【シニアの意識】外出頻度・目的・手段 2021年4月
内閣府より発表された『平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果』を元に、
具体的な数字を交えてながらシニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
2021/4/14
ほぼ毎日外出するシニアは6割程度
何かの用(散歩なども含む)で出かける頻度は、「ほとんど毎日」が61.4%で最も高く、次いで 「週に2~3日」が 17.1%、「週に4~5日」が16.3%となっています。
男女別で見てみると、「ほとんど毎日」は、男性が 66.7%で、女性(56.8%)より高くなっています。
外出(散歩なども含む)頻度【男女別】
年齢別で見てみると、年齢が上がるほど「ほとんど毎日」が低くなる傾向で、80歳以上は半数を下回っています。
外出(散歩なども含む)頻度【年齢別】
シニアの外出目的No.1は「買い物」
外出する主な目的は、「近所のスーパーや商店での買い物」が80.7%で最も高く、以下「通院」 が45.2%、「趣味・余暇・社会活動」が44.6%と続いています。
男女別で見てみると、男性は「散歩」45.2%、「仕事」38.5%が女性に比べて高くなっており、女性は「近所のスー パーや商店での買い物」88.7%、「銀行や役所など」36.0%、「知人・親族などを訪問」32.1%が男性に比べて高い傾向にあります。
外出する主な目的
シニアの半数以上が外出時の手段は「自分で運転する自動車」・「徒歩」と回答
外出する際に利用する手段は、「自分で運転する自動車」56.6%と「徒歩」56.4%が高くなっています。
男女別で見てみると、「自分で運転する自動車」は男性が73.6%で女性41.8%より高く、「家族などの運転する自動車」は女性が29.9%で、男性9.8%より高くなっています。
外出する際に利用する手段
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