2021.2.12 「シニア割引」まとめ②、運転免許自主返納特典

「シニア」とは一体何歳以上の方を示す言葉なのでしょうか…

前回は、企業が設定する「シニア割引」から、各社「シニア」を年齢軸でどう捉えているのか第1弾としてご紹介いたしましたが、今回第2弾をご紹介いたします。

 


通信会社

シニア 電話 通信

NTTドコモ 「ドコモ 60歳からのスマホプログラム」

  • 対象:60歳以上
  • 特典:「dヘルスケア」にてポイント付与、「dエンジョイパス」が最大13か月月額使用料無料。


au 「新カケホ割60」

  • 対象:60歳以上
  • 特典:対象のスマホで指定プランに加入すると特別価格、国内通話が24時間かけ放題。

 

UQモバイル 「シニア割」

  • 対象:60歳以上
  • 特典:最大6か月国内通話通話0円、メールアドレス利用料がずっと無料。

Yモバイル

  • 対象:60歳以上
  • 特典:ずっと通話料0円 ※期間限定

 


流通企業孫


トイザラス「まご割」

  • 対象:50歳以上
  • 特典:毎月15日は対象商品が10%オフ。

 

チヨダ 「ハッピー55デー」

  • 対象:55歳以上
  • 特典:毎月14日~17日は1,000円以上の商品が10%オフ。

 


スポーツ施設

NB030

コナミスポーツ 「Days」

  • 対象:60歳以上
  • 特典:平日昼間限定の特別料金プランが設定。


富士ゴルフコース 「シニアプラン」

  • 対象:55歳以上
  • 特典:特別料金にてプレイ可能


白樺高原国際スキー場 リフト券

  • 対象:55歳以上
  • 特典:1日券4,000円が3,200円に。

 

 


番外編/運転免許自主返納の特典(東京都)

免許証

令和元年12月1日より、運転免許を失効した高齢者が運転経歴証明書の提示により高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業の特典が受けられるようになりました。

  • 【物流】日本通運首都圏支店:引越の通常料金の10パーセント割引
  • 【銀行】東京信用金庫:「運転経歴証明書所有者専用定期預金」で定期預金の金利優遇
  • 【ホテル】帝国ホテル東京:帝国ホテル直営レストラン・バーラウンジにて10パーセント割引
  • 【デパート・スーパー】イオン:即日配達便、お買上げ金額にかかわらず運転経歴証明書提示で、1個あたり配達料金200円以上(税別)
  • 【デパート・スーパー】高島屋:ご自宅への配送無料(日本橋店、新宿店、玉川店、立川店) 65歳以上に限る
  • 【デパート・スーパー】セブンイレブン:宅配サービスによる商品配達時、セブンプレミアムポテトサラダ1個をプレゼント
  • 【警備】セコム:位置情報・現場急行サービス(ココセコム) 加入料金1,000円割引
  • 【趣味・娯楽等】はとバス:定期観光(A・B・Cではじまるコース)の料金を5パーセント割引
  • 【趣味・娯楽等】明治座:ご入場券代10パーセント割引
  • 【商店街】巣鴨地蔵通り商店街振興組合:お買い物をされたお客様に記念品プレゼント
  • 【食品】ピザーラ:期間限定でサイドオーダーをサービス
  • 【交通】一般社団法人東京都個人タクシー協会:タクシー乗車料金10パーセント割引
  • 【自転車】ダイワサイクル/サイクルスタジオ・シルバーリング:出張修理サービス出張費無料、電動自転車5,000円割引・一般自転車1,000円割引他
  • 【アパレル】紳士服コナカ:店内全品5パーセント割引
  • 【アパレル】アシックスジャパン:シューズ購入でお買上げ合計より15パーセントオフ
  • 【眼鏡】メガネスーパー:メガネ・コンタクトレンズ・補聴器15パーセント割引。ご自宅・施設等への出張販売承ります。
  • 【家電量販店】ノジマ:税別5千円以上購入で宅配料金1,080円が無料、配送設置料金通常3,500円が半額他

 

※上記2021年2月12日時点

 

いかがだったでしょうか。通信会社は60歳以上がほとんどで、スポーツ施設は55歳以上と比較的若い傾向にあるようです。

また、運転免許自主返納の特典については、年齢で区切るものではないですが、交通手段が少なくなったシニアを家に引き込まらないように様々な特典が用意されているようです!

 

 


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アイセイ薬局サンプリング

調剤薬局にて薬剤師が投薬時に患者へ手渡しする形でのサンプリングが可能です。顧客層の過半数が50代以上のため、健康意識の高い高齢者層にアプローチできます。またエリア・年齢・性別のセグメントを分けて配布できるため、特定層をターゲティングしたサンプリングができます。

メディア概要シート

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シニアライフ総研®では、マスメディアに加えてWEBメディア、シニアの生活導線上のロケーションや生活シーンに応じたサンプリング・イベント、広告掲載メディア、同梱・封入メディアなど、幅広いメディアの特性と具体的なメディア・広告媒体を資料と共にご紹介しています。

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サンプリング
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シニア向けメディアプランニングから実施に至るまでトータルで
コーディネートさせていただきます。お気軽にお問合せください。

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調剤薬局への来局者が平均約15分~20分の調剤の待ち時間に目にする局内デジタルサイネージで広告放映が可能です。エリア・科目等による店舗セグメントが可能で、放送番組は来局者の関心が高いヘルスケア系のコンテンツを放送しているため、健康意識が高い層の中でも、さらに特定のターゲットに絞ったアプローチができます。

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220222【シニア向けメディア】アイセイ薬局ヘルスケアビジョン(掲載用)

 

シニアライフ総研®では、マスメディアに加えてWEBメディア、シニアの生活導線上のロケーションや生活シーンに応じたサンプリング・イベント、広告掲載メディア、同梱・封入メディアなど、幅広いメディアの特性と具体的なメディア・広告媒体を資料と共にご紹介しています。

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全国のアイセイ薬局にてカウンター下部や待合スペース正面など、薬局店舗内でもっとも効果の高い掲出箇所へのポスター掲出が可能です。顧客層は50代以上が過半数を占めるため、健康意識の高い高齢者層へアプローチできます。またポスターへリーフレット設置用のポケットを付けることも可能なため、興味・関心を持った方に対して、薬局を離れたあとも継続的な情報提供ができます。

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220222【シニア向けメディア】アイセイ薬局内ポスター掲出(掲載用)

 

シニアライフ総研®では、マスメディアに加えてWEBメディア、シニアの生活導線上のロケーションや生活シーンに応じたサンプリング・イベント、広告掲載メディア、同梱・封入メディアなど、幅広いメディアの特性と具体的なメディア・広告媒体を資料と共にご紹介しています。

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内閣府より発表された『平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果』を元に、
具体的な数字を交えてながらシニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。


2021/2/22

シニアが住み替えをする場合の不安点は費用が圧倒的に多い

住み替えをする場合に不安なことは、「費用がかかる」が 43.5%で最も多く、次いで「住み慣れ た地域を離れること」30.5%、「病院や商業施設等の近隣環境が整っている場所が少ない」15.2%、「引っ越しなど住宅環境の整備が面倒」14.9%と続いています。

 

住み替えをする場合の不安なこと

住み替えをする場合の不安なこと

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成

 

 

半数のシニアが、身体が衰弱化しても現住居に住み続けたい

体が虚弱化したときに住みたい住宅としては、「現在の住居に、とくに改修などはせずそのまま 住み続けたい」28.7%と「現在の住宅を改修し住みやすくする」27.4%が僅差で上位に並び、 次いで「介護を受けられる特別養護老人ホームなどの施設に入居する」18.5%、「サービス付き 高齢者向け住宅に入居する」14.3%、「介護を受けられる有料老人ホームなどの施設に入居す る」12.2%、「子や親族などの家に移って世話をしてもらう」7.9%)の順となっています。

 

身体が虚弱化した時に住みたい住宅

身体が虚弱化した時に住みたい住宅

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成

 

男性よりも女性の方が子供との同居・近居意向が強い

全体では、子供と「同居したい」は 34.8%、「同居ではなく近居したい」29.0%、「同居か近居のどちらかをしたい」9.6%と合わせると、計73.4%が子供と同居か近居をしたいと考えています。また「同居も近居もしたくない」は 18.9%となっています。

また、男女別でみてみると、女性は「同居したい」が37.9%で、男性31.2%よりも上回っています。また、「同居したい」、「同居ではなく近居したい」、「同居か近居のどちらかをしたい」の合計は男性70.0%に対して女性が76.3%と高くなっています。

 

子供と同居や近居の意向

子供と同居や近居の意向2

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成

 

子供との同居・近居メリットは手助けや世話をしてもらえること

子供と同居又は近居したい人に、同居又は近居をするメリットを聞いたところ、「ちょっとした 手助けが必要な場合に安心して過ごせる」が 81.3%で最も高く、「自立した生活ができなくなった 場合に世話をしてもらえる」51.0%、「子や孫の世話ができる」22.3%と続いています。

 

同居又は近居をする場合のメリット

同居又は近居をする場合のメリット

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成


 


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内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。


2021/2/16

65歳以上の者のいる主世帯の約8割以上が持ち家

65歳以上の者のいる主世帯について、住宅所有の状況を見ると、持ち家が82.1%と最も多くなっています。ただし、65歳以上の単身主世帯の持家の割合は66.2%となっており、65歳以上の者のいる主世帯総数に比べて持ち家の割合が低くなっています。

 

住居の状況

住宅の状況

出典:総務省統計局「住宅・土地統計調査」(平成30年)を加工して作成

 

 

シニアの外出手段は「自動車」と「徒歩」が半数以上

内閣府が平成30(2018)年に行った調査では、外出する際に利用する手段をたずねたところ、全体では「自分で運転する自動車」が56.6%と最も高く、ついで「徒歩」(56.4%)となっています。

都市規模別で見ると大都市では、「徒歩」71.0%、次いで「自分で運転する自動車」38.4%、「電車」36.5%と続いています。町村では、7割近くが「自分で運転する自動車」と回答し、次いで「徒歩」42.7%、「家族などの運転する自動車」24.6%と続いています。


外出する際に利用する手段(複数回答)【都市規模別】

 

外出する際に利用する手段_都市規模別

出典:内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」(平成30 年)を加工して作成

 

 

また、年齢別で見ると、60~64歳では「自分で運転する自動車」が78.8%と最も高く、次いで「徒歩」が48.0%となっていますが、年齢が高くなるほど「徒歩」か「家族などの運転する自動車」が多くなる傾向にあり、80歳以上では、「徒歩」が58.5%、「家族などの運転する自動車」が36.1%となり、「自分で運転する自動車」は26.4%となっています。

 

外出する際に利用する手段(複数回答)【年齢別】

 

外出する際に利用する手段_年齢別

出典:内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する調査」(平成30 年)を加工して作成

  

出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』

 


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2021/2/10

約7割が現在の住まいで災害に備えて何らかの対策をとっている

地震などの災害に備えてとっている対策があるかないかの割合については、「対策をとっている」が67.5%と約7割と多く、「対策を取っていない」は32.5%と約3割に留まっています。

 

地震などの災害に備えてとっている対策の有無

地震などの災害に備えている割合

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成

 

シニアの災害対策で最も多いのは「非常食」や「避難用具」の準備

現在の住まいでの災害対策の具体策については、「非常食や避難用品などの準備をしている」が38.4%、「近くの学校や 公園など、避難する場所を決めている」36.5%、「家族・親族との連絡方法などを決めている」28.7%が上位となっています。

 

地震などの災害に備えてとっている対策

地震などの災害に備えてとっている対策

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成

 

シニアの約9割は現住居に住み続ける予定だが、何らかの改修が必要と約5割が考えている。

今後現在の住居にすみ続けるために必要な改修の内容は、「手すりを設置する」が35.0%が最も多く、「床や通路面の段差解消」19.1%、「浴槽を入りやすいものへ取り変える」13.6%、「ブザーの設置など防犯設備や緊急通報のための装置を設置する」13.6%と続いています。また、何らかの改修が必要と考えている人は53.5%で、「住み続ける予定はない」は3.2%と非常に少なくなっています。

今後も現在の住まいに住み続けるために必要な改修

今後も現在の住まいに住み続けるために必要な改修

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成

 

シニアの新住宅への重視点No.1は「高齢者向けに設計されていること」と
「医療・介護サービスが受けやすいこと」

新しい住宅に住み替える場合の重視点は、「手すりが取り付けてある、床の段差が取り除かれて いるなど、高齢者向けに設計されていること」「医療や介護サービスなどが受けやすいこと」が38.1%と最も多く、「駅や商店街が近く、移動や買い物が便利にできること」37.3%となっています。

 

新しい住宅に住み替えする場合の重視点

新しい住宅に住み替えする場合の重視点

出典:「平成30年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果」を加工して作成


 


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2021/2/26

人生100年時代のキャリアデザイン構築ソリューションを企業に提供

株式会社みらいワークス(本社:東京都港区、代表取締役社長:岡本祥治、以下「当社」)は、社員が人生100年時代を見据えたキャリアデザインを構築するためのソリューションを企業に提供する、企業人事向け新サービス『100年人生・HRソリューション』を2021年2月26日より開始する事をお知らせいたします。本サービスは、当社がこれまでに培ってきた地方副業サービス『Skill Shift』(https://www.skill-shift.com)の利用や、経営幹部や事業承継者候補に特化した地方転職サービス『Glocal Mission Jobs』(https://glocalmissionjobs.jp)、フリーランスのマッチングサービス『フリーコンサルタント.jp』(https://freeconsultant.jp/)のノウハウの活用を前提とする、社員のセカンドキャリア構築のための制度設計から運用支援までをトータルにサポートします。
株式会社みらいワークス
■『100年人生・HRソリューション』の3つの特徴
1. 社員が主体的に多様な人生設計や働き方を形成できる仕組み
2. 幅広いスキルの習得やセカンドキャリアの選択肢を増やすコンテンツ
3. 社員の地域社会への貢献活動の促進
 
■『100年人生・HRソリューション』開始の背景
平均寿命が延伸し、「人生100年時代」と言われる中で、男女ともに年齢によらずに、自分にあった仕事を長く続けていくことを可能にする多様な人生設計や、雇用だけでなく、副業・フリーランスなど多様な働き方を実現していくことが望まれています。

そんな中、2020年には新型コロナウイルスの感染拡大により、本格的にテレワークなど柔軟な働き方の普及が進んだこともあり、企業への帰属意識など「働くこと」と「人生」への価値観の変化をもたらしました。一方で、2020年に上場企業が希望退職を募ったのは対2019年比較で約3倍へと増加しました。(※1)しかしながら、新卒一括採用、メンバーシップ型雇用など終身雇用を前提とした人事制度となっている企業もまだまだ多く、その会社だけでしか活躍できない人材育成をしながらも、業績不振となった際にリストラを実施してしまうこともある、という現実があります。

当社は、高度高齢化がますます進み、本格的な「人生100年時代」が到来することを踏まえると、各企業は、在籍する社員が「人生100年時代」を生き抜く為のサポートをするべきであると考えております。今後、企業は社員に対して他の会社でも活躍できるような教育や、雇用以外の働き方を含むセカンドキャリアに向けた自己啓発のサポートをする活動が必要となると考え、新サービスを開始することと致しました。

■『100年人生・HRソリューション』の概要
本サービスは、先が見えにくいビジネス環境において、変化に怯まない人材の育成・確保に極めて有効です。また、企業にとっての都合だけでなく、社員にとっても人生100年時代のキャリアデザイン構築に繋がる、企業と社員がWIN-WINとなるサービスです。

サービス内容は、中高年人材の戦力化、且つ自立型人材になってもらうための意図的・戦略的な変化環境を経験させるために、企業の人材構造やニーズに合わせて、下記の3領域におけるソリューションを組み合わせて制度設計し、運用まで支援致します。

・情報提供・・・多様なキャリアの情報提供、アルムナイ(卒業生)のコミュニティ運営、業界横断のセカンドキャリアコミュニティー運営、など
・座学・・・キャリア・シフト研修、セカンドキャリアや副業などのセミナーの実施、など
・参画・・・地域課題解決ワークショップ、地方副業、地方企業管理職特化の在籍出向制度、など

■『100年人生・HRソリューション』に関する問い合わせ先について
株式会社みらいワークス ESG(※2)推進部
担当  : 牧野
メール : hr_solution@mirai-works.co.jp
電話  : 03-5860-1835

※1 東京商工リサーチ「主な上場企業 希望・早期退職者募集状況」 https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20201209_02.html

※2 ESGとは : 環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字をとったもの。サステナビリティ分野において、企業や組織、国家の取り組みがどれほど進歩しているかを評価する指針として活用されている。企業の長期的な成長のためには、ESGが示す3つの観点が必要だという考え方が世界的に広まってきている。


≪株式会社みらいワークス 概要≫
本社   : 東京都港区
代表者  : 代表取締役社長 岡本祥治
設立   : 2012年3月
資本金  : 52,610千円(2021年2月5日時点)
URL  : https://mirai-works.co.jp
事業内容 : プロフェッショナル人材が人生100年時代を生き抜く為のプラットフォームとして、「独立・起業・副業・転職」といった働き方や働く場所を自由に選択できる社会創りを目指し、サービスを展開。
登録プロフェッショナル30,000名、クライアント1,700社(2020年12月末時点)
 

2021/2/26

SOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長 遠藤 健、以下、「当社」)は、当社オリジナルのエンディングノート『夢結いのーと』および啓発冊子『人生会議なるほどブック』の制作に合わせて、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)-人生会議-」(以下、「人生会議」)に関する調査を、40歳以上の男女973名を対象に実施しました。その調査結果を報告します。

 

■調査結果のポイント

(1)両親が持っている老後の希望等について、子世代が聞いておきたいと思っていることが、実際には聞けていない。受けたい・受けたくない医療について、約30%の人が聞いておきたいと回答したが、実際に聞いている人は半分の約15%だった。葬儀やお墓のこと、受けたい・受けたくない医療や介護のことなど、死や悲しみを連想されるような内容は、聞いておきたいけれど聞くことができていないという実態があることがわかった。(Q9)

 

(2)自身が人生の最終段階を迎えた時の過ごし方等の希望を、誰にも伝えていない理由として、70以上の約20%が「家族など身近な人に判断をゆだねたい」、約13%が「自身の考えは家族に伝わっていると思う」と回答した。また、約26%「年齢的に、まだ早いと思うから」、約37%が「考えがまとまっていないから」と回答。普段、❝もしもの時❞を意識することがほとんどないということが伺える。(Q8) 

 

(3)「”人生会議”を知っているか」という質問に対して、「言葉を聞いたことはあるが、内容はよくわからない」「聞いたことがない」を合わせて、約85%の人が「知らない」と回答。(Q12)また、「どのようなきっかけがあれば人生会議についてもっと話しやすくなると思うか」という質問には、約30%が「本人から話を切り出すのが良い」、約25%が「エンディングノート(終活ノート)などの専用のノートがもっと身近になると良い」と回答した。(Q13)専用のノートがもっと身近になれば、より一層本人から話を切り出しやすくなると考えられる。

 

1.調査の背景

もしものときのために、本人が望む生活や医療・ケアについて前もって考え、家族など信頼できる人たちや医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組みのことを「ACP(アドバンス・ケア・プランニング) 」と言います。この取組みの普及・啓発を進める厚生労働省によって、2018年にその愛称を「人生会議」とすることが発表されました。

当社では、経営の基本である“人間尊重”を土台として、ご利用者さまが最期までご本人らしく、尊厳ある人生を送ることができるよう、人生会議に力を注いでいます。人生の最終段階のことだけでなく、お一人ひとりが持つ価値観や人生の目標などを、家族や医療・介護に携わる人々と共有し、理解を深め、自己決定をサポートすることで、ご利用者さまのこれからの人生が彩り豊かな時間になるよう、支援していきたいと考えています。

核家族化や少子高齢化が進み、親子という身近な間柄であっても、自身の希望を伝える、または尋ねることが難しい現代ですが、自身の将来、両親の将来をより豊かに、充実したものにしたいという想いは今も変わらないのではないでしょうか。

今般、人生会議の必要性やその内容について、人々がどう考え、どう行動しているのかに焦点を当てた調査を行いました。

 

2.調査概要

■調査期間 :2020年11月9日(月)から11月16日(月)
■調査方法 :インターネット(パソコン、携帯電話モバイルサイト)
■調査対象者:全国の40代以上の男女
■有効回答数:973人

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3. 調査結果詳細

Q1.あなたは、ご自身が高齢になった時(概ね70歳くらい)の過ごし方等について、どのような希望をお持ちですか?(複数回答)(n=973)

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・40代から70歳以上まで全ての年代で、40%以上の方が「趣味や仕事の継続について」希望を持っていることが分かりました。

・「自身の財産の処分方法について」は、年代が上がるにつれて希望を持っている人の割合が増えていくことが分かります。年代が上がるにつれ相続を意識する人が増えていくことが、その理由として考えられるのではないでしょうか。

 

Q2.Q1でお答えの希望について、誰かに伝えたり、相談したりしていますか?(複数回答)(n=770)

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・Q1で何らかの希望を持っていると答えた方に、誰にその希望を伝えているか聞いたところ、「誰にも伝えていない」と答えた人が最も多いという結果になりました。特に、40~50代の世代では、約半数以上が希望を誰にも伝えていないことがわかりました。

・希望を伝えている相手として、最も多かったのは「自身の配偶者」でした。年代が上がるにつれて、配偶者に希望を伝えている人の割合が高まります。

 

Q3.Q2でお答えの希望は、どのようにして伝えていますか?(複数回答)(n=452)

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・Q2で希望を誰かに伝えている、と答えた方に、その希望をどのようにして伝えているかを聞いたところ、圧倒的に「口頭で伝えている」人が多く、書面での意思表示はほとんど行われていないということが分かりました。

 

Q4.あなたは、ご自身の死が近づき、人生の最終段階を迎えた時の過ごし方等について、どのような希望をお持ちですか?(複数回答)(n=973)

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・次にご自身の死が近づき、人生の最終段階を迎えた時の希望について聞いたところ、約4割の人が「現時点で、明確な希望があるわけではない」と回答しています。

・一方、何らかの希望を持っている人については、「受けたい/受けたくない医療について」の希望を持っている人が最も多く、全体では34.6%、70歳以上の方では40%以上に達することが分かりました。

 

【回答結果の比較】Q9.両親に対して聞いておきたいこと上位5項目

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・本問で上位に上がった項目と、Q9「両親が持っている老後や人生の最終段階を迎えた時の過ごし方などの希望について、知っておきたいと思うこと」で上位に上がった項目を比較してみました。

・自分自身が持っている希望と、両親が持つ希望で知っておきたいと思うことの上位には、若干順位に違いはありますが、同じ項目が並びました。両親と向き合うなかで直面したことが自身の希望に反映されているのかもしれません。また、自身に関する希望と同じことを、両親に対しても実現してあげたいという気持ちも伺えます。

 

Q5.ご自身の死が近づき、人生の最終段階を迎えた時の過ごし方等について、その希望を誰かに伝えていますか?(複数回答)(n=590)

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・人生の最終段階を迎えた時の過ごし方等について、その希望を誰に伝えているかを聞いたところ、「自身の配偶者」または「自身の子」に伝えていると回答した人が多い一方、全体では50%近くの人が「誰にも伝えていない」と回答しました。ただし、この傾向は年代が上がるにつれて減少し、70歳以上の方の割合は、40代の約半分となっています。やはり、年を重ねていくにつれて、自分の希望を周囲の人に伝えておきたいと考えるようになるのでしょう。

・女性が、男性に比べて「自身の配偶者」より「自身の子」に伝えている割合が高いのは、女性の方が、平均寿命が長いことが影響しているかもしれません。

 

Q6.ご自身が人生の最終段階を迎えた時の希望は、どのように伝えていますか?(複数回答)(n=330)

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・Q3と同様に、年代に関わらず、多くの人が口頭で希望を伝えていると回答しました。

・注目したい点は、50代~60代と比較して、40代の人の方が何らかの記録を残している人が多くいるところです。“人生会議”や“エンディングノート”という言葉、行動が、50歳代未満の若い世代から浸透してきているのかもしれません。

・70歳以上になると、何らかの記録を残している人が多く、エンディングノートなど専用のノートを使用している人が多いことがわかりました。

 

Q7.なぜ、ご自身の人生における最終段階の希望を誰かに伝えようと思ったのですか?(複数回答)(n=330)

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・約半数の人が「こどもなど、身近な人に負担を掛けたくない」という気持ちを持っており、年代があがるにつれ増えていくことがわかります。

・また、16.4%の方が、「親や祖父母から、伝えてもらえばよかった」という経験があることがわかりました。

・「友人・知人の経験や勧めから」「こどもなど、身近な人に伝えてほしいと言われたから」「ニュースや新聞、テレビ番組を見て」という回答を選択したのは、40代が最も多いという結果でした。前問同様、若い世代に“人生会議”の必要性や、言葉に触れる機会が増えていることが伺えます。

 

Q8.人生の最終段階を迎えた時の過ごし方等の希望を、誰にも伝えていない方は、その理由をお聞かせください。(複数回答)(n=260)

 

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・60代~70歳以上になると、「特に伝えなくても、自身の考えは家族(身近な人)に伝わっていると思うから」「そうなった時には、家族など身近な人に判断をゆだねたいから」という回答割合が増える傾向があります。また、「考えがまとまっていないから」という回答も、比較的多く見受けられます。

・「年齢的に、まだ早いと思うから」という回答は、年代があがるにつれ減っていきますが、70歳以上の方でも4人に1人以上はそのように考えているということが分かります。本来、年齢に関係なく誰にも“もしもの時”が来る可能性がありますが、普段はあまり意識されていないということが伺えます。

 

Q9.両親が持っている老後や人生の最終段階を迎えた時の過ごし方などの希望について、知っておきたいと思うこと、また、実際に聞いているのはどのような事項ですか? (複数回答)(n=973) 

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・親が持っている希望について、聞いておきたいと思う事項と、実際に聞いている事項に違いがあるのかを調査しました。

・この結果からは、聞いておきたいことと実際に聞いていることには乖離があり、聞きたいけれど聞けていない実態があることが伺えます。

・葬儀やお墓のこと、受けたい/受けたくない医療や介護のこと、看取りのことなど、死や悲しみを連想させるような内容は、なかなか話すきっかけがないのかもしれません。

 

Q10.前問で、両親から希望を聞いている場合、その内容について何度か繰り返し話をしていますか?(n=449)

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・両親の持つ希望にについて、一度きりではなく繰り返し話をしている人の割合は全体で53.0%という結果でした。

・老後や人生の最終段階を迎えた時の過ごし方などの希望は、環境の変化や病気をすること等によって、変化していく場合があります。繰り返し話をしている割合が半数を超えているのは、実際に希望する内容が変わっているということかもしれません。

 

Q11.両親から「特に希望は聞いていない」を選んだ方は、その理由をお聞かせください。(複数回答)(n=524)

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 ・全ての年代で、「話すきっかけがないから」と答えた人が最も多いという結果でしたが、年代があがるにつれ、そう答える人の割合は減っていきます。

・一方、「話さなくても、なんとなく希望はわかっているから」という回答は、年齢を重ねるにつれ数が増える傾向でした。

 

Q12.「ACP(アドバンス・ケア・プランニング) -人生会議- 」を知っていましたか?(n=973) 
聞いたことがない

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・「言葉を聞いたことはあるが、内容はよくわからない」「聞いたことがない」を合わせると、84%の人が『ACP -人生会議-』を知らないと回答。まだまだ、この取組みの認知度が低いことがわかりました。

 

Q13.どのようなきっかけがあれば、多くの人が人生会議についてもっと話しやすくなると思いますか?(複数回答)(n=973)

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・「本人から話を切り出すのが良い」という回答に続いて、2番目に多かったのは、「エンディングノート(終活ノート)など、自身の希望を書き留める専用のノートがもっと身近になると良い」という回答です。専用のノートがもっと身近になれば、本人からも、より一層話を切り出しやすくなると考えられます。

 

【SOMPOケアにおける人生会議の取組み】

当社では、人生会議に取り組むきっかけとなるツールとして、オリジナルのエンディングノート『夢結いのーと』と啓発冊子『人生会議なるほどブック』を制作しました。

まずは、当社のご利用者さま・ご家族さまにご使用いただき、多くの方にとって人生会議をより身近な取組みにしていきたいと考えています。

※詳しくは、2月25日のニュースリリース「~人生会議で、“これから”をより豊かに~ オリジナルエンディングノート「夢結いのーと」と啓発冊子を制作」(https://www.sompocare.com/attachment/topic/1130/news_0225_1.pdf)をご参照ください。

 

【この件に関するお問い合わせ先】

[会社名] SOMPOケア株式会社

[部署名] 広報部

[担当者名] 矢板・元吉・髙田

[TEL] 03-5715-5533

[Email]kaigo-info@sompocare.com 

2021/2/26

株式会社CBCテレビ1

 

脳の血流量、ある事を施すと…
その瞬間、血流量が一気にアップ!
一体、何をしたのか。それが…「噛み合わせ」の改善。
実は、歯の神経は、筋肉などの動きを司る脳と密接に関係しているんです。
それにより、こりの改善やバランス能力アップ、さらには認知症予防など、実にさまざまなメリットが!
たかが噛み合わせ、されど噛み合わせ、そこには、とてつもない健康パワーが!
そこで今回は、人ごとではない!噛み合わせと不調の意外な関係を徹底リサーチします!

2021年2月28日(日)あさ7:00放送 『健康カプセル!ゲンキの時間』
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介します。
今週のゲストは高橋ひとみさん。

今回のテーマは「~こり・転倒・認知症予防に!?~噛み合わせと不調の意外な関係」
(放送後のアーカイブはこちらから 番組HP:https://hicbc.com/tv/genki/?ref=pr

野球やサッカー、陸上など、アスリートの間でも注目されている、噛み合わせがもたらすパワーの重要性…。
平均台もスイスイ!
転倒や怪我の防止、ひいては寝たきりの予防にも繋がるバランス能力と噛み合わせの意外な関係とは!?

株式会社CBCテレビ3

 

血流量がアップして認知症予防に!?噛み合わせパワー徹底解明!
そもそも噛み合わせが悪くなる原因とは?
眠っている時や普段の何気ない〇〇にあった!?

株式会社CBCテレビ4

そして口を開けて閉じるだけ?
先生オススメ!あごの位置を正す効果が期待できる、簡単エクササイズもご紹介!

株式会社CBCテレビ2

お見逃し無く!

【ゲンキの時間PR動画】

 

『健康カプセル!ゲンキの時間』
身近な健康問題とその改善法を、様々なテーマで紹介します。
2012年にスタートした「健康カプセル!ゲンキの時間」。
専門ドクターから学んだすぐに役立つ健康情報をお届けします!
楽しい日曜の朝をこの番組と一緒に過ごしませんか?

【放送日】2021年2月28日(日)
【時間】あさ7:00
【出演】MC:筧利夫 鷲見玲奈
ゲスト:高橋ひとみ
ゲンキリサーチャー:コカドケンタロウ(ロッチ)
ドクター:平岡歯科 院長  歯科医師 平岡孝将
東京歯科大学 特任教授  歯学博士 石上惠一
【テーマ】「~こり・転倒・認知症予防に!?~噛み合わせと不調の意外な関係」
【番組HP】https://hicbc.com/tv/genki/?ref=pr
※番組ホームページでは放送後、放送内容のアーカイブ情報が更新されます。
[ 番組HPトップページ ] > [ アーカイブ ] からご覧になれます。

CBCテレビ製作/TBS系28局ネット

2021/2/26

公益財団法人 明治安田厚生事業団(本部:東京都新宿区、理事長:中熊 一仁)、八王子保健生活協同組合(東京都八王子市、理事長:杉本 淳)、公益社団法人 日本エアロビック連盟(東京都品川区、理事長:知念 かおる)、株式会社 電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一 以下、ISID)の4者は、2021年2月1日付で共同研究契約を締結し、コロナ禍における新生活様式をふまえた高齢者の健康づくりに向け、オンライン健康づくりシステムの開発とその実証研究を開始しました。

 

ポイント

◎ 高齢者を対象とした新しい生活様式における健康づくりの方法;オンライン健康づくりシステムの開発と効果検証
◎ 双方向型のオンラインコミュニケーションシステムを使って、持続可能なオンライン・コミュニティーを構築する試み
◎ 運動中の心拍数をオンライン上で集中管理できるアプリを開発し、研究スタッフが高齢者の安全管理を徹底


株式会社電通国際情報サービス2

 

背景

新型コロナウイルス感染症拡大による活動自粛が続き、高齢者の社会的交流や健康づくり活動が制限されており、健康への悪影響が懸念されています。このような状況のなか、新しい生活様式を実践するため、Webを介して、さまざまな取り組みが始まっています。高齢者の健康づくりにおいても、オンラインツールを活用する新たな方法が求められています。
本研究は、新生活様式下における高齢者の健康づくりの方法を開発することを目的として、オンライン健康づくりシステムを考案・開発し運動プログラムを提供するとともに、その活動継続のための支援体制を構築することで、高齢者が誰でも参加できる健康づくり活動を展開します。また、その効果について、短期的には対象者の健康に関する意識・行動・習慣、認知機能や脳活動および生活機能に対する影響、中・長期的には生活状況・健康状態(各種疾患の有病率、抑うつ度、主観的健康感、生活満足度など)の変化を調査します。さらに、将来的には要介護と認知症の発生率および医療費と介護費への影響などを検証する計画です。
本研究は、新たな情報技術を活用し、大規模で長期的な研究となることから、研究機関のみならず、高齢者の保健・医療・福祉に関わる法人、運動の指導・普及に関わる法人およびITを担当する企業から成る産学連携による研究体制を構築し、研究を進めています。また今後、対象地域の行政担当部署との連携も予定しています。
 

実証研究の特徴

本研究最大の特徴は、双方向型のオンラインコミュニケーションシステムを使い、多様な社会参加活動を実現する持続可能なオンライン・コミュニティーを構築することです。運動プログラムの提供にあたり、ISIDが開発した高齢者向け安全管理アプリを活用することにより、運動前の体調や血圧を事前にチェックしたうえで、運動中の心拍数を研究スタッフがオンライン上で集中管理することが可能になりました。このように安全管理とオンライン・コミュニティーによる高齢者の健康づくりを同時に実現します。
 

今後の展開

2021年2月から8週間の予定で、16名の参加者を対象にトライアルを開始しました。トライアル期間中の平日毎朝8時30分から運動教室を開催し、参加者は当システムを活用して、ほぼ毎日、運動を実施しています。運動教室中はインストラクターと参加者、参加者同士でやり取りする姿が目立ち、参加者からは早くも「コロナ禍にもかかわらず運動できる機会があるのはありがたい」、「運動教室中にみんなの顔が見られるのは画期的」、「毎日同じ時間に運動をすることで生活スタイルにリズムができ、良い影響を実感している」、「肩の痛みがなくなって腕が上がるようになった」といった好意的な意見が得られています。2022年3月末までには認知機能等への効果を検証するため、トライアルの結果を受け、全体の仕組みを修正したうえで、対象者を数百名規模に拡大し実験を行う予定です。さらに、数年単位で仕組みを整備していき、最終的には対象地域である八王子市に居住する高齢者であれば、誰でも日常的に参加できるような仕組みの構築を目指しています。このようにオンラインで健康づくり活動に長期的に取り組もうとする学術研究は、国内では事例が少なく、先進的な取り組みと言えます。

株式会社電通国際情報サービス1

トライアルの様子

 

本実証研究における研究体制

【実証研究代表者】荒尾 孝(公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 副所長) 

本研究における4者の役割は次のとおりです。
【公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所】
 国民の健康増進を目的とした学術研究を行っており、研究拠点として本研究全体の企画・運営・評価を担当します。

【八王子保健生活協同組合】
 医療分野の専門家との協力により、組合員の保健・医療・福祉の向上に努め、安心して暮らせる地域づくりを目指しており、研究対象者のリクルートと支援システムの構築を担当します。

【公益社団法人 日本エアロビック連盟】
 エアロビックを生涯スポーツ・競技スポーツの両面で普及・振興に取り組んでおり、運動プログラムの考案と指導者の調整・派遣を担当します。

【株式会社 電通国際情報サービス】
 ITを活用したスマートシティ事業に取り組んでおり、新生活様式下での高齢者の健康づくりに対応した安全管理アプリの設計・開発を担当します。

本研究では、多様な社会参加プログラムの提供を予定しており、本研究に賛同または興味関心のある企業等の協力・支援を得たいと考えています。

2021/2/26

在宅介護に疲れた時、介護休息にオススメ!~介護福祉士が常駐するから緊急時も安心~

訪問介護サービス事業などを行う株式会社Ap-speed(所在地:東京都大田区、代表取締役:中吉 淳喜)は、要支援・要介護・障がい等により介護が必要な方を対象とした、完全貸切り型の介護付き宿泊施設「Night」を2021年3月6日に東京都大田区に正式オープンします。
介護福祉士が常駐し、緊急時・夜間帯等は提携医療機関【ナグモ医院・南雲院長】による往診もあり、安心してご宿泊いただけます。

 

株式会社Ap-spee1

 

「Night」URL: http://www.warmth-1.com
 

オープンの背景

コロナ禍の影響で、ここ最近、在宅介護者が感染の不安からレスパイト(介護者が休息の場として活用できる施設)を容易に利用できずに苦慮しているというお声を多数頂戴しています。そこで、完全貸し切りの環境整備と最小人数での人員体制で介護対応可能な宿泊施設をオープンすることにしました。お客様が他の宿泊者やスタッフとの接触機会を減らし、安全にお過ごしいただけます。

「Night」5つのポイント
■施設ご利用者は1名様(ご夫婦は2名)の完全貸切り
■介護福祉士1名が常駐するから緊急時も安心
■ご自宅から施設まで完全送迎対応
■お食事はお取り寄せにてお好きなものをご提供
■ご宿泊中にヘアカット・ネイル・ヘッドスパを別途料金にてご提供

 

株式会社Ap-spee2

ソファーで映画等を鑑賞いただけます

株式会社Ap-spee3

寝具(フランスベッドグランマックス3モーターセミダブル使用)

 

Night提供サービス

株式会社Ap-spee5

車椅子用 送迎車

・食事介助
・服薬確認
・入浴介助
・排泄介助
・送迎サービス(車椅子対応)

<オプション>
・ヘアカット(パーマ、カラーリング)
・ネイル・ヘッドスパ
・提携医療機関【ナグモ医院・南雲院長】による往診

このような時にオススメ

・介護を必要とされる方がリフレッシュしたい時
・介護者の方がリフレッシュしたい時
・介護者の方の急な外出や予定変更で介護ができない時

株式会社Ap-spee4

 

【施設概要】
施設名称:Night
開業日:2021年3月6日(土)
宿泊料金:1泊 30,000円(税込)※連泊でのご利用も可能です。
※連泊の場合 日中帯 15,000円(税込)
 30日連泊の場合 1,335,000円(税込)
所在地:東京都大田区西糀谷3-4-7 小林ビル
営業日:年中無休
チェックイン:17:00~
チェックアウト:~10:00
公式サイト: http://www.warmth-1.com

【会社概要】
会社名:株式会社Ap-speed(カブシキガイシャアップスピード)
所在地:東京都大田区大森西7-5-13 三常ビル1F
設立:平成23年7月
代表取締役:中吉 淳喜
事業内容:
在宅福祉【訪問介護・障害福祉・大田区委託事業(移動支援・家族介護者支援】介護タクシー 自費宿泊事業
URL: http://www.warmth-1.com

 

2021/2/26

公式ホームページ “ロコモONLINE”にて公開・無償提供開始

 ロコモ チャレンジ!推進協議会(以下本会、委員長:大江隆史)は、この度、全国自治体様および法人様を対象としたロコモ解説ショート動画「いとうまい子と学ぶロコモ教室」を、公式ホームページ“ロコモONLINE” (https://locomo-joa.jp/)にて公開し、併せて無償提供を開始します。(当動画は新型コロナウイルス感染症予防対策を徹底した撮影を行っています。)

 当動画は本会公式ホームページ“ロコモONLINE”内特設サイト「コロナに勝つ、ロコモに勝つ」施策の一環であり、本編内では長引く新型コロナウイルス感染症流行の健康二次被害として危惧される、活動量減少で進行するロコモのリスクにも触れています。

 本会は超高齢社会日本の健康寿命延伸において大きな社会課題であるロコモティブシンドローム(略称ロコモ)啓発を推進しており、この動画も全国自治体の地域住民向け啓発や、各種法人の従業員向けインナー啓発にご利用いただけるように制作しました。ご利用希望の自治体・法人は本会公式ホームページを通じて利用申請をしていただきます※1。

 当動画は、女優で現在はロコトレ※2支援ロボット開発研究もされている、いとうまい子さんにご協力いただき、本会委員である整形外科専門医と対談形式でロコモを知らない方にも短時間で理解を深めていただけるように配慮した全9タイプの映像コンテンツとなっています。なお、本会公式ホームページ上でその一部※3を公開いたします。

 また、当動画は自治体による利用の第一弾として、令和2年11月に開始した、愛知県弥富市とトヨタカローラ名古屋株式会社が協働で実施する、外出機会が減るシニア向け健康生活支援を目的とした送迎付き買い物支援サービス実証実験の、乗車中の映像コンテンツとして使用されます。また、法人利用では、明治安田生命保険相互会社の従業員向けロコモ啓発施策としてのご利用が決定しています。本会では今後さらに多くの全国の自治体や法人でのご利用を期待し、そのお申し出を公式ホームページにてお待ちしております。

※1: 本会事務局への申請は公式ホームページ ロコモONLINE(お問い合わせ)の、「その他のお問い合わせ」からお願いいたします。(https://locomo-joa.jp/inquiry/)なお法人においてはインナー(社内)向け利用に限ります。個人のご利用は受け付けておりません。

※2:ロコモーショントレーニングの略。ロコモ予防のためのトレーニングです。

※3:「ロコモとは?」篇・「コロナがロコモに与える影響は?」篇・「いとうまい子とロコモのお話」篇の3タイプ

■いとうまい子さんのコメント
「親の介護やご自身の将来のために役立つであろうロコモを、みなさんにもっと知ってもらいたいと思います」

■本会委員長 大江隆史のコメント
「コロナ禍の中、ひそかに進行しているのが、身体活動量の低下による健康への影響です。ステイホームは文字通り、出かけることによる身体活動を減少させ、その結果としてロコモの危険が切迫しています。コロナ禍の今こそ、ロコモ対策が必要です」

ロコモ チャレンジ!推進協議会2

いとうまい子さん

ロコモ チャレンジ!推進協議会1

「いとうまい子と学ぶロコモ教室」の一場面より

 

いとうまい子さん プロフィール
女優/1964年愛知県生まれ。1982年『ミスマガジンコンテスト』の初代グランプリを受賞。その翌年アイドル歌手としてデビュー。現在はドラマや映画で俳優業もこなす一方、テレビ番組でコメンテーターとしても活躍。芸能活動の傍ら、早稲田大学へ入学「ロコモティブシンドローム」予防の為の、高齢者に役立つ医療・福祉ロボットの研究に携わり、2019年よりAIベンチャー・エクサウィザーズのフェローに就任。現在は早稲田大学大学院博士課程にて抗老化学を研究中。

いとうまい子と学ぶロコモ教室 動画タイトル 全9篇
①ロコモとは? ②自覚がなくてもロコモかも ③ロコモ度を調べてみよう ④ロコトレでロコモ予防 ⑤食でサポートロコモ予防 ⑥ロコモは誰に相談する? ⑦ロコモかもしれないときの伝え方 ⑧コロナがロコモに与える影響は? ⑨いとうまい子とロコモのお話

<ロコモティブシンドローム(略称 ロコモ 和名 運動器症候群)とは>
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態。進行すると将来介護が必要になるリスクが高まります。
要支援・要介護になる原因の第一位は運動器の障害です※
※厚生労働省2019年国民生活基礎調査より。骨折転倒・関節疾患・脊髄損傷の合計

ロコモ チャレンジ!推進協議会3

 

<公式ホームページロコモONLINE内「コロナに勝つ!ロコモに勝つ!」特設WEBサイト>
(1) いとうまい子と学ぶロコモ教室
いとうまい子さんと整形外科専門医である協議会委員との対談形式によるロコモ解説short動画
(2)ロコモチャンネル
全国整形外科専門医等「運動器のプロ」による運動指導や、足腰などの運動器の健康維持に関するアドバイスを配信しています。全国整形外科専門医等からの投稿も受け付けています。
(3)健康経営カンファレンス2020ONLINE紹介
健康経営について情報提供を行っている「健康経営カンファレンス2020ONLINE(本会協賛)」WEBサイトへのリンクコーナーです。近畿大学准教授谷本道哉先生による「ロコモ予防スペシャルレッスン」のほか、具体的な運動指導映像をご覧いただけます。
(4)金澤翔子、ロコモを書く!
世界的に活躍する書道家金澤翔子さんの書をご覧いただけます。ダイナミックに身体を使う金澤さんの書で身体を動かす喜びを感じていただけます


参考資料

<運動器図解>

ロコモ チャレンジ!推進協議会4

出典:公益社団法人 日本整形外科学会HP

左の図は運動器を図解したものです。運動器とは身体活動を担う筋・骨格・神経系の総称であり、筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経(運動・感覚)、脈管系などの身体運動に関わるいろいろな組織・器官によって構成されており、その機能的連合が運動器です。筋・骨格・神経系の組織・器官にはそれぞれに独自な作用・機能がありますが、それらが密接に連動・連携して運動器としての役割を発揮しています。
 

 

 

 

<公益社団法人日本整形外科学会について>
 日本整形外科学会は1926年(大正15年)、「整形外科学に関する研究発表、連絡、提携および研究の促進を図り、整形外科学の進歩普及に貢献し、もって学術文化の発展に寄与すること」を目的に設立されました。
 平成23年4月1日に公益社団法人日本整形外科学会となりました。その目的は「整形外科学及び運動器学について調査、研究を行い、整形外科学及び運動器学の進歩普及に貢献し、もって国民の健康、疾病の予防、スポーツ医学等を通じた国民の心身の健全な発達、障害者の支援、高齢者の福祉の増進及び公衆衛生の向上に寄与すること」です。目的を達成するために行う事業として、研究の奨励及び調査の実施、専門医及び研修施設の認定、医療保険制度・介護保険制度・障害者(児童)福祉制度に関する調査・研究及び提言、一般市民向けの広報などがあります。
 学会がめざすところは、運動器の機能の維持・改善を支援することです。そして、このために必要な診断能力をもち、適切な医療を提供することができる専門医を育成することです。適切な医療には運動療法や薬物治療などの保存的治療、そして手術治療を含みます。
 日本整形外科学会は、公益社団法人として今後一層、整形外科学、運動器学の発展に寄与してまいります。

<ロコモ チャレンジ!推進協議会について>
 ロコモティブシンドロームを、医療・企業・行政の枠を超えて社会的に取り組むテーマであると考え、広くロコモを啓発し、ロコモに負けない社会をつくるため、日本整形外科学会では、任意団体「ロコモ チャレンジ!推進協議会」を立ち上げました(委員長:大江隆史、所在地:東京都文京区本郷2-40-8)。
 「ロコモ チャレンジ!推進協議会」では、ロコモティブシンドロームに関する正しい知識の普及と予防意識の啓発を行います。協議会では、会員企業・団体を募り、連携のうえロコモ予防を社会運動化していきます。

■活動内容:
 ―ロコモティブシンドロームの予防・啓発のための広報活動
 ―「ロコモ チャレンジ!」のワード、ロゴマーク使用の認証管理
 ―「ロコモ チャレンジ!」公式WEBサイト、ロコモONLINE(http://locomo-joa.jp)の運営・管理
 ―会員企業・団体と連携した広報活動 等

 

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