歩行分析アプリ「CareWiz トルト」の累計撮影者数5万人突破&介護予防教室累計1,500回達成
2024/6/18
介護用品(福祉用具)レンタル・販売事業を行う株式会社ヤマシタ(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:山下 和洋、以下「ヤマシタ」)は、このたび「CareWiz(ケアウィズ) トルト歩行分析AI」の累計撮影者数が5万人を突破し、介護予防教室の累計開催回数が1,500回を超えたことをお知らせします。
ヤマシタは、介護用品レンタルサービスにおける30年以上の経験を活かし、専門性を強化しながらデジタル技術を統合して、顧客体験の向上を目指しています。そうした中、2021年より、AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズと、合弁会社「エクサホームケア」を設立し「CareWiz(ケアウィズ)トルト」の活用・普及に取り組んでいます。トルトの活用は、このような専門性とテクノロジーの融合を実現し、より高度なサービス提供を可能にしています。
■トルトの累計撮影者数が5万人突破
今回累計撮影者数5万人を突破した「CareWiz(ケアウィズ) トルト歩行分析AI」(以下、トルト歩行分析AI)は、スマートフォンで動画を撮るだけで利用者の歩行機能を評価できるアプリです。同アプリは短時間のAI分析によって、利用者の歩行機能を点数化(=見える化)できるのが特徴です。
現場のスタッフは、トルト歩行分析AIによる分析レポートをもとに、利用者に対して最適な歩行補助用具をエビデンスベースで提案することが可能になります。また、家族やケアマネージャーなど関係者間での情報共有の円滑化にも寄与することから、顧客満足度向上にも繋がります。
■トルトによる歩行分析でヤマシタが協力する介護予防教室の開催が1,500回を達成
地域包括支援センターでは、地域社会の高齢者の健康維持と自立支援を目的とした介護予防教室を全国各地で実施しています。多様なプログラムを通じて身体機能の向上と社会参加を促進し、参加者一人ひとりの生活の質の向上をサポートしています。
ヤマシタは、トルトの歩行分析AIを活用したプログラムで開催に協力しており、2021年の導入からヤマシタが協力する介護予防教室の開催回数が累計1,500回を達成しました。ヤマシタが協力するプログラムでは、トルトを使って参加者の歩行機能を解析し、介護予防として重要な歩行機能の維持に必要な運動をアドバイスする取り組みを行っています。
ヤマシタは今後も、AIやビッグデータ分析などのデジタル技術を活かしてDXを進め、顧客の体験価値(CX)向上を目指しています。
CareWiz(ケアウィズ) トルトについて
CareWiz(ケアウィズ) トルトはスマートフォンで動画を「撮る」だけで歩行分析・口腔分析ができるアプリです。測定は5メートルの歩行、「パ・タ・カ」と10回発声するのみなので一人あたり2〜3分で完了します。誰にでもわかりやすいレポートを出力し、家族、ケアマネージャーなどともスムーズにデータ共有できます。さらに、分析結果の経時比較、歩行動画の同時比較、おすすめ運動の提案など、多様な機能が備わっています。
株式会社ヤマシタについて
1963年の創業以来「正しく生きる、豊かに生きる」を企業理念に掲げ、リネンサプライ、介護用品レンタル・販売の両事業で業界大手のポジションを確立。従業員の仕事のやりがいと顧客の体験価値を相互に高め合う好循環を強みに、2030年に850億円の売上目標を掲げている。DXにも注力しており、既存事業×テクノロジーによってサービス品質と生産性を向上させながら、周辺の事業領域や海外にも進出。業界再編と高付加価値化の実現に挑戦することで非連続な成長を成し遂げ、2050年には売上高1兆円を目指す。
(会社概要)
所在地:本社:静岡県島田市中河 737
東京本部:東京都港区港南二丁目15番3号品川インターシティC棟8階
設立:1963年3月6日
代表者:代表取締役社長 山下和洋
事業内容:福祉用具レンタル・販売、居宅介護支援事業、リネンサプライ事業等
売上高:268.0億円(2023年3月期)
従業員数:2420名(2023年3月末日時点)
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