ウェルモ/東京大学高齢社会総合研究機構とフレイル予防に関する共同研究を開始

2021/2/24

地域特性指標の定量化により効果的なフレイル予防の実現を目指す

株式会社ウェルモ(代表取締役CEO 鹿野佑介、以下「ウェルモ」)は、東京大学高齢社会総合研究機構(機構長・未来ビジョン研究センター・教授 飯島勝矢、以下「IOG」)と産学連携により、フレイル※の重度化対応のための地域特性指標の策定・定量化に関する共同研究を、2020年(令和2年)10月より開始しました。
※フレイル:「Frailty(虚弱)」から作られた言葉で、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指します。身体の衰え(フレイル)だけではなく、こころ(心理)のフレイルや社会的なフレイルなど、多面的な視点を含みます。


■研究の背景
超高齢社会の日本で、健康寿命を延ばし、QOLの高い生活を維持することに注目が集まる中、要介護状態になる前の変化への気づきや早期の適切な取組み、つまりフレイル対策の重要度は増しています。特に2020年は未曽有の新型コロナウイルスの流行により、外出や社会活動が抑制され、高齢者の健康への影響(フレイル状態の悪化)が懸念されています。

フレイルや介護には地域特性が大きく影響しますが、フレイルにおいて何が地域特性なのかは明確になっていません。この地域特性の指標を明らかにし、定量化することで、高齢者本人の容態(心身機能)ばかりでなく地域特性にも応じた施策を策定できるようになり、地域ごとにより効果的なフレイル予防政策が実現できる可能性があると考えています。


■研究内容
本研究ではフレイル予防における地域差や地域特性を示す指標(例えば、食性、気候、住民意識、地域活動及び参加のしやすさ等)を明らかにし、それらの指標がどのように影響するのかを定量的に把握することを目的とします。ウェルモでは、同研究成果に基づき、効果的なフレイル対象の選定や政策の策定を可能とするAIプロトタイプの設計も視野に入れていますが、詳細は今後の検討によります。

 

 

研究目的フレイル重度化防止のため効果的な対応策を設計するための、地域特性の新たな指標の策定と定量化を目指す
研究内容①東大がフレイルチェックを展開する自治体における地域別の課題の把握と指標の策定等
②各地域・自治体におけるフレイル予防効果に影響する様々な因子の解析と検証
*上記因子を入力変数として、ポピュレーション・アプローチ策の内容と効果等をアウトプットするAIプロトタイプの設計も視野

 

 

■ウェルモとしての展開可能性

ウェルモは、今年度発売開始予定のケアプラン作成支援AI「ミルモぷらん」に加え、2020年より宮崎市と介護予防ケアプランケアプラン作成支援AIの研究開発を開始しています。本研究の成果は、地域特性が大きく影響すると予測されるケアプラン・介護予防ケアプラン作成にも極めて有効であると考えています。これにより、ウェルモの提供するソリューションは、地域特性にも応じたケアプランを提供することにより、健康寿命を延ばし、住み慣れた街で活き活きと最後まで暮らすインクルージョン社会の実現に貢献することを目指します。

株式会社ウェルモ1

■東京大学 高齢社会総合研究機構とは
東京大学高齢社会総合研究機構(IOG: Institute of Gerontology)は、日本をはじめ世界各国で広く急速に進行する社会の高齢化にともなう諸問題を解決するため、多岐にわたる高齢社会問題を総合的・分野横断的に課題解決型実証研究(アクションリサーチ)を推し進めている研究ハブ組織です。2009年4月、総長室総括委員会の下で部局横断的組織として設置されました。基礎的研究(要素技術開発)の推進だけでなく、学際的・分野横断的なチームで産学官民連携による地域実証を軸とした研究プロジェクトに取り組んでいます。全国各地に数多くのモデル自治体フィールドを持ち、エビデンスと社会のニーズを踏まえた実効性ある政策提言や社会システムのモデル構築を行っています。


フレイル予防の取組みについて
IOG飯島勝矢教授が考案した「フレイルチェック」を実施する自治体は73に上ります(2021年2月時点)。フレイルチェックとは、IOGが2012年から千葉県柏市で実施している調査(柏スタディ)からのエビデンスをもとに作られた、高齢市民同士でフレイルの危険度をチェックし合い、集いの場で「気づき、学び合うフレイル予防プログラム」のことです。運営は一定の研修を受けた「フレイルサポーター」と呼ばれるその地域に暮らすシニアで、市民による市民のためのフレイル予防として多くの自治体で実施されるようになりました。

 

株式会社ウェルモ2

 

■ 株式会社ウェルモ 会社概要
社会課題をICTと先端技術の力で解決することをミッションに掲げる、ケアテックカンパニー。ケアプラン作成支援AIの「ミルモぷらん」、介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム「ミルモネット」、児童発達支援・放課後等デイサービス「UNICO(ユニコ)」の事業を展開しています。
ウェルモコーポレートサイト:https://welmo.co.jp/

・商 号:株式会社ウェルモ (代表取締役CEO:鹿野 佑介)
・設 立:2013年4月30日
・資本金:15.1億円(2020年12月時点:資本剰余金含む)
・所在地:東京都千代⽥区内幸町1-1-6 NTT日比谷ビル4F
・福岡本店:福岡県福岡市中央区天神4丁目4-11

 

2021/2/24

1,200万の現実世界の様々な音の情景を学習済みのDNN(ディープニューラルネットワーク)を搭載し、音の情景の全体像を脳に届け、より自然でクリアな聞こえを実現

 110余年の歴史を持ち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、 以下 オーティコン)は、先進補聴器「Oticon More™(オーティコン モア、以下 モア)」を2021年2月26日(金)より全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて販売を開始します。「モア」は、脳にとって意味のあるすべての音にアクセスできるよう設計された*2初の補聴器です*1。これまでの補聴器の信号処理に関するアプローチを根本的に見直し、脳の神経回路を模した高度な人工知能の一つであるDNN(ディープニューラルネットワーク、以下DNN)を採用。脳本来の自然な働きに必要な「音の情景の全体像」を届けます。 スタイルは耳かけ型充電式(ミニRITE R)での展開で、ユーザーの幅広いニーズに合わせ、搭載機能により「モア 1」「モア 2」「モア 3」の3つのプライスポイントを設けています。

 

<Oticon More™(オーティコン モア)主な特長>

デマント・ジャパン

 脳が本来持つ自然な働きを最大限に活用し、補聴器ユーザーへより自然でクリアな音を届けます。これにより、難聴にとらわれることなく、人生をもっと豊かに楽しんでいただけます。

オーティコン史上最も高度な知能を持つ、DNNを搭載した世界初*1の補聴器専用プラットフォーム「ポラリス」誕生
・ 「モア」のテクノロジーを処理するためのこれまでにない高度な処理能力と精度(当社、前世代ベロックス Sプラットフォームとの比較)、学習済みDNNの高度なアルゴリズムをリアルタイムで実行するための16倍の容量、2倍の計算能力と処理速度
・  1,200万もの現実世界の音情報を学習済みのDNN(ディープニューラルネットワーク)をプラットフォームへ直接搭載

オーティコン モア 二大搭載機能
モアサウンド・インテリジェンス機能:周囲のあらゆる音を1秒間に500回スキャンして瞬時に分析。補聴器の 調整時に設定したユーザーの聞こえの好みを反映させ、絶え間なく変化する音の情景に対処する。学習済みのDNNを活用し、一つ一つの音の要素をより明瞭に際立たせ、バランスよく届ける。これにより、より自然でクリアな聞こえが実現する
モアサウンド・アンプリファイア機能:あらゆる音を精密なバランスで増幅する。周囲の音の情景の変化に適応し、高解像度、高音質で最適なバランスを保ちながら、より歪みなく音の増幅を行う

卓越したワイヤレス通信、外部デジタル機器との接続低エネルギーBluetooth®2.4 GHz 技術を搭載し、少ない消費電力でiPhone®に加えて、条件を満たすAndroid™端末用との中継器を介さない、直接高品質のストリーミングを提供。また、ステレオサウンドでのワイヤレス外部機器接続が可能

BrainHearing™(ブレインヒアリング)について

 オーティコンでは20年以上にわたり、脳から聞こえを考える、「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」のコンセプトを補聴器開発の原点に置き、「自然な聞こえ」を追求してきました。JapanTrak2018による調査結果においても、“現在所有されている補聴器の満足度に影響を与える因子”として、「音質/信号処理に関連する項目」が最も重要な因子として挙げられ、特に「自然な音」「音の豊かさ又は忠実な再現」が“最も満足度に対する影響度が高い項目だと読み取れる”、と言及されています。 2016年発売の「オーティコン オープン」では従来の指向性技術を脱却し360°の自然な聞こえを実現。2019年発売の「オーティコン オープンS」では、更にハウリングを事前に検知し予防することで、一日を通して安定した音を最適に届けることを可能としています。

 ブレインヒアリングの最新の研究や独立系研究者によるエビデンスにおいて、音を処理する際に聴覚皮質内では「捉える」聴覚サブシステムと「集中する」聴覚サブシステムという、二つのサブシステムが連続的かつ同時に働くことが解明されています。これらの研究*3により、「聞きたい音に焦点を合わせるためには、脳にまず音の情景の全体像を届ける必要があること」が明らかとなりました。

デマント・ジャパン3

 多くの補聴器は従来型の指向性、ノイズ抑制、利得を低減させるハウリングマネージメントシステム、また圧縮増幅などのテクノロジーを用いて難聴に対処しています。指向性技術は、騒がしい環境下において正面の会話を聞きやすくするために、それ以外の音を大きく抑制しています。このアプローチでは脳に届く音の情景が制限されることになり、刻々と変わっていく音環境の中でさまざまな音に耳を傾けることが難しくなると考えられます。
 新製品「オーティコン モア」は、最新のブレインヒアリング研究と、『脳が最適に機能するために、すべての音にアクセスする必要があること』を明確に示す独立研究を背景に、脳にとって意味を持つあらゆる音にアクセスできるように設計されています。

 

従来の常識を再び打破し、新たなアプローチで難聴に対処する

 これまでの補聴器は、音声を強調するために背景騒音を抑制し、数学的な理論モデルや人工的な仮説を応用した信号処理を用いて設計されてきました。一方「モア」では、全く異なるアプローチをとっています。従来の常識を再び打ち破り、360°の球形マイクを用いて、現実世界の日常の場面から様々な音を収集。この膨大な現実世界からの音声データを基にDNNを育て上げました。当社は、1,200万もの実際の音の情景を学習させたDNNを補聴器本体に搭載した最初*1の補聴器メーカーとなりました。「モア」に搭載された高度な人工知能DNNは、世界中のほぼすべての音の情景を正確に処理できます。DNNは周囲の音やその変化を詳細に認識し、脳に理想的な聞こえを届けるにはどうあるべきか、学習済みの知能によって対処し快適な聞こえを実現しています。「モア」によって、周囲の音の情景がバランスよく脳に届くことで、ユーザーは様々な聴取環境下でより多くの聞こえを得ることができます。オーティコンはこの新たなアプローチで難聴に対処し、聴覚ケア業界をまた一歩リードします。
 EEG(脳波検査)を使用した脳活動の試験によると、「モア」が脳内で音を最大60%明瞭にすることが実証されました*4。これは、周囲の音がどれだけクリアに届いているかを示しています。さらに「モア」は音の情景の全体像を脳に30%多く届け、また別の試験では騒音下での言葉の聞き取りを15%向上させることが明らかになりました。*4
 

次世代のコネクティビティを実現

「モア」のコネクティビティ機能により、補聴器ユーザーの日々の生活がより便利になります。
•iPhone®やAndroid™端末とも直接接続:Made for iPhone®補聴器であり、またAndroid™の新たなプロトコルである、補聴器用のオーディオストリーミング(ASHA)とも互換を持ちます。iPhone®、iPad®、iPodtouch®、Android™端末から直接ストリーミングが可能です*5
•オーティコン ONアプリはiPhone®やAndroid™スマートフォンに対応したアプリです。補聴器の音量、プログラム変更などを簡単かつ目立たずアプリから調節可能です。新しいストリーミングイコライザによって、音楽や映画音声のストリーミング時にサウンドの微調整が行え、より個別化された聞こえを体験いただけます
•「Oticon RemoteCare(オーティコン・リモートケア)」サービスは、購入後は店舗に足を運ばず、オンラインで補聴器の調整や定期的なフォローアップを受けることが可能な便利なサービスです*6
•IFTTTウェブサービスとの組み合わせによって、IFTTTに対応したスマート器機やサービスの利用が可能です
•便利なアクセサリーを使用し、テレビやその他のBluetooth®互換デバイスから直接音声をストリーミングできます。
 

使いやすい充電式補聴器 「ミニRITE R」

非接触型リチウムイオン充電式を採用しています。3時間の充電で、デジタル機器とのストリーミングを含み1日を通して補聴器の利用が可能です。また、30分間の急速充電でも最大6時間使用できます。充電器はスタイリッシュなデザインで、取り扱いも簡単です。*7
オーティコン補聴器のプレジデント 木下 聡は次のように述べています。
「世界初*1のDNNが搭載された、先進的な補聴器、『オーティコン モア』をお届けできることを大変嬉しく思います。この補聴器に導入された新たなテクノロジーによって、『音の意味を理解するための脳本来の力』をサポートします。補聴器ユーザーは『モア』の装用により認知資源に余裕が生まれ*4、聞き取りが困難なにぎやかな場所でも、周囲との対話やより豊かな聞こえを楽しめます。難聴を未対処のままにしておくことで引きおこされる健康上のリスクを回避することにも役立ちます。『脳本来の自然な働きを活用するためには、脳に音の情景の全体像を届ける必要がある』という、聴覚ケアの新たな視点が重要であり、オーティコン モアこそがこの解決策だと確信しております。聞こえに悩みを抱えていらっしゃる多くの皆様に手に取っていただき、より豊かな音に囲まれ、その方らしく生き生きとした生活を送っていただけたら幸いです」

*1  世界初(DNN を搭載した補聴器)は2020.11 月末時点です。
*2  Santurette, S. & Behrens, T. 2020. The audiology of Oticon More.Oticon Whitepaper.
*3   EEG, Alickovic et al, 2020 – Effects of Hearing Aid Noise Reduction on Early and Late Cortical Representations of Competing Talkers in Noise
     MEG, Puuvada & Simon, 2017 – Cortical Representations of Speech in a Multitalker Auditory Scene
     Deep Electrodes, O’Sullivan et al, 2019 – Hierarchical Encoding of Attended Auditory Objects in Multi-talker Speech Perception
*4  べロックスSとの比較 Santurette, S., Ng, E. H. N., Juul Jensen, J., & Man K. L., B. (2020).
Oticon More clinical evidence. Oticon Whitepaper.
*5 ASHA(補聴器用オーディオストリーミング):Android 10 以上で、ASHA 対応器種に対応、その他のアンドロイド端末ではコネクトクリップを併用
*6 遠隔での調整サービスの利用に際しては、お買い上げの補聴器販売店がリモートでの調整サービスに対応している必要があります
*7  リチウムイオン充電池のパフォーマンスは、難聴の程度、ライフスタイル、ストリーミングの使用状況によって異なります。

■製品のご紹介

製品シリーズ
<製品名>
Oticon More(オーティコン モア)シリーズ
<モア1、モア2、モア3>
スタイル耳かけ型:ミニRITE R(充電式)
価格オープン価格 (補聴器本体は非課税)
適合範囲■軽度~高度・重度難聴(105dBHLまで):ミニRITE R
カラーシルバー、ライト・グレー、ダーク・グレー、ダイアモンド・ブラック、
コッパ―ブラウン、テラコッタ・ブラウン、ベージュ、モア・ピンク(全8色)
その他■防塵、防水を示す国際保護等級IP68:耐久性、信頼性を考慮し、
すべての重要な構成部品を最適に保護するために
ナノコーティングを施しています
国内保証モア1、お買い上げ日より3年間
モア2、モア3共に、お買い上げ日より2年間
*お買い上げ日から保証期間内に通常のご使用で
 生じた自然故障に関し、無料修理を保証
国際保証/
お買い上げ
保険特約
モア1、モア2、モア3ともにお買い上げ日より1 年間
*日本国外でも保証条件を満たしたものは、無料修理が可能
発売日2021年2月26日(金)受注開始

▼「Oticon More™(オーティコン モア)」製品サイト

https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users/hearing-aids/products/more

 

デマント・ジャパン2

 

ブレインヒアリングについて

 聴覚の独立研究機関、エリクスホルム研究センター(デンマーク)での長期にわたる聴覚認知や脳研究の結果、誕生した考え方。難聴を補うことを主とした従来の考え方が「イヤ(耳)ヒアリング」であれば、脳を最優先に考えるのが「ブレインヒアリング」です。脳から聞こえを考える製品開発のコンセプトであり、オーティコンの補聴器開発の原点です。
 最新の聴覚における革新的、科学的な発見を通じて、脳が本来の働きを発揮するためには、あるがままの自然の情景を届けることが最善であることが示されています。この大きな発見は、私たちが進むべき次のステップを明確に示しています。

<ブレインヒアリングのメリット>
•選択的注意を向上
•脳により多くのスピーチキュー(言葉の手がかり)を届ける
•記憶想起の向上
•聞く労力の軽減
•会話の理解の向上

<ブレインヒアリングテクノロジー>
2010年:ノイズの多い環境でも音声の詳細を保持する優れた適応型圧縮技術である“スピーチガード”を発表
2016年:オーティコン オープンにより、従来の指向性に異論を唱え、360°からの音声を難聴者に届ける聴覚ケアのパラダイムシフトをもたらす。バランスよく360° の音の情景を届け、言葉と言葉の間にあるノイズでさえも素早く抑制する“オープンサウンドナビゲーター”を発表
2019年:ハウリングが発生する前に検知して予防し、一日を通して最適な音を届ける“オープンサウンドオプティマイザー”を発表
2021年:オーティコン モアに搭載された新機能で、より明瞭なコントラストとバランスをもって、音の情景の全体像へアクセスを可能にする”モアサウンド・インテリジェンス“、及びすべての音に対して正確にバランスの取れた増幅を行う”モアサウンド・アンプリファイア“を発表

■オーティコン補聴器について
補聴器業界におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、デンマークを本社とする世界的な企業で、16,000人以上の従業員を有するデマントグループの傘下にあります。 日本市場においては1973年より製品の製造・販売を行っています(https://www.oticon.co.jp)。オーティコンの新しい企業理念「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」とは、「難聴による制限のない世界、補聴器が難聴者の生活に溶け込み、難聴により引き起こされる健康リスクを抑えながら、その人らしく充実した人生を送る手助けとなれるよう、常に最も革新的な補聴器開発をおこなっていくこと」です。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、革新的な技術を開拓してきました。また、脳から聞こえを考える、「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」を補聴器開発の原点に置いています。先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究センター(デンマーク)において、約13,000人以上のテストユーザーと世界中から参集した様々な分野の科学者と共に、軽度から高重度、子供用から大人用まで、あらゆる難聴に対応できるよう、常に最先端で革新的な補聴器の開発・製造を行っております。

■デマントグループについて
デマントは、115年前にデンマークのオデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーする世界唯一の企業として、世界130か国以上でビジネスを展開しています。ビジネス領域ごとの売り上げ比率では、補聴器事業が全体の87%を占めており、その他、人工内耳事業4%、診断機器事業が9%を占めています。中核となる補聴器事業ではオーティコン、フィリップス、バーナフォン、ソニックなど複数のブランドを展開しています。また、デマントはウィリアム・デマント財団が所有し、世界で唯一の慈善財団が所有する聴覚ヘルスケア企業です。全デマントグループ16,000人の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。

▼本リリース掲載サイト
https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2021/20210224

▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/

商標について
・ Apple、Appleのロゴ、iPad、iPhone、iPod Touchは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。App StoreはApple Inc. のサービスマークです。Android および Android ロゴ、Google Playおよび Google Play ロゴはGoogle LLCの商標または登録商標です。
・ Bluetooth®のワードマークおよびロゴはBluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、Demant A/Sはこれらのマークをライセンス契約に基づいて使用しています。

2021/2/24

「よく聞こえない」は認知症・耳鳴りなど健康リスクの始まり…!

3月3日の「耳の日」を前に、朝日新聞出版は、週刊朝日ムック『「よく聞こえない」ときの耳の本[2021年版]』を2月24日に刊行します。慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科教授・小川郁医師が全面監修の最新版となります。いつまでも聞こえる耳を保つ方法を解説しています。

株式会社朝日新聞出版

 

「別にちょっとぐらい聞こえなくたって……」「命にかかわるわけじゃないし……」軽く見られがちな「耳の聞こえ」。これに対し慶応義塾大学医学部教授の小川郁医師は、「聞こえの重要性を分かっていただけていない」と警鐘を鳴らします。実は、難聴は認知症や耳鳴りと深い関係があることが研究で分かっているのです。

「認知症の予防できるリスク要因のうち、最大のものが難聴である」

2017年、国際アルツハイマー病会議で衝撃的な報告が発表されました。音を聞いて情報を認識することは、認知機能を維持することにつながります。つまり、認知症を予防したければ、一番効果があるのは「耳の聞こえ」を守ることだというのです。

それだけではありません。推定1000万人が発症し、そのうち300万人が苦痛や不快を訴えているとされる「耳鳴り」。これも実は、難聴で音が聞こえないことにより、脳が過剰に興奮して発生するということが分かっています。

それでは、耳の聞こえを守るにはどうすればいいのでしょうか?

本書は、耳と健康リスクの関係について、また耳の聞こえを良くする治療について、医師、言語聴覚士など総勢21人の医療関係者の監修&補聴器販売店への取材をもとに作成しました。近年変わりつつある補聴器の最新トレンドは? 「聞こえているのに聞き取れない」病気の原因とは? イラスト・写真が増えてより読みやすくなった「耳の本」の決定版です。

<注目の特集>
●「よく聞こえない」から始まる健康リスク
・「聞こえにくい」から耳鳴りが起きる
・「聞こえないから話をしない」になることも
・補聴器による早期介入が認知症予防にも

●補聴器で人生を豊かに!
・「隠す」時代から「見せる」時代へ
・補聴器の機能を徹底解説
・補聴器販売店を訪問!

●[独自調査]補聴器適合検査と耳鳴りの治療ができる病院 全国766リスト

「よく聞こえない」ときの耳の本 [2021年版] (週刊朝日ムック)
発売日:2021年2月24日(水曜日)
定価:909円+税
A4判変型140ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4022775777

 

2021/2/22

AOSデータ社、シニア向け動画チャンネル「Husime TV」にて

クラウドデータ、システムデータ、リーガルデータ、AIデータなどのデータアセットマネジメント事業を展開するAOSデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 春山 洋 以下AOSデータ社)は、デジタル遺言アプリ「Husime.com」に関連して、シニア世代のデジタル活用を支援する動画チャンネル「Husime TV(ふしめ てぃーびー)」を開設していますが、このたび新動画『70代のスマホ挑戦「iPhone拡大鏡」デジタルって人生より難しいもんか 笑』を追加いたしましたのでお知らせします。
 AOSデータ株式会社1
 
デジタル遺言をAI音声で自動作成、ブロックチェーンに保存できるアプリ「Husime.com
https://husime.com/
YouTube Husime TV公式チャンネルHusime TV」
https://www.youtube.com/channel/UCzJZBEK529Et5EdwUssPwcA

AOSデータ社は、シニア世代のデジタルライフを支援できるよう、スマートフォンやアプリなどの使い方を解説する動画チャンネル「Husime TV」を開設しています。この度、「Husime TV」に新たな動画『70代のスマホ挑戦「iPhone拡大鏡」デジタルって人生より難しいもんか 笑』を追加いたしました。スマートフォンの拡大鏡の機能を活用する方法をご紹介しています。
 
AOSデータ株式会社2
 
■「Husime TV」の概要
動画共有サイトYouTube上のチャンネル「Husime TV」において、シニア向けにデジタル機器の使用方法をわかりやすく解説する動画を無料公開しています。生活に役立つ便利なアプリや、シニア世代の関心が高い健康の維持増進に役立つアプリ、生活を楽しくするようなスマートフォンの使い方などをご紹介しています。デジタルの使い方をしっかりと調べたいときにも、気軽に楽しむ暇つぶしとしても、ご家族やご友人との団らんのひとときにも、いろいろなシーンで楽しめる動画コンテンツです。

■新動画『70代のスマホ挑戦「iPhone拡大鏡」デジタルって人生より難しいもんか 笑』配信スタート
今回配信スタートした『70代のスマホ挑戦「iPhone拡大鏡」デジタルって人生より難しいもんか 笑』では、スマートフォンの拡大鏡の機能を利用して、ルーペや虫眼鏡のように手元のものを拡大表示する方法をご紹介しています。加齢に伴って視力が衰えたり老眼が進行したりしている方々も、デジタルを活用して快適な日常を過ごしていただきたいとの願いを込めました。

今回の動画では、「HusimeTV」に2度目のご出演となる菊池氏を出演者としてお迎えしました。持ち前の明るさとかわいらしさを存分に発揮していただいてHusimeTV動画に華を添えてくださっています。うまくいかないときもめげずにチャレンジし続ける姿や、こぼれるような笑顔に、見ている方も思わず応援したくなります。
作り込んだ脚本ではなく、等身大の70代女性が実際に初めてiPhone拡大鏡に挑戦する様子をお届けすることで、デジタルに苦手意識を持つ同世代の方々が共感でき、勇気づけられるような動画となっております。
 
AOSデータ株式会社3
 
 
■「Husime TV」でシニアデジタル活用を後押し
AOSデータ株式会社4
現在は国を挙げてDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されていますが、業界DX専門のAOSデータ社は、DXの本格的な展開にあたっては人口の4分の1以上を占めるシニア世代こそが重要な位置づけにあると考えています。

一般的にシニア世代はデジタルに不慣れでIT化の恩恵を十分に受けられていないとされる向きもありますが、シニア世代は本来的にはどの世代よりも知識欲やポテンシャルをお持ちであるため、きっかけさえあれば日本のDXを牽引していく存在になると考えられます。
そのための第一歩として、シニアの方々にデジタルを利活用して豊かな人生を楽しんでいただけるよう支援してまいります。

デジタル遺言アプリ「Husime.com」とは
スマートフォンやタブレットを使用して誰でも簡単に「デジタル遺言」を作成できるアプリです。同じくアプリで簡単に自分史や人生の記録を残すことができる「ライフストーリー」機能や、遺言や終活などシニア世代の関心が高い情報を集めたポータル・サイトなども備えています(Android/iOS無料)。

セカンドライフにエンジョイ(楽しみ)を
「Husime.com」アプリのライフストーリー機能にはコメント機能がついており、アプリ会員同士がこのコメント機能を利用して交流を楽しめるコミュニティSNSとして展開しています。
「Husime TV」の動画配信をきっかけにデジタル・コミュニケーションに慣れ親しんでいただくことと併せて、人との交流を大いにエンジョイするセカンドライフの一助となれるよう願っています。

「遺言のDX本格的な展開に貢献するアプリ
AOSデータが提供するアプリ「Husime.com」は、デジタル遺言をAI音声で自動作成し、ブロックチェーンに保存する機能によって「遺言のDX™」の本格的な展開に貢献してまいります。動画配信チャンネル「Husime TV」と併せて展開することで、DX時代においてシニア世代にもデジタルライフをエンジョイしていただけるようサポートしてまいります。

AOSデータ株式会社について】
名 称:AOSデータ株式会社 代表者:春山 洋
設 立:2015年4月 
所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:3億5,250万円 
URL: https://www.aosdata.co.jp/
AOSデータ社は、データ管理技術で知的財産を守る活動を続けており、企業4,000社以上、国内会員90万人を超えるお客様のデータをクラウドにお預かりするクラウドデータ事業、20年に渡り100万人以上のデータを無くしてしまったお客様のデータを復旧してきたデータ復旧事業、1100万人以上のお客様のデータ移行を支援してきたシステムデータ事業で数多くの実績を上げてきました。データ移行、データバックアップ、データ復旧、データ消去など、データのライフサイクルに合わせたデータアセットマネジメント事業を展開し、BCNアワードのシステムメンテナンスソフト部門では、12年連続販売本数1位を獲得しています。今後は、捜査機関、弁護士事務所、大手企業に対して、証拠データの復元調査や証拠開示で数多くの事件の解決を支援してきたリーガルテック社が行ってきたリーガルデータ事業を統合し、一層、「データアセット マネジメント」ソリューションを通して、お客様のデータ資産を総合的に守り、活用できるようにご支援することで、社会に貢献して参ります。
 
 

2021/2/22

いくつになっても、自分のチカラで夢は叶う。
農業・医療・地域が連携するサービス付き高齢者向け住宅

 ITフォレストこだいら(東京都小平市/運営:株式会社いたれりつくせり)は、2021年2月より、地域社会と連携のもと、“ITGs”プロジェクトを開始しました。
 サービス付き高齢者向け住宅に暮らす方々の生きる歓びづくりと、小平市の地域包括ケアシステム構築を目的とし、これまでにない新たな社会の創造を目指します。

 

株式会社いたれりつくせり1

 

■ITGs始動の背景
◇行きたくない場所を、夢の叶う場所に

 超高齢化社会を迎え、人生100年と言われる現在、高齢者施設は多くの人にとって身近な存在になりました。しかしその反面、「行きたくない場所」というマイナスイメージが定着し、ほとんどの人が「高齢者施設に入ったら自由にやりたいことができない、もう夢は叶わない」と思い込んでいます。
 ITフォレストこだいらの運営会社:株式会社いたれりつくせりでは、経営ビジョン『すべての人が生きる歓びを実感できる社会を創る』の実現に向けて、2020年10月のオープン以来、ITフォレストこだいらで暮らす方々の生きる歓びづくりに取り組んできました。そしてこのたび、より具体的かつ明確にビジョン実現を目指すため、数多くのお客様の声をもとにして、ビジョン実現のための15の目標を設定しました。

 歳を重ねても、自由に自分らしく暮らし続けられる場所がある。
 いくつになっても、自分のチカラで夢を叶えることができる。

 私たちは、ITGsプロジェクトを通じて、全国に新たな可能性を発信します。

◇”IT”とは
・運営会社:株式会社いたれりつくせり”Itareri Tsukuseri”の頭文字。
・人にしかできない”IT(いたれりつくせり)”なサービスと”IT(デジタル)”を融合化。
 

◇生きる歓びづくり
 「生きる歓び」とは、誰かに与えられる“喜び”ではなく、夢を叶え実現する“歓び”を意味します。目標や夢の実現こそが心を幸せに、人生を豊かにしてくれると、私たちは考えています。すべての人の生きる歓びを創ることが、わが社のビジョンであり、ミッションです。

株式会社いたれりつくせり2

 

■ITGsプロジェクト概要
◇15の目標
 当プロジェクトは、生きる歓びを実現するために私たちができることを、15の目標として掲げています。国連による「持続可能な開発目標・SDGs」よりヒントを得たことから、「Itareri Tsukuseri Goals(ITGs)」と名付けました。

株式会社いたれりつくせり3

 

目標1「夢」:Dream Listで、いつかやりたい!と思っていた夢を実現する。
目標2「食」:自然素材をつかった食事を森のキッチンから発信、心も身体も栄養満点にする。
目標3「水」:還元水素水で腸内環境正常化!水素のチカラで、胃腸症状を改善し免疫力UP!
目標4「土と自然」:農業体験を通じて、土に触れ、食物を育て、自然と人に触れ合う。
目標5「環境」:エコロジーをモットーに、3R活動を行い、環境にやさしい運営を実現する。
目標6「年中行事」:季節と文化を大切にし、多彩な行事を通じて暮らしと人生を彩る。
目標7「くつろぎ」:フォレストカフェにて、本場イタリアのエスプレッソでくつろぎの時間を提供する。
目標8「体験活動」:アクティブ体験ツアー「おでかけプラス」でやってみたい体験を実現する。
目標9「情報発信」:森の健康チャンネルで健康に役立つ情報を提供し、日本で一番健康寿命が長い街にする。
目標10「鑑賞」:森のシアターや森のコンサートから芸術との出会いと感動を。
目標11「交流」:参加型イベントで世代を超えた地域交流を育み、新たな出会いを提供する。
目標12「学び」:習い事から生涯学習まで、いくつになっても楽しく学ぶ場を創る。
目標13「表現」:方法は無限大。年に一度の作品展でありのままの自分を表現する。
目標14「仕事」:すべての人の「仕事」を「歓び」へ、「歓び」を「生きがい」へ。
目標15「幸せ」:自分の力で生きる歓びづくり。見守る介護であなただけの人生をサポート。

◇生きるチカラ
 ITGsは、「活動」「食」「交流」をベースに設定されています。この3要素は、人間が健康に暮らしていくために欠かすことの出来ない要素です。身体を動かし体験すること、健康に良いものを摂取すること、「ひと・もの・こと」と出会い交流することから、生きる歓びを掴むための健康とチカラを養います。

◇共創社会の実現
 急速に高齢化が進む日本では、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けるための仕組み「地域包括ケアシステム(住まい・医療・介護・予防・生活支援の一体的な提供)」の早急な構築・実現が求められています。
ITGsは、近隣のクリニックや事業者、農家といった、異業種・異団体が一体となって取り組む、これまでにない新しい形の地域包括ケアシステムです。

■私たちが大切にしたいこと
◇「できること」を創る
 年齢を重ねれば、身体機能や認知機能の低下により「できないこと」が増えていきます。「できないこと」をサポートする見守りや介護はとても大切なサービスですが、「できないこと」にだけ目を向けていては、人生を豊かにすることはできません。
 私たちは、新しいことにチャレンジし、新たなワクワクを見つける機会を創る、「できることを創る」ことを大切にしていきます。ITGsは、お一人お一人の中にある可能性を引出し、拡げていく取り組みでもあります。

 

◇人生の主役は「自分」

株式会社いたれりつくせり5

 

 人生はたった一度、すべての人に平等です。そしていつでも人生の主役は「自分」。だからこそ、ITフォレストこだいらでは、そこに暮らしているご入居者様ご本人が、常に主役です。私たちは、お一人お一人の歴史や嗜好、希望を尊重し、その人らしさ、その人ならではを大切にした、その人だけのサポーターであり続けます。

■協賛・連携企業
有限会社東京ドリーム
第2小川クリニック
よしはら歯科医院  など

 

2021/2/19

補聴器の普及促進を目的に今年で7回目の開催~
期間:2月19日(金)~3月31日(水)

メガネ・補聴器を販売する「メガネのアイガン」( http://www.aigan.co.jp/ )を運営する愛眼株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:下條 三千夫)は、2021年2月19日(金)から3月31日(水)の期間、全国のメガネのアイガン店舗にて「補聴器・聞こえの相談会」を開催します。「補聴器・聞こえの相談会」は、加齢によっておこる難聴に不安を感じている方を対象に、補聴器について気軽に相談できる場を知っていただくことを目的に、2017年よりスタートし、今年で7回目の開催となります。

 

愛眼

 

「補聴器・聞こえの相談会」開催の目的

難聴の方は国内で約1,400万人いるといわれ、社会の高齢化とともに増加傾向にあります。2017年の国際アルツハイマー病会議では、「難聴は認知症の原因の約9%を占め、予防できる要因の中で最も大きいリスク因子である」と指摘されました。

聴力が低下すると、会話を理解するために聞き取りにかなり集中しなければならず、脳に余分な負担がかかります。その結果、脳の認知機能の負荷となり、社会的孤立やうつ病に繋がり、脳の萎縮が加速することが確認されています。

また、補聴器を持っていない難聴者は、補聴器販売店がどこにあるのか知らない方が62%もいるというデータも発表されています。加齢による聴力の衰えは40歳前後からゆっくりと進行するといわれているため、本人が気付いていないケースも多くあります。

このような社会背景を踏まえ、
①多くの方に認知症発症の危険因子となっている難聴について関心を持っていただく
②加齢によっておこる聞こえにくさに不安を感じている方に対して、補聴器について気軽に相談できる場所がある
 ことを知っていただき、難聴の早期対応・認知機能低下の予防につなげていく
これらを目的に、「補聴器・聞こえの相談会」を開催いたします。
 

「補聴器・聞こえの相談会」概要

期  間:2021年2月19日(金)~3月31日(水)
実施店舗:メガネのアイガン店舗
内  容:1.聞こえや補聴器についての相談
     2.聴力測定
     3.最新補聴器の体験

メガネのアイガン補聴器
http://www.aigan.co.jp/hearingaids/

メガネのアイガン店舗検索
http://www.aigan.co.jp/store/

 

参考

◆2017年7月、国際アルツハイマー病会議(AAIC)において、ランセット国際委員会が「認知症の症例の約35%は潜在的に修正可能な9つの危険因子に起因する」と発表しました。「難聴」は「高血圧」「肥満」「糖尿病」などとともに9つの危険因子の一つに挙げられましたが、その際「予防できる要因の中で、難聴は認知症の最も大きな危険因子である」という指摘がなされています。

◆2019年6月18日(火)に「認知症施策推進大綱」がとりまとめられました。従来、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)により進められていた施策も含めて、新たな大綱に基づいた施策が推進しています。

 

会社概要

商   号:愛眼株式会社
本社所在地:〒543-0052大阪市天王寺区大道4丁目9番12号
代 表 者:代表取締役社長 下條 三千夫
資 本 金:5478百万円
設   立:1961年1月11日
事 業 内 容:当社グループは、眼鏡・サングラスその他関連商品を取り扱う
眼鏡専門店チェーンを展開しております。
U R L :http://www.aigan.co.jp/

私たち愛眼株式会社は、お客様の暮らしを、より快適に、より豊かにする企業となることを目指し、安心の技術、納得の商品、気持ちに寄り添うサービスを提供します。

 

2021/2/19

70代以上の約半数が感じるテレビの聴こえづらさを家族の多くは指摘せず“我慢”している〜「自分が我慢すればいいか」「繊細な問題なのであまり強くは伝えられない」という家族の声〜

テレビの音を聴こやすい音に変換するテクノロジー、世界初の特許技術『曲面サウンド』搭載の「ミライスピーカー・ホーム」の製造・販売を行う、株式会社サウンドファン(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:山地浩、以下:サウンドファン、以下「当社」)は、500名にテレビの音が聞こえづらいことに関する調査を実施しましたので、その結果を発表いたします。

株式会社サウンドファン1

 

◆調査概要
調査期間:2020年10月
調査協力:クロス・マーケティング
調査目的:テレビの聴こえづらさに関する調査
有効回答:40代以上で家族がいる方など500名

 

70代以上では約半数がテレビの音の聴こえにくさを感じている。

「Q. テレビの音が聴こえづらくなったか」と質問したところ、年齢が上がるにつれテレビの聴こえづらさは顕在化していき、70代以上では約半数が聴こえにくさを感じている。

株式会社サウンドファン2

 

40代以上の4割が、家族のテレビの音が大きくなったと回答

「Q.家族のテレビの音が大きくなった、聴こえづらいと話していた」と質問したところ、当てはまる・どちらかというと当てはまると答えた人が、年齢が上がるにつれ増え、40代でも3分の1、全体でも4割と多くの家庭が抱えている課題であることがわかった。

株式会社サウンドファン3

 

聴こえづらいときの対策は「音量を上げる」が主で、解決の為の機器導入の選択肢は少数

「Q.聴こえづらいときの対策」を質問したところ、圧倒的多数が「テレビの音量を上げる」を選択。その他に、テレビの近くに座る、字幕を付けるが続き、何か機器を新たに導入することは選択肢としてあげる方はまだ少数であることがわかる。

株式会社サウンドファン4

 

本人で「指摘されたことがある」のは4割、周囲の家族は「うるさいと感じたことある」のは9割。家族がうるさいを思っていることを知らない方が多く、家族は我慢している方が多い。

聴こえづらい人に「Q.テレビの音量がうるさい・大きすぎると指摘されたことがあるか」質問し、指摘された人は4割程度。一方で周囲の家族に「家族のテレビの音量がうるさい・大きすぎると感じたことがあるか」質問し、感じたことある人が9割近くいた。

株式会社サウンドファン5

 

ミライスピーカーの魅力は、大きくない音量でみんなが一緒に違和感なく聴こえること

「Q. ミライスピーカーについて、より使いたいと感じる機能は」と質問すると、聴こえにくい本人は、音量を上げなくても広く遠くまで音が届くことをあげる人が多く、周囲の家族は、聴こえにくい人もそうでない人も、全員に違和感なく聴こえる人が一番多くいました。

株式会社サウンドファン6

 

  • 身近な家族であっても「繊細な問題」だと遠慮するもの。“我慢”しながら折り合いをつけている

ご主人のテレビの音がうるさく感じている方(50代/女性/既婚)への個別インタビューの回答

Q1.ご主人のテレビの音がうるさいと感じたきっかけを教えてください。
違う部屋で作業をしていたのに、テレビの音が大きく響いてきたのがきっかけです。
自分も作業に集中できないし、近所迷惑になっているんじゃないかと心配になりました。

Q2.うるさいと感じた際、どうされましたか?
一緒に見ていたわけでもないので、最初は自分が我慢すればいいかと思って黙っていました。
ただ、子供の勉強部屋にも響いていたのでさすがにと思い、音量を下げるように伝えました。
とはいえやはり繊細な問題でもあるので、あまり強くは伝えられていません。
聴こえづらくなっているのは本人も自覚しているので。
一緒にテレビを見る際は、自分も我慢して真ん中くらいの音量にしています。

 

まとめ

調査結果から、テレビの音について、年齢が上がるについて聴こえづらさは顕在化していき、70代以上では約半数が聴こえにくさを感じています。また、家族のテレビの音が大きい、という課題は40代以上でも4割超の方が感じている課題となっています。加齢と共にテレビが聴こえにくくなる課題に対して「テレビの音量を上げる」という対策をとる方が8割近くと圧倒的多数となっています。テレビを大音量にすることに対して、家族から「指摘された」方は4割であるのに対して、周囲の家族の9割が「うるさい」と感じています。つまり、家族は指摘しないで我慢している人が多数であるということが、この調査で明らかになりました。その背景には、「繊細な問題なのであまり強くは言えない」という、聴こえにくい本人の気持ちを察した家族の優しさがありました。また「ミライスピーカー」については、本人にとっては音量を上げなくても聴きとれること、周囲の家族は誰も耳に負担無く家族でテレビが一緒に楽しめる点に、魅力を感じるということがわかりました。テレビに聴こえづらさを感じている方、そして、そのご家族にぜひご活用検討してみてはいかがでしょうか。

*ミライスピーカーの「聴こえ」には個人差があります。
 

特許技術『曲面サウンド』搭載「ミライスピーカー®」について

株式会社サウンドファン9

「ミライスピーカー®」は、言葉をはっきりとクリアに表現するテクノロジーで、テレビの聴こえのお悩みを解決します。音量を上げなくても聴き取りやすくご家族にも普通に聴こえるので、みんながうれしいスピーカーです。「家族の音量に合わせると、音が大きすぎてうるさい」「家族にちょうどいい音量でも、自分には全然聴こえない」「ドラマや映画などの音声が聴き取りづらい」という、ご家族のお悩みを解決します。

 

「ミライスピーカー®」独自の『曲面サウンド』とは
 

株式会社サウンドファン7

従来のスピーカーの振動板は、円すい形であるのに対して、「ミライスピーカー®」の振動板は、平板を湾曲させた形状となっています。この曲面振動板から発せられる曲面サウンドが、聴こえにくい人でも音量を上げなくても聴き取りやすく、そのご家族も普通に聴こえます。

 

従来のスピーカーとの“音波”の違い
可視化が難しい音波ですが、早稲田大学の協力により、従来のスピーカーとの音波の違いが確認されました。さらに、特有の音波がなぜ生まれるのか、東京都立大学の協力により、振動板の動きからシミュレーション解析を行い、従来のスピーカーとは異なり、高音域において、広範囲にしっかりと音を届ける音場がつくられることが確認されました。今後も、100年の歴史を変える『曲面サウンド』の音について研究を続けてまいります。

株式会社サウンドファン11

株式会社サウンドファン12

 

大企業でも採用多数
銀行・証券など金融機関、区役所など公共機関、医療機関、老人ホーム、教育機関、教会・寺院、一般企業など、音による情報を明瞭にお届けしたいシーンでの活用が進んでいます。

日本航空 空港カウンター
電源が無い場所でも自由に活用でき、ワイヤレスマイクにも対応した「ミライスピーカー®・モビィ
(Moby)」が、国内13空港に導入されました。様々な方がご利用になる交通機関で、お客様へ必要な音による情報をお伝えするツールとして活躍しています。

ミライスピーカー・ホーム仕様

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会社概要

会社名:株式会社サウンドファン
本社:東京都台東区浅草橋1-32-6 コスモス浅草橋酒井ビル4F
設立:2013年10月7日
代表取締役社長:山地 浩
資本金: 1億円(資本準備金含む:2億円)
URL:https://soundfun.co.jp/

オンラインストア:https://store.soundfun.co.jp/
事業内容:
音で世界の人を幸せにする!を企業理念として、”安心、安全、快適な”音にかかわる事業で、
世の人々に役立つための事業展開を行う。

株式会社サウンドファン8

2021/2/19

ビックカメラ新宿西口店での展示もスタート。

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合同会社ネコリコ(necolico、本社:東京都千代田区、代表:木全 英彰)は「BOCCO emo LTEモデル Powered by ネコリコ(以下、BOCCO emo LTEモデル)」の予約受付と、ビックカメラ新宿西口店での製品展示を、2021年2月19日(金)より開始したことをお知らせいたします。

◆BOCCO emo LTEモデルのご紹介
BOCCO emo LTEモデルは「あなた」と「離れて暮らすあなたの家族」を隣に暮らしているような距離感でつなぐコミュニケーションロボットです。

あなたの家族のもとにBOCCO emo LTEモデルがあるだけで、メッセージのやりとりや見守り機能を通じて、家族の暮らしの変化に気づくことができます。また、家族の方は健康に過ごしてもらうためのアドバイスを受けることができ、生活の質の向上を手助けすることができます。

ネコリコ2

 

BOCCO emo LTEモデルは通信機能を内蔵しています。これによりインターネット回線やWi-Fi、スマートフォンのない環境でも使用でき、家族を見守りたいと思ったときに、すぐ使い始めることができます。

そろそろ家族のことが心配だけど、手間をかけずに程よい距離感でやさしく見守りたい。そんな方に最適なロボットです。

◆2021年春に発売予定、予約受付開始
本日、BOCCO emo LTEモデルのサービス紹介ページをオープンし、予約受付を開始いたしました。BOCCO emo LTEモデルの特長や見守り機能について詳しく紹介しておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

BOCCO emo LTEモデル サービス紹介ページはこちら
https://www.necolico.co.jp/emo/

BOCCO emo LTEモデルを気に入っていただけた方向けにサービス紹介ページには予約フォームをご用意いたしました。

2021年春に発売予定です。ぜひご予約ください。

◆ビックカメラ新宿西口店にて本日より展示開始
本日よりビックカメラ新宿西口店にて展示を開始しました。展示場所はビックカメラ新宿西口店 4Fに本日オープンした企画展示 START UP SQUARE となります。

実際に動作するBOCCO emo LTEモデルが展示されています。話しかけたり、触ったり。可愛らしい動作も楽しんでいただけます。お近くに行かれた際は、ぜひBOCCO emo LTEモデルに会いに、お立ち寄りください。

“「START UP SQUARE」は、従来の「便利で機能的な概念」の製品ではなく、「そばにいて欲しいと思えるような新しい概念」のスタートアップ製品が集う広場(=SQUARE)をコンセプトとしています。人とプロダクトの関係値を再定義する、新しい価値を持った製品をいつでも体験・体感することができます。(下記ページより引用)”

START UP SQUAREの詳細:https://www.biccamera.com/bc/c/topics/b_square/

展示期間:2021年2月19日(金)より
場所  :ビックカメラ新宿西口店 4F Googleコーナー内
アクセス:https://www.biccamera.com/bc/i/shop/shoplist/shop016.jsp

 

2021/2/18

パナソニック1

高齢者施設向け大型システムバス「アクアハートF-eX」AHFEX3050

 

パナソニック エイジフリー株式会社(以下、パナソニック エイジフリー)は高齢者施設向け大型システムバス「アクアハートF-eX」シリーズに既製品として浴室サイズ業界最大クラス(※1)の品番を2021年2月26日に追加発売します。

高齢者施設では要介護度が高い入居者を受け入れる機会が増えています。このような施設では、ご利用者が寝た姿勢や座った姿勢のまま入浴できる機械浴槽を導入することが多くあります。一方、機械浴槽は通常の浴槽と比較して大型で重いため、レイアウトに制限が多いシステムバスでは適切な動線や介助スペースの確保ができず、在来工法(※2)で浴室を造ることが多くあります。そのため、施工に時間がかかることによる施設の休業期間の長期化や、仕上がりのばらつきがあることがありました。

そうした背景を踏まえ、パナソニック エイジフリーは2020年10月に柔軟なレイアウトが可能な高齢者施設向け大型システムバス「アクアハートF-eXシリーズ」を発売しました。今回、浴室サイズがさらに大きい2品番を追加発売します。これにより、従来設置できなかった大型の機械浴槽も設置可能となり、50機種以上の機械浴槽に対応します。広い浴室を活かして、機械浴槽の複数台設置や通常の浴槽と機械浴槽の設置など、現場での介助の流れに合わせた最適なプランを選択できます。また、排水量が多い機械浴槽の複数台設置に対応するため、排水溝の追加も可能です。浴槽の近くに排水溝を設けることで、排水時に床がぬれる範囲を狭くし、ご利用者様が乗ったストレッチャーなどをより安全に利用できます。

パナソニック エイジフリーは今後も介護サービス事業を展開する介護用品メーカーとして、現場ニーズに基づいた製品開発を進め、介護する人も、介護される人も生き生きと暮らせる社会の実現に貢献していきます。

<特長>
1. 既製品として浴室サイズが業界最大クラス(※1)で、50機種以上の機械浴槽に対応
2. 現場での介助の流れに合わせて約200通りの豊富なレイアウトを実現
3. 排水溝の追加が可能で、排水量が多い機械浴槽の複数台設置にも対応

【シリーズ名】アクアハート F-eX(エフエックス)
【商品名】AHFEX 3050
【浴室サイズ(間口 x 奥行 x 高さ)(mm)】3,000 x 5,000 x 2,000
【希望小売価格(税抜き・工事費別)】6,975,000円
【発売日】2021年2月26日

【シリーズ名】アクアハート F-eX(エフエックス)
【商品名】AHFEX 3060
【浴室サイズ(間口 x 奥行 x 高さ)(mm)】3,000 x 6,000 x 2,000
【希望小売価格(税抜き・工事費別)】8,370,000円
【発売日】2021年2月26日

※1:AHFEX 3060において。国内メーカーにおける特注対応を除く高齢者施設向けシステムバスにおいて。2021年2月現在。パナソニック エイジフリー調べ。
※2:工場であらかじめ生産したパネルを組み合わせて設置するシステムバスに対して、タイル貼りやモルタルなどを用いて現場で作り上げる工法。浴室設計が柔軟に行える一方で、一般的に工事には時間と工数がかかります。

【お問い合わせ先】
パナソニック エイジフリー株式会社 ケアプロダクツ事業部
フリーダイヤル:0120-365-887(平日 9:00~12:00、13:00~17:00)

全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] 既製品として浴室サイズ業界最大クラスの高齢者施設向け大型システムバスを発売(2021年2月18日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2021/02/jn210218-2/jn210218-2.html

<関連情報>
・パナソニック 高齢者施設向けユニットバス アクアハート
https://sumai.panasonic.jp/agefree/products/aqua_heart/index.html

 

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