買物編 ー 定期調査/2015年版

生活必需品の購入者は自分自身で
介護・看護等を受けている層を除き、約6割以上が「自分自身」で購入しており、次いで多いのが「配偶者・パートナー」となっています。特に男性は配偶者・パートナーに任せている傾向にあります。その反面、介護・看護等を受けている層は「子供」による購入が最も多くなっており、次いで「配偶者・パートナー」と続きます。介護生活に入ると、身体的制限が大きいため、必然的に生活必需品購入者が極端に変化します。
シニア世代の移動手段は車
全体では1位「自家用車」、2位「徒歩」となっていますが、都市部と非都市部で大きく異なります。都市部は「徒歩」が約55%で1位、次いで「自家用車」約34%、「自転車」約26%と続きますが、非都市部は、1位が「自家用車」約68%、次いで「徒歩」約29%、「自転車」約15%と「自家用車」が圧倒的に多くなっています。
移動時間は都市部・非都市部変わらず平均15分未満以内となっています。
生活必需品の購入頻度は都市部の方が高頻度
約37%が生活必需品を週に2~3回購入しており、都市部の方が高頻度の傾向にあります。都市部は自宅近くに店舗があるため高頻度で購入し、非都市部は店舗が遠いので、まとめ買いをしていると推測されます。
生活必需品の購入場所はスーパーマーケットがダントツ1位
1位は「スーパーマーケット」で約88%となっており、2位「ドラッグストア」、3位「大型ショッピングセンター・モール」、4位 「ホームセンター」と続きます。都市部と非都市部を比較すると、非都市部は車社会であるため、郊外に多く見られるホームセンターの比率が都市部よりも高い傾向にあります。※複数回答
調査概要
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査地域:全国 (居住エリア分布は下記グラフ参照)
- 調査期間:2015年8月28日~9月1日
- 調査対象:55歳以上の男女
※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答 - 回収サンプル数:1,000サンプル

シニアライフ総研®では、シニアマーケティングやシニアビジネスにおいて、さまざまなニーズやトレンドを把握するため、幅広いテーマで独自調査を行い調査データを分析しご紹介しています。
-
- 企業事例から学ぶ
- 第52回 株式会社ルネサンス ビジネスアワード2024 プロダクト賞企業
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
-
- 2025/6/10
- ●高齢者の“最終スマホ利用時間”で安否を確認する無料アプリ『マモルバ』がリリース─離れて暮らす家族の“もしも”をスマホで支える新インフラ
- 記事へ
-
- 2025/6/10
- ●LIFULL 介護が「高齢期の住み替え」意識調査を実施65歳以上で住み替えの意向がある人は全体の3割一人暮らしの人は同居の人と比較し住み替え意向が20%高い結果に
- 記事へ
-
- 2025/6/9
- ●【2025年2月実施】【回答者数21,936名】「介護脱毛」に関するアンケート調査結果
- 記事へ
-
- 2025/6/9
- ●高齢者がゲームで若返る?入間市がeスポーツで健康革命に挑戦
- 記事へ
-
- 2025/6/8
- ●【人口5万人以下のまちで第三者承継】地域の“ラストワンマイル”を埋める「地域の農家さんから野菜の買取+産直所までの配達代行」を開始しました。【宮崎県日南市/株式会社ネオツグ】
- 記事へ