物価高騰に伴い、約4割のシニアが「中古スマホ購入」に関心ありと回答
アプリゲーム、スポーツ観戦、脳トレなど…「スマホを趣味に利用している」“スマホアクティブシニア”は約6割
NTTドコモの調査(※)によると、高齢者のスマホ所有率は増加しており、60代で9割超、70代で8割超、80代前半で6割超がスマホを所有していることが分かりました。背景としては、3Gサービスの終了(2024年4月15日)に伴うガラケーからの買い替えやシニア世代向け端末の開発提供や料金プランの開設などの要因が考えられます。そのことから、今後、高齢者がスマホを保有することは当たり前になり、スマホの使い方や選び方、購入方法も多様になってくることが考えられます。今回の「シニアのスマホ利用に関する調査」の結果では、一部で「デジタル弱者」と呼ばれるシニアの中でも、実は推し活や脳トレなど、趣味にスマホを利用している“スマホアクティブシニア”がいることや物価高騰によりシニアのスマホ中古販売の需要の高まりなどがうかがえる結果となりました。
(※)「2024年シニア調査」(NTTドコモ モバイル社会研究所)
■調査結果ダイジェスト
・シニアの利用が高いスマホ機種は、「iPhone(約40.3%)」、次いで「Android(約31.1%)」であった。
・シニアの中古スマホ購入経験者は約13.6%、中古スマホを購入してみたい人は約27.2%と約4割のシニアが「中古スマホ購入」に関心が高いことが明らかになった。理由は「スマホ端末の新製品は高いから(約51.2%)」が約半数と最も多く、次いで「高機能は必要なく、最低限の機能で問題ない(約19.0%)」、「2台目のスマホが欲しいから(約7.1%)」であった。
・趣味にスマホを活用しているシニアは約61.7%。「アプリゲーム(約23.1%)」や「写真撮影(約23.1%)」に利用している人が最も多く、次いで「スポーツ観戦(約6.4%)」、「脳トレ(約5.8%)」に利用している人が多く見られた。
・敬老の日に孫にスマホでメッセージをもらうとうれしいシニアは約半数であった。
■「シニアのスマホ利用に関する調査」概要
調査対象 :「ゲオアプリ」会員/60歳以上の男女/全国
サンプル数:206人
集計期間 :2024年9月6日(金)〜9月9日(月)
■質問項目
・現在使用しているスマホの機種は何ですか?(自由記述回答)
・スマホを趣味に利用していますか?(例:アプリゲームやスポーツ観戦、推し活など)(単一回答)
・スマホを使用している趣味は何ですか?(自由記述回答)
・敬老の日に孫にスマホでメッセージ(SNS、LINEなど)をもらうことはうれしいですか?(単一回答)
・よく使う絵文字は何ですか?(自由記述回答)
・中古スマホを購入したことがあるor購入してみたいと思いますか?(単一回答)
・購入したor購入したい理由は何ですか?(単一回答)
■結果概要 (割合:回答数/サンプル数)
シニアに人気な機種は、ホームボタン搭載の「iPhone SE」シリーズ
・現在使用しているスマホの機種は何ですか?(自由記述回答)
・iPhoneを使用している場合、どの機種を使用していますか?(自由記述回答)
60歳以上のシニアが使用しているスマホで最も多いものは「iPhone(約40.3%)」、次いで「Android(約31.1%)」でした。また、iPhone使用者が使用している機種で最も多いのは「iPhone SE(約19.3%)」、次いで「iPhone 15(約5.9%)」でした。「iPhone SE」は、ホームボタン搭載でTouch ID(指紋認証)が使える点や他のシリーズと比較して、端末が軽くコンパクトな画面サイズが特徴である機種なので、シニアから人気を集めていると考えられます。また、最新機種を使用しているシニアも多いことが明らかになりました。
物価高騰に伴い、「中古スマホ購入」に関心の高いシニアは、約4割!
シニアの中古スマホ購入経験者は約13.6%、中古スマホを購入してみたい人は約27.2%と約4割のシニアが「中古スマホ購入」に関心が高いことが明らかになりました。
理由は「新商品は高価格だから(約51.2%)」が約半数と最も多く、次いで「高機能は必要なく、最低限の機能で問題ないから(約19.0%)」、「2台目のスマホが欲しいから(約7.1%)」という回答でした。ほとんどが価格面や機能面の理由で中古スマホを検討しているという結果となりましたが、一方で「2台目スマホ」を検討するほど、スマホをフル活用しているシニアがいることも明らかになりました。
・中古スマホを購入したことがあるor購入してみたいと思いますか?(単一回答)
・購入したor購入したい理由は何ですか?(単一回答)
アプリゲーム、スポーツ観戦、脳トレなど…約6 割のシニアが「スマホを趣味に利用している」と回答
趣味にスマホを活用しているシニアは約61.7%。シニアの半数以上が連絡ツール以外にスマホを活用していることが明らかになりました。
「アプリゲーム(約23.1%)」や「写真撮影(約23.1%)」に利用している人が最も多く、次いで「スポーツ観戦(約6.4%)」、「脳トレ(約5.8%)」に利用している人が多く見られました。
・スマホを趣味に利用していますか?
(例:アプリゲームやスポーツ観戦、推し活、脳トレ、言語学習、写真撮影など)(単一回答)
・スマホを使用している趣味は何ですか?(自由記述回答)
スマホで送られる敬老の日のメッセージ、うれしいシニアは「約半数」のみ
シニアがよく使用する絵文字ランキング1位は以下の通りで、以降ランキング上位は大半が顔の表情の絵文字であることが明らかになりました。シニアのスマホ上でのコミュニケーションでは、笑顔など表情を添えてコミュニケーションを図っていることが考えられます。また、調査回答の中では「絵文字は古くさいと教わり使わない」という回答も見られ、孫や若い世代からスマホ上でのコミュニケーションの取り方を教わっているシニアもいることが読み取れます。
また、スマホ上で絵文字を使ったコミュニケーションを行うシニアがいる一方、敬老の日に孫にスマホでメッセージをもらうとうれしいシニアは約半数にとどまりました。今回の調査では、理由を明らかにしていませんが、スマホで敬老の日のメッセージを送ることについては、必ずしもうれしいことではなく、意見が分かれることが明らかになりました。
・よく使う絵文字は何ですか?(自由記述回答)
・敬老の日に孫にスマホでメッセージ(SNS、LINEで送られるもの)をもらうことはうれしいですか?(単一回答)
本調査では、スマホをコミュニケーションツールだけでなく、さまざまな機能を使いながら趣味やコミュニケーションを楽しんでいるシニアも多くいることが明らかになりました。
また、本調査内の「シニアの中古スマホ購入の関心についての調査」では、「中古スマホ購入」に関心があるシニアが約4割もいることが分かりました。
ゲオモバイルでは、ゲオ独自の研修を受け、中古スマホと格安SIMを合わせた利用方法などのアドバイスが可能な「スマホ相談員」が各店頭でサポートを行っています。また、店舗で買い取ったタブレットやスマートフォンをそのまま店舗で販売するのではなく、専門のセンターに集約して、厳重なセキュリティーの下、専門スタッフがデータ消去や動作確認などの処理を行ってから販売しているので、シニアをはじめとする中古スマホを購入したことがない方でも安心して購入いただけます。
ゲオでは今後も、中古スマホがユーザーの選択肢の一つとなるよう、販売・買取環境の整備を行っていきます。
■ゲオの全国約900店舗にて、買取UPキャンペーンを実施
ゲオグループでは、新型iPhone発売に伴い、全国約1,000店舗を挙げてのiPhone買取施策を実施しています。
期間 :2024年9月9日(月)~11月10日(日)
対象店舗:ゲオモバイル・ゲオショップ ※スマホ買取取扱店舗 約900店舗、ゲオオンラインストア
対象商品:
・iPhone / iPad / Apple Watch / Air Pods 全品20%UP
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※キャンペーン詳細については取扱店舗または下記特設ページよりご確認ください
ゲオモバイルキャンペーン特設ページ:https://buymobile.geo-online.co.jp/campaign/
■ゲオ/ゲオモバイルの中古スマホ事業について
ゲオモバイルは、2015年度から単独店およびゲオショップへの併設店も含めて展開しています。中古スマホ、タブレットの売買から、ケースや充電器などアクセサリーの販売、格安SIMカードの即日契約まで、モバイル関連製品を総合的に取り扱います。
全国の約1,000店舗のゲオモバイルとゲオショップでスマホの買取と販売を行っており、今後もサービスを拡大させていきます。
公式サイト:https://geo-mobile.jp/