コミュニケーション編 ー 定期調査/2020年版
2020/8/31
- 男性よりも女性の方がコミュニケーションに積極的で、多岐に交流意識が割っている。
- 男性よりも女性の方が情報発信に関しての肺良くが強く、コミュニティ参加率が高い。
コミュニケーション相手は「配偶者・パートナー」
・普段最もコミュニケーションを取っている相手は「配偶者・パートナー」が56%とトップで、「子ども」16%、「友人」6%と身近な人が多い。
・男性は最もコミュニケーションを「配偶者・パートナー」ととっていると回答した人が64%と多いが、女性では48%と差異があり、「お子様」24%や「友人」6%は男性のそれに比べて多い。
コミュニケーションを増やしたい相手は「子供」
今後もっとコミュニケーションを増やしたい相手として男性が「お子様」33%、「配偶者・パートナー」32%に対し、女性は「お子様」35%、「友人」34%であり、「配偶者・パートナー」は20%と男性との差異が大きく、「孫」19%や「兄弟姉妹」15%へも目が向いている。
コミュニケーションは直接会ってが圧倒的
主なコミュニケーション手段は「直接会って話をする」91%、「LINE」19%、「ガラケー・スマホでの音声通話」が17%である。
何かシェアしたい際は「直接会って」
情報発信を行っている人は全体の70%、発信手段は「直接の会話」が58%、「電話」24%、「メール」23%、そして「LINE」17%である。それら全ての手段において男性よりも女性の方が利用率が高く、女性の方が発信力が高い(73%)。
コミュニティ参加率は男性より女性の方が高い
なにかしらのコミュニティへの参加率は全体で46%である。男性が42%に対して女性が49%と高い傾向にある。
女性の方がコミュニティ参加に積極的
参加コミュニティについて、「友人・知人との食事会・飲み会」(差異7%)・「カルチャー教室スクール(有料)」(差異5%)への参加率に差異が見られ、女性の方がコミュニティ参加に積極的である。
月5,000~9,999円をコミュニティ参加に費やす
コミュニティに費やすお金のボリュームゾーンは「5,000~9,999円/月」21%。
1か月2~3時間をコミュニティ参加に費やす
コミュニティに費やす時間のボリュームゾーンは「2-3時間/月」21%である。
約半数がひとりでコミュニティへ参加
コミュニティには「自分ひとりでの参加」が49%を占め、次いで「友人」と参加が28%、「配偶者・パートナー」と参加が16%と続くが、女性においては「配偶者・パートナー」13%より「ご近所の方」15%との参加率の方が高い。
調査概要
- 調査方法 : インターネットリサーチ
- 調査地域 : 全国
- 調査期間 : 2020年3月10日~3月17日
- 調査対象 : 55歳以上の男女 ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
- サンプル数 : 1,532サンプル
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