シニアの生活・意識実態調査
SNSや乗換案内、健康管理アプリを日常的に使いこなすシニア多数、インスタ・TikTok利用者も。社会が求める暮らしを提案するソーシャルデベロッパー、フージャース調査
アクティブシニアが安心して生活できる「シニア向け分譲マンション」の企画・販売を行う株式会社
フージャースコーポレーション(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小川 栄一)、同事業の運営・管理・介護保険事業を行う株式会社フージャースケアデザイン(本社:東京都中央区 代表取締役社長:大久保 将樹)は、居住者の50代から80代(平均年齢78.4歳)の男女161名を対象にスマートフォンの利用実態調査を実施しました。調査の結果、シニアのスマホ所持率は9割を超えており、約6割が1日1時間以上利用している実態が明らかになりました。またLINEやYouTube等のSNSや、乗換案内、健康管理アプリ等を使いこなすシニアが多数存在していることがわかりました。
調査概要
調査の方法/紙アンケート直接投票
調査の対象/シニア向け分譲マンション入居者
有効回答数/161名(平均年齢78.4歳 男性49件 女性94件 無回答18件)
調査概要 調査の期間/2024年9月2日(月)~9月8日(日)
主な調査結果
1.シニアの93.8%がスマホを所持。
2.47.8%は自宅に固定電話を持っていない。
3.スマホでよく利用する機能は「通話」が最多の78.9% 、
次いで「撮影( カメラ/ ビデオ)」61.5%、「インターネット」49.7%。
「歩数計」は37.3%で上位、シニアならではの傾向か。
4.よく使うアプリは「SNS」が最多の54.7 % 、次いで「地図・乗換案内」50.3% 、
「健康管理・歩数計」38.5%。
5.利用するSNSは「LINE」が最多の67.8%、次いで「YouTube」23.0%で上位。
「Instagram」は3.7%、「X(旧 twitter)」は2.5%、「TikTok」は1.2%と
少数ながらシニアでも利用され始めている様子がうかがえる。
6.スマホ払いは「PayPay」が16.8%で最多。
7.56.4%がスマホを1日1時間以上利用、
うち11.1%は3時間以上でヘビーユーザーの傾向が見られる。
①シニアの93.8%がスマホを所持。
Q:ご自分用のスマートフォンをお持ちですか?

シニアでも、自分用のスマートフォンを持っている人は93.8%で高い利用率であることがわかりました。
➁47.8%は自宅に固定電話を持っていない。
Q:ご自宅に固定電話(携帯電話でないもの)をお持ちですか?

固定電話は約半数となる4 7 . 8 % が設置していないことがわかりました。
実際に、シニア分譲マンションに引越時に携帯電話のみにする居住者も多く見られます。
③スマホでよく利用する機能は「通話」が最多の7 8 . 9 % 、次いで「撮影(カメラ/ビデオ)」6 1 . 5 % 、「インターネット」4 9 . 7 % 。「歩数計」は3 7 . 3 %で上位、シニアならではの傾向か。
Q:スマートフォンでよく利用する機能は何ですか?

ファイル保存やメモ機能といった事務的な機能はあまり使われていない様子がうかがえます。
④よく使うアプリは「SNS」が最多の54.7%、次いで「地図・乗換案内」50.3%、「健康管理・歩数計」38.5%。
Q:よく使うアプリの種類は何ですか?

「乗換案内」や「地図」を使いこなしている様子が見られます。また、「健康管理アプリ」も利用されており、日常的にスマホを活用しているシニアの日常がうかがえます。
⑤利用するSNSは「LINE」が最多の67.8%、次いで「YouTube」23.0%で上位。「Instagram」は3.7%、「X(旧 twitter)」は2.5%、「TikTok」は1.2%と少数ながらシニアでも利用され始めている様子がうかがえる。
Q:よく使うSNSを教えてください。

「LINE」は3人に2人が利用しており、普及率が高くシニアのコミュニケーション手段の主流はLINEが基本となっているようです。また、「YouTube」は5人に1人に利用されており、動画視聴がシニアにおいても広がってきている様子が見られます。
⑥スマホ払いは「PayPay」が16.8%で最多。
Q:よく使うスマホ払いは何ですか?

スマホ払いで利用されているサービスは、「PayPay」が最多の16.8%でした。「PayPay払い」をするためにスマホを購入したといったコメントも寄せられました。
⑦56.4%がスマホを1日1時間以上利用、う7 ち11.1%は3時間以上でヘビーユーザーの傾向が見られる。
Q:一日にどのくらいスマホを見ていますか?

シニアのスマホ利用時間は1日20分程度と言われていましたが(※)、この調査において利用者の約6割は1時間以上、約1割が3時間以上の「ヘビーユーザー化」しています。
※出典:NHK放送文化研究所「2021年メディア調査」
(https://www.nhk.or.jp/bunken/yoron-jikan/column/media-2021-04.html)
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