パティシエが作る介護食デザートサービス kailo cake
2024/7/9
株式会社ilocake(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:恩智愛)は、7月3日より【敬老の日プロジェクト】を開始。介護度に関係なく食べられる介護食デザート「メルシープディング」を高齢者施設に届けます
2024年2月より嚥下障害の方から健常者までどなたでもお召し上がりいただける介護施設向け介護食デザート提供サービス「kailo cake(カイロケーキ)」を立ち上げ、この度敬老の日にkailo cakeの介護食デザートとして提供している「メルシープディング」を届ける「敬老の日プロジェクト」を7月3日より開始しました。
【プロジェクトを立ち上げた背景】
健康な私たちは好きな時にたくさんの種類の中から食を選択することができますが、介護食となると一気に狭まります。
その理由の一つが高齢に伴う嚥下機能の低下です。しかし、現状少子高齢化が問題になっているにも関わらず嚥下食(嚥下に考慮された食事)の種類が少なく“食”への関心が薄くなっていく高齢者がたくさんいます。敬老の日プロジェクトを通じて多くの高齢者施設にいらっしゃる高齢者の方々に弊社の嚥下に考慮されたメルシープディングを届けます。「#何歳になっても食を楽しめる社会」実現・食への興味関心を高めてもらうきっかけの第一歩として、今回クラウドファンディングを通じて「300人の高齢者にお届けする・敬老の日プロジェクト」を立ち上げました。
【メルシープディングの詳細】
メルシープディングとはパティシエの経験を活かし、ぎりぎりの柔らかさを保ったなめらかプリンです。通常介護食でよく利用されるとろみ剤といった硬さ調整剤を使用せず食材本来の力を利用して固めています。何度も試作を重ね、摂食嚥下の医師や管理栄養士・言語聴覚士といった専門家の意見を取り入れ出来上がりました。学会分類では1j・嚥下食ピラミッドではL1の分類となります。デザートは食事量が少なくなった高齢者の方々にとって簡単にエネルギーを摂取でき、栄養面でも優れているため「おいしく栄養を摂ることのできる最適な方法」の一つとしても考えられます。
また、冷凍商品のため忙しい介護現場でも解凍するのみで提供が可能です。手軽にご利用いただけます。
※2023年モニター時には99%が完食(介護度問わず約160名が実食)
【介護施設現場の声】
・介護度に合わせて食事の提供を変えていましたが、その必要がなく簡単に利用者の方に喜んでいただけました。
・普段胃瘻で食事を食べない方もメルシープディングは完食しました。
・ロスの心配がなく安心して利用できます。
などのお声をいただきました。
【今後の展望】
現在法人向けサービスとしてメルシープディングを販売していますが、今後は要望の多い個人の方に向けても販売準備を行っております。
敬老の日プロジェクトを通じてたくさんの方にまずは「介護食」の現状を知っていただき、より多くの方に届けていけます。
【敬老の日プロジェクト概要】
何歳になっても食を楽しめる社会|敬老の日プロジェクト
https://readyfor.jp/projects/kailocake
【お問い合わせ】
株式会社ilocake
担当者:恩智(おんち)
メール:kailo.cake@gmail.com
ホームページ:https://kailocake.com/