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シニアライフ総研®ビジネスアワード2022 選定結果発表!!

ビジネスアワード2022 概要と選出方法

【概要】
シニアライフ総研にて2022年内※に『特選ニュース』として取り上げた企業・団体の活動で今後も注視したい、期待したい、と思われる事案を各部門ごとに選出しました。 選定基準は 「プロダクト」「ビジネスモデル」「シニアライフ」の3つの部門において、それぞれ下記の通りとします。 ※2021年11月11日(木)~2022年11月10日(木)までの配信ニュース
  • プロダクト賞
    超高齢社会の日本を豊かにするであろうモノ・コト
  • ビジネスモデル賞
    新たな切り口でシニア市場の活性化が期待できる企業または団体の活動や取組み
  • シニアライフ賞
    第二の人生において「明るく」「楽しい」の提供を期待できる商品やサービス、取り組み


【選定方法】
2022年に配信した全585の『特選ニュース』の中からシニアライフ総研運営メンバーにより全74事案(プロダクト賞24事案、ビジネスモデル賞23事案、シニアライフ賞27事案)をノミネートしました。 これらノミネート事案から、シニアライフ総研運営メンバー以外の有識者3名と、シニアライフ総研代表が受賞事案を選定しました。
【選出委員(敬称略)】

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小黒一三(おぐろ かずみ) ソトコトアドバイザー、J-WAVE ロハストークナビゲーター。 →プロフィールへ

黒川由紀子(くろかわ ゆきこ) 臨床心理士、保健学博士。上智大学名誉教授・黒川由紀子老年学研究所所長。日本老年臨床心理学会副理事長。 →プロフィールへ

福岡伸一

福岡伸一(ふくおか しんいち) 生物学者。青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員研究者。 →プロフィールへ

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渡瀨英治(わたせ えいじ) シニアライフ総研代表。ルーツ・オブ・コミュニケーション(株)代表取締役。 →プロフィールへ

小黒一三 選 フットマーク/「座ったままでも脱げる水着」新発売

フットマーク/「座ったままでも脱げる水着」新発売

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/36083

【選出理由】

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小黒一三: 痒い所に手が届くとは、将にこの水着かなと感じました。 現場からの発想で、足し算ではなく引き算の場面でも高齢者の尊厳を損なわないとは、その目の付け所に脱帽しました。

→受賞企業コメント

黒川由紀子・渡瀨英治 選 ユニバーサルデザインを取り入れた新パッケージへ!ロングセラー商品“メンソレータム(R)ADクリームm‘‘が技術を結集。

ユニバーサルデザインを取り入れた新パッケージへ!ロングセラー商品“メンソレータム(R)ADクリームm‘‘が技術を結集。

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/42695

【選出理由】

黒川由紀子: 老いによる心理的苦痛は些細なことから生じる。瓶、缶、容器のふたを開けられないことは、一人暮らしの高齢者には生活障害となり得る。ふたを開けやすくすることは、地味な試みのようで意義深く、こうした動きが広がることが期待される。
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渡瀨英治: あまりクローズアップされないような事を改めて見つめ直し、高齢者視点で改良する。結果、全ての生活者にとってより利便性が高まるという良い事例だと思う。まだまだ他にも同様の改良がはかれるモノは数多くあると思われ、各メーカーの「ゼロからの追求」に期待したいと思います。

福岡伸一 選 歩道を走れるスクーター*「WHILL Model S」を新発売

歩道を走れるスクーター*「WHILL Model S」を新発売

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/45466

【選出理由】

福岡伸一
福岡伸一: 具体的で実際的な提案である。免許返納後に着目した視点もよい。

→受賞企業コメント


小黒一三 選 不動産DXサービスを展開するアセットコミュニケーションズ、高齢者向け空き家管理サービス「ご実家管理サービス」を提供開始

不動産DXサービスを展開するアセットコミュニケーションズ、高齢者向け空き家管理サービス「ご実家管理サービス」を提供開始

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/42017

【選出理由】

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小黒一三: 高齢者関連だけでなく、全国的に空き家は、確かに増え続けている。 見守り、報告することから、更に踏み込んだ空き家ビジネスが生まれそうな楽しい予感がしました。

黒川由紀子 選 〝助け合い〟が決済できる世界を目指す。ワンコイン便利屋アプリ【Come-On!(カモン)】サービス開始

〝助け合い〟が決済できる世界を目指す。ワンコイン便利屋アプリ【Come-On!(カモン)】サービス開始

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/38906

【選出理由】

黒川由紀子: 高齢者は小さな困りごとを解決できないために、ひきこもり、うつになる可能性がある。近所の人同士のちょっとした助け合いを、LINEの活用によって円滑にできる点、またワンコインでできる点がよい。

福岡伸一・渡瀨英治 選 巡回訪問サービスビジネスをスタート

巡回訪問サービスビジネスをスタート

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/43995

【選出理由】

福岡伸一
福岡伸一: 着眼点が優れている。また実際に事業として継続・発展する可能性が高い。
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渡瀨英治: 世の中がネット社会に移行する中、敢えてアナログな事業モデルを組み合わせて複数の社会課題を解決するような仕組みへと昇華させているところが素晴らしい。昭和のコンテンツが現在の若い年齢層に見直され取り入れられている風潮もあるので、追い風となって全国に広がって欲しい。

小黒一三・渡瀨英治 選 「バスの来ないバス停」があるのを、知っていますか?

「バスの来ないバス停」があるのを、知っていますか?

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/38782

【選出理由】

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小黒一三: 「バスの来ないバス停」このフレーズだけで、メルヘンを感じ、広野にポツンとバス停を思い浮かばせます。しかもそこが、認知症の方の出発点とは、物語の主人公に認知症の方を舞台に立たせた一幕のドラマの始まりです。
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渡瀨英治: 地域や町全体で認知症について考え、自分事としてとらえるのに最高のストーリーだと感じる。こういった「優しさ」あふれる仕掛けや取組みが増えてくることがSDGsの体現であり、目指すものだと感じます。

黒川由紀子 選 高齢者デイサービスの新しい取り組み!椎茸栽培を通していつまでも元気でいてほしい。

〝高齢者デイサービスの新しい取り組み!椎茸栽培を通していつまでも元気でいてほしい。

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/43823

【選出理由】

黒川由紀子: 高齢者デイサービスは全国に多数あるが、歌う、塗り絵をする、体操するなど、中身が画一的で、うっかりすれば子どもっぽくなりがちである。椎茸栽培はユニークな取組みであり、大人としての高齢者のQOL(生活の質)の向上につながる。

福岡伸一 選 日本農芸化学会2022年度大会で「農芸化学女性企業研究者賞」を受賞

日本農芸化学会2022年度大会で「農芸化学女性企業研究者賞」を受賞

【URL】https://seniorlife-soken.com/archives/38960

【選出理由】

福岡伸一
福岡伸一: デジタル、ヴァーチャルの企画が多い中、具体的な栄養成分を提示し、その効果について実証研究を行ってエビデンスを得ている。学会での評価もあるので、安心できる。女性研究者を応援する観点からも推薦したい。

→受賞企業コメント


<2022年度 シニアビジネス市場の総評>

新型コロナウィルスに対し社会は如何に受け入れ、その中でもどう進展し続ける超高齢社会に対応していくか、という前年度から1歩進んだ良い意味での割り切りが見え始めたのが2022年に感じます。

「プロダクツ」面でみると、AIを中心とするデジタルテクノロジーを活用した工業製品だけでなく、サービス分野の商品にまで広がりつつあり、高齢者のQOL向上を便益とするものも多く見られるようになってきました。またコロナ禍ゆえの体力増進意識の高まりを後押しする、歩行やランニングにフォーカスした製品群が多く見られたのは必然とも読み取れます。

「ビジネスモデル」面からみると、従来のビジネスサービスを高齢者向けにカスタマイズやリニューアルすることが多かったですが、シニアの生活導線上に新たな事業を投入する内容が多く見られました。当然に従来ビジネスへの親和性や付加価値創出を狙っているものであっても、新たな領域に資源を投入する動きが活発になっているように感じます。

「シニアライフ」面からみると、昨年より日常の生活の中に「楽しみ」を提供するものが増えている傾向が続いていますが、新たに「優しさ」が付与されているものが見受けられました。これは高齢者本人の満足という視点に第三者も心当たまるエッセンスが加わってきたものです。義務感だけでなく、高齢者を心から気持ちよく、自然にサポートする社会の実現のはじまりに感じ、更なる拡大を期待したいと思います。

2022年のシニア市場は、昨年同様に他社や行政・自治体を含む第三者との連携や協業が加速した上、いよいよ事業投資を含む新分野への積極的なチャレンジが見受けられるようになってきました。この機運がさらに高まることで、社会全体が高齢者を中心とした人口構造に仕組みも想いもシフトしていく大きな流れとなる事を願いたいと思います。

シニアライフ総研 代表 渡瀨英治


【選出委員プロフィール(敬称略)】

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小黒一三(おぐろ かずみ)

1950年東京生まれ。75年慶應義塾大学法学部卒業後、平凡出版社(現・マガジンハウス)入社。 マガジンハウスでは、雑誌「ブルータス」「クロワッサン」「ガリバー」などの編集を担当。90年同社を退職し、編集プロダクションであるトド・プレスを設立。92年、東アフリカ・ケニアのマサイマラ国立保護区にリゾートホテル「ムパタ・サファリ・クラブ」を開設。98年、出版社である木楽舎を設立。99年、環境ライフスタイルマガジン「月刊ソトコト」を発刊。スローフード、スローライフ、ロハスなどのライフスタイルをいち早く日本に紹介してきた。 また、日本の子どもたちのまだまだ使えるシューズをアフリカの子どもたちへ贈る活動「スマイル アフリカ プロジェクト」を高橋尚子さんとともに行う。画家フェルメールが描いた当時の色彩を求め、最新の印刷技術「リ・クリエイト」で用い、その全作品を再現した「フェルメール 光の王国展」「あっぱれ北斎!光の王国展」を開催するなど、一つの枠では収まらない、さまざまなメディアを使った新しい価値観の提案を続けている。 ソトコトアドバイザー、J-WAVE ロハストークナビゲーター

黒川由紀子(くろかわ ゆきこ)

臨床心理士、保健学博士。上智大学名誉教授・黒川由紀子老年学研究所所長。日本老年臨床心理学会副理事長。 高齢者の話を聞くことを喜びとし、高齢者の心理をテーマに、認知症、うつなどの高齢者や家族の心理臨床、世代間交流プログラム、企業研修等に関わる。 著書に『認知症と回想法』(金剛出版),『高齢者のマインドフルネス認知療法』(誠信書房),『認知症の心理アセスメント はじめの一歩』(医学書院),『いちばん未来のアイデアブック』『ミモザ』(木楽舎)、『「豊かな老い」を支えるやさしさのケアメソッド青梅慶友病院の現場から』(誠文堂新光社)など。

福岡伸一

福岡伸一(ふくおか しんいち)

生物学者。1959年東京生まれ。京都大学卒。 米国ハーバード大学医学部博士研究員、京都大学助教授などを経て青山学院大学教授・米国ロックフェラー大学客員教授。 サントリー学芸賞を受賞し、88万部を超えるベストセラーとなった『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)、『動的平衡』(木楽舎)など、“生命とは何か”を動的平衡論から問い直した著作を数多く発表。ほかに『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『生命の逆襲』(朝日新聞出版)、『せいめいのはなし』(新潮社)、『変わらないために変わり続ける』(文藝春秋)、『福岡ハカセの本棚』(メディアファクトリー)、『福岡伸一、西田哲学を読む―生命をめぐる思索の旅 動的平衡と絶対矛盾的自己同一』(明石書店)、『ナチュラリスト――生命を愛でる人』(新潮社)など。 対談集に『動的平衡ダイアローグ』(木楽舎)『センス・オブ・ワンダーを探して』(だいわ文庫)、翻訳に『ドリトル先生航海記』(新潮社)『生命に部分はない』(講談社現代新書)『ダーヴィンの「種の起源」 はじめての進化論』(岩波書店)などがある。 また、大のフェルメール好きとしても知られ、世界中に散らばるフェルメールの全作品を巡った旅の紀行『フェルメール 光の王国』(木楽舎)、さらに最新刊として『フェルメール 隠された次元』(木楽舎)を上梓。最新のデジタル印刷技術によってリ・クリエイト(再創造)したフェルメール全作品を展示する「フェルメール・センター銀座」の監修および、館長もつとめた。 2015年11月からは、読書のあり方を問い直す「福岡伸一の知恵の学校」をスタートさせ、校長をつとめている。

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渡瀨英治(わたせ えいじ)

1995年より広告代理店でシニア商材の開発やマーケティング業務に従事し、2008年にルーツ・オブ・コミュニケーション(株)を設立。 2013年に情報ポータルサイト「シニアライフ総研」の運営を開始した。 シニアマーケティングのスペシャリストとしてメーカー企業を中心にコンサルティング活動や講演活動を行っている。

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【ビジネスアワード2022 プロダクト賞】

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【ビジネスアワード2022 シニアライフ賞】

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