【シニアの概況】高齢化の現状と将来像 2023年

内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。


更新:2023/11/6

高齢化率は29.0%

日本の総人口は、20224年10月1日現在、1億2,495万人となっています。

65歳以上人口は、3,624万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も29.0%となりました。

65歳以上人口を男女別に見ると、男性は1,573万人、女性は2,051万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.7、男性対女性の比は約3対4となっています。

65歳以上人口のうち、「65~74歳人口」は1,687万人(男性807万人、女性880万人)で総人口に占める割合は13.5%となっています。また、「75歳以上人口」は1,936万人(男性766万人、女性1,171万人)で、総人口に占める割合は15.5%であり、65~74歳人口を上回っています。

 
    総数

総人口 12,495万人 6,076万人 6,419万人
65歳以上人口 3,624万人 1,573万人 2,051万人
65~74歳人口 1,687万人 807万人 880万人
75歳以上人口 1,936万人 766万人 1,176万人
15~64歳人口 7,421万人 3,761万人 3,660万人
15歳未満人口 1,450万人 743万人 707万人

総人口 100.0% 100.0% 100.0%
65歳以上人口(高齢化率) 29.0% 25.9% 32.0%
65~74歳人口 13.5% 13.3% 13.7%
75歳以上人口 15.5% 12.6% 18.2%
15~64歳人口 59.4% 61.9% 57.0%
15歳未満人口 11.6% 12.2% 11.0%

資料:総務省「人口推計」2022年10月1日(確定値)

日本の65歳以上人口は、1950年には総人口の5%に満たなかったのですが、1970年に7%を超え、さらに、1994年には14%を超えました。高齢化率はその後も上昇を続け、2022年10月1日現在、29.0%に達しています。

また、15~64歳人口は、1995年に8,716万人でピークを迎え、その後減少に転じ、2022年には7,421万人と、総人口の59.4%となりました。

高齢化の推移と将来推計


 

将来推計人口でみる2070年の日本

2023年4月に国立社会保障・人口問題研究所が公表した「日本の将来推計人口」における出生中位・死亡中位仮定による推計結果を概観してみます。将来推計人口とは、全国の将来の出生、死亡及び国際人口移動について仮定を設け、これらに基づいて我が国の将来の人口規模並びに年齢構成等の人口構造の推移について推計したものです。

 

  • 9,000万人を割り込む総人口
    日本の総人口は、長期の減少過程に入っており、2031年に人口1億2,000万人を下回った後も減少を続け、2056年には1億人を割って9,965万人となり、2070年には8,700万人になると推計されています。

 

  • 2.6人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上

    65歳以上人口は、「団塊の世代」が65歳以上となった2015年に3,379万となり、「団塊の世代」が75歳以上となる2025年には3,653万人に達すると見込まれています。

    その後も65歳以上人口は増加傾向が続き、2043年に3,953万人でピークを迎え、その後は減少に転じると推計されています。

    総人口が減少する中で65歳以上の者が増加することにより高齢化率は上昇を続け、2037年には33.3%となり、国民の3人に1人が65歳以上の者となると見込まれています。2043年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、2070年には38.7%に達して、国民の2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計されています。総人口に占める75歳以上人口の割合は、2070年には25.1%となり、約4人に1人が75歳以上になると推計されています。

    65歳以上人口のうち、65~74歳人口は「団塊の世代」が高齢期に入った後に2016年の1,767万人でピークを迎えました。その後は、増減を繰り返し、2041年の1,736万人に至った後、減少に転じると推計されています。

    一方、75歳以上人口は、増減しつつ2055年にピークを迎え、その後減少に転じると見込まれています。

     

  • 現役世代1.3人で1人の65歳以上の者を支える社会の到来

    65歳以上人口と15~64歳人口の比率を見ると、1950年には65歳以上の者1人に対して現役世代(15~64歳の者)12.1人がいたのに対して、2022年には65歳以上の者1人に対して現役世代2.0人になっています。今後、高齢化率は上昇し、現役世代の割合は低下し、2070年には、65歳以上の者1人に対して現役世代1.3人という比率になると見込まれています。

 

  • 年少人口は現在の約55%に、生産年齢人口は4,535万人に

    出生数は減少を続け、2070年には50万人になると推計されています。この減少により、年少人口(0~14歳)は2053年に1,000万人を割り、2070年には797万人と、2022年の約55%になると推計されています。

    出生数の減少は、生産年齢人口にまで影響を及ぼし、2032年に6,971万人と7,000万人を割り、2070年には4,535万人となると推計されています。

    一方、65歳以上人口の増大により死亡数は2040年まで増加し、その後減少すします。死亡率(人口1,000人当たりの死亡数)は上昇を続け、2070年には17.5になると推計されています。

 

 

高齢化の推移と将来推計

資料:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口
(2023年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果

 

 

  • 将来の平均寿命は男性85.89年、女性91.94年

    日本の平均寿命は、2021年現在、男性81.47年、女性87.57年と、前年に比べて男性は0.09年、女性は0.14年下回りました。しかし、今後、男女とも平均寿命は延びて、2070年には、男性85.89年、女性91.94年となり、女性は90年を超えると見込まれています。

 

 

平均寿命の推移と将来推計

 

 

出典:内閣府『令和5年版高齢社会白書』

シニアマーケティングの豊富な実績事例から、トータルコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください
マーケット最前線
データ集
メディア集
ビジネスマッチング
注目ビジネス
シニアの定義
連載コラム
編集室から
シニアライフ総研について
ニュース
お問い合わせ

Copyright©Roots of communication Co.,Ltd. All rights reserved.