シニアのコミュニケーションと情報共有|2025年シニア調査から見る日常の相手・連絡手段・交流意向

誰と日常的に関わり、どのような手段で連絡を取り、誰との交流を増やしたいと考えているかは、シニアの生活実態を捉えるうえで重要な視点です。コミュニケーションのあり方は、単に情報を届けるための媒体選びにとどまらず、商品やサービスが話題になる関係性や、生活者が安心して情報に触れられる状況にも関わります。

本記事では、シニアライフ総研®「2025年シニア調査」から、55歳以上の男女1,612名を対象に、日常的に最もコミュニケーションを取る相手、主な連絡手段、今より交流を増やしたい相手を紹介します。配偶者や子どもを中心とする近い関係性だけでなく、対面接点の強さ、交流に対する意向の違いにも目を向けることで、シニア市場を年齢だけで一括りにしないための前提を整理します。

🚨 この調査から見える3つのポイント

  • 最もコミュニケーションを取る相手は「配偶者・パートナー」が52.0%で最多

  • 主な連絡手段は「直接会って話をする」が88.7%

  • 「特に誰ともコミュニケーションを増やそうとは思っていない」が37.8%で最多。一方で「お子様」は30.5%

日常の会話は配偶者・パートナーが中心、家族内でも男女で異なる

調査結果:普段最もコミュニケーションを取っている相手

順位・回答項目割合
1位:配偶者・パートナー52.0%
2位:お子様14.8%
3位:誰ともコミュニケーションを取っていない5.9%
4位:兄弟姉妹4.9%
5位:ご自身のご両親、またはそのいずれか4.5%
6位:職場の同僚・元同僚3.8%
7位:介護系専門職の方(ケアマネージャー・ヘルパーなど)2.9%
8位:同級生などの古くからの友人2.7%

対象:55歳以上のうち介護層を除く本人回答者(N=1,412) 形式:SA(単一回答)
※シニアライフ総研®が生活実態に基づいて整理する独自のシニア6区分のうち、本記事では介護層を除外して集計し、上位項目を抜粋しています。

日常的に最もコミュニケーションを取る相手は、「配偶者・パートナー」が52.0%で最も多く、半数を超えました。次いで「お子様」が14.8%です。日々の情報や話題が、まず近い家族との会話に乗りやすい生活構造がうかがえます。

ただし、生活者を「家族と暮らすシニア」と一括りにすることはできません。「誰ともコミュニケーションを取っていない」は5.9%で、兄弟姉妹(4.9%)や自身の親(4.5%)を上回りました。職場の同僚・元同僚、介護系専門職、古くからの友人などを挙げる人もおり、日常の関係性は住まい方や就業、健康状態、生活圏によって異なります。

男女別に見ると、「配偶者・パートナー」は男性59.3%、女性44.3%で男性が15.0ポイント高く、「お子様」は女性23.2%、男性7.0%で女性が16.2ポイント高くなりました。家族を中心としたコミュニケーションであっても、その中心となる相手は同じではありません。

💡 プランナーの視点

「シニア向け」として同じ情報を届けても、日常的に話す相手によって、情報が会話へ広がる経路は変わります。本人だけを単独の受け手として見るのではなく、家族内の関係性や、日常的に接している人の存在を捉えることが、ターゲット理解の出発点になります。


連絡手段の主役は対面、LINEや電話は関係を補う役割にある

調査結果:最もコミュニケーションを取っている相手との主な連絡手段

順位・回答項目割合
1位:直接会って話をする88.7%
2位:LINE24.7%
3位:携帯電話・スマホでの音声通話20.6%
4位:パソコンのメール5.6%
5位:スマホのメールアプリ(Gmail、Yahooメールなど)4.5%
6位:スマホでのテレビ通話(例:LINE通話、FaceTime)4.3%
7位:家の固定電話3.9%
8位:SMS・携帯キャリアメール(@docomo、@ezweb、@softbankなど)2.3%

対象:普段最もコミュニケーションを取っている相手がいる回答者(N=1,517) 形式:MA(複数回答) 
※上位8項目を抜粋しています。複数回答のため、合計は100%になりません。

連絡手段では、「直接会って話をする」が88.7%と突出しています。日常的なコミュニケーションにおいて、対面が依然として非常に強い接点であることがわかります。

一方で、LINEは24.7%、携帯電話・スマホでの音声通話は20.6%でした。対面が中心であっても、離れている時間や予定調整、短い近況共有などを補う手段として、スマートフォンを介した連絡が使われていると考えられます。男女別ではLINEが男性22.1%、女性27.3%で、女性のほうが5.2ポイント高くなりました。

ここで重要なのは、デジタル接点と対面接点を対立するものとして捉えないことです。最も近い相手との関係では、対面を基盤に、電話やLINEなどが重なっている可能性があります。媒体の利用率だけでなく、誰とのどのような関係を支える手段かを見る必要があります。

💡 プランナーの視点

デジタルを使えるかどうかだけで接点を設計すると、対面を起点とする生活実態を見落とすことがあります。シニアへのコミュニケーションでは、オンラインで完結する導線だけでなく、家族との会話や来店・地域接点とどう連動するかを考える視点が重要です。


交流を増やしたい相手は子どもが最多、無理に広げない意向も4割近い

調査結果:今よりも、もっとコミュニケーションを増やしたい相手

順位・回答項目割合
1位:特に誰ともコミュニケーションを増やそうとは思っていない37.8%
2位:お子様30.5%
3位:配偶者・パートナー23.1%
4位:同級生などの古くからの友人11.7%
5位:お孫様11.2%
6位:兄弟姉妹10.0%
7位:共通の趣味の友人6.1%
8位:「お子様の」配偶者5.5%

55歳以上の全回答者(N=1,612) 形式:MA(複数回答) 
※上位8項目を抜粋しています。複数回答のため、合計は100%になりません。

今よりもコミュニケーションを増やしたい相手では、「特に誰ともコミュニケーションを増やそうとは思っていない」が37.8%で最も多くなりました。交流を増やすこと自体を共通のニーズと見なすのではなく、現在の関係性に満足している、あるいは自分のペースを大切にしている生活者も多いと考える必要があります。

一方で、「お子様」は30.5%、「配偶者・パートナー」は23.1%で続きました。日常の中心にいる相手だけでなく、より頻繁に関わりたい相手としても、家族が大きな位置を占めます。「同級生などの古くからの友人」は11.7%、「お孫様」は11.2%で、家族以外や世代をまたぐ関係への意向も見られます。

男女別では、「配偶者・パートナーと増やしたい」は男性29.0%、女性16.8%で男性が高く、「同級生などの古くからの友人と増やしたい」は女性14.5%、男性9.1%で女性が高くなりました。交流意向を読み解く際も、年齢だけでなく、性別や生活の背景を重ねて見ることが大切です。

💡 プランナーの視点

交流を増やしたい人だけを前提にすると、生活者の実像を狭く捉えてしまいます。大切なのは、関係を広げたい意向と、今ある関係や自分のペースを維持したい意向の両方を理解することです。そのうえで、誰とのつながりに意味を感じるのかを見極めることが、無理のないコミュニケーション設計につながります。


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この記事で紹介した全体集計に加え、ご相談内容に応じて、年代、性別、健康状態、シニアライフ総研®独自のシニア6区分などによる再集計・分析も可能です。

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調査概要

項目内容
調査対象55歳以上の男女
調査方法インターネット調査
調査期間2025年3月21日~3月28日
サンプル数1,612名
項目内容
調査対象55歳以上の男女
調査方法インターネット調査
調査期間2025年3月21日~3月28日
サンプル数1,612名

※シニアライフ総研®では、年齢だけでなく、就業状況、健康状態、生活行動などをもとに、シニアライフ総研🄬独自の6区分で整理しています。
※本記事では調査結果の一部を抜粋して紹介しています。

55歳以上を対象としたシニアライフ総研®「2025年シニア調査」から、現在の住まい、同居している家族、将来どこで暮らしたいと考えているのかを紹介します。

シニアの住まいを考える際は、持ち家か賃貸かという居住形態だけでなく、誰と暮らしているのか、今後も現在の自宅で暮らしたいのかという生活基盤全体に目を向ける必要があります。

本記事では、「現在の住居形態」「現在の同居状況」「余生を過ごしたい場所」の3つの調査結果から、シニアの暮らしを捉えるうえで企業が押さえておきたい視点を読み解きます。

🚨 この調査から見える3つのポイント

  • 本人回答者では、戸建てと分譲マンションを合わせた持ち家が78.6%

  • 全回答者の60.6%が配偶者・パートナーと同居する一方、一人暮らしも20.2%

  • 余生を過ごしたい場所は「現在住んでいる自宅」が58.4%で最多

シニアの約8割が持ち家に居住

調査結果:現在の居住形態

順位・回答項目割合
1位:持ち家(戸建て)57.6%
2位:分譲マンション21.0%
3位:賃貸マンション・アパート16.8%
4位:賃貸(戸建て)2.1%
5位:ご家族の家で同居1.6%

対象:55歳以上のうち介護層を除く本人回答者(N=1,412) 形式:SA(単一回答)
※シニアライフ総研®が生活実態に基づいて整理する独自のシニア6区分のうち、本記事では介護層を除外して集計し、上位項目を抜粋しています。

現在の住居形態では、「持ち家(戸建て)」が57.6%で最も高く、「分譲マンション」の21.0%が続きました。両者を合わせると78.6%となり、介護層を除く本人回答者の約8割が持ち家で暮らしています。

一方、「賃貸マンション・アパート」は16.8%、「賃貸(戸建て)」は2.1%でした。持ち家が多数を占めるものの、賃貸住宅や家族の家などで暮らす人も一定数います。

年代別では、「持ち家(戸建て)」が50代49.4%、60代56.2%、70代63.9%と、年代が上がるにつれて高くなっています。反対に、「賃貸マンション・アパート」は50代25.9%、60代16.5%、70代12.0%でした。

ただし、この差は年齢だけでなく、住宅取得時期や就業状況、家族構成、居住地域などが関係している可能性があります。

💡 プランナーの視点

持ち家であることと、住まいに課題がないことは同じではありません。戸建てでは修繕や庭の管理、段差、生活動線などが負担になり得ます。マンションでも管理費や設備更新、外出時の動線など、別の課題があります。

シニア向けの商品・サービスを考える際は、持ち家か賃貸かだけで対象者を分けず、住宅の種類、維持管理の状況、家族から受けられる支援まで重ねて見ることが重要です。


配偶者との同居が中心。一人暮らしも約5人に1人

調査結果:現在同居している家族

順位・回答項目割合
1位:配偶者・パートナー60.6%
2位:お子様25.6%
3位:同居人はいない(一人暮らしをしている)20.2%
4位:あなたの母親7.9%
5位:同居人はいない(病院・施設などに入院/入所している)4.8%
6位:兄弟・姉妹3.0%
7位:お孫様2.8%
8位:あなたの父親2.4%

対象:55歳以上の全回答者(N=1,612) 形式:MA(複数回答)
※上位8項目を抜粋しています。複数回答のため、合計は100%になりません。

現在同居している家族では、「配偶者・パートナー」が60.6%で最も高く、「お子様」が25.6%で続きました。配偶者との二人暮らしや、子どもを含む家族との生活が中心であることが分かります。

一方、「同居人はいない(一人暮らしをしている)」も20.2%を占め、約5人に1人が一人暮らしです。

また、「あなたの母親」が7.9%、「あなたの父親」が2.4%となっており、自身がシニア世代に入りながら、高齢の親と暮らす人も含まれています。

同居家族がいることが、そのまま本人への支援があることを意味するわけではありません。本人が親や配偶者を支えている場合もあります。

反対に、一人暮らしであっても、近隣の家族や友人と日常的につながっているケースがあります。

💡 プランナーの視点

「夫婦世帯」「単身世帯」といった世帯類型だけでは、生活の実態を十分に捉えられません。家事や買い物を担う人、離れて暮らす家族との距離、支援する側とされる側の関係によって、必要な商品や情報は変わります。

特に一人暮らしを「孤立」と同一視せず、家族・友人とのつながりや日常の行動範囲を分けて把握することが、適切なターゲット設計につながります。


余生を過ごしたい場所は「現在の自宅」が約6割

調査結果:余生を過ごしたい場所

順位・回答項目割合
1位:現在住んでいる自宅58.4%
2位:特に希望している場所はない24.6%
3位:国内の気に入った場所への住み替え6.3%
4位:気に入った地域の高齢者向け住まい2.5%
5位:故郷2.4%
6位:自宅の近くの高齢者向け住まい1.7%
7位:家族の家の近くの高齢者向け住まい1.6%

対象:55歳以上の全回答者(N=1,612) 形式:SA(単一回答)
※上位7項目を抜粋しています。

余生を過ごしたい場所では、「現在住んでいる自宅」が58.4%で最も高く、「特に希望している場所はない」が24.6%で続きました。

「国内の気に入った場所への住み替え」は6.3%にとどまっています。

この結果からは、積極的な住み替えよりも、慣れ親しんだ自宅を将来の暮らしの基盤と考える人が多いことがうかがえます。

ただし、現在の自宅を希望することが、現在の住環境に不便や不安がないことを意味するわけではありません。

身体機能や家族構成が変化しても自宅で暮らし続けるためには、住宅設備や安全性だけでなく、買い物、通院、移動、家事、見守り、地域とのつながりなど、生活を支える複数の条件が関わります。

💡 プランナーの視点

将来の住まいを「自宅か施設か」の二者択一で捉えるだけでは不十分です。自宅を暮らしやすく改修する、同じ地域内で住み替える、家族の近くに移るなど、現在の生活との連続性を保つ選択肢があります。

住まいそのものに加えて、移動・買い物・医療・見守りを含む生活圏全体を捉えることで、本人が維持したい暮らしに沿った提案がしやすくなります。


シニアの住まいは、居住形態・同居状況・将来意向を重ねて捉える

今回の調査では、介護層を除く本人回答者の78.6%が持ち家に住んでいました。

また、全回答者の60.6%が配偶者・パートナーと同居する一方、一人暮らしも20.2%を占めています。余生を過ごしたい場所では、58.4%が現在住んでいる自宅を選びました。

ただし、これらを別々の属性として見るだけでは、シニアの住生活は捉えきれません。

持ち家で配偶者と暮らす人、一人で賃貸住宅に暮らす人、高齢の親と同居する人では、課題も意思決定の方法も異なります。

企業がシニア向けの商品・サービスや情報発信を考える際は、「55歳以上」「持ち家」といった一つの属性で対象者像を決めず、誰と暮らし、誰を支え、どのような生活圏を持ち、将来どの暮らしを維持したいのかまで重ねて見ることが重要です。


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この記事で紹介した全体集計に加え、ご相談内容に応じて、年代、性別、健康状態、シニアライフ総研®独自のシニア6区分などによる再集計・分析も可能です。

自社の商品・サービスで着目すべき層や、住まい・家族構成と購買・情報行動をどのように組み合わせて見るべきかといった検討段階からご相談いただけます。

相談内容が固まっていない段階でもお問い合わせいただけます。


調査概要

項目内容
調査対象55歳以上の男女
調査方法インターネット調査
調査期間2025年3月21日~3月28日
サンプル数1,612名
備考独自のシニア6区分のうち居宅介護層・施設介護層は介護者の代理回答

※シニアライフ総研®では、年齢だけでなく、就業状況、健康状態、生活行動などをもとに、シニアライフ総研🄬独自の6区分で整理しています。
※本記事では調査結果の一部を抜粋して紹介しています。

55歳以上を対象としたシニアライフ総研®「2025年シニア調査」から、食生活に対する意識と、日々の食事で感じている悩みを紹介します。

シニアの食生活を考える際には、栄養や健康への関心だけでなく、献立を考える負担、食事の準備、食べる量の変化など、日常生活の中で生じる課題にも目を向ける必要があります。また、同じ55歳以上でも、健康意識や食事を取り巻く環境には男女差が見られます。

本記事では、若い頃と比べて意識していること、現在気にしている健康面、具体的な食生活上の悩みという3つの観点から、シニアの食生活を読み解きます。

🚨 データから見える、食生活意識と悩みにおける3つの視点

視点1:食生活への関心は、疾病管理だけに限られない
塩分、コレステロール、血圧といった数値管理に加え、体重、栄養バランス、骨の健康など、幅広い関心が併存しています。

視点2:食生活の悩みでは、献立や準備に関する負担が表れている
明確な悩みがない人が多い一方で、献立を考えることや一人分の食事を準備することに負担を感じる人も見られます。

視点3:健康への配慮は、「控える」行動と「取り入れる」行動の両方に表れている
食事量やカロリーを抑えるだけでなく、野菜やタンパク質を意識して取る行動も上位に挙がっています。


食生活で気にしていることは、健康指標への意識と無関心層が併存

調査結果:食生活について気にしている点

対象:55歳以上のうち介護層を除く本人回答者(N=1,412)
※シニアライフ総研®が生活実態に基づいて整理する独自の6区分のうち、本記事では介護層を除外して集計しています。
形式:MA(複数回答)
※上位10項目を抜粋しています。
※MA(複数回答)のため、合計は100%になりません。

順位・回答項目割合
1位:特に何も気にしていない30.9%
2位:塩分の摂りすぎ27.8%
3位:コレステロールや中性脂肪の数値24.4%
4位:体重や体型の維持22.3%
5位:血圧のコントロール19.6%
6位:血糖値や糖質のコントロール19.3%
7位:栄養バランス17.3%
8位:水分不足・脱水12.7%
9位:骨の健康・骨粗しょう症12.6%
10位:食品の添加物・安全性6.7%

食生活について現在気にしていることでは、「特に何も気にしていない」が30.9%で最も高くなっています。一方で、「塩分の摂りすぎ」27.8%、「コレステロールや中性脂肪の数値」24.4%、「体重や体型の維持」22.3%が続き、生活習慣病や健康診断の数値に関わる項目への関心も一定程度見られます。

この結果からは、シニアの食生活意識が一様に健康志向へ向かっているわけではないことが読み取れます。塩分、血圧、血糖値、コレステロールなどを意識する人がいる一方で、食生活について特に課題を感じていない人も約3割存在しています。

企業がシニア市場を見る際には、「健康志向」という大きな括りだけで捉えるのではなく、本人が何を気にしているのかを分けて考える必要があります。

💡 プランナーの視点

食生活領域では、「シニア=健康意識が高い」という前提だけでターゲットを設計すると、実態とのずれが生じやすくなります。健康指標を気にしている人と、特に意識していない人では、同じ商品やサービスでも受け止め方が異なります。コミュニケーション設計では、健康課題そのものだけでなく、本人がその課題をどの程度自分ごと化しているかを見極める視点が重要です。


食事面の課題は、栄養よりも日々の準備負担に表れやすい

調査結果:食事面の課題

対象:55歳以上のうち介護層を除く本人回答者(N=1,412)
※シニアライフ総研®が生活実態に基づいて整理する独自の6区分のうち、本記事では介護層を除外して集計しています。
形式:MA(複数回答)
※上位10項目を抜粋しています。
※MA(複数回答)のため、合計は100%になりません。

順位・回答項目割合
1位:特に何も悩んでいない59.3%
2位:献立を考えるのが面倒13.8%
3位:一人だと食事の準備が面倒9.9%
4位:料理のレパートリーが少なく飽きてしまう8.3%
5位:固いものが食べにくくなった6.7%
6位:食が細くなり、栄養がとれているか不安6.2%
7位:外食や買い物が負担に感じる5.0%
8位:歯や入れ歯の状態が気になり、食事が楽しめない4.5%
9位:一人だと食事が味気なく感じる4.0%
10位:情報が多すぎて何を信じてよいかわからない4.0%

食事面の課題では、「特に何も悩んでいない」が59.3%と過半数を占めています。介護層を除く本人回答者では、食生活に明確な悩みを感じていない人が多数派となっています。

一方で、悩みとして挙がった項目を見ると、「献立を考えるのが面倒」13.8%、「一人だと食事の準備が面倒」9.9%、「料理のレパートリーが少なく飽きてしまう」8.3%が上位に入っています。食事面の課題は、栄養や健康状態そのものよりも、毎日の食事をどう準備し、飽きずに続けるかという生活運用面に表れやすいことが特徴です。

また、「固いものが食べにくくなった」6.7%、「食が細くなり、栄養がとれているか不安」6.2%、「歯や入れ歯の状態が気になり、食事が楽しめない」4.5%など、身体機能や摂取量に関わる項目も一定数見られます。割合としては高くないものの、食事の楽しさや生活の質に直結しやすい課題です。

食関連市場では、栄養を補う、健康に配慮するという視点に加えて、献立を考える負担、調理や買い物の負担、食欲や咀嚼の変化といった生活実態を組み合わせて見る必要があります。

💡 プランナーの視点

食生活に関する課題は、必ずしも「健康に関する知識が足りないこと」から生じるわけではありません。

献立を考える手間、一人分を準備する負担、食事内容が単調になることなど、日常の中で繰り返される小さな負担が課題になる場合があります。

ただし、同じ悩みを持つ人でも、単身世帯なのか、家族と同居しているのか、本人が食事を用意しているのかによって生活実態は異なります。公開されている全体値だけで対象者像を決めず、背景を分けて見る必要があります。


若い頃と比べた食生活の変化には、「控える」ことと「補う」ことの両面が見られる

調査結果:若いころと比べて意識している点

対象:55歳以上のうち介護層を除く本人回答者(N=1,412)
※シニアライフ総研®が生活実態に基づいて整理する独自の6区分のうち、本記事では介護層を除外して集計しています。
形式:MA(複数回答)
※上位10項目を抜粋しています。
※MA(複数回答)のため、合計は100%になりません。

順位・回答項目割合
1位:野菜を多くとっている38.2%
2位:特に何も意識していない27.5%
3位:食べる量を減らしている25.9%
4位:タンパク質(肉・魚・大豆など)を意識してとっている24.6%
5位:食事の時間をなるべく規則正しくしている23.2%
6位:薄味を心がけている22.5%
7位:カロリーを控えている18.0%
8位:間食を控えている15.4%
9位:よく噛んで食べている13.0%
10位:サプリや健康食品を活用している11.3%

若い頃と比べて食生活で意識していることでは、「野菜を多くとっている」が35.0%で最も高くなりました。

次いで「特に何も意識していない」が30.1%、「食べる量を減らしている」が24.0%、「タンパク質を意識してとっている」が23.6%と続きます。

食生活の変化には、「食べる量を減らす」「カロリーを控える」「間食を控える」といった、摂取量を抑える行動が見られます。

その一方で、「野菜を多くとる」「タンパク質を意識してとる」といった、必要な食品や栄養を積極的に取り入れる行動も上位に挙がっています。

つまり、シニアの食生活における健康への配慮は、単に食事を制限する方向だけではありません。食事量やカロリーを抑えることと、必要な栄養を補うことの両方から食生活を整えようとする実態が表れています。

「薄味を心がけている」「食事の時間をなるべく規則正しくしている」も2割を超えています。食べるものだけでなく、味付けや食事時間など、日々の食習慣全体を見直している人も一定数存在します。

一方で、「特に何も意識していない」も約3割を占めています。55歳以上であれば誰もが食生活を変えているわけではなく、健康への意識や行動の段階には幅があると捉える必要があります。

💡 プランナーの視点

シニア向けの食や健康を考える際、「低カロリー」「控えめ」といった制限型の価値だけでは、食生活の実態を十分に捉えきれません。

野菜やタンパク質を意識して取るなど、必要なものを積極的に取り入れようとする行動も見られます。

一方、食生活を特に変えていない人も約3割存在します。健康への関心があるかどうかだけでなく、現在どのような行動を取っているのかを確認することが、対象者を理解するうえで欠かせません。


健康意識は「状態」ではなく、生活行動との組み合わせで捉える

今回の調査では、シニアが食生活で気にしていることとして、塩分、脂質、体重、血圧、血糖値、栄養バランスなど、複数のテーマが挙がりました。

また、食生活に明確な悩みがない人が過半数を占める一方で、献立や食事準備の負担、食べにくさ、食事量の減少など、性質の異なる課題も見られます。

若い頃と比べた変化では、食事量やカロリーを抑える行動だけでなく、野菜やタンパク質を意識して取る行動も表れています。

このように、シニアの食生活は「健康に気をつけているか」という一つの尺度だけでは十分に捉えきれません。

何を気にしているのか、誰が食事を準備しているのか、どのような負担を感じているのか、健康状態や生活環境はどうなっているのかによって、必要とされる価値は異なります。

公開されている全体傾向は、市場の論点を把握するための基礎となります。一方、自社の商品・サービスにとってどの層が対象となるのかを判断するには、年代や性別だけでなく、健康状態、世帯状況、就業状況、生活行動などを重ねて見る必要があります。


調査データを活用したシニアマーケティングのご相談について

本記事では、2025年シニア調査のうち、食生活の意識と悩みに関する一部結果を紹介しました。

シニアライフ総研®では、生活実態で捉える独自の6区分をもとに、年齢だけでは見えにくいシニアの行動や意識の違いを整理しています。

実際のマーケティング検討では、この6区分を起点にしながら、商品・サービスの特性に応じて、健康状態、家族構成、食事準備の担い手、買い物行動、情報接触などの切り口を組み合わせて見ていくことが重要です。

調査データの活用や、シニア向けの商品・サービスにおけるターゲット設計、コミュニケーション設計については、個別にご相談いただけます。


調査概要

項目内容
調査対象55歳以上の男女
調査方法インターネット調査
調査期間2025年3月21日~3月28日
サンプル数1,612名
備考シニア6区分別のうち居宅介護層・施設介護層は介護者の理回答

※居宅介護層・施設介護層は代理回答を含みます。
※本記事では、調査結果の一部を抜粋して紹介しています。

シニアライフ総研®では、55歳以上の男女1,612名を対象に「2025年シニア調査」を実施しました。本記事では、健康・食生活編の第1回として、健康状態の自己評価、現在行っている健康維持行動、フレイル・介護予防や認知症予防への取り組みに注目します。

シニア市場において「健康」は、医療・介護領域に限らず、食品、日用品、住まい、余暇、情報接触など、幅広い生活行動の前提となるテーマです。ただし、健康状態は「病気があるかどうか」だけで捉えられるものではありません。通院や持病があっても自分を健康的と捉える人もいれば、健康維持や予防に向けた行動が十分に定着していない人もいます。

本記事では、シニアの健康意識を一括りにせず、自己認識と日常行動、予防行動の違いから、企業がシニア層を理解するうえで押さえておきたい視点を整理します。

🚨 データから見える、健康意識・介護予防を捉える3つの視点

視点1:健康認識は、通院や持病の有無だけでは分けきれない
通院や持病があっても、日常生活に大きな支障がなければ、自分を健康的と捉える層が見られます。

視点2:健康維持行動は、日常生活の延長にある
健診、食事、ウォーキングなど、生活の中で続けやすい行動が中心です。

視点3:介護予防・認知症予防は、実施層と未実施層が併存している
食事や運動に取り組む人がいる一方で、具体的な行動に移っていない層も見られます。


55歳以上シニアは「通院していても健康」と捉える傾向

調査結果:健康状態の自己評価

対象:全体(N=1,612)、形式:SA(単一回答)

順位・回答項目割合
1位:特に疾患・持病等はなく、健康である37.0%
2位:日常生活に支障がない程度の疾患・持病がある31.4%
3位:定期的な通院・検査はあるが、健康的である24.8%
4位:極めて健康であり、自信を持っている6.8%

健康状態の自己評価では、「特に疾患・持病等はなく、健康である」が37.0%で最も高くなっています。次いで、「日常生活に支障がない程度の疾患・持病がある」が31.4%、「定期的な通院・検査はあるが、健康的である」が24.8%となりました。

注目したいのは、持病や通院の有無が、そのまま本人の健康認識を左右しているわけではない点です。疾患や通院があっても、日常生活に大きな支障がなければ、自分を健康的な状態にあると捉える層が一定数見られます。

シニアにとっての健康は、単に病気がないことだけではなく、「普段の生活を大きく変えずに過ごせていること」「自分なりに管理できていること」とも結びついています。健康状態を把握する際には、医療的な状態だけでなく、本人の生活実感まで合わせて見る必要があります。

💡 プランナーの視点

シニア向けの商品・サービスを考える際、「健康な人」と「健康に不安がある人」を単純に分けてしまうと、実態とのずれが生じる場合があります。通院中でも活動的に暮らしている人、持病を前提に生活を調整している人、検査や服薬を日常の一部として受け入れている人など、健康状態と生活意識の組み合わせは一様ではありません。

健康関連のコミュニケーションでは、「病気を防ぐ」「不安を解消する」といった文脈だけでなく、「今の生活を維持する」「自分で管理できている状態を支える」といった視点も必要になります。本人が自分をまだ健康的な状態にあると捉えている場合、過度に不安を強調する表現は距離を生みやすくなります。自立感や前向きな健康認識を損なわずに、自然に受け入れられる接点をつくることが求められます。


健康維持行動は健診・食事・ウォーキングが中心

健康を維持するために現在行っていること

対象:全体(n=1,612)、男性(n=831)、女性(n=781)/回答形式:MA(複数回答)
※MA(複数回答)のため、合計は100%になりません。
※上位項目を抜粋しています。

順位・回答項目男性女性
1位:定期的な健康診断・検査38.1%41.0%
2位:食事への配慮(食事制限や栄養管理など)34.3%42.4%
3位:ウォーキング/散歩38.6%33.7%
4位:健康維持のために行っていることは特にない27.8%25.1%
5位:睡眠の質向上(規則正しい生活、寝具の改善など)12.6%17.3%

健康維持のために現在行っていることでは、全体では「定期的な健康診断・検査」が39.5%、「食事への配慮」が38.2%、「ウォーキング/散歩」が36.2%となっています。

上位に並んでいるのは、いずれも日常生活の中で取り入れやすい行動です。特別な器具を使う運動や専門的な健康管理というよりも、健診を受ける、食事に気をつける、歩くといった、生活の延長にある健康維持が中心になっています。

男女別に見ると、女性では「食事への配慮」が42.4%と男性より高く、「睡眠の質向上」も17.3%で男性を上回っています。一方、男性では「ウォーキング/散歩」が38.6%と女性より高くなっています。同じ健康維持でも、女性は食事や睡眠を含めた生活管理、男性は歩く・動くといった身体活動に寄りやすい傾向があります。

また、「健康維持のために行っていることは特にない」は男性27.8%、女性25.1%となっています。健康に関心がないというより、何かを始めるほどのきっかけがない、あるいは自分の行動を「健康維持」として意識していない層も含まれると考えられます。

💡 プランナーの視点:全体平均のデータに潜む「健康意識の二極化」

健康維持行動は、必ずしも強い問題意識から始まるものではありません。今回の結果を見ると、シニア層が取り入れている健康行動は、日常生活のリズムを大きく変えずに続けられるものが中心です。健康のために新しいことを始めるというより、いつもの生活の中で少し気をつける。そのような距離感で健康維持に向き合っている層が多いと考えられます。

商品・サービスの訴求を考える際には、この「生活の延長」にある行動をどう捉えるかが大切です。女性では食事や睡眠、男性ではウォーキング/散歩が比較的高く、健康維持の入り口には男女で違いが見られます。同じ健康テーマでも、食事を整える、歩く習慣を続ける、睡眠を見直すなど、生活場面ごとに入口は異なります。健康を前面に出しすぎるのではなく、すでにある生活導線の中で自然に受け止められる文脈を探ることが求められます。


介護予防・認知症予防は、取り組む層と未実施層に分かれる

フレイル・介護予防や認知症予防のために現在行っていること・気をつけていること

対象:男性(n=831)、女性(n=781)/回答形式:MA(複数回答)
※MA(複数回答)のため、合計は100%になりません。
※上位項目を抜粋しています。

順位・回答項目男性女性
1位:バランスの良い食事(野菜や魚を多く摂る、塩分や糖分を控えるなど)34.5%44.2%
2位:特に何もしていない39.2%28.9%
3位:適度な運動(ウォーキング、ヨガ、体操など)28.6%32.0%
4位:健康診断を定期的に受ける(認知症に関連する検査も含む)23.6%28.2%
5位:ストレスを溜めない生活17.0%24.3%
6位:十分な睡眠を取る(睡眠の質を高める工夫)15.3%21.9%

フレイル・介護予防や認知症予防のために行っていることでは、全体では「バランスの良い食事」が39.2%で最も高くなっています。一方で、「特に何もしていない」も34.2%にのぼり、予防行動に取り組む層と、まだ具体的な行動に移っていない層が併存しています。

男女別に見ると、女性では「バランスの良い食事」が44.2%と男性の34.5%を上回っています。「ストレスを溜めない生活」「十分な睡眠」も女性の方が高く、介護予防や認知症予防を、生活全体を整えることと結びつけて捉えている傾向が見られます。

一方、男性では「特に何もしていない」が39.2%と女性より高くなっています。介護予防や認知症予防という言葉自体は広く知られるようになってきましたが、それを自分の生活の中で何をすることなのかまで落とし込めていない層も一定数含まれていると考えられます。

ここには、健康維持とは少し異なる課題があります。健康診断や散歩は日常行動としてイメージしやすい一方、介護予防や認知症予防は将来の話として受け止められやすく、行動の優先順位が上がりにくい面があります。必要性を伝えるだけではなく、日々の暮らしの中で何をすればよいのかまで、わかりやすくつなげることが求められます。

💡 プランナーの視点

介護予防や認知症予防は、シニア本人にとって大きなテーマでありながら、日常の行動にはまだ落とし込みにくい領域です。「特に何もしていない」という回答が男性で高いことからも、関心の有無だけでなく、自分ごと化や行動化のしやすさに差があることがうかがえます。

この領域では、危機感を強く出すよりも、食事、散歩、睡眠、会話、健診といった身近な行動に置き換えて伝えることが大切です。「介護予防」という言葉に反応する層もいれば、「いつまでも自分で歩く」「食事を楽しみ続ける」「家族との会話を保つ」といった生活感のある表現の方が受け入れやすい層もいます。ターゲットを考える際には、予防意識の高さだけでなく、どの生活場面からなら行動に移りやすいかを見る必要があります。


健康意識は「状態」ではなく、生活行動との組み合わせで捉える

健康状態の自己評価を見ると、シニアの多くは、持病や通院の有無だけで自分の健康を判断しているわけではありません。日常生活に大きな支障がないこと、通院や検査を通じて自分なりに管理できていることも、健康認識を支える要素になっています。

一方で、健康維持行動や介護予防行動を見ると、食事、健診、ウォーキングといった身近な取り組みが中心であるものの、何もしていない層も一定数存在しています。健康への関心と、実際の行動にはまだ距離がある層もいるということです。

シニア市場を見る際には、「健康なシニア」「健康不安のあるシニア」といった大きな分類だけでは不十分です。本人が自分の健康をどう捉えているのか、日常の中でどのような行動を取っているのか、予防に対してどの程度自分ごと化しているのか。こうした視点を組み合わせて見ることで、ターゲット設計やコミュニケーション設計の精度を高めることができます。


調査データを活用したシニアマーケティングのご相談について

本記事では、55歳以上全体の傾向を中心に紹介しました。しかし、健康状態や健康維持行動は、年齢だけでなく、就業状況、生活環境、身体状況によっても異なります。
自社の商品・サービスにとって、どの層を対象にすべきかを判断するには、複数の調査項目を掛け合わせた分析が必要です。

シニアライフ総研®では、2025年シニア調査の詳細データをもとに、対象層の整理、生活実態の分析、コミュニケーション設計の前提整理を支援しています。


調査概要

項目内容
調査対象55歳以上の男女
調査方法インターネット調査
調査期間2025年3月21日~3月28日
サンプル数1,612名
備考シニア6区分別のうち居宅介護層・施設介護層は介護者の理回答

※居宅介護層・施設介護層は代理回答を含みます。
※本記事では、調査結果の一部を抜粋して紹介しています。

更新日:2025年1月10日

シニアライフ総研®では、2024年9月に、シニア世代の食生活に関する実態をより深く理解するため、全国の55歳以上の男女を対象とした独自調査を実施しました。

本調査では、シニア世代が1週間を通じて朝食、昼食、夕食をどの程度の頻度で摂取しているのかに加え、間食や夜食といった補助的な食事に関する習慣についても焦点を当てています。これらの調査結果をもとに、シニア世代の食生活における傾向や特徴を分析したデータをご紹介します。


総括

全体的に、女性は規則正しい食生活を維持し、特に60歳以上の女性は朝食や昼食を毎日摂る割合が非常に高いことが特徴です。一方、男性は働き盛りの55~59歳の世代で食事を抜く割合が高く、食生活が乱れがちであることが示されています。60歳以上になると男性も女性同様に規則的な食生活に移行し、特に夕食はほぼ毎日摂る習慣が定着しています。夜食や間食に関しては女性が控える傾向が強く、男性はやや摂る割合が高いようです。

シニアの食事シーンのイメージ
シニアの食事シーンのイメージ

1週間の【朝食】摂取回数

女性の方が規則正しい朝食習慣があり、特に60~64歳の女性はその傾向が顕著。一方で、55~59歳の男性は朝食を抜く割合が高い。

  • 全体では75.1%が毎日朝食を食べており、「全く食べない」層は6.8%です。
  • 女性は76.4%が毎日朝食を摂っており、男性(73.8%)よりもやや高い割合です。一方で、「全く食べない」割合は男性が7.1%、女性が6.5%と、男性の方が朝食を抜く傾向があります。
  • 55~59歳の世代では、62.7%が毎日朝食を食べており、12.6%が「全く食べない」という結果です。
    60~64歳の世代では、毎日朝食を摂る割合が77.9%に上がり、「全く食べない」割合は5.6%と減少しています。
  • 70歳以上の世代では80.3%が毎日朝食を摂っており、最も高い割合を示しています。
  • 特に女性60~64歳では91.2%が毎日朝食を食べ、極めて高い規則正しい食生活が見られます。一方、男性60~64歳では64.5%が毎日朝食を摂っているものの、「全く食べない」割合が9.7%と他の年代よりも高めです。また、男性65~69歳では82.2%が毎日朝食を摂り、高齢になるほど朝食をしっかり摂る傾向が強まります。

Q.1週間で「朝食」は何回摂りますか?(SA)

シニアの朝食摂取頻度

1週間の【昼食】摂取回数

女性の方が規則正しい食生活を送る傾向が強く、働き盛りの男性や高齢男性は昼食を抜く割合が高い

  • 全体では約8割が毎日昼食を摂っており、全く食べない層は3.0%であり少数ではあるものの、昼食を抜く人も一定数存在します。

  • 女性は全体的に毎日昼食を食べる割合が高く(80.5%)、特に60~64歳の女性は89.7%で最も高い。一方、男性は年齢が上がるほど「毎日」昼食を食べる割合が高くなります。

  • 55~59歳の世代は「毎日」昼食を食べる割合が低く(69.1%)、特に男性は「全く食べない」人の割合が高い(5.0%)。忙しい生活が影響している可能性があります。

  • 昼食を「全く食べない」人の割合は全体で3.0%で、特に男性65~69歳(5.5%)や55~59歳(5.0%)に多い傾向があります。

Q.1週間で「昼食」は何回摂りますか?(SA)

シニアの昼食摂取頻度

1週間の【夕食】摂取回数

全体的に規則正しい夕食の習慣を持っている一方で、55~59歳の男性は夕食を抜く傾向がやや見られる

  • 全体では91.3%が毎日夕食を摂っており、「全く食べない」層は0.4%と非常に少ないです。
  • 男性は91.9%が毎日夕食を食べており、女性よりわずかに高い割合です(女性90.8%)。
  • 60~69歳の世代では「毎日」夕食を食べる割合が高く、65~69歳は93.7%と最も高いです。
  • 55~59歳の男性は「毎日」夕食を食べる割合が87.2%と他の年代より低く、9.2%が週に5~6日夕食を食べています。一方、70歳以上の男性では98.0%が毎日夕食を食べており、最も高い割合を示しています。
  • 女性60~64歳は「毎日」夕食を食べる割合が94.1%と高く、規則正しい食生活を送っていることが伺えます。70歳以上の女性では「毎日」夕食を食べる割合が86.3%で他の世代に比べて少し低いですが、それでも高い割合です。

Q.1週間で「夕食」は何回摂りますか?(SA)

シニアの夕食摂取頻度.png

1週間の【間食】摂取回数

女性や年配者が間食を摂る頻度が高い傾向に。特に女性は毎日間食を摂る割合が多く、一方で男性は間食をしない傾向が目立つ。また、年齢が上がるにつれて、間食をする割合が増える傾向に。

  • 全体では29.5%が毎日間食を摂っており、「全く食べない」層は14.0%です。
  • 女性は39.0%が毎日間食を摂っており、男性よりも間食をする割合が高いです(男性は20.1%)。
    男性は「全く食べない」割合が21.9%と高く、女性(6.2%)との差が大きいのが特徴です。
  • 55~59歳の世代では、28.8%が毎日間食を摂っており、12.1%が「全く食べない」結果です。60~64歳では毎日間食を摂る割合が27.5%、「全く食べない」割合が16.2%となっています。70歳以上の世代では、36.6%が毎日間食を摂っており、他の年代よりも高い割合を示しています。
  • 特に、男性55~59歳や60~69歳の男性では「全く食べない」割合が高く、65~69歳の男性では26.0%に達しています。
  • 一方、女性70歳以上では43.2%が毎日間食を摂っており、間食習慣が強く見られます。

Q.1週間で「間食」は何回摂りますか?(SA)

シニアの間食摂取頻度

1週間の【夜食】摂取回数

間食と同様に、女性や年配者が規則的に夜食を摂る傾向が見られる一方で、男性は夜食を摂らない割合が高い

  • 全体では8.8%が毎日夜食を摂っており、58.7%が全く食べないという結果です。
  • 男性は9.1%が毎日夜食を摂っており、女性(8.5%)とほぼ同じですが、「全く食べない」割合は男性55.5%、女性61.9%で、女性の方が夜食を控える傾向が強いです。
  • 55~59歳の世代では、8.6%が毎日夜食を摂り、52.7%が全く食べない。一方、60~64歳の世代では、6.7%が毎日摂り、62.4%が全く食べないという結果です。
  • 65~69歳では11.9%が毎日夜食を摂り、他の年代に比べてやや高い割合を示しています。特に男性65~69歳では12.3%が毎日夜食を摂り、女性よりも高い割合です。
  • 一方、女性60~64歳では72.1%が全く夜食を摂らないという結果で、他の層に比べて夜食を控える傾向が強いことがわかります。

Q.1週間で「夜食」は何回摂りますか?(SA)

シニアの夜食摂取頻度
参考記事
2023年11月に全国の55歳以上の男女を対象とした独自調査を実施しました。シニアの食事への意識、食生活の評価についての分析データをご紹介しています。

シニアの食生活への意識に関するリサーチデーター2023年11月調査 を読む

全体の傾向

全体では、約75%が毎日朝食を摂り、夕食では91.3%が毎日食事をしているため、夕食が最も規則的に摂られている食事です。間食や夜食は控えられる傾向が強く、特に夜食では約59%が全く食べないことがわかります。また、昼食は全体の79.0%が毎日食べており、比較的規則正しい食事習慣が見られます。

男女別の傾向

  • 女性は全体的に食事を規則正しく摂っており、朝食、昼食、夕食、間食において男性より高い「毎日食べる」割合を示しています。特に昼食では80.5%が毎日食べており、女性の方が規則正しい生活リズムが伺えます。
  • 男性は、食事を抜く割合が女性より高く、特に朝食や昼食では**「全く食べない」割合が高い**ことが特徴です。また、夜食を摂る割合は男性の方が多く、仕事の影響やストレスが反映されている可能性があります。

年代別の傾向

  • 55~59歳の世代では、全体的に食事を抜く割合が高いです。特に朝食では62.7%が毎日食べている一方で、12.6%が全く食べない。この年代は仕事の影響で食生活が乱れやすいことが示唆されます。
  • 60~64歳の世代では、規則正しい食生活が見られ、特に昼食では77.9%が毎日食べており、夕食も91.7%が毎日摂っているため、生活習慣が安定していることがわかります。
  • 65~69歳の世代はさらに食事の習慣が安定し、79.5%が毎日朝食を摂り、夕食では93.7%が毎日食べていることが特徴です。
  • 70歳以上になると、全体的に食事を規則正しく摂る傾向がさらに強まり、特に夕食では98.0%の男性が毎日夕食を摂るなど、食習慣が非常に安定しています。

性別×年代別の傾向

  • 55~59歳の男性は、朝食を毎日摂る割合が64.5%と低く、12.1%が全く食べないという結果が出ています。女性も同年代では60.9%が毎日朝食を摂りますが、男性よりも規則正しい傾向があります。
  • 60~64歳の女性は、91.2%が毎日朝食を摂っているのに対し、男性は**64.5%**に留まります。この年代では、男性が朝食を抜く割合が高いことが目立ちます。
  • 65~69歳の男性では、82.2%が毎日朝食を摂り、夕食では93.1%が毎日食べていることから、生活が安定していることが伺えます。女性65~69歳も朝食や夕食で高い割合を示していますが、間食を毎日摂る割合が他の年代よりも高いことが特徴です。
  • 70歳以上の男性では、98.0%が毎日夕食を摂っており、女性も**86.3%**と高い数値を示していますが、間食や夜食を摂る割合は男性よりも控えめです。

調査概要

  • 調査時期:2024年9月
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象者:55歳以上の男女 (要支援・要介護の認定者を除く) 
  • 調査対象エリア:全国
  • サンプル数:597サンプル

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シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。

シニアライフ総研®では、シニア世代の食生活の実態を把握するため、「シニアの食生活と健康意識」をテーマとした独自調査を行いました。その調査結果の中からシニアの食事への意識、食生活の評価についてのデータをご紹介します。

 

  • 調査時期:2023年11月
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象者:55~75歳の男女 
  • 調査対象エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府の6都府県

シニア男性は女性よりも体重や体型について気にしている

  •  食事への意識について、「持病はないが、健康のためにバランスの良い食事を心がけている」が49.5%と最も高く、次いで「とにかく太らないようにだけ気を付けている」が18.4%、「特に気にする必要はなく、好きなものを気にせず食べている」が17.4%と続いています。

  • 男女別で見てみると、バランスの良い食事を心がける男性は43.8%であるのに対し、女性は55.3%と女性の方が高くなっています。

  • 「とにかく太らないようにだけ気を付けている」について、男性は21.3%と女性より5.8ポイント高くなっており、女性よりも男性の方が体重や体型について気にしているようです。

  • 男女年代別で見てみると、「特に気にする必要はなく、好きなものを気にせず食べている」について、男性55~59歳が27.0%と最も高く、まだ身体が健康状態にあるため食生活への意識が低い可能性があります。

Q. 食事への意識について、あてはまるものをすべてお答えください。(MA)

健康状態が良い層はバランスの良い食事を心がけていることが多いが、特に気にせず好きなものを食べる層も一定数存在

  • 健康状態別で見てみると、「持病はないが、健康のためにバランスの良い食事を心がけている」と回答した「特に疾患・持病等はなく、健康である」層は78.0%、「極めて健康であり、自信を持っている」層は61.5%と全体よりも高くなっていることから、健康状態が良いほどバランスの良い食事を心がけている傾向にあります。しかしながら、「特に気にする必要はなく、好きなものを気にせず食べている」について、「極めて健康であり、自信を持っている」層は25.6%と全体よりも高いことから、健康状態は良いがバランスの良い食事を心がけている層が多いものの、特に気にせず好きなものを食べている層も一定数存在しています。

Q. 食事への意識について、あてはまるものをすべてお答えください。(MA)
【健康状態別】

約半数健康に良い食生活を心がけるも不安

  •  食生活に対する評価に関して、「健康によい食生活を心がけているが、本当に正しいのか不安はある」が51.1%と最も高くなっており、次いで「ついつい健康に良くなさそうなものを摂取してしまい、よい食生活になっていない気がする」が19.8%、「栄養素までに配慮した健康によい食生活を送れている自信がある」が18.5%と続いています。

  • 男女年齢別でみてみると、「健康によい食生活を心がけているが、本当に正しいのか不安はある」について70~75歳女性が68.0%と最も高くなっており、女性の方が男性よりも高くなっていますが、相対的に年齢が高くなるにつれ不安を持つ傾向にあります。

Q. 現在のご自身の食生活に対する評価で、
あてはまるものをすべてお答えください。(MA)

自身で料理している女性の約6割は健康的な食生活を心がけるものの、それが正しいのか不安

  • 料理をする人別で見てみると、「健康によい食生活を心がけているが、本当に正しいのか不安はある」について、料理している人が「主に自身」の場合56.4%と最も高くなっており、「栄養素までに配慮した健康によい食生活を送れている自信がある」については、料理をしている人が「主に配偶者(パートナー)」の場合27.0%と最も高くなっていることから、女性は自身で料理しているものの不安に思っている層が多く、男性は配偶者・パートナーに料理を任せているため、健康に良い食生活に自信を持っていると想定されます。

  • 「主に業者などの代行サービス」に料理を任せている人の絶対数は少ないものの、「栄養素までに配慮した健康によい食生活を送れている自信がある」は全体よりも高いものの、「ついつい健康に良くなさそうなものを摂取してしまい、よい食生活になっていない気がする」、「骨粗鬆症や高血圧など将来心配な疾病に配慮が出来ていない」についてもそれぞれ全体よりも高くなっていることから、任せているものの不安を持つ人がいることが分かります。

Q. 現在のご自身の食生活に対する評価で、
あてはまるものをすべてお答えください。(MA)
【料理をする人別】


 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。

シニアの日常の食生活パターンに関するリサーチデーター2023年11月調査
シニアの就労状況についてー2023年3月調査
シニアの余暇・趣味・習い事についてー2023年3月調査

シニアライフ総研®では、シニア世代の食生活の実態を把握するため、「シニアの食生活と健康意識」をテーマとした独自調査を行いました。その調査結果の中からシニアの1日の食事内容、外食頻度、自炊率、調理者、食材購入者についてのデータをご紹介します。

 

  • 調査時期:2023年11月
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査対象者:55~75歳の男女 
  • 調査対象エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府の6都府県

シニア世代の約半数は和食を1日3食

  • 1日の食生活について、「朝昼夜3食食べ、和食中心の食生活」が51.4%と最も多く、次いで「朝昼夜3食食べ、洋食中心の食生活」が15.9%、「朝昼夜のうち2食を食べ、和食中心の食生活」が11.8%となっています。ただし、「朝昼夜3食食べ、和食中心の食生活」と「朝昼夜3食食べ、洋食中心の食生活」の差は35.5ポイントとなり、圧倒的に3食和食が多いことが示されています。

  • 1日の摂取回数別に和食と洋食を見てみると、それぞれの摂取回数で和食が多くなっているため、シニアは和食を好む傾向にあります。

  • 「朝昼夜3食食べ、和食中心の食生活」について男女年齢別で見てみると、男性70~75歳が69.0%、女性70~75歳が62.0%となっており、年齢が高いほど3食和食が多い傾向にあります。

Q. あなたの1日の食生活に、最も近いものを一つお選びください。(SA)

健康なシニアほど和食を1日3食摂っている

  • 1日の食生活について、健康状態別で見てみると、「朝昼夜3食食べ、和食中心の食生活」の中で、「極めて健康であり、自信を持っている」人が69.0%と最も高く、次いで「日常生活に支障がない程度の疾患・持病がある」が50.0%、「特に疾患・持病等はなく、健康である」が45.0%、と続いており、健康であればあるほど3食和食が多いことが分かります。

Q. あなたの1日の食生活に、最も近いものを一つお選びください。(SA)
【健康状態別】

シニア女性の7割は家での食事が中心

  • 外食の頻度について、全体の63.9%が「ほぼ外食せず、家での食事が中心である」と回答しており、次いで「週1~2回程度外食を行う」が27.6%となっています。特に「ほぼ外食せず、家での食事が中心である」について男女別で見てみると、男性が57.0%なのに対して女性は70.8%となっており、女性の方が圧倒的に高い割合となっています。この差は13.8ポイントとなっており、女性は自身が調理をするためだと想定されます。

55~59歳の現役世代は外食頻度が圧倒的に高い

  • 男女年代別で見てみると、家での食事が中心の男性50~59歳は45.0%と、唯一半数以下となっており、週1~2回程度の外食が36.0%、週3~4回の外食が12.0%と、他の世代よりも圧倒的に高いことから、現役のため仕事上の付き合い等があるためかもしれません。

  • 反対に、女性70~75歳は家での食事が78.0%と、他の世代よりも高く、男性55~59歳と比較して33.0ポイントと大きな差が開いています。

Q. 外食はどの程度されますか?最も近いものを一つお選びください。(SA)

シニア世代の自炊率は約8割

  • シニア世代の自炊率について、「家での食事は自炊することが大半である」が79.9%と最も多く、「家での食事の半分程度はスーパーマーケットやコンビニなどの出来合いものや出前、お弁当などである」15.9%と、その差は64ポイントで自炊派が圧倒的に多くなっています。

シニア男性の自炊率は76%で現役世代は69%

  • 男女別で家での自炊率を見てみると、男性が76.0%に対して女性は83.8%となっており、女性は男性よりも自炊率が7.8ポイント高くなっています。

  • 男女年齢別で見てみると、外食頻度が高い男性55~59歳は69.0%と全体より10ポイント低く、自炊率が最も低い層です。また、「自炊はほとんどせず、大半はスーパーマーケットやコンビニなどの出来合いものや出前、お弁当などである」についても10.0%と最も高くなっています。一方、外食頻度が低い女性70~75歳は89.0%と、男性55~59歳と比較して20.0ポイントも高く、自炊率が最も高い層となっています。

Q. 家での食事について、最も近いものを一つお選びください。(SA)

一人暮らしシニアの自炊率は約6割

  • 同居家族別でみてみると、同居家族がいない一人暮らし層は、家での自炊が63.1%となっており、「自炊はほとんどせず、大半はスーパーマーケットやコンビニなどの出来合いものや出前、お弁当などである」が全体の4.3%に対して15.3%と非常に高くなっており、自炊率は半数以上ではあるものの、ほとんどしない層も一定数いるようです。


Q. 家での食事について、最も近いものを一つお選びください。(SA)
【同居家族別】

シニア女性は自分自身で料理をしており配偶者・パートナーには頼らない

  • 誰が自炊の際料理をするかについて、「主に自分で行っている」が全体では63.9%となっていますが、男女別でみてみると、、男性の33.5%に対して女性は94.3%とその差は60.8ポイントと圧倒的に高くなっています。また、「主に配偶者(パートナー)が行っている」については、男性が63.0%、女性が2.8%となっており、配偶者・パートナーに頼っている女性はほぼいないようです。

Q. 自炊をする際、どなたが行うことが多いですか?
最も近いものを一つお選びください。(SA)

一人暮らしシニアは自身で調理

  • 同居家族別でみてみると、同居家族がいない一人暮らし層は、96.2%とほぼ全数が自身で調理しており、代行サービスの利用率は2.5%と、全体の0.5%よりは数値が高いものの、ほとんど利用していないようです。


Q. 自炊をする際、どなたが行うことが多いですか?
最も近いものを一つお選びください。(SA)【同居家族別】

シニア男性の中には、自分で料理はしないが、食材を購入する層が一定数存在

  • 食材の購入者について、「主に自分で購入している」が全体では65.8%となっていますが、男女別でみてみると、男性の40.8%に対して女性は90.8%とその差は大きく、調理者=購入者なのではないかと想定されます。

  • 誰が料理をするかについて男性は33.5%が本人と回答していたが、購入については40.8%と7.3ポイント高くなっていることから、自身で料理はしないものの食材や総菜は購入している層が数は少ないものの一定数いることが分かります。

Q. 食材や総菜を購入する際、どなたが購入することが多いですか?
最も近いものを一つお選びください。(SA)


 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。

シニアの就労状況についてー2023年3月調査
シニアの余暇・趣味・習い事についてー2023年3月調査
シニアの接触メディアについてー2023年3月調査

内閣府発表の『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に独自に分析し、テーマ別に紹介しています。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


更新:2024/6/13

 

シニアの9割は健康について心がけている

健康のための心がけについて男女別でみてみると、「心がけている」について男性が90.3%、女性が90.0%となっており、男女共に約9割が心がけており、男女差は見られません。

Q. あなたは、健康について心がけていますか。【男女別】

健康寿命・平均寿命の前後の世代の多くが健康について心がけている

年代別でみてみると、「心がけている」については、75~79歳が93.9%と最も高く、次いで80~84歳92.6%、70~74歳90.4%となっています。

また、「心がけていない」については、95歳以上が23.5%、90~94歳15.8%、85~89歳14.6%と続いています。

『令和5年版高齢社会白書』によると、2019年時点の男性の健康寿命は72.68歳、女性は75.38歳、平均寿命について男性は84.41歳、女性は87.45歳となっており、健康寿命及び平均寿命の前後の世代が健康について心がけているようです。

Q. あなたは、健康について心がけていますか。【年齢別】


健康を心がけ始めるのは60代が最も多い

いつ頃から健康に心がけているかについて男女別でみてみると、男女共に「60代」が最も多く、次いで「50代」、「40代以前」と続いています。

男女差は大きくないものの、男性は「40代以前」が19.2%、女性は「70代以降」が3番目に多くなっています。

 

 

Q. それはいつごろから心がけていますか。【男女別】
※対象:健康について「心がけている」と回答した者

70代以下の約8割は60代以前から健康に心がけている

年代別でみてみると、相対的に年齢が若いほど心がけ始めた年代が低くなっています、「40代以前」、「50代」、「60代」の合計数値では、65~69歳100%、70~74歳88.7%、75~79歳82.4%、80~84歳67.8%、85~89歳58.1%、90~94歳50.9%、95歳以上20.0%となっており、79歳までの8割以上が60代以前から健康に心がけ始めています。

Q. それはいつごろから心がけていますか。【年齢別】
※対象:健康について「心がけている」と回答した者


シニア世代が最も健康のために心がけていることは「定期的な健康診断」

日頃を健康に心がけていることについてみてみると、全体では「健康診査などを定期的に受ける」が最も多く、次いで「休養や睡眠を十分にとる」、「栄養のバランスのとれた食事をとる」と続いています。

 

Q. あなたが、日頃心がけているのはどんなことですか。【男女別】
※対象:健康について「心がけている」と回答した者

シニア男性は女性の約2倍「酒やタバコを控える(やめる)」ことを心がけている

男女別で最も差が大きいものについて、「酒やタバコを控える(やめる)」は男性44.2%に対して女性20.9%と男性は女性の2倍以上となっています。

飲酒率を見てみると、男性60代は女性の約9倍、70代以上に至っては約18倍と圧倒的に男性の飲酒率が高くなっています。

また、喫煙率を見てみると、男性60代は女性の約3倍、70代は約4倍、80代以上は約5倍となっており、飲酒率と同様に男性の方が圧倒的に高くなっています。

そもそも男性は飲酒・タバコの習慣が女性よりも多いため、意識している男女差が大きいことも納得できます。

シニアの飲酒率

出典: 平成21年国民健康・栄養調査

シニアの喫煙率

出典:令和4年国民生活基礎調査

「酒やタバコを控える(やめる)」に次いで男女差が大きいのは「気持ちをなるべく明るくもつ」で17.7ポイント女性の方が高く、次いで「栄養のバランスのとれた食事をとる」で13.8ポイント女性の方が高くなっています。「栄養のバランスのとれた食事をとる」については、女性は日常的に料理をしているためだと想定されます。


シニアは日頃から「買い物に出かける」ことで身体を動かしている

日頃からの身体の動かし方について、全体では「買い物に出かける」が最も多く、次いで「調理や掃除など家事をする」、「散歩をする」と続いています。

男女別でみてみると、男性は「買い物に出かける」が最も多く53.5%、次いで「散歩をする」42.8%、「庭の手入れなどをする」36.3%と続いています。対して女性は「調理や掃除など家事をする」が77.6%と最も多く、次いで「買い物に出かける」74.6%、「庭の手入れなどをする」42.4%と続いています。

男女差が大きいものについては、「調理や掃除など家事をする」が女性が47.9ポイント差で男性の約3倍とその差が最も大きく、次いで「買い物に出かける」が女性が21.1ポイント差で男性の1.4倍となっており、家事の役割がその差に反映されています。

3番目に大きいのは「仕事をする」で男性が9.8ポイント差で女性の約1.4倍となっており、男性の方が女性よりも就業率が高いことがその差に反映されています。

>>>自主調査結果『シニアの就労状況についてー2023年3月調査』はこちらから

 

 

Q.あなたは、日頃から、どのように身体を動かしていますか。
【男女別】


出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスに関する役立つ情報を提供するために、公表されているデータを独自に分析し、テーマ別に紹介しています。

シニアの会話の頻度・生活満足度について 2024年
シニアの外出頻度・友人仲間の有無について 2024年
シニアの請求書支払・預貯金の出し入れについて 2024年

内閣府発表の『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に独自に分析し、テーマ別に紹介しています。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


更新:2024/6/6

 

シニアの会話の頻度は約7割が毎日

家族や友人などとのあいさつ程度の会話・世間話の頻度について男女別でみてみると、「ほとんど毎日」について男性が69.4%、女性が72.1%となっており、女性が2.7ポイント差で多くなっています。「ほとんど会話をしない」については男性が3.2%、女性が1.6%となっており、男性が多いもののその差はほとんどありません。

Q. あなたは、ふだん、どの程度、家族や友人などと、
あいさつ程度の会話や世間話をしますか。
(直接会っての会話だけでなく、電話での会話も含め)【男女別】

90歳以上の約10%がほとんど会話をしていない

年代別でみてみると、「ほとんど毎日」については、相対的に年齢が高くなるにつれ数値が下がっていますが、85~89歳については54.4%と約半数となっています。

また、「ほとんど会話をしない」については、65~69歳が2.1%、70~74歳1.8%、75~79歳1.8%、80~84歳1.3%、85~89歳4.9%、90~94歳7.9%、95歳以上11.8%となっており、年齢が高くなるにつれ数値が高くなっており、90歳以上の平均値は約10%となっています。

Q. あなたは、ふだん、どの程度、家族や友人などと、
あいさつ程度の会話や世間話をしますか。
(直接会っての会話だけでなく、電話での会話も含め)【年齢別】


シニアの約8割は生活満足度が高い

日常生活の満足度ついて男女別でみてみると、男女共に「まあ満足している」が最も多く、男性61.1%、女性59.0%と男女ともに約6割となっています。

また「満足している」と「まあ満足している」を合算すると、男性80.0%、女性81.7%と共に約8割となっており、生活満足度についての男女差その差はほとんどありません。

 

 

Q. あなたは、ご自分の日常生活全般について満足していますか。
【男女別】

年齢が高くなるにつれ、生活満足度が低くなる

年代別でみてみると、相対的に年齢が高くなるにつれ満足度が低くなっており、「満足している」と「まあ満足している」を合算した数値を年代別で見てみると、平均が81.3%、65~69歳81.0%、70~74歳82.9%、75~79歳85.0%、80~84歳81.8%、85~89歳73.3%、90~94歳67.1%、95歳以上64.7%となっており、85歳以上で平均数値を下回っています。また、65~69歳と95歳以上を比較するとその差は16.3ポイントと大きくなっています。

 

Q. あなたは、ご自分の日常生活全般について満足していますか。
【年齢別】


出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

 

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シニアの外出頻度・友人仲間の有無について 2024年
シニアの請求書支払・預貯金の出し入れについて 2024年
シニアの買い物・料理について 2024年

内閣府発表の『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に独自に分析し、テーマ別に紹介しています。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


更新:2024/5/2

 

シニア男性の64%、シニア女性の55%が毎日外出

外出頻度について男女別でみてみると、「ほとんど毎日」について男性が63.7%、女性が54.7%となっており、男性が9.0ポイント差で多くなっています。「ほとんど外出しない」については男性が3.2%、女性が3.9%となっており、女性が多いもののその差はほとんどありません。

Q. あなたは、ふだん、(散歩なども含め)
どのくらいの頻度で外出しますか【男女別】

85歳を境に毎日外出する・しないが変化

年代別でみてみると、「ほとんど毎日」については、年齢が高くなるにつれ数値が下がっています。85~89歳は26.2%、90~94歳は31.6%、95歳以上は17.6%と半数を下回っており、外出頻度については85歳以降で毎日外出する・しないが大きく変わっています。

また、「ほとんど外出しない」については、95歳以上が41.2%と4割と超えており、身体能力に比例して外出できていないと想定されます。

Q. あなたは、ふだん、(散歩なども含め)
どのくらいの頻度で外出しますか【年齢別】


男性より女性の方が親しい友人・仲間がいる

親しくしている友人・仲間の有無について男女別でみてみると、男女共に「普通にいる」が最も多く、男性40.7%、女性42.6%と女性の方が多くなっていますが、その差はほとんどありません。

「たくさんいる」と「普通にいる」、「少しいる」を合計すると、男性は77.7%、女性は83.5%と女性の方が数値が高くなっており、「ほとんどいない」、「持っていない」を合計すると、男性は19.5%、女性は14.6%であることから、女性の方が親しい友人・仲間が多いことが分かります。

 

 

Q. あなたは、ふだん、親しくしている友人・仲間が
どの程度いますか【男女別】

75歳以降で年齢が高くなるにつれ、親しい友人・仲間が少なくなる

年代別でみてみると、85~89歳は「普通にいる」が25.7%、「少しいる」が37.9%、90~94歳は「普通にいる」が19.7%、「少しいる」が28.9%、95歳以上は「普通にいる」が29.4%、「少しいる」が52.9%となっており、85歳以降で「普通にいる」を「少しいる」が上回っている。

「たくさんいる」と「普通にいる」、「少しいる」を合計すると、65歳~69歳が82.5%、70~74歳が83.4%、75~79歳が86.2%、80~84歳が81.0%、85~89歳が67.5%、90~94歳が53.9%、95歳以上が35.3%となっており、75歳以降で年齢が高くにつれ友人・仲間が少なくなることが分かります。

Q. あなたは、ふだん、親しくしている友人・仲間が
どの程度いますか【年齢別】


出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

 

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シニアの請求書支払・預貯金の出し入れについて 2024年
シニアの買い物・料理について 2024年
シニアの歩行・外出について 2024年

内閣府発表の『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に独自に分析し、テーマ別に紹介しています。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


更新:2024/4/16

 

請求書の支払いは女性が

請求書の支払いについて男女別でみてみると、「している」について男性が64.8%、女性が81.3%となっており、女性が16.5ポイント差で多くなっています。「できるが、していない」について男性が21.3%、女性が5.3%と、男性は女性の約4倍となっており、「できない」の回答は男女差がほぼないことから、請求書については女性が行っていることが分かります。

Q. 自分で請求書の支払いをしていますか【男女別】

85歳を境に請求書の支払いのできる・できないが変化

年代別でみてみると、「している」については年齢が高くなるにつれ数値が下がっています。一方、「できない」については年齢が高くにつれ数値が上がっていることから、身体能力の低下により、自身での請求書の支払いができなくなっていると想定されます。

また、「している」について80~84歳は71.8%に対して85~89歳は49.0%、「できない」について80~84歳が11.8%であるのに対して85~89歳が33.0%と約3倍になっていることから、85歳以降で請求書の支払いについてできる・できないが大きく変わることが分かります。

Q. 自分で請求書の支払いをしていますか【年齢別】


預貯金の出し入れは男性が

預貯金の出し入れについて男女別でみてみると、自身で「している」について男性が68.6%、女性83.2%となっており、女性が4.6ポイントで高くなっています。「できるが、していない」について男性が18.7%、女性が4.8%と、請求書と同様に男性は女性の約4倍となっており、「できない」の回答は男女差がほぼないことから、預貯金の出し入れについては女性が圧倒的に行っていることが分かります。

 

 

Q. 自分で預貯金の出し入れをしていますか【男女別】

95歳を境に預貯金の出し入れのできる・できないが変化

年代別でみてみると、「している」については年齢が高くなるにつれ数値が下がっています。一方、「できない」については年齢が高くにつれ数値が上がっていることから、身体能力の低下により、自身での預貯金の出し入れができなくなっていると想定されます。

また90歳~94歳は「している」「できない」の数値が同じであり、90~94歳で「できない」が40.8%に対して95歳以上は82.4%と約2倍になっていることから、預貯金の出し入れについてできる・できないが大きく変わることが分かります。

Q. 自分で預貯金の出し入れをしていますか【年齢別】


出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

 

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シニアの買い物・料理について 2024年
シニアの歩行・外出について 2024年
シニアの昇り降り・立ち上がりについて 2024年

内閣府発表の『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に独自に分析し、テーマ別に紹介しています。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


更新:2024/4/11

 

家事担当の女性は自身で食品・日用品の買い物を

食品・日用品の買い物について男女別でみてみると、「している」について男性が66.7%、女性が79.7%。「できるが、していない」については男性が22.0%、女性が5.3%と女性の方が数値が高くなっていることから、女性は家庭内で家事をすることが多いため、自分で買い物をしているのではないかと想定されます。

一方、「できない」については男性が8.1%、女性が12.6%と女性の方が高くなっており、少数ではあるものの、買い物ができない女性は男性よりも多いことが分かります。

Q. 自分で食品・日用品の買物をしていますか【男女別】

85歳を境に買い物ができる・できないが変化

年代別でみてみると、「している」については年齢が高くなるにつれ数値が下がっています。一方、「できない」については年齢が高くにつれ数値が上がっていることから、身体能力の低下により、自身での買い物ができなくなっていることが分かります。

また「している」については、85歳を境に半数以下となっており、90歳を境に「している」の数値が「できない」の数値を上回っていることから、85歳以降で買い物についてのできる・できないが大きく変わることが分かります。

Q. 自分で食品・日用品の買物をしていますか【年齢別】


料理ができるのにしないシニア女性はほぼゼロ

食事の用意について男女別でみてみると、自身で「している」と回答した男性は37.0%であるのに対して、女性は85.5%と男性の約2.3倍となっており、圧倒的に女性が料理をしていることが分かります。「できるが、していない」と回答した男性は42.2%であるのに対して女性は4.7%となっており、料理ができるのにしていない女性はほぼいないことが分かります。また料理ができない男性は17.5%となっています。

 

 

Q. 自分で食事の用意をしていますか【男女別】

85歳を境に料理できる・できないが変化

年代別でみてみると、「している」については年齢が高くなるにつれ数値が下がっています。一方、「できない」については年齢が高くにつれ数値が上がっていることから、身体能力の低下により、自身での料理ができなくなっていると想定されます。

また「している」については、85歳を境に半数以下となっており、90歳を境に「している」の数値が「できない」の数値を上回っていることから、食品・日用品の買い物と同様に85歳以降で食事の用意についてのできる・できないが大きく変わることが分かります。

Q. 自分で食事の用意をしていますか【年齢別】


出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

 

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シニアの歩行・外出について 2024年
シニアの昇り降り・立ち上がりについて 2024年
シニアの現在の健康状態について 2024年

内閣府より発表される『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に、具体的な数字を交えてながらシニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


更新:2024/2/21

 

女性より男性の方が15分位続けて歩いている

15分位続いて歩いているかについて男女別で見ると、「している」という回答は男性で70.8%、女性で67.9%と若干男性の方が上回っています。「できない」については男性が9.8%、女性が13.0%となっており、女性は男性の約1.3倍となっています。

 

 

Q. 15分位続けて歩いていますか

男女別

 

90歳を境に15分以上続けて歩けない人が歩ける人を上回る

年代別でみると、年代が高いほど「している」が低い傾向にあり、65~69歳で75.1%、70~74歳で74.2%、75~79歳で75.6%、80~84歳で66.4%と約7割ですが、85歳以上で44.2%と半数以下となります。また「できない」と回答した90~94歳は46.1%、95歳以上76.5%となっており、90歳以降で「できない」が「している」を上回っています。

 

年代別

 

男性の方が1人でバスや電車、自家用車で外出している

バスや電車、自家用車を使って1人で外出しているかについて、男女別でみると、「している」と回答した男性は82.3%、女性は72.9%と10ポイントの差があります。また「できない」と回答した男性は8.6%、女性は16.3%と、女性は男性の約2倍となっており、女性の方ができていない傾向にあります。

 

 

Q. バスや電車、自家用車を使って1人で外出していますか

男女別

 

90歳以上の約6割以上が1人でバスや電車、自家用車で外出できない

年代別で見てみると、65~69歳は90.3%、70~74歳は87.5%、75~79歳は82.3%と8割を超えていますが、80~84歳は69.0%と約7割、85~89歳は約4割、90~94歳は約2割、95歳以上は約1割と、85歳を境に「できない」という回答が「している」を上回っており、年代が高くなるにつれその差が大きくなっています。

 

 

Q. バスや電車、自家用車を使って1人で外出していますか

年代別

出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

 

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスに関する役立つ情報を提供するために、公表されているデータを独自に分析し、テーマ別に紹介しています。

シニアの歩行・外出について 2024年
シニアの昇り降り・立ち上がりについて 2024年
シニアの現在の健康状態について 2024年

 

内閣府より発表される『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に、具体的な数字を交えてながらシニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。


更新:2024/2/14

 

バスや電車、自家用車を使って1人で外出している人は77%

日常生活での活動状況ついて、「している」という回答は「バスや電車、自家用車を使って1人で外出しているか」が77.3%と最も多く、次いで「自分で預貯金の出し入れをしているか」が76.3%、「自分で食品・日用品の買物をしているか」が73.6%と続いています。いずれの項目も「している」が5割を超えています。

「できるが、していない」については、「自分で食事の用意をしているか」が22.4%、「階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているか」が19.5%と2割前後となっており、「できない」については、「階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているか」が 20.9%で最も高くなっとえり、次いで「椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか」が15.9%、「自分で食事の用意をしていますか」13.0%と続いています。

 

 

Q. あなたの日常生活での活動について、あてはまるものを1つずつお答えください

全体

 

階段を手すりや壁をつたわらずに昇れない女性は男性の2倍

階段を手すりや壁をつたわらずに昇っているかどうかについて、男女別でみると、「している」と回答した男性は63.0%、女性は49.2%となっており、男性の方が多くなっています。「できない」と回答した男性は14.0%、女性は27.1%となっており、女性は男性の約2倍となっています。

 

 

Q. 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか

男女別

 

85歳以上の半数以上が階段を手すりや壁をつたわらずに昇れない

年代別でみると、年代が高いほど「している」が低い傾向にあり、「できない」が85~89歳で56.8%、90~94歳で63.2%、95歳以上で76.5%となっており、85歳以上で「できない」の回答が半数を超えています。また、「している」については、65~69歳で76.7%、70~74歳で65.6%、75~79歳で53.9%となっており、65~79歳の半数以上が「している」となっています。

 

 

Q. 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか

年代別

 

女性より男性の方が椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっている

椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっているかどうかについて、男女別でみると、「している」男性は72.6%、女性は67.1%と男性の方が高い。

 

 

Q. 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか

男女別

 

90歳以上の半数以上が椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がれない

年代別でみると、年代が高いほど「している」が低い傾向にあり、「できない」が90~94歳で57.9%、95歳以上で76.5%となっており、90歳以上で「できない」の回答が半数を超えています。また、「している」については、65~69歳で84.9%、70~74歳で77.7%、75~79歳で73.4%、80~84歳となっており、65~85歳で「している」の回答が半数を超えています。

 

 

Q. 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか

 

年代別

出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

内閣府より発表される『令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果』のデータを元に、具体的な数字を交えてながらシニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。


更新:2024/2/7

 

65歳以上の約3割が現在の健康状態が「良い」と回答

現在の健康状態をみると、全体で「普通」が41.7%と最も高くなっています。「良い」11.8%と「まあ良い」19.2%を合わせると、30.9%が現在の健康状態が良いと回答しています。

 

 

Q. あなたの、現在の健康状態はいかがですか。
次の中から1つだけ選んでお答えください。

全体

 

女性より男性が健康状態が「良い」と回答

男女別で見てみると、男女ともに「普通」が最も多くなっており、男性は39.7%、女性は43.5%となっています。「良い」と「まあ良い」を合わせると、男性が32.7%、女性が29.4%となっており、男性の方が現在の健康状態が良いと回答しています。

 

 

Q. あなたの、現在の健康状態はいかがですか。
次の中から1つだけ選んでお答えください。

男女別

 

80歳を堺に”良い”よりも”良くない”の割合が増え、90~94歳の半数は良くないと回答

年代別で見てみると、65歳~89歳までは「普通」が最も多くなっていますが、90歳以上は「あまり良くない」が最も多くなっています。

「良い」と「まあ良い」を合わせると、65~69歳が37.3%、70~74歳が32.6%、75~79歳が32.5%、80~84歳が26.7%、85~89歳が19.4%、90~94歳が15.8%、95歳以上が29.4%となっており、年代が低いほど、現在の健康状態が良いと回答しています。

ただし、「あまり良くない」、と「良くない」を合わせると、65~69歳が14.8%、70~74歳が21.3%、75~79歳が24.0%、80~84歳が30.0%、85~89歳が41.3%、90~95歳が50.0%、95歳以上が47.1%となっており、80歳以降で良くない方が上回っており、90~94歳に至っては半数が良くないと回答しています。

 

 

Q. あなたの、現在の健康状態はいかがですか。
次の中から1つだけ選んでお答えください。

年代別

出典:令和4年度 高齢者の健康に関する調査結果

  • 調査対象:65歳以上(令和4年10月1日現在)の男女(施設入所者は除く。) 
  • N数:4,000人
  • 調査期間:令和4年10月28日~11月24日 

内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


 

更新:2023/12/14

 

コロナ禍で約6割が直接会ってのコミュニケーションが減少したと回答。

2021年度に実施した「人々のつながりに関する基礎調査」の調査結果を見ると、コロナ禍により、人と直接会ってコミュニケーションをとることが「減った」と回答した割合が6割を超えています。そのうち、約3割が直接会わずにコミュニケーションをとることが「増えた」と回答しています。

 

 

コロナ禍により人と直接会ってコミュニケーションをとること

 

 

コロナ禍により直接会ってコミュニケーションをとることが減った人のうち
直接会わずにコミュニケーションをとること

 

 

 

コロナ禍でインターネットからの情報収集が5年前の2倍以上に。

健康調査の結果では、コロナ禍前のインターネットでの医療機関や病気等の情報収集状況を2017年と比べて、インターネットで調べることがある高齢者の割合が大きく増加しています。

 

インターネットの情報収集状況

 

 

 

8割以上がインターネットを活用しており増加傾向。

内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」によると、「携帯電話・スマホで家族・友人などと連絡をとる」「インターネットで情報を集めたり、ショッピングをする」と回答した割合が徐々に高くなっています。

 

 

情報機器の利用状況

 

 

 

情報機器を利用しない理由は「使い方が分からないので面倒だから」が最多。

情報機器を利用しない理由について見ると、2015年度までは「必要性を感じないから」と回答する割合が最も高かったですが、2020年度では「必要性を感じないから」と回答する割合が大きく減少し、「使い方がわからないので、面倒だから」が大きく増加しています。

 

 

情報機器を利用しない理由

 

 

出典:内閣府『令和5年版高齢社会白書』

内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。

 


 

更新:2023/12/13

 

健康状態が良いほど生きがいを感じている。

現在の健康状態と生きがいとの相関関係について、健康状態が「良い」が93.3%と最も多く、次いで「まあ良い」87.7%、「普通」81.8%と続いており、当然ながら健康状態が良いほど生きがいを感じる傾向にあります。特に「良くない」と33.7%が回答しており、「良い」と比較すると59.6ポイントの大差となっている。

 

 

現在の健康状態×生きがい

 

 

外出頻度が多いほど生きがいを感じる傾向にある。

外出頻度と生きがいとの相関関係について、「ほとんど毎日」が84.3%と最も多く、次いで「2~3日に1回」76.6%、「週に1回」57.5%と続いている。「週に1回」以下は60%を下回っており、「ほとんど外出をしない」に至っては33.7%と4割を切っており、「ほとんど毎日」の半分以下となっている。

 

 

外出頻度×生きがい

 

 

 

親しくしている友人・仲間がたくさんいる人のほぼ全数が生きがいを感じている。

親しくしている友人・仲間の程度と生きがいとの相関関係について、「たくさんいる」が最も多く96.4%となっており、次いで「普通にいる」87.9%、「少しいる」73.6%と続いており、友人・仲間の人数に比例して生きがいを感じている。

「持っていない」は33.8%となっており、「ほとんどいない」53.5%と19.7ポイントの差があることから、1人以上の友人・仲間がいると、生きがいを感じる人が5割を超える。

 

親しくしている友人・仲間の程度×生きがい

 

 

 

2~3日に1回以上会話をすると、7割以上が生きがいを感じる。

家族や友人との会話の頻度と生きがいとの相関関係について、「ほとんど毎日」が83.6%と最も多く、「2~3日に1回」72.8%、「週に1回」63.6%と続いていており、頻度と比例している。

「月に1~2回」が52.7%、「年に数回」が53.2%であることから、月に1~2回の会話がないと生きがいが約半数となる。更に「ほとんど会話をしない」はに至っては14.3%と、数値が急落している。

 

 

家族や友人との会話の頻度×生きがい

 

 

 

生きがいを感じる人が日頃心がけているのは「地域の活動に参加する」が最も多い。

日頃心がけていることと生きがいとの相関関係について、「地域の活動に参加する」が92.5%と最も多く、次いで「趣味をもつ」89.6%、「気持ちをなるべく明るくもつ」87.6%、「散歩やスポーツをする」87.2%と続いている。何かしら日頃心がけていることがあると8割以上が生きがいを持っている。

 

 

日頃心がけていること×生きがい

 

 

 

日頃から何らかの方法で身体を動かしている人の8割以上が生きがいを感じている。

日頃の身体の動かし方と生きがいとの相関関係について、「運動をする(ジョギング、水泳等)」が90.6%と最も多く、次いで「仕事をする」87.7%、「ウォーキングをする」87.5%と続いている。「特に身体は動かしていない」と回答した人は28.9%と日頃何らかで身体を動かす人と比べて大差がある。

 

 

日頃の身体の動かし方×生きがい

 

 

 

仕事をしている方が生きがいを感じる傾向にあるが、就労意欲が高い=生きがいを感じているというわけではない。

就労状況と生きがいとの相関関係について、「収入のある仕事をしている」が87.2%と最も多く、次いで「収入のある仕事はしていない」74.4%、「収入のある仕事はしていないが、仕事を探している」65.8%と続いている。日頃の身体の動かし方×生きがいと同様に、仕事をしている方が生きがいを感じやすい。

しかし、「収入のある仕事はしていない」と、「収入のある仕事はしていないが、仕事を探している」を比較すると、「収入のある仕事はしていない」の方が数値が高くなっているため、一概に就労意欲が高い=生きがいを感じているというわけではない。

 

 

就労状況×生きがい

 

 

出典:内閣府『令和5年版高齢社会白書』

内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
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更新:2023/12/13

 

65歳以上で現在生きがいを感じている割合は78%で、女性の方が男性より高い。

生きがいを感じている・感じていないについて、全体では77.6%が生きがいを感じている。

男女別で見てみると、男性76.6%、女性78.4%と1.8ポイントと微差ではあるが、女性の方が生きがいを感じている。

年齢別で見てみると、65~74歳は約8割が生きがいを感じており、全体に比べて約3ポイント高い。また年齢が低いほど生きがいを感じている傾向にある。

 

 

性別・年齢×生きがい

全体 n=2,414

 

 

配偶者がいない理由の中でも「離婚」が生きがいに関係しており、特に男性にその傾向が強い。

結婚状況と生きがいとの相関関係について、「現在、配偶者/パートナーがいる」が80.4%と最も高くなっており、次いで「配偶者/パートナーとは死別している」75.4%、「配偶者/パートナーとは離婚している」64.7%、「結婚したことがない」58.5%と続いており、一度での結婚を経験している方が生きがいを感じている。また、「現在、配偶者/パートナーがいる」と「配偶者/パートナーとは離婚している」を比較するとその差は15.7ポイント、「現在、配偶者/パートナーがいる」と「配偶者/パートナーとは死別している」の差は5ポイントとなっており、配偶者がいない中でもその理由によってポイント差は大きくなっており、離婚よりも死別の方が数値が高い。

また、男女別で見てみると、最も数値が高いのは「現在、配偶者/パートナーがいる」女性81.8%で、次いで「現在、配偶者/パートナーがいる」男性79.3%、「配偶者/パートナーとは死別している」男性76.6%、「配偶者/パートナーとは死別している」女性75.2%と続いている。

「配偶者/パートナーとは離婚している」を男女別で見てみると、男性は53.5%、女性71.2%となっており、その差は17.7ポイントと大きく、男性は離婚経験が生きがいに大きく関わっている。

 

 

現在の結婚状況×生きがい

 

 

 

親と同居している者は、生きがいを感じていない傾向にある。

同居者と生きがいとの相関関係について、「配偶者」が最も多く80.7%となっており、次いで「子」75.8%、「同居人はいない(ひとり暮らし)」72.5%、「親」71.9%と続いている。同居者の中でも親との同居者が最も数値が低く一人暮らしより低い。

 

 

同居者×生きがい

 

 

 

子どもと”別居”している方が、”同居”しているより生きがいを感じている。

子どもの有無と生きがいとの相関関係について、「子供あり(別居のみ)」が最も多く80.8%となっており、次いで「子供あり(同居・別居ともに)」77.2%、「子供あり(同居のみ)」73.4%、「子供はいない」68.8%と続いている。子供がいる方が生きがいを感じる割合が高くなっており、中でも同居ではなく別居の方がその割合が高い傾向にある。

 

 

子どもの有無(同居、別居別)×生きがい

 

 

 

収入額に比例して生きがいを感じる傾向にあるが、収入がなくとも約7.5割は生きがいを感じている。

家庭の1か月の平均収入額と生きがいとの相関関係について、「80万円以上」が89.6%と最も数値が高くなっており、「40万円~60万円未満」87.0%、「30万円~40万円未満」85.4%と続いており、収入額が多いほど生きがいを感じている。

「収入はない」は75.9%と数値は高く、最も数値が高い「80万円以上」と比べて13.7ポイント差となっており、「20万円~25万円未満」75.5%よりも高い。

 

 

家庭の1か月の平均収入額×生きがい

 

 

出典:内閣府『令和5年版高齢社会白書』

内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
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更新:2023/12/6

 

この1年間に社会活動へ参加した人の約4割は健康状態が良いと回答

社会活動(健康・スポーツ・地域行事など)への参加の有無別に現在の健康状態について見てみると、この1年間に社会活動に参加した人は、健康状態が「良い」と回答した割合が高くなっています。

 

 

社会活動への参加の有無と健康状態

 

 

社会活動に参加したいと思わない最も多い理由は「健康・体力に自身がないから」

別の内閣府の調査において、社会活動に参加したいと思わない理由について見ると、「健康・体力に自信がないから」が最も多く35.2%、次いで「人と付き合うのがおっくうだから」25.1%、「家庭の事情(病院、家事、仕事)があるから」17.6%と続いています。

 

 

社会活動に参加したいと思わない理由

 

 

 

社会活動に参加した約半数が「生活に充実感ができた」と回答

社会活動に参加して良かったと思うことについて見ると、「生活に充実感ができた」が最も多く48.8%の約半数、次いで「新しい友人を得ることができた」が39.1%、「健康や体力に自信がついた」34.6%と続いています。

 

社会活動に参加して良かったと思うこと

 

 

出典:内閣府『令和5年版高齢社会白書』

内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
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更新:2023/12/6

 

健康状態が「良くない」と感じている80歳以上の男性は3割、女性は4割

年齢・性別に現在の健康状態について見てみると、年齢が高くなるほど、「良くない」の割合が高くなっており、80歳以上では男性で3割を超え、女性で約4割となっています。

 

 

年齢・性別健康状態

 

 

40代以前から健康に心がけていた人のうち約3割が、現在健康状態が良いと回答

健康についての心がけ(休養・散歩など)と現在の健康状態について合わせて見てみると、健康に「心がけている」と回答した人は、健康状態は「良い」と回答した割合が高くなっています。また、健康に心がけ始めた年齢別に健康状態について見ると、40代以前から健康に心がけ始めた人は約半数が健康状態が「良い」と回答しており、若い頃から健康に心がけ始めたと回答した人は、健康状態が「良い」と回答した割合が高くなっています。

 

 

健康についての心がけ・心がけ始めた年齢と健康状態

 

 

 

50代からスポーツ・健康活動を行っている人の約9割は健康状態が良い

厚生労働省が実施した、過去約20年の調査において、スポーツ・健康活動(ウォーキングなど)を50代から行っている人は、「健康状態は良い」と回答した人の割合が高くなっています。

 

スポーツ・健康活動と健康状態

 

 

 

健康状態が良い人が日頃心がけていることは、地域活動への参加が最も多い

日頃心がけていることと健康状態について合わせて見てみると、健康状態が良いと答えた人のうち最も多いのが「地域の活動に参加する」で42.0%、次いで「散歩やスポーツをする」41.6%、「趣味をもつ」40.8%と続いています。

 

 

日頃心がけていることと健康状態

 

 

出典:内閣府『令和5年版高齢社会白書』

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