KAERU/年齢とともにニガテが気になり出した方向けのお買いものアシスタントプリカ「KAERU(かえる)」

2021/12/30

 日本初となるMastercard(R)ブランド付の高齢者をメインターゲットとしたプリペイドカード

 

超高齢社会のお買いものをなめらかにするためのエイジテック/フィンテックサービスを提供するKAERU株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:岡田 知拓、以下 KAERU)は、もの忘れが増えてきた方をはじめ、認知症と診断された方や認知機能の低下に不安がある方も安心、簡単に使えるお買いものアシスタントアプリKAERU(かえる)」に、国際ペイメントネットワークブランドMastercard(R)※がついたプリペイドカードのアシスタントプリカ機能を実装し本格始動することをお知らせいたします。
なお、12月21日(火)より当サービスの事前申し込みを受け付けています。

▼事前申し込みはこちら(無料)

 

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当カードは、TOMOWELPaymentService株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大橋 輝臣)が提供するプリペイドカードプラットフォーム(Baas事業)との共同開発によるKAERUオリジナルのプロダクトになります。

日本初となるMastercard(R)ブランド付の高齢者をメインターゲットとしたプリペイドカードということから、三菱UFJニコス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚啓)、Mastercard社からの協力を得て、運営スキームや利用条件などをユーザー向けに新たに整備し、実現に至りました。

※MastercardはMastercard International Incorporatedの登録商標であり、 重なり合う2つの円のデザインは同社の商標です。

 

• アシスタントアプリ「KAERU」と実装したアシスタントプリカ機能とは

買い忘れや多重買いといった、もの忘れが増えてきた方や認知症と診断された方が心配されているお買いものでのお困りごとをアシストしてくれるアプリ「KAERU」は 、2021年9月にお買いものメモ機能がついた「KAERU」β版をリリースしました。

この度、国際ペイメントネットワークブランドMastercard(R)がついたプリペイドカード(特許出願中)のアシスタントプリカ機能を実装し、ペイメント機能とその他オプション機能をつけてサービスの本格始動をいたします。

アシスタントプリカ機能へ申し込みをすると無料でプリペイドカードが発行され、ご自身でチャージが可能です。また、オプションであるパートナー機能を利用することでご家族からのチャージやご家族への通知が設定に応じてされるようになります。

▼事前申し込みはこちら(無料)

 

• ニガテを補うアシスタントプリカ『KAERU(かえる)』の特長

あなたにぴったりのアシスタント機能が選べるプリカができました!

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1.おつりいらずの簡単キャッシュレス 

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KAERUカードは事前チャージ式のプリペイドカードです。
世界中のMasterard加盟店でクレジットカードと同じようにお支払いに使用できるので、細かいおつりの計算に悩まされることもありません。

 

2.あらかじめ決められた金額が自動でチャージされるプリペイドカードで、使いすぎる心配がない

「アシスタントプリカ」機能へ登録すると、プリペイドMastercard(R)が発行され、無料で使用することができます。カードは毎日、決められた金額通りにチャージされるため、使いすぎや持ちすぎの心配がありません。

また、前日に使った分が翌日自動でチャージされるので、手間もありません。パートナー機能を利用する場合、パートナーからのチャージも可能です。

 

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3.難しい操作はパートナーにおまかせ

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オプションで利用できるパートナー機能は、利用者のご家族などが連携できる機能で、パートナー設定をすると、カードを使い始めるための設定や紛失時の対応など、すべてパートナーにお任せすることができます。

web上でパートナーからチャージができるほか、利用者が設定する権限に応じて、 決済履歴の閲覧やカードの一時停止なども可能です。

また、残高不足で決済が失敗した時など、利用者がお困りの状況の際にパートナーに通知がくるため、利用者もご家族も安心です。

パートナーを設定されない方も、KAERUがサポートいたしますので、どなたでも安心してご利用いただけます。

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4.紛失時も安心!アプリ上ですぐにカードを停止、再開、再発行も可。さらに元の残高はそのまま利用可能です!

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カードをなくしてしまった時は、お使いのスマートフォンからワンタッチでカードを停止、再開ができます。

万が一紛失してしまった場合でも、カードを再発行すれば、元の残高を継続してご利用いただくことが可能です。

 

 

•【開発ストーリー】利用者ご本人もそのご家族も安心してお買いものを楽しんでいただけるよう、 開発には認知症当事者のメンバーや専門家も参加

 

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KAERU」の開発には認知症と診断されたメンバーも加わっています。当事者としての意見や要望をサービスに反映するだけでなく、自らが広報担当として自治体の講演会に参加し、お買いものにおける工夫やアプリの取り入れ方などを発信しています。

また認知症介護研究における専門家からの意見や当事者のご家族など、ケアラーの方々からの意見、要望も聞き、双方から納得いただけるようなサービスを目指しました。

2021年9月21日に提供開始したお買いものメモ機能がついたβ版においては、 のべ150名以上の認知症当事者、またそのご家族からの意見を取り入れ、アプリ開発されました。

その後も、「JAはだの」の女性部との連携により体験会を実施し、スマートフォン操作に使い慣れていらっしゃらない50~70代の女性の方々に、アプリダウンロードから操作まで実際に体験してもらい、生の声を聞きながら、既存機能の改善とペイメントの新機能を実装しました。

 

【サービス名「KAERU(かえる)」に込められた想い】

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社名にもなっているKAERUには、 つの意味を込めています。

  • 自由にものを『買える』
  • 利用者ご自身やお財布がちゃんとおうちに『帰る』
  • 加齢により認知機能が低下するとお買いものをできないと言われている常識を『変える』

 

【『KAERU(かえる)』サービス概要】

「KAERU」β版アプリリリース日:2021年9月21日
アシスタントプリカ実装「KAERU」本格リリース日:2022年2月頃を予定
利用可能エリア:日本全国
サービス紹介ページ: https://kaeru-inc.co.jp/service
アプリ
iPhone版はこちら
Android版はこちら

 

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【株式会社KAERUについて】

KAERU株式会社は、誰もがお買いものを楽しみ続けられる世の中にすることを目指し、超高齢社会における、やさしい金融サービスを提供し、安心して歳を重ねられる社会を構築することを目指しています。

【経営陣プロフィール】
■KAERU株式会社 代表取締役CEO 岡田知拓プロフィール
KAERU株式会社 代表取締役
新卒で決済ベンチャーの法人営業・事業開発を担当。海外放浪しながら仕事し、東南アジアのスタートアップにジョイン。その後、日本に戻りLINE株式会社に入社。LINE Payサービスの立ち上げ初期から、戦略立案から個別のプロダクト企画など、広範にグロースに携わる。利用者にとって、より付加価値のあるペイメントサービスを創りたいと考え、福田とKAERU株式会社を創業。

■KAERU株式会社 取締役COO 福田 勝彦プロフィール
KAERU株式会社 取締役
公務員、ボストンコンサルティンググループ、株式会社ネットプロテクションズを経て、株式会社メルカリ/同メルペイの新規事業で、コールセンター、オペレーション部門立上げに、責任者として従事。立ち上げに関わったプロダクトは、メルカリ カウル、メルカリNow、メルペイなど多数。

【KAERU株式会社 会社概要】
社名 : KAERU株式会社
代表者:代表取締役 岡田知拓
所在地:東京都中央区日本橋兜町17番2号 兜町第6葉山ビル4階
設立 :2020年10月
事業内容:お買いものアシスタントアプリ「KAERU」の企画・運営
URL :https://kaeru-inc.co.jp/

 


 

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【本件に関するお問い合わせ】
KAERU株式会社 PR事務局(株式会社フロントステージ )担当:道端・千田・中尾・李
TEL:03-6804-1751
E-mail:info@frontstage-pr.co.jp

2021/12/29

『金融リテラシーと健康リテラシーに関する意識調査2021』

 

アクサ生命保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:安渕 聖司)は、全国の20歳~69歳の男女を対象に、『金融リテラシーと健康リテラシーに関する意識調査2021』をインターネットリサーチで実施し、1,000名の有効サンプルを集計した結果をまとめました。

 

【調査結果(抜粋)】

  • 人生100年時代を楽しむために必要だと思うリテラシー 1位「健康リテラシー」、2位「金融リテラシー」
  • 「金融リテラシーに自信がある」18.4%
    マネー教育を受けたことがある人の半数が「金融リテラシーに自信あり」と回答
  • 金融リテラシーで今後高めたいこと 1位「資産形成・資産管理」、2位「生活設計・ライフプランニング」
  • 子どもに社会人になるまでに身につけてほしい金融リテラシー 1位「生活設計・ライフプランニング」、2位「資産形成・資産管理」、3位「金融・経済の仕組み・事情」
  • 「生活設計・ライフプランニングの必要性を感じている」64.6%。 40代では75.0%
  • 「生活設計・ライフプランニングを行ったことがある」22.3%。 マネー教育を受けた人では64.3%
  • 「健康リテラシーに自信がある」24.7%。40代では19.0%にとどまる
  • 健康リテラシーで今後高めたいこと 1位「からだの健康」、2位「こころの健康」、3位「病気の予防」
  • 勤め先で行われている従業員の健康リテラシーを高めるための取り組み 1位「ストレスチェックの実施」、2位「健康問題を相談できる窓口の設置」、3位「専門家による生活習慣改善指導」
  • “健康リテラシー自信度別”仕事や仕事へのモチベーションに関する自己評価 「仕事にやりがいを感じている」 健康リテラシーに自信がある人では64.2%、自信がない人では44.0% 「仕事に夢中で取り組んでいる」 健康リテラシーに自信がある人では59.0%、自信がない人では35.0% 「仕事中にイキイキしている」 健康リテラシーに自信がある人では54.3%、自信がない人では32.5%
  • 金融リテラシーが高いと思うアニメキャラクター TOP2 「ドラえもん」、「江戸川コナン」

 

【調査概要】

  • 調査タイトル:「金融リテラシーと健康リテラシーに関する意識調査2021」
  • 調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~69歳の男女
  • 調査期間:2021年11月10日~11月12日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査地域:全国
  • 有効回答数:1,000サンプル(有効回答から抽出)
  • 調査協力会社:ネットエイジア株式会社

 

※本調査の全量は、当社公式ホームページでご覧いただけます。

 

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アクサ生命は、お客さまや地域社会の皆さまにとって大切なものをお守りし、より良い未来のために行動してまいります。

 

アクサ生命について

アクサ生命はアクサのメンバーカンパニーとして1994年に設立されました。アクサが世界で培ってきた知識と経験を活かし、264万のお客さまから487万件のご契約をお引き受けしています。

1934年の日本団体生命創業以来築いてきた全国511の商工会議所、民間企業、官公庁とのパートナーシップを通じて、死亡保障や医療・がん保障、年金、資産形成などの幅広い商品、企業福利の増進やライフマネジメント(R)(人生を経営する)*に関するアドバイスをお届けしています。2020年度には、2,344億円の保険金や年金、給付金等をお支払いしています。

*ライフマネジメント(R)はアクサ生命保険株式会社の登録商標です。

 

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アクサグループについて

アクサは世界54ヶ国で15万3千人の従業員を擁し、1億500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。

国際会計基準に基づく2020年度通期の売上は967億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは43億ユーロ、2020年12月31日時点における運用資産総額は10,320億ユーロにのぼります。

アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。

また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。

 


 

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本件に関するお問い合わせは下記までお願いいたします

アクサ生命保険株式会社 広報部
電話:03-6737-7140
FAX:03-6737-5964
http://www.axa.co.jp

2021/12/29

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、書類を3段ポケットに仕分けでき、見開きで2つの書類を並べて確認できる「書類がすっきり分けられるクリップホルダー」を、2022年1月12日(水)から発売します。

main「書類がすっきり分けられるクリップホルダー」イメージ/(左)見開き時、(右)持ち運び・保管時

 

医療や介護の現場では、日常の業務において立ちながら書類に記入する作業が多く、たくさんの紙資料を扱うため、クリップボードはマストアイテムとなっています。

今回、コクヨが実施した調査(2020年12月-2021年1月実施/n=1731)によると、医療・介護従事者のうち、約47%が毎日、約70%が週1回以上クリップボードを使用していることがわかりました。

医療従事者は同意書や申込書、介護従事者は調査票や申請書など様々な種類の書類を持ち運びながら業務を行っています。そのため、困りごととして、業務中に複数の書類が混ざってしまい、後で整理に時間がかかることが挙げられています。

また、記入する書類とマニュアルなどの閲覧用の書類を「見開きで確認したい」といった効率化を求める声も聞かれます。

今回発売する「書類がすっきり分けられるクリップホルダー」は、A4書類を3つのポケットに仕分けできる3段ポケットのついたクリップホルダーです。

立ちながらの作業でも片手で書類が出し入れしやすいようポケットの端を浮かせ、インデックスをめくれば奥の書類が取り出しやすいように設計されています。

1枚目のポケットを透明にすることで、見開きで書類を並べて閲覧することが可能となり、見本を参照しながら用紙へ記入する作業がしやすくなります。

また、全部材アルコール・次亜塩素酸での消毒が可能で、表紙は汚れが拭き取りやすいよう細かいシボ加工仕上げとなっています。

個人情報の取り扱いに配慮した表紙止めのゴムバンド付き。カラーは清潔感のある、やさしい色合いでミントグリーン、クラシカルピンク、プレーンホワイトの3色を揃えました。

■発売予定:2022年1月12日(水)
■メーカー希望小売価格(消費税抜):800円
■商品HP:https://kokuyo.jp/pr/clipfolder/

 

「書類がすっきり分けられるクリップホルダー」の特長

●書類整理に特化した3段ポケット

書類を種類ごとに仕分けしながら使えるので、整理や探す手間を省略でき時間短縮のサポートをします。

また、片手でも書類の出し入れがしやすいよう、ポケットの端を浮かせ、インデックスをめくると奥の書類が取り出しやすくなっています。

 

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●記入書類と閲覧したい書類を同時に確認でき、立ち作業でも安定して書ける

3段ポケットの1枚目が透明なので、見開きで書類を並べることができ、記入見本を見ながら申請書などの用紙に書き込むことができます。また筆記面には厚めのボードを採用し、たわみにくくなっています。

 

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●アルコール・次亜塩素酸での消毒に対応

全部材にアルコール・次亜塩素酸での消毒が可能な素材を採用しているので、衛生面を重視する医療や介護の現場でも清潔にお使いいただけます。

※消毒液の使用後は金属部品の錆を防ぐため、 必ず水気を拭き取ってください。

 

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●片手で持ちやすく、 ペンホルダーにもなる背のくぼみ

背の部分にくぼみが付いており、指をかけるとことにより片手で持ちやすくなっています。また、ペンホルダーとしても使用できます。

 

sub4 くぼみに指をかけるイメージ

 

sub5ペンホルダーとして使用するイメージ

 


 

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【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
コクヨ(株) 広報室
TEL  :03-3474-6324(久保・兪(ゆ))
E-Mail :kokuyo_koho@kokuyo.com
URL  :https://www.kokuyo.co.jp/

 

ユニバーサルデザインと
シニアマーケットのニーズ

プレゼンテーション推進部 安達氏 販売統括本部 市川氏 広報部 浅妻氏

 

ユニットバスやウォシュレットを先進的に日本に導入してきたTOTO。 バリアフリーやユニバーサルデザインについての意識が高く、様々な製品に垣間見えます。 100年近く続くTOTOの歴史の中で、どのようにしてユニバーサルデザインへ取り組むようになったかなど様々なお話をお聞きしました。

2016年4月 取材

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Q.ユニバーサルデザインに取り組み始めたきっかけは何ですか。

TOTOは約100年前からトイレの便器を製造しております。その長い歴史の中で様々な使用者のニーズを研究し開発に活かしてきました。

携帯電話や文具のように、ひとりひとりが個人で使用するものではなく、子供からお年寄りまでが同じトイレやお風呂を使用するケースがほとんどです。だからこそ一人でも多くの人が使いやすさを感じ、快適に使用できるユニバーサルデザインの開発に取り組んでいます。

まず初めにきっかけのひとつとなったのは、1964年東京オリンピック・パラリンピック開催の時でした。

特にパラリンピックが開催されることで、世界各国から身体に様々なハンデを抱えている方が集まり、バリアフリートイレの問い合わせが増えました。

当時はユニバーサルデザインという言葉は無く、バリアフリーへの取り組みではありますが後にユニバーサルデザインとなる初めの一歩でした。

Q2.どのようにしてバリアフリーへの取り組みからユニバーサルデザインという考えに変化していったのですか。

パラリンピックをきっかけにバリアフリーへの取り組みが加速化し、使いやすい空間の設計図などを掲載したバリアフリーブックを1978年に発刊しました。このころ、日本の高齢化は進んでいたものの、ベビーブームということもあって高齢化はあまり深刻な問題として取り上げられることはほとんどありませんでした。

当時の日本は、新しい事業や商品の開発にも力を入れる企業が多くありました。TOTOも例外でなく、新しい製品の開発に取り組んでおりました。

その時にアメリカから輸入したのがウォッシュエアシートという、現在のウォシュレットです。

主に病院向けに医療用や福祉施設用に導入されていました。その後、TVCMによるプロモーションなどの効果もあり、1990年代ウォシュレットが世間に広まっていきました。

1990年代になり、出生率が低下し少子高齢化がささやかれるようになってきました。高齢者の割合が増え、医療費が増えていくことが懸念され、行政の対策として2000年から介護保険が始まることが決定しました。

シニア ビジネス シニアマーケット

それに伴いTOTOでは高齢者向け製品の開発を促進するシルバー研究室を発足し、2000年までの間に様々な製品や仕組みの開発を促進しました。

そこではいま高齢者の市場でどのような製品が求められ、必要とされているのかを調査し、TOTOの製品開発に活かしていました。例えばバスルームの出入り口部分に段差をなくしたのはそのころです。

当時はバスルームの出入り口に段差があることが通常でしたが、段差のない床にすることで、高齢者やお子様がつまずいて転倒することを防いだり、車いすのままでも安全に入室できるようになりました。
発売当初、段差のないフラットな床では、バスルームの外が水浸しになってしまう懸念があり、洗い場全体にグレーチングを設計していました。

しかしそれは掃除をする、介護をする立場の方に負担になってしまいます。今ではグレーチングがなくても排水出来る商品にしました。このように当時から現在に掛けて研究を重ね進化を遂げています。

先ほどのお話にもありましたが1990年代には、2000年から住宅のリフォームにも適用される介護保険が始まるとのことで、介護向け製品の開発に力を入れておりました。

どのようなニーズがあるか、どうすれば使いやすい製品になるのかを検証するため、シニアの生活実態を研究するシルバー研究室を発足しました。

そこでは実際にシニアの方の生活動作を観察し、その後、レブリス推進部(シルバーの英字「SILVER」を逆から読んで「REVLIS<レブリス>と名付けました」の一部としてシニア市場でどのような製品が求められているのか、また今後必要とされるのはどのような製品なのかを研究し企画・開発を行っていきました。

2000年代に入るとさらに少子高齢化が進み、「高齢者にやさしい生活は、みんなが楽しい生活だ」として楽&楽計画事業がスタートしました。

高齢者にもハンデがある人にも一人でも多くの人が使いやすいものをつくる、高齢者やハンデのある方向けで無く、だれにでも平等に使いやすいというユニバーサルデザインへの取り組みに変わっていきました。

その取り組みを経て2004年TOTOは会社全体でユニバーサルデザインへの取り組みを行っていくようになりました。

それに伴い90年代にシニアの生活実態などを研究していたシルバー研究室が進化し2006年に「R&Dセンター」が設立されました。

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Q.TOTOの考えるシニアマーケットとユニバーサルデザインの関係とはどのようなものでしょうか。

2007年、日本は65歳以上の割合が人口の21%を超え、超少子高齢社会となった日本は2011年から2020年にかけて60万の高齢者向け住宅を建設する計画をスタートしました。その計画のころにつくられたのが、病院・高齢者施設の主にトイレや浴室の施工のプランを集約した「病院・高齢者施設水まわりブック」です。

例えば浴室であれば浴槽と壁の間に介助用のスペースを確保する設計にするプランなど、利用者だけでなくそこで働くひとにも快適な水まわりの提供を現在もし続けています。

今後の高齢者向けの展開としては、住生活基本法に基づき、65歳以上のシニアが居住する住宅のバリアフリー化率を2011年から2020年までの期間で75%まで引き上げる計画があります。

国民の住生活の安定を確保および向上の促進に関する期間計画で、この計画は5年ごとに見直されることになっており、2015年には5年先送りの計画となりました。

この計画でいうバリアフリーの基準は2か所以上の手すり配置と屋内段差解消となっているため、手すりの設置や段差解消の整備に補助金などの支援が始まると考えられます。

しかし、かつての日本と比べ、今の社会でシニアといえど60代や70代でも生活に苦悩するほど健康に支障がなく、シニア向けのツールを好まない割合が増えています。

その一方で65歳以上の人口の割合は年々増えており、加齢による生活の変化に対応するツールの需要はどんどんと増えています。

現在はニーズが無くても、将来のために設置してもデザイン性を損なわない、デザイン性を重視した手すりなども多く展開しています。

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このような現代におけるシニアとのコミュニケーションでTOTOが心がけているのは、未来のために備えた、身体が不自由な方だけではなく、誰にでも使いやすい生活を提供していくことです。

現代のシニアの特徴を捉えた、シニアだけに向けたデザインではなく、誰にでも受け入れられるユニバーサルデザインという考え方はTOTOがこれからもめざしていく未来の形です。

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TOTO株式会社ホームページ

http://www.toto.co.jp/index.htm


 

シニアライフ総研®では、シニアマーケットやシニアビジネスに参入している企業・団体・行政などが、どのような商品やサービスを展開し、どこをターゲットとして、どのようなペルソナ設定で戦略設定から事業運営を図っているのかなど、シニアマーケティングやシニアビジネスの成功事例を取材しています。

第17回 
トヨタ自動車株式会社
第16回 
大和ハウス工業株式会社
第15回 
株式会社京王百貨店

2021/12/29

「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」を実施

 

「L8020乳酸菌」を通じた歯の健康維持を提唱する、 L8020協議会(所在地:広島市西区商工センター6丁目6番29号)は、全国の50歳以上70歳以下の男女114名を対象に、「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」を実施しましたので、その結果をお知らせいたします。

L8020協議会が実施したインターネット調査の結果、4割以上の方がマスクを着用する生活の中で「お口のネバつき(50.8%)」や「口臭(42.9%)」の悪化を感じていることが判明いたしました。

「お口のネバつき」や「口臭」は歯周病菌が原因であることが多いことから、歯周病菌の中で、最も人体に悪い影響を与えるジンジバリス菌の保菌について検査したところ、50歳以上の2人に1人(54%)からジンジバリス菌が検出されました。

そこで、ジンジバリス菌の保菌者を対象に、口腔内環境改善の効果が期待される「L8020乳酸菌」を摂取することにより、口腔内の菌数にどのような変化が見られるか「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」を実施しました。

広島大学歯学部 二川浩樹教授によって発見された「L8020乳酸菌」は、 むし歯菌・歯周病菌を殺滅し、善玉菌の増加を促すことにより、口内フローラを維持して口腔内環境の改善に効果があることがこれまでの研究で明らかにされています。

調査の結果、起床後歯磨きをして、2時間後に採取した唾液の菌数と、L8020乳酸菌含有製品を2週間使用し、14日目の夕食前に採取した唾液の菌数を比較したところ、製品を使用してない人は菌数に有意差がなかったのに対し、製品を使用した人は、ジンジバリス菌が有意に約44%減少したことが分かりました。

本調査結果に対して、広島大学歯学部 二川浩樹教授から見解を伺うと共に、「L8020乳酸菌」の効果に関して改めて解説いただきました。

 

■「L8020乳酸菌摂取におけるジンジバリス菌への影響に関する研究」概要

査期間:2021年9月17日(金)~2021年11月19日(金)
調査方法:唾液によるPCRインベーダ法により菌数を検査
調査対象:口腔内にジンジバリス菌が認められる50歳~70歳未満の男女114名(平均年齢55.5歳/中央値55.0歳)

<選択基準>

  • 50歳以上70歳未満(性別不問)
  • 口腔内にジンジバリス菌が認められる方
  • 歯周病、もしくは歯周病が気になる方
  • 1年以上、歯科医院に通院していない方
  • マスク着用時に口腔内のネバつきのような不快感がある方
  • L8020関連製品を使用したことがない方
  • 外出時もしくは家庭内において1日あたり必ず5時間以上本研究で支給されたマスク(不織布タイプ)を着用できる方

<除外基準>

  • 総入れ歯の方
  • 5本以上の部分入れ歯を使用している方
  • 乳製品にアレルギーのある方

検査方法:1回目 起床後歯磨きをして、2時間後に唾液採取
     2回目 1回目と同日に5時間以上マスクをして、夕食前に採取(昼の歯磨きは行わない)
     3回目 製品を14日間使用後、14日目の夕食前に採取(昼の歯磨きは行わない)
割付方法:製品群1.、製品群2.、製品群3.、コントロール群のいずれかに1:1:1:1の割合でランダムに割りつけ。

<製品群>

  • 1. L8020乳酸菌含有ヨーグルト/対象者:29名
    使用の方法:1日1個を目安に朝もしくは昼に摂取。
  • 2. L8020乳酸菌含有タブレット/対象者:26名
    使用の方法:1回1粒を目安に、 口の中で5分以上なめて摂取。
  • 3. L8020乳酸菌含有ハミガキジェル、 洗口液/対象者:29名
    使用の方法:歯磨きジェル 朝、 晩の歯磨きの際に適量(約1cm)を歯ブラシにとり、歯及び歯ぐきをブラッシング。
    洗口液 朝、晩の歯磨きの後に適量(約5mL)をコップに入れ、口に含んで20秒ほどすすぐ。
  • 4. コントロール群(L8020乳酸菌含有製品を使用しない)/対象者

 

■研究結果

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1回目(起床後歯磨きをして、2時間後に唾液採取)と3回目(L8020乳酸菌含有製品を14日間使用後、14日目の夕食前に採取した唾液の菌数(昼の歯磨きは行わない))の口腔内ジンジバリス菌数を比較したところ、製品を使用してないコントロール群は菌の増減率に有意差がないのに対し、L8020乳酸菌摂取群(製品群)の3回目保菌数は56.3%となり、1回目の保菌数に対してジンジバリス菌が有意に43.7%減少したことが分かりました。

※対象者の菌数平均の前後比
※製品群:製品群1.2.3.のトータル結果

 

■ジンジバリス菌( Porphyromonas gingivalis )とは

10~20種類ほど確認されている歯周病菌の一種で、数百種類いると言われている口腔常在菌の中で最も強い病原性を示します。

歯と歯茎の隙間に付着した歯垢(プラーク)内で、ジンジパインというタンパク質分解酵素を産出し、周囲の糖やタンパクなどを取り込み増殖します。やがて歯周組織内部に潜り込み、ジンジパインにより歯肉などのタンパク質で出来た歯周辺組織を破壊し炎症(歯周病)を引き起こします。

また、ジンジバリス菌のもつリポポリサッカライド(LPS)という内毒素は歯周組織の炎症を亢進するだけでなく、糖尿病や非アルコール性肝炎、動脈硬化症などの全身疾患を増悪させることが知られています。

近年、このジンジバリス菌のLPSによって脳内へのアミロイドβの沈着が促進され、アルツハイマー型認知症を発症させているという研究結果(※1)も発表されています。

このようなジンジバリス菌はメルカプタンや硫化水素を排出して、悪臭を放ち口臭の原因にもなります。

(※1)世界初ヒト歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることが判明~歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与解明の新展開~

 

■広島大学歯学部 二川浩樹教授の見解

今回の調査を受けて

ジンジバリス菌はリポポリサッカライド(LPS)という内毒素を持っており、ジンジバリス菌だけでなく遊離したLPSが糖尿病、動脈硬化症、非アルコール性肝、アルツハイマー型認知症、関節リウマチなど多くの全身疾患を憎悪させることが知られています。歯周病菌の中でも最も全身疾患との関連が報告されているジンジバリス菌に注目して今回の研究を行ってきました。

これまでL8020乳酸菌の生菌によってジンジバリス菌の口腔内保菌を減少させるだけでなく、LPSを不活性化できる成分も含まれていると、エビデンスとして出されていますが、今回の研究ではL8020乳酸菌の代謝物を応用した製品によっても効率的にジンジバリス菌を減少させることができるという新しい知見が得られたと考えています。

ただし、製品を使用していないコントロール群においても、有意差は出ていないものの減少傾向が見られました。これに関しては、研究に参加することでオーラルケアに関心を持ち、いつも以上に丁寧にケアする人が多いことが予想されます。このような現象はホーソン効果と言われる現象で、それはそれでオーラルケアへの関心が向けられたということでよい傾向だと言えるでしょう。

 

「L8020乳酸菌」の摂取と一般的な殺菌剤を使ったオーラルケアの違いに関して

腸内と同様に口腔内にも口内フローラと呼ばれる常在微生物叢が存在して、我々の口腔の健康を守っています。殺菌剤は非特異的に殺菌作用を示すので、繰り返し使用によって常在微生物叢が破壊され、善玉菌まで殺滅されることが懸念されます。

L8020乳酸菌の代謝物の抗菌性は特異的で、歯周病菌やミュータンス菌のような悪玉菌に効果があり、善玉菌を守る作用があります。ですので、継続使用によって口腔内が善玉菌優位になることが期待できます。

 

■関連動画

 


■「L8020乳酸菌」とは

口腔内には、腸内以上に多種類の微生物、通常700~800種類の微生物が生息しています。は口腔内微生物叢、またはオーラルフローラ(Oral flora;口の中のお花畑の意味)や口内フローラと呼ばれています。

口内フローラは腸内フローラと同じく悪玉菌と善玉菌が混在していますので、プロバイオティクスを口内フローラに対しても適用することで、むし歯や歯周病のリスクを抑えることができます。

特に歯周病は全身疾患の助長因子となることでよく知られています。歯周病菌やその毒素によって2型の糖尿病、動脈硬化症、関節リウマチ、非アルコール性肝炎などが悪化することが知られていますし、最近では歯周病菌の毒素によってアルツハイマー病が進行することもエビデンスとして出されています。

さらには、妊婦さんにとって歯周炎は早産や切迫流産のリスクが高くなることが知られています。

この一方で、ミュータンス菌と言われるむし歯菌もお父さんやお母さんから子供へと感染するため、離乳食が始まる頃からのオーラルケアは非常に重要です。さらにこのむし歯菌の一部(cnm遺伝子を持ったミュータンス菌)が脳出血の原因になっていることがわかってきています。

このように口の中にいる悪玉菌がむし歯や歯周病だけでなく、多くの全身疾患と関わっており、日頃から口腔内の悪玉菌を減らし善玉菌が優位な状態を作っていくのが健康な生活には欠かせないことです。

「L8020乳酸菌」は、むし歯菌・歯周病菌を殺滅する効果があり、歯周病菌の中で、最も人体に悪い影響を与えるジンジバリス菌が持っている毒素であるリポポリサッカライド(LPS)を不活性化する作用を持った、口腔環境の改善に効果のある乳酸菌です。健康な生活のためにも L8020乳酸菌の製品群を活用していただければと思います。

 

■二川浩樹氏プロフィール

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二川浩樹(にかわひろき)歯学博士
広島大学大学院 医系科学研究科 口腔生物工学研究室

【略歴】
昭和36年12月 広島市生まれ
昭和61年 広島大学歯学部 卒業
平成2年 広島大学大学院歯学研究科修了 歯学博士
平成10年 広島大学歯学部附属病院講師
平成17年 広島大学歯学部 教授
平成21年4月~ 広島大学大学院 教授


【受賞】
平成25年4月16日 平成25年度文部科学大臣表彰 科学技術賞
平成26年11月10日 広島大学学長表彰
令和3年3月18日 「ジャパン・レジリエンス・アワード」「STOP感染症大賞最優秀賞」

【所属学会と主な役職など】
日本補綴歯科学会 理事、指導医、専門医/日本組織培養学会 理事/日本歯科技工学会 監事(前会長)
日本歯科理工学会 評議員・Dental Material Senior Adviser/日本口腔科学会 評議員
日本防菌防黴学会 評議員/日本デジタル歯科学会 評議員

【主な著書】
単行本
『義歯の洗浄』(デンタルダイヤモンド社 2002年 ISBN 9784885107979)
『歯科口腔抗菌考』(メディア株式会社 2015年)
分担執筆
『聞くに聞けない補綴治療100』第4章コンプリートデンチャー、総義歯のホームケアとプロケア(デンタルダイヤモンド2019年)
『抗菌・抗ウイルス剤の最新動向』第5章 抗菌・抗ウイルス剤最新情報 2固定化抗菌・抗ウイルス剤Etakの特性とその抗菌・抗ウイルス効果(シーエムシー出版 2021)」

 

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■参考

【NEWS RELEASE】(2021年9月24日)「マスク着用による口腔内環境に関する意識調査」

【NEWS RELEASE】(2021年11月11日)「マスク着用による口腔内不快感およびL8020乳酸菌使用によるその改善に関する調査」を実施

【NEWS RELEASE】(2021年12月3日(金)「口腔内のジンジバリス菌保菌検査」を実施
50歳以上の2人に1人がジンジバリス菌(歯周病菌)を保菌

sub1 ジンジバリス菌の保菌率


50歳~70歳未満の男女226名(平均年齢56.0歳/中央値55.0歳)を対象に唾液によるPCRインベーダ法により起床直後の菌数を検査したところ、121名(54%)からジンジバリス菌が検出されました。

 

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■L8020協議会とは

「L8020乳酸菌」を通じて、厚生労働省や日本歯科医師会が推奨している、「満80歳で自分の歯を20本以上守ることを目指した8020運動」に貢献したいと考え、2014年に発足。二川教授が会長となり、「L8020乳酸菌」を使用して製品化・販売を行っている企業21社が参加しています。

ホームページ:http://l8020.info/index.html

 

 


 

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■本件に関する問い合わせ先■
L8020協議会PR事務局((株)イニシャル内) 担当/青木・遠藤・倉田・三木
TEL:03-5572-7332
Mail:l8020-pr@vectorinc.co.jp

福祉車両ウェルキャブの
「普通のクルマ化」を目指した開発

製品企画本部 吉田氏 国内商品部 大野氏 広報部 堀野氏

 

世界トップクラスの自動車メーカー、トヨタ自動車(株)は福祉車両をWelcab(ウェルキャブ)と呼んでいます。Welfare(福祉)、Well(健康)、Welcome(温かく迎える)+Cabin(客室)  「すべての方に移動する自由を」のコンセプトを基に、お身体の不自由な方や高齢の方はもちろん、介護する方にとっても快適で安全なクルマをご提供できるよう、様々なウェルキャブを開発しているトヨタ自動車。今回は国際福祉機器展にて、2015年12月21日より発売予定の新開発「助手席回転チルトシート車」を中心にトヨタ自動車のウェルキャブ開発への思いをお聞きしました。

2016年3月 取材

シニア ビジネス シニアマーケット

Q.ウェルキャブ新車両「助手席回転チルトシート車」とはどのような車両ですか?

ウェルキャブには大きく分けて3つの種類があります。
車いすのまま乗り込むことができる「車いす仕様車」、お身体の不自由な方ご自身の運転をサポートする運転補助装置「フレンドマチック取付専用車」、座席への乗り降りをサポートする機能を装備した車両の3つです。

「助手席回転チルトシート車」は文字通り助手席が回転し、チルト(傾けること)により乗り降りをサポートする車両です。シートを手動で車両の外側へ回転させ、さらにチルトすることで従来のシートよりも立ち上がる際の体重移動が楽になり、足腰への負担を軽減できます。
そして介助する方が最も力を使うであろう引き起こす動作がほとんど必要なくなります。介助される方だけでなく介助する方にも優しい車両なのです。

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Q.助手席回転チルトシート開発にはどのような背景があるのでしょうか?

本年12月21日より発売予定の新しいウェルキャブ「助手席回転チルトシート車」の開発は、いま日本が抱えている超高齢社会の問題へトヨタ自動車としてどのように取り組んでいくべきか考えるところから始まりました。

後期高齢者(75歳以上)の人口は、2010年に1,407万人、2025年には2,179万人と15年間で人口は1.5倍になると言われています。介護を必要とする人口が増えるのに対し、支える側の若者は減少し、2010年には1人の後期高齢者を5.4人で支えていたのが、2025年には3人で支えることになり、負担は約2倍になります。

医療費や介護費の拡大も予測され、このままでは破たんが危惧されるため国は政策の見直しの1つとして、在宅介護を中心とした制度改革を進めようとしています。

その結果、在宅介護サービスの利用者は2011年の300万人から2025年には約500万人に増え、実に総人口の4%にもなると予想されます。

こうした状況から、高齢者の在宅介護が増えることで「閉じこもり」の増加が心配されます。在宅高齢者は身体的機能の低下や活動意欲の低下、家族環境の変化などから家に閉じこもりがちになります。日常生活が非活動的になることで廃用症候群を発症、やがて寝たきりになり要介護者に進行しがちです。

高齢者本人の幸せのためにも、家族の介護負担を減らすためにも「閉じこもり」のない生活が重要です。自動車会社として、より高齢者が外出しやすい車両を提供することで高齢者の閉じこもりを少しでも減らし、いつでも気軽に出かけて欲しいという思いから、「助手席回転チルトシート車」を開発しました。

シニア ビジネス シニアマーケット
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Q.助手席回転チルトシート車はどのような点で「介護負担の少ないクルマ」なのですか?

まず1つ目に、普通の駐車場スペースで使用できることです。既存の助手席への乗り降りをサポートする車両「助手席リフトアップシート車」は、例えば杖を使う高齢者が立ち上がるとき、頭が車両側面から110cmまで張り出します。

そのため車いすマークの駐車場以外では十分な幅を確保することができず、使用することができませんでした。

それに対して新開発の「助手席回転チルトシート車」は乗り降りの際に必要なスペースが、車体から最低45cmと大幅に小さくなったため、一般車両と同じ駐車スペースで使用できるようになりました。福祉車両を使用しているという感覚が薄れるのと同時に“よりたくさんの場所で人目も気にせずに使用できる”ということに繋がったのです。

そして2つ目に、雨の日にも使用しやすいことです。

上記でも述べたように車体から最低45cmのスペースのみで乗り降りできるということは、車体から出てくるシートの面積が小さくて済みます。

乗り降りをサポートする際に介助される方に傘をさしてあげると、シートも雨からカバーすることができます。そうすると人もシートも濡れずに済むのです。

シートを車内へ戻す時間も、既存の「助手席リフトアップシート車」では40秒かかったところを、新設の「助手席回転チルトシート車」では片手の操作で3秒と大幅に改善され、雨の日にも使いやすい車両が実現しました。

この2つの点により「介護負担の少ないクルマ」となりました。

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Q.2014年から取り組まれている「普通のクルマ化」について教えてください

重ね重ねになりますが、高齢者の人口の割合が増え、在宅介護が進んでいるということは、福祉車両を必要とする方が増えるとも言えます。

ですが実際に介護をする年数が5年ほどというデータもある中で、介護が必要になった親のために福祉車両を購入しても、介護のために5年使用したのち、残った家族で使用するには使いづらい、短い期間だけのための購入はもったいないなどの理由で購入をあきらめる方もいます。

ですが、“親孝行をしたいその気持ちを諦めてほしくない”と私たちは考えました。

健常者のみで使用する際にも使いやすい、福祉車両と一般車両の隔たりを如何に無くした、介護される方にも介護する方にも優しいクルマの実現を試みました。

まだまだ世の中では福祉車両は特別なもの、大袈裟なものだと思われがちです。

歳を重ねてきて足腰が少し弱ったくらいで福祉車両なんて…、という声も聞いております。

そんな方にウェルキャブを福祉車両ではなく、標準車の1グレードとしての捉え方をしてもらえるようになれば、使用することがもっと身近になると思います。

私たちは“使いやすいクルマとは何か”を研究し改善することが、福祉車両の普及につながると考えています。人にとって使いやすいとは、機能性や用途だけでなく気軽さも重要なことです。

高齢者の人口の割合が増え、福祉車両の需要が増えれば、福祉車両をもっと気軽に導入できる環境が必要です。 今後もさらに「普通のクルマ化」を進めて、ウェルキャブをもっと気軽に取り入れるマーケットづくりが重要になってくると思います。

Q.福祉車両の購入を考える際に重要なことのひとつに「価格」があると思いますが、コストへの工夫はされていますか

シニア ビジネス シニアマーケット

 まず新設の「助手席回転チルトシート車」は手動で動かすという点で、リモコンで自動作動する「助手席リフトアップシート車」よりもコストが低いです。

さらに今取り組んでいるのが、ベース車を製作する段階から要件を織込むことです。

例えば後方の屋根を下げることにより、デザイン性はスポーツカーのようでカッコよくなりますが、下げてしまうと車いすで乗り入れることができなくなってしまいます。

そこで、初めからデザインに制約をかけ、ベース車の製造ラインを一般車両と同じにすることで、コスト削減ができます。

その他にも、車いすスロープ車には乗り入れをしやすくするために車体後方の高さを下げる「エアサス」という機能があります。この機能を後付しやすい構造を、一般車両としてのベース車両に取り込むよう、開発を同時に進めています。

しかし、福祉車両独自の機構に関しましては、数量が増えないことにはこれ以上コストを削減することは難しくなってきています。その点で、より多くの方へウェルキャブを普及させることが課題になります。

Q.今後、シニアに向けてどのような展開をお考えですか?

車両の開発はもちろんですが、新しい動きとしましては既存車両に取り付けることができるフレンドリー用品に力を入れております。

主に一般車両に取り付けることで、乗り降りのサポートをしたり、走行中の車内でも安心して乗車いただけるようなアイテムを取り揃えております。

既存車両へ取り付けするタイプですので費用も抑えられますし、福祉車両の購入までは至らないという方にぜひ体験してみて欲しいです。高齢者の方はカーブや段差を走行する際、体重を支えきれず少しの揺れでも不安に感じる方もいます。そういった不安を解消できるのが新型シエンタから投入した「フレンドリー用品」です。

例えば「アシストグリップ」は助手席の後方に取り付けたグリップを、セカンドシートへ座った高齢者が掴み、姿勢を維持することができます。そうすることで安全で安心な乗り心地を体感していただけます。

さらに手すりの替わりにもなるので、車両への乗り降りもサポートすることができます。その他にも楽にシートベルトを装着できるアイテムや、車体の揺れから上体を抑えるためにシートにパットを取り付けるなど、現在9種類のアイテムをご用意しております。

福祉車両など新技術の開発はもちろんですが、それだけではなく、どうすればすべてのひとが「移動する自由」をもっと身近に感じ、楽しく出かけられるクルマになるかを考えることで、介護される方はもちろん、介護する方にも快適で安心なクルマをこれからも提供し、暮らしをサポートしつづけていきます。

トヨタ自動車株式会社ホームページ 
http://toyota.jp/

トヨタウェルキャブ(福祉車両)ホームページ 
https://toyota.jp/welcab/


 

シニアライフ総研®では、シニアマーケットやシニアビジネスに参入している企業・団体・行政などが、どのような商品やサービスを展開し、どこをターゲットとして、どのようなペルソナ設定で戦略設定から事業運営を図っているのかなど、シニアマーケティングやシニアビジネスの成功事例を取材しています。

第16回 
大和ハウス工業株式会社
第15回 
株式会社京王百貨店
第14回 
株式会社円谷プロダクション

2021/12/29

異業種から介護業界へ人材が入職、希望就業形態の意識にも変化

 

株式会社エス・エム・エス(本社:東京都港区、代表取締役社長:後藤夏樹、東証一部、以下「当社」)は、運営する介護で働く人のためのスクール「カイゴジョブアカデミー」の講座申し込み者と卒業生を対象とした新型コロナウイルスの影響に関するデータ調査を実施しました。

 

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【調査概要】

▼調査結果(1)

  • 調査対象者:カイゴジョブアカデミー講座申し込み者(n=14,700)
  • 比較期間:2019年4月~2020年3月と、2020年4月~2021年3月のデータを比較(※1)

▼調査結果(2)~(4)

  • 調査対象者:申し込み者のうち講座を受講し卒業後、介護業界へ就業した者(n=1,839)
  • 比較期間:(3)と(4)については、2019年4月~2020年3月と、2020年4月~2021年3月を比較。就業時に取得したデータを比較

※1:2020年4月~5月の期間、カイゴジョブアカデミーの講座は休講。

 

【調査結果の詳細】

(1)講座申し込み者数

前年同期比で約1.2倍

2019年4月~2020年3月と、2020年4月~2021年3月を比較したところ、講座申し込み者数は、 約1.2倍となった。

 

(2)講座申し込み時の就業状況

2020年4月に発出された第一回目の緊急事態宣言(※2)の前後約4か月間、「離職中」の人の講座申し込みが増加傾向

講座を受講後に介護業界へ就業した人の、講座申し込み時点の就業状況を確認したところ、 2020年3月から6月までの約4か月の間、「離職中の人」の講座申し込みが「何らかの仕事に就いている人」より増える傾向となった。

※2:第一回目緊急事態宣言は、2020年4月7日から2020年5月25日にかけて発出

 

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(3)希望就業形態

「常勤」が減り、「非常勤」「こだわらない」が増加

講座を受講後に介護業界へ就業した人へ、講座申し込み時に、 介護職として就業する際の希望就業形態についてどう考えていたか、「常勤」「非常勤」「こだわらない」の3択で質問した。

結果、前年同期比で「常勤」が減り、「非常勤」と「こだわらない」が増加しており、「常勤」の人の就業形態の意識に変化が生じた可能性がある。

 

(4)介護業界入職前の就業業界

前職が「事務職・管理職」「接客・サービス」「営業」「販売」の人が増加傾向

講座を受講後に介護業界へ就業した人の前職の業界について比較した結果、「事務職・管理職」「接客・サービス」「営業」「販売(スーパー、 ンビニエンスストア)」の人について増加傾向がみられた。

 

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※「新型コロナ禍影響の実態調査」に関する記事はこちら

 

【調査結果についてカイゴジョブアカデミー担当者の見解】

新型コロナウイルスの影響により、業績が悪化した異業界から介護業界へ入職する方が増えました。また幅広い年代の方々が受講している実態もあります。介護業界は雇用の安定性が高く、将来的に就職・転職で困ることが少ない業界です。

一方で介護業界から人々が離職してしまう理由の一つに、職場の育成環境が整っていないことが挙げられます。しかし、就業前にあらかじめ資格を取得することで、受講生の方々は、介護についての基本的な知識や考え方、問題解決の方法を得ることができます。

またスクールで職場以外の相談相手を作ることも可能となります。これらにより、生の就業後の不安解消や、介護業界での仕事の満足度向上につなげることができ、結果として離職防止につながります。

介護業界での就業を目指す無資格の方は、介護の基礎知識を得てから現場に出られるほか、介護仲間の横のつながりもできるため、介護業界での就業のスムーズさを考えると、初任者研修などの資格を取得してから就業することがおすすめです。

当アカデミーでは、資格取得の支援を通じて、介護業界へのスムーズな就業や定着をサポートしています。

 

【カイゴジョブアカデミー卒業生の声】

■介護業界への入職理由

  • 父が認知症で入院していたことや、前職で障がいがあるスタッフと関わっていく中で、高齢者介護や障がい福祉の仕事がしたいと考えるようになったため。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)
  • 将来性のある環境だから。(40代・男性・アパレル/保険の下請け事務からの入職)
  • 介護職は、利用者の近くにいる存在として、生活を支えている点が魅力に感じました。自分自身がやりたいことに近かったため、 介護職に就業しようと思いました。(30代・女性・接客業からの入職)
  • 学生の頃に体験で特養に行き、「ありがとう」と言って貰えたから。(20代・男性・運送業からの入職)


■資格を取得してから就業して良かったこと

  • 現在就業している施設ではフラットシーツを使用しているため、外三角折りを習っていて役に立ちました。オムツ交換もまだ時間はかかりますが、実習通りに行なうと左右対称に仕上げることができます。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)
  • カイゴジョブアカデミーの授業を通じて、介護職の基礎知識を身に着けることができました。トイレ介助やベッドからの移乗介助など、利用者の体に触れ、間違いがあると転倒や怪我のリスクにつながるようなことも、「なぜそうするのか」という仕組みを学ぶことができたため、実際に就職して業務に取り組む中で、利用者に最善の方法で介護をすることができていると感じています。(30代・女性・介護業界で就業中に取得)
  • 多少異なることもありますが、断然良かったです。スキルももちろんですが、介護する上での考え方を知って業務に取り組むのは全然違う。(40代・男性・アパレル/保険の下請け事務からの入職)
  • 学校で習ったことが、仕事する中で「これ習った、これ習った」と沢山出てくる。(50代・男性・IT/広告業界からの入職)
  • 勉強をして、知識が少しでもあったおかげで、根拠を考えながら介助にはいることができ、認知症の症状も理解して利用者と接することができました。(30代・女性・接客業からの入職)

 

■介護業界で働いてみて感じたこと

  • 毎日何かしら変化が起こるため忙しくはありますが、マンネリ感がなくやり甲斐があります。(50代・女性・ビルメンテナンス業界からの入職)
  • きつい・汚い・臭い「3K」と言われるが、自分の場合それでやめたいと思ったことは一度もない。(40代・男性・アパレル/保険の下請け事務からの入職)
  • 就業前は大変な仕事だと思っていたが、想像していたより本当に大変な仕事だと実感しています。ですが、その分「ありがとう」と直接感謝を伝えてもらえる点や、利用者と関わっていく中でその人の変化や自立の維持や向上に携わることができ、やり甲斐を感じます。 (30代・女性・接客業からの入職)
  • 3Kと言われているけれど、良い意味での3Kを見つけることができた(感動、感激、感謝)。(20代・男性・運送業からの入職)

 

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【「カイゴジョブアカデミー」について】

介護業界未経験の方でも、最短約1ヶ月で介護の知識と技術を習得可能。介護職員初任者研修や実務者研修などの資格取得から就職まで、キャリア形成を幅広くサポートします。

・開始:2015年10月
・拠点数:東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県内で20校展開(2021年9月現在)
・取り扱い資格数:介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士など6種
URL:https://kaigojob-academy.com/

▼「カイゴジョブアカデミー」関係のお問い合わせ
カイゴジョブアカデミー総合受付
電話:0120-90-1144

 

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【株式会社エス・エム・エスについて】

2003年創業、2011年東証一部上場。「高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける」ことをミッションに掲げ、「高齢社会×情報」を切り口にした40以上のサービスを開発・運営しています。

名称:株式会社エス・エム・エス
所在地:東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
代表者:代表取締役社長 後藤 夏樹
会社設立:2003年4月
資本金:22億8,100万円(2021年3月31日現在)
従業員数:連結3,001人、単体1,949人(2021年3月31日現在)
事業内容:高齢社会に求められる領域を、医療・介護・ヘルスケア・シニアライフと捉え、価値提供先であるエンドユーザ・従事者・事業者をつなぐプラットフォームとしての情報インフラを構築し、40以上のサービスを展開
URL:https://www.bm-sms.co.jp/

 


 

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【報道関係のお問い合わせ】
株式会社エス・エム・エス広報 竹原
電話:03-6721-2404
mail:smsinfo@bm-sms.co.jp

2021/12/29

3月末まで登録月無料提供し自宅でのリハビリを支援

 

リモット(株)(本社:東京都港区、代表取締役:生野達也)は、新型コロナ第6波に伴うコロナフレイルの予防を目的に、自宅でひとりでできるリハビリを支援する日本初の全自動オンラインリハビリ支援システム「ひとりdeリハ」を開発、サービスを開始しました。来年3月31日まで登録月無料提供支援を行います。

 

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新型コロナウイルスの新しい変異株、オミクロン株への警戒が世界中で強まっています。日本でも再び蔓延に転じるようなことあれば、最も心配なのが高齢者や障害のある方たちです。

感染の怖さはもちろんですが、これまで長期間、自宅に閉じこもりがちになっていたことで、仮に感染を免れても、筋力や体力が著しく低下してしまう“コロナフレイル”の脅威にさらされているからです。

フレイル対策にはリハビリが一番です。でも高齢者や障害のある方たちが、自宅で自分だけでリハビリ に取り組むのは困難です。「どうやったよいかわからない」のが実情だからです。

 

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デジタル庁は今、準公共分野である「健康」、「医療」、「介護」のデジタル化を進めています。それに歩調を合わせるように、リモット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:生野達也)は日本でこれまで進んでいなかったリハビリ分野のオンライン化に取り組み、日本初の全自動リハビリ支援システムを開発、特許(第6942932)を取得しました。

このプログラムの基になっているのは、専門家が監修·制作した770本のリハビリ動画です。最初にフロント画面から体の悩みの種類を選択すると、それに応じたリハビリメニューと動画が表示されます。

動画を見ながら実践した後、選択した「リハビリ成果の実感の有無」に応じて次のリハビリ動画が自動に選定されます。この繰り返しによって傍らにリハビリの専門家がいなくても、ひとりで自宅でリハビリを行うことが可能となります。

 

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本サービスは2021年12月14日に開始しました。今回、コロナフレイルの予防支援のために、同日から2022年3月31日まで登録月無料で提供いたします。

 


 

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【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

リモット株式会社
住所:東京都港区六本木7-10-20-101
電話:050-3390-0152
メール:info@re-motto.jp
会社ホームページ:https://www.re-motto.jp
「ひとりdeリハ」:https://hitoride.uh-oh.jp/lp
広報担当:生野達也 携帯:090-7127-3109 

無題

看護師教育支援メディア運営や医療マーケティング支援を行うメディバンクス株式会社 代表取締役社長 勝部 槙介氏。 医療・看護業界の情報・トレンドを掌握しているため、医療・看護業界への新規参入検討時や業界情報収集時のアドバイザーとして招聘が可能です。


取り組み例

  • 医療・看護業界への新規参入時のアドバイザーとしてご採用
    (参入後の商品/サービスの医療従事者へのPR等もお手伝いさせていただきます)

概要シート

20140701【シニアビジネスマッチング】勝部氏_詳細シート

 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

一般企業・施設向け講師
医薬・化粧品・トイレタリー
業界講師
シニア向け
フィジカルトレーニング

企画・プランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問合せください。

お問い合わせはこちらから

2021/12/29

見守りや買い物支援での活用の可能性も

 

スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売している株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役・梶原健司、以下「チカク」)は、福祉用具に関する調査研究及び開発等を行う公益財団法人テクノエイド協会(東京都新宿区、理事長・大橋謙策)が厚生労働省から受託した「福祉用具・介護ロボット実用化支援等一式」の一環として行う「介護現場と開発企業の意見交換実施事業(以下、「意見交換実施事業」)」において、開発中の「テレビ電話機能付まごチャンネル」の介護施設で活用の可能性及び必要な改良点等について意見交換を実施いたしました。

 

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現在、チカクでは、インターネット環境がなく、ITが苦手な高齢者でも自宅のテレビで簡単にテレビ電話をお楽しみいただける「テレビ電話機能付まごチャンネル」の開発を進めており、介護現場の意見をサービス開発に活かしていくために、公益財団法人テクノエイド協会「意見交換実施事業」に参加させていただきました。

「意見交換実施事業」は、介護現場のニーズに適した実用性の高い製品開発が促されるために 開発コンセプトの段階(実機不要)や開発中(試作段階)の介護ロボット等について、介護現場での自由な意見交換を行い、当該機器等の課題や改良点及び効果的な活用方法等について話し合いを行う事業です。

今回、意見交換を実施した事業所は以下の3事業所です。

1. 社会福祉法人シルヴァーウィング 戸山いつきの杜(東京都新宿区)
2. 社会福祉法人ケアネット 特別養護老人ホーム陽だまり(神奈川県海老名市)
3. 日本基準寝具株式会社(広島県広島市)

 

3事業所はそれぞれ、小規模多機能型居宅介護(社会福祉法人シルヴァーウィング)、特別養護老人ホーム(社会福祉法人ケアネット)、サービス付高齢者住宅(日本基準寝具株式会社)の事業を営んでおり、各事業の観点から「テレビ電話付まごチャンネル」への意見をいただきました。

 

■社会福祉法人シルヴァーウィング 戸山いつきの杜

「当施設では家族の転勤により、独居高齢者の方も多くいらっしゃいます。『テレビ電話機能付まごチャンネル』の利用により、独居で引きこもりがちな高齢者のコミュニケーション量が増加することで、認知機能の低下やうつなどの症状を未然に防ぐことができるのではないかと感じました。

独居になるとうつ症状に陥りやすく、食事も取らなくなります。テレビ電話であれば、家族にもやせた状態を直接伝えやすくなると思います。 ただ、認知症の症状があると、テレビのリモコンのどこを押していいのかがわからなくなる可能性があり、押しボタン1つで会話ができたり、ボタン部分が光ったり、認識しやすくする工夫が必要と思います」

 

■社会福祉法人ケアネット 特別養護老人ホーム陽だまり

「現在、ビデオ会議用のアプリで、オンライン面会を実施していますが、日程調整してURLを発行するなど職員の負担も多く、また、ご家族が音声やビデオのミュート解除ができずに、電話でアプリの使用方法を説明することが多々あるなどの課題がありました。その意味で『テレビ電話機能付まごチャンネル』の操作は予想以上に簡単で、魅力的だと思います。

また、買い物支援等での活用だけでなく、常時見守りカメラ機能があれば、定期巡回サービスにも活用でき、不要な訪問を減らせ、職員の負担軽減につなげられるのではないかと思います」

 

■日本基準寝具株式会社

「比較的認知能力があり、操作ができる利用者という意味で、サ高住での活用の可能性を感じました。ただし、サ高住はWi-Fiが完備されている施設も多く、Wi-Fiモデルが望ましいと思います。

一方で、訪問系のサービスにおいては、誤発報による不要な訪問も多々あるのが現状で、テレビ電話により職員の負担も減らせるのではないかと思います。

また、買い物支援にも活用できそうで、金銭管理能力維持にも役立つと思われます。在宅での利用では、難聴の方もいることから、パドライトと連動したり、振動するなど音声だけでない知らせ方の工夫が必要かもしれません。

では医療との連携も課題で、医師に体温、血圧、症状を伝えても、なかなか伝わりにくいこともあります。テレビ電話だと表情や発語の状況も伝えられ、医療とも連携しやすく、介護職員の精神的な負担も軽減できるのではないかと思います」

 

今回の意見交換実施事業を通じて、介護サービス利用者の難聴やリモコン操作への課題が明らかになる一方、「テレビ電話機能付まごチャンネル」により、利用者のコミュニケーション量が増えることに期待を寄せる声を多くいただきました。

また、見守りや買い物支援での活用についても可能性を見出す意見もいただき、テレビ電話機能を通じて、より大きな社会課題解決への糸口を発見できたと考えています。

今後もチカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するAgeTech(エイジテック)企業として、高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。

 

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■公益財団法人テクノエイド協会

全国唯一の福祉用具に関する公益的ナショナルセンターとして、1987年に設立。
福祉用具の開発推進並びに普及促進、福祉用具関係技能者及び認定補聴器技能者の養成・研修、義肢装具士の国家試験等、障害者や高齢者のための科学技術等を応用した福祉用具に関わる各種の事業活動を行っています。

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■株式会社チカク(まごチャンネル)について

チカクは「シニア・ファースト」を掲げ、高齢者のDXを推進するエイジテック企業です。
第一弾プロジェクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる 「まごチャンネル」を開発・販売しています。

株式会社チカク: https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル: https://www.mago-ch.com/

 


 

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【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社チカク 広報担当 石井
TEL:03-6712-6886(会社代表)
E-mail:press@chikaku.co.jp

392141

「トレーニングを通じて、今よりも幸せに」という理念のもと、加圧&パーソナルトレーニングスタジオ、ボディインプルーブを運営。高齢者の多くが悩まれている「腰痛」や「肩凝り」の根本からの改善手段を提供致します。また、姿勢や柔軟性の改善、衰えてしまった筋肉を取り戻すことにより、実年齢よりも若い見た目を作るトレーニングのレクチャーも提供可能です。多くの高齢者へのトレーニング経験から、高齢者一人ひとりの悩みに対応したトレーニングメニューの提供も可能です。


取り組み例

  • アクティブシニア集客のための、「肩凝り・腰痛改善トレーニング」講習講師(イベントの企画・運営までお手伝いいたします)
  • アクティブシニア向けのオリジナルトレーニング開発の監修

figical二見 正志氏 経歴

大手フィットネスクラブにてマンツーマントレーニング月間最高本数を樹立。2011年千葉県市川市行徳にて、加圧&ボディデザインスタジオBody Improveを開業。月間平均200本のマンツーマントレーニングを提供し、解剖学や生理学、整形外科的知識をもとに、痛みや姿勢、柔軟性の改善などに定評があり、リピート率が非常に高い。
全米ストレングス&コンディショニング協会認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)、加圧トレーニングインストラクター、中学高校保健体育教員免許、日本赤十字社救急法救急員(CPR,AED)、アミノ酸スポーツマイスター

概要シート

【シニアビジネスマッチング】二見氏詳細シート

 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

医師・看護師等 医療従事者
講師派遣
高齢者向け安全運転講師
介護職員向け講習会講師

企画・プランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問合せください。

お問い合わせはこちらから

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認知症や高齢化による運転能力に及ぼす影響など、高齢者の安全運転支援につながる研究を通じ、高齢者が安心して運転を続けられる環境づくりに取り組む、NPO法人高齢者安全運転支援研究会。「認知症」「認知症予防」「高齢者運転」をテーマにした講演会講師としての招聘、商品開発時や商品ツール等の監修としてご採用いただけます。

>>インタビュー記事はこちらから


取り組み例

  • 「認知症」「認知症予防」「高齢者運転」テーマの講演会の講師
  • 認知症対応機能付き商品開発時の監修
  • 「認知症」「認知症予防」「高齢者運転」に関するデータソースの提供

実績

  • 地域包括支援センターでの講演会に講師派遣を行っております。
  • 自動車教習所での高齢者向け講演会/交通安全教室を随時開催しております。

概要シート

【シニアビジネスマッチング】NPO高齢者安全運転支援研究会_詳細シート

 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

アクティブシニア向け
コンサート
孫と参加する
マスクプレイミュージカル
落語コンテンツ

企画・プランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。
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2021/12/29

「認知機能(記憶力・注意力)の維持」と「一時的な不安感の軽減」という2つの機能を持つ機能性表示食品

 

株式会社ファンケルは2022年1月17日(月)から、加齢により低下する「認知機能(記憶力・注意力)の維持」と「一時的な不安感の軽減」という2つの機能を持つ機能性表示食品「BRAINs(ブレインズ)」(30日分:4,980円<税込>)を通信販売と直営店舗で新発売します。

「バコパモニエラ」というハーブから抽出された「バコパサポニン」と、キリンホールディングス株式会社の研究開発から生み出された独自成分「熟成ホップ由来苦味酸」を配合しました。いつまでも前向きに仕事や趣味に取り組む、50代後半から60代の方がターゲットです。

 

<製品特長>

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◆神経伝達物質の増加に アプローチ

加齢により衰えがちな脳の認知機能を維持するためには、脳内の神経伝達物質を増やし、神経細胞間での情報のやり取りを活発にさせることが重要です。

本製品には、加齢により減少する神経伝達物質そのものを増やすと言われる「バコパサポニン」と「熟成ホップ由来苦味酸」を配合しています。

「バコパサポニン」は、記憶力に関わる神経伝達物質「アセチルコリン」を増加させ、その結果「中高年の記憶力」を維持させることが期待できます。

「熟成ホップ由来苦味酸」は、注意力や不安感に関わる神経伝達物質「ノルエピネフリン」を増加させ、その結果、加齢により低下する「注意力の維持」や「一時的な不安感の軽減」にアプローチすることができます。

 

◆小粒で飲みやすい「丸 型 タブレット」を採用

粒の飲み込みが気になり始める年代のため、小粒の丸型タブレットを採用。毎日継続していただけるよう、粒の直径・厚み・丸みを工夫しました。発売前のお客様モニターでも、「粒が小さく4粒でも喉につかえることなく飲み込めた」など嬉しいお声が多数寄せられています。

 

<開発背景>

「人生100年時代」と言われる昨今、「いつまでも自分らしい日々を過ごしたい」というニーズは高まっていると考えられます。しかし一般的に、年齢を重ねると脳機能が低下し、記憶力や注意力の低下、メンタルの不調を引き起こすと言われています。充実した生活を送るために、脳機能を維持することが必要です。

当社が2020年4月に50代から60代を対象に行った「脳に関する調査」では、「人の名前や顔がなかなか覚えられない」などという「認知機能(記憶力・注意力)」に関するお悩みと、「なんとなくやる気が出ない」などという「メンタル」に関するお悩みが多いことが分かりました。

そこで、加齢により低下する「認知機能(記憶力・注意力)の維持」と「一時的な不安感の軽減」にダブルでアプローチする機能性表示食品「BRAINs(ブレインズ)」を開発しました。

約100人を対象にした発売前のモニター調査では、95%以上の方が「今後も継続して摂取したい」と回答されています。平均寿命が延伸するなか、本製品を通じて充実した「人生100年時代」をサポートします。

 

<製品詳細>

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■製品名:BRAINs(ブレインズ)

■発売日:2022年1月17日(月)
■販売チャネル:通信販売・直営店舗
■内容量:120粒
■価格(税込):4,980円<本体価格:4,612円>
■1日摂取目安量:1日4粒

 

 

 

 

 

 


 

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【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社ファンケル 経営企画室 広報部
電話:045-226-1230
FAX:045-226-1202

無題

「セルフメディケーション」をキーワードに医薬部外品や救急箱等の販売、エビデンスを重視した健康食品を開発する、ユニテックメディカル株式会社。配置薬業界で培ったノウハウをベースに、医薬部外品、健康食品のご提供や、新たな商品開発~委託製造までOEM先としてご採用いただけます。


取り組み例

  • 新たな商品開発時に、企画から製造までの委託先として
    (商品化プロジェクトとして商品コンセプト設定からトータルでお手伝いいたします)

実績

  • 健康食品会社様:オリジナル商品の開発~製造まで一貫して委託いただきました。

概要シート

【シニアビジネスマッチング】ユニテックメディカル_詳細シート

 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

医療従事者監修による
新商品開発

企画・プランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。
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2021/12/22

Zoomを使った大規模オンラインイベント「BUNちゃん講演会」

 

株式会社わかるとできる(代表取締役社長:硲弘一(さこひろかず)、本社:東京都渋谷区、 以下当社)は、2021年11月17日(水)に、Zoomを使った大規模オンラインイベント「BUNちゃん講演会」を開催しましたことをご報告いたします。イベントではシニアの方を中心に、日本全国から1,500人以上の方が参加しました。

 

◆BUNちゃん講演会とは

当社の代表取締役社長でもあり、「パソコン教室わかるとできる」の映像講師を務めるBUNちゃん先生と、「パソコン教室わかるとできる」に通学される生徒様の交流を目的としたイベントです。

 

◆Zoomを使ってオンラインイベントを開催した理由

昨今のコロナ禍により、当社で開催していた集合型イベント「BUNちゃん講演会」が中止となっていました。しかし、10年以上教室に通われている生徒の皆様をはじめ、「パソコン教室わかるとできる」の生徒の皆様、卒業された元生徒の皆様はBUNちゃん先生との交流を望んでいました。

また、当社としても生徒の皆様にZoomを利用することで、ITツールの利便性や楽しさを体験していただきたいと思い、2021年はオンラインイベントとして「BUNちゃん講演会」を開催する運びとなりました。

パソコン教室わかるとできるの講座[オンライン通話アプリ(Zoom)講座]や、教室でのイベント学習、自己学習などにより、Zoomの操作を身に付けた生徒の皆様が多くいたため、オンラインイベント「BUNちゃん講演会」を無事に終えることができました。

 

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BUNちゃん講演会内容

・BUNちゃん先生より
・2021年わかるとできるキャンペーン企画紹介
・全国各地の生徒様とBUNちゃん先生との対話

 

Zoomの操作を身に付けてITを身近に感じて欲しい

昨今、ITツールの必要性は益々高まり、その中でもZoom等のビデオ通話サービスの普及は加速しました。
しかし、話題にはなるものの、「使い方」「活用方法」を知らない方が多くいました。
そこで、当社では、2020年に[オンライン通話アプリ(Zoom)講座]を開講し、シニア・パソコン初心者の方でも楽しく分かりやすい授業を制作しました。

 

◆参加者の多くは60歳以上のシニア層

「パソコン教室わかるとできる」に通う生徒の約6割が60代以上のシニア層になります。今回開催したオンラインイベント「BUNちゃん講演会」に参加した方の大半も、60代以上のシニア層でした。

「パソコン教室わかるとできる」の目的であるシニア・パソコン初心者へのパソコン学習機会を増やすこと、IT機器を楽しんで活用していただくことへも繋がり、シニアのデジタル化にも貢献できていると実感しました。

 

◆パソコン教室わかるとできる

「パソコン教室わかるとできる」は、全国に約200教室のパソコン教室を展開し、卒業生徒数90万人以上のパソコン教室です。

WindowsやOffice講座の学習をはじめ、MOS資格対策講座や、パソコンを活用した教室での作品づくり、スマートフォンを学習する講座など、幅広いカリキュラムやイベントを実施しています。

 

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◆会社概要

会社名:株式会社わかるとできる
代表者:代表取締役社長 硲 弘一
設立:平成15年4月16日(株式会社設立)
所在地:〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町7-3 トミーリージェンシー2F
TEL:03-5422-3477
FAX:03-5489-0517
パソコン教室わかるとできる:https://www.wakarutodekiru.com/
コーポレートサイト:https://www.wakarutodekiru.co.jp/

 


 


【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社わかるとできる
企画制作部 古屋敷(ふるやしき)
Mail:info@wakarutodekiru.com
電話:03-5422-3477

 

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介護事業所等に出張し、認知症や障害のある方、高齢者向けに音楽療法にもとづいたプログラムを展開中の株式会社リリムジカ。介護度の制限なく、音楽を通じた参加型プログラムですので、広く高齢者向けコンテンツとしてご活用可能です。更に、より良い環境づくりのための介護現場職員向けの講演会等、講師としてもご採用いただきけます。


>>インタビュー記事はこちらから


取り組み例

  • 広い層にご参加いただける音楽プログラムを、高齢者向けイベント集客コンテンツとしてご提供。 (イベントの企画~運営までお手伝いいたします。)
  • 介護職員向け講習会講師

柴田萌 氏 経歴

株式会社リリムジカ 取締役 共同代表/ミュージックファシリテーター

「誰もが楽しめる音楽の場づくりを通して介護の現場を活性化する」というミッションのもと、介護現場にて認知症や障がいのある方も楽しめる音楽プログラムを実施。実施回数は年間300回以上にも及ぶ。また介護職や地域の人に向けた音楽の場づくり講座等も行っている。

2008年昭和音楽大学音楽療法コース卒業。

日本音楽療法学会認定音楽療法士/ヤマハエレクトーン演奏グレード5級/ヘルパー2級

概要シート

【シニアビジネスマッチング】リリムジカ詳細シート

 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

脳トレ・パズルコンテンツ
シニア向け“癒し”の
音楽コンサート
アクティブシニア向け
日帰り旅行企画

企画・プランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。
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2021/12/22

色付けされた写真を見ながらお話をする「回想法」を通じて心の健康を促進 

 

パレットプラザなどの写真の価値から派生するビジネスを展開してきた株式会社プラザクリエイト(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大島 康広、以下 プラザクリエイト)は、株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一)が運営するリハビリ型デイサービス「レコードブック」において、ご利用者である高齢者がお持ちの古い写真に色をつける“タイムマシンフォト”を2021年11月8日(月)~11月11日(木)に実施しました。 色をつけた写真を見ながらお話をする「回想法」を通じ、 参加者の心の健康を促進しました。

 

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• 開催の背景

総務省統計局の調査によると、日本の総人口(2021年9月15日推計)における65歳以上の高齢者人口は3,640万人となり、過去最多を記録しました。

総人口は前年に比べて51万人減少している一方、65歳以上の高齢者人口は前年に比べて22万人増加し、総人口の29.1%を占めています。総人口を占める高齢者の割合は、1950年から上昇を続けており、2040年には35.3%になると見込まれています。

 

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超高齢社会が進む中、地域や企業は、心身ともに元気に過ごす「健康寿命」を伸ばすことに取り組み、医療や介護負担の軽減を目指しています。

そこで、1988年の創業以来、「パレットプラザ」など地域に根付いた写真サービスを展開してきたプラザクリエイトでは、写真を通じて心の健康を促進するイベント「タイムマシンフォト」を企画しました。

1枚の写真には、まるでタイムマシンに乗って過去に行くように、昔の記憶を呼び起こすパワーがあります。そんな写真の特性を活かし、今回は株式会社インターネットインフィニティーが運営するリハビリ型デイサービス「レコードブック森下」にて、ご利用者がお持ちのモノクロ、セピア、色あせてしまった写真に色付けを行いました。そして、色付けされた写真を見ながらお話をするお披露目会、写真展を行いました。

 

• 写真を使って、回想法を実践

タイムマシンフォト」は回想法を意識して設計されています。回想法とは、懐かしい写真や音楽などに触れながら、過去の経験や思い出を語り合う一種の心理療法です。1960年代にアメリカの精神科医、ロバート・バトラー氏によって提唱されました。

昔のことを話すこと、相手の話から刺激を受けることで、脳が活性化します。また、昔の楽しかった思い出に浸ることで精神的に満たされたり、自分の人生を肯定したりすることができます。

(参照:公益財団法人長寿科学振興財団

 

• 思い出の1枚に、色付けを

参加者から預かったお写真に、プラザクリエイトが1つひとつ色付けを行いました。どのお写真にも、素敵な思い出と、“誰かを想う気持ち”が詰まっていました。

 

夫婦の歴史がはじまった日の1枚

初デートで奥多摩に行ったときの写真。のちに結婚され、何十年も連れ添っているお二人です。

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家族のつながりを感じる1枚

ご自身が1歳のときに逝去されたお母様のお写真をもってきた方もいました。お母さんの記憶はないけれど、色をつけることで、より「やっぱり親子だなぁ」と感じたそうです。

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大切な人の、 大切な1枚

とある男性がもってきたのは、奥様のお父さんを写した1枚でした。昭和22年に、小石川の植物園で撮られたものだそうです。「色をつけて、奥さんを喜ばせたかった」とのこと。

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• 思い出を語り合う「お披露目会」を実施

 

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色をつけた写真を囲み、お披露目会を開催。ご利用者のみなさまに、お写真についてお話いただきました。この日の登壇者は、ご夫婦で参加されたお二人です。奥様がもってきたのは、当時2歳だった娘さんと撮った写真でした。

 

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「この時は、子どもがまだ小さくて不安だった。でも、今はなつかしくて戻りたいね」と微笑んでいました。また、「今のようにビルもなくて、家は羽目板だった」とお話されていました。まわりの方からは、「きれいな写真ね」「歴史を感じますね」とコメントが寄せられました。

 

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旦那様は、今回の参加者では最年長となる99歳。色付けをした写真は、80年前の19歳のときに撮られたものでした。当時は戦争中だったので、「さみしい気持ちを抱えていた」と振り返ります。会場からは「ハンサムですね」「かっこよくてうらやましい」などの声が上がりました。

 

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色付けた写真は掲示し、写真展も開催しました。「これはなんの写真?」「このお洋服、なつかしいね」など、写真を見ながらたくさんの会話が生まれていました。

写真に色をつけて新たな命を吹き込むことで、記憶がひも解かれ、より鮮やかに懐かしい日々がよみがえったようです。参加者のみなさまには、色付けをした写真と共に、家族や友人に送れるカードセットをプレゼントしました。

 

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• レコードブック森下 コメント

レコードブックでは、運動の機会を提供し、ご利用者の心身の健康を促進しています。普段からご利用者同士、ご利用者とスタッフの対話を大事にしているので、写真を見ながら会話が広がる「タイムマシンフォト」の企画に賛同しました。

色がついた写真は想像していた以上の出来栄えで、皆様とても驚かれ、感動している姿が非常に印象的でした。また、今回写真を提出していないご利用者からも、色付けされた写真を見たり当時のエピソードを聞いて、自分も昔のことを思い出すことができて良かったなどの声を多くいただきました。

私たちスタッフにとってもご利用者の新たな一面を知ることができたり、写真のエピソードが今のお人柄に通じていると感じてほっこりすることができた、とても楽しい企画でした。

 

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レコードブックとは

「レコードブック」は、主に介護保険の要支援や要介護1、2といったご利用者を対象に、健康寿命延伸を目的とした機能訓練運動を提供する3時間のリハビリ型デイサービスです。

「本格的な運動指導サービス」を「介護を感じさせない空間」で「ホスピタリティ」あふれるスタッフと共に過ごすということをコンセプトに、これまでの介護施設のイメージから脱却したリハビリ型デイサービスとして運営しています。

・レコードブック https://www.recordbook.jp/

 

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• 「みんなの広場をつくる」を掲げる、 プラザクリエイトのCSR活動

「みんなの広場をつくる」をコーポレートビジョンに掲げるプラザクリエイトでは、今後も地域社会の幸せ拡大活動を推進してくれるパートナーとの協業の可能性を追求して参ります。そして事業や社会貢献活動を通じ、豊かな人と人とのつながりを増やしていきます。

会社名  :株式会社プラザクリエイト
本社所在地:〒104-6027東京都中央区晴海一丁目8番10号 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワー X棟 27階
代表   :代表取締役社長 大島 康広
設立   :1988年3月
事業内容 :写真・映像・通信に関する事業
URL   :https://www.plazacreate.co.jp/

※ 企画は、感染防止対策をしながら実施しています。

 


 

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。

【本件に関するお問い合わせ先】

プラザクリエイト 広報室: koho@plazacreate.co.jp

2021/12/22

旅番組メディア「らくらく湯旅TV(ティーヴィー)」を2021年11月18日(木)に開設

 

日本最大級のシニア向けSNS「らくらくコミュニティ」を運営するFCNT株式会社(本社:神奈川県大和市、代表取締役社長 高田克美、以下FCNT)は、観光地や宿の魅力を最大限に引き出しご紹介する旅番組メディア「らくらく湯旅TV(ティーヴィー)」を2021年11月18日(木)に開設しました。

また、開設に伴い、温泉・旅の情報メディア「らくらく湯旅」において、緊急事態宣言解除後のシニアの「旅行に関する意識アンケート調査」を行いました。

この調査で得られた結果も踏まえ、「らくらく湯旅TV」では、観光地や宿に興味のある人々に現地の魅力や取り組みを伝え、安心して旅行に出かける人を増やすことを目指します。同時に、さまざまな状況下において、お客さまへおもてなしを行っている観光地や宿を応援するためのコンテンツづくりを目指します。

FCNTは、「らくらくコミュニティ」の運営、多様な分野における専門企業とのコラボレーションによる「体験創造型事業」の提供、そして「らくらく湯旅」や「らくらくまめ得」を通じ、一人ひとりが安心して生き生きと暮らせる未来のために新たな価値を創造してまいります。

 

[らくらく湯旅TVの概要] 

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  • 名 称 らくらく湯旅TV(ティーヴィー)
  • 開始日 2021年11月18日(木)
  • 対象者 温泉・旅に興味を持つ大人世代
  • 内 容 温泉宿や観光地の魅力を、 映像とともに最大限に引き出しご紹介する旅番組メディア
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[らくらく湯旅TV サービス提供の背景]

緊急事態宣言が解除され、旅行・観光ニーズの回復が期待される中、活気を一早く取り戻したいと願う声が数多くあります。旅行・観光業界におけるシニア層の取り込みは、高齢化した社会において、重要な課題です。

現在、新型コロナウイルス感染症への不安は完全には消えておらず、シニア層においては、罹患リスクだけでなくバリアフリー対策への懸念もあり、外出を控える方も多くいます。また旅行をされる方であっても、結局は行き慣れた場所に落ち着いてしまうということがあります。

そこで、FCNTはすでに提供している「らくらく湯旅」において、温泉宿や観光業に従事されている方々に今現在の課題や取り組みを伺い、シニアやシニアを親に持つ世代に対して、安心と旅行のきっかけを届けるために、「らくらく湯旅TV」を立ち上げました。

 

[らくらく湯旅TVの詳細]

らくらく湯旅TV」では、TVで見る旅番組のように、旅行に行く前の情報収集に役立つ「旅マエ」情報を、WEBサイトでいつでもご覧いただける場としてご提供します。

観光地や宿で体験できることを、女将や経営者をはじめとしたさまざまな案内人からのメッセージ映像を通じて、最大限にお届けします。

ガイドブックやホームページ上での紹介だけでは伝えきれないその地の魅力を、専任クルーによる現地取材を通して映像に凝縮し、発信してまいります。

観光地や宿のお得なプランをはじめ、お土産、感染症対策、バリアフリー対策などの情報を、映像と記事でアピールし、シニアを中心とした人々と、温泉宿や観光地をつなげていきます。

 

「らくらく湯旅TV詳細ページイメージ」

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■視聴者の87%が紹介された地を「訪れてみたいと思った」と回答

らくらく湯旅TV」を視聴された71名にアンケートを行ったところ、「今後の旅行の参考になる」、「映像がクリアで魅力的」といった声をいただき、96%の方が「とてもよかった」「よかった」と回答しています。

さらに、ご紹介した地を「訪れてみたい」と回答した人は87%に及びました。「今後も見たい」と回答した人は96%となり、ユーザーの期待も高まっています。

らくらく湯旅TV」ではさまざまな地域の観光地や宿の魅力を動画でご紹介していきます。インバウンド需要の回復のために、英語字幕コンテンツの制作や温泉宿内などでの「らくらく湯旅TV」の映像コンテンツ利用なども積極的に行ってまいります。

 

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らくらく湯旅TV」では、今後も温泉・旅好きのシニア世代に向けて、一度は訪れたいと思えるような、好奇心をくすぐる温泉旅情報をお届けしていきます。

 

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 [旅行に関する意識アンケート]

新型コロナウイルス感染症の流行により、生活者の消費行動や生活様式にも変化が生じ、旅行・観光業界も大きな経済打撃を受けています。まだ予断を許さぬ状況ではあるものの、一定の事態の収束を受け、2021年9月30日をもって各種宣言は全面解除となり、これからが経済活動再開に向けた重要なタイミングとなっています。

温泉・旅の情報メディア「らくらく湯旅」では、緊急事態宣言解除後のシニアの旅行インサイトについて調査・分析を行いました。当社は、シニアと旅行・観光業界の今後のつながりや活性化をサポートしていきます。

 

 [調査概要]

調査の方法:Webアンケート
調査の対象:50~70代の男女を中心としたらくらくコミュニティユーザー
有効回答数:564名
調査実施日:2021年11月22日(月)~11月28日(日)
調査主体 :FCNT株式会社 らくらく湯旅 編集部
調査結果:

 

■緊急事態宣言が明けた現在、3か月以内に旅行に行きたいシニアが約3割

新型コロナウイルス感染症の流行前から旅行習慣があった方のうち、1か月以内に旅行に行きたいと回答した人は15%、2~3か月以内では19%となり、合わせると34%が少なくとも3か月以内には旅行に行きたい意向を示している。

また6%が既に宣言明けに旅行をしていることが分かった。一方で、まだわからないと回答した人も25%存在した。

 

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■シニアが旅行にかける1人あたりの予算は、4万円以上が4割

旅行予算として一人2~3万円と回答した人は半数に近い47%、4万円以上かけると回答した方も40%存在した。

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■旅行の目的は「温泉」が最も人気。「自然とのふれあい」を挙げる方も

旅行の目的に「温泉」を挙げた人は最も多く68%となった。「観光」についても55%で多く存在。「自然とのふれあい」を挙げる人も「家族や友人と過ごす」以上に多い結果となった。

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※本リリースに記載している調査結果を掲載いただく際は、出典「FCNT らくらく湯旅調べ」と明記をお願いします。

 

■その他の調査設問

・居住地域
・新型コロナウイルス感染症の流行前の旅行頻度
・好きな温泉地
・興味のある旅行ツアーの内容 など

※らくらく湯旅メディアガイドに記載の窓口までお問い合わせいただいた方には、 全体の調査結果を配布いたします。

 

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※「らくらくコミュニティ」は、 スマートフォン向けに最適化しており、 スマートフォンからのご利用を推奨しています。

 

 [商標について]

・「らくらくコミュニティ」「らくらく湯旅」はFCNTの商標です。
・記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

・ ・ ・ ・ ・

FCNT株式会社は2021年4月1日に富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社から社名を変更しました。

FCNT株式会社ホームページ  https://www.fcnt.com/

 


 

※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。

報道関係者お問い合わせ先
FCNT株式会社
広報担当窓口
E-mail: mb-pr.release@fcnt.com

パズル見本画像

パズル雑誌に特化した編集デザインプロダクションのフォーティアワーズ。問題を解き得られる達成感や、懸賞等に応募し生まれる期待感を通じたシニアとのコミュニケーションのための脳トレ・パズルコンテンツのご提供が可能です。


取り組み例

  • 会員誌・会報誌、WEBサイトのエンタテインメントコンテンツとしてご提供
    (コンテンツの企画・編集・DTPまでお手伝いいたします)
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    (コンテンツの企画~アンケート分析~見込顧客分析までお手伝いいたします)

実績

  • 大手出版社様:脳トレ・パズル雑誌、単行本の企画~編集いたしました。
  • 学習塾様:機関誌、フリーペーパー、教材の企画~制作いたしました。

概要シート

【シニアビジネスマッチング】脳トレ_詳細シート

 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

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2021/12/22

「親の終活に関する意識調査2021」の結果

 

終活の第一歩を踏み出すサポートツールである終活アプリ『楽クラライフノート』を展開するNTTファイナンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤正三)は、2021年12月に35歳から59歳の男女(以下子世代)を対象とした「親の終活に関する意識調査2021」を実施いたしました。

子ども側の目線で親の終活に対する興味や共有状況を明らかにすることで、親子間でのコミュニケーションを通じて終活を活性化するためのヒントを探りたいと思います。

先日の調査では、50歳~80歳の男女(以下親世代)の終活実態を調査。「終活への興味はあるものの実際に終活を行えている人は少ない」という実態に対して、終活の初めの一歩を踏み出すためのアプローチを模索。今回の子世代向け調査の分析におきましても、前回の調査結果を交えてお伝えいたします。

 

1.親の終活についての興味と話し合い状況

• 7割強の子世代の人が親の終活に興味を持っているが、終活状況を知っているのは4人に1人しかない。

親の終活について「大変興味が有る」のは16.7%。 「少し気になる」も含めて70.8%が親の終活について興味を持っている。

 

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一方で、 実際に親の終活状況を知っているのは26%しかいない。 (「常に/ある程度共有されている」の合計)
興味はあってもなかなか終活について話が出来ていない状況が見受けられる。

 

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2.親側の終活に関する話し合い希望と実態(親世代調査より)

• 76%の親世代の人が子どもと終活について話し合いたい希望を持っているが、たまにでも終活の話をする親子は23%しかいない

親世代への調査にて、子どもと終活についての話し合い希望を聞いたところ、76%は話し合いたいという要望を持っていることが分かった。

 

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しかし、子どもと終活についての話し合い経験を問う質問では、「よく話し合う」「たまに話をする」を含めて22.9%しか話し合いはなされていない。

 

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3.親にやっておいて欲しい終活項目と親が実施している終活項目(一部親世代調査より)

• 親子共にお金に関する事や持ち物の整理に関する終活は重視する傾向にある。子世代側が親にやって欲しいと思いながらも親世代側で実施出来ていないことは、日常生活の中では整理するきっかけを掴みづらい項目に多く見られた。

親の終活に「大変興味が有る」子世代が、親にやっておいて欲しい終活として挙げたのは、1位「口座や金融資産の管理」2位「相続税対策」3位「自宅、持ち物や遺品(デジタルを含む)の整理」となった。
親が実施している終活項目としてはお金のことや持ち物の整理、健康管理が上位に来ている。

 

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子世代の希望と親の実施項目で30ポイント以上の差が出たのは「介護時の希望の整理」「親族や知人、関係者のリストの整理」「遺言書作成」。
日常の生活を過ごす中では、整理するきっかけを掴みづらい項目において差が出る傾向にあると想定される。

 

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今回の調査では、子世代側も親の終活を気にしており、親世代側も子どもと終活について話し合いたいと思っているのに、実際には話し合いが出来ていない。また、子どもがやっておいて欲しい終活に対して、親世代側が実施できていない”ズレ”が多数存在する。ということが分かりました。

詳細の調査レポートでは「老後資金」「相続」「介護」「健康」「葬儀」の各ジャンルにおいて更に深堀りし、親と終活について話しづらい理由とその打開策について考察いたします。

• 詳細レポートはコチラ

 

【調査概要】

調査の方法:WEBアンケート
有効回答数:1093名(男性547名、 女性546名)
調査の対象:35~59歳の男女
(35歳~39歳221名、40歳~44歳218名、45歳~49歳218名、50歳~54歳218名、55歳~59歳218名)
調査実施日:2021年12月1日~12月3日
調査主体:NTTファイナンス株式会社

※親側の調査は前回2021年11月実施の調査概要と同じとなります。

 

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【楽クラライフノートとは】

終活の第一歩を踏み出すサポートツールである終活アプリとして2021年8月にサービスを開始致しました。

(主な機能)

  • 老後のお金の管理を簡単にする「資産管理機能」
  • 項目に入力するだけで完成し更新も容易な「エンディングノート機能」
  • 終活のお悩みに対する「ご相談窓口」
  • 終活に必要な知識や情報が満載の「終活コンテンツ」

■終活全般について気になる方はコチラ

■簡単な資産管理が特に気になる方はコチラ

 

今回の調査で明らかとなったように、親子間でお互いを気遣っているにもかかわらずなかなか話し合いが出来ていない状況にお役に立てるよう、親子間の共有機能も一層強化していきたいと思います。

 

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【レポート転載時のお願い】

本リリース内容をご掲載いただく際は、
出典「NTTファイナンス株式会社終活に関する実態調査2021」の記載と
本調査レポート( https://lifenote.ntt-finance.co.jp/report20211208 )へのリンクをご記載ください。

※詳細データ等やグラフなど必要な場合は下記よりお問い合わせください。

 

【本件に関するお問い合わせ先】

NTTファイナンス株式会社
ビリング事業本部 事業企画部
楽クラライフノート担当

問い合わせフォームよりお問合せください

 

【自治体・企業の皆様】
高齢者福祉における実証実験、弊社との協業など上記より気軽にご連絡頂けますと幸いです。

 

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