【シニアの消費】住居費の内訳 2019年9月

総務省統計局より発表される『消費動向指数』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。


以前の記事※で、1か月あたりの住居に係る支出合計は全体平均で19,854円(※7.6%)、60~69歳で19,210円(7.1%)、70歳~15,288円(7.2%)であり、全体支出のうち住居に係る支出は、年齢が高いほど減少傾向にあるということをご紹介しました。今回はその住居費の内訳をご紹介します。

※前記事:【シニアの消費】品目分類別支出額 2019年7月
※( )内は全体の構成比

世帯主の年齢階級別1世帯あたりの住居支出金額一覧

住居(大カテゴリ)

総支出のうち住居支出は7.6%で、1か月の住居に係る支出は約20,000円

総世帯の住居費合計金額は19,854円で、支出合計に対しての割合が7.6%※と全体支出のうち、その他の消費支出を除くと4番目に額が多いカテゴリとなっています。

その内訳をみると、家賃地代が10,592円、設備修繕・維持費が9,262円となっており、比率は家賃地代53.3%、設備修繕・維持費46.7%と、ほぼ同等となっています。

【シニアの消費】品目分類別支出額 2019年7月

<全体平均>1世帯当たりの住居支出金額

全体平均

60~69歳の”設備修繕・維持”支出は全体平均の1.4倍

60~69歳の住居支出の合計金額は全体平均が19,854円であるのに対し、19,210円と全体平均と、ほぼ同額となっています。

しかしながら、内訳を見ると、”家賃地代”は全体平均が10,592円であるのに対し、6,480円となっており、全体平均の約6割程度にとどまっています。

また、”設備修繕・維持”に関しては全体が9,262円であるのに対し、12,730円と約1.4倍となっています。

構成比をみると、全体平均はほぼ同等だったのに対し、設備修繕・維持費が70%弱となっています。

ことのことから、住宅ローン等の支払いが完了し、居住期間が長いため”設備修繕・維持”費用が高くなるためだと想定されます。

<60~69歳>1世帯当たりの住居支出金額

60代

70歳~の”家賃地代”支出は全体平均の2分1

70歳~の住居支出の合計金額は全体平均が19,854円であるのに対し、15,288円と全体平均の8割弱となっており、そもそも支出が少なくなっています。

内訳を見ると、”家賃地代”は全体平均が10,592円であるのに対し、4,466円となっており、全体平均の約40%にとどまり、60代よりも更に少なくなっています。

また、”設備修繕・維持”に関しては全体平均が9,262円であるのに対し、10,822円と、全体平均よりも金額は大きいものの、ほぼ同額となっています。

構成比をみると、全体平均はほぼ同等だったのに対し、設備修繕・維持費が約70%と割合が高くなっています。

<70歳~>1世帯当たりの住居支出金額

70歳~

これらのデータから、年齢が高くなればなるほど”家賃地代”に係る支出額が少なくなるが、”設備修繕・維持”に係る支出額の構成比が増加していることが分かります。

※データ出典元:統計局「消費動向指数(CTI)参考詳細表 年次 2018年世帯主の年齢階級別(総世帯)を加工して作成

記事作成:2019年9月


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