シニアは花粉症にならない…は誤解?シニアの花粉症に関するアンケート調査とアレルギー専門医に聞く今年の傾向と対策

2024/1/31

 

 いよいよ本格的な花粉シーズンが到来します。以前から花粉症を自覚している人はもちろん、花粉症は年齢を経てから発症する人もいるので、現在症状がない人も体調に注目しておきたいものです。原因不明の体調不良が、実は診察を受けたら花粉症の症状だったと発覚する人もいます。

 

 株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、年々高齢化が進む日本において、シニアの花粉症との向き合い方に注目しました。「シニアは花粉症にならない」という通説を耳にすることもあると思いますが、それは果たして事実なのでしょうか?

当社は、2023年12月に、全国の60歳以上の花粉症の男女300人を対象に、花粉症に関するアンケート調査を実施しました。また、シニアの花粉症について、耳鼻科医・アレルギー専門医の瀬尾 達(せお・わたる)先生に、今年の傾向と対策を伺いました。

 

 

 「何歳から花粉症になりましたか?」という質問に対して、「60代以上で発症した」という人は29.3%となり、約3割の人が60歳を過ぎてから発症していることがわかりました。次いで30代で発症(19.7%)、20代(15.7%)、40代(17.3%)と続き、花粉症の発症はどの年齢でも起こりうることがわかりました。

 

 花粉症によっておこる日常生活の困りごととしては、「鼻が痒くなる」(109人/300人中。以下同)、「鼻づまりが強く、夜なかなか眠れない」(92人)、「普段マスクをしていなかったがせざるを得ない」(78人)が上位となりました。また、「外出を控えてしまう」(31人)や「普段やっているウォーキングやランニングといった習慣を控えてしまう」(13人)という回答も一定数あり、花粉症をきっかけに運動不足や運動習慣が断絶されてしまうことも懸念されます。

 

 シニアの花粉症に関する今年の傾向と対策について、耳鼻科医の瀬尾 達(せお・わたる)先生に伺います。

 

 

監修

瀬尾記念会 瀬尾クリニック 耳鼻咽喉科医・アレルギー専門医 瀬尾 達先生

 
 

 

大阪星光学院高校から兵庫医科大学医学部卒業、京都大学医学部大学院修了。日本耳鼻咽喉科学会 専門医、厚生労働省指定臨床研修医療機関 指導医。瀬尾クリニックでの診療の他、京都大学医学部、兵庫医科大学、大阪歯科大学、兵庫県立大学などで講師を務め、瀬尾クリニックでも、臨床研修医や医学生の教育を行っている。

 

「シニアは花粉症にならない…」は、誤解。

花粉症やアレルギーは、シニアになるともうならない(若いうちにしか発症しない)、といった思い込みがある方もいるようですが、調査の結果でも出ているように、これは誤りです。

 

かつては、花粉症を発症しやすい年齢は、幼児と高齢層を除く年齢層という傾向もみられましたが、最近では花粉を抗原とするアレルギー鼻炎は、低年齢から高齢まで、年代を問わず発症率が増加しているといえます。75歳以上の後期高齢者でも一定数発症する人がいます。

 

実は医学的な診断の仕方が10年以上前と現在で変わったということが大きな要因です。10年以上前は、耳鼻咽喉学会やアレルギー学会などにおける共通見解としても、アレルギー反応が若い層に比べて弱いといわれる65歳以上の方に鼻水やくしゃみ等の花粉症と同じ症状が現れた場合に、「花粉症」ではなく「血管運動性鼻炎※」という診断がなされるのが一般的でした。現在は、抗原が花粉だと特定できれば、年齢問わずに「花粉症」と診断されるようになりました。            

※ 寒暖差などに由来する自律神経の異常によって、鼻炎の症状を示す病気。いわゆる寒暖差アレルギー

 

また、これは年齢層を問わずですが、単純に花粉症という疾患の認知度が上がったこともあり、症状が出ている人が花粉症を疑って積極的に診療を受けるケースが増えたことも、花粉症患者増加の要因のひとつでしょう。 

通常約8~9割の患者さんは花粉症を疑っても自己診断や市販薬品などで済ましてしまい、耳鼻咽喉科・アレルギー専門科の診療を訪れる方はわずかである印象です。

 

 

花粉症の「コップ理論」と「シーソー理論」、どちらが正解?  

年齢を経て初めて花粉症を発症するという傾向に関して、その要因は長きにわたって研究されてきています。従来は「コップ理論(学説)」と呼ばれる、コップの容器に水を注ぎ、一定量を超えると水が溢れるように、一定量以上の抗原(花粉)が身体に入ることでアレルギー症状が出現するという理論が主流でした。

 

しかし、近年では、花粉の飛散量やストレスが増して、身体の持つ抵抗力を上回るとシーソーが大きく傾き、アレルギー症状を発症する、つまり、免疫バランスが崩れるとアレルギーを発症するという「シーソー理論(学説)」のほうが適切なのでは、と唱える医師も増えています。

 

コップ理論だと、花粉症を発症してから年数を重ねると症状が重くなりそうなものですが、実際は身体の抵抗力を大きく上回る花粉の量(抗原)が飛散することで免疫が過剰に反応し、抗体が過剰に産生された結果アレルギーが発症する、と考えるシーソー理論のほうが理に適っています。シーソー理論では、免疫バランスのまだ整っていない小さい子供、ないしは加齢とともに免疫バランスが崩れるシニアが花粉症を発症することの説明もつきます。

 

 

2024年の花粉症の傾向は例年より早い

花粉は前年の気候に影響されます。2023年は夏が暑く、雨が少なかったので着花が少なく、飛散する花粉の量自体は少ないと想定されるのですが、2023年の12月下旬から、前駆症状(むずむずするかゆみなど、「即時相」といわれる、花粉を吸って比較的すぐに出る症状。反対に、数時間から数日経って反応が出る鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状は「遅発相」と呼ばれる)で診療に来る人が見受けられるので、流行時期が早い印象です。

 

新型コロナウイルスの流行がひと段落してマスクを着用しなくなった等の環境の変化も、免疫バランスの崩れなどを招いている可能性があると思います。花粉の飛散量が話題になることが多いですが、花粉の量が患者さんの自覚症状にそのままむすびつくわけではなく、その人その人の免疫状態との兼ね合いで症状の差が出ます。 

 

花粉症の症状を軽くするための生活習慣

基本的なことですが、質の良い睡眠を十分にとり、バランスよく食事をして、ストレスを溜めないということが基礎です。

 

睡眠時間は、シニアの場合はできれば良質な睡眠を8時間はとりましょう。時間的に不規則な生活や、アルコール飲料は免疫機能を低下させるので控えるのがおすすめです。

 

おすすめできる食品としては、乳酸菌をとれるヨーグルト、抗ヒスタミン作用が期待できるDHA・EPAが豊富なサバなどの青身の魚、免疫バランスを整える効果がわかっているパラミロンという食物繊維の一種を含むユーグレナ、ビタミンC、食物繊維、免疫ビタミンとも呼ばれるLPS(リポポリサッカライド)を含むレンコンやゴボウ、ポリフェノールを含むチョコレート、クエン酸を含む梅干しなどがあります。

またユーグレナは、スギ花粉症の症状を緩和する可能性も示されています。

 

適度な運動はストレス解消にもつながり、ぜひ習慣にしてほしいです。

無酸素運動である筋力トレーニングなどよりも、ヨガやストレッチといった有酸素運動がおすすめ。

花粉症は交感神経と副交感神経のアンバランスも発症の原因です。運動自体は、どちらかというと交感神経を優位にする行為なのですが、無酸素運動は交感神経のみを強く刺激し、副交感神経を抑制してしまいます。なるべく交感神経と副交感神経の両方を高められる有酸素運動を心がけましょう。継続することが大切なので、時間は5分程度で構わないので、できるだけ毎日行いましょう。

運動は夜ではなく朝や昼にするのが、日中の行動時の交感神経を活発にしてくれるのでおすすめです。

 

花粉の物理的なガードを徹底するテクニック

マスクやゴーグルなど、抗原の除去隔離を目的とした工夫をする方も多いですが、どんなに努力しても完全に取り除くことは難しいです。ただ、花粉がついたマスクやゴーグルをこまめに取り換えることは非常に有効。マスクやゴーグルは立派なものを終日つけるより、安価なものを複数用意しておいて、数時間ごとに取り換えるのがおすすめです。

洋服の花粉をブラッシングで除去する方は、ブラシ自体に花粉が付着してしまい再度使用するときに服を再汚染してしまう可能性があるので、ガムテープを利用してきてください。粘着力も高く、1度使用したらそのまま捨てられるので花粉の再汚染のリスクがありません。

 

花粉症は正しい対策や免疫バランスを整える努力で症状を軽減できる可能性がある病気です。花粉の本格シーズンインに備えて、ぜひ、健康的な体作り、万全なガード対策を心掛けましょう。

 

2024/1/29

 

「まごとも」が作る、学生と高齢者の心の橋。孫世代の学生がシニアに楽しい時間を提供

 

株式会社whicker(本社:京都市上京区)は、大学生による高齢者サービス『まごとも』の起業の動機を、日本世代間交流学会で、講演している動画をYouTubeにアップしました。
「まごとも」の背景とその将来展望について、代表の起業家山本 智一が情熱を込めて発表しました。

 

2024年1月27日 – 『まごとも』のYouTubeアカウントにて、先月開催された日本世代間交流学会第

14回全国大会のにおける講演の様子をアップロードしました。講演会では、なぜ福祉学部でない学生が、高齢者に関係するサービス『まごとも』を起業したのか。その背景とその将来展望について、学生起業家が情熱を込めて発表しました。このプロジェクトは、主に一人暮らしの高齢者と学生との間で、新しい形の世代間交流を実現するものです。

 

 

「まごとも」は、学生が高齢者の家庭を訪れ、日常の見守りや交流を行うことで、両世代の理解と絆を深めるサービスです。高齢者は学生のフレッシュな視点を享受し、学生は高齢者からの豊富な人生経験を学ぶ機会を得ます。

 

 

このサービスは、世代間のギャップを縮め、社会の持続可能な発展に貢献すると同時に、高齢者の孤独感を和らげ、学生に社会参加の機会を提供することを目指しています。起業家は、「まごともは、若者と高齢者が互いを理解し、支え合うコミュニティを築くための一歩」と強調しました。

YouTubeでは、このプロジェクトの詳細や、今後の活動計画についての情報を共有しています。高齢者と学生の世代を超えた交流に興味をお持ちの皆さまは、ぜひチェックしてみてください。

[YouTubeリンク: https://youtu.be/fsFdjQifB44]

 

 

京都大学のメンバーで、世代間交流に関する共同研究を予定

 

 

これまで世代間交流研究では、主に高齢者の価値によった研究が多く、若者への変化や影響の研究はほとんどされていません。whickerが運営する『まごとも』では、高齢者と孫世代となる学生が、その若さを生かして高齢者の生活に楽しい時間を提供しており、同時に若者にも多様な価値観を得るきっかけになると考えています。

そのため、京都大学のメンバーで、研究プロジェクト立ち上げ、クラウドファンディングで研究費の資金調達を行いました。

今回の研究では、世代間交流が及ぼす若者への影響を調べるべく、京都大学理学研究科修士の山本智一、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻教授の稲富 宏之、京都大学の世代間交流のフィールドワークを行う博士課程の平山 貴一さん、看護師兼京都大学医学研究科博士課程の山集美蘭さんと共に研究を進めていきます。

この研究によって、もっと世代間交流の価値が世の中に浸透し、日本の文化になる大きな第一歩となるような成果を残したいと思います。

お気に入り登録&拡散等どうぞよろしくお願いします。

 

【今回のクラウドファンディングリンク:https://camp-fire.jp/projects/view/708620?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show 

 

2024/1/29

 

「たまごサラダ」で良質なタンパク質を手軽に!

 

キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、シニアに大切な栄養素であるタンパク質を手軽に摂取できるメニューとして「たまごサラダ」を使った調査を東京都西東京市のフレイルサポーターに対して行った結果の一部を公表します。

 

 

1.フレイル予防と2025年問題とは?

フレイルとは、年齢を重ねて身体や心が衰えた状態のことです。そのまま放置していると、要介護状態となってしまう可能性が高いため、なるべく早い段階でのフレイル予防の取り組みが重要と言えます。また、2025年問題とは、団塊世代(1947~1949年生まれ)が75歳以上の後期高齢者になり、社会保険費(医療費や介護費など)の負担増や、労働力人口の減少による人材不足などの問題を言います。

高齢化の進行を抑えることは困難ですが、だからこそ、早い段階から一人一人が意識して生活することが“健康寿命の延伸”につながります。平均寿命と健康寿命の差が約10年ある現在、フレイル予防が特に重要視されています。

 

 

2. シニアのトレンドは?

昨年12月、女性誌「ハルメク」の発表によると、2023-2024年のシニアトレンドに「筋トレ シニア」「シニアは体(タイ)パ」が含まれていました。2024年は、スポーツジムを利用するシニアが増える見込みで、また、シニアも食生活でタイパを重視する傾向にあることが示されています。博報堂生活総研データによると、「レトルト、冷凍食品、総菜などの調理済み食品をよく使う方だ」と回答した割合は、コロナ前の18年比で、50代10.7ポイント、60代7.8ポイント上昇しています。無理のない運動や食事、SNSの活用、孫と推し活など、活動的なシニアの新たな生活スタイルがうかがえる内容です(出典:ハルメク 生きかた上手研究所調査)。これらの新しい生活スタイルはフレイル予防にも良い活動だと言えます。

 

3.「たまごサラダ」で良質なタンパク質を手軽に!

キユーピーは昨年5月から6月にかけて、東京都西東京市の65~80歳のフレイルサポーター(食事を普段作る人26名、普段作らない人7名、合計33名)に対して、「たまごサラダ※」を食事に取り入れる調査を行いました。参加者には1週間に3回、この商品を食べていただき、7日目にアンケート調査を行いました。

参加者からは、「タンパク質が少ない料理にちょい足しできた」「おいしくタンパク質補給ができた」「いろいろな料理にアレンジできた」といった声が寄せられました。「たまごサラダ」はシニア世代に大切な栄養素であるタンパク質を日々の食事で手軽に取れるメニューとして受け入れられたと推察されます。

※調査には「キユーピーのたまご ゆで卵をつぶしてつくる たまごサラダ」を使用

 

【フレイルサポーターによる「たまごサラダ」を使ったアレンジメニュー】

 

 

4.「食と健康」への志を共にする産学連携の取り組み

キユーピーは東京大学高齢社会総合研究機構と協力し、志を共にする企業として、高齢者の食生活向上を図る業界連携の場である「食のコンソーシアム(「食の在り方研究会」)」に参加しています。

 

東京大学高齢社会総合研究機構   機構長 飯島勝矢

 

超高齢社会に突入した今日において、いつまでも健康に過ごしたいというのは、皆さま共通の願いだと思います。健康長寿のカギとなるフレイル予防に向けて、栄養・身体活動・社会参加の3つの柱を提唱しております。その中でも「食」は、生きる上で欠かすことのできない原点であり、おいしさや食を通じたコミュニケーションは、日々の生きがいにもつながっていきます。特に、タンパク質は高齢になっても筋肉を維持するために意識して摂取する必要があります。卵のようなタンパク質を豊富に含む食材を上手に活用することで、よりアクティブに過ごすことができると思います。

 

2024/1/26

 

配布期間:2024年1月25日(木)~3月20日(水・祝)、かっぱ寿司全店にて

 

 コロワイドグループのかっぱ寿司(カッパ・クリエイト㈱ 本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:山角豪)は、2024年1月25日(木)より、65歳以上のお客様を対象とした、お得な『プラチナ優待カード』を期間限定で配布いたします。

 

※画像はイメージです。 

 

 「プラチナ優待カード」は、65歳以上のカードをお持ちのお客様が、平日・店内飲食で1,000円(税込)以上ご利用いただき、レジにてカードを提示いただくとお会計が5%(税込)割引になるお得なサービスです。

 この機会に、65歳以上の皆さまは「プラチナ優待カード」をお持ちいただき、かっぱ寿司をお得にご利用ください。

 

65歳以上対象「プラチナ優待カード」概要

・配布期間:2024年1月25日(木)〜3月20日(水・祝)予定

 ※配布状況により早期終了 する場合有

・有効期間:2024年1月25日(木)~3月末日 

 ※ご利用いただける最終日は3月29日(金)

・配布店舗:かっぱ寿司全店

・配布条件:65歳以上のお客様(発行時に「顔写真付身分証」のご提示が必要です。)

・サービス内容:かっぱ寿司にて、店内飲食を1,000円(税込)以上ご利用いただき、レジにて65歳以上の方が「プラチナ優待カード」をご提示いただいた際、お会計より5% (税込)割引いたします。

・URL:https://www.kappasushi.jp/cp/2024/platinum0125

・注意事項/利用条件:

※ 平日のみ利用可、土日祝はご利用いただけません。

※ 配布日当日のお会計よりご利用可能です。

※ 有効期間内、お会計毎に何回でもご利用いただけます。

※ 「プラチナ優待カード」をお持ちの65歳以上の方を含む1組様当たりのお会計に適用いたします。

※ 店内飲食のみご利用いただけます。持ち帰り、デリバリー、食べ放題にはご利用いただけません。

※ 1組様につき1,000円(税込)以上のお会計時にご利用いただけます。

※ 他クーポンとの併用不可(弊社発行のお食事券・株主優待ポイントは併用可)

※ 割引上限額は5,000円(税込)です。

※ 譲渡・貸借・複製・転売は禁止します。不正入手が発覚した際には、ご利用をお断りさせていただきます。

※ 詳細は、カード裏面のご利用条件をご確認ください。

 

2024/1/26

 

半数以上が「仕事に影響が出た」と回答。介護と仕事の両立には介護リテラシーの向上が鍵

 

事業を通して社会課題解決に取り組む株式会社LIFULLのグループ会社で、業界最大級の老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」を運営する株式会社LIFULL senior(代表取締役:泉 雅人)は、介護と仕事の両立に関するアンケート調査を行いました。

 

 

サマリー

  • 働きながら介護を始めた経験がある人のうち、半数以上が「休業、退職など介護が仕事に影響した」と回答
  • ワーキングケアラーの45%は週4日以上介護にあたっている
  • 一日のうち、介護の時間は「3時間まで」が半数以上。一方で「5時間以上」も約30%
  • 介護で負担が大きいのは「日常の介助」のほかに「突発的な対応」や「病院の付き添い」も
  • 介護を経験した人でも36.4%が介護休業を知らない
  • 介護が始まる前に知っておきたかったこと1位は「介護保険サービス」と「介護の費用感」
  • 介護が始まる前に準備しておけばよかったこと1位は「相談先」。また「介護施設を探す」も上位

 

仕事をしながら介護を始めた人のうち、半数以上が「休業、退職など介護が仕事に影響した」と回答

 

 

仕事をしながら介護を始めた人のうち、仕事に何らかの影響があった方は約55%と、半数以上にのぼる結果となりました。なかでも多かったのは「仕事の量を減らした」で18%です。次いで「退職し介護に専念した」が9.4%となっており、介護離職を選択することは珍しくないことがわかりました。

 

 

ワーキングケアラーの45%は週4日以上介護に携わっている

 

 

それでは、働きながら介護をしている人はどれだけの時間を介護に費やしているのでしょうか?

一番多かった回答は「週7日」(26.4%)でした。週4日以上と回答している方は全体の45%を占めています。介護が必要な方と同居していると、切れ目なく介助や見守りが必要になるため、毎日のように介護に携わっているのは、珍しい状況ではないことが伺えます。

 

 

一日のうち、介護の時間は3時間までが半数以上。一方で「5時間以上」も約30%

 

 

一日のうち、平均して何時間介護に携わっているかをたずねたところ、最も多かったのは「3時間」で20%でした。1〜3時間が、合計で55.6%と半数以上ありましたが、一方で5時間以上の回答も合計で約30%ありました。一日のうち5時間以上を介護に費やすとなれば、仕事との両立が難しいことは想像に難くないでしょう。

 

 

介護で負担が大きいのは「日常の介助」のほかに「突発的な対応」や「病院の付き添い」も

 

 

介護のどのような部分が負担だったかをたずねると、最も多かったのは「食事や排せつ、入浴など日常の介助」(38.1%)でした。次いで「介護される人の体調不良など突発的な対応」(30.6%)、「病院など外出の付き添い」(28.2%)となりました。

介護を必要とする人の突発的な体調不良により、病院への付き添いが必要になる場面は非常に多く、介護サービスでもなかなか代替できない部分です。急な休みが必要な点も、介護と仕事の両立を難しくしています。

 

 

介護を経験した人でも約36%が介護休業を知らない

 

 

介護についての知識で、知っておくと便利な事柄についての認知度を調べたところ、介護を経験した人でも36.4%が「介護休業」について知らないことがわかりました。また、介護が始まる前から頼りになる「地域包括支援センター」も、介護が始まる前から知っていた人は33.2%に止まることがわかりました。

関連記事:地域包括支援センターとは?その役割と賢い活用法

https://kaigo.homes.co.jp/manual/homecare/basic/center/

 

 

介護が始まる前に知っておきたかったこと、1位は「介護保険サービス」と「介護の費用感」

 

 

介護を経験した人が、介護が始まる前に知っておきたかったことで最も票を集めたのは「介護保険サービスでできること」と「介護の費用感」(どちらも31.3%)でした。

介護保険サービスでできることは、ヘルパーによる介助だけでなく、福祉用具の貸し出しやリフォームなど多岐に渡ります。介護が始まる前に知っておくとスムーズに利用を開始できるでしょう。

参考記事:【表で比較】介護保険サービスにはどんなものがある?その種類と内容

https://kaigo.homes.co.jp/manual/insurance/service/

参考記事:【図解】在宅介護にかかる費用 ― 老人ホームの費用と比較

https://kaigo.homes.co.jp/manual/homecare/basic/zaitaku_hiyou/

 

 

介護が始まる前に準備しておけばよかったこと1位は「相談先」

 

 

介護を経験した人に、介護が始まる前に準備しておきたかったことをたずねたところ、1位は「介護の相談先を知っておく」(28.5%)でした。次いで「介護施設を探しておく」(27.1%)も票を集めました。

あることがきっかけで、自宅での暮らしが難しくなり、一刻も早く介護施設に入居したいというケースは珍しくなく、「LIFULL 介護」にもそういった相談が多く寄せられます。元気なうちから周辺の介護施設について情報を収集しておくと、余裕を持った介護施設探しができます。

参考記事:意外と時間がかかる!老人ホーム入居までの流れ

https://kaigo.homes.co.jp/manual/how_to_search/nyukyo/

 

 

「LIFULL 介護」編集長 小菅 秀樹(こすげ ひでき)のコメント

 

2024年には、3年に1度の介護保険制度の改正があります。社会保障費の増大は誰もが認識する課題であり、介護を必要とする高齢者の人口が増加するなか、介護者の負担増はほぼ避けられません。そうしたなか、介護離職を回避するため、現代のビジネスパーソンには介護リテラシーの向上が求められています。地域が提供する社会資源や、「介護休業」など働く人のための支援制度を上手に介護に活用したいところです。

今回の調査では「介護休業」の知名度の低さや、「介護保険サービス」への理解度の重要さが浮き彫りになりました。そもそも、日本では社会保障制度、特に介護保険制度に関する教育は、ほとんど行われていないのが実情です。厚労省は、40歳以上の社員に対する、介護休業などの支援制度の周知を、企業に義務付ける方針を示しています。こうした方針が国民全体の介護リテラシーをあげ、介護離職を減少させていくのか引き続き注視していきたいと思います。

 

関連記事

ワーキングケアラーの55%が「介護が仕事に影響した」と回答。準備しておけばよかったこと1位は?

https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/column/report2024-01/

 

調査概要

調査主体:株式会社LIFULL senior

調査期間:スクリーニング調査:2023年12月19〜21日、本調査:2023年12月22〜23日

調査対象:スクリーニング調査:15,407人、本調査:過去10年以内に家族や親族の介護に携わったことがあり、介護が始まる前に仕事をしていた方 1,105人

調査方法:インターネット調査

※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります

 

株式会社LIFULL senior について

「老後の不安をゼロにする」をビジョンに掲げ、ヒトとテクノロジーの力で、超高齢社会の課題を解決するさまざまな事業を展開しています。主な事業として、老人ホーム・介護施設検索サイト「LIFULL 介護」、遺品整理業者検索サービス「みんなの遺品整理」、介護施設向け買い物代行業務支援サービス「買い物コネクト」があり、今後も高齢者や関わる人々が抱える不安や課題に向き合って事業を拡大していきます。

 

株式会社LIFULL senior 概要

会社名:株式会社LIFULL senior(ライフル シニア)

所在地:東京都千代田区麹町1丁目4−4

代表取締役:泉 雅人

設立:2015年7月1日

事業内容:

老人ホーム検索サイト『LIFULL 介護』の運営

https://kaigo.homes.co.jp/

遺品整理業者検索サイト『みんなの遺品整理』の運営

https://m-ihinseiri.jp/

介護施設向け買い物代行支援サービス『買い物コネクト』の運営
https://lp.kaimonoc.jp/
自治体向け買い物弱者支援ツール『買い物コネクト』の運営
https://lp-g.kaimonoc.jp/

介護当事者一歩手前の世代に向け、介護や老後に関する最新情報や体験談を発信するウェブメディア『tayorini』(たよりに)の運営

https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/

 

2024/1/26

 

従来型のデイサービスを躊躇する人にも気軽に利用してもらいたい「個浴入浴」「本格的なマシン」「リハビリ専門職による個別トレーニング」でスムーズな復帰をめざす

 

デイサービスセンター「TAO〜道〜」外観

 

リハビリ特化型デイサービス施設「TAO〜道〜」(所在地:福岡市南区若久1丁目17番10号 YK.BLD1階1号室)は、2023年末に福岡市南区に開業したことをお知らせします。スポーツジム同様の本格的マシン導入のほか、理学療法士や作業療法士による個別リハビリの実施、短時間利用でも個浴入浴が利用可能など『介護保険を使ってスポーツジムに行く感覚』の新しいタイプのデイサービス施設が実現しました。

 

これにより従来のデイサービス施設では物足りないと感じていた方や、利用を躊躇していた方、更なるリハビリをしたい方の新しい居場所を確保。身体機能向上や自立支援の面でも充実したサポートをおこなうことで、地域の利用者様が安心してご自宅で過ごせるような「介護予防」をめざします。

 
 
デイサービスセンター「TAO〜道〜」ロゴ

 

超高齢化社会の穴 – 介護やケアが必要なのに、どこにも行き場がない人達 – 

福岡市では、人口増加率が政令指定都市中1位となる中、人口増加に併せて高齢化率も上昇。それに伴い、介護の現場でも世代や介護レベルに応じた、多種多様なニーズが生まれており、デイサービス施設の需要も高くなっています。

 

さらに、昨今では健康寿命が増加する中で健康志向の高まりもあり、現在のシニア層だけでなく、団塊世代層からのニーズも見込まれます。今後は、幅広い年代に応じたサービス提供が求められると考えられます。

 

また、既存のデイサービス施設に満足している方がいる一方、サービスが必要な方であっても「まだ施設に行く段階ではない」とデイサービス施設の利用を躊躇する方や、若くしてケアが必要になられた方にとっては行き場がないという現状が生まれています。

 

 

健康寿命を75歳以上に伸ばすための取り組み

 

2019年に厚生労働省が策定した健康寿命延伸プランでは、2040年までに『健康寿命を男女ともに3年以上延伸し75歳以上とすること』をめざしています。

 

この『健康寿命を75歳以上まで伸ばす』という目標達成のため、自然と健康になれる環境づくり行動変容を促す仕掛けなど新たな手法の活用も期待されており、

・次世代を含めたすべての人の健やかな生活習慣形成

・疾病予防、重症化予防

・介護予防、フレイル対策、認知症予防

の3分野を中心とした取り組みが推進されています。

 

1:本格的なトレーニングマシンで介護予防や早期復帰をめざす

医療用マシンでは、1機種1項目のトレーニングが殆どですが、TAOでは1機種で数項目のトレーニングが可能なマシンを揃えています。皆様が「ここでリハビリを頑張りたい」「スポーツジムのようで楽しいから、趣味の一環として通いたい」と心から思える環境を整えることで、更なる介護予防や早期復帰を共にめざします。

またTAOでは、利用者様の身体機能向上を目標としています。利用者の皆様がゆくゆくはTAOを卒業し、近くのフィットネスジムへ通えるようケアやサポートをおこないます。

 

デイサービスセンター「TAO〜道〜」にて取扱中のトレーニングマシンの一部

 

《主なトレーニングマシンと効果》

  • アブダクター&アダクター:「内腿」「お尻の筋肉」:座った状態から脚を左右に開閉する運動で、歩行の安定にも大切な筋肉を鍛えます。

  • アブドミナルクランチ&バックエクステンション:「腹筋」「背筋」起き上がる、立つ、歩くといった生活する中で重要な基本的な動きはもちろん、軽やかに元気に動くために必要な体幹の筋肉を鍛えます。

  • レッグプレス:「大腿四頭筋」歩行はもちろん、椅子からの立ち上がりや階段の上り降りを安定させる筋肉を鍛えます。

  • マルチジム:1台で30種目以上のトレーニングが可能で、TAOでは主に上半身を鍛えるトレーニングに使用します。

  • リカンベントバイク:背もたれがあり、安全に利用できるバイクです。上半身が固定されるので、心臓への負荷も軽減され、ペダルの位置が身体より前方にあることから、膝への負担も軽減されます。

 

 

2:各種セラピストの充実により、良質で効果的なサポートを

TAOでは、通常のデイサービスよりもセラピストを多く配置しています。理学療法士、作業療法士の職種が違うだけでも、評価の仕方や訓練内容はそれぞれ異なります。セラピストが複数人で意見を出し合うことにより、より良い訓練内容のご提示を心がけています。また、利用者様にとっても、どの職員に質問してもセラピスト目線の返答、指導が返ってくることで、運動効果を高めることができます。

 

・理学療法士

・作業療法士

・看護師

・介護職員

 

セラピストによるサポートイメージ

 

3:短時間デイサービスなのに個浴入浴

短時間型のデイサービスでは、入浴できる施設が少ないのが現状です。TAOでは、清潔かつプライバシーが保たれた個浴入浴をご利用いただけるだけでなく、ご自宅で安全に入浴できるように動作指導も行います。

 

・完全個室

・おひとり毎のお湯の入れ替え

・リハビリ職員、介護職員、看護師によるご自宅の入浴環境を想定した動作指導

 
 
デイサービスセンター「TAO〜道〜」個浴用バスルーム

 

4:認知症予防、フレイル予防のために

コロナ禍を経て、介護が必要となる一歩手前の「フレイル」状態の人数が増加傾向にあるようです。『最近忘れることが増えた』『体重が急に減った』『躓くことが増えた』『少し動くと体が痛い、きつい』など、まだ大丈夫と過信するのではなく、認知症・フレイルの予防を行うことが大切になってきています。

 

※「フレイル」とは

健康な状態と要介護状態の中間の段階。年齢を重ねていくと、心身や社会性などの面でダメージを受けたときに回復できる力が低下し、これによって健康に過ごせていた状態から、生活を送るために支援を受けなければならない要介護状態に変化していきます。

(出典:厚生労働省 〜健康長寿に向けて必要な取り組みとは?100歳まで元気、そのカギを握るのはフレイル予防だ〜より)

 

 

継続的に適度な有酸素運動をおこない、筋肉や脳を使うことにより全身に栄養や酸素を送ることがとても重要です。デイサービスセンターTAOでは、カフェのような素敵な空間で皆様との談話を交えながら、認知症予防のための脳トレメニュー等も多数取り揃えています。

 

もちろん、外出先で楽しむことも身体の健康寿命を延ばす、良い取り組みになります。当施設では、介護を目的としたデイサービスへ通うのではなく、自分から進んで通所しながら、健康寿命を伸ばせるようなデイサービスの形を目指しています。趣味活動や、旅行、安全に今の生活が継続できるよう、一緒に頑張りましょう。

 


■ 
デイサービスセンター「TAO〜道〜」施設概要

 

デイサービスセンター「TAO〜道〜」外観

 

ビジネス名:デイサービスセンター「TAO〜道〜」

ジャンル :デイケアサービス、リハビリセンター、介護施設、高齢者ケア

所在地  :〒815-0042 福岡市南区若久1丁目17番10号 YK.BLD1階1号室

電話番号 :092-555-4815

営業時間 :月曜日〜金曜日 08:30〜17:30

施設情報 :ジェンダーフリーのトイレ、車椅子対応のトイレ

※ ご見学やご体験も随時お待ちしております。お電話にてお問い合わせください。

 

利用をためらう方にもまずは見学してみて欲しい

介護が必要な方が置かれている環境や状況はさまざまです。「まだデイサービスを利用しなくても大丈夫!」と感じて利用を躊躇う方もいらっしゃいます。しかし、そのような方は適切なケアをしないまま身体機能が衰えてしまい、転倒や困りごとが増え、仕方なくデイサービスを利用することになります。

 

気の進まないデイサービスで、嫌々ながら運動をしても身体機能は改善しません。行き場がないのであれば、新しいデイサービスの形を作ろう!!という気持ちから、”介護保険を使って行くトレーニングジム”のような感覚で通所していただけるデイサービスセンター「TAO〜道〜」ができました。

 

今後もTAOは、常にご利用者様やご家族、ケアマネージャーや地域のお声を聴きながら、変化し新しい取り組みを続け、”今までにない”サービスを追求していきます。従来のデイサービス利用をためらっている方のご見学やご体験もお待ちしております。お気軽にお問い合わせください。

 

デイサービスセンター「TAO〜道〜」内観

 

~ TAOに込めた想い ~ 

 

「TAO=道」 

一生の中で、幾つもの分岐点、障害を乗り越えながら、さまざまな道を歩んでいきます。

その道の途中、「TAO」で 巡り会えた方々に感謝を忘れず、全ての方に幸せと最大限のサービスをご提供でき、皆様の今後の人生の道の中で 「TAO」が良き通過点、分岐点であったと思っていただけるような、そんな場所でありたいと想っています。

 

運営会社

会社名     :合同会社いいプロデュースふくおか
代表社員  :齊藤 弓勢
事業所名称 :TAO
事業所所在地:〒815-0042 福岡市南区若久1丁目17番10号 YK.BLD1階1号室
設立    :2023年11月
事業内容      :通 所 介 護 、介 護 予 防 型 通 所 サ ー ビ ス
URL        :デイサービスTAO https://tao-dayservice.sc-site.jp/

 

2024/1/26

 

 

パナソニック エイジフリー株式会社(以下、パナソニック エイジフリー)は、併せて発売する手すり「スムーディ<Pトイレ用>」との組み合わせ使用を想定して開発した新発想のポータブルトイレ「ラフィーネキューブ」を2024年1月31日に発売します。ポータブルトイレとは、身体機能の低下などにより自宅のトイレに行くことが困難になったときに、ベッド横などに設置して使用する簡易式トイレです。

排泄行為はプライバシーに関わるため、介助を受ける人、介助する人双方にとって心身負担が大きく、健康や生活意欲に影響するものであり、自宅のトイレに行けなくなっても、ポータブルトイレで座位排泄を継続することが大切といわれています。また、排泄は移動や立ち座りなどの複合的動作を必要とし、身体機能が低下しても福祉用具の補助や介助でトイレでの排泄を継続することが、要介護度の重度化防止策として重要視されています。

このような背景からパナソニック エイジフリーは、ポータブルトイレだけでなく、自宅内でのスムーズな移動をサポートすべく、連結式の据え置き型手すりや、安定感や小回りを重視した歩行車などの品ぞろえを強化してきました。そしてこの度、ポータブルトイレをさらに快適に使いやすくするため、介護保険利用の際に購入対象となるポータブルトイレと貸与対象となる手すりを組み合わて使用することを想定したこれまでにない新製品を開発しました。

従来のポータブルトイレは本体と一体の手すりが備えつけられており、立ち座りや座位姿勢保持には適していましたが、移乗時の支えには適していませんでした。ラフィーネキューブは同時発売の手すりスムーディ<Pトイレ用>と組み合わせて使用することで、据置型手すりの安定性により移乗時の支えにでき、動作を自力で行いやすくなります。また、この手すりはパナソニック エイジフリーの「歩行サポート手すり スムーディ<屋内用>」と連結することで、移動や方向転換もしっかり支えることができます。そのため、ラフィーネキューブをベッドから少し離れた位置に設置しやすく、トイレの横ですごしたくないという気持ちに配慮できるほか、筋力維持のための伝い歩きの機会の増加を図ることや、ベッド横のスペースを必要とする移乗や車いすでの離床などの介助がしやすくなります。なお、この手すりは介護保険の貸与対象品なので、身体状況や介護度が変化した場合は、手すりのタイプを変えたり、返却できるなど柔軟に対応することができます。

さらに、排泄物を凝固剤で固めてラップでくるみ廃棄することができる(※1)ラップ式の品ぞろえも用意しています。バケツ式における排泄物をトイレまで移動して流し、バケツを洗浄するといった介助者の負担を軽減できます。税込希望小売価格も介護保険の購入補助枠(※2)内に収まる8万円台より品ぞろえしました。

このように、利用者の安全性や介助者の負担軽減に配慮しており、居室になじむようにデザインにもこだわったラフィーネキューブで、利用者・家族とも心穏やかに笑顔のあるくらしの実現に貢献していきます。

 

<特長>

1. ベース付手すりと組み合わせることで安定感があり、移乗の動作を自力で行いやすい

2. 手すりの組替え・連結により、身体状況の変化への対応や伝い歩きの機会創出が可能

3. ラップ式も品ぞろえしており、排泄物処理時の介助者の負担を軽減可能

【シリーズ名】ポータブルトイレ ラフィーネキューブ

【品名】ラップ式/バケツ式(プラスチック便座・ソフト便座・あたたか便座)

【希望小売価格(税込み)】47,300円~115,500円

【発売予定日】2024年1月31日

※1:凝固剤で水分を固形化することにより、オムツと同様に可燃ごみとして廃棄できます。ただし、自治体によっては廃棄できないケースがあります。

※2:税込購入額10万円が、購入補助上限額となります。

 

【お問い合わせ先】

パナソニック エイジフリー株式会社 ケアサプライ事業部

0120-365-887(平日9:00~12:00、13:00~17:00)

全文は以下プレスリリースをご覧ください。

▼[プレスリリース]手すりと組み合わせて使う新発想のポータブルトイレ「ラフィーネキューブ」を発売(2024年1月25日)

https://news.panasonic.com/jp/press/jn240125-1

 

2024/1/24

 

〜いずれ訪れる未来に向けて、専門家や体験者による知識や情報をお届け〜

 

株式会社OTM(本社:東京都武蔵野市、読み:オーティーエム)は、親と子の老後や介護のイメージに輪郭を与えるWebマガジン「オヤトリドリ」を本格オープンいたしました。

「オヤトリドリ」https://oyatoridori.com/

 

 

「オヤトリドリ」は、親世代と子世代をつなぐ情報サイトです。

『そろそろ気にしたほうがいいのかな』『どんなことが起きるの?』と漠然とした不安に包まれる“老後”や“介護”の問題。子育てのように一律の年齢で始まるものでもなく、向き合う年齢は人によって様々です。抱える問題も、健康面のみに限らず、家族やお金、暮らし全般において多岐に渡ります。

そんな十人十色の老後について「オヤトリドリ」では、『こういうことが起きたよ』『我が家はこうしています』など、体験者によるリアルなエピソードやレポート記事を紹介しています。また、介護や食の専門家による寄稿も掲載し、健康レシピや具体的な介護知識の情報なども揃えています。

いずれ訪れる未来を漠然と待つのではなく、ゆるやかにイメージの輪郭を描けるよう、これから老後を迎える方と、老後を迎える親を持つ方の双方にとって備えとなる情報をお届けします。

 

 

  • Webマガジン「オヤトリドリ」について

 

 

【記事カテゴリ】

・老後のこと https://oyatoridori.com/archives/category/rogo

・介護のこと https://oyatoridori.com/archives/category/kaigo

・健康のこと https://oyatoridori.com/archives/category/kenko

・家族のこと https://oyatoridori.com/archives/category/kazoku

 

【これまでの人気記事】

・No.1

だれとも血の繋がりがない義祖母宅の掃除奮闘記(てん)

https://oyatoridori.com/archives/294

 

 

 

・No.2

家族に頼らない老後を考える vol.4 (黒澤 史津乃)

https://oyatoridori.com/archives/1155

 

 

 

・No.3

「親フィルター」がかかっていることを知る(上大岡トメ)

https://oyatoridori.com/archives/16

 

  • 背景と編集部の想い

 

日本は世界一の高齢社会となりました。

厚生労働省の2022年3月の発表によると、要介護認定者数は過去最多の690万人を更新しています(※1)。また、両親の介護を経験している30~60歳以上を対象とした民間調査では、その約6割が「介護に対する心構えができていなかった」と回答しており、心構えのないまま突然介護を始めるケースも多いと推察されます(※2)。

編集部の私たち自身も、まだ親の老後問題に直面しているわけではありませんが、漠然とした不安を感じています。同じ想いを感じている方たちが集まる場所になればと考え、WEBマガジンをはじめました。

家族の介護や病気で悩んでいる方から、これから家族の介護や病気がおこるかもしれないと不安になっている方、自分自身の老後について考えている方、さまざまな方に読んでいただけるようなWEBマガジンにしてまいります。

「誰もに訪れるシニア期の未来を明るく塗りかえる」

私たちは、この想いを胸に、歳を重ねることに悲観的になるのではなく、これから迎える未来を少しでも明るく、希望を照らせる存在になりたいと考えています。

※1 厚生労働省「令和3年度 介護保険事業状況報告(年報)」より

https://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/osirase/jigyo/21/index.html

※2 株式会社オールアバウト「親の介護に関する調査(2018年)」より

https://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2018/181221_01.html

 

 

  • 会社概要

 

社名    株式会社OTM(読み:オーティーエム)

所在地   東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-6 古谷ビル601

代表者名  樽美 隆

事業内容  広告企画・運用/ メディア事業

HP    https://o-t-m.co.jp/

 

 

  • 本件に関する問い合わせ先

 

こちらよりお問い合わせください。

https://o-t-m.co.jp/contact/

 

2024/1/24

 

株式会社ルネサンス(代表取締役社長執行役員:岡本 利治、本社:東京都墨田区、以下「当社」)は、神奈川県と健康長寿社会の実現に向けて、未病改善や健康経営※1等に関し、連携・協力するため、連携協定を締結しました。本協定を通して、双方の連携と協力により、神奈川県民の健康づくりを推進してまいります。

今後も、当社のノウハウやコンテンツを活用した自治体の健康づくり支援や地域活性化支援を積極的に行い、地域の課題解決に貢献してまいります。

 

 

左から 当社代表取締役社長執行役員 岡本 利治、神奈川県 知事 黒岩 祐治氏

 

■協定の内容、具体的取組について

本協定の締結により、当社と神奈川県は、当社が有する、企業や自治体での健康づくり支援などのヘルスケア事業に関する知見を活かしながら、次の連携・協力事項により未病改善等の推進を図り、県民の健康寿命の延伸と県内企業等への健康経営の浸透を図ってまいります。

1.未病改善の促進に関する事項

当社のスポーツクラブを活用し、子どもや女性、働く世代や高齢者など、ライフステージに応じた未病対策を行います。また、「未病指標※2」の利用者に対し、スポーツクラブやスタジオプログラムのオンライン配信サービス「ルネサンス オンライン Livestream®(以下「ROL」)の割引を適用することで未病指標の活用促進を図ります。

 

2.健康経営の推進に関する事項

神奈川県との共催で健康経営に係るセミナー等を開催し、主に中小企業に対してCHO構想※3を紹介するとともに、健康経営の浸透を図ります。また、CHO構想推進事業所の従業員・ご家族に対し、スポーツクラブ、ROLの割引を適用することで、CHO構想推進事業所登録促進を図ります。さらに、当社内での未病指標の活用促進に向けた取組を実施します。

 

3.運動リハビリテーションの活用に関する事項

神奈川県内の介護、医療(がん疾患、心疾患、脳卒中疾患等)、未病分野に関連した、運動リハビリテーションの活用を図ります。

 

4.その他の取組に関する事項

前項以外の未病改善等の推進に関する連携・協力に関する検討を行います。

 

※1 「健康経営」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。

※2 未病指標は、自分が健康と病気のグラデーションのどこにいるのか、現在の未病の状態を数値等で見える化するもので、県の健康管理アプリケーション「マイME-BYOカルテ」から利用することができます。

※3 CHO構想とは、企業や団体が事業所に健康管理最高責任者(CHO)を設置し、従業員やそのご家族の健康づくりを行う、いわゆる健康経営を進める取り組みです。神奈川県では、2017年度よりCHO構想に取り組む県内の事業所等を、CHO構想推進事業所として登録する事業を行っています(2023年12月現在760事業所が登録)。

 

●神奈川県公式ホームページ https://www.pref.kanagawa.jp/

 

2024/1/24

 

第 27 回日本病態栄養学会年次学術集会で発表予定

 医療法人藤仁会藤立病院(筆頭研究者:上田章人先生)とフジッコ株式会社(本社:神戸市中央区/代表取締役社長執行役員:福井正一)らの研究グループは、「カスピ海ヨーグルト」の高齢者への服薬補助食品として活用した症例についての研究報告を、第 27 回日本病態栄養学会年次学術集会(2024 年 1 月 26 日~28 日)にて発表いたします。

 

  • 研究概要

 

 高齢者では嚥下(えんげ)力の低下により、水のように粘りのない食品は飲みこみにくくなります。これは薬 の服用時にも言えることで、水では薬の服用が困難となります。厚生労働省による「高齢者の医薬品適正使用の 指針」(1)では、高齢者に対する服薬支援の必要性が述べられており、適切な粘りを持った服薬補助ゼリー等の使 用が薦められています、しかし、服薬補助剤によっては未崩壊の薬剤排出が確認されるなど、一部で問題となっ ています (2)。

 「カスピ海ヨーグルト」は独特の粘りと水分(乳清)の分離が少ないことが特徴であり、他のプレーンヨーグルトと比べて嚥下しやすいことがわかっています (3)。フジッコ株式会社では、「カスピ海ヨーグルト」の服薬補助食品としての新たな活用提案のため研究を進めてきました。今回、実際に嚥下機能の低下した高齢患者の方に、「カスピ海ヨーグルト」を用いて服薬いただき、服薬補助食品としての可能性を検討しました。

 試験では、嚥下機能が低下し、水分摂取にとろみ調整食品の使用が必要な高齢者の方に、服薬補助食品として 「カスピ海ヨーグルト」を用いて便秘薬である酸化マグネシウム錠を継続的に服用していただきました。その結 果、「カスピ海ヨーグルト」を用いた服薬中に新たな気道症状やその他有害事象の出現はなく、安全な服薬継続 が可能であることが確認できました。また、服薬期間中の排便回数は経鼻胃管からの薬剤投与期間と差がなく、 「カスピ海ヨーグルト」による酸化マグネシウム錠の作用減弱が起きていないことも確認できました。これらの 結果から、ヒトを対象とした本症例において、「カスピ海ヨーグルト」を服薬補助食品として用いた場合でも、 酸化マグネシウム錠の安全かつ継続的な服用が可能であることが示されました。

 とろみ調整食品は一般的に使用 される服薬補助剤ですが、酸化マグネシウム錠などの崩壊遅延や作用の減弱が報告されています(2)。今回の症例報告において、「カスピ海ヨーグルト」を服薬補助食品として活用した酸化マグネシウム錠の安全な服薬の一例が示されたことから、「カスピ海ヨーグルト」がとろみ剤調整食品の代替として活用できる可能性が示唆されました。

 介護現場では、嚥下困難により服薬に問題を抱える高齢者に食事に混ぜて服薬している事例も報告されていま す (4)。「カスピ海ヨーグルト」の服薬補助食品としての利用については、今後他の薬剤に対する安全性や使用シー ンを精査する必要はありますが、手軽に使用できる服薬補助食品として介護現場等での活用が期待されます。

【引用文献】

(1) 厚生労働省, 高齢者の医薬品適正使用の指針 (2018)

(2) 富田ら, 薬学雑誌, 135(6), p.835-840 (2015)

(3) 後藤ら, 科学と工業, 93(9), p.311-315 (2019)

(4) 富田ら, 日本摂食嚥下リハビリテーション学会誌, 23(1), p.37-43 (2019)

注意:薬と乳製品との飲み合わせにより副作用が出る場合があります。 薬の服用方法はかかりつけの医師、薬剤師等の医療従事者の指示に従ってください。

 

 

  • 発表の詳細

 

学 会:第 27 回日本病態栄養学会年次学術集会(https://www.eiyou.or.jp/gakujutsu/

 会 期:2024 年 1 月 26 日~28 日 場 所:国立京都国際会館 演題番号:P-009(ポスター発表)

演題名 :嚥下機能が低下した高齢患者に嚥下補助食品としてヨーグルトを用いて酸化マグネシウム錠を投与した一例

発表者 :上田章人 1,2、藤井菜美 3、野原幹司 3、田畑祥之 4、渡邊伸一 5、小原道子 5、富田隆 6

1医療法人藤仁会 藤立病院

2帝京平成大学大学院 薬学研究科 薬学専攻

3大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部

4フジッコ株式会社 イノベーションセンター

5帝京平成大学 薬学部

6国際医療福祉大学 薬学部

 要 旨:

【緒言】とろみ調整食品は酸化マグネシウム錠の作用減弱を引き起こす可能性が指摘されている。今回我々は、 嚥下機能が低下した高齢患者にとろみ調整食品の代わりに Lactococcus cremoris subsp. cremoris FC(以下 L. cremoris FC)で作られたヨーグルトを用いて酸化マグネシウム錠を投与した一例について報告する。

 【症例】再発性多発軟骨炎と糖尿病の既往がある 90 歳の女性。右腎腫瘍の手術後に気管切開術を施行されている。経口摂取困難と判断され、経鼻胃管からの経腸栄養と薬剤の投与が行われていた。当院転院後に摂食嚥下リハビリテーションを行ったところ、経口からの食事と服薬が可能となり、経鼻胃管の抜去が可能となった。水分摂取にはとろみ調整食品を使用する必要があったが、服薬中の酸化マグネシウム錠はとろみ調整食品を用いることで作用減弱を引き起こす可能性が報告されている。そこで今回は嚥下補助食品としてとろみ調整食品の代わり に L. cremoris FC で作られたヨーグルトを用いたところ、発熱や新たな気道症状の出現なく服薬継続が可能で あった。経鼻胃管から酸化マグネシウム錠を投与していた期間の便回数は平均 1.5 回/日で、L. cremoris FC で 作られたヨーグルトを用いて服薬していた期間の便回数は平均 2.2 回/日であった。

 【考察】とろみ調整食品を用いて服薬していた高齢者において、酸化マグネシウム錠が未崩壊の状態で便中に排 泄されたとの報告がある。この報告は一部で話題となったが、多くの臨床医には知られていない。とろみ調整食 品を用いた服薬に関しては、酸化マグネシウム錠以外にも、口腔内崩壊錠で崩壊の遅延や作用の減弱が報告され ている。L. cremoris FC で作られたヨーグルトは、特徴的なテクスチャーにより嚥下障害患者に安全に投与でき る可能性が報告されている食品である。今後のさらなる研究によって、嚥下障害患者へ薬剤を投与する場合の選 択肢の一つとなり得るかもしれない。

 

 

  • お問い合わせ先

 

フジッコ株式会社
担当者:イノベーションセンター 基盤研究グループ  田畑 祥之
責任者:イノベーションセンター センター長     丸山 健太郎

TEL:078-303-5385
ホームページアドレス:https://www.fujicco.co.jp

 

2024/1/24

 

 

 

■アンケート概要
株式会社小学館が運営する介護のバーティカルメディア『介護ポストセブン』は、無料読者会員サービス「介護のなかま」の会員に対して、「介護やケアが必要なご家族との外出」に関するマーケティング調査を実施し、1,200名以上から回答が寄せられました。
その中で、「介護やケアが必要なご家族がいる」と答えた人のアンケート結果を集計しました。以下、結果をご報告します。


介護食品に関するアンケート
・調査期間 2023年10月3日(火)16時~10月23日(月)23時59分 
・調査対象 「介護のなかま」会員(男女) 有効回答数1,272


◆外出の頻度
「たまに外出する(月数回程度)」と答える人が最も多く、全体の54%を占めました。「ほとんど外出しない」と答える人も27%にのぼりました。週1回以上外出する人は、19%にとどまりました。

 

 

 

また、「よく外出する」「たまに外出する」と答えた人の中で、外出に付き添う人としては、「子」が42%と最も多く、次いで「配偶者やパートナー」と答える人が27%で多い結果となりました。

 

 

 

その他「孫」、「兄弟」といった回答もみられました。

自由回答例

  • 孫(高校生や大学生) [89歳 女性]
  • ほぼ寝たきりで外出することがほとんどない  [67歳 女性]
  • 介護当事者が元気な間は良く外出した。(現在は寝たきり) [68歳 男性]
  • 施設が外出に厳しく受診以外先日墓じまいに参列でやっと許可がおりました。 [63歳 女性]
  • たまに孫 [65歳 女性]
  • 兄弟姉妹 [52歳 女性]
  • 弟 [59歳 男性]
  • 孫 [54歳 女性]
  • 母が特養のお世話になっております。一緒に外出もしたいですが、中々できない状態です。かつては病院などに付き添う事もありました。 [57歳 女性]



◆外出の場所
「よく外出する」「たまに外出する」と答えた人の内、最も多い外出先は「病院、クリニック」でした。健康上の理由で外出している人が多くいる現状を窺い知ることができます。次いで、「買い物」「食事(食堂、レストランなど)」の順番で多い結果となりました。

 

 

自由回答では、「美容室」「床屋」や、「温泉」「旅行」「カラオケ」など気分のリフレッシュを目的とした外出先をあげる人もいました。


◆外出の移動手段
移動手段としては、過半数近くの人が「自家用車」と回答しました。次いで、「徒歩」と答える人が19%を占めました。

 

 

 

◆外出の際の心配ごと
「移動」と、「トイレや排泄」がほぼ同じ割合で多い結果となりました。「感染や疲労」と答える人も三番目に多く、昨今の新型コロナや、インフルエンザの流行を不安に感じている人が多くいるとみられます。

 

 

その他、心配ごととして「転倒」を回答にあげる人が多くみられました。

自由回答例

  • 本人の気が変わること [64歳 男性]
  • 急なてんかん発作による転倒・錯乱・意識障害 [52歳 男性]
  • 転倒 [89歳 男性]
  • 転倒することや、階段の利用 [49歳  女性]
  • 転ばないよう注意 [59歳 男性]
  • スケボーやローラーシューズや自転車の道路や歩道などでの傍若無人ぶり 危険で怖いです。 [89歳 女性]
  • すぐに転倒するので目がはなせない [68歳 女性]
  • 転んで怪我をすること。 [48歳 女性]

  

◆外出にまつわる困ったエピソードや、役に立った対応など
「出かけるときは下見が必須」など、外出の際、介護する人が気を遣うさまざまな状況、場面でのエピソードが集まりました。

自由回答例
   

  • 自分一人の時と違い、所要時間が読めない(歩行速度やトイレの回数、疲れたから休むなど) [52歳 女性]
  • 足元が悪い時、車椅子の貸し出しがある施設や場所は本当に助かります、、階段は常に大変です [50歳 女性]
  • 98歳の老母は、比較的元気で手がかからない方だとは思いますが、介護者(私)ひとりでは駐車場での乗降や、車椅子の使用時に困難を感じます。 [66歳 女性]
  • 以前、障害者であった父を伴い、母と旅行した時、父は楽しく食事ができていたのか心残りです。もっとスタッフさんに言えばよかったと反省するばかりです。あの頃は、遠慮ばかりしていたなと思います。 [69歳 女性]
  • 母は足が弱って普通に歩くのは難しいが基本的に買い物が好きなのでスーパーでカートを押す時にはわりと元気に見える [60歳 女性]
  • 基本、タクシーで移動しますが、バスでも移動することがあり、バスの乗り降りにも気を使います。 [62歳 男性]
  • 地方の為、バリアフリー対応でない建物が多いので、段差が大きいことが困っています。出かけるときに下見が欠かせません。 [48歳 女性]
  • 大丈夫だと思っていたのに、エスカレーターが怖くて乗れなくなった時に、ああ、歳を重ねると足腰弱くなるし、視界も悪くなって、私では気が付かない色々な不便な事が増えるんだなぁと、実感しました。 [58歳 女性]

  


『介護ポストセブン』は、これからも「介護のなかま」に登録いただいた会員の方々と共に、介護にまつわる“リアル”に向き合い続けて参ります。

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2024/1/22

 

 

 

 日本最大級の連絡網サービス「らくらく連絡網」を提供している株式会社イオレ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:冨塚 優、以下イオレ)は、「らくらく連絡網」をご利用の60歳以上のユーザーを対象に「インターネットとSNSに関するアンケート」に関するアンケートを実施いたしました。

 

調査結果

  • 50代以上の約9割がスマートフォン、約7割がパソコンを利用している

  • インターネット機器の用途・1位は「メール」が86%! 「SNS」は67%程度に

  • SNSの認知率&利用率、1位は「LINE」、次いで「YouTube」「Facebook」

  • 最も見る頻度が高い広告は「テレビ」「SNS」も2人に1人が見る頻度が高いと回答

 

 

 近年ではシニア世代においてもSNSが浸透しており、SNSをメインの連絡ツールとして活用している方も多くなっています。今回イオレでは、約700万人、39 万以上の団体が利用するグループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」を利用して団体活動を行っている60歳以上のユーザーに向け、インターネットおよびSNS利用に関するアンケートを行いました。

 

 

 利用しているインターネット機器についてお聞きしたところ、スマートフォンを91.2%、パソコンを77.5%が利用しており、タブレットも約3割が利用しているという結果がでました。さらに、インターネット機器の使用にどのくらいの時間を費やしているか、という質問では、「1時間以上3時間未満」の回答が最も多く、約半数程度を占めました。

 

 

 また、どのような用途でこれらの機器を使っているかに対しては、「メール」が最も高く85.9%、次いで「インターネット検索」が85.2%、「SNSの利用」が67.4%でした。

シニア層もスマートフォンやPCの利用が定着化していることが伺えますが、SNSよりもメールを中心にコミュニケーションを取ることが多いようです。

 

 

 「名前を知っているSNS」についてはLINEが最も高く97.7%と、ほとんどの方がサービスを認知していると回答しました。その他のSNSに関しても多くの方が「名前を知っている」と回答したことから、これらの代表的なSNSは利用の有無に関わらず、シニア層においても認知度が非常に高いことがわかりました。

 

 

 「広告を見る頻度が高いと感じる媒体」についての回答では、1位は83.6%と「テレビ」となりました。60歳以上の世代においてはテレビCMの影響が大きいことが伺えますが、SNS広告も47.7%と、およそ2人に1人が「広告を見る頻度が高い」と感じていることがわかります。

 

さらに、インターネット機器の用途として「SNSを利用している」と回答した205人に、さらにSNSに関するアンケートを実施しました。

 

 

 SNSの1日の利用時間は「1時間未満」と回答した方が42.0%と、あまり長くない方が多いことが伺えます。

 また利用しているSNSとして「LINE」を94.6%が利用していると答えたことから、SNSを利用するシニア層のほとんどの方がコミュニケーションツールとしてLINEを活用していることが伺えました。次いで「YouTube」は66.8%、「Facebook」は59.0%と、これらも過半数のシニア層が利用している結果となりました。

 各SNSの利用頻度についても調査したところ、上記のSNSの中で利用頻度が最も高いのも「LINE」で、79.5%が「ほぼ毎日利用している」と回答しており、生活に根差したSNSとなっていることが伺えます。

 

 

 さらに「SNSの広告を見て商品の購入やサービスを利用したことがあるか」という質問では、31.6%が購入したことがあると回答。シニア層に向けたマーケティングにおいてもSNS広告は有効に働いていることがわかりました。

 

上記のアンケート結果の他、「各SNSの利用頻度」「2023年でお金を多く使ったカテゴリ」など、シニアマーケティングに活用できるアンケートを行っております。より詳細なアンケート結果をご希望のメディア様・マーケターの方はイオレ広報担当(press@eole.co.jp)までお問合せください。

 

  • 調査概要

  • 調査対象:60歳以上の「らくらく連絡網」の利用者

  • 調査期間:2023年12月26日~2024年1月11日

  • 調査方法:インターネット調査

  • 有効回答数:306件

  • ※本調査結果の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 


 

■「らくらく連絡網」とは

 「らくらく連絡網」は団体活動を行う 約700万人・39万団体(2023年9月30日時点)のユーザーが利用する日本最大級の無料メーリングリストサービスです。「一斉連絡」「日程調整」「出欠確認」など団体活動における様々な連絡を効率化するインフラツールとして多くの団体にご愛用頂いております。

 PTAや町内会といった地域に根差したものから、スポーツ系から文化系まで様々な趣味活動といった幅広い団体活動にご利用いただいており、ユーザーのおよそ70万人が50歳以上のユーザーであるため、シニア層・ミドルシニア層をターゲットにした広告マーケティングが可能です。アンケートの中で商品理解を促すプロモーテッドアンケートや、ターゲティングメールによって企業のPRを支援します。ご興味のある方は下記よりお問合せください。

URL:https://www.eole.co.jp/contact/business/

 

 

【会社概要】
■社 名:株式会社イオレ
■本社所在地:〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町6-16 RONDO日本橋ビル4F
■代 表 者:代表取締役社長 冨塚 優
■設 立:2001年4月25日
■資 本 金:9億1533万円 ※2023年9月30日現在
■従 業 員 数:111名 ※2023年9月30日現在
■上 場 市 場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:2334)
■事 業 内 容:
・PC・スマートフォン向け各種サービスの運営
(「らくらく連絡網」「らくらくアルバイト」)
・アドテクノロジー商品「pinpoint」の開発・提供
・運用型求人広告プラットフォーム「HR Ads Platform」の開発・提供
・インターネット広告事業
・セールスプロモーション事業
・Web3 事業(NFT 販売代理、ギルド運営)
・ペット総合情報サービスの提供(「休日いぬ部」「Perrole」)
・旅行事業
 


【各種サービスリンク】
■大学生広告ナビ
https://daigaku-koukoku.com/

■らくらくアルバイト
https://ra9baito.jp/

■求人検索エンジン運用
https://aggregate.eole.co.jp/

■HRアドプラットフォーム
https://hr-ads.jp/

■休日いぬ部
https://kyuzitsu-inubu.com/

■Perrole
https://perrole.dog/

 

2024/1/22

 

Hubbit株式会社は、経済産業省が主催する「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画いたします。この取組を通じて、デジタル化が進行する中でも、誰もがつながりを持ち続けられる社会の構築を目指します。

 

オレンジイノベーション・プロジェクトとは

このプロジェクトでは、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる「共生」社会の実現を目指し、認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり、認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」の普及と、その持続的な仕組みの実現に向けた取組を推進します。

 

 

 

参画背景

認知症高齢者の数は2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると見込まれており、今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。国としても厚生労働省を中心にオレンジプランを掲げ、日本全国で数々の対策が行われています。

そうした中で、Hubbit株式会社では文京区や大府市との実証実験などをはじめ、認知症当事者の方のサポート経験を日々重ねており、より幅広く認知症当事者の方に寄り添えるサービスの開発に向けて、本取組に参画させていただけることとなりました。

 

取組内容

本取組において、事務局である株式会社日本総合研究所の支援により、認知症当事者の方を募り、実際にかんたんコミュニケーションツール”ケアびー”を使っていただきます。ご本人とご家族、支援者とのビデオ通話やメッセージのやり取り、オンラインで実施のイベント等に参加するといった体験をしていただき、ご意見をいただいてより当事者のニーズを反映できるよう開発を進めます。

 

関係者からのコメント

 

オレンジイノベーション・プロジェクトからのコメント

 

オレンジイノベーション・プロジェクトの取組をきっかけに、認知症当事とHubbit株式会社による認知症フレンドリーな製品・サービスの開発が進み、認知症当事者と企業の共創が今後の大きな流れになることを期待しています。

Hubbit株式会社 代表取締役 臼井貴紀

ケアびーはシニア向けのタブレットとして開発を進めており、現在はスマホが苦手なシニアの方だけでなく、認知症の方や難聴の方など幅広い方々にご利用いただけるようになってまいりました。認知症の方にとっても、より使いやすいUIUXを提供したいと思い、本プロジェクトに参画させていただきました。本プロジェクトを通じて、より価値をご提供できるように邁進して参ります。

“ケアびー” イメージ画像

“ケアびー”とは、ITが苦手なシニアでも利用できるように設計された、シニア向けのタブレットアプリケーションです。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

 

*「ITが苦手なシニアでも利用できる」とは、ITが苦手なシニアのうち9割以上の方がデジタルデバイドを克服したことを指す

 

<会社概要>

会社名 :Hubbit株式会社

事業内容:話せる伝言板”ケアびー”:https://carebee.io/

     セカンドライフメディア GoldenYears:https://gldnyears.com/

     エンディングノート MY LIST 100:

     https://www.services.hubbit.io/success-1

設立  :2019年3月5日

代表者 :臼井 貴紀

会社URL:https://www.hubbit.io/

連絡先 : Tel 050-3138-3535

 

2024/1/19

 

産経新聞社(東京都千代田区/代表取締役社長:近藤哲司)とクオン(同港区/代表取締役:武田隆)が共同で運営し、太陽生命保険株式会社(同中央区/代表取締役社長:副島直樹)が協賛するオンラインコミュニティ「みんなで話そう、100歳時代 親と私の“元気!長生き!”コミュニティ」は2024年1月現在、26,000人以上のユーザーが自分や親の健康について自由に語り合う場として成長を続けています。本コミュニティに関する最新のレポートを公開します。【URL】 https://www.beach.jp/community/TAIYO-SEIMEI

 

 

 

本コミュニティは、健康をテーマにさまざまな世代が語り合う場であると同時に、協賛社である太陽生命保険が「認知症保険」など社会的ニーズの高い商品・サービスを通じ日本の「元気!長生き!」を支えていることや、それにまつわるさまざまな取り組みへの理解促進を目的に運営しております。

 

ユーザーを対象にした健康に関する意識調査(2023年8月実施)とコミュニティで交わされたコメントや行動データ(※1)などを合わせたクオン独自の分析によると、「太陽生命」の保険を契約している(したことがある)ユーザーは、「何のために『健康でいたい』と思っている?」という問いに対し、「家族のため」と答える人が多いことが確認されました。さらに、家族と一緒にやってみたいことを具体的に想起する傾向にあることも明らかになっております。

 

本コミュニティ運営開始から3年目となる本年は、引き続き「元気!長生き!」をキーワードに若年層・シニア層それぞれの価値観や行動の実態を確認し、若年層とシニア層が互いの会話から気づきを得てコミュニケーションを深めていける場となるよう運営してまいります。

 

※1

・コメント・行動データ集計期間 :2022年11月~2023年8月

・調査機関(調査主体):クオン株式会社

・調査対象:本コミュニティユーザー

・コメント数:18,614件/拍手数:137,207件

 

 

■コミュニティユーザーの共感を集めたコメントをピックアップ!

 

コミュニティでは、親子のキャラクター(右図)が“コミュニティスタッフ”として「親と私の“元気!長生き!”コミュニティ」内のコミュニケーションを活性化しています。

今回、コミュニティスタッフが投げかけたトークテーマの中から、前述の、太陽生命の保険契約者であるユーザーの傾向をご紹介した「何のために『健康でいたい』と思っている?」(※2)と、最新のトークテーマ「これからの『元気・長生き』のために見直したいことは?」(※3)について、コミュニティ参加者から特に共感を集めていたコメントをご紹介いたします。

※2  投稿日:2023年3月6日/コメント数:626件(2024年1月17日時点)

※3  投稿日:2023年12月12日/コメント数:103件(2024年1月17日時点)

 

●何のために『健康でいたい』と思っている?

 

  • from:三毛猫さん
    自分が毎日健康でボケず歩けて走れることです。家族は暗黙の分業制で毎日の生活をおくっています。病気をすればこれが崩壊して、家族の負担が大きくなります。

  • from:あやちゃんさん
    まだまだ小さい子供たちのために、健康でいたいです。とはいえ、健康診断とかって面倒で行かなくなりがち。これを機に予約しようかなあ。

  • from:フトンターレさん
    自分のためですね!自分のことは自分でする・・これは健康でないと出来ませんよね。美味しい物を食べて好きな事をしてまわりに迷惑を掛けない人生を過ごしたいです。

  • from:エコさん
    健康であることで、生活する上で子供たちに助けてもらわなくても自立して生活が出来ることや、物事を前向きに考えることが出来ることです。常に健康でいたいと思います。

 

 

●これからの『元気・長生き』のために見直したいこと

 

  • from:草取り名人さん
    ・適度な運動:運動嫌いな私ですが、ここはじっと我慢して今やっているスロージョギングを続けていきたいです。
    ・バランスの良い食事と腹八分目:やっと体重を理想に近い所まで落とすことができました。これからも、食べすぎず腹八分目、そして揚げ物も控えめにしていきたいと思います。

  • from:パヒュームさん
    ・運動:ホットヨガと筋トレ頑張ってます。自分の人生に蓋をしないで活動の幅を広げてチャレンジ。
    ・定期健診、美容:歯医者の定期検診に通ってます。スキンケアもコツコツ丁寧にメンテナンスにちゃんとお金をかけ、諦めない。

  • from:みんみんタワーさん
    ・「食生活」の見直し:好きなものを好きなだけ食べる生活を改めたいと思います
    ・「運動習慣」:週に1回ジムに通っていますが、こまめにもっと身体を動かしたいです

  • from:野うさぎさん
    ・運動は、必ずし夢中になってやらなくてもいい:ただ、毎日、体全体を動かすことに留意するといいと思う。特に、高齢者は便秘になりやすいので、「おへそ」を意識した運動がいいと思います。
    ・食事は、良く噛んで、ゆっくりと食べること:ひと口のご飯を、20回噛んでみて下さい。20回噛むことは、大変ですが、これは、意識して、右で10回左で10回、口の中で良く噛んで食べましょう。

 

2024/1/19

 

老後に備えた取り組みの実施意向がある層は90%で、平均48歳で取り組みを開始

 

 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:長谷川 剛、以下「LM」)は、老後への希望や不安を聴取した「老後に関する調査」(実施期間:2023年11月14日~11月20日)について、結果をご報告いたします。
 
 

【調査結果】

  • TOPICS1:老後だと思う年齢は平均65歳。回答者の年齢が低いほど老後だと思う年齢も低い傾向

  • TOPICS2:老後の生活への「希望なし」は57%となり、「希望あり」を上回る

  • TOPICS3:80%以上が老後の生活に不安を感じており、特に生活費や年金などお金に関する不安が最多

  • TOPICS4:老後の生活に備えた取り組みを実施している、もしくは実施意向ありは90%。取り組みの開始時期は平均48歳

  • TOPICS5: 老後の備えは資産構築が85%で最も高い。目標額は1,000万円以上が約50%

 

【調査結果詳細】

 

  • TOPICS 1:老後だと思う年齢は平均65歳。回答者の年齢が低いほど老後だと思う年齢も低い傾向

 

 老後は何歳からだと思うか聴取したところ、平均値は65歳となった。5歳刻みで回答結果を確認すると、「65~69歳」が38%と最も高く、次いで「70~74歳(26%)」「60~64歳(19%)」が続く。累計すると「74歳以下」で全体の90%を占めた。

 性年代別に見ると、回答者の年齢が低いほど、老後だと思う年齢も低くなる傾向が見られたが、いずれの性年代でも平均値は60代となった。

▼老後は何歳からだと思うか ※自由記述による聴取 (%)(n=1,000)

 

 

 

▼性年代別|老後は何歳からだと思うか ※自由記述による聴取 (%)(全体n=1,000)

 

  • TOPICS 2:老後の生活への「希望なし」は57%となり、「希望あり」を上回る

 

 老後の生活について、「あまり希望はない」「希望はない」の回答を合わせた「希望なし」が57%と半数を超え、「希望あり」を上回る結果となった。

 性年代別では、女性30代で「希望なし」が70%と、最も高くなっていた。また60代を見ると、男女ともに「希望あり」が50%前後と高かった。

 

▼老後生活への希望(%)(全体n=1,000)

 

  • TOPICS 3:80%以上が老後の生活に不安を感じており、特に生活費や年金などお金に関する不安が最多

 

 老後の生活に不安を感じているかについて、「不安を感じる」「どちらかといえば不安を感じる」を合わせると、全体で80%という結果となった。女性30代では「不安を感じる」という回答のみで53%と特に高かった。

 不安を感じる内容は、「生活費や年金などのお金」が82%と最も高く、次いで「体力やケガ、病気などの健康(69%)」、「介護(自分自身)(52%)」が続く。性年代別に見ても「生活費や年金などのお金」はどの性年代も80%前後と高かった。一方で、「体力やケガ、病気などの健康」は男女ともに40代以上で高くなっており、加齢によって不安が顕在化する様子が見られた。

 

▼老後生活への不安(%)(全体n=1,000)

 

 

 

▼老後生活への不安内容 ※複数回答(%)※老後への不安あり

 

  • TOPICS 4:老後の生活に備えた取り組みを実施している、もしくは実施意向ありは90%。取り組みの開始時期は平均48歳

 

 老後の生活に備えた取り組みについて、実施している、もしくは実施の意向があると回答した人は90%だった。内訳は、実際に「備えをしている」が31%、「備えをしたいが何もしていない」が59%となった。性年代別に見ると、高年代において「備えをしている」が高い傾向が見られた。特に男性60代が50%と高い。

 また、備え意向がある方に取り組み開始時期を聴取したところ、平均値は48歳だった。男女ともに年代が高くなるほど、取り組み開始の年齢が高かった。

 

▼老後生活に備えた取り組みの実施(%)(全体n=1,000)

 

 

 

▼老後生活に備えた取り組みの開始時期(%)※老後に備えた取り組みの実施者もしくは意向者

 

  • TOPICS 5:老後の備えは資産構築が85%で最も高い。目標額は1,000万円以上が約50%

 

 老後の生活に備えて取り組んでいる内容は、「貯蓄や投資など資産構築」が85%で突出して高い。性年代別に見ると、「定期的な健康診断や定期検診など」は男女ともに年代が高い層、「脳のトレーニング」は女性60代が高くなっていた。

 「貯蓄や投資など資産構築」について、具体的に取り組んでいる手段と目標額を聴取した。具体的な手段では、「預貯金」が84%で最も高く、次いで「投資信託」「定期預貯金」がともに43%だった。また、目標額は「3,000万円以上」が20%で最も高く、次いで「2,000万円以上3,000万円未満(16%)」「1,000万円以上2,000万円未満(15%)」が続いており、合わせると「1,000万円以上」で50%以上となった。

 

▼老後生活に備えた取り組み内容 ※複数回答(%)※老後に備えた取り組みの実施者

 

 

 

▼老後に備えた資産構築に関する取り組み内容 ※複数回答(%)※貯蓄や投資など資産構築実施者

 

 

 

▼老後に備えた資産構築の目標額(%)(全体n=1,000)

 

 

 

【調査概要】

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査期間:2023年11月14日~11月20日

  • パネル・「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」の会員登録をしていただいている方)

  • 有効回答数:1,000名

 

※本調査は「年齢:20歳~69歳」を対象に実施

※総務省「人口推計(2023年10月概算値)」の性年代別人口構成比を基にウエイトバック集計を実施

※調査結果は小数点第1位を四捨五入しています

【引用・転載の際のクレジット表記のお願い】

調査結果引用・転載の際は、“「ロイヤリティ マーケティング」調べ”とクレジットを記載していただきますようお願い申し上げます。

 

■関連URL

株式会社ロイヤリティ マーケティング マーケティング詳細紹介サイト:https://biz.loyalty.co.jp/

公開レポート(自主調査結果を掲載):https://biz.loyalty.co.jp/report/

公開データ:https://biz.loyalty.co.jp/lp/publicdata/

コラム:https://biz.loyalty.co.jp/column/

 

 

 

2024/1/19

 

高齢者の健康促進に貢献する、自宅で簡単にできるフレイル予防体操の提供開始

 

寝室インテリアのEC事業を展開する株式会社エムール(東京都立川市:代表取締役 高橋 幸司)は、J1リーグ所属クラブ『東京ヴェルディ』監修のフレイル予防体操の動画コンテンツを運営メディアサイト『日本の寝室と寝具』内で公開しました。

 

 

フレイル予防体操を制作した背景

フレイル予防の重要性

日本において高齢化はますます進行しており、令和3年には65歳以上の高齢者の割合が28.9%にまで上りました(*注1)。 また、長寿化も進んでおり、日本の男性の平均寿命は81.05年、女性の平均寿命は87.09年にもなっています(*注2)。

このような社会で不安視されているのが「フレイル」です。「フレイル」とは年を取るにつれて心身の活力が低下してくる虚弱状態を表し、進行すると要介護状態へ近づいてしまいます。「フレイル」を予防するため、筋力トレーニングなどの運動が推進されています。厚生労働省によると、運動習慣者を「週2回以上、1回30分以上、1年以上継続して実施している者」とした場合、65歳以上の運動習慣者の割合は男性が46.2%、女性が39.0%と、健康日本21(第2次)の目標値には届いていません(*注3)。

フレイル予防のためにも、個人差を考慮したうえで可能な範囲で運動をすることが推奨されています。

 

出典:

注1) 衆議院「令和3年度 高齢化の状況及び高齢社会対策の実施状況」2023年11月30日

注2) 厚生労働省「令和4年簡易生命表の概況」2023年11月30日

注3) 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド」2023年11月30日

 

 

高齢者向けの椅子を提供する中で生まれた発想

エムールはインテリアの中でも特に「寝る・座る」に関する商品開発に強みをもったブランドです。ショールームにお越しになった高齢者やご家族との対話から、「フレイル予防体操」の企画が始まりました。「フレイル予防体操」は、J1リーグ所属クラブ『東京ヴェルディ』に監修を依頼し、手軽でありながらも専門的な内容となっています。また、当社が開発・販売する、立ち座りのしやすい高齢者向けの椅子(高座椅子)と、椅子を使用した運動を掛け合わせた提案をすることで、フレイル予防効果が期待できます。

 

エムールの高座椅子

 

 

フレイル予防体操の内容

 

プロのトレーナーによる元気なコーチングと共に楽しく運動することができます

 

特徴

高齢者の運動機能に配慮することや室内でできることを要件に、手軽で効果的な運動を中心に構成しました。また、楽しみながら運動を習慣化できるように、ゲーム要素を取り入れたり、トレーナーとの対話で進むような内容で設計しました。

  1. 準備体操(首回し、肩回し、カラダひねり)

  2. 脳トレ

  3. 後出しジャンケン

  4. イスを使ってつま先立ち

  5. イスを使って片足バランス

  6. イスを使ってシュート

  7. イスに座りながら運動

  8. イスに座ってひざ上げ

  9. 座ったままボール回し

  10. イスからスクワット

 

ご使用・転載について

エムールの「フレイル予防体操」は、リンクフリーで公開しています。高齢者のフレイル予防、運動の習慣付けのため、各自治体や地域のコミュニティ、高齢者向けの施設などでご活用ください。※転載やリンク設置の際は、出典の記載をお願いいたします。

 

エムール「フレイル予防体操」

https://www.emoor.jp/em/column/20240118/#i-5

 

 

株式会社エムール

会社名:株式会社エムール
本社:東京都立川市曙町1-25-12オリンピック曙町ビル9F
代表取締役:高橋 幸司
設立:2006年7月
資本金:4,500万円
事業内容:
・快適な「寝る、座る」を実現する製品の企画開発
・国内および海外向けECサイトの運営
・睡眠教育サービスの企画開発
関連サイト:
・ホームページ
https://emoor.co.jp
・公式オンラインショップ
https://www.emoor.jp
・オウンドメディア「日本の寝室と寝具」
https://www.emoor.jp/em/

 

2024/1/17

 

「こんな楽しみがある」「次はどこへ行こう?」日々の暮らしの中に外出というワクワクを! 福岡市内からスタートします。

 

「楽しむことを諦めず生きがいを持って生きられる世の中を」をスローガンにサービスを提供する株式会社MIMSAPORT(ミモサポート)(本社:福岡県福岡市、代表取締役:上仮屋遥、以下MIMSAPORT)は、施設のご入居者向けに、外出を楽しむ「お出かけ倶楽部」サービスを開始します。

  • 医療従事者がサポート!外出を楽しむ「お出かけ倶楽部」リリース

 

 施設に入居・入所している方は、買い物に行ったり好きなところに遊びに行ったり、自発的な外出活動が少なくなることがしばしばあります。また高齢になると身体の不自由さに外出を諦めてしまう人も少なくありません。

 私たちは外出というワクワクを持ち、日々の暮らしの中に「こんな楽しみがある」「次はどこへ行こう?」と考える余地があれば、今よりもっと楽しい毎日になるのではないかと考え、このサービスを開始しました。

「お出かけ倶楽部」は、3時間から長くて6時間程度の外出プランをご用意。施設への送迎、外出の同行まで全ての工程を医療従事者がサポートします。

 

 

  • お出かけ倶楽部の特徴

 

ー 安全に配慮した外出プランを立案

下見を行い、外出先で起こるかもしれないリスクや注意点を把握、安全な外出環境の構築が可能です。

年齢など身体機能を考慮し、なるべく負担が少ないように外出プランを作成していますので、多くの方が安心して参加することができます。

ー 資格を持った医療従事者が同行

医療現場経験を豊富に持つ理学療法士及び正看護師が旅行の同行を行います。医療従事者目線でリスク管理が行えることで、より安心安全な外出が実現できます。

ー 施設スタッフの体制問題の解決

施設の方が業務内で外出支援を実現するには、 体制や人手不足の問題があります。ここを私たちが解決します。外出プランの立案から同行まで全ての工程をサポートさせていただきます。また、施設スタッフの方と事前に打ち合わせを行い、利用者様の大切な情報そして外出に必要な情報を収集しますので安心してサービスを利用することができます。

 

 

  • サービスの流れ

 

❶ 問い合わせ
   電話・メール・LINE・問い合わせフォームより

❷ 施設に置くお出かけ倶楽部のパンフレット集をお渡し、打ち合わせ

   サービスの詳細説明・流れの確認など、施設様と打ち合わせ

❸ パンフレットよりお好きな外出プランを選択・申し込み

   ご興味を持った入居者様がパンフレットの中からプランを選択し、申し込み

❹ ご本人様と直接面談

   身体機能やADL(日常生活動作)の確認、プランの詳細説明

❺ 正式にご契約

❻ 施設担当者よりヒアリング
   外出にあたって、参加入居者様のリスクや気をつけるべき点などの情報を収集

❼ 外出の実行

❽ 請求書のお渡し、お支払い

 

 

  • お出かけ倶楽部でご提供しているプランの例

 

■ デパートショッピング:大丸や三越などご希望の多いデパートへ

■ 落語や歌舞伎などの舞台鑑賞:博多座やイベントホールで芸術鑑賞 

■ ホテルランチ:ザ・リッツカールトン 福岡のNEWスポットへ行ってみよう!

■ 陶芸教室:マンツーマンでしっかりサポート

お出かけ倶楽部のプランは、施設入居者様にヒアリングをさせていただき、ご意見をもとに作成し提案しています。季節に合わせて毎月様々なプランで楽しんでいただけます。

 

 

  • 介護施設関係者様へ

 

そいたびは、

「年齢や障がいでやりたいことを諦めてしまう人を一人でも多く救いたい」

「やりたいことを諦めてしまっている方を救うことができる世の中を作りたい」

そんな想いを持った医療従事者が立ち上げたプロジェクトです。

入居者様にもっと楽しみを提供したいとお考えの方、

また人手が足りずそこまで手が回らず困っている介護施設関係者の方、

ぜひ一度ご相談ください。

 

 

  • 会社概要 | 株式会社MIMSAPORTについて

 

社名:株式会社MIMSAPORT

設立日:2023年8月4日

所在地:〒810-0041 福岡県福岡市大名1丁目3-41 プリオ大名ビル2F

代表:上仮屋遥

■ 本リリースに対するお問い合わせ先

株式会社MIMSAPOR

URL:https://mimsaport.com

電話番号:050-1807-5298

E-mail:contact@mimsaport.com

 

2024/1/17

 

65歳からの「いきいき世代」の生活に寄り添ったサービス

 

株式会社ファンケルは1月18日(木)から、65歳からの「いきいき世代」の生活に寄り添ったサービス「ファンケル いきいき応援プログラム」の提供を開始します。65歳以上のお客様を対象とした、通信販売限定の当社オリジナル登録制サービスプログラムです。
ご登録いただいたお客様はいつでも1品から送料が無料になるほか、当社の各商品カテゴリーでご活用いただける「390円OFFクーポン」を発行します。またお誕生月に通信販売で3,000円(税込)以上ご購入いただくと、通常のファンケルポイント+2%に加え、当社からのお誕生日プレゼントをお送りします。
これからもお客様に寄り添ったサービスを拡充し、美しく健やかな生活のサポートをしてまいります。

 

「ファンケル いきいき応援プログラム」 イメージ画像
  • プログラム概要

 

  • 名称 : ファンケル いきいき応援プログラム
  • サービス期間 : 2024年1月18日(木)~2025年3月31日(月) 
     ※ご登録は2024年12月31日(火)まで
  • 対象者 : 65歳以上のファンケルメンバーズに登録されているお客様
  • 登録方法 : 専用サイト、お電話、はがき
    〇専用サイト→www.fancl.co.jp/ikipro (1月18日オープン)
    〇お電話→0120‐34‐2222

 

  • サービス内容

◆通信販売の送料を当社が負担

購入金額や点数にかかわらず、通信販売の送料を当社が負担します。

 

◆各商品カテゴリーで使用できる「390円OFFクーポン」の配布

「発芽米」「青汁」「サプリメント」「化粧品」「肌着・雑貨」の5つのカテゴリーでそれぞれ使用できる「390円OFFクーポン」を配布します。当社の製品を幅広くご紹介し、より豊かな生活をサポートすることが目的です。通信販売で各カテゴリーを含む3,000円(税込)以上のご注文時に使用できます。


◆お誕生日プレゼントの送付
お誕生月に通信販売で3,000円(税込)以上ご購入いただくと、通常のファンケルポイント+2%に加え、当社からのお誕生日プレゼントをお送りします。「ファンケルオリジナル 今治ミニタオル甘撚り」をプレゼント予定です。
 ※2023年12月1日(金)~2024年2月29日(木)がお誕生日の方は、サービス開始時期のため、2024年1月18日(木)~2024年2月29日(木)をプレゼント対象期間とします。
 ※2024年3月1日(金)以降、お誕生月にご購入いただくとプレゼントの対象となります。
 ※プレゼント品は状況により変更となる場合がございます。

「ファンケル いきいき応援プログラム」390円OFFクーポン

2024/1/17

 

7割以上のビジネスケアラーが高齢家族の食に関して悩みや不安あり

 

株式会社チェンジウェーブグループ(旧リクシス)(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木裕子、以下チェンジウェーブグループ(旧リクシス))は、2024年1月16日、「ビジネスケアラーから見たシニアの食と商品・サービス」に関する調査結果を無料で公開することを発表しました。

 


 

●ビジネスケアラー実態レポート『ビジネスケアラーから見たシニアの食と商品・サービス』

ダウンロードURL:https://form.k3r.jp/lyxis/wpdl21231207  

 


 

株式会社チェンジウェーブグループ(旧リクシス)(以下チェンジウェーブグループ(旧リクシス))では、急増するビジネスケアラー(=仕事をしながらシニア家族のケアを担うビジネスパーソン)たちの高齢家族の食に関する悩みや不安について、家族の介護に関して興味・関心の高い「全国ビジネスケアラー会議」の参加者に調査しました。

※「全国ビジネスケアラー会議」はチェンジウェーブグループ(旧リクシス)が主催するビジネスケアラー/予備軍向けオープンセミナーで、介護にまつわる不安や悩みの解決策の共有や情報交換などを行っています。

 

「全国ビジネスケアラー会議」の参加者ということもあり、介護への関与は高く、44%がすでに介護・サポートに関与しており、34%は予備軍、15%は施設入所を含め直接的な関与はないものの、要介護の家族がいる方々となっています。

 

 

介護中・予備軍含め、回答者の7割以上が高齢家族などの食に関して何らかの不安を抱いていることがわかりました。その内容からは、実際のサポートの手間よりも、高齢家族が栄養不足や疾患によって健康を損なってしまうことや、食事をする能力の衰えなどを不安視している様子がうかがえます。

 

 

一方で、高齢家族の食に関する不安や悩みに対して何らかの対策をとっている人は全体の4割にとどまり、半数以上の人は特に何も対策を行っていないことがわかりました。

 

 

高齢者向けの食に関する商品・サービスの認知度については、「ワタミの宅食」がトップの認知度となっています。2番目は「メイバランス」、3番目は「nash」となっており、高齢者向けと謳わなくとも、まずはビジネスケアラーに商品・サービスを認知してもらうことで、高齢者の食の選択肢に入ってくる可能性があるのかもしれません。

 

 

実際の利用経験については、認知度の高かった「メイバランス」「ワタミの宅食」が1、2位となりました。手軽に買え、栄養補給ができるという目的の明確さが、メイバランスが他の商品・サービスより利用の初期ハードルを下げているのかもしれません。

一方、高齢者向けの食に関する商品・サービスを利用したことがないという人も多く、利用に至るまでにはまだ必要な要素がありそうです。

 


 

【「ビジネスケアラー最新実態レポート:ビジネスケアラーから見たシニアの食と商品・サービス」調査の概要】

・調査手法:インターネット調査

・調査期間:2023年11月1日〜11月20日

・調査対象:全国ビジネスケアラー会議に参加する男女130名

上記のチェンジウェーブグループホワイトペーパー『ビジネスケアラー最新実態レポート:ビジネスケアラーから見たシニアの食と商品・サービス』の詳細版は以下からダウンロードできます。

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【株式会社チェンジウェーブグループ(旧リクシス)について】

「人、組織、社会のまだ見ぬ可能性を開く」をミッションとし、仕事と介護の両立支援クラウド「LCAT」の提供、ビジネスケアラー向けメディア、ビジネスケアラー支援・シニア領域での事業創造を支援しています。

詳細は https://www.lyxis.com/ をご覧ください。


お問い合わせ先:

株式会社チェンジウェーブグループ(旧リクシス) ビジネスケアラー向けメディア、ビジネスケアラー支援・シニア領域での事業創造支援事業:research@lyxis.com

 

2024/1/17

 

~スローガンは、「その聞こえのためにすべてを。」~

 

リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:岩橋清勝)は、補聴器と医用検査機器のブランドを統一し、新たに「RIONET」としてスタートすることをお知らせいたします。「その聞こえのためにすべてを。」をスローガンに、難聴の発見から解決まで一気通貫の価値を提供し、一人ひとりの聞こえに寄り添い続けることを表明します。これに伴い、新ブランドロゴを策定いたしました。これまで補聴器、医用検査機器の双方で培ってきた技術やノウハウ、ブランド力を活かし、よりよい聞こえに貢献する取り組みを進めてまいります。

 

 

当社は、1948年に国内で初めて量産型補聴器を発売して以来、リオネット補聴器のブランド名で全国の補聴器販売店を通じて、今日まで様々な製品・サービスを提供してまいりました。

また、聴覚検査機器をはじめとする各種医用検査機器は、大学病院から耳鼻咽喉科クリニックまで、多くの医療機関に導入され、難聴の早期発見につなげています。

聴力を正確に検査し、専門医の診療をサポートする聴覚検査機器と、豊かな日常生活を送ることができるまで寄り添う補聴器は、聞こえに不安や悩みを抱える方に喜びを届けるという共通の目的を持ちます。このたび、補聴器と医用検査機器のブランドを統一することで、より一層一人ひとりに向き合い、聴覚ヘルスケアのエキスパートブランドとして課題解決に取り組んでまいります。

 

 

■スローガンについて

その聞こえのためにすべてを。

 

スローガンでは、一人ひとりの聞こえのために、リオンが一丸となって経験と技術のすべてを注ぎ、あらゆる製品やサービスを提供する決意を表現しています。

 

 

■宣言(ステートメント)について

補聴器の「リオネット」と聴力検査機器の「リオン」はひとつになって、「新しいリオネット」としてスタートします。その、ひとりの聞こえのために、課題を発見することから不安のない日常を取り戻すまで、寄り添う心をひとつにして経験と技術のすべてを注ぎます。人と人、人と社会がもっと通じ合う未来へ向かって。

 

 

■新ブランドロゴについて

 

 

 

新ブランドロゴは、難聴の発見から解決まで一気通貫の価値を提供するブランドのあるべき姿を表し、ピンク色は寄り添う“やさしさ”を、青色は聞こえに対する課題の“解決力”を表現しています。Rのデザインは、聴覚検査機器の検査音や補聴器の音が伝わる様子を表しています。

 

 

■新リオネットについて

 

 

「リオンはすべての行動を通して、人へ社会へ世界へ貢献する」という企業理念のもと、時代や社会のニーズに対応し、お客様に寄り添いながら社会課題を解決してきました。これらによって、蓄積された技術や経験をもとに、産業の発展と人々の豊かで快適な暮らしの実現に貢献し続けてまいります。

 

 

【報道に関するお問い合わせ先】

リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/

担当:IR広報課 岡部、重川

TEL:042-359-7830

 

 

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