【シニアの概況】高齢者の孤独死 2019年11月
内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
男性単身世帯の52%は近所の人とのつきあいはあいさつ程度
世帯タイプ別に近所の人とのつきあいの程度を見ると、男性単身世帯において、「あいさつをする程度」、「つきあいはほとんどない」と回答する割合が高くなっています。
近所の人とのつきあいの程度
60歳以上の一人暮らしの半数以上が孤立死を身近な問題と感じている
孤立死(誰にも看取られることなく亡くなった後に発見される死)を身近な問題だと感じる(「とても感じる」と「まあ感じる」の合計)人の割合は、60歳以上の者全体では34.1%ですが、一人暮らし世帯では50.8%と5割を超えています。
孤独死を身近な問題と感じるものの割合
孤立死と考えられる事例が23区内には多発している
死因不明の急性死や事故で亡くなった人の検案、解剖を行っている東京都監察医務院が公表しているデータによると、東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数は、2017年に3,333人となっています。
東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数
記事作成:2019年11月
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