アラ70アクティブ層(区分:65~健康寿命内)
トレンドに敏感な
「肉食系」シニア
健康志向で何に対しても貪欲で
チャレンジ精神が旺盛であり、
確固たる自己を持つ層
住居・仕事・生活
定年退職後の就業意欲について尋ねたところ、就業したくない人の割合が28%と他層と比べて最も高い一方で、就業したい人の割合も27%と現役層に次いで多く、就業意欲が高い層と低い層に二極化しています。
貯蓄については「2,000万円以上」と24%が回答しており、1か月の生活費は「20~30万円未満」が最も多いことから、金銭的に余裕のある層と言えます。収入源は「年金」が9割を占め、「株式配当」、「不動産収入」の割合が他層と比べて最も高くなっています。
IT
スマホ・パソコン・タブレット端末の利用が進んでおり、新しいIT機器の購入意欲も高い傾向にあります。WEBサービスやSNSを使っている人が多く、YOUTUBEの利用率は46%と他層と比べて最も高くなっています。また、インターネット通販の利用経験は97%と高く、ITを幅広く活用している層と言えます。
YOUTUBE利用率
インターネット通販利用経験
コミュニケーション
現在最もコミュニケーションを取っている相手は「配偶者・パートナー」が最も多く、全体が56%に対して70%となっており、夫婦間のコミュニケーションが多い層と言えます。
また、今後コミュニケーションを増やしたい相手は多方面にわたり、コミュニケーションに貪欲という傾向にあります。
他層と比べて情報発信に最も積極的で、自分が体験した事や良いと思った物や商品について第三者へ発信する割合が全体70%に対して85%と非常に高くなっています。コミュニティへの参加率も他層と比べて最も高く、中でも「同じ趣味を通じたコミュニティ」への参加が非常に高いのが特徴です。
現在最もコミュニケーションを取っている相手
今後コミュニケーションを増やしたい相手
メディア
様々なメディアに触れており、それぞれのメディア対して積極的な層と言えます。全てのメディア接触率において全体を上回っていますが、中でも特に「地方の広報誌」、「ネットのニュース」、「企業のダイレクトメール(郵便)」が高い傾向にあります。
「新聞(紙版)」については、74%が読んでおり、特に男性は79%と高く、現役層男性59%を上回っています。「テレビ(BS・CS放送)についても同様に男性によく見られており、全体の接触率が56%であるのに対してアラ70/アクティブ層男性は約78%であり、女性の67%よりも積極的であると言えます。
半面、雑誌については頻度を問わず男性の接触率が約37%なのに対して、女性は44%と男性よりも高いのが特徴です。また、アナログ媒体だけではなく、電子版の利用も積極的で、「新聞(電子版)」については、全体の接触率が21%なのに対してアラ70/アクティブ層男性は約40%と現役層男性25%を上回っています。女性については、ネットのニュースの接触率が90%と非常に高くなっています。
趣味
趣味は「国内旅行」がトップで、次いで「パソコン」、「映画鑑賞」が人気となっており、ほとんどの趣味において全体と比べて数値が高いため、多趣味な層であると言えます。特に「登山、ハイキング」、「ボランティア」、「太極拳」は全体の約2.5倍となっており、アクティブなスポーツが他層よりも多いのが特徴です。
また、最も趣味にお金を使う層であり、1ヶ月あたり10,000円以上かけている人が56%と過半数を超えています。
サイトには一部抜粋した調査結果をご紹介しています。
その他テーマについても調査を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
調査テーマ全体概要
- 健康状態
- 居住形態
- 同居家族
- 就業形態・定年退職後の就労意欲について
- 普段の使用デジタルデバイス/使用時間について
- デジタルソフト/SNSの使用状況について
- 収入源・貯蓄について
- 生活費について
- コミュニケーションについて(相手、手段、増やしたい相手)
- 自身の体験や良いと思った商品の発信について
- 生活必需品の買物について(購入者、購入頻度、購入場所、移動手段)
- インターネット通販について(利用経験、利用頻度、購入品)
- メディアについて(利用するメディア、接触頻度、ジャンル)
- 好きな著名人について
- インターネット検索について
- 趣味について(内容、金額、時間、将来やってみたい趣味)
- 参加コミュニティについて(内容、金額、時間、一緒に参加している相手)
- 将来について(余生を過ごす場所、最期を迎えたい場所、不安なこと、終活、計画)
- 健康について(健康維持のために現在行っていること、これから行いたいこと、相談相手)