アラ70マイペース層(区分:65~健康寿命内)
落ち着いた隠居生活を営む
「草食系」シニア
金銭的な余裕の有無は
両極だが、ネットリテラシーが
極めて低いマイペースな層
住居・仕事・生活
住まいは「持ち家」が65%と他層と比べて最も高いことと、同居人がおらず一人暮らしをしている人の割合が21%と他層と比べて最も高いのが特徴です。
就業状況は、「現在就業していない」が38%と最も多く、次いで「専業主婦(主夫)」25%、「定年退職」16%の順となっており、就労意欲については引退層の次に低くなっています。
IT
パソコンの利用率は82%と全体よりも高いものの、よく見るサイトもしくはアプリについて、すべてのジャンルで全体を下回っており、他層と比べてアプリやネット通販、Webサービスの活用が進んでいません。
更に第三者への発信意欲が低く、「自分から発信しない」と回答した割合が40%と健康寿命内の他層と比べて最も低くなっています。
パソコン利用率
パソコンやスマホでよく見るサイト・アプリ
コミュニケーション
情報発信に消極的で、自らの経験について自分から発信しない人が40%と、健康寿命内の他層の中で最も低くなっています。
また、コミュニティへの参加率が低く、特にアラ70/マイペース層男性は全体が46%なのに対して33%と健康寿命内の他層と比べて最も低く、コミュニケーションに対して消極的な層であると言えます。
また、コミュニティに費やすお金も少なく、自分ひとりでの参加が多いのが特徴です。
コミュニティ参加率
メディア
相対的にデジタルよりもアナログ媒体から情報を得ている層で、「ネットの書き込み・口コミ」、「ネットの動画サイト」、「SNS」の活用が健康寿命内の他層と比べて最も低く、デジタルメディアの接触率が低い層だと言えます。特に男性の接触率が低く、「SNS」について全体が33%なのに対して13%、「ネットの書き込み・口コミ」について全体が28%に対して11%と差が大きくなっています。
趣味
アクティブなスポーツを趣味とする人が相対的に少なく、「園芸、盆栽、ガーデニング、家庭菜園」や「編み物、手芸」が全体よりも高く、家の中でできる趣味が多い傾向にあります。
また、趣味に対して消極的で、「将来やってみたい趣味はない」と回答した人が54%と半数を超えています。
将来
将来や余生について「特に不安なことはない」と回答した人が24%と健康寿命内の他層と比べて最も多くなっていることから、将来を楽観的に考えている層と言えますが、老後の人生についての計画について「いままさに計画通りに実行中である」と回答した人も14%存在します。このことから、アラ70/マイペース層の中でも将来のことをきちんと考えている層と、そうでない層に二極化していると想定されます。
サイトには一部抜粋した調査結果をご紹介しています。
その他テーマについても調査を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
調査テーマ全体概要
- 健康状態
- 居住形態
- 同居家族
- 就業形態・定年退職後の就労意欲について
- 普段の使用デジタルデバイス/使用時間について
- デジタルソフト/SNSの使用状況について
- 収入源・貯蓄について
- 生活費について
- コミュニケーションについて(相手、手段、増やしたい相手)
- 自身の体験や良いと思った商品の発信について
- 生活必需品の買物について(購入者、購入頻度、購入場所、移動手段)
- インターネット通販について(利用経験、利用頻度、購入品)
- メディアについて(利用するメディア、接触頻度、ジャンル)
- 好きな著名人について
- インターネット検索について
- 趣味について(内容、金額、時間、将来やってみたい趣味)
- 参加コミュニティについて(内容、金額、時間、一緒に参加している相手)
- 将来について(余生を過ごす場所、最期を迎えたい場所、不安なこと、終活、計画)
- 健康について(健康維持のために現在行っていること、これから行いたいこと、相談相手)