【シニアの概況】高齢者の社会参加 2019年8月
内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
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60歳~69歳は約7割、70歳以上は約5割弱が働いているか、ボランティア活動、地域社会活動(町内会、地域行事など)、趣味やおけいこ事を行っている
60歳以上の者の社会活動の状況についてみると、60歳~69歳では71.9%、70歳以上では47.5%の者が働いているか、またはボランティア活動、地域社会活動(町内会、地域行事など)、趣味やおけいこ事を行っています。
男女別に70歳以上での社会活動の状況をみると、男性は51.7%、女性は44.2%の者が働いているか、何らかの活動を行っています。
60歳以上の者の社会活動の状況(男女計)
また、現在、何らかの社会的な貢献活動に参加しているとの回答の合計は約3割(図1-2-3-2で「特に活動はしていない」と回答した者を除いた計)となっています。
参加している活動は「自治会、町内会などの自治組織の活動」(18.9%)、「趣味やスポーツを通じたボランティア・社会奉仕などの活動」(11.0%)が多くなっています。
社会的活動(貢献活動)の実施状況(複数回答)
社会的な活動(最も力をいれている活動)をしていてよかったことを尋ねたところ、全体では「新しい友人を得ることができた」(56.8%)や「地域に安心して生活するためのつながりができた」(50.6%)が5割台で高くなっています。
社会的な活動をいしていてよかったこと(複数回答)
今よりもっと活躍するために60代になる前からやっておけばよかったと思うことは何かと尋ねたところ、「やっておけばよかったと思うことはない」との回答が全体では52.6%、社会的活動に参加していると回答した人では43.5%といずれも最多でした。
やっておけばよかったと思う事項では、社会的活動に参加している人は、「社会活動の地域行事に参加すること」(11.1%)や、「自治会・町内会等の自治組織に参加すること」(9.2%)が多くなっています。
60代前からやっておけばよかったと思うこと(複数回答)
記事作成:2019年8月
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