調査概要
- 調査方法 : 「リサーチ・ロック」を利用したWEBアンケート調査
- 調査期間 : 2013年2月8日(金)~2月22日(金)
- 調査対象者 : 全国 / 男女
- サンプル数 : 8,313サンプル
回答者属性
調査結果
『市販薬の購入頻度』については年齢による差はほとんど見られない。
年代限らず2~3か月に一回、半年に一回という回答が約20%と最も多い結果となった。週に一度購入すると回答した70歳以上は1.6%であり、他の年代に比べ約2倍多い結果となったが、全体的な割合の差は見受けられない。
また、市販の医薬品を購入しない割合では、1位が59歳以下の16.2%、2位が70歳以上で15.3%、3位は60~69歳の12.5%という結果となった。
Q. あなたは、どのくらいの頻度で「市販の医薬品」を購入していますか。
全年代に共通して70%以上が医薬品取扱店舗は『自宅から10分以内』にあると回答。
全年代に共通して、自宅から30分以内にドラッグストアがあると回答した人は95%以上であった。そのうち10分以内に医薬品取扱店があると回答した人も70%を上回る結果となった。自宅から30分以上かかると回答した人は59歳以下で3.5%、60~69歳が1.5%、70歳以上が1.1%と、自宅から30分以上かかる割合が最も多いのは59歳以下となった。
医薬品を近場で購入する環境は全国を通してほぼ整備されていることが見受けられる。
Q. あなたのご自宅の最寄りの「医薬品を買える店舗(薬局・ドラッグストアなど)」は、どのくらいの近さにありますか。(SA / N=8,313)
「薬局」で医薬品を購入する70歳以上は59歳以下の2倍となった。
薬局で購入をする59歳以下は13.8%に対し70歳以上では26.3%となった。ドラッグストアの普及により若い世代が薬局で医薬品を購入する頻度が減少していると考えられる。
また、全世代に共通して、ドラッグストアでの購入が最も多い結果となり、ドラッグストアでの購入において調剤カウンターの有無は購入の条件に大きな影響を及ぼしていないと想定される。
Q. 「市販の医薬品」について、ふだん、どこで購入していますか。(MA / N=8313)
その他の調査項目
- 医薬品をインターネットで販売することについて、どのように思いますか。
- 今後、インターネットで医薬品を購入したいと思いますか。
- インターネットで医薬品を購入することについて、あなたご自身にとっては、メリット(利点)があると感じますか。
- ネット販売そのものに対する不安。
- あなたがネットで医薬品を購入する際の不安
- 「市販の一般医薬品」のインターネット販売が解禁になったことについて、メリット(利点)があるとすればどのようなことだと思いますか。
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- 調査期間:2013年5月23日~6月7日
- 調査対象者:全国 男女 15歳~87歳
- サンプル数:7,555サンプル
年齢が高いほど「歯間ブラシ」の利用率が高まる。
60歳~は~59歳までの若い世代と比較して電動ハブラシの利用率が高い。 また、歯間ブラシに関しては、70歳~が~59歳と比較して約2.3倍の45.4%と年齢が高いほど利用率が高くなる傾向にある。 反面、歯磨き粉の利用率は年齢が高くになるにつれ下がる。
Q.ふだんの口内ケアでは、何を使っていますか。(MA) N=7,555
年齢が高いほど「老いに伴う歯の悩み」が多くなる
~59歳の悩みは1位口臭、2位虫歯、3位歯周病の順であるが、60代は1位歯周病、2位歯垢、3位口臭、70歳~は1位歯周病、2位歯垢、3位入れ歯・差し歯・インプラントの順。 老いに伴う歯の悩みである「入れ歯・差し歯・インプラント」、「歯が少ない・欠損している」が年齢が高いほど数値が高い。
Q .歯・口内のことで気になることは何ですか。(MA) N=4,722
- 歯磨きの回数
- 電動歯ブラシの使用歴
- 使用している電動歯ブラシメーカー
- 電動歯ブラシの購入者
- 電動歯ブラシの購入販路
- 使用中の電動歯ブラシの金額
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- 調査期間:2013年8月6日~8月19日
- 調査対象者:全国 男女 15歳~87歳
- サンプル数:7,311サンプル
調査結果
年齢層が高くになるにつれ、スポーツ観戦に対する好感度が高くなる!
スポーツ観戦に関して~59歳は「とても好き」「まあ好き」と50.3%が回答しているが、60代は58.6%、70歳~は70.6%と年齢が高くなるにつれ、好感度が高くなっている。娯楽が多様化している若い世代に対して、シニア層は限られた娯楽の中で、昔からスポーツ観戦に馴染みがあるためであると想定される。
Q.あなたは、スポーツ観戦についてどう思いますか。(SA) N=7,311
年齢層が高くなるにつれ、オリンピックに対しての興味度が高い!
オリンピックに関して~59歳は55.9%が「興味がある」と回答しているが、60代は70.6%、70歳~は78.2%という結果。年齢が高くなるにつれ、興味度が高くなっている。 1964年当時、幼少期で東京でオリンピックが開催されてから、4年に1度の恒例行事として注目しているのではないだろうか。
Q.あなたは、オリンピックにどの程度興味がありますか。(SA) N=7,311
その他の調査項目
- 前回オリンピック(2012年ロンドンオリンピック)への関心度
- 前回オリンピック(2012年ロンドンオリンピック)の観戦について
- 東京オリンピックの観戦について
- オリンピックでの注目競技(閉会式を含む)
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- 調査期間:2013年2月8日~2月22日
- 調査対象者:全国 男女 14歳~86歳
- サンプル数:8,339サンプル
60代~は若い世代に比べて「珈琲館」「上島珈琲店」の利用率が高い。
全世代で利用率の高い1位「スターバックス」、2位の「ドトールコーヒー」については、~59歳と比べて、60歳~の利用率が低い。 反対に、~59歳よりも利用率の高いチェーンは「珈琲館」、「上島珈琲店」であった。 このことから、若い世代が好む「スターバックスコーヒー」や「ドトールコーヒー」の欧米イメージのコーヒーショップよりも、日本の老舗的なイメージを好むと想定される。
Q.あなたが普段利用するコーヒーショップ・コーヒーチェーンをお選びください(MA) N=6,585 (コーヒーショップを利用する人)
シニアはコーヒーのテイクアウトでの購入率が低い
~59歳は全時間帯でテイクアウトをしているが、60~69歳は62.1%、70歳~は64.7%「利用しない」と答えており、~59歳の42.9%と比較するとその差は大きい。 シニアはコーヒーを飲むためにということに加え、店の内でゆっくりするという空間・時間を得るために利用する傾向にあると想定される。
Q .あなたがコーヒーショップ・コーヒーチェーンをよく利用する時間帯はいつですか(MA)
– テイクアウト利用 N=6,585 (コーヒーショップを利用する人)
その他の調査項目
- コーヒーショップ・チェーンの利用頻度
- 最も好きなコーヒーショップ・チェーンとその理由
- コーヒーショップの店内利用の時間帯
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- 調査期間:2012年8月24日(金)~9月7日(金)
- 調査対象者:全国 男女 13歳~84歳
- サンプル数:5,683サンプル
調査結果
60代以上でサプリメントを利用している人の割合は約45%
~59歳までの利用者は約40%だが、60代以上は約45%と年齢が上がるにつれ若干だが割合が高くなる。年齢が上がるにつれ、健康を意識していることが要因だと想定される。
Q.あなたは現在サプリメントを利用していますか。(単一回答) N=5,683
60代以上のサプリメントに対して期待は「体をサポートする機能」である
~59歳までの人はダイエットや美容効果を期待している人が多いが、60代以上の人は衰えてきた身体のサポートや滋養・強壮の効果を期待する割合が高く、年齢が上がるにつれ、健康を意識している結果となった。
Q.あなたは、現在利用しているサプリメントについて、どのようなこと(効果)を期待して利用していますか。
(複数回答) N=5,683
- サプリメントの摂取タイミング
- 定期的なサプリメント摂取習慣の持続期間
- サプリメントに関する情報源
- サプリメント購入時の重視点
- サプリメントの摂取停止理由
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- 調査期間:2012年3月22日(木)~4月6日(金)
- 調査対象者:全国 男女 13歳~87歳
- サンプル数:9,163サンプル
60代のコンビニ利用頻度は「週に1回」、70代は「月2~3回」
コンビニエンスストアの利用頻度について~59歳までは「週4~5回」が多いが、60代は「週に1回」、70代以上は「月2~3回」が多く、年齢が高くなるほど利用頻度は低くなる。
Q.あなたはふだん、どの位の頻度でコンビニエンスストアで買い物をしていますか。
(単一回答) N=9,163
よく利用するコンビニチェーンは年齢に関係ない
各年代別に見ても、1位「セブンイレブン」、2位「ローソン」、3位「ファミリーマート」の順で、店舗数の順位と同様であり、年齢は関係ないと想定される。
Q.あなたがふだん、最も利用しているコンビニエンスストアをお選びください。
(単一回答) ※月に1回以上、コンビニエンスストアで買い物をする人/上位5チェーン N=7,694
- コンビニスイーツの購入頻度
- 最も気に入ったコンビニスイーツ販売店舗
- スイーツ目的での利用コンビニチェーン選択経験
- コンビニでのスイーツ単品購入経験
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- 調査期間:2011年12月27日~2012年1月12日
- 調査対象者:全国 男女 10歳~85歳
- サンプル数:6,460サンプル
回答者属性
大みそか、シニアは年越しそばを食べ、正月の飾り付け!
「新年の飾り付けをする」については、~59歳と70代~を比較すると2.5倍であり、「年越しそばを食べる」と答えた%も比較的高く、シニア層は昔からの風習に沿って過ごす傾向にある。
Q.あなたの2011年の大みそか(12月31日)の過ごし方を教えてください。(複数回答) N=6,460 (上位8位まで)
シニアはお正月に「おせち」「お雑煮」を食べ箱根駅伝を見る!
70代~は~59歳と比較すると、「おせち」「お雑煮」を食べると答えた%が約1.5倍であり、~59歳が約22%と答えた「箱根駅伝」については、約2.5倍の51.6%である。
Q.あなたの2012年のお正月の過ごし方を教えてください。 N=6,460 (上位5位まで)
その他調査項目
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- 調査期間:2012年1月26日~2月9日
- 調査対象者: 全国 男女 12歳~85歳
- サンプル数:5,276サンプル
年代が高いほど、ワインの飲酒頻度は高く、70歳~の月1回以上の飲酒頻度は約45%も!
~59歳は、月1回以上の飲酒頻度は約28%だが、60代は37%、70歳~は約45%と年齢が高くなるほど高頻度である。また、「お酒自体飲まない」と答えた人は、~59歳が一番数値が高い。
Q.あなたは普段、「ワイン」をどのくらいの頻度で飲みますか? (単一回答)
シニアは自宅でワインを飲むことが多い。
~59歳は、「自宅」でワインを飲む率が約83%であるが、60代~は91%である。また、~59歳は「居酒屋」での飲酒率が22%だが、60代~は13%と低くなり、「自宅」での飲酒率が高い
Q.ワインはどこで飲むことが多いですか? (複数回答) N=5,276 (上位7位まで)
- ワイン購入時の重視点
- ワインを家と外で飲酒する割合
- 家飲み用ワインの購入場所
- 購入するワインの価格帯
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- 調査期間:2011年10月20日~2011年11月4日
- 調査対象者:全国 男女 20歳~86歳
- サンプル数:11,179サンプル
70歳~は禁煙経験者が多く、タバコ増税前から禁煙し続けている人が多い!
~59歳は、「値上げ以前から禁煙し続けている」の回答者が約15%だが、60代は約27%、70代~は約34%で増税前からの禁煙者が多い。
Q.あなたは、2009年の値上げを受けて、「禁煙」を行いましたか?(単一回答) N=11,179
年代には関係なく、元喫煙者の禁煙成功率は約50%である!
年代は関係なく、喫煙していたが現在禁煙し続けている人の約50%は禁煙に失敗した経験があると答えている
Q.これまで禁煙に失敗したことはありますか。(単一回答)※タバコを吸っていたが、禁煙し続けている人 N=2,303
その他調査項目
- 禁煙継続期間について
- 禁煙の成功要因
- 増税時の禁煙意識
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内閣府より発表された『平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果』を元に、
具体的な数字を交えてながらシニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
2021/4/14
ほぼ毎日外出するシニアは6割程度
何かの用(散歩なども含む)で出かける頻度は、「ほとんど毎日」が61.4%で最も高く、次いで 「週に2~3日」が 17.1%、「週に4~5日」が16.3%となっています。
男女別で見てみると、「ほとんど毎日」は、男性が 66.7%で、女性(56.8%)より高くなっています。
外出(散歩なども含む)頻度【男女別】
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
年齢別で見てみると、年齢が上がるほど「ほとんど毎日」が低くなる傾向で、80歳以上は半数を下回っています。
外出(散歩なども含む)頻度【年齢別】
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
シニアの外出目的No.1は「買い物」
外出する主な目的は、「近所のスーパーや商店での買い物」が80.7%で最も高く、以下「通院」 が45.2%、「趣味・余暇・社会活動」が44.6%と続いています。
男女別で見てみると、男性は「散歩」45.2%、「仕事」38.5%が女性に比べて高くなっており、女性は「近所のスー パーや商店での買い物」88.7%、「銀行や役所など」36.0%、「知人・親族などを訪問」32.1%が男性に比べて高い傾向にあります。
外出する主な目的
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
シニアの半数以上が外出時の手段は「自分で運転する自動車」・「徒歩」と回答
外出する際に利用する手段は、「自分で運転する自動車」56.6%と「徒歩」56.4%が高くなっています。
男女別で見てみると、「自分で運転する自動車」は男性が73.6%で女性41.8%より高く、「家族などの運転する自動車」は女性が29.9%で、男性9.8%より高くなっています。
外出する際に利用する手段
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
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内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
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2021/4/6
65歳以上が関与する消費生活相談は約31万件
全国の消費生活センター等に寄せられた契約当事者が65歳以上の消費生活相談について見ると、平成25(2013)年に26万件を超えた後、平成28(2016)年までは減少傾向でしたが、平成29(2017)年から増加に転じ、平成30(2018)年は357,954件となりました。令和元(2019)年は約31万件と、前年より減少しています。
契約当事者が65歳以上の消費相談件数
出典:内閣府『令和2年版高齢社会白書』を加工して作成
また、令和元(2019)年の契約当事者が65歳以上の高齢者の消費生活相談を販売方法・手口別に見ると、かたり商法(身分詐称)が約3万件(22.4%)、ついでインターネット通販が約2.9万件(21.8%)となっています。
住宅火災における死者数の約7割は65歳以上
住宅火災における65歳以上の死者数(放火自殺者等を除く。)について見ると、平成30(2018)年は668人と、前年より増えています。また、全死者数に占める割合は70.6%となっています。
住宅火災における死者数の推移(放火自殺者等を除く。)
出典:消防庁 「平成30年(1月~12月)における火災の状況(確定値)」を加工して作成
養護者による虐待を受けている高齢者の約7割が要介護認定
平成30(2018)年度に全国の1,741市町村(特別区を含む)で受け付けた高齢者虐待に関する相談・通報件数は、養介護施設従事者等によるものが2,187件で前年度(1,898件)と比べて15.2%増加し、養護者によるものが32,231件で前年度(30,040件)と比べて7.3%増加しています。また、平成30年度の虐待判断件数は、養介護施設従事者等によるものが621件、養護者によるものが17,249件となっています。養護者による虐待の種別(複数回答)は、身体的虐待が67.8%で最も多く、次いで心理的虐待(39.5%)、介護等放棄(19.9%)、経済的虐待(17.6%)となっています。
養護者による虐待を受けている高齢者の属性を見てみると、女性が76.3%を占めており、年齢階級別では「80~84歳」が24.4%と最も多くなっています。また、虐待を受けている高齢者のうち、67.7%が要介護認定を受けており、虐待の加害者は、「息子」が39.9%と最も多く、次いで、「夫」が21.6%、「娘」が17.7%となっています。
養護者による虐待を受けている高齢者の属性
出典:厚生労働省「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」(平成30年度)を加工して作成
出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』
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2021/3/30
住宅資産について6割のシニアが子孫のために残す予定
土地や家屋などの住宅資産の活用予定は、「子孫のために残しておく」が61.8%で最も高く、 他の選択肢は1割前後のものが多くなっています。
土地や家屋などの住宅資産の老後での活用予定
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
都市規模別で見てみると、大都市で「子孫のために残しておく」が50.6%と、他の都市規模より低くなっています。
土地や家屋などの住宅資産の老後での活用予定【都市規模別】
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
約7割が死亡後の現住居は子供や配偶者が住む予定
自分が亡くなった後の現在の住まいの見込みは、「子供や配偶者(あるいはパートナー)等が住む」が66.8%で最も高く、他の選択肢は1割前後のものが多くなっています。
自分が亡くなった後の現在の住まいの見込み
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
都市規模別で見てみると、大都市で「子供や配偶者(あるいはパートナー)等が住む」が61.2%と、中都市72.4%・小都市70.7%に比べて低くなっています。
自分が亡くなった後の現在の住まいの見込み【都市規模別】
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
また、住宅形態別で見てみると、持家(一戸建て)で、「子供や配偶者(あるいはパートナー)等が住む」が73.5%、 持家(分譲マンション等の集合住宅)で「子供や配偶者(あるいはパートナー)等が住む」が63.8%と、賃貸住宅(計)の 22.7%より高くなっています。
自分が亡くなった後の現在の住まいの見込み【住宅形態別】
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
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2021/3/16
65歳以上の者の刑法犯被害認知件数は減少傾向
犯罪による65歳以上の者の被害の状況について、65歳以上の者の刑法犯被害認知件数で見ると、全刑法犯被害認知件数が戦後最多を記録した平成14(2002)年に22万5,095件となり、ピークを迎えて以降、減少傾向にあります。なお、全認知件数に対して、65歳以上の者が占める割合は、平成30(2018)年は15.3%と、増加傾向にあります。
65歳以上の者の刑法犯被害認知件数
出典:令和2年版高齢社会白書を加工して作成
65歳以上の特殊詐欺被害者は全体の約8割
令和元(2019)年中の特殊詐欺の認知件数は16,836件で、手口別で見ると、オレオレ詐欺は6,697件と前年比で26.8%減少した一方、キャッシュカード詐欺盗は3,773件と前年比で179.9%増加しました。また、特殊詐欺の被害総額は約301.5億円でした。
特殊詐欺の認知件数・被害総額の推移
出典:令和2年版高齢社会白書を加工して作成
令和元(2019)年中の被害者が65歳以上である特殊詐欺の認知件数は14,043件で、特殊詐欺全体の認知件数に占める割合は83.4%となっています。オレオレ詐欺については、被害者の97.4%が65歳以上で、特に80歳前後の女性に被害が多発しています。また、キャッシュカード詐欺盗については、被害者の93.7%が65歳以上となっています。
低下傾向にある65歳以上の犯罪者率
65歳以上の者の刑法犯の検挙人員は、平成30(2018)年は44,767人と前年に引き続きやや減少しています。犯罪者率は、平成19(2007)年以降は低下傾向となっています。また、平成30(2018)年における65歳以上の者の刑法犯検挙人員の包括罪種別構成比を見ると、窃盗犯が71.1%と7割を超えています。
65歳以上の者による犯罪(65歳以上の者の包括罪種別検挙人員と犯罪者率)
出典:令和2年版高齢社会白書を加工して作成
出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』
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2021/3/9
女性の方が血縁のない人々で協力して暮らす住まいに対して前向き
血縁のない人々で協力して暮らす住まいについての考えは、「居住したことなく、今後も居住する予定はない」が84.4%、居住経験のある人(「現在、居住しており、今後も住み続けたい」「現在、 居住しているが、今後は居住する予定はない」「過去に居住したことがあるが、今後は居住する予定はない」の計)は1.0%で、今後居住に意向がある人(「興味があり、今後考えたい」12.9% +「現在居住しており、今後も住み続けたい」0.1%)は 13.0%となっています。
男女別で見てみると、女性は「興味があり、今後考えたい」はで15.3%と男性10.1%を上回っています。
血縁のない人々で協力して暮らす住まいの考え
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
共同居住する場合に共有してよいと思う空間No.1は玄関
共同居住に「興味があり、今後考えたい」という人に、共有してよいと思う空間や設備を聞いたところ、「食堂」が 80.1%と最も多く、次いで「玄関」74.7%、「居間」51.0%、「台所」47.7%と続いています。
男女別で見てみると、「玄関」、「台所」は、女性がそれぞれ79.1%、52.3%に対して男性それぞれ67.0%、39.8%と 女性が上回っています。
共同居住する人と共有してよいと思う空間や設備
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
共同居住希望理由の半数が「安心感」
今後共同居住の意向がある人の、共同居住を希望する理由は、「集まって暮らすことによる安心感がある」が47.7%と5割近くを占め、次いで「他の居住者とコミュニケーションがとれる」が34.2%、「家賃など経済的な負担が減らせる」が 10.7%と続いています。
今後、共同居住する住まい方を希望する理由
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
希望する共同居住形態は高齢者のみよりも多世代型が多い
今後共同居住の意向がある人の、希望する共同居住形態は、「多世代型」が33.7%、「高齢者のみ」が18.9%で、半数近くは「どちらでもよい」45.7%と続いています。
共同居住するに当たり希望する形態
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
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2021/3/2
65歳以上の交通事故死者数は減少傾向にある
令和元(2019)年中における65歳以上の者の交通事故死者数は、1,782人で、減少傾向が続いています。65歳以上人口10万人当たりの交通事故死者数も、平成22(2010)年の8.6人から令和元(2019)年には5.0人へと大きく減少しました。なお、交通事故死者数全体に占める65歳以上の者の割合は、令和元(2019)年は、55.4%となっています。
交通事故死者数及び65歳以上人口10万人当たりの交通事故死者数の推移
出典:警察庁提供データ、総務省「人口推計」を加工して作成
75歳以上の運転者による死亡事故件数は減少傾向にある
また、75歳以上の運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は減少傾向にあります。令和元(2019)年における運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数は、75歳以上で6.9件、80歳以上で9.8件と、いずれも前年より減少しています。
75歳以上の運転者による死亡事故件数及び
75歳以上の運転免許保有者10万人当たりの死亡事故件数
出典:警察庁統計を加工して作成
出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』
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2021/2/22
シニアが住み替えをする場合の不安点は費用が圧倒的に多い
住み替えをする場合に不安なことは、「費用がかかる」が 43.5%で最も多く、次いで「住み慣れ た地域を離れること」30.5%、「病院や商業施設等の近隣環境が整っている場所が少ない」15.2%、「引っ越しなど住宅環境の整備が面倒」14.9%と続いています。
住み替えをする場合の不安なこと
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
半数のシニアが、身体が衰弱化しても現住居に住み続けたい
体が虚弱化したときに住みたい住宅としては、「現在の住居に、とくに改修などはせずそのまま 住み続けたい」28.7%と「現在の住宅を改修し住みやすくする」27.4%が僅差で上位に並び、 次いで「介護を受けられる特別養護老人ホームなどの施設に入居する」18.5%、「サービス付き 高齢者向け住宅に入居する」14.3%、「介護を受けられる有料老人ホームなどの施設に入居す る」12.2%、「子や親族などの家に移って世話をしてもらう」7.9%)の順となっています。
身体が虚弱化した時に住みたい住宅
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
男性よりも女性の方が子供との同居・近居意向が強い
全体では、子供と「同居したい」は 34.8%、「同居ではなく近居したい」29.0%、「同居か近居のどちらかをしたい」9.6%と合わせると、計73.4%が子供と同居か近居をしたいと考えています。また「同居も近居もしたくない」は 18.9%となっています。
また、男女別でみてみると、女性は「同居したい」が37.9%で、男性31.2%よりも上回っています。また、「同居したい」、「同居ではなく近居したい」、「同居か近居のどちらかをしたい」の合計は男性70.0%に対して女性が76.3%と高くなっています。
子供と同居や近居の意向
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
子供との同居・近居メリットは手助けや世話をしてもらえること
子供と同居又は近居したい人に、同居又は近居をするメリットを聞いたところ、「ちょっとした 手助けが必要な場合に安心して過ごせる」が 81.3%で最も高く、「自立した生活ができなくなった 場合に世話をしてもらえる」51.0%、「子や孫の世話ができる」22.3%と続いています。
同居又は近居をする場合のメリット
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
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2021/2/16
65歳以上の者のいる主世帯の約8割以上が持ち家
65歳以上の者のいる主世帯について、住宅所有の状況を見ると、持ち家が82.1%と最も多くなっています。ただし、65歳以上の単身主世帯の持家の割合は66.2%となっており、65歳以上の者のいる主世帯総数に比べて持ち家の割合が低くなっています。
住居の状況
出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」(平成30年)を加工して作成
シニアの外出手段は「自動車」と「徒歩」が半数以上
内閣府が平成30(2018)年に行った調査では、外出する際に利用する手段をたずねたところ、全体では「自分で運転する自動車」が56.6%と最も高く、ついで「徒歩」(56.4%)となっています。
都市規模別で見ると大都市では、「徒歩」71.0%、次いで「自分で運転する自動車」38.4%、「電車」36.5%と続いています。町村では、7割近くが「自分で運転する自動車」と回答し、次いで「徒歩」42.7%、「家族などの運転する自動車」24.6%と続いています。
外出する際に利用する手段(複数回答)【都市規模別】
出典:内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」(平成30 年)を加工して作成
また、年齢別で見ると、60~64歳では「自分で運転する自動車」が78.8%と最も高く、次いで「徒歩」が48.0%となっていますが、年齢が高くなるほど「徒歩」か「家族などの運転する自動車」が多くなる傾向にあり、80歳以上では、「徒歩」が58.5%、「家族などの運転する自動車」が36.1%となり、「自分で運転する自動車」は26.4%となっています。
外出する際に利用する手段(複数回答)【年齢別】
出典:内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」(平成30 年)を加工して作成
出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』
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2021/2/10
約7割が現在の住まいで災害に備えて何らかの対策をとっている
地震などの災害に備えてとっている対策があるかないかの割合については、「対策をとっている」が67.5%と約7割と多く、「対策を取っていない」は32.5%と約3割に留まっています。
地震などの災害に備えてとっている対策の有無
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
シニアの災害対策で最も多いのは「非常食」や「避難用具」の準備
現在の住まいでの災害対策の具体策については、「非常食や避難用品などの準備をしている」が38.4%、「近くの学校や 公園など、避難する場所を決めている」36.5%、「家族・親族との連絡方法などを決めている」28.7%が上位となっています。
地震などの災害に備えてとっている対策
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
シニアの約9割は現住居に住み続ける予定だが、何らかの改修が必要と約5割が考えている。
今後現在の住居にすみ続けるために必要な改修の内容は、「手すりを設置する」が35.0%が最も多く、「床や通路面の段差解消」19.1%、「浴槽を入りやすいものへ取り変える」13.6%、「ブザーの設置など防犯設備や緊急通報のための装置を設置する」13.6%と続いています。また、何らかの改修が必要と考えている人は53.5%で、「住み続ける予定はない」は3.2%と非常に少なくなっています。
今後も現在の住まいに住み続けるために必要な改修
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
シニアの新住宅への重視点No.1は「高齢者向けに設計されていること」と
「医療・介護サービスが受けやすいこと」
新しい住宅に住み替える場合の重視点は、「手すりが取り付けてある、床の段差が取り除かれて いるなど、高齢者向けに設計されていること」「医療や介護サービスなどが受けやすいこと」が38.1%と最も多く、「駅や商店街が近く、移動や買い物が便利にできること」37.3%となっています。
新しい住宅に住み替えする場合の重視点
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
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2021/1/26
60代の約半数がこの1年間で学習経験あり
60歳以上の者のうち、この1年くらいの間に学習をしたことのある人は、60代では55.0%、70歳以上では42.5%となっており、70歳以上で低くなります。学習の形式は、60代では「インターネット」が最も多く、16.5%である一方で、70歳以上では「公民館や生涯学習センターなど公的な機関における講座や教室」が16.2%と最も多くなっています。
この1年間の学習の形式(複数回答)
出典:内閣府「生涯学習に関する世論調査」(平成30 年)を加工して作成
60代で約8割、70代~で約6割が今後学習したいと意欲的
60~69歳で81.4%、70歳以上で62.6%の人が「学習したい」と回答しています。これから学習するとすればどのようなことを学習したいかを聞いたところ、60~69歳では「健康・スポーツ(健康法、医学、栄養、ジョギング、水泳など)」が39.8%と最も多く、70歳以上では「趣味的なもの(音楽、美術、華道、舞踊、書道、レクリエーション活動など)」が31.5%と最も多くなっています。
今後学習したい内容(複数回答)
出典:内閣府「生涯学習に関する世論調査」(平成30 年)を加工して作成
出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』
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2021/1/19
約3.5割のシニアが現在の住居で困っていることがある
60歳以上の男女を対象とした『平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果』によると、現在の住居で困っていることは、「住まいが古くなりいたんでいる」が14.1%で最も多く、「住宅の構造(段差や階段など)や造りが高齢者には使いにくい」が8.3%、「住宅が広すぎて管理がたいへん」7.9%と続いています。また「何も問題点はない」は65.5%となっています。
現在の住居で困っていること
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
年齢が若いほど現在の住居で困っていることがある割合が高い
現在の住居で困っていることがある割合について、60~64歳は41.6%と最も多くなっているが、80歳~は23.2%と最も低くなっており、年齢が低いほど困っている割合が高い傾向にあります。
現在の住居で困っていることがある割合【年代別】
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
現在の住宅で困りごとがあるシニアの4割弱はリフォームで解決
現在の住居で何らかの困っていることがある人に、その解決方法を聞いたところ、「リフォーム」が37.0%と最も多く、「現世帯員ごと新しい住居への住み替え」が6.8%、「子、孫、その他の親族との同居」5.8%、「介護サービスの利用(ヘルパーの利用や入浴介助など)」5.7%、「サービ ス付き高齢者向け住宅への入居」4.6%、「介護施設への入居」4.4%と、住まいを移る回答が4~7%程度の幅で並んでいます。なお、「分からない」が21.7%となっています。
お住まいの住宅で困っていることの解決方法
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
困りごとがあるシニアの7割弱は解決方法の実施予定がない
現在の住宅の困りごとを解決する方法を認知している人に、実施する予定の有無を聞いたところ、「あり」は23.4%にとどまり、「なし」が66.3%、「わからない」が10.2%となっています。
解決方法を実施する予定
出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成
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