テクノロジーが人類の健康寿命を延ばす! iOS健康管理アプリ「ヘルストレーナー」
AIなどの先端テクノロジーを駆使した革新的な健康管理アプリ「ヘルストレーナー」が、現代社会における健康寿命延伸という重要な社会的課題に貢献します。
先端IT技術に強みを持つ株式会社キーシステム(本社:愛知県、代表取締役:鍵谷隆)は、2024年10月10日にiOS専用ヘルスケアアプリ「ヘルストレーナー」をリリースしました。
現代の高齢化社会において、健康寿命をいかに延ばすかは深刻な社会問題となっています。当社はこの課題に対処するため、AIや先端テクノロジーを活用し、個人が手軽に健康管理を行い、質の高い生活を維持できるソリューションを提供します。
ヘルストレーナー紹介動画 30秒Ver
「ヘルストレーナー」のダウンロードはこちら
アプリ概要
「ヘルストレーナー」は、ユーザーの「体重」「フィットネス」「睡眠」「メンタル」のデータを記録し、AIトレーナーが目標達成度や改善点をフィードバックします。これにより、忙しい現代人でも無理なく健康管理が可能となり、健康寿命の延伸に貢献します。さらに、iPhone標準のヘルスケアアプリと連携することで、データ入力の手間を減らし、日々の健康管理を効率化します。
社会的問題の解決
高齢化が進む社会では、医療費の増加や介護負担の増大が避けられません。「ヘルストレーナー」は、個人が日常的に健康を意識し、早期からの健康管理を実現することで、生活の質を向上させ、医療費や介護費の削減に寄与します。これにより、社会全体の健康負担の軽減を目指しています。
主要機能
記録:
体重、フィットネス、睡眠、メンタルのライフログを記録。ヘルスケアアプリとのデータ連携により、データを自動取得。
データ管理:
過去のデータを日単位、週単位、月単位で振り返り、グラフでデータの推移を確認可能。
AI診断:
AIトレーナーが、ユーザーの生活記録に基づいて、反省点や健康リスク、改善提案を提供。フィードバックする上での情報源はヘルスケア・医療関連の学術論文を参照し、医学的根拠を担保します。
基本設定:
身長や生年月日などの基本データ、歩数や睡眠時間などの目標設定を管理。
画面イメージ
今後の展開
「ヘルストレーナー」は、今後さらに高度な健康管理ができるよう、機能の拡充を予定しています。直近ではバイタルデータの連携と食事データの登録機能を追加予定で、これによりAIが栄養バランスを判定します。さらに、AIによる健康診断機能も強化し、日次・週次フィードバックで疾患リスクの早期発見に努めます。
代表取締役のコメント
株式会社キーシステムの代表取締役、鍵谷隆は「私たちは、テクノロジーが主役となる現代社会において、新しい健康管理の形を追求しています。『ヘルストレーナー』を通じて、健康寿命を延ばすという社会的課題に貢献するとともに、これまで考えられなかった健康管理が可能になると信じています。今後も技術革新をヘルスケア分野に応用し、さらなる発展を目指します」と述べています。
会社概要/お問い合わせ
名称 : 株式会社キーシステム
所在地 : (名古屋)名古屋市中区丸の内1-18-13 リブラ丸の内10 5階
(東京)東京都港区新橋5-12-11 天翔新橋5丁目ビル604号室
設立 : 1991年3月
代表者 : 代表取締役 鍵谷 隆
URL : http://key-sys.com/
Email : eigyo@key-sys.com
TEL : 052-265-8183
【株式会社キーシステムについて】
株式会社キーシステムは、AI活用やスマートフォンアプリ、XR領域の開発において先端IT技術を駆使するテック企業です。最新の技術トレンドに迅速に対応し、SaaS系アプリの開発から業務システムまで、クライアントワークおよび自社アプリケーションの開発を行っています。
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株式会社創通メディカル(本社:福岡県福岡市)が展開する、美容健康ブランド『MYTREX(マイトレックス)』より、2023年11月20日 (月) に発売したEMSフットローラー「ELEXA FOOT (エレクサフット) 」が、このたび2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
*自社製品比
■製品名称:ELEXA FOOT(エレクサ フット)
■製品概要: 運動不足や加齢により衰える足腰の筋肉に着目し、足を乗せて鍛えるEMSトレーニングマシンをさらに進化させた本製品。最先端※ハイブリットトレーニング理論に基づき設計された独自のローラー型の形状で、足の動きを認識して、踏み出す際にEMS電気刺激が流れることにより、負荷を高めながら下半身の筋肉をしっかりと鍛えます。自分の意志で足を動かすことにより、簡単な動作でも短時間で本格的なトレーニングを体感できます。効率と効果を追求した全く新しいトレーニングマシンです。
※自社製品比
■製品情報:https://mytrex.jp/elexafoot/
※関連紹介:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000047658.html
■デザイナー:株式会社創通メディカル Wen Minjie
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント:
歩けなくなると介護が必要な状態になる可能性が高くなり、高齢者などの加齢による身体の虚弱、脳梗塞や整形外科的な疾患を持つ人たちが、関節や筋肉の動きが悪くなることでおこりうる。
本製品の素晴らしいところは、自宅や介護施設などで、座りながらでも短時間でトレーニングができ、自らの足で歩み続けることを目的としたフットトレーニングが気軽に取り入れられることである。そして何よりも評価するポイントは、最先端のテクノロジーを活かしながら自分の意志と脳で足を動かすことにより、EMSが作用するという点で、自分の脳とテクノロジーを組み合わせるということが、介護を含め、これからの世の中に向けた解決の糸口となる点ではないかと、大いに評価したい。
今後、介護や理学療法などで、これを使うことで、歩きにくかった人たちに勇気を持ってもらうことを期待する。
■グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/23948?years=2024
グッドデザイン賞とは
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
■MYTREXについて
『MYTREX』 は、「すべての技術は、実感のために。」をコンセプトに、習慣を変えるのではなく、習慣に溶け込むセルフケアを目指し、効果がないもの、継続できないものはつくらないという信念のもと、独創的な美容・健康機器を提供するブランドです。
2024年1月にはシリーズ累計出荷台数250万台を突破しました。 ⼈気商品は、パワフル振動で本格ケアを叶えるトータルボディケアハンディガン『MYTREX REBIVEシリーズ』と、サロン級のムダ⽑ケア&ブライトニングケアを叶える次世代光美容器「MYTREX MiRAY」。
他にも、「⽪膚」と「筋⾁」を異なる2つの電気で刺激するトータルリフト美顔器「MYTREX PROVE」や、業界でも珍しいEMSと美肌波⻑のLEDを搭載した電気針ヘッドスパ「MYTREX EMS HEAD SPA PRO」、毎⽇の⼊浴中に座るだけで理想のヒップが叶う完全防⽔のEMS搭載ヒップトレーニングマシーン「MYTREX AQUA LIFT」など、スキマ時間を活⽤して美と健康をサポートするアイテムを取り揃えております。
また、2024年2月には史上初※”マイクロカレント”搭載シャワーヘッド「HIHO FINE BUBBLE+e」が誕生。水力発電により発生させた美肌電流マイクロカレントで、シャワータイムがエステのような美容時間に。さらに、2024年8月より先行販売を開始した史上初※「手圧変動テクノロジー」を搭載したハンディガン「REBIVE 2」「REBIVE MINI XS2」では、従来の強さ(振動スピード)調整に加え、今までにはなかった「深さ(ストローク)」も調整できる設計を実現しボディケアに新たな旋風を巻き起こしたと、大きな反響をいただいています。
今後も医療機器メーカーとしての専⾨性と技術⼒を⽣かしつつ、お客様に驚きと感動をお届けする数々の新商品の発表を予定しています。
※自社製品比
<会社概要>
社名:株式会社創通メディカル
所在地:福岡県福岡市博多区博多駅南3-1-10 アーバンセンター博多5F
代表:代表取締役 薛 明鶴
法人設立:2017年9月
事業内容:エクササイズ用EMS医療機器、及び美顔器の企画・製造・販売
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株式会社ルネサンス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長執行役員:岡本 利治、以下「当社」)は、徳武産業株式会社(本社:香川県さぬき市、代表取締役社長:德武聖子、以下「徳武産業」)の新たなスニーカーの開発に、当社施設の利用者と理学療法士が協力し、9月より販売が開始されたことをお知らせします。
当社は、今後も長期ビジョンに掲げる「人生100年時代を豊かにする健康ソリューションカンパニー」として、当社の展開するリハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」や「リハビリセンター」で高齢者の「歩く力」を支えていくと共に、このようなシューズ開発等を通じて、高齢者の「歩く環境」を整えることにも、積極的に貢献してまいります。
■背景
当社は2021年より、当社が運営するリハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」において、ご利用者の足のサイズや幅などを計測し、その結果に応じて徳武産業が開発した、足や歩行に悩みのある方向けの「あゆみシューズ」の対面販売を実施しています。
その様な経緯を踏まえ、屋外での歩行を充実させる機能を盛り込んだ介護シューズを開発したいという徳武産業様の思いを受け、当社のスタッフおよびご利用者様がモニターとして体験し、これまで以上に歩行をサポートするための新たなソリューションを付加した「ライフステップ」の開発に協力することになりました。
■「ライフステップ」の主な特徴
•着脱が楽:ゴム紐とベルトを組み合わせることで、足を入れたり脱いだりする動作がスムーズに行えます。
•甲高でも快適:ベロの2枚構造化によりベロ部分が広がるため、甲が高い方でも快適にフィット。高齢者にも優れた装着感を提供します。
•足首周りの安定性向上:踵のカウンターで足首周りの安定性を高めることで、横方向のふらつきを予防し、より安全な歩行をサポートします。
商品詳細ページ https://www.tokutake.co.jp/shop/products/detail.php?mccd=1606
■今後の展望
当社は「ライフステップ」の開発協力にとどまらず、徳武産業と協力し、高齢者の身体機能を維持・向上させるシューズの開発や足の障害予防の啓発活動の実施など、高齢者が安全で快適な歩行が出来るための支援を実施してまいります。またその結果として、多くの高齢者が生活圏を広げ、住み慣れた地域で生涯にわたって自分らしい生活が続けられるようサポートしてまいります。
■徳武産業株式会社の概要
所 在 地 : 〒761-0901 香川県さぬき市大川町富田西3007
設 立 : 1966年9月
代 表 者 : 代表取締役社長 德武 聖子
主な事業内容 : ケアシューズ(高齢者シューズ)、ルームシューズなどの開発、販売
ホームページ : https://www.tokutake.co.jp/
■関連リンク
・元氣ジム https://kaigo.s-re.jp/
・リハビリステーション https://kaigo.s-re.jp/kg/visitcare/
・ルネサンス公式noteより https://note.com/rena_official/n/n222dedce9429
【ライフステップの開発の協力についてのお問い合わせ先】
株式会社ルネサンス アクティブエイジング部 橋本
https://kaigo.s-re.jp/kg/entry/
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「タンスのゲン」 創業60周年を記念して、75歳以上のばあちゃん達が活躍する「うきはの宝」とコラボレーション!60年以上の人と技術の歴史が生み出す本格的な羽毛布団が誕生。
家具・インテリアのEC事業を展開する「タンスのゲン株式会社」(以下、タンスのゲン、本社:福岡県大川市、代表取締役:橋爪裕和)は、ばあちゃんたちの生きがいと働く場の創出として、商品開発やメディアを事業展開する「うきはの宝株式会社」(以下、うきはの宝、本社:福岡県うきは市、代表取締役社長 大熊充)と、タッグを組む形でコラボレーション商品「祖母の羽毛布団」を企画開発し、発売することをお知らせします。
◇タンスのゲンとうきはの宝のコラボレーション
家具・インテリアの企画開発・EC販売を手掛けるタンスのゲンは、創業60周年を迎えるその節目となるタイミングで、これまでのノウハウや歴史を活かした商品の開発を検討しておりました。
そうした中で、同じ福岡県のうきは市で、地域の活性化を軸に高齢者の活躍の場を創出している「うきはの宝」の活動に共感し、今回のコラボレーション商品が実現しました。
こうして生まれたこの「祖母の羽毛布団」は「うきはの宝」で活躍する75歳以上のばあちゃん達の人の歴史が育んだ感性と、「タンスのゲン」が60年以上培ったものづくりのノウハウが結集した羽毛布団に仕上がりました。
◇昔ながらの感性を最新の加工技術で創り出す品質
「祖母の羽毛布団」の製品開発にあたっては、「うきはの宝」で働くばあちゃん達との対話・ヒアリングを中心に製品仕様をまとめております。
ヒアリングした多くの方が、今から20〜30年ほど前に真綿布団などから羽毛布団を買い替えていました。しかし現在市場で人気のある羽毛布団見せしたところ、違和感を抱く声が多く上がりました。
その違和感は、「人気の羽毛布団の変化」が要因であることがわかってきた中で、今回、ばあちゃん達や、作り手である布団工場の職人にヒアリングを重ね、昔ながらの使う側の感性と作る側のノウハウを活かした製品を追求しております。
そうして作られた「祖母の羽毛布団」は、以下のような特徴が挙げられます。
① 羽毛
エアコンの普及など住環境の変化により、使用される羽毛量は軽さを重視して、 1kgの羽毛布団が多くなってきています。
そうした中、昔主流だった1.3kgの充填量をあえて採用することで、 羽毛の温もりと心地よさを存分に感じていただける製品に仕上げました。
② 生地や柄
現在、ポリエステル生地の羽毛布団が多く普及する中で、 本製品は肌触りを追求し、綿100%の生地を使用しました。
さらにあえて昔ながらの華やかな柄にすることで、“おばあちゃんの家”を思い出すような懐かしさと安らぎを演出しています。
③ 加工技術
現在の羽毛の洗浄や選別技術の進歩により、品質の安定化が実現いたしました。 さらにこれにより、ハイダウンをより安価で実現できるようになりました。 さらに、特別な加工を施すことで、コインランドリーで気軽にお洗濯が可能となり、 温かい羽毛布団をいつでも清潔にお愉しみいただけます。
さらにタンスのゲンの羽毛布団ブランド「ドリームダウン」の羽毛を使用することで、以下のようなクオリティを実現しております。
④ CILギャランティラベル
CILギャランティラベルとは、日本で唯一の羽毛専門の検査研究機関CIL(快適睡眠環境研究所)が発行している品質検査の証明になります。
羽毛を全ロット検査し、洗浄度・臭い・ほこりなどの厳しい基準で査定するこの検査において、ダウン率93%、ダウンパワー400以上という高品質が証明されております。
⑤ 安心の7年保証
こうした厳しい品質管理を表れとして、本製品は7年保証が標準でついております。
正常な使用状況において、万が一商品に不具合が発生しても購入から7年以内の修理・交換に対応しています。
◇「うきはの宝」について
うきはの宝株式会社は、福岡県うきは市を拠点に75歳以上のばあちゃんたちの働く会社です。
「ばあちゃんビジネス」として、ばあちゃんたちの「生きがい」と「収入」を創出し、20~90代までが協働する「多世代型協働」で事業をおこなうビジネスモデルを展開しており、ばあちゃんたちの知見や感性を活かした食品などを製造販売する他、全国的にも有名な自社メディア「ばあちゃん新聞(月刊紙)」を発行しています。
◇「うきはの宝」スタッフコメント
この羽毛布団はふかふかで軽く、非常に暖かくて寝心地が 抜群です。生地や柄も気に入ってます。
冬でもこれ一枚で 十分いけると感じるほど快適で、持ち帰ってすぐに 使いたくなるほど気に入りました。
今使っている布団よりも 断然良く、この商品は自分が求めていたもので、 本当に嬉しいです。 誰にでもおすすめできる素晴らしい羽毛布団です。
◇販売情報
「祖母の羽毛布団」は、タンスのゲン楽天市場店、タンスのゲン本店の他、タンスのゲン運営のネットショップで販売しております。
◆タンスのゲン楽天市場店:https://item.rakuten.co.jp/tansu/11156737/
◆タンスのゲン本店:https://www.tansu-gen.jp/collections/collabo_umou
◇製品情報
サイズ |
全サイズ 長さ:210cm |
---|---|
素材 |
側地:綿100%(60サテン) |
ループ数 |
8カ所 |
カラー |
【ペイズリー柄】ピンク、ブルー |
生産国 |
日本 |
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ご存じですか? 10月10日は「転倒予防の日」
介護用品(福祉用具)レンタル・販売事業を行う株式会社ヤマシタ(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:山下和洋、以下「ヤマシタ」)は、各地の地域包括支援センターで開催される介護予防教室等に協力し、AIを用いた歩行分析が可能な「CareWiz(ケアウィズ) トルト」(以下、歩行分析AIトルト)を活用した高齢者の転倒予防を啓発するプログラムを提供しています。
ヤマシタが協力する介護予防教室の開催回数は、これまで累計1,500回を超えており(「歩行分析AIトルト」を導入した2021年からの実績)、多くの方の転倒予防に寄与しています。
■たった5m歩くだけで、AI「トルト」が歩行分析
測定のために、高齢者の方が歩くのは、たった5m。歩く様子を動画で撮影すると、2分後には歩行分析AIトルトにより、分析結果が分かります(歩容や転倒リスクを測定)。「速度」「リズム」「ふらつき」「左右差」などのが点数で表示され(これを「ホコ点」と言います)、改善のためにどのような運動に取り組めばよいのかを紹介してくれます。
■イベント会場へのマスコミ取材も
10月8日(火)、静岡県富士市今泉まちづくりセンターでの歩行分析と予防運動体験会には、マスコミの取材も入りました。㈱ヤマシタでは、「トルト」に関する取材を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
■10月10日は「転倒予防の日」
毎年10月10日は、日本転倒予防学会が制定する「転倒予防の日」です。厚生労働省と消費者庁からも、この日を契機に転倒予防の呼びかけが行われるなどしています。
(出典)日本転倒予防学会HP
■救急搬送の理由は「転倒」が約8割
東京消防庁によると、平成27年からの5年間で、事故発生時の動作分類では、「転ぶ」事故が全体の8割以上を占めています。
(出典)東京消防庁HP
■転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生
消費者庁では、転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しているということで、加齢に伴い、日常生活の中にも転倒事故のきっかけとなる危険があると注意喚起を促しています。
(出典)消費者庁HP
■あなどれない高齢者の「転倒」。「転倒・転落・墜落」による死亡者数は、交通事故の約4倍
高齢者は転倒による骨折や頭部外傷などの大けがにつながりやすく、それが原因で死亡や要介護状態、寝たきりになることもあります。厚生労働省の調査によると、令和2年(2020年)における高齢者の「転倒・転落・墜落」の死亡者数は8,851人で、交通事故(2,199人)の約4倍です。また内閣府の「高齢社会白書」によると、介護が必要になった主な原因のうち、「骨折・転倒」(13.0%)は「認知症」(18.1%)、「脳血管疾患(脳卒中)」(15.0%)、「高齢による衰弱」(13.3%)に次いで4番に多くなっています。
(出典)消費者庁資料
■「歩行分析AIトルト」の紹介ページ
■株式会社ヤマシタについて
1963年の創業以来「正しく生きる、豊かに生きる」を企業理念に掲げ、リネンサプライ、介護用品レンタル・販売の両事業で業界大手のポジションを確立。従業員の仕事のやりがいと顧客の体験価値を相互に高め合う好循環を強みに、2030年に850億円の売上目標を掲げている。DXにも注力しており、既存事業×テクノロジーによってサービス品質と生産性を向上させながら、周辺の事業領域や海外にも進出。業界再編と高付加価値化の実現に挑戦することで非連続な成長を成し遂げ、2050年には売上高1兆円を目指す。
(会社概要)
所在地:本社:静岡県島田市中河 737
東京本部:東京都港区港南二丁目15番3号品川インターシティC棟8階
設立:1963年3月6日
代表者:代表取締役社長 山下和洋
事業内容:福祉用具レンタル・販売、居宅介護支援事業、リネンサプライ事業等
売上高:303.8億円(2024年3月期)
従業員数:2,586名(2024年3月末現在)
URL
「ヤマシタ」コーポレートサイト:https://www.yco.co.jp/
介護用品・福祉用具紹介サイト 「ヤマシタ、シマシタ。」:https://www.ycota.jp/
介護用品・福祉用具の総合通販サイト 「ヤマシタオンラインストア」: https://caretaro.com/
以上
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66.3%が、eスポーツの「脳の活性化や認知機能低下の予防」に魅力を感じている。シニア層には「地域で楽しめる」「初心者でも楽しめる」点のアピールがポイントに。
生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2024年9月5日(木)〜2024年9月6日(金)の2日間、全国の60歳以上の男女を対象に「シニアのeスポーツ」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。
<調査背景>
近年、eスポーツの市場は急速に拡大し、若年層のみならず、シニア層の関心も徐々に高まりつつあります。特に、シニアのeスポーツは、リハビリテーションや交流の場としても注目されており、そのポテンシャルが広く認識され始めています。
そこで本調査では、当事者であるシニア層に対し、eスポーツの認知度や参加状況、興味度合い、魅力的だと感じる点など、様々な角度からその実態を聴取しました。
是非、今後のマーケティング活動や、シニア層向けの施策立案の一資料としてご活用ください。
【調査概要】
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の60歳以上の男女
有効回答数:1,000名
調査実施日:2024年9月5日(木)〜2024年9月6日(金)
◆「シニアのeスポーツに関する調査」主な質問と回答
◆eスポーツがもたらす効果のうち、魅力的だと思うものは:66.3%が「脳の活性化や認知機能低下の予防」に魅力を感じていた。
全体の66.3%(「とても魅力を感じる」「やや魅力を感じる」の合算)が「脳の活性化や認知機能低下の予防」に魅力を感じていることが明らかに。eスポーツが認知機能の維持・改善に一定の効果があることは、日本でも自治体の調査などで明らかにされているが、当事者であるシニア層にも、eスポーツ=健康増進というイメージは広く浸透しているようだ。
◆どのような取り組みがあれば、同年代・同世代でeスポーツがより普及すると思うか:「地域で楽しめる」「初心者でも置いてけぼりにならない」ような取り組み。
「地域」というキーワードが目立った。わざわざ遠くに足を運ばずとも、身近な場所でできる場所を作ることが普及への近道となりそうだ。
また、「指導してくれる人が地域にいれば」「レベルごとに参加できる」(と良い)といった声や、「下手でも引け目に感じなければ楽しめる」と、初めての挑戦で置いてけぼりになってしまわないかを気にする声も。eスポーツ施設がシニアを呼び込むには、「初心者のみ」「はじめてのeスポーツ」などと銘打ったコースで不安要素を和らげることが求められている。
はじめに、eスポーツをどの程度知っているかお聞きしました。
■eスポーツを知っているか(n=1,000)
「eスポーツ」の認知度は79.7%(「内容まで知っている」と「名前のみ知っている」の合算)でした。
「名前のみ知っている」が70.4%を占めており、「eスポーツ」という名称自体はシニア層にも広く浸透していることがわかりました。
続いて、eスポーツを見たことがあるかお聞きしました。
※回答者には以下の説明を提示
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。
「会場で見たことがある」というほどの熱心な層は0.8%にとどまったものの、映像で目にしたことがある層は27.0%に上りました。
一般社団法人日本eスポーツ連合によると、日本におけるeスポーツの市場規模は、2024年に194億円、2025年には217億円に成長する見通しとのこと。
TVなどのマスメディアでeスポーツが取り上げられる機会は、ますます増えることが予想されます。シニア層がeスポーツの映像に触れる機会も、今後さらに増えていくでしょう。
eスポーツに、プレイヤーとして参加したことがあるかお聞きしました。
■eスポーツに、プレイヤーとして参加したことがあるか(n=1,000)
プレイヤー経験ありが0.4%、「参加したことはないが、参加したいと思っている」という“プレイヤー潜在層”が4.3%という結果に。
現状、シニアにおけるeスポーツの普及率はまだまだ発展途上ということがわかりました。
前掲した設問【eスポーツを見たことがあるか】にて「会場で見たことがある」「オンラインやテレビ等で映像は見たことがある」と回答した人、または【eスポーツに、プレイヤーとして参加したことがあるか】にて「参加したことがある」「参加したことはないが、参加したいと思っている」と回答した人に対し、eスポーツの良いと思う点を、自由記述にて具体的にお聞きしました。
■eスポーツの良いと思う点(自由記述)
「体力がなくても参加できる」「運動が苦手でも楽しめる」と、元々アクティブではない人でも楽しめるという声がありました。
球技や陸上競技などといった、フィジカルの強さが求められる “従来のスポーツ”とは異なり、eスポーツはフィジカルの代わりに集中力などを求めるものであるため、ノンアクティブシニアも受け入れやすい傾向がありそうです。
また、中には「ハンデなく競技できる」「誰にでもチャンスがある」といった声も。
eスポーツは従来のスポーツと比較すると、エイジレス(子どもからシニアまで楽しめる)・ジェンダーレス(男女の身体的制約にかかわらず取り組める)・エリアレス(時間・場所を問わず楽しめる)・ハンディキャップレス(身体的ハンデを超えた交流が可能)・コンタクトレス(接触・対面を避けて参加できる)といった特徴がありますが、その特徴がシニア層にも伝わっているようです。
【以下、回答を一部抜粋】
・「体力がなくても参加できる」(女性、73歳)
・「ゲームをスポーツの一種とすることでパブリックに良いイメージができた」(女性、61歳)
・「年齢、体格や障害の有無などハンデなく競技できる」(男性、64歳)
・「老若男女ともに楽しめ、加齢による認知症の防止にもつながる」(男性、67歳)
・「運動が苦手でも楽しめる」(女性、60歳)
・「誰にでもチャンスがあるスポーツだと思う」(女性、60歳)
日本初のシニアeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」があるなど、eスポーツの世界では60代以上の人が選手として活躍しています。
そこで、回答者に対し「60代以上のプレイヤーが活躍しているeスポーツがある」という事実を伝えたのち、改めてeスポーツにプレイヤーとして参加することへの興味度合いをお聞きしました。
■eスポーツにプレイヤーとして参加することに興味はあるか(n=1,000)
前掲した設問【eスポーツに、プレイヤーとして参加したことがあるか】では、現役プレイヤーも含め、プレイヤーに関心を持つ層は4.7%でしたが、「60代以上のプレイヤーが活躍しているeスポーツがある」ということを知った本設問では9.8%(「とても興味がある」「やや興味がある」の合算)と、2倍以上に膨れ上がりました。
TVや新聞などで「同世代でもプレイヤーとして活躍できている」ということを目にする機会が増えれば、この数値はさらに伸びていきそうです。
eスポーツに対するそれぞれの考えについて、自身の考えと合致するものをお聞きしました。
■eスポーツへの考えとして、自身にあてはまるもの(n=1,000)
「スポーツだとは思わない」「遊びだと思う」という考えにそれぞれ70.6%・80.0%(※)が同意しているなど、「スポーツ」としての認識はまだ進んでいないものの、「交流につながりそう」「年齢や性別関係なく楽しめそう」と、ポジティブなイメージにもそれぞれ33.5%・46.9%(※)が同意しています。
一方、「普及してほしい」「体験できるような機会があれば参加したい」という考えにそれぞれ20%前後(※)が同意していることから、(シニア層ではまだ珍しいという点で)周囲の目や“はじめの一歩”のハードルの高さを懸念している人の存在もうかがえました。
※「とてもそう思う」「ややそう思う」の合算
eスポーツがもたらす効果のうち、魅力的だと思うものをそれぞれお聞きしました。
■eスポーツがもたらす効果のうち、魅力的だと思うもの(n=1,000)
「脳の活性化や認知機能低下の予防」が66.3%(※)でトップに。
eスポーツが認知機能の維持・改善に一定の効果があることは、奈良県磯城郡川西町が行った実証実験や埼玉県鶴ヶ島市が発表した効果検証などで明らかにされていますが、当事者であるシニア層にも、eスポーツ=健康増進というイメージは広く浸透しているようです。
※「とても魅力を感じる」「やや魅力を感じる」の合算
どのような取り組みがあれば、同年代・同世代でeスポーツがより普及すると思うか、自由記述にて具体的にお聞きしました。
■どのような取り組みがあれば、同年代・同世代でeスポーツがより普及すると思うか(自由記述)
「地域」というキーワードが目立ちました。わざわざ遠くに足を運ばずとも、身近な場所で習える場所を作ることが普及への近道と言えるでしょう。
また、「指導してくれる人が地域にいれば」「レベルごとに参加できる」(と良い)といった声や、「下手でも引け目に感じなければ楽しめる」と、初めての挑戦で置いてけぼりになってしまわないかを気にする声もありました。
シニア層にはまだまだ普及途中の段階である現在、eスポーツ施設がシニアを呼び込むには、「初心者のみ」「はじめてのeスポーツ」などと銘打ったコースで不安要素を和らげることがポイントになりそうです。
【以下、回答を一部抜粋】
・「指導してくれる人が地域にいれば普及すると思います」(女性、75歳)
・「地域などでの対戦ゲームなど身近な所からの広がりを期待している」(女性、63歳)
・「サポーター企業がより増えて、地域などでより大会が増えると参加がしやすくなると思います。また、大会などをSNSやテレビなどで頻繁に放映されると身近になると思います」(65歳、女性)
・「地域ごとに誰でもが参加できる大会があり、レベルごとに参加できる」(男性、67歳)
・「無料で参加できる教室を自治体で行って欲しい」(女性、69歳)
・「少し難しいと言う観念があるので、その辺をクリアに出来ればいいかなと思います」(男性、73歳)
・「簡単なものから始められる仕組みがほしい。下手でも引け目に感じなければ楽しめる」(女性、71歳)
■この調査のその他の質問
・普段PC、テレビ、スマートフォンなどでゲームをするか(単数回答)
など
■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://corp.neo-m.jp/service/research/quantitation/netresearch-domestic/
■引用・転載時のクレジット表記のお願い
※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
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介護施設等での有償ボランティア活動を通じて、介護人材のすそ野拡大の取組強化
北九州市は、スケッターを提供する株式会社プラスロボ(本社:東京都、代表取締役:鈴木亮平)と介護人材確保に関する連携協定を締結しました。同社の有償ボランティアをマッチングするサービス「スケッター」を活かし、介護人材のすそ野を拡げる取組を強化します。
連携協定の背景
いわゆる団塊の世代が後期高齢者となる令和7(2025)年も間近となり、今後も介護需要の増加が見込まれるところ、生産年齢人口減少の見込みも相まって、介護人材の確保は喫緊かつ困難な課題となっています。
スケッターとは
スケッターとは、レクリエーション、清掃、配膳・下膳、傾聴などのお手伝いを外注したい介護事業所等と、介護領域に関心がある市民をオンライン上でマッチングするサービスです。
連携協定の内容
同社はスケッターの利用を半年間無償で提供し、北九州市は介護事業所等や市民に対して、スケッターの募集を広報することで、介護に関わるきっかけづくりに努めます。また、スケッターの活動データを北九州市が解析することにより、潜在的な介護人材の「見える」化に取り組みます。
スケッター事業の効果
スケッターの活用により、多くの市民が介護業界に関心を持ち、多様な人材が介護業界に参入することを期待しています。1年後の目標として、市内の事業所100カ所、市民1,000人の登録を目指しています。
介護シェアリング都市を目指して
北九州市はまだ介護業界に関わっていない人を巻き込み、地域全体で介護をシェアリングすることで更なる課題解決を図っていきます。そして、誰もが介護を身近に感じ、携わることができるまち「介護シェアリング都市」の実現を目指していきます。
今後の展開
事業所向けスケッター説明会
令和6年11月20日
令和6年11月27日
いずれも北九州市役所とオンラインのハイブリッド開催
参加のお問合せは北九州市介護保険課まで
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/ho-huku/16800570.html
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経済的な困窮や孤立により、見送られることなく亡くなる方が増えています。身寄りのない方のお見送りの在り方や必要な支援を考えるため、実態調査を行うクラファンを開始します。
■社会的背景と課題
日本では、少子高齢化や孤立化が進み、家族や親族がいない、もしくは関係が疎遠になっている方々が増加しています。単身高齢者が増加し、低所得者が増えることが予測されるなかで、身寄りのない方の「葬送」は大きな社会課題となってきています。
私たち〈もやい〉は、これまで生活困窮者への相談支援等の活動を通じて、家族・親族がいなかったり、疎遠になっていたり、DVや虐待などで関係を保つことが難しくなるなど「身寄りがない」という状況の方々と出会ってきました。
そうした方々が亡くなられた場合、頼れる家族や親族がいれば、葬儀や火葬、埋葬(納骨)などを担ってくれることもありますが、身寄りがなく経済的にも困窮している場合、特にご遺骨の納め先に困ってしまうことがあります。
もやいは2008年に共同墓地「結の墓」を設立し、これまでに50人以上の方々を見送ってきました。
しかし、NPOや民間団体が孤立した方々の葬送を支えることには限界があり、社会全体での対応が求められています。この問題は今後さらに拡大することが予測され、社会的な課題として早急な対応が必要です。
■もやいの「葬送」プロジェクト
まずは実態を明らかにするために、身寄りのない困窮者の「葬送」について、ホームレス支援団体等への調査(アンケート、現地調査)をおこなって報告書にまとめ、必要な支援の在り方を検討し、関係省庁に政策提言します。誰もが、でき得る限りご本人の望む「葬送」がなされるように、社会全体として仕組みを考えていきたいと思います。
■ご寄附のお願い
専門家の協力を得たり、各地での現地調査を実施したり報告・提言を行うために、本プロジェクトの資金が必要です。そこで、一人でも多くの方に課題を知っていただく方法として、クラウドファンディングで発信し、いただいたご支援をもとに皆さまと一緒に調査・提言を進めていきたいと考えました。プロジェクトページに「葬送」にまつわる現状や〈もやい〉の思いをまとめております。
・プロジェクト名: もやいの「葬送」プロジェクト~身寄りのない方の「お見送り」について考える~
・URL: https://readyfor.jp/projects/npomoyai2024
・期間: 2024年10月7日(月)~2024年11月30日(土)午後11時
・目標金額: 300万円
・資金使途: 葬送の実態調査、政策提言活動費
■本件に関するお問合せ先
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい
Tel: 03-6265-0137(火曜日12時〜18時 金曜日11時〜17時)
E-mail: info@npomoyai.or.jp
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住み慣れた居室・施設などでのご安置、お別れ式をご提案
株式会社 学研ホールディングス(本社:東京都品川区/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、株式会社 学研ココファン(本社:東京都品川区/代表取締役 兼 COO:森 猛、以下当社)は、ライフエンディング事業の一環として、2024年10月1日より「学研ココファンのお葬式『ここりえ』」サービスの提供を開始しました。
■サービス開始の背景
最期を迎える場所が病院から自宅や介護施設へ以降していくなかで、当社運営の高齢者向け住宅にお住まいの方も、居室で亡くなる人が増えてきました。当社では、住み慣れた場所で最期の時間を過ごしていただけるよう、居室での安置や共用部でのお別れ式などをご提案してきました。
また近年、地域・時期によっては火葬までの期間が長期化するケースも出てきており、葬儀(火葬)までにご遺体を安置する場所の不足や安置場所の環境整備が課題となっています。中には面会制限があり、火葬までの間、一度も会えないという安置施設もあります。
当社運営の高齢者向け住宅の居室内でご安置をした場合は、生前と同じように24時間いつでも面会ができるため、葬儀(火葬)までの間もゆっくりとお別れの時間と空間を共有することができました。
こうした背景のなか、ご家族やご親戚に時間を気にせずゆっくりお別れをしていただくため、自宅や公営斎場などを使用した葬儀サービスを提供する「学研ココファンのお葬式『ここりえ』」を開始しました。
■「ここりえ」の特徴について
●高齢者向け住宅・介護施設内でのお見送りを提案
住み慣れた居室・施設・事業所でのご安置、お別れ式をご提案します。
「ご家族にどのようにご案内したら良いかわからない」「ほかの入居者への説明はどのようにした
ら良いのか」という介護事業者向けのご相談も承ります。
●事前相談から葬儀後までトータルサポート
介護・医療のご相談から、相続、仏壇、お墓などトータルでサポートします。
●公営斎場と自宅葬もサポート
安価に利用できる公営式場や自宅での葬儀も可能です。
●介護福祉事業者ならではのホスピタリティ
お看取りから葬送まで一貫したホスピタリティを追求します。
■葬儀プラン例
▶ご自宅や居室でご安置後、火葬のみのプラン
ここりえの火葬式:253,000円~(税込)
▶家族を中心とした葬儀プラン
ここりえの家族葬:528,000円~(税込)
⦅対応可能地域⦆
東京都全域、神奈川県全域、埼玉県(中央部、東部)千葉県(北西部)、大
阪府大阪市、栃木県宇都宮市、北海道札幌市、新潟県新潟市、福岡県福岡市
※エリアは順次拡大していきます。
海洋散骨サービスも開始しています。
▶散骨プラン例
ここりえの海洋散骨:55,000円~(税込)
⦅対応可能地域⦆
北海道から沖縄まで全国41の海域に対応
「ここりえ」ホームページ▼
https://cocoliea.cocofump.co.jp/
当社は長年、ご高齢者の介護や暮らしのサポートに携わってきました。今後は「ここりえ」を通してさらにサポートの範囲を拡大し、ご本人の尊厳を大切にした最期の時間を提案・提供していきます。
■株式会社学研ココファン(Gakken Cocofump Co., Ltd.)
https://cocofump.gakken.co.jp/
・代表取締役社⻑ 兼 COO:森 猛
・法⼈設⽴年⽉⽇:2008年5⽉15⽇
・所在住所:〒141-8420 東京都品川区⻄五反⽥2丁⽬11番8号
・電話番号:03-6431-1860(代表)
・事業内容:
・サービス付き⾼齢者向け住宅および有料⽼⼈ホーム等の企画・開発・運営、指定居宅サービス事業(
訪問介護、居宅介護⽀援、通所介護、短期⼊所⽣活介護、その他)
・フランチャイズ事業
・不動産賃貸に関する事業
・その他付帯する⼀切の事業
・介護・保育の⼈材養成事業
■株式会社学研ホールディングス(GAKKEN HOLDINGS CO., LTD.)
https://www.gakken.co.jp/
・代表取締役社長:宮原 博昭
・法人設立年月日:1947年3月31日
・資本金:19,817百万円
・売上高:1,641億円、連結子会社75社(2023年9月期)
東京証券取引所 プライム市場情報(証券コード:9470)
・所在住所:〒141-8510 東京都品川区西五反田2丁目11番8号
・電話番号:03-6431-1001(代表)
・事業内容:1946年創業の教育・医療福祉関連事業を展開する持株会社
教育分野:「学研教室」を始めとする教室・学習塾事業、
学習教材などの出版・コンテンツ事業、
教科書・保育用品などの園・学校事業など
医療福祉分野:サービス付き高齢者向け住宅事業、
認知症グループホーム事業、
保育園・学童などの子育て支援事業など
グローバル:150か国以上で活動・事業展開
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GPS内蔵シューズなどの費用の一部を市が負担する制度がスタート
兵庫県川西市では、認知症高齢者等が行方不明になった時に、家族などがGPS(GPSを靴に内蔵できるタイプ)を活用して、早期発見・事故などの未然防止につなげる事業を10月1日から始めました。
川西市では、認知症になっても自分らしく最期まで暮らし続けるために、認知症の人やその家族の視点を重視した支援を充実させるとともに、支援者を支える仕組みづくりを一体的に推進する「認知症対策アクションプラン」(計画期間:令和6年度から令和8年度)を策定しています。
その取り組みの1つとして、10月1日から「認知症高齢者等GPS利用促進事業(ここやでGPS)」をスタートしました。
市では、従前から「川西市認知症みまもり登録」(※)の人を対象に、認知症の人が自分で持ち歩くタイプのGPS貸与事業を実施していましたが、家族などから「認知症本人がGPSを持ってくれないと思う」といった声もあり、希望者が少ない状況であったため、令和5年度から新規の受付を中止していました。
今回、家族らの声に応え、行方不明時の早期発見に努めるため、GPS機器、GPSを内蔵できる専用シューズなどの購入かレンタルの初期費用の一部を市が負担する事業をスタートしました。
【対象者】
市に住民票がある「川西市認知症みまもり登録」の登録者(一部施設入所者・長期入院者は対象外)
【対象物と費用】
GPS機器、GPSを内蔵できる専用シューズなどの付属品等の購入や初期費用の一部について、20,000円を上限として市が負担。ただし、初期費用の上限を超えた分と月々の利用料などは自己負担。
【申込方法】
①住んでいる地域の地域包括支援センターへ連絡し、「川西市認知症みまもり登録」に登録
②認知症高齢者等GPS利用促進事業(ここやでGPS)を市に申請
【その他】
登録企業は3社あり(ホームネット(株)、(株)あんしんサポート、セコム(株))で、サービス内容や利用料が異なります。
※川西市認知症みまもり登録・・・対象者は、市内に在住する65歳以上の人及び介護保険の認定要件を満たす40歳以上65歳未満の人で、認知症などにより行方不明になる可能性のある人。本人が住み慣れたまちで安心して暮らし続けられるよう、地域の協力のもと、日ごろから地域で見守りを行うことができます。登録された情報は、川西警察署・地域包括支援センター、住まいの地区の民生委員や地区福祉委員に情報共有され、地域での見守り体制の充実を図ります。
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着心地・着脱のしやすさ・おしゃれさが特徴の当社オリジナル主要アイテムに、血行促進効果が期待できるIFMC.加工を施しバージョンアップ
シニア向け衣料品・介護衣料品の企画販売を行う株式会社ケアファッション(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:大西 寛)は、加齢による体型の変化や身体機能の低下など“ちょっとした”困りごとに寄り添った健康サポート衣料ブランド「着るサプ™」シリーズの展開を開始したことをお知らせします。
当社オリジナルの主要アイテムである婦人パンツ、婦人パジャマ、婦人前開き肌着の3カテゴリーに血行促進効果が期待できる「IFMC.(イフミック)※」加工を施し、「着るサプ™」シリーズとして、2024年9月より販売しています。
◆「着るサプ™」ページ https://www.carefashion-online.com/shop/pages/cfa_kirusapu.aspx
※株式会社テイコク製薬社が温泉療法に着眼して製造したナノメーターレベルの非常に微小なミネラルの結晶体です。数種類の鉱物を組み合わせて鉄分の多い温泉水に一定時間浸漬し、その溶出液を特殊処理して抽出した物質です。身体に近接させることで血管から一酸化窒素(NO)が拡散し、血管が拡張することによる血行促進効果が期待できます。(引用元: https://ifmc.jp/)
【健康サポート衣料ブランド「着るサプ™」 開発の背景】
当社は、2015年の法人設立以降、高齢者の皆様にファッションを通じてお洒落を楽しむ機会を提供することにより、明るく健康的な生活を送っていただきたい、という想いで、衣料品の企画製造開発に携わってまいりました。加齢に伴う体型変化や身体機能の低下をサポートしつつデザイン性にも拘った「ユニバーサルファッション」と、介護を必要とされる高齢者をサポートする「介護用衣料品」の2つのテーマで、エンドユーザーである高齢者の方々の衣料品に対するニーズや困りごとを伺いながら、機能面・デザイン面から追及した商品を開発しています。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックを経て、多くの人が生活の質、健康や幸福感をより考え深める中で、当社は、衣料品でウェルビーイングの向上に貢献したいと考え、2022年より、新商品企画に着手しました。
加齢とともに、少しずつ変化する体型や身体機能の低下に応じた「脱ぎ着のしやすさ」「着心地」「おしゃれ」といった機能性やデザイン性だけではなく、着ることで高齢者の健康をサポートし、ウェルビーイングの向上に寄与する商品として、「着るサプ™」シリーズを展開する運びとなりました。「着るサプ™」は、健康をサポートする「サプリメント」と、驚きの「サプライズ」を着る、という想いに由来しています。
このたび、日本の文化に深く根付き親しみのある「温泉療法」に着眼して製造した「IFMC.」を採用し、当社オリジナルの主要アイテムである婦人パンツ、婦人パジャマ、婦人前開き肌着の3カテゴリーから販売を開始します。
今後もお客様のお声を伺いながら、“ちょっとした”困りごとをサポートする新たな素材等も視野に入れて「着るサプ™」シリーズの拡充を検討してまいります。
◆着用されたお客様のお声(※介護施設の利用者様に着用いただき、施設スタッフの方より聞き取りをしていただいた内容です。)
・足先は冷感があり、色味も青紫色のことが多かったが、足首から上は、使用前より血色がよくなり、温かいことが多かったです。(91歳 女性)
・着用したことで血流が良くなったように感じます。上半身の冷えが軽減されたと思います。(82歳 男性)
・指先の色が少し良くなったと感じました。(88歳 女性)
◆施設スタッフのお声
介助でご本人様のお体に直接触れるので冷えが軽減されているのを実感しており、施設内で冷え改善のためにできることが少ない中でこのような商品はありがたいです。(ハートピア堺 介護福祉士)
【商品一例】
◆IFMC.おしりスルッとパンツ(デイリーカチオン)
https://www.carefashion-online.com/shop/g/gW0180055501/
価格:¥5,478(税込) サイズ:S~3L
ウエストゴム部分が表裏ともに滑る生地でウエストゴムは大きめ設定なので巻き込まず、履きやすい点が特徴。前2か所に滑り止めがついており、ずり落ちを防止し、手の力が弱くても一人で履きやすいパンツです。
◆IFMC.大きめボタンパジャマ
https://www.carefashion-online.com/shop/g/gW0180055001/
価格:¥6,028(税込) サイズ:S~LL
大きめボタンでつかみやすく、斜めのボタンホールで留め外しがしやすいのが特徴です。ラグラン袖で肩周りが動きやすく、袖口・裾口ゴム入り(ゴム交換可)でめくれ上がりにくいです。調節できるウェストゴムなのでゴムの入れ替えが不要です。
◆IFMC.3分袖ホックシャツ(2枚組)(婦人)
https://www.carefashion-online.com/shop/g/gW0180055301/
価格:¥4,928(税込) サイズ:S~LL
ボタンが留めにくい方でもラクにできるプラスチックホックタイプ。縫い目が外側で肌当たりが良く、動きやすいラグラン袖で後ろ身頃長めで背中がでにくい着心地・機能を詰め込んだ思いやりの一枚です。さらに、抗菌防臭加工です。
(参考)IFMC.について https://ifmc.jp/
■株式会社ケアファッションについて
大阪船場に本社を構える創業94年の大西グループの中核事業である衣料卸売事業から介護事業部を経て、シニア向けに特化した衣料品の企画販売を行う事業会社として2015年に独立。グループ会社である総合衣料卸売「大西衣料」の生産背景を活用した品揃え等の競争力を強みに、国内最大級の総点数約800点掲載の介護カタログ「愛情介護/Care Fashion Active」を発行。コロナ禍以前は、年間200回もの介護施設への出張販売「衣動バザール」で、消費者と直接コミュニケーションを取りながらニーズをより反映した商品開発を努め、ヒット商品「おしりスルッとパンツ」は7年間で28万本の販売実績を有する。
LINE: https://page.line.me/788vpyuh
YouTube: www.youtube.com/@株式会社ケアファッション
■会社概要
社名 株式会社ケアファッション
所在地 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-4-12
代表者 代表取締役社長 大西 寛
設立 2015年
事業内容 シニア向け衣料品・介護衣料品の企画販売
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介護職員の約8割が業務負荷軽減、約7割がケアの質向上を実感
ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)は、2024年10月9日(水)〜11日(金)にインテックス大阪で開催される「第9回 ケアテックス大阪’24」に人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の介護向けソリューション「Pepper for Care」を出展します。
現在、日本の65歳以上の人口は約3,620万人と総人口の29.2%を占める過去最高の水準です※。このような背景の中、高齢者を支える介護職員の確保が急務であり、職員の負担軽減にテクノロジー活用が重要視されています。「Pepper for Care」は、Pepperがレクリエーションを行うことで、介護職員のレクリエーション企画や進行にかかる時間を短縮し、心理的な負担も軽減します。 トライアルでは、職員の約8割が負荷軽減、約7割がケアの質向上も感じたとの結果が出ています。
今回の「第9回 ケアテックス大阪’24」では、このような具体的なPepperの活用事例に加え、補助金を使った導入事例もご紹介致します。ぜひご来場いただきPepperの効果をご実感ください。
※内閣府 令和6年版高齢社会白書
■Pepper for Careとは
Pepperが日常的なレクリエーションを自動で進行し、多数のエンターテインメントコンテンツを定期的に更新します。さらに、生成AIを搭載した会話機能により、利用者の話し相手になり、言語や上肢のリハビリテーションをサポートします。
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/pepper/caregiver/
本展示会での紹介内容
・介護領域における具体的な導入・活用実績
・歌やダンスのデモンストレーション
・ChatGPTを活用した会話
・全体向けレクリエーション、個人向けリハビリテーションの体験
■ ケアテックス大阪’24とは( https://osaka.caretex.jp )
介護業界 西日本最大級の商談型展示会です。
- 開催日時:2024年10月9日(水) 〜11日(金) 午前9時30分〜午後5時 (受付開始9時00分)
- 会場:インテックス大阪 6号館 Aゾーン
- 申し込み方法:展示会場へのご入場には、事前の来場登録が必要です。
以下より必要情報入力の上ご登録ください。
https://user.caretex.jp/rg-osaka2024/user/entry - 主催:ブティックス株式会社
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学生が企業と新作ARゲームを共同開発
【本件のポイント】
● 産学連携により、2種類の新作ARゲームを開発
● 摂食嚥下(えんげ)リハビリテーションを研究する学生がゲームの内容を考案
● 本ゲームを用いた介入研究を実施予定。呼吸や嚥下機能の変化を検証
加齢とともに口や喉の筋力が弱くなると、食べ物や飲み物をうまく飲み込めない誤嚥の危険性が高まります。また近年、硬いものを食べる機会の減少などにより、口周り機能の発達が不十分となり、虫歯や風邪・アレルギーになりやすい子供の口呼吸が増加傾向にあると言われています。
ピロピロPartyは、ICチップの付いた吹き戻し(コントローラー)とARゲームを連動させた商品です。楽しみながら口腔機能の向上と脳の活性化につながるトレーニングを行えます。今回、ピロピロPartyを販売する同社から嚥下障害について研究する本学学生に新作ゲームの制作についてコラボ依頼があり、2023年1月から共同開発がスタートしました。
ゼミ生6人は、子供から高齢者まで、幅広い世代で楽しめるようにと、音楽に合わせて画面の上から流れてくる音符のイラストを吹き当てる「ピロピロMUSIC」と、気球を空に飛ばし、次々に現れる障害物を吹き飛ばす「ピロピロ気球」を考案。ゲームの構成や難易度の設定、曲の選定、キャラクター作りなどを行い、開発担当者らと何度も検討を重ねて商品化に向け取り組んできました。
今後は、地域の憩いの場で学生がデモを行い、ゲームの使い方や活用方法を紹介するとともに、本ゲームによる呼吸や嚥下機能の変化について検証する予定です。
■クラウドファンディング概要
1.実施期間 : 2024年10月4日(金)12:00~11月3日(日)23:59
2.実施サイト: CAMPFIRE https://camp-fire.jp/projects/760673/view
3. 目標金額 : 30万円
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〜地域で支える互助インフラ構築へ〜
介護・福祉領域に特化した有償ボランティアのマッチングプラットフォーム「スケッター」を運営する株式会社プラスロボは10月1日、福岡県北九州市と連携協定を締結した。「スケッター」を通じて、多様な地域人材(未経験者)に多様な切り口で関わってもらうことで、介護人材の裾野拡大を狙う。
北九州市は「介護シェアリング都市の実現」に向けた取り組みの一環として、スケッターを市内に広げる。
「スケッター」は、地域住民で福祉を支える令和時代の互助インフラ構築を目的に、2019年にリリースされた「すきま時間のお手伝い」プラットフォーム。未経験者や資格のない方でも自分のできること(身体介助以外)で福祉に関われるのが最大の特徴。
登録者約6000人のうち7割近くがこれまで介護福祉領域に関わったことのない異業種で、あらゆる業界からの関係人口を増やし続けている。
学生や10〜30代の若者をはじめ、60〜70代のアクティブシニアも活躍するなど幅広い世代の地域人材が関わっており「関心はあるけど、関わるきっかけや手段がなかった」潜在的な関心層を惹きつけている。
今回の協定を通じて北九州市は、市内の介護事業所にスケッターのトライアル利用を促すほか、市民に対してスケッター活動(介護事業所への有償ボランティア活動)を広く呼びかける。
スケッターはこの他に、埼玉県川口市、東京都品川区、東京都中野区、茨城県大子町、長野県社会福祉協議会、東京都社会福祉協議会などと連携しており、自治体との連携が加速している。
「スケッター」▼
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パナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センター(以下、プロダクト解析センター)は、開発した脳の健康状態を見える化する機器(「推定BHQ」計測器)が2023年に引き続き松前町(愛媛県松前町)で取り組まれているフレイルチェック事業に導入され、事業応募者増加に貢献しました。併せて、一般社団法人ブレインインパクト(以下、ブレインインパクト)により、町民の生活習慣等に関するアンケートも行われました。
松前町のフレイルチェック事業は在住高齢者を対象に心身の生活機能をチェックする取組みで、ブレインインパクトが監修しプロダクト解析センターが開発した「推定BHQ」計測器による脳の健康状態の計測と、ブレインインパクトが作成した脳に良い18の行動指針「BHQ Actions」に基づいた町民の脳の健康行動の実施状況(生活習慣も関連)が調査されました。本取り組みは2年連続で実施しており、2023年度に引き続き、事業応募者の増加に貢献し、「脳の健康測定」が行動変容のきっかけになったことが分かりました。さらに、今回の調査結果の分析からは、フレイルリスクとBHQ Actionsの実践状況が関連しており、脳の健康づくりは、フレイル予防とあわせて実施していくと有効であることが示唆されました。
■2年連続で事業応募者増加、参加動機は「脳の健康測定がしてみたかった」が最多
2024年度のフレイルチェック事業応募者は276人で、2023年度からさらに1.4倍増加しました(2023年度は、前年度比2.7倍増加)。当日の参加者へのアンケート調査で参加動機を聞いたところ、2023年度と同様に、「脳の健康測定がしてみたかった」の回答が最多であり、引き続き事業応募者の増加に一定の貢献ができたことが示唆されました。
■「脳の健康測定」が行動変容のきっかけとなった人が約半数
特に、2023年度もフレイルチェック事業に参加し、脳の健康測定を行った方に対して、「前回、脳の健康状態を測ったことで、意識的に行動変容をとるようになったか?」と伺ったところ、44%の方が「あてはまる」または「大いにあてはまる」を選択し、具体的な実践内容として、「運動体操をする」「メタボ教室にいく」「人と良く触れ合う」「新しい分野に挑戦する」など、脳の健康維持・増進に効果的な18の行動指針「BHQ Actions」に沿った行動を実践されたことがわかりました(図3)。
■フレイルスコアとBHQ Actions全体平均スコアが関連、フレイル予防と脳の健康づくりの両立を示唆
2024年度の事業では、全ての参加者に対して、脳に良い18の行動指針「BHQ Actions」の実践状況を回答してもらいました(18の行動指針をカテゴライズした7項目について5段階で評価)。また事業内であわせて取得したフレイルチェック質問項目(*1)の結果から、フレイルリスクと関連するフレイルスコア(*2)を算出しました。これらの関連を調べるため、BHQ Actions実践状況の評価値の全体平均であるBHQ Actions全体平均スコアとフレイルスコアとの相関係数を計算したところ-0.3のマイナスの数値が得られました。つまり両者に少なくとも負の相関関係があり、BHQ Actionsを実践している人ほどフレイルリスクと関連するフレイルスコアが低い傾向がみられました(図4)。このことから、フレイル予防とBHQ Actionsで表される脳の健康行動の実践は、あわせて実施していくことが有効であると示唆されます。
今回の結果から、フレイルチェック事業のような健康確認事業に、脳の健康状態を見える化する機器を併用することで、より地域の人々の興味関心をひき、行動変容を促すきっかけとなる可能性が示されました。プロダクト解析センターは、今後もBHQ推定技術を通じて、人々の脳の健康状態を見える化し、ウェルビーイングなくらしの実現に貢献してまいります。
*1 フレイルチェック質問項目:厚生労働省が後期高齢者のフレイル早期発見に向けた作成した15項目の質問票。「体と心の健康状態」「口腔機能」「運動・転倒」「認知機能」「喫煙」「社会参加」など10類型で構成され、75歳未満でもフレイル状態かどうかチェックできる。参考:「厚生労働省 後期高齢者の質問票の解説と留意事項」https://www.mhlw.go.jp/content/000605506.pdf
*2 フレイルスコア:東京都健康長寿医療センター研究所が明らかにした「フレイル関連12項目」について、健康リスクがあると考えられる回答数(12点満点)。4点以上でフレイルリスクが高いことを示す。参考「東京都健康長寿医療センター研究所 プレスリリース」https://www.tmghig.jp/research/release/2023/0710.html
<ご参考>
◇パナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センターについて
(https://holdings.panasonic/jp/corporate/pac.html)
パナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センターは、パナソニックグループのプロダクトを通して蓄積された解析評価技術を幅広い分野のお客様にご利用いただいております。今回開発した顔の表情による「推定BHQ」計測器について、スマホアプリなどでの簡易な計測の実現を行っていくと共に、企業や自治体などを対象に社員や住民の脳の健康管理に用いていただけるよう、商用化を行うことも検討しています。
◇一般社団法人ブレインインパクトについて(https://www.bi-lab.org/)
一般社団法人ブレインインパクトは脳の健康管理指標BHQに関連する各種取り組みについての国際標準化活動を推進すると共に、脳情報のデータベースを公的共用リソースとして提供しています。今回の研究成果を活用し、脳科学研究の振興及び研究成果の社会への還元をより一層進めていく予定です。ブレインインパクト理事長の山川は以下役職も兼務しています。
・東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授
・京都大学ブレインヘルスケア・ビジネスエコシステム寄附講座特命教授
・神戸大学産官学連携本部客員教授
◇松前町について(https://www.town.masaki.ehime.jp/)
愛媛県松前町は、交通の利便性が高く、豊かな水資源とバランスの取れた産業に恵まれ、大型の交流拠点施設が立地するなど、町内で「衣・食・住」が完結できる町、「ライフタウン」として非常に恵まれた町です。松前町では、より良い町にするため、誇れるライフタウンの実現を目指し、まちづくりに全力で取り組んでいます。
◇「推定BHQ」計測器の紹介
パナソニック ホールディングス株式会社 プロダクト解析センターが開発した顔画像から脳の健康状態を推定する「推定BHQ」計測器は、モニターに映し出された喜怒哀楽の表情を参加者にまねてもらい、その表情・感情の変化からBHQを推定します。「推定BHQ」計測器詳細については、パナソニック ホールディングス株式会社のプレスリリース(https://news.panasonic.com/jp/press/jn230801-2)をご確認ください。
◇「BHQ Actions」の紹介
脳科学の専門家であるBHQプロジェクトメンバーが中心となり、脳の健康維持や向上に有効であることが学術的に示されている生活習慣や心理特性から、脳を健康にするための行動指針を18個抽出したものです。健康管理、運動、社会生活、食事、睡眠休息、学習、環境の7つのカテゴリにわけてわかり易く示しています(図5)。「BHQ Actions」の詳細については、ブレインインパクトホームページ(https://www.bi-lab.org/bhq-actions)をご確認ください。
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2024年10月3日(木)10:00よりローソンチケットにて発売開始。
このたび、一般社団法人日本国際ダンス連盟 FIDA JAPAN(本社:東京都港区 名誉会長:杉 良太郎、会長:神田 勘太朗 以下 FIDA JAPAN)は、2024年11月3日(日)にダンスイベント「FIDA GOLD CUP 2024」を開催することになりました。
名誉会長を務める杉良太郎が、高齢者が身体的にも精神的にも健康でいるための取り組みの一つとして、FIDA JAPAN内に「ダンス健康クラブ」を創設。全国のGOLD世代※を中心としたダンスチームに登録していただき、ダンス楽曲や振り付けの提供、パフォーマンスを披露いただく場をご提供して参りました。
全国47都道府県にチーム設立を目指しており、登録チーム数は現在19府県31チームとなっております。
(2024年10月3日時点)
昨年、青森県代表のYDK65(ワイディーケーシックスティファイブ)の優勝で幕を閉じた「FIDA GOLD CUP2023」。
出場したGOLDチームは、大会終了後、地元テレビ番組やCM出演、国内だけでなく海外メディアの取材,
イベント出演オファーなど、世界でも注目される活躍を見せています。
GOLDダンサーたちに日頃の練習の成果を披露していただき、
ダンスを通じて「日本のGOLD世代はこんなにも輝いている!」と、より多くの方々にお伝えするダンスイベントを開催します!
年齢を感じさせない、GOLDダンサー最高の舞台に是非ご期待ください!!
※GOLD世代とは
FIDA JAPANでは、65歳以上のシニア世代をGOLD世代と呼んでいます。大会名にもなっている「GOLD」には、
GoodOLD(古き良き/良い形で歳を重ねている)という意味が込められています。
【開催概要】
イベント名称:FIDA GOLD CUP 2024
開催日時:2024年11月3日(日) 開場15:30 / 開演16:00 / 終演18:30予定
会場:めぐろパーシモンホール( 〒152-0023 東京都目黒区八雲1丁目1−1)
コンテスト出演:FIDA JAPAN ダンス健康クラブ登録チーム 16チーム
MC:ケリー隆介
審査員:神田勘太朗(FIDA JAPAN会長) MIHO BROWN Maasa(健康一番プロジェクトスペシャルサポーター)
出演(挨拶):杉良太郎
主催:一般社団法人日本国際ダンス連盟 FIDA JAPAN
協力:株式会社杉友
協賛
株式会社富山常備薬
チケット:10/3(木)10:00~販売開始!!
全席指定:5,500円(税込)
ローソンチケット https://l-tike.com/fidagoldcup-2024/
ダンス健康クラブについて
65歳以上のシニア層を中心としたダンスチームにFIDA JAPANへご登録いただき、
ダンスを通じて健康な心と身体づくりの促進、地域や若者とも交流する取り組みなどを行っております。
ダンス健康クラブ登録チームとしてご活動いただく場の提供や、健康促進のためにできることをあらゆる観点から実施しております。
これまでの活動について↓
登録はこちらから↓
公式Instagram↓
https://www.instagram.com/fida.japan/
一般社団法人日本国際ダンス連盟FIDA JAPANについて
FIDA JAPANは【日本から世界へ、ダンスで切り開く国際交流と社会貢献】
をテーマに国際交流・プロリーグ等のルール作り・ダンスにおける著作権関連・社会貢献・
ダンスマーケットの仕組み作りを目的とする日本発のダンスにおける国際連盟組織として
2019年11月22日に発足しました。
ダンサーの権利に関しては、音楽業界やスポーツ業界のように守られている仕組み、取り組みがありません。
ダンサーの権利を守れるようFIDA JAPANは取り組んで参ります。
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ウォーキングのベストタイムは朝、平日通勤時間を有効活用
TOPPANグループの株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス)が運営するウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」は、「aruku&」を利用する全国の男女16,814名を対象として、10月4日の「徒歩の日」を前に、2024年8月20日から9月3日にかけて「歩行と時間帯」に関する意識調査を実施しました。「勝手にウォーキング対抗戦」と題し、ユーザーが意識的にウォーキングをする時間帯について「朝派」か「夜派」に分かれて歩数を競うイベントを実施しながら行われました(日中は「朝派」にカウント)。
朝派が6割と多数を占め、1日の平均歩数も1万2,593歩と夜派を上回りました。平日の通勤通学の往復時間を活用しているという声が多い一方で、季節や天候に左右されないショッピングモールでウォーキングを楽しむ人もいました。
«歩く時間帯に関する意識調査»
■ウォーキングは「朝派」が6割。年代が上がるにつれて朝派が増えてくる
■ウォーキングは休日よりも平日の通勤通学の往復時間帯。休日はやや分散傾向
■近所の住宅街で気軽にウォーキング。夜でも安心、ショッピングモールのウォーキングも2割
■自分のペースとモチベーション維持、仲間と一緒に楽しむ、ウォーキングを長続きさせる秘訣は?
■ウォーキングは「朝派」が6割。年代が上がるにつれて朝派が増えてくる
最初に、「意識してウォーキングをするのは朝か夜か」を聞いてみました。「朝派」が64.8%と多数を占めました。1日平均歩数も1万2,593歩と夜派に比べて多く歩いています。理由として最も多いのは、「仕事の前の方が時間を作れる」(40代女性)「通勤時間を利用」(30代男性)など、通勤や生活リズムに合わせて朝にウォーキング時間が取りやすいという意見が多く見られました。また、一日の生活リズムを作る方法としてもウォーキングは効果的と言われるため、「一日の始まりに活動すると気分が良い」(60代女性)という声もありました。なお、夏の時期に調査したこともあり、暑い日が続く中で「朝の方が涼しい」(40代男性)「空気が清々しい」(40代女性)といった気候を理由に挙げている人もいました。
一方、「夜派」でも「仕事があるので夜の方が時間が作りやすい」(50代女性)という声が多くありました。さらに、リフレッシュやストレス解消を目的にする人も多く、「仕事のストレス発散をしたいから」(50代男性)といった声もあります。また、日焼けや紫外線対策として「夜の方が日焼けしないから」(40代女性)との理由から、日中の強い日差しを避けるために夜を選んでいる人もいます。その他、「人が少なくて歩きやすい」(50代男性)といった理由で夜の静かな環境を好む人もいました。なお、夜派の1日平均歩数は11,811歩でした。
■ウォーキングは休日よりも平日の通勤通学の往復時間帯。休日はやや分散傾向
意識してウォーキングをする具体的な時間帯を聞いてみました。全体では休日よりも平日にウォーキングをしていることがわかります。
平日で最も多い時間帯は「午前中(8~11時台)」(45.8%)でした。続いて「夜(19~22時台)」(33.2%)、そして「早朝(4~7時台)」(31.3%)、「夕方(16~18時台)」(30.8%)が高い割合でした。平日では通勤・通学の往復時間帯にウォーキングを取り入れている人が多いことがうかがえます。
一方、休日になるとウォーキングの時間帯はやや分散する傾向があります。「夕方(16~18時台)」で21.0%、次いで「午前中(8~11時台)」が20.8%となっています。休日にはリラックスした時間を過ごしながらウォーキングを楽しむ人が多いようです。
■近所の住宅街で気軽にウォーキング。夜でも安心、ショッピングモールのウォーキングも2割
「ウォーキングをする場所」に関して聞いてみました。
全体では「住宅街の歩道」(59.2%)がトップでした。自宅近所の住宅街の歩道であれば、特別な準備は不要で、普段の生活の中でも気軽にウォーキングができます。近所であれば日々の習慣として取り入れやすいメリットもあります。
次いで2位にランクインしたのは「通勤・通学路」(51.5%)です。朝派(51.7%)も夜派(51.0%)も半数以上の人が回答しています。前問の意識的に歩く時間帯を見ても通勤・通学の移動時間を健康づくりに活用していることが伺えます。
3位には「ショッピングモール内」(19.4%)がランクインしました。昨今、季節や天候に左右されずに快適にウォーキングができる場として、館内をウォーキングコースとして開放しているショッピングモールも増えてきました。夜派の3位(22.4%)にもランクインしており、買い物ついでに夜間でも明るい場所で安全にウォーキングを楽しめる場所のようです。
■自分のペースとモチベーション維持、仲間と一緒に楽しむ、ウォーキングを長続きさせる秘訣
朝でも夜でもウォーキングを習慣化し、続けるにはどうしたらいいでしょうか。ウォーキングを続けるコツを、ウォーキングアプリを楽しむユーザーにフリーアンサーで聞いてみました。
<自分のペースでコツコツと>
・平日は通勤で、休みの日は気が向いたら歩く。無理をしない(60代女性・朝派)
・人と比べず自分と比べる。でも体調を一番に考えて無理はしない(30代男性・夜派)
・毎日同じ時間にスタートする様に習慣づけする(60代男性・夜派)
<モチベーションの維持>
・ウォーキングでポイ活できるアプリを使う(30代女性・朝派)
・目標達成後のご褒美を決めておく(50代女性・夜派)
・愛犬を散歩に連れて行くのがモチベーション(50代男性・夜派)
<仲間と一緒に歩く>
・ウォーキング友達を作ること(50代男性・朝派)
・家族や友人など仲間がいると続いて行くと思う(40代女性・夜派)
・複数人で話しながら歩くと楽しいので長く続けられる(30代女性・朝派)
<歩く環境も重要>
・一駅前で降りるなど強制的に歩く環境を作る(40代女性・朝派)
・ウォーキングコースで昨日と違う所(花が咲いた等)を見つける。宝探しの感覚(60代男性・夜派)
・好きな音楽を聞きながら楽しくウォーキングすること(40代女性・夜派)
ウォーキングを続けるためのコツは、自分のペースを守り無理をしないことが大切です。例えば、休みの日は気が向いたら歩くというスタイルや、毎日同じ時間にスタートすることで習慣づける方法があります。モチベーションを維持するためには、ポイントが貯まるアプリを使ったり、目標達成後のご褒美を決めたりしておくのも効果的です。愛犬の散歩を兼ねてウォーキングを続けられている人もいます。
さらに、仲間と一緒に歩くことも続ける秘訣です。ウォーキング友達を作る、家族や友人と一緒に歩くことで、楽しく長く続けられます。歩く環境も重要で、マンネリ化しないために違うコースを歩いて新しい発見を楽しんだり、好きな音楽を聞きながら歩いたりなど、工夫次第でウォーキングの楽しさを見つけることができます。
【調査概要】
「aruku&」利用者調査
調査エリア:全国
調査対象者:「aruku&」ユーザー(全年齢層の男女)
サンプル数:合計有効回答サンプル数 16,814名
調査期間:2024年8月20日~9月3日
調査方法:インターネットリサーチ (自社調査)
* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット:「株式会社ONE COMPATH 『aruku&』 調べ」
* 小数点第二位以下は四捨五入しているため、比率の合計が100%にならない場合があります。
■「aruku&(あるくと)」について
2016年11月より、株式会社ONE COMPATH(当時、株式会社マピオン)が運営している、「歩くことが楽しくなる」仕掛けが満載のウォーキングアプリです。アプリ内に登場する様々な住民キャラクターに話しかけると依頼が出され、クリアすると、地域名産品などが当たるプレゼントキャンペーンに応募できたり、現金や電子マネーに交換可能なポイントがもらえます。また、健康増進施策を進める自治体や企業、家族や友人同士などチームでの参加も可能です。
■株式会社ONE COMPATHについて
所在地: 東京都港区芝浦 3-19-26 TOPPAN芝浦ビル
設立: 1997 年 1 月 20 日
資本金: 500 百万円
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 礼
従業員: 143 名(2024 年4月時点)
主なサービス:地図検索サービス「Mapion」、電子チラシサービス「Shufoo!」、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」、店舗情報プラットフォーム「LocalONE(ローカルワン)」
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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1年間のテストリリースを経て、10月1日に正式版をリリース。ユーザーインターフェースの専門家が高齢者の認知特性を徹底的に考慮したデザインです。
株式会社ソフトディバイスは、認知症や記憶力に不安を感じる方、そのご家族を支援する新しいスケジュール管理アプリ『yottey』をリリースしました。このアプリは、認知機能の低下によってスケジュール管理に不安を感じ始めた方に今日の日付やその日の予定をわかりやすく伝えるタブレット端末向けのアプリです。
【サービス開始の背景】
認知症では『時』や『場所』『人』がわからなくなる見当識障害があり、特に『時』の障害は初期から見られます。ゴミの日や診療日が分からず、日常生活に支障をきたすケースも少なくありません。このような背景から、株式会社ソフトディバイスはスケジュール管理アプリ『yottey』を開発しました。
yotteyは、MCI(軽度認知障害)または認知症初期の方など、見当識障害が認められる方を対象ユーザとしたもので、高齢者へ情報が伝わりやすい機能やデザインが施されています。
認知症ケアでは『本人主役』『パーソンセンタードケア』が重要視され、認知症ご本人の尊厳を尊重したケアが求められています。最近では、支援者や家族の尊厳も同じように大切にすべきだという考え方が広がりつつあります。yotteyは、ご本人が自分で時刻や予定を確認できる機能を提供し、これにより自立を促すだけでなく、何度もスケジュールを確認される支援者の心理的負担を軽減し、双方の生活をより快適にサポートします。
【アプリの特徴】
1. 認識しやすい昼夜表示
時間帯で背景色が切り替わり、一目で昼夜の違いが分かります。ご高齢の方の生活で重要な『曜日』が認識しやすいのもポイントです。
2. 使う方にあわせて変えられる表示
余計な情報を省いたシンプルでわかりやすい表示を目指しました。自分の好みや生活スタイルにあわせて、表示する情報や予定表示件数を変えられます。
3. 予定の時刻に音が鳴りお知らせ
予定時刻になると音でお知らせします。聞き取りやすいチャイム音のほか、身近な方の声を録音してお知らせ時の音として設定することも可能です。
4. 予定の入力や設定は信頼できる方に任せられる遠隔操作対応
遠隔地のスマホからでも『yottey』をお使いのご家族のために予定を入力できます。予定お知らせ時に操作があったかどうかも確認でき、見守る側の安心にも繋がります。
【ユーザーの声】
yotteyの前身となる電子カレンダーの実証実験では、独居の高齢者に有意な認知機能の改善が認められ、「デイサービスに行く準備ができるようになった」「ゴミ出しができるようになった」といった行動の変化も報告されました。yotteyのモニタ評価でも、「予定に気づくようになった」や、支援者からは「yotteyで繰り返し予定を認識してもらうことで、予定をすんなり受け入れ、行動がスムーズに取れた」など負担軽減につながる声が寄せられています。
【価格】
1アカウントにつき、月額300円(税込)
例:同じ予定を共有して、親がipad1台、子供が携帯1台で使用する場合でも1アカウント分の月額利用料金 300円となります
【ダウンロードはこちらから】
https://yottey.softdevice.co.jp/
【開発経緯】
2011年から、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の井上剛伸先生、石渡利奈先生と共同で、認知機能が低下した高齢者向けの電子カレンダー開発にソフト面で協力してきました。この研究で電子カレンダーの有効性が確認され、2019年に無事終了しました。現在は、名古屋大学の西浦裕子先生と連携しつつ、ソフトディバイスが主導で開発と販売を進めています。また、このプロジェクトは令和4年度の障がい者自立支援機器開発事業、および令和6年度の経済産業省オレンジイノベーション・プロジェクトに採択されています。
【株式会社ソフトディバイスについて】
ヒューマン・インタフェース・デザインを核に、モノや情報と人との対話から新たな価値を創出し、ユーザーにとって価値ある未来の製品やサービスをデザインするコンサルティングファームです。まだユーザーインターフェースデザインが広く認知されていない時代からUIデザインに携わり続けています。
開発の初期段階ではアイデアを体感できるラフな試作を、終盤では技術検証も兼ねたリアリティの高いプロトタイピングを行います。机上の空論ではない、実際のユーザー体験に基づいた確かな成果を追求しています。
【会社概要】
会社名:株式会社ソフトディバイス
所在地:京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町41番地 B-LOCK KITAYAMA
資本金:1,000万
従業員数:27名 (2024年10月時点)
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東京都多摩市(以下 多摩市)、公益社団法人東京都八南歯科医師会多摩支部(以下 東京都八南歯科医師会多摩支部)と株式会社ロッテ(以下 ロッテ)は2024年10月1日(火)に「市民の歯と口の健康づくりの推進に関する連携協定」を締結いたしました。三者が連携・協働し、多摩市の目指す「いつまでもおいしく食べ、誰もが笑顔でいられるまち」の実現のため、市民の歯・口腔の健康づくりの推進に取り組んでまいります。
●本協定の主な内容
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歯と口の健康づくりの推進に関すること
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「噛むこと」の大切さと正しい知識の普及啓発に関すること
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口腔機能の獲得、維持及び向上のための正しい知識の普及啓発に関すること
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災害時における物資提供等も含めた被災者支援に関すること
*ロッテは、1948年の創業以来培ってきた「噛むこと」や「キシリトール」「咀嚼チェックガム」などを活用した、歯と口の健康に資する様々なツールを活用し、多摩市における活動に貢献していきます。
●協定締結式
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実施日:2024年10月1日(火)
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実施場所:多摩市役所
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出席者:
多摩副市長 須田 雄次郎
東京都八南歯科医師会多摩支部 支部長 浅井 英夫
ロッテ 執行役員 髙崎 誠司
●ロッテ 執行役員 髙崎 誠司 コメント
今回、多摩市様、東京都八南歯科医師会多摩支部様と、多摩市が目指す「いつまでもおいしく食べ、誰もが笑顔でいられるまち」の実現に取り組み、健康寿命の延伸を図ることを目的に三者協定を締結させていただくことになりました。オーラルフレイル対策や、成人の方々を対象とした歯と口の健康啓発活動、幼児期の口腔機能の発達やむし歯予防など、全年齢的な取り組みについて、ロッテ独自の強みや技術を活かし、皆様の健康づくりの推進に貢献したいと考えております。
当社のサステナビリティ目標「ロッテ ミライチャレンジ 2048(https://www.lotte.co.jp/corporate/sustainability/materiality.html)」では、「噛むこと」による健康増進の普及を目標のひとつに掲げており、「噛むこと」と健康に関する研究と啓発活動を推進しています。また、キシリトールを用いた幼児期のむし歯予防などの活動にも取り組んでいます。
さらには、多摩市様へ災害発生時の二次災害による健康被害軽減対策のため、口腔の健康を守るツールとしてキシリトールガムをご提供させていただくなど、東京都八南歯科医師会多摩支部様と連携して物資提供等も含めた被災者支援に関しても実施致したく存じます。
参考資料 オーラルフレイルとは?
オーラルフレイルとは「お口のささいな衰え」のことを意味します。口腔機能のささいな衰えを放置したり、適切な対応を行わないままにしたりすると、栄養のバランスが崩れ、全身の衰えにつながると考えられており、“老化のはじまりを示す重要なサイン”として注目されております。
実際に、高齢者を対象に口腔機能をチェックし、継続的に調査をしたところ、オーラルフレイルの人は2年後の「身体的フレイル」、「サルコペニア」などの身体機能低下、そして4年後の「要介護認定」・「死亡」のリスクが約2倍に高まるという結果が報告されております。
株式会社ロッテ
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ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ 健康寿命延伸に向けた取り組み ジャパン スマート ヘルシー エイジング クイックファイアーチャレンジ 2024発表
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ*(本社:東京都千代田区)は、本日、ヘルスケアイノベーターを対象としたビジネスピッチコンテスト「ジャパン スマート ヘルシー エイジング クイックファイアーチャレンジ 2024(以下、「クイックファイアーチャレンジ」)」の募集を開始しました。本コンテストでは、日本を拠点とするイノベーター、および日本に焦点を当てたイノベーション**に取り組む世界中のイノベーターを対象に、健康寿命を延ばし、人々がより幸せに長生きすることを目的とした有望な科学技術を募集します。
優れたソリューションを持つイノベーターには、総額20万ドルを上限とした助成金、ジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーションのアジア太平洋地域におけるイノベーションエコシステムへの1年間のバーチャルアクセスおよびジョンソン・エンド・ジョンソン***の専門家によるメンター制度を活用する機会を提供します。私たちは、科学と技術の専門知識を集結させ、イノベーターの皆さんとともに、世界中の人々の人生を変えるメドテック(医療機器)や医薬品をもたらすデジタルおよびデータサイエンスソリューションの道を切り拓いていきたいと考えています。
日本は世界の中でも高い水準で高齢化が進んでいます。[1] 現在、10人に1人以上が80歳以上の高齢者になっており[2]、先端的な技術の進歩がこれまで以上に重要となっています。また、高齢者の健康状態の悪化リスクを高めるフレイル(虚弱)状態への対処は、研究とイノベーションにおいて最優先課題でもあります。[3] このクイックファイアーチャレンジでは、世界中の患者さんに貢献する科学的進歩を日本から推し進めることを目的としています。
本コンテストでは日本における高齢化社会の課題解決の一助になるよう、①オンコロジー(がん領域)、➁データサイエンスおよびデジタルヘルステクノロジー、③白内障手術や眼内レンズ、コンタクトレンズなどの眼科領域、④ロボティックスおよびデジタルテクノロジー、⑤バイオメドテック(バイオメディカルテクノロジー)のエリアにおけるイノベーションのアイデアを募集します。
本コンテストは、健康寿命の延伸と、高齢者の生活の質(QOL)向上への貢献を目標とするジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループの取り組み「スマート ヘルシー エイジング イニシアチブ(SHAI)」の一環です。私たちは、同イニシアチブおよび本コンテストを通じて、世界中の患者さんの健康と生活の質向上を目指した科学的進歩を日本から推進したいと考えています。
ご興味がある方は、2025年1月31日(金)までにhttps://jji.jnj/JapanSHAI24よりご応募ください。
*ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(メディカル カンパニー、ビジョンケア カンパニー)、ヤンセンファーマ株式会社、エイエムオー・ジャパン株式会社、日本アビオメッド株式会社で構成。
**日本を中心としたイノベーションは、潜在的な健康寿命の延伸を目指し、以下のカテゴリの少なくとも1つにおいて、人々がより長く、より幸せな生活を送れるように支援するものである必要があります。:
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申込組織の本部は日本にある(たとえば、創設者、共同創設者、創設メンバー/幹部の1名以上が日本にいる)。
申込者は、イノベーションは日本で発想を得た、および/または日本で得た洞察で発想を得たと明確に示すことができる。
応募者には、日本における既存または計画中のコラボレーションがある。
***適用されるクイックファイアーチャレンジの条件および授与契約の締結を条件とする。
[1] https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7731274
[2] https://www.bbc.com/news/world-asia-66850943
[3] https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3028599/
ジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーションについて
ジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーションは、製薬・メドテック部門全体で最高のアイデアを触媒とした深い科学技術と幅広いネットワークを駆使しながら、アーリーステージにおける革新的なソリューションを全世界で加速させています。ジョンソン・エンド・ジョンソン イノベーションは、科学技術および、カスタマイズされた取引ストラクチャー、会社設立、スタートアップインキュベーションやサービス、設備投資、その他の革新的なビジネスモデルを活用して、起業家、科学者、新興企業などの多様なニーズに応えることを目指しています。私たちの目標は、グローバルレベルでの協力とエコシステムによるパートナーシップを通じてライフサイエンスと医療技術にイノベーションをもたらし、人類のヘルスケアを進化させることです。
私たちの取り組みについては、こちらをご覧ください: https://www.jnjinnovation.com/ https://www.janssen.com/johnson-johnson-innovative-medicine 。また、@JNJInnovMed ( https://twitter.com/JNJInnovMed )をフォローください。
Janssen Research & Development, LLC and Janssen Biotech, Inc. はジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ企業です。
ジョンソン・エンド・ジョンソンについて
ジョンソン・エンド・ジョンソンは、健康こそすべてだと考えています。ヘルスケアイノベーションにおける私たちの強みが、複雑な病を予防・治療・治癒し、治療をよりスマート化した、低侵襲なものに進化させ、一人ひとりの患者さんに合ったソリューションを提供することができる世界を築く力になります。Johnson & Johnson Innovative Medicineとメドテックにおける専門性を生かし、将来の飛躍的な進化に向けてヘルスケアソリューションの幅広い領域でイノベーションを推し進め、人々の健康に大きなインパクトを与えていきます。https://www.jnj.com/ (英語)
スマート ヘルシー エイジング イニシアチブ(SHAI)について
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループでは、日本における健康寿命の延伸を目指したイノベーションをグローバルレベルで推進するため「スマート ヘルシー エイジング イニシアチブ(SHAI)」を立ち上げました。SHAIは、日本のリーダーシップチームが主導し、メドテックと Johnson & Johnson Innovative Medicineの2つのセクターをまたぐ横断的な取り組みです。病院・学術機関・政府・企業・ヘルスケア業界のパートナーと協力することで、高齢者の生活の質を改善し、サービスを拡大することによって、健康的に年を重ねるための総合的なアプローチを提供することを目指しています。またSHAIは、データに基づく総合的なスマートヘルシーエイジングのソリューションのテスト・実証、および構築に貢献します。
スマート ヘルシー エイジング イニシアチブ(SHAI)
https://www.jnj.co.jp/smart-healthy-aging-initiative-extension-healthy-life-expectancy
【本件に関するお問い合わせ先】
ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人グループ SHAI事務局
連絡先Email: SHAI-QFC-Japan@its.jnj.com