料理教室に参加したいと思う時間帯はいつですか(有効回答者数:215名)
シニア層に最も人気のある時間帯は「平日昼間(10時~16時)」(58.1%)で、昼間の活動が主流となっています。一方で、「週末昼間」(19.5%)や「平日夜間」(10.7%)なども一定のニーズがありますが、夜間は比較的少ないため、昼間のクラスが主力となるでしょう。参加者のライフスタイルに合わせた柔軟な時間帯設定が、参加者増加の鍵です。
7:料理教室の参加料金に対して、1ヶ月あたりどの程度の価格帯を希望しますか(有効回答者数:215名)
料理教室に対する参加費用について、「1,000円~5,000円以下」と回答したシニア層が80.9%と圧倒的に多く、シニア層の参加ハードルは価格設定に強く影響されていることが分かります。比較的低価格帯のクラスを提供することが、多くのシニア層にとって参加の動機となるでしょう。逆に「5,001円~10,000円以下」の回答は19.1%と少数であり、高額なプランはあまり需要がないことが示されています。
総評
今回のアンケートデータから、シニア層における料理教室への関心や参加状況、さらには重視するポイントが明らかになりました。シニア層の多くは料理教室に対する興味を持っており、新しいスキルの習得や健康に配慮した料理を学ぶことが主な動機となっています。
一方で、過去に参加した経験はあるものの、継続的な参加に至らないケースが多いことも問題として浮き彫りになりました。特に、現在の参加者が非常に少ないという結果から、リピーターを増やすための工夫が求められます。
また、参加する際に重視するポイントとして、料理内容やアクセス性、栄養面での知識が挙げられており、シニア層に対する魅力的なプログラムの構築が必要です。価格面においても、多くのシニアが低価格帯のクラスに参加を希望しており、この価格帯を意識したプラン設定が効果的です。
【コスモラボについて】
コスモラボは、シニア・高齢者に特化したマーケティングリサーチサービスを提供しています。
主に60歳以上の15万人のシニア会員を対象に、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステスト(HUT)など、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。
調査のご依頼や取材に関するお問い合わせは以下よりお願いいたします。
コスモラボとは?
過去の調査レポート
調査料金
【調査概要】
◾️調査方法:ネットリサーチ・対面回収
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :20代から80代の男女 340人
◾️回答総数:340
◾️調査対象期間:2023年8月16日
【データのご利用に関して】
調査データの引用および転載の際は、必ず「出典:コスモラボシニア世代の料理教室に関する調査レポート」と明記いただき、あわせて広報担当まで連絡をお願いいたします。
なお、Webページにて引用・転載される場合は、記事リンク(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000135585.html)もあわせて掲載をお願いいたします。
【会社概要】
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://cosmolab.jp
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親に自分で聞くことは「難しい」と感じている割合は49%。最も伝えたいのは「愛・感謝」で89%
オヤシル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:武田勇、以下「オヤシル」)は、「家族(親・子・夫婦)で話したいこと・聞きたいことに関する調査」を実施し、20代〜60代の男女106名の回答を得ました。結果からは「伝えられていないけど、伝えたいことがある」割合も「聞けていないけど、聞きたいことがある」割合も、子から親が、親から子、夫婦間と比べて多いことが分かりました。また、聞きたいことを「自ら聞くのは難しい」と答えた割合も子から親が最も多く、子は親へ「聞きたいことがあるのに自ら聞くのは難しい」という課題感が表れる結果となりました。
加えて、本調査では「家族で話したいこと、聞きたいことランキング」を公表。親から子・子から親・夫婦間のすべてで、伝えたいことの第1位は「愛・感謝」であることなどが分かりました。
「家族関係ごとの話しておきたいこと・聞きたいこと」に関する調査概要
調査概要:家族関係ごとの話したいこと・聞きたいことに関する調査
調査方法:インターネット調査(Google form)
調査期間:2024年10月27日〜同年12月13日
有効回答:20代~60代の106名(属性:子:104名 親:52名 夫婦:70名)
本調査の結果の概要
本調査では、子の65%に「親に伝えられていないけれど、伝えたいこと」があり、第1位は「愛・感謝」であること。76%に「親に聞きたいけれど聞けていないこと」があり、第1位は「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」であることがわかりました。
また、子から親に自ら伝えたいことを伝えたり、聞きたいことを聞いたりすることは、親から子、夫婦間と比較して「難しい」と感じる人が多い傾向も見えてきました。子から親へ伝えることが「(恐らく)できない」と答えた人は34%、聞くことが「(恐らく)できない」と答えた人は49%でした。親への同じ質問に対しては、子に伝えることが「(恐らく)できない」という回答が11%、聞くことが「(恐らく)できない」が21%であり、子と親の立場で差が出た結果となりました。
一方、共通点として、子から親、親から子、夫婦間のすべてで「伝えられていないけれど、伝えたいこと」の第1位は「愛・感謝」という結果になりました。
「聞けていないけれど、聞きたいこと」でも子から親、夫婦間では「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」が第1位。親から子では「不安・悩み・心配」が1位となり、家族の不測の事態となったときの意向や、家族の悩んでいることを理解したい傾向が共通して表れた結果となりました。
※1_「伝えられていないけど、伝えたいことはありますか?」の設問に対して「ある」と回答した人の割合
※2_各テーマへの「伝えたい度合い」を質問。5件法における「4.まあそう思う」と「5.とてもそう思う」の割合の合算
※3_「伝えたいテーマを伝えられそうか?」を質問。4件法における「1.できない」「2.恐らくできない」の割合の合算
※4_「聞けていないけど、聞きたいことはありますか?」の設問に対して「ある」と回答した人の割合
※5_各テーマへの「聞きたい度合い」を質問。5件法における「4.まあそう思う」と「5.とてもそう思う」の割合の合算
※6_「聞きたいテーマを聞けそうか?」を質問。4件法における「1.できない」「2.恐らくできない」の割合の合算
<オヤシル株式会社HPはこちら:https://oyashiru.com/>
項目ごとの結果詳細
1.【結果サマリ】伝えたい/聞きたいことの有無と自らできそうか?について(図1より)
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「伝えたいこと」も「聞きたいこと」も「ある」と答えた割合は<子から親>が最も多い
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「伝える」ことは<子から親>・<夫婦>では3人に1人が「(恐らく)できない」と答えた
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「聞く」ことが「(恐らく)できない」割合は<子から親>が最も多く49%、約2人に1人であった一方<親から子>・<夫婦間>では「(恐らく)できない」と答えた人は21%、19%と約5人に1人。子が親へ聞くことの難しさが傾向として発見された
2.【結果サマリ】伝えたい/聞きたいランキングについて
2.1_子から親の伝えたい&聞きたいランキング
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<子から親>への伝えたいことの第1位は「愛・感謝」で89%
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<子から親>への聞きたいことの第1位は「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」で83%。2位は「これからの願い」で75%。子は親の”これからのこと”を聞きたい傾向が表れた
2.2_親から子の伝えたい&聞きたいランキング
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<親から子>への伝えたいことの第1位は「感謝・愛」で71%
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<親から子>へ聞きたいことの第1位は「不安・悩み・心配」で86%、2位は僅差で「これからの願い」で82%
2.3_夫婦間の伝えたい&聞きたいランキング
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<夫婦間>で伝えたいこと第1位は「愛・感謝」で73%。2位は僅差で「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」で70%
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<夫婦間>で聞きたいこと第1位は「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」で73%、2位は「これからやりたいこと・願い」で65%。<親から子>と同じく、”これからのこと”を聞きたいという傾向が表れた
共通点
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すべての関係性で「愛・感謝」が伝えたいテーマ第1位に
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<子から親><夫婦間>の聞きたいことでは「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」「これからやりたいこと・願い」が1位、2位と並んでおり、”これからのこと”を聞きたい傾向が共通して表れた
オヤシルインタビューについて
今回の調査結果から、子から親へ聞きたいことが「ある」と答えた方の割合は、他のどの家族関係に比べても多く、また自分では「(恐らく)できない」と感じる割合も多い「聞きたいけど難しい」傾向が見えてきました。
オヤシルでは、子の「親のことを知りたい」という気持ちに伴走するサービス、オヤシルインタビューを提供しています。子が聞きたい内容は、親にとっても「答えのない(”これから”を考える)テーマ」であることが多いです。オヤシルインタビューでは、子の代わりに想いとスキルのあるインタビュアーが親御さんのこれまでの豊かなエピソードをじっくり聴きながら、一緒に答えのないテーマ(それはもしものときのことや、これからの願いも含まれます)への考えを深め、言葉にする時間をご一緒します。そしてそのインタビューの内容を記事や録画として、ご家族の大切な共有体験に関わらせていただいております。
<オヤシルインタビュー:「ライフタイムカプセル」のサービスHPはこちら>
<オヤシル株式会社HPはこちら:https://oyashiru.com/>
企業概要
本社所在地:東京都渋谷区
代表取締役:武田 勇
事業内容 :「自分も家族も大切にできる老後」を目指し、親子間での伝えておきたい”愛や感謝”、聞いておきたい”これからの願い”やもしものときの意向”の共有において「家族だけで向き合わなくていい」という選択肢となるため「オヤシルインタビュー」を中心に事業展開
設立 : 2024年5月15日
Website :https://oyashiru.com/
お問合せ先:isamu.takeda@oyashiru.com
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会話意向があるのは4割、若い世代ほど意向が強い傾向に。話そうとしている内容は1位「健康状態」2位「老後の資金計画や経済面」3位「生前整理・遺品整理」の一方、会話しない理由では心構えや準備の課題も
事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLのグループ会社である株式会社LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人)が運営する業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」は、年末年始の帰省タイミングに向けて、「帰省時の介護・老後に関する親とのコミュニケーション意向調査」を実施しました。
まもなく年末年始の帰省シーズン。2025年は介護関連のテーマがますます身近になることが予想される中、親とのコミュニケーション意向は?
まもなく来る年末年始、実家への帰省を予定している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ライフステージにもよりますが、帰省の際に親との会話で出てくるのが介護や老後の生活に関する話題。特に2025年は団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)になることで、社会の高齢化がさらに進むこともあり、介護に関連するテーマはますます身近になっていくことが予想されます。
そこで「LIFULL 介護」では、年末年始の帰省のタイミングに合わせて、今年の年末年始(2024年12月下旬~2025年1月上旬)に実家への帰省予定がある全国の30~50代の男女656名を対象に、「帰省時の介護・老後に関する親とのコミュニケーション意向調査」を実施しました。
調査結果サマリー
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年末年始の帰省時、介護や老後に関して親と会話意向があるのは4割。若い世代ほど意向が強い結果に。
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話そうとしている内容は1位「健康状態」2位「老後の資金計画や経済面」3位「生前整理・遺品整理」。
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親と介護や老後について話さない理由では「具体的に何を話せばいいかわからない」、「話を切り出すタイミングがない/わからない」、「自分から話していいかわからない」など心構えや準備に関する課題も
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「親の介護や老後に関して不安に感じていること」は1位「仕事と介護との両立」2位「精神的な負担・ストレス」3位「介護にかかる費用と負担者」。親の介護にかかわることで受ける自身への影響を不安視。
■ 調査結果
年末年始の帰省時、介護や老後に関して親と会話意向があるのは4割。若い世代ほど意向が強い結果に。
「今年の年末年始(2024年12月下旬~2025年1月上旬)の帰省時に、ご自身の親に介護や老後について何らかの話をしようと考えているか」については、「考えている」が20.0%、「まぁ考えている」が23.5%となり、約4割が年末年始の帰省の際に親と介護や老後についてコミュニケーションをとる意向があることがわかりました。
また、30代~50代のそれぞれの世代別でみてみると、30代では「考えている」と「まぁ考えている」が合わせて52.8%なのに対して、40代では41.8%、50代では38.4%となっており、若い世代ほど意向が強いことが明らかになりました。若い世代は、自身もまた親の立場になったことで親の老いが気になるようになった、自身の経済状況に余裕がある状態ではないため、親の介護に対する危機意識が強いなどが背景として考えられます。
話そうとしている内容は1位「健康状態」2位「老後の資金計画や経済面」3位「生前整理・遺品整理」。
年末年始に親と介護や老後について話す意向がある方を対象にきいた「親の介護や老後について親と話そうとしている内容」に関しては、「健康状態について」が53.7%と最も多い結果となりました。次いで多かったのが「老後の資金計画や経済面について」で36.8%、「片付け(生前整理・遺品整理)について」で36.5%となりました。
親と介護や老後について話さない理由では「具体的に何を話せばいいかわからない」、「話を切り出すタイミングがない/わからない」、「自分から話していいかわからない」など心構えや準備に関する課題も。
年末年始に親と介護や老後について話す意向がない方を対象にきいた「親に介護や老後について話そうとしない理由」に関しては、全体で最も多かったのが「現時点で話す必要性を感じていないから」で45.8%となりました。特に30代においては60.9%となっており、親世代が比較的若いため必要性を感じていない可能性があります。
また、全体の数値を見ると「具体的に何を話せばいいかわからないから」が25.3%、「話を切り出すタイミングがない/わからないから」が17.3%、「あなたから話していいのかわからないから」が15.6%となっており、親と介護や老後について話すことに対する気後れのようなものが見られ、心構えや準備に関する課題が見られます。
「親の介護や老後に関して不安に感じていること」は1位「仕事と介護との両立」2位「精神的な負担・ストレス」3位「介護にかかる費用と負担者」。親の介護にかかわることで受ける自身への影響を不安視。
「親の介護や老後についてあなた(回答者本人)が不安に感じること」について、もっとも多かったのは「あなた自身の仕事と介護との両立」で42.2%となりました。また、「あなた自身の精神的な負担・ストレス」が38.6%、「介護にかかる費用と負担者」が25.6%、「あなた自身の体力や健康状態」が25.5%となっており、回答者本人に関連した事柄が上位を占めていることから、親の介護にかかわることで、自身にどれくらい影響がでるかに不安を抱く人がより多いことが見てとれる結果となりました。
「LIFULL 介護」編集長 小菅秀樹(こすげひでき)のコメント
年末年始が近づくと「帰省時は親と話し合いを」という話題をよく耳にしますが、今回の調査では介護や老後について話そうと考えている方は4割程度にとどまりました。
「何を話せばいいかわからない」「話を切り出すタイミングが難しい」といった理由から、話し合いに踏み切れないケースも多いようです。唐突に介護や親の経済状況について切り出すのは親にとっても負担かもしれません。まずは「生活で困っていること」や「健康面で不安なこと」といった、親の日常に寄り添う質問から始めましょう。
ただし親が「まだ大丈夫」と言っても鵜呑みにする事は危険です。親は子供に心配をかけまいとギリギリまでSOSを出しません。持病の有無やどんな病院に通っているのかも併せて確認することもおすすめします。
また、一度の帰省ですべてを話し終える必要もありません。対話を重ねる中で家族のつながりを感じられるようになれば、話しにくいことも自然に話せるようになるでしょう。まずは親の生活に関心を寄せること。それが高齢の親を支える第一歩となるはずです。
調査概要
調査期間:2024年12月13日〜2024年12月14日
調査主体:株式会社LIFULL senior
調査対象:実親(両親もしくは一方)が存命で、かつ実親と別居しており、今年の年末年始(2024年12月下旬
~2025年1月上旬)に自身の実家に帰省予定がある30~50代の全国の男女656名
調査方法:インターネット調査
※小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
株式会社LIFULL senior について
「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決するさまざまな事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があり、今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大していきます。
株式会社LIFULL senior 概要
会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)
所在地:東京都千代田区麹町1丁目4−4
代表取締役:泉 雅人
設立:2015年7月1日
事業内容:
老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営
遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営
介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
自治体向け買い物弱者支援ツール『買い物コネクト』の運営
介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営
https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/
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シニア専門の調査会社 コスモラボ (会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)が年末の大掃除に関する市場調査・アンケートリサーチのレポートをリリースいたしました。
シニア・高齢者に特化したマーケティングリサーチ コスモラボ
調査のポイント
▶︎ 年末の大掃除は12月中旬から開始が主流
年末の大掃除の開始時期に関する調査では、回答者の34.89%が12月中旬から大掃除を始めると回答しました。12月下旬に始める回答者も32%と多く、大掃除は12月の後半に集中する傾向があることがわかります。年齢層に関わらず、この時期に大掃除を行う文化が根付いていると考えられます。
▶︎ シニア層の多くは家事代行サービスの利用経験なし
大掃除の業者利用経験についての調査結果では、「頼んだことがないし、頼みたいと思わない」が58.3%を占めており、シニア層の多くが家事代行サービスに消極的であることが窺えます。
一方、「頼んだことはないが頼んでみたい」と回答した人も35.4%と一定数存在しており、サービスへの興味が広がりつつあることも確認されました。
▶︎ 大掃除をしない理由に体力的負担の大きさが挙がる
大掃除を行わない理由については、「体力的な負担が大きい」という回答が38.8%と最も多く、シニア層における体力的制約が大掃除の実施に影響を与えていることがわかります。
次いで多かったのが「普段こまめに掃除をしている」で35.9%。日常的な掃除の習慣があるため、大掃除の必要性を感じない人も一定数いることがわかりました。
1:年末の大掃除は例年いつから開始しますか(有効回答者数:452名)
年末の大掃除の開始時期について、「12月中旬から開始」が34.9%、「12月下旬から開始」が32%を占めています。これにより、シニア層の多くが12月後半に大掃除を行う傾向が見られ、年末のスケジュールに合わせて計画を立てる習慣が根付いていることが窺えます。また、「大掃除はしない」と答えた人は7.3%に留まっており、大掃除の実施率が依然として高いことも特徴的です。
2:これまで年末の大掃除を業者(家事代行・ハウスクリーニング)に依頼したことはありますか(有効回答者数:444名)
シニア層における家事代行サービスの利用経験について、「頼んだことがないし、頼みたいと思わない」が58.3%と過半数を占め、業者利用には消極的な意識が強いことがわかります。一方で、「頼んだことはないが、頼んでみたい」という回答も35.4%あり、将来的に家事代行の需要が増える可能性も考えられます。業者利用が高齢化に伴う負担軽減手段として認識されつつあると考えられます。
3:今年は年末の大掃除をする予定ですか(有効回答者数:452名)
今年末の大掃除の予定についての質問では、「大掃除をする予定」が81.6%と大多数を占めており、シニア層においても大掃除の実施意向が強いことがわかります。「大掃除をしない予定」と答えたのは18.4%で、理由としては後述のように体力的な負担や日常的な掃除習慣が背景にあると考えられます。
4:年末の大掃除は何をすることが主な目的ですか(複数回答可、有効回答者数:386名)
年末の大掃除の目的として、「普段、掃除できないところをきれいにする」が75.9%と最も多く、次いで「物を整理する」(45.9%)や「捨てる・処分する」(45.1%)が挙がりました。これにより、シニア層にとって年末の大掃除は普段行えない箇所の清掃や不要物の整理が主な目的であることが示唆されます。年末に向けて生活環境を一新し、気持ちを整えるための文化的行事と捉えられているようです。
5:年末の大掃除で特にきれいにしたい箇所(有効回答者数:388名)
大掃除で特にきれいにしたい箇所として、「窓・網戸」が67.5%、「レンジフード・換気扇」が61.1%と高く、家の外部やキッチン周辺に多くの回答が集まっています。これらは日常の掃除では手が回りにくい部分であり、大掃除のタイミングで重点的に取り組む対象とされていることがわかります。年末の大掃除を機に、日常的な掃除が難しい場所を年末の大掃除でリフレッシュさせたいという意識が、シニア層に浸透していると考えられます。
6:2023年末の大掃除をしない理由(複数回答可、有効回答者数:103名)
年末の大掃除を行わない理由として、「体力的な負担が大きい」が38.8%と最も多く、続いて「普段こまめに掃除をしている」(35.9%)が挙げられました。シニア層にとって体力的な負担が大掃除の実施を難しくする要因となっている一方で、日常的な掃除の習慣があるため、大掃除の必要性を感じない人も一定数いることがわかりました。このことから、シニア層の掃除意識と健康状態が大掃除の実施に影響を与えていることがわかります。
総評
今回の調査から、シニア層における年末の大掃除に対する意識や行動パターンが明らかになりました。多くのシニア層は年末の大掃除を12月の後半に計画しており、普段行き届かない場所の清掃や、物の整理を目的として実施し、新年を新鮮な気持ちで迎えるための行事として根付いています。
また、大掃除を行う意向が強い一方で、体力的な負担や日常的な掃除習慣により、大掃除を行わない選択をする人も存在します。家事代行サービスの利用に関しては「頼みたいとは思わない」という回答が多く見られる一方で、一定の関心があることも明らかになりました。これは、年齢とともに増加する清掃の負担を感じているシニア層が将来的に業者の利用を検討する可能性があることを示唆しています。
総じて、シニア層の年末の大掃除は「自宅のリフレッシュと新しい年を迎える準備」として根付いている文化的要素が強いといえます。
【コスモラボについて】
コスモラボは、シニア・高齢者に特化したマーケティングリサーチサービスを提供しています。
主に60歳以上の15万人のシニア会員を対象に、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステスト(HUT)など、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。
調査のご依頼や取材に関するお問い合わせは以下よりお願いいたします。
コスモラボとは?
過去の調査レポート
調査料金
【調査概要】
◾️調査方法:ネットリサーチ・対面回収
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :20代から80代の男女 452人
◾️回答総数:452
◾️調査対象期間:2023年12月6日~7日
【データのご利用に関して】
調査データの引用および転載の際は、必ず「出典:コスモラボシニア世代の年末の大掃除に関する調査レポート」と明記いただき、あわせて広報担当まで連絡をお願いいたします。
なお、Webページにて引用・転載される場合は、記事リンク(https://prtimes.jp/draft/e8c9b37b9dbe0a5ded9fdc1c68c5)もあわせて掲載をお願いいたします。
【会社概要】
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://cosmolab.jp
関連記事
簡単入力、初期費用なしですぐ始められる、電話による新しい見守りAIサービス
人とAIの新たな関係をデザインするStarley株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:丸橋得真、以下「Starley」)は、2024年12月23日(月)に家族をつなぐAIサービス「茶の間Cotomo(ちゃのまことも)」をリリースしました(特許出願中 特願2024-220968)。本サービスは、2024年8月から横須賀市で実施している実証実験のデータ、および累計返答回数が4億回を突破した音声会話型おしゃべりAI「Cotomo」で培った知見と技術を活用しています。
「茶の間Cotomo」は、簡単なセットアップで、毎日決まった時間におしゃべりAIから電話(※1)がかかってくるサービスです。電話でAIと会話をすることで、高齢者(以下「話し手」)にとって毎日の楽しみが生まれ生活リズムが整うだけでなく、離れて暮らす家族(以下「サポーター」)にも安否が自然と伝わります。また、会話内容をもとに話し手の気分や状況を簡単なレポートにまとめられ、サポーターのスマートフォンに送信されます。
日本では高齢者のひとり暮らしが増加しており、2023年6月1日時点で、日本の65歳以上の高齢者単独世帯は約855万3千世帯で、全世帯の約15.7%を占めています。(※2)また、高齢者の孤独や会話の減少は、認知症リスクを高める要因とされています(※3)。こうした社会的背景から、日常的な対話を通じた心のケアや脳の健康維持の重要性が高まっています。
Starleyでは、高齢者の生活に安心を届けるための総合的なサービス提供を目指し、東北大学スマート・エイジング学際重点研究センターと連携して2024年9月より共同研究を開始し、AIとのおしゃべりが高齢者の認知、心理機能に与える影響を検証しています。また、引き続き横須賀市との協働を推進するとともに、今後は、もしもの時の駆けつけサービスなどとの連携を模索していきます。
Starleyは、今後もAI技術を生かした革新的なソリューションで社会的課題の解決に取り組んでいきます。
「茶の間Cotomo」サービス概要
サービス名 |
茶の間Cotomo(ちゃのまことも) |
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サービス開始日 |
2024年12月23日(月) |
料金 |
有料
詳細: 【固定電話へかける場合】 年額プラン 32,780円(税込)/年(1カ月あたり2,731円) 月額プラン 2,980円(税込)/月 ※基本料金980円に固定電話向け通話料2,000円と発信のシステム運用費用を含みます。 【携帯電話、スマートフォンにかける場合】 年額プラン 43,780円(税込)/年(1カ月あたり3,648円) 月額プラン 3,980円(税込)/月 ※基本料金980円に携帯電話またはスマートフォン向け通話料3,000円と発信のシステム運用費用を含みます。 |
キャンペーン |
内容:リリースを記念してキャンペーンを実施します。以下の期間中に年額プランを申し込まれた方は、10カ月分の料金で12カ月ご利用できます。
詳細: 【固定電話へかける場合】 年額プラン 32,780円(税込)/年 → 29.800円(税込)/年 【携帯電話、スマートフォンにかける場合】 年額プラン 43,780円(税込)/年 → 39,800円(税込)/年 申込期間: 2024年12月23日(月)〜2025年2月28日(金) |
サービスサイト |
注意事項:無料体験版を利用するには、Gmailのメールアドレスが必要です。 |
※1 固定電話やスマートフォンなど電話回線でのすべての通話を含みます
※2 厚生労働省『2023年国民生活基礎調査の概況』
※3 斉藤雅茂 近藤克則 尾島俊之『健康指標との関連からみた高齢者の社会的孤立基準の検討』日本公衛誌 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/62/3/62_14-071/_article/-char/ja/
以上
Starley株式会社(読み:スターレー)について
Starleyは、人とAIの新たな関係性をデザインし、普遍的な日常に溶け込むプロダクトを開発しています。人々の側に立つAIを創り、人と人、人とAIの新しいコミュニケーションのあり方を見つけながら、世界中のすべての人に寄り添う体験の提供を目指します。
会社概要
名称 :Starley株式会社
所在地 :東京都港区赤坂5-2-33
代表者 :代表取締役 丸橋 得真
設立 :2023年4月
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シニア世代のための住まい(スマ)と暮らし(クラ)を見直す「スマクラ健康診断」と相談会を通じて空き家課題解決に貢献する活動を実施します
中古住宅流通促進の新しい販売手法として、日本の住まいや暮らしに合わせ、住まいの価値や暮らしの質を高める日本版ホームステージング※1の普及およびホームステージャー※2の育成を行う一般社団法人日本ホームステージング協会(東京都江東区/代表理事:杉之原冨士子、以下「当協会」)は2024年11月11日に開催されたホームステージングフォーラム2024において、2025年の活動目標として「ホームステージングで空き家の課題解決に貢献する」と発表いたしました。
2024年4月に総務省が公開した全国の空き家数は900万戸となり、毎年空き家が増加している状況です。
当協会では、空き家を利活用することだけでなく、空き家発生の予防につながる活動を同時に進めていく必要があると考えています。
現在の住まいと暮らしを見直すことにより、「今だけでなくこれからの住まい」を意識することが空き家予防につながると考えています。
そこで、シニア世代のための住まいと暮らしの健康診断ができる『セルフチェック・スマクラ健康診断』を発表いたしました。
いつかは直面することになる家や実家の問題を、50歳を迎えるプレシニアのうちから、身体の健康診断と同じように、今の住まいと暮らしを見直すことで、自身の問題として意識していただくことを目的としたスマクラ健康診断です。
当協会では、2024年3月からシニアホームステージング企画として、シニアの住まいや暮らしを見直し、暮らしの質を向上させるための活動を行っています。その中で、64名のシニア世代のセミナー参加者にアンケートを実施しました。
■現在不安に思っていること、悩んでいることは?(上位3位)
1.健康 2.家や実家 3.親
■家や実家のことで問題が起こるか?
■家や実家の問題とは具体的に何ですか?
この回答で特に多かったのは、「片づけに困っている」ということでした。
そこで、シニア世代の片づけの悩みなど住まいと暮らしのお悩みごとを専門家と一緒に考えるスマクラ相談会を2025年1月24日(金)にセミナーと相談会を開催いたします。
スマクラ健康診断で赤信号、黄信号の方は、ぜひ相談会にご参加いただきますようお願いいたします。
◎シニア世代のスマクラ相談会(住まいと暮らしの相談会)
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開催日:2025年1月24日(金)
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会 場:豊洲文化センター第5研修室(東京都江東区)
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時 間:14:00~16:00
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参加費:3,300円(税込)
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定 員:18名
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シニア世代の片づけ現場を多数経験している講師(ホームステージャー認定講師)がご相談をお受けいたします。
■ホームステージングとは※1
空間を演出することで、住まいの価値や暮らしの質を高めることをホームステージングと定義しています。ホームステージングをすることで、不動産流通促進に貢献します。
当協会のホームステージャー認定講座は、片付け・掃除・廃棄・保管これらに関連する物流知識・インテリア・小物の活用、遺品整理など、日本独自のホームステージングに必要な専門知識やスキルで構成されています。
※2 ホームステージャー:住まいや暮らしの悩みを解決するホームステージングの知識や技術を習得した資格取得者
■日本ホームステージング協会について
日本ホームステージング協会は、日本の住宅事情に合った日本独自のホームステージングの普及とホームステージャーの育成を目的に2013年に設立しました。日本でも空き家対策、中古住宅流通の拡大などで、今後益々必要となるホームステージングをより多くの方に認知してもらえるよう努めています。当協会では、ホームステージングの実態調査をまとめたホームステージング白書も毎年発行しています。
一般社団法人 日本ホームステージング協会 広報事務局
一般社団法人日本ホームステージング協会 代表理事:杉之原冨士子
設立:2013年8月19日
事務局:〒135-0042 江東区木場6-4-2 KIビル4F
URL: https://www.homestaging.or.jp
メール:customer@homestaging.or.jp
TEL 03-6810-5708 FAX 03-6810-5718
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「笑って健康!子どもも大人も お笑いの力で元気に!」シンポジウム開催
吉本興業は「笑いの力で地域を元気に!」を標榜し、全国で「住みますプロジェクト」を展開して各地域の皆様と協業しながら地域活性化に注力しています。
その一環として、2022年より、国立長寿医療研究センターと立命館大学の研究に協力し、「笑うこと」が高齢者や介護者の「こころ」や「からだ」の健康、そして生活の質向上につながるか、を科学的に検証してきました。さらに、2024年8月より神奈川県茅ケ崎市で、高齢者や介護者に加え、子どもやその保護者も含めた幅広い対象に向けて、「お笑いプログラム」の効果を調査する取り組みを開始しています。この度、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターが主催し、立命館大学、湘南幼児学園が共催する形で、シンポジウム「笑って健康!子どもも大人も お笑いの力で元気に!」が開催されることとなり、弊社より、京都府住みます芸人の木下弱が出演することとなりました。
本シンポジウムでは、「お笑いプログラム(Petit笑店)」やこれまでの取り組みの効果を紹介するとともに、世代を超えた参加型アクティビティを通じて、楽しく認知症予防と進行予防に取り組む方法を共有します。どなたでも気軽に参加いただきながら、健康づくりだけではなく、共生社会実現のための啓発の機会を提供致します。
【開催概要】
日時:2024年12月21日(土)13:00~15:45(開場12:20)
会場:茅ヶ崎市うみかぜテラス(オンライン同時配信)
参加費:無料
対象:どなたでもご参加いただけます
【シンポジウム内容】
1.お笑いと健康の科学的効果:笑いが社会情緒的スキルや健康に与える影響を解説。
2.体験型アクティビティ「Petit笑店」プログラムの体験:楽しみながら学べるプログラムを実施。
3. 最新情報の提供:軽度認知障害や認知症の現状と予防策についての解説。
【本シンポジウムの目的】
1:認知症予防と進行予防を広く啓発し、地域社会での取り組みを促進。
2:笑いを活用した健康的な生活習慣の実践方法を共有。
3:家族や地域コミュニティ全体のWell-being向上を目指す。
【主催・共催・協力】
主催:国立長寿医療研究センターもの忘れセンター
共催:立命館大学、湘南幼児学園
協力:吉本興業 助成事業:上廣倫理財団
木下 弱 コメント
一緒に笑って
一緒に健康について
考えましょう!
僕は木下弱ですが、
このイベントは
楽しさ強です!
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プレシニア向け旅行雑誌『ノジュール』がアンケート調査結果を発表
JTBグループで旅行・ライフスタイル情報を提供する株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:盛崎宏行)は、50歳以上をメインターゲットとする月刊誌『ノジュール』(年間定期購読誌)の読者を対象に、「ひとり旅」に関するWEBアンケート調査を実施しました。
※前回のWEBアンケート調査報告はこちら https://jtbpublishing.co.jp/topics/CL000673
「ひとり旅」に関するアンケート調査概要
■調査機関:2024年11月13日~11月24日
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:ノジュール読者(メルマガ登録者のみ)
■有効回答数:857名 ※うち、ひとり旅経験者は742名で全体の86.6%
※調査主体および本調査結果をもとにした『ノジュール1月号』ひとり旅特集に関して、ノジュール編集部(JTBパブリッシング)への取材も可能です。
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ノジュール編集部調べ」と明記をお願いいたします。
<本件に関するプレスリリースPDF>
d24732-447-8fc78a3b238fdd426b178a7f653cc8d8.pdf
ひとり旅の目的は歴史散策!
ひとり旅の楽しみ方として好まれているのは歴史散策が最も多く、全体の48.3%。城や遺跡などを巡る旅に人気が集まっています。男女別に見ると、男性は51.1%と半数以上。女性も43.6%と高い数値でした。年代別に見ると、60代以上の51.7%が歴史散策を好んでおり、50代以下の41.2%との差は約10%ありました。一方で、温泉旅は、年齢ごとの大きな差はなく、温泉旅館でのんびり過ごしたいと思う気持ちは、どの年代も共通のようです。神社仏閣めぐりについても、年代性別を問わず好まれており、御朱印集めが旅の目的のひとつになっている人も多いようです。そのほか、美術館めぐりについては、男性が17.5%なのに対し、女性は41.8%と男女差があらわれる結果となりました。
ひとり旅で訪れたことのある都道府県1位は京都!
ひとり旅経験者のうち、約6割が、ひとりで京都を訪れています。ひとり旅の目的として高い割合を占めている「歴史散策」や「神社仏閣めぐり」には、うってつけの場所であること、交通網が充実していることなどから、ひとり旅初心者でも気軽に旅を楽しめることが理由のようです。以降は、東京、大阪、神奈川など都市部が名前を連ねる中、松本城や善光寺など、国宝を有する長野県が3位にランクインしました。
今後、ひとり旅で訪れたい都道府県1位は北海道!
今後、ひとりで訪れたい旅先は、47都道府県それぞれに分散されたものの、10%以上の差をつけて北海道が28.6%で1位でした。特に、男性だけで見ると、38.7%と高い数値となりました(女性は21.0%)。鉄道、飛行機ともにアクセスもよく、さまざまな魅力が集まる函館という声が多いなか、知床半島や礼文島、網走などの遠方や、道内一周といった、時間的余裕のある世代ならではの声も見られました。女性だけで見ると、1位は22.3%で京都が根強い人気。何度でも訪れたい場所のようです。そのほか、沖縄は各離島、島根は隠岐、鹿児島は奄美や屋久島、長崎は壱岐、対馬など、島旅をあげる人も目立ちました。
誰にも気を使わず自分のペースで楽しめるのがひとり旅の醍醐味!
ひとり旅をする理由は、「誰にも気を使わず自分のペースで楽しめるから」が圧倒的多数で、94.2%。次いで、「ひとりだからこその没入感と感動を味わえるから」が、38.1%。「一緒に行く人がいないので仕方なく」といったネガティブな理由は少数派でした。自分の興味関心事に集中して向き合い、自分の価値観で自由気ままに楽しめる「ひとり旅」を積極的に楽しんでいる様子がうかがえる結果となりました。
●『ノジュール』1月号では「冬の京都、ひとり旅」を大特集!
1月号では、「特別公開を巡る旅」や、「伊藤若冲を探す旅」、「新国宝・萬福寺を知る旅」など、旬の話題が詰まった京都旅の決定版をお届けします。そのほか、地元美食家がおすすめする“ひとり京ごはん”の紹介など、思い立ったらすぐ行ける「ひとり旅」に役立つ情報が満載です。
『ノジュール』1月号は、2024年12月末発行。年間定期購読受付中です。
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高齢者・障がい者も安心して旅に出られる社会へ!心ときめく移動をお手伝い
ビッグホリデー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:岩崎 安利)は創業60周年を迎え、高齢者や医療的ケアが必要な方々も安心して旅行を楽しめる「介護タクシー旅行手配サービス」を開始しました。
本サービスは旅行会社様へ新たな付加価値を提供し、介護タクシーの手配をはじめ、宿泊施設との連携を通じて、安心・快適な「旅行」をサポートします。
■サービスの紹介
「介護タクシー旅行手配サービス」は旅行・観光のほか冠婚葬祭や日常のお買い物等、様々なシーンで利用者様のご要望にお応えします。
130万件以上の実績を持つ経験豊富な担当業者が利用者様に不安を感じさせないよう必要に応じたサポートで、安心・安全に介護タクシーでの移動を実現します。看護師、酸素、カテーテル、フルリクライニング車椅子などの高度な医療技術や医療機器の手配も対応しております。現在は東京および神奈川発を中心とした首都圏エリアからの対応となりますが、今後対応エリアを段階的に拡大してまいります。新たな顧客層へのアプローチとして、ご利用ください。
本サービスの詳細・お問い合わせはこちらからご確認ください。
■利用者様の思いを形に、旅行商社を目指しての挑戦!
ビッグホリデーは本サービスを新たな軸とし「旅行商社」としての価値向上を目指します。顧客満足を最優先に商品やサービスを提供し、長寿と健康を目指す社会において「旅行」という体験が心身の活力源となるよう、サービスの充実と拡大に努めてまいります。
■会社概要
ビッグホリデーは国内旅行・海外旅行・スキーツアーの企画から販売、催行までを手がける総合旅行会社として長年にわたり数多くの旅行やレジャーを提案、実施しております。
2024年に創業60周年を迎えました。これからも一人でも多くのお客様に旅行を含めた余暇の楽しみ方を提供し、お客様と共に歩み続けてまいります。
社名 : ビッグホリデー株式会社
所在地: 東京都文京区本郷3-19-2 BHビル
TEL : 03-3818-5111(代表)
創業 : 1964年4月1日
資本金: 8千万円
登録 : 観光庁長官登録旅行業第576号
資格 : 日本旅行業協会(JATA)正会員
国際航空運送協会(IATA)公認代理店
全日本空輸(ANA)指定代理店
JRグループ委託販売会社
旅行業公正取引協議会会員
ボンド保証会員
URL : ビッグホリデーコーポレートサイトはこちら
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冷凍スープ4種類を詰め合わせた「食べやすさに配慮したスープセット」をご用意。
株式会社スープストックトーキョー(本社所在地:東京都目黒区、取締役社長: 工藤萌)は、2024年12月18日 よりSoup Stock Tokyo公式オンラインショップにて、「食べやすさ配慮食」の販売を開始します。「食べやすさ配慮食」は、年齢を重ねた方、障がいがある方、歯の治療中でかたいものを食べられない方など、さまざまな理由で「食べる力」に不安がある方に寄り添う食事です。あらゆる方が一緒に一つの食卓を囲み「おいしい」を分かち合えるように、という想いを込めました。食材を柔らかくなるまで煮込むという「スープ」が持っている個性を活かし、食材のかたさ・なめらかさの観点から、食べやすさを基準に選んだ商品をご用意します。ご家族・ご友人で同じスープを一緒にお楽しみいただけます。
この度、「食べやすさに配慮したスープセット」として、人気の冷凍スープ4種類を詰め合わせてお届けいたします。
「食べやすさ配慮食」は、摂食嚥下障がいのあるお子さまを持つ一人のお客さまからいただいた「同じ食事を、同じ食卓で楽しめるようになりたい」 というお声と、 Soup Stock Tokyoが創業当初から掲げる「Soup for all!」の想いが重なり、はじまりました。
あらゆる人が一つの食卓を囲み、笑い合い、温かな食事をとってほしい。
私たちは、食の制約(フードバリア)を取り除き、一つの食卓を実現する「Soup for all!」の活動を推進しています。
Soup Stock Tokyo公式オンラインショップ:https://ec.soup-stock-tokyo.com/
スープストックトーキョーの「食べやすさ配慮食」
「食べやすさ配慮食」には、日本介護食品協議会から認定された「ユニバーサルデザインフード」と、具がないポタージュタイプの「なめらかスープ」の2種類をご用意しています。
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ユニバーサルデザインフード
日本介護食品協議会から認定された「ユニバーサルデザインフード」(UDF)とは、日常の食事から介護食まで、幅広くお使いいただける、食べやすさに配慮した食品です。食品のかたさや粘度に応じて「容易にかめる」「歯ぐきでつぶせる」「舌でつぶせる」「かまなくてよい」の4つの区分に分類されています。
2024年12月現在、Soup Stock Tokyoでは、「白い野菜のミネストローネ(容易にかめる)」と、「ミネストローネ(歯ぐきでつぶせる)」の2商品が認定されています。商品パッケージには、日本介護食品協議会が定めた規格に適合した商品につけることができるマークが付与されております。
*マークの付与されていない商品については対象外です。
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なめらかスープ
具がないポタージュタイプの 「なめらかスープ」は、自社基準において製造工程で濾し器を通している商品です。外部認証を取得し製造している介護食用途の商品ではありません。
*原料事情や・製造工程により多少なめらかさに個体差がございます。
※嚥下対応の為のとろみに関しては対応しておりません。お客さまご自身でとろみ剤等の使用をお願いいたします。
※ 特に体調にご不安がある方は医師へのご相談を行うなど、お客さまご自身の判断にてご利用いただくことをお願いしております。
「同じ食事を同じ食卓で楽しみたい」はじまりは、一人のお客さまから
Soup Stock Tokyoの「食べやすさ配慮食」は、2022年にルミネ立川店にて店内飲食のサービスとしてスタートしました。この取り組みのきっかけは、摂食嚥下障がいがあるお子さまを持つ一人のお客さまが私たちに声をかけてくださったことでした。一緒に取り組みをすると決めて進めていく中で、「食の選択肢」の少なさなど、私たちが当たり前と思っていたことが当たり前ではなかったと気づかされることばかり。
中でもはっとさせられたのは「同じ食事を、同じ食卓で食べられるようになりたい」という言葉でした。
こういった気づきは、色々な野菜や具材を柔らかくなるまで煮込んでいるスープだからこそできることがある、と再認識するきっかけとなりました。
場所にとらわれず、「食べやすさ配慮食」をより多くの方にお届けし、ご自宅で”同じ食事を同じ食卓で囲むひと時”をお楽しみいただきたい。
そんな想いから、この度新たに、いつでも、どこでもご利用いただけるオンラインショップでの取り扱いをスタートしました。
UDF商品と「なめらかスープ」から人気のスープをセットでお届け
「食べやすさ配慮食」のメニューの中から、とっておきのスープ4種類を詰め合わせた「食べやすさに配慮したスープセット」をご用意いたします。
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「食べやすさに配慮したスープセット」商品ラインナップ
白い野菜のミネストローネ(UDF 区分・容易にかめる)
ソテーした玉葱や白いんげん豆、じゃがいも、にんにく等に西洋牛蒡や根セロリを加えブイヨンで煮込みました。野菜の甘みと旨味が溶け込んだスープです。
ミネストローネ(UDF 区分・歯ぐきでつぶせる)
イタリアの太陽をさんさんと浴びて育った甘くて味の濃い”粗ごしトマト”をたっぷり使いました。野菜のおいしさが詰まったベジタリアンスープです。
とうもろこしとさつま芋のスープ(なめらかスープ)
北海道産のスイートコーンと国産のさつま芋のおいしさを、十二分に発揮させました。素材だけの、優しい甘さが自慢です。
北海道産かぼちゃのスープ(なめらかスープ)
かぼちゃのおいしさが詰まった濃厚なスープです。その年ごとにかぼちゃの品種を選び、砂糖を使わず素材の味を楽しめるスープに仕上げています。
-
「食べやすさに配慮したスープセット」内容、価格
ご家族やご友人と一緒に同じメニューをお楽しみいただけるように、 同じメニューを複数詰め合わせたセットもご用意しています。
セット名 |
セット内容 |
販売価格(送料・税込) |
---|---|---|
食べやすさに配慮した4スープセット |
4種類×各1パック |
3,760円 |
食べやすさに配慮した8スープセット |
4種類×各2パック |
6,120円 |
食べやすさに配慮した12スープセット |
4種類×各3パック |
8,480円 |
食べやすさに配慮した16スープセット |
4種類×各4パック |
10,840円 |
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「食べやすさに配慮したスープセット」購入方法
販売開始日:2024年12月18日(水)10:00~
販売場所:Soup Stock Tokyo公式オンラインショップ https://ec.soup-stock-tokyo.com/
※楽天市場店、Amazon店、Yahoo!ショッピング店での取り扱いはありません。
お好みで自由な組み合わせも
「食べやすさ配慮食」対応メニューは、お好きなスープやカレーを自由に組み合わせてご注文いただける「選べるスープとカレーのセット」や、毎月お好きな冷凍スープがご自宅に届く定期購入サービス「スープの種類を自由に選べる『サブスク』コース」でもお選びいただけます。
*選択肢には「食べやすさ配慮食」非対応メニューも含まれております。
Soup for all!
スープストックトーキョーが創業当初から掲げている「Soup for all!」への想いとは、あらゆる人が一つの食卓を囲み、笑い合い、温かな食事をとれること。
しかし、健康上の理由やさまざまな制約、またはその人の主義や信条によって、同じものを食べることができなかったり、自分の存在が誰かの迷惑になるかもしれないと同じ食卓につくことをためらう人もいます。
スープは、さまざまな食材の個性が、一つの鍋の中で溶け合い、重なり合って旨味を深めていくもの。0歳から何歳までも、誰をも優しく包み込み、負担なく栄養を体にいきわたらせていく力をもつ料理です。私たちはそんな料理やサービスにちょっとの配慮を加えて、食の制約(フードバリア)を取り除き、一つの食卓を実現する活動を行っています。
株式会社スープストックトーキョーについて
首都圏を中心に全国約60店舗を展開する食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」、冷凍スープの専門店「家で食べるスープストックトーキョー」や大人も子どももわくわくするファミリーレストラン「100 本のスプーン」など、個性と誠実さを大切にする食のブランドを複数経営しています。企業理念である「世の中の体温をあげる」を軸に事業運営を行っています。
・会社名 株式会社スープストックトーキョー
・代表者 取締役社長 工藤萌
・所在地 東京都目黒区中目黒1-10-23 シティホームズ中目黒203
・公式HP: https://www.soup-stock-tokyo.co.jp/
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日本海ガス株式会社(富山県富山市、代表取締役社長:土屋誠)は、株式会社ヤモリ(東京都渋谷区、代表取締役:藤澤正太郎)と提携し、単身高齢者の見守りサービス「みまもりヤモリ」の提供を開始しました。
本サービスを通して、単身高齢者の住環境の選択肢を増やすことができ、より「自分らしい生活」の実現をサポートします。日本海ガスは快適で豊かなくらしを創造し、地域課題の解決に貢献してまいります。
提携サービスの概要
「みまもりヤモリ」はWifi不要で簡単に設置できるIoT見守りサービスで、安価にすぐに導入できるため、単身高齢者の見守り活動のサービス拡充とコスト削減を実現します。「みまもりヤモリ」が24時間(※)対象者の動きを感知しなければ、家族や不動産管理会社さまにメールにて自動的に通知が届くシステムです。本提携では入居者の動きの有無を検知することで家族や周囲の方も安心して生活ができるように支援します。
(※管理画面より、個別に変更可能)
提携の背景
株式会社ヤモリは、日本海ガス絆ホールディングスグループの新規事業開発プログラムである「NGAS-Accelerator Program 2024」※の採択企業です。アクセラレーション期間の取り組みや議論を通じて、ヤモリ社が掲げるミッションである「不動産の民主化」に強く共感し、今回の提携に至りました。
北陸地域では、少子高齢化と核家族化の進展に伴い、単身高齢者が安心して暮らせる環境の整備が求められています。遠く離れた高齢者とその暮らしを見守る人々全員が安心できる社会の実現に向けた取り組みとして「みまもりヤモリ」は大きな役割を果たします。日本海ガスは「みまもりヤモリ」のサービス提供を通して、地域のみなさまに新しい安心をお届けしてまいります。
※NGAS-Accelerator Program 2024は、日本海ガス絆ホールディングスグループが主催し、株式会社ゼロワンブースター(東京都千代田区、代表取締役:合田ジョージ)と株式会社日本海ラボ(富山県富山市、代表取締役社長:新田洋太朗)が共同で運営するコーポレートアクセラレータープログラムです。採択企業には、4か月のプログラム期間中に絆ホールディングスグループの社員が伴走し、グループの持つアセットを提供いたします。
導入事例のご紹介(FP不動産センターさま)
富山県富山市エリアを中心に不動産事業を運営する株式会社FP不動産センター(富山県富山市、代表取締役:石倉央)さまの管理する物件にて見守りヤモリを導入いただいております。
「みまもりヤモリ」を導入している入居者のKさま(富山市在住)のコメント
プライバシーに配慮されたモーションセンサーを活用したサービスで安心した生活を送れています。電話による安否確認もなく、通常の生活にも支障がない点もありがたいと思っています。
株式会社ヤモリ 代表取締役 藤澤正太郎氏のコメント
北陸エリアの生活を支えるインフラ会社である日本海ガスさまと提携することで、より多くの不動産管理会社さま、不動産オーナーさま、入居者さまに見守りサービスを届けていきたいと思います。日本全国で孤独死問題が大きな社会課題となっており、それにより単身高齢世帯の入居が拒否されてしまうことも多く、安心できる住環境の確保が必要です。
ヤモリはハードとソフトの技術を組み合わせて、安価で簡単に導入できるサービスを開発しました。日本海ガスさまと本サービスを一緒に展開することで、高齢単身世帯の入居の受け入れが進み、住宅の選択肢が増えて、より安心した生活を送れる社会を作ることを目指します。
日本海ガス株式会社 代表取締役社長 土屋誠のコメント
このたび、株式会社ヤモリさまと『みまもりヤモリ』の事業提携をスタートできることを、心より嬉しく思います。全国の地方都市が抱える深刻な単身高齢者の住環境に対する課題は、例外なく富山も抱えています。本提携を通じ、解決策を富山から全国へ発信し、持続可能な社会の実現に寄与したいと考えています。
ヤモリさまが掲げる「不動産の民主化」への情熱に、私たちも深く共感し、今回の提携に至りました。この提携により、日本海ガスのサービスが様々な形で地域の皆さまのお役に立てたらと思います。今後も、地域課題の解決に向けて積極的に取り組みながら、皆さまの暮らしをより快適で豊かにするサービスを提供してまいります。
プレスリリースに関するお問い合わせ
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日本海ガスへのお問い合わせ
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サービスの導入についてのお問い合わせ
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日本海ガス リビング営業本部 リビング事業部 都市ガス営業グループ(担当:平)
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電話:076-443-1822
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業務提携の詳細についてのお問い合わせ
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日本海ラボ/オープンイノベーション推進チーム(担当:北野、鈴木)
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電話:076-443-1812
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ヤモリへのお問い合わせ
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株式会社ヤモリ(広報担当:島田)
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メール:pr@yamori.co.jp
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‐「お仏壇」だけでなく供養・終活・相続・介護「相談できる」はせがわに‐
お仏壇・墓石の販売、屋内墓苑の受託販売を手がける株式会社はせがわ(本社:福岡・東京、代表取締役社長:新貝 三四郎/以下、お仏壇のはせがわ)は、ピースフルライフサポート事業の新たなサービスとして、介護施設紹介サービスを2024年12月15日(日)より開始いたしました。
お仏壇のはせがわは、お客様のライフステージに寄り添い、それぞれのライフイベントで発生する課題を解決するため、各種サービスの拡張・展開を行なってまいります。
■背景
お仏壇のはせがわでは、2024年6月1日からお客様の終活をサポートするサービスとして「終活なむでもパック」の提供を全国で開始いたしました。その中で、「ご自身の入院」「介護」「身の回りのこと」に関するご不安の声が多く寄せられています。高齢化の進展にともない、介護施設入居へのニーズがますます高まっています。
老後の尊厳ある暮らしの実現と、ご家族の負担軽減を目指して有料老人ホームをはじめとする介護施設、高齢者住宅の紹介を開始いたしました。
■介護施設紹介サービスについて
ライフアシスト株式会社の代理店として、介護施設利用をご希望のお客様へ有料老人ホームをはじめとする介護施設、高齢者住宅をご紹介いたします。
<紹介対応地域>
全国(一部地域を除く)
<相談窓口>
介護施設紹介専用窓口:0120-331-516(株式会社はせがわ東京本社内)
もしくは 全国135店舗のお仏壇のはせがわ
■ピースフルライフサポート事業について
ピースフル(peaceful)という言葉には、日本語で「穏やかで安らぎのある」という意味があります。そして「すべての皆様に、いつでも穏やかで安らぎのある暮らしを前向きに過ごしていただきたい」という私たちの願いが込められています。
「ピースフルライフサポート事業」では、ご自身が亡くなられた後の各種手続きを委託できる「死後事務委任・身元保証」や、葬儀後の「遺産相続」のお手続き、ご実家・自宅の「遺品整理」「不動産」に関するご相談など、お客様のお困りごとに応じて適切な業者、専門家をご紹介しております。
お客様がこころ静かに手を合わせる時間を大切にできるよう、ご供養のサポートに加えて、分かりづらい各種手続きの支援を行ないます。
<「相談できるはせがわ」CMムービー>
ピースフルライフサポート事業:https://www.hasegawa.jp/blogs/shukatsu/pls
■株式会社はせがわについて
[創業] 1929年9月
[会社設立] 1966年12月
[上場証券取引所] 東京証券取引所スタンダード市場
[事業内容] 仏壇仏具事業、墓石事業、屋内墓苑事業、飲食・食品・雑貨事業他
[資本金] 4,037,640千円(2024年3月31日)
[売上高] 21,300,858千円(2024年3月期)
[店舗数] 136店舗(2024年5月現在)
[従業員数] 1,202名(2024年3月期)
[代表者] 代表取締役社長 新貝三四郎
[コーポレートサイト] https://corp.hasegawa.jp/
[カスタマーサイト] https://www.hasegawa.jp/
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赤ちゃん鑑賞会や、高齢者を対象にした対話型鑑賞会を実施
ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)は、ポーラ銀座ビル15周年を記念し、ポーラ美術館が所蔵する20世紀を代表する画家の一人、アンリ・マティスの作品を展示した「マティス ― 色彩を奏でる」展を2024年10月4日(金)から27日(日)まで開催しました。今年最多の来場者数を記録し、盛況のうちに幕を閉じました。
当社グループでは「文化・芸術・デザイン」をサステナビリティ活動の一つの軸に据え、誰もがアートに触れられる機会を創出し、感受性を刺激して彩りある生活を多くの方に提供したいと考えています。そのため、ポーラ ミュージアム アネックスでは通年で企画展を入場無料で公開していますが、本展覧会ではより幅広い方々にお越しいただくべく、赤ちゃん連れや高齢者を対象にした鑑賞プログラムやワークショップ、若年層をターゲットにした音声ガイドの初導入など、さまざまな企画を行いました。
普段ギャラリーから足が遠のきがちな方にも、これを機にご来場いただけるよう赤ちゃん鑑賞会や対話型鑑賞会を実施しました。赤ちゃん鑑賞会ではご家族そろっての来場も多く、ひとつの作品をお子さまと眺め、話しかける様子が見られました。また対話型鑑賞会※では、認知症の方を含む高齢者に向けた会も設け、対話が進むにつれて口数が増え、表現が豊かになる様子がうかがえました。いずれのプログラムも、皆さまの生き生きとした表情から、アートを介することで感性が開いた状態でのコミュニケーションが生まれ活性化する、その作用を感じられる会となりました。この他にも、地域交流の一環として近隣の保育園児を招待したワークショップなど、創作を通じてマティスの魅力を感じていただけるプログラムも実施しています。
また、今回は当ギャラリー初の音声ガイドをTimeleszの松島聡さんをナビゲータ―に迎え導入しました。ご自身の感じたことも交えながらの音声ガイドは大変好評で、若年層やこれまでアートに馴染みのなかった方、遠方からも足を運んでいただくきっかけとなりました。
ポーラ ミュージアム アネックスでは、今後も多様な表現を持つアートとの出会いを提案することで、お客さまのQOL向上や社会の課題解決につながることを目指し、お客さまに対して、ひとりも取り残すことなく「感受性」を刺激し、「もっと楽しく、もっと心豊かに。人生を変えていくこと」を提供し、持続可能な社会の実現にむけて、活動してまいります。
なお、当社グループでは若手アーティストたちに発表の場を提供するなど継続的に支援を行っています。毎年、公益財団法人ポーラ美術振興財団での若手芸術家の在外研修に対する助成において、過去に採択されたアーティストのグループ展を開催しています。次回「ポーラ ミュージアム アネックス展2025」は2025年2月7日から4月13日まで、前後期に分けて、合計6名のアーティストを紹介予定です。
※対話型鑑賞会とは、進行役とともに作品を鑑賞しながら感じたことなどを自由におしゃべりするプログラムです
展覧会概要
展覧会名:マティス ― 色彩を奏でる
会 期:2024年10月4日(金) – 27日(日)【24日間】入場無料
会 場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
主 催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
後 援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ
協 力:ヤマト運輸株式会社 東京美術品支店 / あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
U R L:https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
クローズアップ:対話型鑑賞会
10月7日に行った対話型鑑賞会では、午前の部では対象問わず、午後の部では65歳以上の高齢者向けに実施しました。以下にて、午後の部を詳しくお伝えします。
日 時:10 月 7 日(月)14:00 – 15:30
対 象:65 歳以上どなたでも(認知症の方とその介護者を含む)
参加者数:8名(うち認知症の方と介護者も含む)
希望者3名様は、ポーラ銀座ビル1階のポーラギンザでメークサービスを30分ほど受けていただき、その後3階のポーラ ミュージアム アネックスで約60分の鑑賞会を実施しました。進行役のファシリテーターとともに、みんなで1つの作品について思ったこと、感じたことを対話していきます。
▼認知症の方を含むグループの対話の様子
進行役「何が描いてあると思いますか?」
参加者「顔かな」
進行役「それは男性だと思う?それとも女性でしょうか?」「笑っていると思う?怒っていますか?」
進行役「周りのぽつぽつは何だろう?」
参加者「お金!」
進行役「お金、そうかもね。丸いもんね」「しゃべっているとしたら何て言っていると思う?」
参加者「これいくら?って言ってる」
ファシリテーターの投げかけに対し、一人ひとりが感じたことや思ったことを自由に発言しながら、「みんな感じ方が違うね」と進んでいきます。ある認知症の方は、対話が進むにつれて「右の方が前にでているように見える。立体感があるね」など表現の幅がどんどん拡がっているように見受けられました。
ポーラ ミュージアム アネックスで対話型鑑賞会を行うのは2019年のポーラ銀座ビル10周年展以来、今回で2回目です。前回「鑑賞会に参加するのを楽しみにしていて、今日はおしゃれしてきたんですよ」といったお声があったため、今回は初めて、化粧品メーカーである当社グループならではのサービスとして、ポーラギンザでのメークを鑑賞会前に行いました。プロのメークアップアーティストの手で、肌に触れて、メークしてもらう。それだけで表情がほぐれ、生き生きしたお顔に変わる様子が見られました。
その他のプログラムの様子
◆赤ちゃん鑑賞会 10月15日(火)
「どんな色かな?」「綺麗だね」など、お子さまと一緒に作品を眺めて話しかける様子や、家族同士の交流なども見られました。
◆切り絵のワークショップ 10月13日(日)、14日(月・祝)
切り絵アーティストの福井利佐氏を講師に迎え、「色彩を奏でる」をテーマに、マティスの切紙絵の技法を取り入れた作品を制作しました。
◆近隣の保育園の年長さんとのワークショップ 10月21日(月)
様々な形のシールや、ハサミで自由にカットしたパーツを組み合わせ、自分だけの「JAZZ」作品を制作しました。
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ランクエストが70代150名対象に普段検索で利用する検索媒体について調査
70代の方々は、日常生活でどのような媒体や端末を用いて情報を収集しているのでしょうか。パソコンやスマートフォンといったデバイスの使い分けや、Google、Yahoo!など特定の検索エンジンへの依存状況は、果たしてほかの世代と異なる特徴を持っているのでしょうか。
SEO支援実績4,300社を誇るランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )では、70代の男女150名を対象に「情報収集と検索行動」に関する独自調査を行いました。
この調査では、
・検索に頻用する媒体・端末の種類
・よく利用する検索エンジン(Google、Yahoo!等)の傾向
・検索結果をどのページまでチェックするか
などの情報収集と検索行動の実態を多角的に分析ています。
本アンケートは2024年12月5日に実施しており、その結果から70代の検索行動における最新のトレンドが明らかになりました。
調査結果① 普段、情報収集を行う媒体を下記の中から教えてください?(複数選択可)
最も多かった回答は「テレビ」で、86.7%に上りました。続いて「インターネット」が77.3%、「新聞」が66.7%となっており、70代における情報収集は引き続きテレビや新聞といった従来のマスメディアが大きな割合を占めています。
一方、SNS利用は16.7%、ラジオは19.3%と低水準にとどまり、新たなメディアへの移行は限定的なようです。
これらの結果は、70代向けの情報発信では、依然としてテレビ・新聞を軸とした従来型メディア戦略が有効である可能性を示唆するとともに、新興メディアの浸透には、より時間や工夫が求められることを意味するといえるでしょう。
調査結果➁ 検索時の端末を教えてください ※Q1で「インターネット」と回答した人(複数選択可)
パソコンが86.2%と最多で、次いでスマートフォンが61.2%、タブレットは9.5%にとどまり、70代ではパソコンが依然として主要なインターネット利用端末となっていることが示唆されます。
スマートフォンの利用率も6割超と比較的高い水準にあるものの、パソコンの存在感は依然として大きく、タブレット利用はごく一部に限られています。
これらの結果は、高齢層においては馴染みの深いPCを中心に、新たな端末へもある程度移行しつつある過渡的な状況を示していると言えるでしょう。
調査結果➂ 普段、検索に使う検索エンジンを教えてください ※Q1で「インターネット」と回答した人(複数選択可)
最も多かったのはGoogleで76.7%でしたが、それに迫る勢いでYahoo!も69.0%と高い利用率を示しています。これは、70代において既に馴染みのある検索サービスが引き続き使われている可能性を示唆します。
一方、Bingは3.5%、DuckDuckGoは0.9%とわずかであり、70代の検索行動はGoogleとYahoo!という、比較的早期から普及してきた2つのプラットフォームに強く根付いている状況がうかがえます。こうした傾向が続く限り、新たな検索サービスの参入には時間や認知度向上が求められるでしょう。
調査結果④ 検索結果の何ページ目までのサイトを確認しますか?※Q3で「Google」と回答した人
「2ページ目」まで確認する層が最も多く40.5%となり、「1ページ目」までの31.5%を上回っています。また、「3ページ目」まで確認する割合も19.1%存在し、上位表示だけでなく複数ページ先まで視線を向ける人が一定数いることがうかがえます。
一方で、「4ページ目」は2.3%、「5ページ目以上」も6.7%と、より深い層まで情報を追うグループは少数です。
これは、70代が必要な情報を探す際、上位2~3ページである程度満足する一方、わずかながらも強い探求意欲を持つ利用者が存在することを示しています。
まとめ 70代の検索行動と情報収集の実態
70代は依然としてテレビや新聞などの従来型メディアを重視する一方で、インターネット利用も広がっていることがうかがえます。
デバイス面ではパソコンが主流で、スマートフォンが続く一方、タブレット利用は少数にとどまります。検索エンジンはGoogleとYahoo!に利用が集中し、新興勢力や特化型サービスの浸透は限定的です。
また、検索結果の閲覧は1ページ目だけでなく2~3ページ目まで確認する層が一定数存在し、必要な情報を得るためにある程度掘り下げる姿勢も見られます。
総じて、70代は従来の信頼性あるメディアを基盤としながら、パソコンを中心としたインターネット活用や主要検索エンジンへの依存を通じて情報収集を行い、新旧の手段を組み合わせた柔軟な利用実態が示唆されます。
調査概要
調査日: 2024年12月5日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 70代の男女
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/seomeasures-outsourcing-cost/
https://rank-quest.jp/column/column/instagramoperationagency/
ランクエストについて
ランクエストでは、「徹底的にSEOで集客するプロ集団」というコンセプトのもと、4,300社を超える企業様にサービスを提供してまいりました。
自社に最適なSEO施策が全くわからない方のために、コンテンツ制作や内部対策の実施など幅広い施策を提案できる専属のSEOコンサルタントがサポートします。
社内リソースが厳しくSEO対策を丸投げしたい方は、ぜひご相談ください。
Point①自社リソースを改善できる『ランクエストの丸投げSEO』
多くのSEO業者は施策の提案までが役務範囲で、施策の実行はクライアント任せか追加費用がなければ対応してもらえない、ということも珍しくありません。しかしランクエストでは、徹底的に考え抜かれたSEO計画を、施策の実行まで追加費用無しで対応させていただいております。
Point➁正社員のライターチームによる品質担保
コンテンツを高品質に維持するために、全ての記事構成を内製で対応しています。毎週更新される100以上の厳格なコンテンツ制作ルールを遵守しつつ、必ず編集長がチェックする徹底的な品質維持体制をとっています。さらに、SEO効果の高いオリジナルコンテンツの制作も対応可能です。
Point③SEO対策に留まらない全方位のWebマーケティング事業
SEOに限らずリスティング広告や、SNSの運用など、多岐にわたる施策をご案内しています。施策単体の効果にとらわれない複合的なプランニングで、マーケティングのトータルコンサルティングを提供し、クライアントの期待に最大限に応えます。
ランクエスト 概要
商号 :株式会社eclore
代表者 :宮島 隆
所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業
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株式会社ジョリーグッド(本社:東京都中央区、代表取締役CEO 上路健介、以下「ジョリーグッド」)は、大塚製薬株式会社(本社:東京都、代表取締役社長 井上眞、以下「大塚製薬」)との共同事業である「FACEDUO(フェイスデュオ)」のVRトレーニングプログラム「認知症ケア支援VR」の販売を本日より開始しました。
「認知症ケア支援VR」は、認知症の方のご家族や介護士をはじめとする介護者の方々が、認知症の方の気持ちや行動の背景を知り、具体的な対応を学ぶための、専門医監修の体験型VRトレーニングプログラムです。介護者が、自身の普段の対応や行動を、VRを通じて認知症の方の主観で体験することで行動の背景や気持ちを理解することに役立ち、接し方の工夫などを学ぶことができます。本年9月よりプレリリース(お試し体験)の提供を開始しており、このたび12月より販売を開始しました。( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000138.000020924.html)
本プログラムによる認知症ケアの向上により、認知症の方がその人らしく暮らし続けることを可能にしながら、介護者のストレスも軽減され、双方が充実した日々を送ることができる「認知症との共生社会」の実現を目指します。
■ プレリリース以降のFACEDUO「認知症ケア支援VR」の拡がり
本年9月のプレリリース(お試し体験)以降、当プログラムを自治体が開催するオレンジフェスティバル・地域包括支援市民フォーラムや、認知症関連学会での展示、企業が行う介護者向けのイベント、認知症疾患医療センターでの専門職研修および介護家族向け教室などで、1,000人を超える専門職、介護者、一般市民の方々にご体験いただきました。
実際にプレリリース版を体験されたご家族からの声を一部ご紹介します。
・ 親が認知症の診断を受けたばかりで、診断前はイライラした対応をしてしまったことも多く、
考え直すきっかけになった。
・ 疾患理解を深めることで介護者の負担感が減少し、当事者とも良い関係を築くことに繋がる。
・ 祖母の行動を思い出した。対応方法は「優しくしてあげないと」と思っていても、感情的に
なったり、がっかりすることも多いので、気軽に理解する機会があると安心につながる。
・ 介護側が少し気付くだけで、認知症の方への接し方を変えるきっかけになりそう。
FACEDUOは2022年10月の提供開始以来、医療機関や就労移行施設を中心に導入が進んでいますが、「認知症ケア支援VR」は介護施設や自治体、認知症のご家族を支援する民間サービスにも販路を拡大します。
ジョリーグッドは今後、様々なパートナーとともにヘルスケアVRの制作ノウハウを他の精神科領域にも拡大してまいります。
■ 認知症ケア支援VRに関するコメント
公益社団法人 認知症の人と家族の会 代表理事 鎌田松代様
‐ 映像で知るパーソンセンタードケアを体験して ‐
認知症の人の思いを映像で知ることができる画期的なVR体験でした。家族は良かれと思い行動したことが、本人の気持ちを混乱させ、どうしていいかわからなくなり、その後の話しかけでさらに事態を悪化させてしまうことがありました。
このVRは日常の一場面を本人と家族の立場で切り分けて見ることができます。これまで文字で知ることが多かった本人の気持ち、ケアをリアリティに体験することで、しっかりと本人の気持ちも考えるきっかけになりました。パーソンセンタードケアにつながるようです。
■ 「認知症ケア支援VR」の概要
「認知症ケア支援VR」は、認知症の方の気持ちや行動の背景を知り、具体的な対応を学ぶ体験型ケア
支援VRプログラムです。本プログラムは専門家の監修に基づき開発され、大きく3つのテーマで
構成されています。
1. 「認知症の症状の理解」介護者が戸惑った場面を家族目線で体験し、場面を振り返りながら
認知症の症状について理解を深めます。
2. 「認知症の方の気持ち・行動の理解と工夫」
介護者が認知症の方と接する中で難しいと感じる場面を、「きっかけ→気持ち・行動→対応」の
流れで分析。きっかけを変えることや、気持ちを理解した対応へのアドバイスを提供します。
(認知症の各症状に起因する行動に対する複数のコンテンツを開発中で、随時追加予定です。)
3. 「リラックスVR」
リラックスできるVR空間で呼吸法を用い、介護者が体と心をリラックスさせる体験を通じて
ストレス軽減を図ります。
<「認知症ケア支援VR」の特徴>
「認知症ケア支援VR」は、認知症の方との接し方の工夫を実践的に学べるよう、実写VR技術によるリアル感と、3Dグラフィックスを活用した仮想空間を組み合わせました。それにより、学びやすさとわかりやすさ、継続して受講しやすい要素を加えています。
VRの進行役とドクターがトレーニングを進めるため、認知症介護者を教育する支援者の負担の軽減にも繋がります。
<認知症ケア支援VRを通じた「新しい認知症観」の理解>
認知症との共生社会の実現に向けては、認知症になったら何もできなくなるのではなく、できること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、役割を果たし、自分らしく暮らしたいという希望があることなど、認知症の人が基本的人権を有する個人として認知症とともに希望を持って生きるという「新しい認知症観」の考え方に立つことが必要であると言われています。【*1】
「認知症ケア支援VR」の体験は、(1)認知症の方の行動の背景を体験を通じて理解し、(2)シミュレーションを通じて具体的な対応学び、(3)認知症の方の視点に立つことで共感に基づいたケアが提供できるようになる、といった3つの視点から、「新しい認知症観」の理解に繋がることが期待できると考えられます。【*2】
*1 認知症施策推進基本計画案(2024年11月29日)
*2 監修:慶應義塾大学医学部 准教授 藤澤大介先生
■「FACEDUO(フェイスデュオ)」(https://www.faceduo.jp/)
「FACEDUO」は、人とテクノロジーで社会課題に対する解決策を提案するVRトレーニングプログラムです。現在、社会生活場面を教材にVRで練習できる「ソーシャルスキルトレーニング(SST)支援プログラム」、ひきこもり者のご家族に社会参加を促す際に有効なコミュニケーションのポイントや対応方法を学ぶことを目的とした「ひきこもり家族支援プログラム」、良好な人間関係を築くスキルを育てる「感情認知トレーニングプログラム」があります。
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、米国やアジアを中心に、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。
これまで日本では250以上の医療・福祉機関への導入実績があり、米国ではハーバード大学やボストン大学、タイではマヒドン大学と共同開発事業を手掛けています。
■大塚製薬株式会社について(https://www.otsuka.co.jp/)
大塚製薬は「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」(世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する)の企業理念のもと、病気の診断から治療にアプローチする医療関連事業と、日々の健康維持・増進をサポートするニュートラシューティカルズ関連事業の二つの事業を中心に、トータルヘルスケア企業として多様な事業を展開しています。
■「ひらけ、医療。」プロジェクト
ジョリーグッドが立ち上げ、推進する「誰もが医療に参加することで、あらゆる場所に医療がある未来の創出を目指していくプロジェクト」です。日本の医療は高齢化による医療ニーズの増加や人材不足といった課題を抱えており、あらゆる生活者が医療に参加しやすい環境構築が必要とされています。詳細はこちらをご覧ください。https://jollygood.co.jp/hirake-iryou
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お出かけ事情や、健康問題を徹底調査
おでかけ頻度はコロナ前まで回復!週1以上お出かけする人は8割
一方約7割は、慢性的に体調不良を実感!
60、70代に比べ40、50代の方が不調傾向
コロナ禍に減った筋肉・筋力が戻っていない人は7割も
速筋への意識の低さが問題か。速筋の減少も一因の「フレイル」認知度は約半数
冬におすすめの国内旅行先ランキング 1位「北海道」2位「沖縄」3位「京都」
株式会社ニッスイ(代表取締役 社長執行役員:浜田晋吾、本社:東京都港区)は、ちくわやフィッシュソーセージなど身近な食材に使われている「スケソウダラ速筋由来タンパク質」の研究を、10年以上にわたって行っています。そこで、大きく生活が変化したコロナ禍を経て、現在の健康課題が何かを見つめ直すべく、40~70代の男女1000名を対象に「お出かけ事情と健康に関する調査」を実施しました。
本調査では、お出かけの頻度や、一緒にお出かけする相手、お出かけ先など、現在のお出かけ事情が明らかになりました。コロナ禍を経てお出かけの頻度は戻りましたが、コロナ禍で失われた筋肉や筋力は回復しきっていない人が多いことがわかりました。また、運動習慣、速筋・遅筋の認知度、フレイルについても調査しました。一部の調査結果は、年代別でも比較。年代が低いほど体の不調を感じており、運動をする人が少ないことが分かりました。そのほか、年代別の趣味ランキングや、冬におすすめの国内旅行先も発表いたします。
調査トピックス
1.週1以上お出かけをする人は約8割!コロナ前とほぼ同じに
60代の方が40代よりお出かけしている!週1以上のお出かけ率は60代が最多、40代が低め
2.お出かけ先1位「ショッピングセンター」
40~60代は「食事が目的の飲食店」、70代は「散歩・ウォーキング・ジョギング先」が2位に
ここ1年の間に旅行に行った人は約6割!
冬におすすめの旅行先ランキング トップ10発表!1位「北海道」2位「沖縄」3位「京都」
3.運動している人は70代が8割、40代が6割とシニア層の方が多い傾向に
運動習慣がある人は、体調が良好な人が多い
お出かけ頻度が多い人ほど、食事や運動に気をつかう傾向も
40~70代の約9割が「趣味あり」趣味ランキング1位 40代「音楽鑑賞」、50~70代「旅行」
4.7割近くは、日々体の不調を感じている!60、70代に比べ、40、50代の方が不調
コロナ禍で筋肉・筋力が減った人のうち、今も戻っていない人は約7割!
体重・ストレスが増加したままの人も多数
5.衰えると、転倒リスクやフレイル等に繋がる重要な筋肉「速筋」。速筋・遅筋の認知度は3割
運動している人でも速筋を意識できていない人多数
フレイルの要因の一つは速筋の減少。半数以上がそもそもフレイルを知らない
1.週1以上お出かけをする人は約8割!コロナ前とほぼ同じに
60代の方が40代よりお出かけしている!週1以上のお出かけ率は60代が最多、40代が低め
まず、コロナにより外出制限される前と、コロナが落ち着いてから現在のお出かけ頻度(※食品・日用品のスーパーマーケットなどへの買い物など、やむを得ない外出は含まない)について調査しました。現在、週に1日以上お出かけする人は「ほぼ毎日(20.5%)」、「週に4・5日(17.6%)」、「週に2・3日(25.6%)」、「週に1日(17.0%)」を合わせて、約8割いることがわかりました。コロナ前のお出かけ頻度とほぼ変わらない状況になっていることが見て取れます。現在のお出かけ頻度について年代別で比較すると、週1日以上お出かけする人は、40代が72.8%、50代が80.8%、60代が86.8%、70代が82.4%という結果になりました。
誰とお出かけに行くことが多いか聞くと、「1人(自分のみ)(65.6%)」と回答した人が6割以上と最も多い結果に。次いで、「配偶者(34.4%)」、「家族(30.9%)」という回答が続きました。「友人(12.6%)」とお出かけする人は約1割で、身内とお出かけする人が多いようです。男女別で比較すると、上位2位に大きな差はありませんでしたが、「家族(男性:23.0%、女性:38.6%)」、「友人(男性:6.6%、女性:18.7%)」でそれぞれ差が見られました。女性の方が誰かと一緒に出かける傾向にあることがうかがえます。
2.お出かけ先1位「ショッピングセンター」
40~60代は「食事が目的の飲食店」、70代は「散歩・ウォーキング・ジョギング先」が2位に
食品・日用品など生活必需品購入のための買い物や、通院などやむを得ない外出を除き、よく行くお出かけ先について調査しました。どの年代でも1位になったのは「ショッピングセンター(40代:59.9%、50代:52.0%、60代:43.8%、70代:44.8%)」でした。40~60代の2位は「定食屋など、食事が目的の飲食店(40代:45.8%、50代:49.3%、60代:38.7%)」で、70代では「散歩・ウォーキング・ジョギング先(44.0%)」が2位にランクインしました。
ここ1年の間に旅行に行った人は約6割!
冬におすすめの旅行先ランキング トップ10発表!1位「北海道」2位「沖縄」3位「京都」
お出かけする人が多い現在、旅行はどれくらいの人が行っているのでしょうか。ここ1年の間で旅行に行ったか質問したところ、「国内旅行に行った(51.5%)」、「国内旅行・海外旅行どちらも行った(5.4%)」と国内旅行をした人は半数以上で、「海外旅行に行った(1.8%)」を合わせて、6割近くの人が旅行に行っていることが分かりました。
行っている人が多かった国内旅行について、冬におすすめの旅行先を調査しました。1位にランクインしたのは「北海道(11.5%)」、2位は「沖縄(6.1%)」、3位は「京都(4.6%)」でした。人気の観光地がランクインしました。
【おすすめスポットと理由】
1位:北海道
・札幌:雪まつり。寒いし歩きづらいけれど、非日常的で雪景色を存分に楽しめるので(東京都・46歳女性)
・小樽:雪景色、ライトアップがとても綺麗。冬の味覚の海鮮が美味しい。オルゴールやガラス細工など見所も多い
(神奈川県・48歳女性)
・函館:ノスタルジックな雰囲気で散策しても良し、食事しても良し(大阪府・57歳男性)
・網走:流氷が見られる。厳しい寒さを体感でき、ワカサギ釣りや雪見風呂が体験できる(神奈川県・59歳女性)
2位:沖縄
・宮古島:海がきれいで八重山そばが美味しい(埼玉県・71歳女性)
・石垣島:のんびり、海がきれい、暖かい、料理がおいしい(兵庫県・76歳男性)
・那覇周辺:ダイビングでウミガメが見られる(東京都・48歳女性)
3位:京都
・京都府内:冬景色と相まって、風情があった(東京都・67歳女性)
・金閣寺:雪の積もった金閣寺は感動的。金色に輝く建物とその屋根に積もった雪、さらに松の枝に残った雪が池の水面に映し出された光景は絵葉書では味わえない見応えのある光景(岐阜県・76歳男性)
・嵐山:雪に覆われた風情がいい(神奈川県・67歳女性)
3.運動している人は70代が8割、40代が6割とシニア層の方が多い傾向に
運動習慣がある人は、体調が良好な人が多い
お出かけを楽しむには健康は切り離せません。そこで健康を保つために重要な運動をはじめとする生活習慣について調査しました。運動習慣について質問したところ「全くしない(33.9%)」と回答した人を除き6割以上の人が定期的に運動をしていることが分かりました。反対に、3人に1人は運動を全くしていないことも判明しました。年代別で見ると、運動をしている人は40代が57.6%、50代が59.6%と6割未満なのに対し、60代が68.4%、70代が78.8%という結果でした。日ごろから運動している人は70代が8割と一番多く、年齢層が高い人ほど日々の生活に運動を取り入れている人が多いようです。毎日運動している人も70代が一番多く、3人に1人以上が回答しました。意外にも年代が上がるにつれて、毎日運動する人の割合も増えていることが見て取れます。
また、運動を「全くしない」と回答した人以外を“運動をしている人”とし、そうでない人との体調について比較しました。運動をしている人のうち、体の調子が「良好」と回答したのは37.5%なのに対し、運動をしていない人は25.1%でした。「ときどき不調を感じる」、「不調な日が頻繁にある」、「ほぼ毎日不調」と回答した人は、運動をしている人のうち62.5%、運動をしていない人のうち74.9%で、運動をしている人の方が体調も良好な人が多い傾向にありました。
お出かけ頻度が多い人ほど、食事や運動に気をつかう傾向も
40~70代の約9割が「趣味あり」趣味ランキング1位 40代「音楽鑑賞」、50~70代「旅行」
さらに、お出かけ頻度と、健康に関わる食事や運動習慣との相関関係も調査。お出かけ頻度が「週に1日以上」の人のうち、食事に気をつかっている人は70.5%いました。それに比べ、お出かけ頻度が「月に1日以上」の人で食事に気をつかっているのは66.3%、お出かけ頻度が「半年に1日以下」の人で食事に気をつかっているのは40.7%で、お出かけ頻度が多い人ほど食事に気をつかっている傾向にありました。運動習慣については「週に1日以上」お出かけする人のうち、7割以上の人が運動を取り入れているのに対し、お出かけ頻度が「月に1日以上」の人では約5割、「半年に1日以下」の人は約4割しか運動をしていないという結果になりました。お出かけ頻度が多い人ほど、運動習慣のある人が多い傾向にあることもわかりました。
趣味があるかを調査したところ、どの世代も9割前後の人が「趣味はある」と回答しました。具体的に世代別で比較したところ、40代で1位になったのは「音楽鑑賞(38.4%)」で、50~70代では「旅行・観光(50代:35.6%、60代:45.2%、70代:44.8%)」が1位にランクインしました。
4.7割近くは、日々体の不調を感じている!60、70代に比べ、40、50代の方が不調
現在の体調について質問したところ、「良好(33.3%)」と回答した人は全体の約3割で、「ときどき不調を感じる(48.3%)」、「不調な日が頻繁にある(12.1%)」、「ほぼ毎日不調(6.3%)」と大多数の人が、体の不調を感じていることがわかりました。年代別で比較すると、「良好」と回答した人は40代が26.8%、50代が31.6%、60代が33.6%、70代が41.2%で、年齢層が若い人ほど体の不調を感じている人が多いことが見て取れます。
コロナ禍で筋肉・筋力が減った人のうち、今も戻っていない人は約7割!
体重・ストレスが増加したままの人も多数
慢性的に体の不調を感じている人が多いことが分かりましたが、体調に関わる部分として筋肉・筋力・体重・ストレスについて、コロナ禍を経た現在の状況について調査しました。
まず、筋肉と筋力において、コロナ禍で筋肉が減ってしまった人は28.8%、筋力が減ってしまった人は30.6%いました。筋肉・筋力が減ってしまった人のうち、今もまだ筋肉が減ったままだと感じている人は71.2%、筋力が減ったままだと感じている人は70.6%と、約7割の人が回復していないことが分かりました。それぞれ約2割はコロナ前と同じくらいまで回復しており、コロナ前に比べ筋肉・筋力が増えた人は1割弱いました。
体重、ストレスにおいては、コロナ禍で体重が増えてしまった人は20.6%、ストレスが増えてしまった人は24.6%いました。体重・ストレスが増えた人のうち、今でも体重が増えたままの人は71.4%、ストレスが増えたままの人は63.4%でした。いずれの項目も、コロナ禍で変わったまま戻せていない人が多いことがわかりました。
5.衰えると、転倒リスクやフレイル等に繋がる重要な筋肉「速筋」。速筋・遅筋の認知度は3割
運動している人でも速筋を意識できていない人多数
シニアを中心に運動習慣や、散歩・ウォーキングなど体を動かす趣味がある人が多いものの、筋肉・筋力がコロナ禍と比べて復調傾向にない理由を探るべく、速筋・遅筋について調査しました。筋肉には、無酸素運動に使われる瞬発的な速筋と、有酸素運動に使われる持久 的な遅筋の2種類があります。特に速筋は、高齢になるにつれて衰えると、転倒などのリスクに繋がる可能性があります。この速筋と遅筋の認知度を調査すると、速筋・遅筋を「知っている」と回答した人はわずか29.2%でした。「聞いたことはあるが違いは知らない(16.3%)」、「知らない(54.5%)」人は約7割いました。
運動をしている人のうち、速筋・遅筋を「知っている」と回答した人は39.1%いました。一方、運動をしていない人のうち、速筋・遅筋を「知っている」人は10.0%に留まりました。運動をしていて、速筋・遅筋を知っている人は約4割いましたが、それらを意識して運動を行っていると回答したのはわずか16.4%でした。運動はしているものの、鍛えないとリスクに繋がる可能性がある速筋を意識できていない人が多いようです。筋肉を意識した運動ができていないことが、筋肉や筋力が回復しない一因かもしれません。
フレイルの要因の一つは速筋の減少。半数以上がそもそもフレイルを知らない
また、「速筋」はフレイル(※)とも大きな関係があります。シニア世代の筋力の低下や健康づくりの重要なキーワードともなるフレイルが起きる要因の一つとして「速筋」の減少が挙げられます。この認知度を調査したところ、「知っている(8.7%)」と回答した人は1割未満に留まりました。「フレイルについては知っているが、要因については知らなかった(21.2%)」人は約2割でした。「フレイルは聞いたことはあるが意味は知らない・要因も知らない(15.6%)」、「そもそもフレイルを知らない(54.5%)」と回答した人は70.1%で、フレイルの認知度はわずか3割であることが判明しました。年代別で比較すると、「そもそもフレイルとは何か知らない」と答えた人は、40代では66.0%、50代では59.2%、60代では51.2%、70代では41.6%いることが分かりました。若い層の方がフレイルの認知度が低いことが見て取れます。
※「フレイル」とは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱した概念です。年齢を重ねていくと、心身や社会性などの面でダメージを受けたときに回復できる力が低下し、これによって健康に過ごせていた状態から、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に変化していきます。
【調査概要】
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査テーマ:お出かけ事情と健康に関する調査
・調査対象者:全国の40~70代の男女 計1000名
・調査期間:2024年11月6日~7日
・調査主体:株式会社ニッスイ
・調査機関:株式会社ネオマーケティング
■フレイル予防に必要なのは「食事」「運動」「社会参加」
本調査によって、お出かけ頻度はコロナ前同様の状況に戻ってきましたが、筋肉や筋力、体重・ストレスはコロナ前に戻りきっていない傾向があることが分かりました。運動習慣がある人が比較的多い中で筋肉や筋力が回復しないままの人が多いのは、速筋や遅筋を意識した運動ができていないことが一因かもしれません。
速筋が減少するとフレイルに繋がる可能性があります。フレイル予防には、「食事」「社会参加」「運動」が大切だと言われています。ニッスイでは、特別な運動を行わずに「速筋」を増やす効果を持つ魚の研究を10年以上前より進め、スケソウダラ速筋由来タンパク質にその効果を確認しています。この効果は、他の魚種、タンパク源においては現時点では確認されておらず、スケソウダラにのみ確認されている特別な効果です。近年は、速筋由来タンパク質を1日4.5g摂取させる臨床試験から、人での効果確認を進めており、これまでに、高校生から高齢者、要支援・介護認定者と幅広い世代において、筋肉を肥大する可能性を示しています。(ニッスイのスケソウダラ速筋由来タンパク質機能性に関するHP https://www.nissui.co.jp/specials/protein/index.html)
フレイル予防のためやお出かけ・旅行を長く楽しむためにも、適切な筋トレに加え、「速筋」を増やす効果を持つスケソウダラやスケソウダラを使用した加工食品をシニアの食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。また、それらの身体的なアプローチに加え、お出かけや人との交流など社会参加を積極的に行うことを意識できると、フレイルの予防に繋げられると考えられます。
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サークル活動や大浴場での交流、バランスの良い食事によるフレイル予防の有効性が示される
大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア(本社:東京都港区、社長:髙智 亮大朗、以下「コスモスイニシア」)と地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター研究所(理事長:鳥羽 研二、以下「東京都健康長寿医療センター研究所」)は、コスモスイニシアが分譲したアクティブシニア向けマンション「グランコスモ武蔵浦和(2016年3月竣工)」において、「シニア向けマンション居住者のつながりと心身の健康に関する調査」を共同で実施し、このたび結果を公開します。
■ 約2年間に渡り実施した共同研究結果を発表。週1回以上の運動やバランスの良い食事、マンション内のサークル活動へ参加している方は、フレイル(※1)である割合が低いことが明らかに。
東京都健康長寿医療センター研究所による従来の調査で、高齢期における心身の健康状態は、他者とのつながり(交流内容や頻度)や住んでいる場所への愛着など社会関係に影響を受けるという結果が出ています。コスモスイニシアは、アクティブシニアが楽しく生活できる場を提供し「住むことでフレイル※1予防できる」住まいづくりを目指したシニア向け分譲マンションを展開しており、大浴場をはじめとした居住者同士の交流を促進する施設を備えるとともに、グループ会社である株式会社コスモスライフサポートによる各種イベントの開催や、居住者同士のサークル活動の支援などを行っています。
本研究は、居住者のつながり(社会関係)による心身の健康状態への影響を明らかにすることを目的として、コスモスイニシアが分譲したアクティブシニア向け分譲マンション「グランコスモ武蔵浦和」の居住者を対象に、2022年3月から2024年7月までの約2年間に渡り実施しました。
※1)フレイルとは…心身の活力や生活機能などの日常生活を送るための機能が低下し、将来要介護状態になる可能性が高く、健常な人と介護が必要な人の中間の状態。健常・フレイル・要介護という3段階があり、フレイルを予防する、先送りすることが健康寿命の延伸につながると考えられています。
【「シニア向けマンション居住者のつながりと心身の健康に関する調査」結果サマリー】
フレイルの予防や状態改善に重要とされている「運動」「栄養」「社会参加」の3つの要素を軸に結果(※2)をまとめました。
・2022年時にフレイルに該当しなかった(健常)方のうち、77.6%が2年後(2024年度)も状態を維持
・<運動> ウォーキング等の軽い運動を週1回以上している方は、2年後のフレイル割合が47.5%低い
・<栄養> 毎日5品目以上食べている方は、2年後のフレイル割合が21.7%低い
・<社会参加> マンション内のサークル活動に参加している方は、2年後のフレイル割合が10.1%低い
大浴場の利用も交流のきっかけとなっている可能性が高い
「運動」・「栄養」・そして本研究で注力した「社会参加」の各項目において、取り組んでいる方のフレイル割合が低いことが確認できました。
なお、マンション内のサークル活動に週1回以上参加している方は43.9%、大浴場を週1回以上利用している方は70.7%と高い割合でした。さらに、大浴場利用者のうち87.5%が「大浴場の利用をきっかけに知り合った方がいる」と回答し、多くの方がマンション内の施設や活動をきっかけに交流が生まれ、居住者同士のつながりがフレイル予防や状態改善の一因となっている事も伺える結果となりました。
※2)調査結果は、2022年と2024年に実施した同内容のアンケート結果を掛け合わせることで、経年的な健康状態の変化を追跡。フレイル度は「簡易フレイルインデックス」を用いて算出しています。
【「シニア向けマンション居住者のつながりと心身の健康に関する調査」概要】
実施期間:2022年3月~2024年7月(2年4カ月間)
実施場所:グランコスモ武蔵浦和
回答者:グランコスモ武蔵浦和の居住者(50~90代・男女 約120名)
調査手法:アンケート調査・インタビュー調査
|地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターについて| https://www.tmghig.jp/
東京都健康長寿医療センターは、明治5年に設立された養育院を前身としています。渋沢栄一翁は養育院の初代院長であり福祉・医療事業の維持・発展に尽力されました。平成21年東京都老人医療センターと東京都老人総合研究所が一体化し、地方独立行政法人となり高齢者医療のパイオニア・老年学研究の拠点として高齢者の心身の特性に応じた適切な医療の提供、臨床と研究の連携、高齢者のQOLを維持・向上させるための研究を通じて、高齢者の健康増進、健康長寿の実現を目指し活発な診療・研究活動を展開しています。
|コスモスイニシアについて| https://www.cigr.co.jp/
コスモスイニシアは、新築マンション・一戸建、リノベーションマンションなどの住まいを提供するレジデンシャル事業、投資用・事業用不動産の開発・仲介・賃貸管理などを行うソリューション事業、ファミリー・グループでの中長期滞在に対応するアパートメントホテルなどの開発・運営を行う宿泊事業を展開しています。社会の変化とニーズの多様化とともに事業領域を拡大し、都市環境をプロデュースする企業へと進化を続けています。
私たちは、ミッション『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。⼀歩先の発想で、⼀歩先の価値を。』 の実現に向けて全ての経営活動においてCSVを実践していきます。これからも、期待を超える安心や喜びをもたらす価値を追求し、商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決するため、より多くの「Next GOOD」を、お客さま、社会と共に創ってまいります。
■コスモスイニシア50周年特設サイト:https://www.cigr.co.jp/50th/
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シニア人材の中途採用は、すでに約半数の中小企業が実施し、より積極的に採用したいと考えている企業が増加しているが、シニアへの教育やメンター制度不足があると回答。
株式会社エフェクト(所在地:東京都中央区、代表取締役:石井 住枝)は、人手不足を懸念されている中小企業の経営者を対象に、「中小企業のシニア人材の活躍方法」に関する調査を実施しました。
人手不足の課題に対して、中途採用を強化している企業も多く、シニア人材の活用を検討されている経営者も増加しています。シニア人材を前向きに考えている企業では、仕事の仕分けや適性の見極めなど、受け入れ準備は何をして、何を任せるべきなのか、懸念を抱えていることも多いようです。
人材コンサルサービスを提供している株式会社エフェクト(https://effe-ct.co.jp/)は、人手不足の懸念がある企業に対して、シニア人材の採用にはどんな不安や課題があるのか、また、理想的なシニア活躍の実態を「中小企業のシニア人材の活躍方法」に関する調査として実施しました。
調査概要:「中小企業のシニア人材の活躍方法」に関する調査
【調査期間】2024年10月18日(金)~2024年10月19日(土)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,003人
【調査対象】調査回答時に人手不足を懸念されている中小企業の経営者と回答したモニター
【調査元】株式会社エフェクト(https://effe-ct.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
人手不足の対策として中途採用を強化する企業が約4割。シニア人材の活用は?
「経営している企業の人手不足に対してどのような対策を最も強化していますか?」と質問したところ、以下の結果になりました。
新卒の採用を強化している(17.2%)
離職対策を強化している(11.2%)
中途の採用を強化している(38.5%)
特に対策はしていない(33.1%)
人手不足の対策として中途採用を強化している企業が多く、これから強化したいと考えている企業も増えていることが示されました。
「現在、シニア人材の活用を検討していますか?」と質問したところ、以下の結果になりました。
すでに活用している(33.7%)
検討している(29.7%)
検討していない(36.6%)
「すでに活用している」「検討している」を合わせると約6割の企業がシニア人材の活用に着目していることが判明しました。
「定年の年齢の引き上げを実施していますか?」に対して、以下の結果になりました。
している(47.6%)
していない(38.6%)
エイジレスワークを導入している(13.8%)
約半数の企業で定年年齢の引き上げの実施、エイジレスワークの導入も少しずつ進んでいることがうかがえる結果になりました。
シニア人材の採用と受け入れ体制の現状は
「現在シニア人材の中途採用をしていますか?」と質問したところ、『はい(48.9%)』と約半数の回答がありました。
次に「経営している企業にアルムナイ制度(退職者を再雇用する制度)はありますか?」と質問したところ、『ある(51.0%)』と約半数の回答がありました。
アルムナイ制度は少しずつ制度も整備されている現状が見えます。
「シニア人材の中途採用をしている」と回答した方に対して、
「中途採用したシニア人材を受け入れる環境をどのように整えていますか?(複数選択)」の回答には、
『柔軟な勤務形態(39.9%)』が最も多く、次いで『業務の責任の明確化(28.3%)』『教育制度の整備(27.5%)』と回答。
柔軟な勤務形態の導入を通じてシニア人材の受け入れを進めている企業も多く、また、業務の責任の明確化や教育制度の整備も重要視されているようです。
シニア人材を雇用するメリット・デメリット
「シニア人材を雇用するメリットをどのように考えていますか?(複数選択可)」
と質問したところ、『経験や知識が豊富なシニア人材に即戦力として働いてもらえる(56.3%)』が最も多く、次いで『若手従業員の育成・成長につながる(27.4%)』『意欲が高いシニア人材が入社することで企業全体のモチベーションが上がる(24.4%)』となりました。
経験や知識が豊富であることから即戦力としての価値が高く、若手従業員の育成にも貢献し、企業全体のモチベーション向上につながるというメリットがあると考える傾向にあるようです。
一方で、「シニア人材を雇用するデメリットをどのように感じていますか?(複数選択)」に対しては、
『体力・健康面に不安がある(39.4%)』が最も多く、次いで『ITなどの新しいスキルの習得に時間がかかる(24.8%)』『給与・待遇の調整が必要になる(23.9%)』でした。
体力や健康面の不安が最も大きな課題とされており、新しいスキルの習得や若手従業員とのコミュニケーション、給与や待遇の調整といった懸念が示されました。
次に「シニア人材の活用でうまくいっていることはありますか?(複数選択可)」には、
『豊富な経験や専門知識を活かしている(52.4%)』が最も多く、次いで『プロ人材として即戦力になっている(37.9%)』『スキルや経験を活かせる業務が明確である(35.8%)』となりました。
豊富な経験や専門知識を持つプロ人材を即戦力として活躍や柔軟な勤務体制をメンター制度など取り入れながら、適材適所で活躍を支援している様子が見受けられました。
更に具体的に
「シニア人材を活用する理想形があれば教えてください」と尋ねたところ、
以下のような意見がありました。
■シニア人材を活用する理想形とは
・勤務形態やデメリット克服のための研修に力をいれる(50代/女性/三重県)
・大企業や中堅企業、団体等とタッグを組むこと(50代/男性/長野県)
・経験と知識をムダにせず、積極的に活躍してほしい(60代/女性/東京都)
・職を探しているシルバーにとってもwin-winの関係(60代/男性/宮城県)
・スキルの積極的評価で、働くシニアの有効活用(60代/男性/愛知県)
・仕事を切り出し、環境を整備(60代/男性/大分県)
まとめ
今回の調査で、企業が人手不足の懸念からシニア人材の活用に関して多様なアプローチを実践していること、定年の引き上げやエイジレスワークを導入している企業も見られました。
シニア人材に対しては、即戦力の期待が高く、特に豊富な経験や知識が評価されています。
一方で、健康面や新しいスキルの習得や待遇や勤務の調整などの懸念があり、これらの対策が課題となっています。
企業のシニア人材受け入れに向けた環境整備では「柔軟な勤務形態」「責任の明確化」「教育制度の整備」が主な対策となっていますが、受け入れ体制が整っていない企業も少なくない現状がありました。
人手不足の担い手としてシニア人材に活躍戴くためには、スキルの明確化、業務の仕分け、適材適所の配置など、エンゲージメント向上を取り入れながら、受け入れ準備、配属後のフォロー体制を整えていく必要が求められています。
シニア人材活躍支援の相談なら『株式会社エフェクト』
今回、「中小企業のシニア人材の活躍方法」に関する調査を実施した株式会社エフェクト(https://effe-ct.co.jp/)は、シニア人材が活躍できる体制をつくるために、ご協力いただける無償モニター企業を募集しています。
モニター内容は、
シニア人材の活躍支援を強化したいと考えている企業のヒアリング・業務仕分けの相談、受け入れ準備などの相談を1か月無償で提供します。(先着7社)
■シニア人材採用に関する相談窓口
株式会社エフェクト代表(石井 住枝)は、シニアライフアドバイザーでもあり、アクティブシニアの研究、ミドルシニアと共に働いた豊富な経験を通じて、彼らが直面する課題や必要な準備、その後のフォローについて深く理解しています。
今後、拡大が予想されるミドルシニア市場に備えるため、自身もリスキリングとして大学院で学び、シニア層の方々の社会生活への思いや希望を丁寧にヒアリングしてきました。
これからの企業の人材戦略では、多様な層の人材を効果的に活用することがますます重要になります。私たちは、シニア人材が企業の即戦力としてエンゲージメント高く、活躍できるようサポートするため、今回、モニター企業を募集します。そのため、専用の相談窓口を設けました。シニア人材活用に関する対応策を一緒に考えて実施します。ぜひお気軽にご相談ください。
■モニター企業の募集はこちら:https://www.mshonin.com/form/?id=223979274
■株式会社エフェクト:https://effe-ct.co.jp/
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30°の角度設計で体に差し込みやすく、介護者の負担を軽減する体位変換クッションです。2個セットなので、重ねたり並べたりとサポートの幅も広がります。
「身体に合った寝る・座る」を提供する寝室ブランドEMOORを展開する株式会社エムール(東京都立川市:代表取締役 高橋 幸司)は、2024年12月5日より、「姿勢を安定させる 体位変換クッション」の販売を開始しました。高齢化社会の中で増加する介護者の負担を軽減するために設計されたアイテムです。
体位変換クッションの使用例
負担を軽減する30°設計
体を少し起こせば、簡単に差し込むことができる角度です。寝返りの補助や体位変換など、力のいる介助もしやすくなります。接地面は幅約60㎝あるので、安定してサポートできます。
病気やケガで姿勢保持したい方にも
ケガや病気で横向き寝をしなければならない方、一時的な療養のために寝姿勢を保持したい方にもお使いいただけます。
サポートの幅が広がる2個セット
2個セットなので、2つ重ねて角度を付けたり、体の左右から差し込んだり、2つ並べてポジショニングができるので体を安定してサポートします。
高品質の2層の中材
中材の上層には、伸縮性と柔軟性に優れた新素材TPEジェル(熱可塑性エラストマー)のシートを採用。ラテックスのようなやわらかさとしなやかな弾力性があり、格子状で抜群の通気性を実現。
下層には、35D高弾性ウレタンフォームを採用。優れた弾力性で寝返りがしやすく、高密度で耐久性が高いので形状変化しにくく長持ちします。ご自宅はもちろん、介護施設や医療機関でもご活用いただける高耐久性素材です。
肌に優しい洗えるカバー
肌触りが滑らかで伸縮性に優れたジャージー生地のカバーは、L字ファスナーでラクラク開閉。厚手で耐久性があり、ご家庭の洗濯機で洗えるのでいつでも清潔を保ちます。また、裏面には滑り止め加工が施されているため、重ねて使ってもクッションがズレることなく、安心して使えます。
引っ掛かりを防ぐファスナーポケット付きの配慮も。また、側面には差し込む際に便利なハンドルも付いています。
介護施設や医療機関での導入をご検討の方へ
患者様、ご利用者様、介助者様のご負担を和らげるために開発した体位変換クッションです。事業者様として導入をご検討の場合は、サンプルのお貸出しを行っております。お気軽にお問い合わせください。
商品名 |
姿勢を安定させる 体位変換クッション 〈2個セット〉 |
---|---|
価格 |
8,800円(税込・基本送料込) |
サイズ |
約幅60×奥行22×高さ14cm(1個あたり) |
組成 |
カバー:ポリエステル100%(ニット生地) 中袋:ポリエステル100%(メッシュ生地) 中材:【上層】TPEシート(熱可塑性エラストマー)シート 厚み:約1.25cm 【下層】高反発ウレタンフォーム (35D/150N) |
重量 |
約0.9㎏(1個あたり) |
販売サイト |
■エムール公式オンラインショップ https://www.emoor.jp/c/em-pillow/so-shisei-c2set
■エムール楽天市場店 https://item.rakuten.co.jp/emoor/so-shisei-c2set/
■Yahooショッピング店 https://store.shopping.yahoo.co.jp/at-emoor/so-shisei-c2set.html
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「寝る・座る・しまう」を通して世界の人を元気にする。
エムールは、人間工学・睡眠学・日本の住文化に基づいたモノづくりで、人間の3つの行動を快適にする、東京発の寝室インテリアブランドです。
エムールについて
『寝る・座る・しまう』はエムールで
EMOOR(エムール)は『眠りで世界の人を元気にする』というビジョンのもと、2006年より寝室と睡眠をテーマとした商品・サービス開発、ECサイトの運営を行っています。人生100年時代において、健康であることは人生の中心と言えます。これからの寝室は「心身の健康を育む場所」として暮らしの起点、中心となっていきます。EMOOR(エムール)は、睡眠学や人間工学を背景とした基礎研究と常時2,000種類を超える商品開発力、そして、ECでの販売に特化することで、「百貨店品質の商品」をお求めやすい価格でご提供しています。
<研究/学会発表実績>
日本睡眠学会第44回定期学術集会(2019年)
日本睡眠学会第46回定期学術集会(2021年)
日本睡眠学会第47回定期学術集会(2022年)
日本睡眠学会第48回定期学術集会(2023年)
睡眠環境学会第32回学術大会 奨励賞受賞(2023年)
マットレスの寝心地に関する要因分析の論文発表(2024年)
株式会社エムール
会社名:株式会社エムール
本社:東京都立川市曙町1-25-12オリンピック曙町ビル9F
代表取締役:高橋 幸司
設立:2006年7月
資本金:4,500万円
事業内容:
・快適な「寝る、座る」を実現する製品の企画開発
・国内および海外向けECサイトの運営
・睡眠教育サービスの企画開発
関連サイト:
・ホームページ
https://emoor.co.jp
・公式オンラインショップ
https://www.emoor.jp
・オウンドメディア「日本の寝室と寝具」
https://www.emoor.jp/em/
・ブランドサイト
https://emoor.world/jp/
体験ショールーム立川・青山:
https://emoor.world/jp/showroom/
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地域密着型プロロードレースチーム 宇都宮ブリッツェン運営会社サイクルスポーツマネージメント株式会社(代表取締役社長 柿沼 章)は、市民向け介護予防を趣旨とした「いきいき自転車教室」を実施いたしました。
期日:2024年11月29日(金)
会場:宇都宮市河内体育館
コース:河内町周辺道路及び鬼怒川サイクリングロードを繋ぐ約10km
対象:宇都宮市内にお住いの65歳以上の方25名
指導:宇都宮ブリッツェン 選手及びスタッフ
主催:宇都宮ブリッツェン運営会社サイクルスポーツマネージメント株式会社
※宇都宮市高齢福祉課様からの受託事業
協力:宇都宮市、宇都宮市医療保健事業団、
USMO(宇都宮スポーツのまちづくり応援団
ロコモティブシンドローム対策や、フレイル予防などの言葉を多く聞く時代になりましたが、自転車運動等を通じた下腿筋肉への刺激は、まさにそれらの予防に繋がる事が医学的に証明をされています。
本事業では、参加される皆さんと楽しくサイクリングに出かける中で、自然と下腿筋を使います。また、自転車運動は歩行運動比で股関節稼働域が約3倍であり、股関節をリズミカルに動かすことで歩行には無い運動効果がある事も特徴です。
楽しみながらご自身の健康寿命延伸に繋がるサイクリング運動は、今後益々需要が高まると考えます。
また、住み慣れた地域を改めて自転車で走る事は、新たな発見などもあり地域への愛着を再認識する事でもあります。
日本初地域密着型ロードレースチームである宇都宮ブリッツェンは、今後も自転車運動やサイクリングを通じて市民の皆さんの健康に寄与して参ります。
【参加者様の声】 宇都宮市在住 白石 喜美子 さん
毎回参加しています。サイクリングはとても清々しいコースを走るので気持ちが良いです。安全で気持ちよく走れるコースを考えるのがポイントなのかなと思いますが、宇都宮ブリッツェンの選手やスタッフの皆さんんが細やかに案内してくれるので、初めての方でも安心して参加できますし、お薦めしたいです。
参加者の方とのコミュニケーションも嬉しいし、サイクリング前の座学も為になっています。
《本リリースに関する問い合わせ先》
サイクルスポーツマネージメント株式会社
栃木県宇都宮市今泉町2995-9 担当:成瀬
Tel:028-611-3993 / MAIL:allez@blitzen.co.jp