2024.2.5 「シルバー」とは?定義は?何歳以上?

2024/2/5

 

「シニア」や「シルバー」、「高齢者」、「老人」、「お年寄り」など、さまざまな呼び方がありますが、「シルバー」という言葉が最も高齢者を指す呼称と感じませんか?

以前、マーケターのつぶや記にて「シルバー」に関する情報を2回紹介しましたが、最新の情報を改めてご紹介いたします。

 

>>2015.6.18 「シルバー」って何歳以上?「シルバー」の定義とは??
>>2020.3.9 「シルバー」とは…??

 


結論:「シルバー」の正式な定義はない

調べてみたところ、「シルバー」という言葉の定義はなく、各自治体や団体、企業により様々なようです。

例えば、「シルバーマーク」や「シルバーシート」、「シルバー人材センター」という言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、それぞれについてご紹介します。

 

 

「シルバーマーク」

「シルバーマーク」と言えば、高齢ドライバーが車体に付ける“あの”ステッカーを思い浮かべませんか?実は、”あの”ステッカーは「シルバーマーク」が正式名称ではありません。

警察庁の「自動車の運転者が表示する標識(マーク)について」によると、「高齢者運転者標識(高齢運転マーク)」であり、我々が想起する“あの”シルバーマークではありません。ちなみに、表示対象者は「普通自動車を運転することができる免許を受けた年齢が70歳以上の方」であり、あくまでも表示義務はなく罰則もありません。

また、以前は通称「もみじマーク」でしたが、撤廃され、通称「四つ葉マーク」と変更されています。

【参照】https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/hyoshiki.html

 

 

尚、「シルバーマーク」は、一般社団法人シルバーサービス振興会で「シルバーマーク制度」としてその言葉が使われています。

本格的な高齢化社会を迎え、高齢者が安心して健康に暮らすことができる良質なサービスや商品を提供する事業者が求められています。シルバーマークは、そうした社会の要請に応えるため、シルバーサービスの種類ごとに基準を設け、しっかりと基準を満たした事業所(営業所)に対して交付されるものです。利用者が事業者を選択する上での確かな目安となっています。』

と、良質な介護サービス事業所に「シルバーマーク」を交付しているようです。

【参照】https://www.espa.or.jp/silvermark/what.html

 

 

シルバーシート

シルバーシートと言えば、お年寄り優先席というイメージが強いのではないでしょうか?これも、「シルバー」という言葉は使われていません。

国土交通省によると、『鉄道事業者においては、お年寄りの優先席というイメージの強い「シルバーシート」から「優先席」へと名称変更を行い、高齢者がこれをより利用しやすくし、さらに対象者を高齢者・障害者から、妊婦や乳幼児連れの方まで広げるという動きがある。これは公共交通の利用に当たって譲り合いの気持ちを持ち、精神面でのバリアフリー化を進め、誰もが利用しやすい公共交通機関をめざす動きのひとつである。』

とされており、「シルバー」という言葉は使用されていません。

 

 

 

シルバー人材センター

「シルバー人材センター」は正式名称として「シルバー」という言葉が使われています。主要都市自治体のシルバー人材センターの入会条件を見ると、60歳以上と定義されています。

 

 

【参照】https://www.tokyosilver.jp/about/silver/members/

 

 

シルバーパス

その他、「シルバー」という言葉が使われている「東京都シルバーパス」は、東京都の区域内の交通機関内で特別料金にて乗車することができますが、資格条件は70歳以上とされています。ただし、横浜市では「敬老パス」で「シルバー」という言葉は使用されていません。その他のエリアでも、「敬老」という言葉が一般的なようです。

 

 

 

近年、呼称によってネガティブな印象を受ける風潮があるからか、「シルバー」という言葉が使われることは少ないようです。

 

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