メディア編 ー 定期調査/2020年版
2020/8/31
- メディア接触率は地上波テレビが圧倒的だが、ネットニュースや動画サイトの存在感が増加傾向にある。
- 各メディアの接触率は相対的に男性の方が女性よりも高い傾向にある。
- フリーペーパーや地域広報誌、企業DM、会員誌の接触率については女性の方が男性よりも高い傾向にある。
接触率1位は圧倒的にテレビ
・メディアへの接触率は「テレビ(地上波)」93%、「ネットのニュース」65%、「新聞(紙版)」62%、「テレビ(BS/CS)」56%、「新聞の折り込みチラシ」48%、「地域の広報誌」44%、「ラジオ」43%、「ネットの動画サイト」42%となっている。
・相対的に各メディアへの接触率は男性の方が高く、「ラジオ」「テレビ(BS・CS)」「新聞(電子版/紙版)」「ネットの動画サイト」は男性が顕著に高く、「フリーペーパー」は女性が高い。
テレビ(地上波)はニュース・天気予報が人気コンテンツ
媒体接触率が93%でもっともの高い「テレビ(地上波)」におけるコア接触時間は「2-3時間未満/日」で、男性よりも女性の方が接触時間が長い傾向にある。
よく見る番組ジャンルは、「ニュース・天気予報」86%、「国内ドラマ」48%、「トークバラエティ・お笑い・コメディ」34%、「スポーツ中継」34%、「旅」32%、「ドキュメンタリー」29%が多く、男性は「スポーツ中継」「洋画」を、女性は「国内ドラマ」「トークバラエティ・お笑い・コメディ」「健康・医療」「クイズ番組」「グルメ・料理」番組をよく視聴している。
インターネットではニュース・天気予報が人気コンテンツ
媒体への接触率が65%の「ネットのニュース」においては「30分未満/日」の接触時間が37%と最も多い。
よく見るサイト・アプリについては「ニュース」67%、「天気予報」62%、「地図・乗り換え・カーナビゲーション」35%、「通販」35%、「YouTube」30%、「料理レシピ」21%である。
良く読む新聞の2TOPは読売新聞・朝日新聞
媒体接触率62%の「新聞(紙版)」のコア接触時間は「30分未満/日」で、男性の方が接触時間が長い傾向にある。
また、よく読む誌名は紙版で「読売新聞」17%、「朝日新聞」16%、「その他」13%、「日経新聞」6%、「毎日新聞」5%、「中日新聞」5%となっており、電子版では「日経新聞」5%、「朝日新聞」4%、「読売新聞」3%となっている。
テレビ(BS・CS)では地上波よりドラマ・映画が人気
媒体接触率56%の「テレビ(BS/CS)」のコア接触時間は「30分~1時間未満/日」である。
よく見る番組ジャンルは「ニュース・天気予報」22%、「スポーツ中継」18%、「洋画」17%、「国内ドラマ」17%、「海外ドラマ」16%が見られている。
テレビについて約半数が1日3時間未満の視聴時間
各媒体への接触者のうち(「全く見ない/読まない」を除く。)、テレビ(地上波)・テレビ(BS・CS放送)以外の媒体は全て、最も接触時間が多いのは「30分未満/日」である。
調査概要
- 調査方法 : インターネットリサーチ
- 調査地域 : 全国
- 調査期間 : 2020年3月10日~3月17日
- 調査対象 : 55歳以上の男女 ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
- サンプル数 : 1,532サンプル
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