将来編 ー 定期調査/2020年版
2020/8/31
- 自身の余生も最期も自宅を希望している割合が多い。
- 7割以上が具体的な「終活」が出来ていない。
- 健康維持のために7割以上が何かしらに取り組んでおり、食事への配慮、散歩・ウォーキングを中心である。
- 男性よりも女性の方が「食事への配慮」「体操」「健康食品やサプリメントの摂取」など具体的な取り組みを実施している。
7割弱が現在の自宅で余生を過ごしたい
余生を過ごしたい場所は「現在の自宅」を望む人が66%、「特に余生を過ごしたいと思っている場所はない」が17%、「”国内”で自分の気に入った場所へ転居」が6%となっている。
約半数が現在の自宅で最期を迎えたい
自身の最期を迎えたいと思っている場所は「現在の自宅」を望む人が57%を占めているが、男性の62%に対して、女性は52%にとどまり差異が大きい。
将来不安なのはお金のことより「健康・病気」
将来や余生について不安なこととして、「健康・病気」58%、「医療費・介護費用」29%、「生活費」27%となっている。
約半数が終活の計画・実施をしていない
終活について「計画していない」が47%、「考えていることはあるが、しっかり計画はできていない」が27%で合計7割以上の人が終活(計画)が出来ていない現状。
健康維持のための取り組みは女性が積極的
相対的に健康維持として何かしら行っている人は74%で、男性71%に対し女性が76%と高くなっている。
特に女性は「食事への配慮(食事制限や栄養管理など)」54%、「体操(個人・複数)」25%「健康食品やサプリメントの摂取」23%と具体的取り組みであり、男性のそれと比べて顕著に高い。男性は「禁煙」「禁酒」などの節制による取り組みが顕著である。
調査概要
- 調査方法 : インターネットリサーチ
- 調査地域 : 全国
- 調査期間 : 2020年3月10日~3月17日
- 調査対象 : 55歳以上の男女 ※居宅介護を受けている方・施設介護を受けている方については介護者による代理回答
- サンプル数 : 1,532サンプル
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