パーソルイノベーション/アクティブシニアと企業の”共創マッチング”サービス「アライクワーク」β版のリリースが決定
2021/4/1
リリースに先駆け、介護施設を対象に『業務改善サービス』を提供開始。まずは、東京23区内にて“介護領域”を中心にサービスを展開~『業務改善サービス』では、シニア人材を活用した新たな運用体制を提案
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:長井 利仁)は、アクティブシニアと企業の”共創マッチング”サービス「アライクワーク」( https://www.alaic-work.jp/ )のβ版を2021年5月中旬(予定)にリリースすることを決定、さらに、β版のリリースに先駆けて本日より東京23区内の介護施設を対象に『業務改善サービス』の提供を開始したことをお知らせいたします。
近年、国内の労働市場における人材不足は深刻化しており、パーソル総合研究所によると2030年には644万人の人材が不足すると推計されています※1。
しかし、総務省の調査※2では、65歳以上の就業希望者は207万人と、多くの就業希望者がいる一方、内閣府の調査※3によると、健康上の理由以外で仕事をしていない理由は「年齢制限 26.9%」「仕事の種類 14.2%」「場所・時間などが合わない 12.7%」と、条件面で合う仕事が見つけられない人が計53.8%いることが分かっています。
■アクティブシニアと企業の”共創マッチング”サービス「アライクワーク」
「アライクワーク」は、アクティブシニア(60歳以上のはたらく意欲のあるシニア)と人材不足に悩む企業をマッチングするサービスです。高齢化が進む日本社会において、今後の企業成長にシニア人材の活躍は欠かせません。「アライクワーク」は、自分らしくはたらくことで前向きに社会に参画できるシニアを増やし、地域のシニア人材の力を借りながら企業の事業体制を健全化させる「共創型マッチングモデル」を目指しています。
―アクティブシニアは「家の近くで短時間ではたらきたい」
「アライクワーク」が行ったアクティブシニアへのインタビューでも、「体力や時間の制限から“家の近く”で“短時間” ではたらきたい」という希望が多く見られました。しかし、実際の就業状況を確認すると、「近くで条件に合う求人を見つけられない」との回答が多く、就業意欲のあるシニア層がはたらけていない要因としてはたらく「場所」と「時間」のミスマッチがあることがわかっています。
―「はたらきたい日時」を2時間単位で登録可能!
「場所」と「時間」のミスマッチを解消する高精度な『マッチング支援サービス』
このような状況を受け、「アライクワーク」の『マッチング支援サービス』では「はたらきたい日時」を2時間単位で登録可能としています。アクティブシニアであるユーザーは「はたらきたい日時」を登録することで自分の都合にあった仕事のオファーを受けることができます。企業側は、ユーザーの「はたらきたい日時」が集約されたデータベースの中から、条件(最寄り駅、日時)が合致するユーザーへ採用オファー依頼を出すことができます。これにより「場所」と「時間」のミスマッチを解消し、精度の高いマッチングを実現します。
―シニア人材を活用した新たな運用体制を提案する『業務改善サービス』
「アライクワーク」では、『マッチング支援サービス』に加えて、企業の経営状況の改善や従業員の業務負担軽減、就業環境改善のための『業務改善サービス』を提供いたします。業務改善サービスでは、現在の業務状況を調査、可視化し、シニア人材を活用した新たな運用体制の提案などを行います。
■β版では、東京23区内にて「介護領域」を中心にサービスを展開
特に人材不足が深刻な介護領域には、リネン交換や送迎、事務処理など、介護士資格がなくてもできる仕事が多くあります。5月中旬(予定)にリリースするβ版では、まずは東京23区内にて、介護領域を中心にサービスを展開してまいります。
■β版リリースに先駆け、本日より『業務改善サービス』の提供を開始
5月中旬(予定)のβ版提供開始に先駆け、本日より東京23区内の介護施設を対象に『業務改善サービス』の提供を開始いたしました。『業務改善サービス』では、現在の業務状況を調査した後、シニア人材を活用した新たな運用体制の提案を行っており、β版にて提供開始となる『マッチング支援サービス』のご利用を前に採用ポジションの決定などにお役立ていただくことが可能です。
■「アライクワーク」特別限定価格 料金プラン
本日から5月31日までの期間中、ご契約をいただいた先着10社様には、下記の特別限定価格にて「アライクワーク」の各種サービスを提供いたします。また、約1ヶ月間、『業務改善サービス』のうち一部サービスを無料でお試しいただける「お試しライトプラン」もご用意しております。
■サービス名称「アライクワーク」の由来
アクティブシニアが“はたらく”を通じて自分らしく社会との関わりを持ち、無理なくはたらき続けることが今後の日本社会の人材不足を救うとの想いから、「As Long As I Can Work~はたらけるうちはいつまでも~」の頭文字を取りました。
——
なお、「アライクワーク」は、当社が運営するイノベーション体質強化プログラム「Drit(ドリット)」第1期にて採択され事業化されたものです※4。
※4 第1期「Drit」については下記のプレスリリースをご覧ください。
「イノベーション体質強化プログラム「Drit」第1期の最終審査を3件の事業アイデアが通過」
https://persol-innovation.co.jp/news/2020/0619/
※1 出典:パーソル総合研究所「労働市場の未来推計2030」 https://rc.persol-group.co.jp/roudou2030/
※2 出展:総務省「就業構造基本調査」(平成24年)
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000073860.pdf
※3 内閣府 高齢者の経済生活に関する調査結果(令和元年度)
https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/r01/gaiyo/pdf/sec_2_2.pdf
■パーソルイノベーション株式会社について< https://persol-innovation.co.jp/ >
パーソルイノベーション株式会社は、パーソルグループの次世代の柱となる事業創造を目的として、2019年4月に事業を開始しました。テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY(テック プレイ)」、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」、シフト管理サービス「Sync Up(シンク アップ)」をはじめとした新サービスを運営するとともに、新たな事業開発やオープンイノベーション、デジタルトランスフォーメーションを推進、パーソルグループのイノベーションを加速していきます。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
「みーつけあWeb診断」サービスリリースのお知らせ
いつも株式会社みーつけあのサービスをご利用いただきありがとうございます。
この度、ご利用者様・そのご家族が介護に必要なサービスを無料で診断できるシステム「必要サービス診断」サービスの提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。
このサービスは、ご利用者様やそのご家族が必要な介護サービスを質問形式で答えていただきますと、現状に合わせて、必要な介護サービスは何なのか?を簡易的に診断することができます。
また、サービスを受けたい地域の郵便番号を入力することで、その地域の介護サービス事業者の一覧を表示することができるほか、選びきれない、事業所ごとにどのような特徴があるのか、どのように利用したら良いのか、がわからない方については、ご連絡先を入力することで、弊社からご連絡させていただき、詳細をお伺いすることで、より現状に適した介護サービスのご案内ができるようになっております。
サービスのご利用、その後のご相談は無料となっており、また、診断結果、サービス一覧の表示までは個人情報の入力なしでご利用いただけます。 ※お問い合わせいただく際には個人情報を頂戴しております。 みなさま、ぜひご利用ください。
持参した不用品を出品し、わずか数秒で売れた商品に喜びの声も
「シニア向けフリマアプリ教室」には、 雑誌「ハルメク」読者の女性31名(50代以上)が参加され、2日間にわたりフリマアプリ「ラクマ」の使い方について理解を深めていただきました。また、当日は「ラクマ」をお使いいただいているヘビーユーザーをゲストにお招きし、取引のコツなどについてもお話いただきました。
●1日目
1日目の教室では、「フリマアプリとは?」や「ラクマの特徴」の解説からはじまり、参加者のスマートフォンを使って、「ラクマ」アプリのダウンロードやサービス利用に必要な登録作業を行いました。その後、実際に「ラクマ」に出品されている商品を見たり、検索機能を使って関心のある商品の検索などを実践しました。参加者からは、「手軽なファストファッションブランドの単価の安い洋服なども多く出品されているとは驚いた」、「いつも購入しているお米は、ラクマを使って購入したほうが安いかもしれない」などの声が上がりました。
出品されている商品を検索して閲覧した後は、参加者からの「売ってはいけないものはどんなもの?」といった質問に対して、 一つずつ丁寧に解説をして参加者の疑問に答える「始める前に不安に思っていることQ&A」を実施しました。
その後、きれいな写真の撮り方や商品名・商品説明の書き方、配送方法の設定、出品価格の決め方と設定など、出品方法を詳しく解説しました。そして、1日目の最後には、参加者の皆様にご持参いただいた不用品を実際に出品することに挑戦しました。
参加者からは、「実際にやってみたら意外に簡単で驚いた。」「こんなに簡単だったのであれば、もっと早く始めれば良かった」「今日出品したものが売れるのが楽しみで仕方ない」などの声がありました。なかには、授業中に売れた商品もあり、喜びの声が上がりました。
●2日目
2日目の教室では、売れた後の対応方法からはじまり、商品の梱包方法や発送の仕方、評価の仕方などを学びました。1日目の教室から2日目までの3日間で、参加者が出品した多くの商品が売れ、初めて不用品を出品して予想以上に早く購入されたことを喜ぶ姿が見られました。
さらに、売れた後の売上金を、銀行振込する方法や、そのまま「楽天キャッシュ」にチャージすることで「楽天ペイ(アプリ決済)」を使った街のお店でのお買い物に利用する方法などを解説しました。最後に、「ラクマ」でトラブルが起きた場合の対処法、「ラクマ」でのお買い物の仕方を解説しました。
参加者からは、「家にずっと眠っていた不用品が売れて、お小遣いになるのはとても嬉しい」や、「フリマアプリの売上金がキャッシュレス決済で使えることは知らなかったので、これを機に挑戦してみようと思う」といった声が上がり、 2日間にわたる教室は盛況のなか終了しました。
●フリマアプリ「ラクマ」とは
「ラクマ」は、日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天のフリマアプリ「(旧)ラクマ」が2018年2月に統合して生まれたサービスです。不用になったものを、次に必要とする人へつなぐプラットフォームとして、新しい消費の価値を生み出すことを目指しています。2018年6月には、新潟県新潟市に初の地方拠点を開設し、カスタマーサポートのさらなる強化に尽力しています。販売手数料の安さなどを強みに、2019年7月時点で2,000万ダウンロードを突破しました。https://fril.jp
●50代からの女性誌1位(※)の「ハルメク」とは
1996年に50代からの生きかた暮らしかた応援雑誌「いきいき」として創刊。20周年を迎えた2016年5月号から、誌名を「ハルメク」にリニューアルしました。50代からの女性が前向きに明るく生きるために、本当に価値がある情報をお届けしています。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど、幅広い情報が満載です。(magazine.halmek.co.jp)2018年には公式WEBサイト「ハルメクWEB」もオープン。健康で美しく、アクティブなセカンドライフを応援するコンテンツを毎日発信しています。(halmek.co.jp)
(※)一般社団法人 日本ABC協会・ABC 21.5万部(2018年7月~2018年12月)
以 上
ティップネスが、シニア向けに脳健康診断テストを行う「脳活総研」と提携
関東・関西・中京地区を中心に60店舗の総合フィットネスクラブを運営する株式会社ティップネス(本部:東京都港区、代表取締役社長:花房 秀治)は、シニア向けの脳健康診断テスト事業を行う、クレディセゾングループの株式会社脳活性総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 芳徳、以下:脳活総研)と業務提携をし、受検者へ脳のアンチエイジングのためのレッスンプログラムを提供するなど、10月1日より認知症予防への新たな取り組みをスタートします。
■3人に1人が65歳以上の「超高齢社会」における認知症予防の重要性
65歳以上の人口が総人口の約3分の1を占める「超高齢社会」(※)を迎えた日本では、介護・医療費などの社会保障費の急増が大きな社会問題となっています。また、2025年には認知症高齢者の数は700万人を超えるといわれており、「要支援」「要介護」状態となる高齢者の増加が予測されています。こうした背景のもと、脳機能が健全なうちから認知症の予防対策をとること、また認知症の兆候を早い段階からキャッチし対策を講じることなどの認知症予防は今後ますますその重要性を増していきます。(※内閣府「平成30年版高齢社会白書」)
■認知症予防への新たな取り組みを新百合ヶ丘店にてスタート
このたび脳活総研が開発した「脳活性度定期検査」(略称「脳検」)は、医療機関で提供されている認知症の「発症」を判定するテストではなく、認知症の兆候とされる認知機能の低下を、本人や周囲が異変に気づきにくい「未病」の段階から把握することを目的に作られた検査です。ティップネスは脳活総研と連携し、「脳検」受検者に向け、「脳活総研推奨プログラム」としてエアロ1、ステップ1のレッスンを受講いただけるよう態勢を整えると同時に、ティップネス会員に向けてこの脳検の受講を促進し、認知症予防の啓蒙をしていきます。この取り組みは、ティップネスでの多店舗展開を見据え、まずは新百合ヶ丘店にて10月1日よりスタートします。
ティップネスは、脳活総研との連携により認知症予防への啓蒙活動を強化し、企業理念である「健康で快適な生活文化の提案と提供」を推進していきます。
「脳活総研推奨プログラム」として提供するレッスンプログラム 「エアロ1」 「ステップ1」
認知症予防には週2~3回の有酸素運動が効果的と言われ、研究から脳に良い影響を与えることがわかっています。中でも「ながら運動」や「デュアルタスク」と言われる複数の動作を一度に行うエアロビクスダンスは、脳を活性化させ認知症予防に効果的と言われています。受講者は、音楽に合わせ、ステップを踏みながらインストラクターの動きや言葉での指示に反応し、即座に判断、実践します。前後左右、時には上下動を繰り返し、足の動きだけでなく手の動きも加わり、脳はフル稼働、血流量が増加し、脳が活性化されます。ステップのクラスは、これに昇降運動も加わります。
今回「脳活総研推奨プログラム」として提供するティップネスオリジナルの「エアロ1」「ステップ1」は、基本的な動作で構成され、回転動作が無く、初めての方や高齢者の方でも安心して参加できる、40分間の初級クラスです。
「脳活性度定期検査」(略称「脳検」) 概要
名称:脳活性度定期検査(略称:「脳検」)
検査目的:脳の認知機能を定期的に検査することで、認知機能の低下を捉える。
また、それぞれの状況に応じて適切な予防・対応策「脳活性化プログラム」(※)を提供する。
※ティップネス新百合ヶ丘では、有酸素運動プログラム「エアロ1」「ステップ1」を提供。
検査方法:ホームページにアクセスして、PC、タブレット端末にて実施。
選択肢から正解を選ぶ回答方式/1回約30分
検査項目:数字・言葉の記憶力、空間認知力、情報処理力 等
推奨受検年齢:40歳~90歳
検査費用:6,980円(税抜) ※半年利用プラン(期間中、何度でも受検可能)
結果項目:同年代内偏差値(男女別)から算出した脳年齢、経年変化、認知機能目標値、認知機能維持・改善のための予防・対応策「脳活性化プログラム」の提供
検査監修:三重大学医学部附属病院 認知症センター長 佐藤正之先生
▶ 「脳活性度定期検査」〈脳検〉 URL: https://www.nouken.jp/
株式会社ティップネス 会社概要
会社名:株式会社ティップネス
本部:東京都港区三田3-13-16 三田43MT ビル14F
創立:1986年10月
TEL:03-3769-8700
FAX:03-3769-9333
資本金:1億4千万円
代表者:代表取締役社長 花房 秀治
事業内容:フィットネスクラブの経営
店舗数:直営店167店舗
(「ティップネス」55店舗、「ティップ.クロス TOKYO」3店舗、
「ティップネス丸の内スタイル」、「ティップネス日本橋スタイル」、「libéry」、
「FASTGYM24」106店舗)、受託施設(指定管理含む)15 施設
会員数:約30万人
2021/4/1
<4月8日は”しわの日”>老いを感じるポイント「しわ」は自分だけでなく他人も気になる!?シニア女性の4人に3人以上が“美容医療を試してみたい”と回答!
※1 美容に毎月5,000円以上遣う人 ※2 2010年を100%とした場合の2020年の患者様数
■求めるのは、“健やかさ”。60代・70代の女性が美容に求める「見た目」は、 1位「健康的な」66.5% 2位「自分が満足できる」54.% 3位「年齢より若い」46.2% ■自他ともに、「老い」を感じる三大ポイントは「たるみ」「しわ」「シミ」! 中でも、相対的に他人から目に付くのは「しわ」!? ■たるみが気になる人の6割以上が美容医療で何らかの頬のたるみ治療を試してみたいと回答 特に、昨今人気のハイフ(美肌マシン)は半数近くの人(47.8%)が試してみたいと回答! ■しわ・シミが気になる人の7割以上が美容医療で何らかの治療を試してみたいと回答 約3割の人が注射によるしわ治療、光・レーザーによるシミ治療を試してみたいと回答! ■老化のコンプレックスは美容医療で改善できる時代に!? シニア女性の4人に3人以上は美容医療を試してみたいと回答! 半数以上(56.0%)が「美容医療が身近になってきている」と感じている ■美容医療で若返りたい年齢 1位「10歳」、2位「5歳」、次いで 「0歳」と「20歳以上」が10%前後で拮抗! ■見た目が若返ったらしたいことは1位「旅行」、2位「人に会う」、3位「新しい服を買う」 その他「自撮りをしてみたい」と答えた人も! |
【調査概要】
調査対象 :首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住で、毎月美容に5000円以上かける60歳~79歳の女性
サンプル数:600サンプル(平均年齢約66.3歳)
調査方法 :インターネットリサーチ
調査期間 :2021年2月27日~2021年3月3日
※本リリースの調査結果を引用する際は「聖心美容クリニック調べ」と記載ください。
見た目に関する意識 |
■求めるのは、“健やかさ”。60代・70代の女性が美容に求める「見た目」は、
1位「健康的な」66.5% 2位「自分が満足できる」54.% 3位「年齢より若い」46.2%
60代・70代の女性に美容に求めるものは何かを尋ねると、「年より若く見える見た目(46.2%)」を上回り、「健康的な見た目(66.5%)」、「自分が満足できる見た目(54.2%)」が上位に入りました。単純に容姿が若々しくなることだけではなく、自分が納得できることや健康的に見えることが重要と考える女性が多いことが伺えます。
■自他ともに、「老い」を感じる三大ポイントは「たるみ」「しわ」「シミ」!
中でも相対的に他人から目に付くのは「しわ」!?
そんなシニア女性たちが自分の顔で「老い」を感じるポイントは、1位「たるみ(72.8%)」、2位「しわ(56.7%)、3位「シミ(55.0%)」という結果になりました。周囲の人の「老い」を感じる箇所も同様のランキングで、「たるみ」61.3% 「しわ」59.7% 「シミ」41.5%という結果に。「たるみ」や「シミ」は自身で感じるよりも他人が感じる割合が10%以上低い一方で、「しわ」は自分で感じるよりも他人が感じる割合が3%高い結果になりました。
美容医療に関する意識 |
■たるみが気になる人の6割以上が美容医療で何らかの頬のたるみ治療を試してみたいと回答
特に、昨今人気のハイフ(美肌マシン)は半数近く(47.8%)の人が試してみたいと回答!
Q2で自分の「老い」が気になるポイントとして「たるみ」を挙げた人に、試してみたい美容医療の施術について聞いたところ、6割以上(60.6%)の人が何らかの治療を試してみたいと回答しました。中でも、芸能人などが受けていることで昨今話題の「ハイフ」をはじめとする美肌マシンに関心の高い人が半数近く(47.8%)にまで上りました。
■しわ・シミが気になる人の7割以上が美容医療で何らかの治療を試してみたいと回答
3割前後の人が注射によるしわ治療、光・レーザーによるシミ治療を試してみたいと回答!
同じく、Q2で自分の「老い」が気になるポイントとして「しわ」「シミ」を挙げた人に、試してみたい美容医療の施術について聞いたところ、「しわ」は70.9%、「シミ」は73.9%といずれも7割以上の人が何らかの治療を試してみたいと回答しました。「しわ」「シミ」いずれも半数程度の人が外用薬の使用を希望し、「しわ」については3割前後の人が注射によるしわ治療(30.6%)を試してみたいと回答しました。「シミ」については「いずれも思わない」と回答する人は最も少なく、光治療(33.9%)、に次いでレーザー治療(28.2%)を試してみたいという結果になりました。
■老化のコンプレックスは美容医療で改善できる時代に!? 4人に3人以上は美容医療を試してみたいと回答
さらに半数以上(56.0%)が「美容医療が身近になってきている」と感じている
Q2での回答結果を問わず、回答者全員に「頬のたるみ、目の下のたるみ、顔のしわ、首のしわ、顔のシミ、顔の窪み」について希望の施術の有無を聞いたところ、いずれかの項目でなんらかの施術を試してみたいと回答した人は75.6%と、4人に3人以上の人が美容医療を試してみたいと思っているという結果になりました。
美容医療を試してみたいと答えた人にその理由を聞くと、圧倒的1位は「年をとって気になるようになったから(72.2%)」、次いで「自己満足のため(37.0%)」、「若く見られたいから(28.2%)」、「美しく見られたいから(26.2%)」と続きました。
また、美容医療が身近なものになっていると感じるかどうかを聞くと、半数以上の56.0%もの人が身近になっていると「感じる」「どちらかといえば感じる」と回答。歳を重ねても美容に前向きに、美容医療を誰もが身近に感じられるものになってきていることが伺える結果となりました。
若返りに関する意識 |
■美容医療で若返りたい年齢 1位「10歳」、2位「5歳」、次いで
若返りを求めない「0歳」とできる限り若く見せたい「20歳以上」が10%前後で拮抗!
そんな身近になってきている美容医療に対して、どれくらい若返れることを期待しているのかを聞いてみると、43.5%の人が「10歳」と回答しました。次いで約4人に1人が「5歳」と回答。3位「0歳」、4位「20歳以上」はそれぞれ10%前後の回答となり、美容医療による若返りに興味のない人と、大きな期待を持っている人とで差が出る結果となりました。
■見た目が若返ったらしたいことは1位「旅行」、2位「人に会う」、3位「新しい服を買う」
その他 「自撮りをしてみたい」と答えた人も!
美容医療で見た目が若返ったらしてみたいことを聞くと、1位「旅行に行く(45.8%)」、2位「人に会いに行く(43.8%)」、3位「新しい洋服・着物を買う(40.7%)」という結果に。見た目が若くなると、外交的な気持ちを後押ししてくれたり、自分をもっと着飾りたいという気持ちが芽生える人が多いようです。
また、自由回答では「自撮りしたい(65歳女性)」「写真を撮る(64歳女性)」と、自撮りに興味を示す人も。「盛れた写真を残したい」という気持ちは年代を問わず変わらないのかもしれません。
聖心美容クリニック Doctor’s Comment

聖心美容クリニック 統括院長 鎌倉達郎
聖心美容クリニック全10院を統括。世界で初めて、脂肪幹細胞による豊胸術を行った医師。海外講演も数多こなす、日本を代表するトップドクター。
本調査の結果からもわかるように、60代・70代の女性は老化ポイントに悩む方も多く、且つ若返ったことによりよりポジティブに活動したいと考えている方が多くいらっしゃいます。
聖心美容クリニックでも、60歳以上の女性患者様数は年々増加しており、2010年から比較すると2015年は75%増、2020年は148%増と急激に伸びてきています。
「見た目に関する意識」にあったように「たるみ」「しわ」「シミ」でお悩みの方は多くいらっしゃいます。自分より他人の方が気になってしまう「しわ」については、自分では鏡で静止した顔を見ている一方、他人からは動いている顔が見られているため、表情の動きによりたるみやシミは目立ちにくく、逆に笑い皺などが目立ってしまうことから起きるギャップによるものと考えられます。
「美容医療に関する意識」でも明らかになった通り、切らない施術は60代以上の患者様にも非常に人気があり、聖心美容クリニックの「しわ」「くぼみ」治療では、肌内部のコラーゲン生成を高めることで肌そのものを若返らせる「プレミアムPRP皮膚再生療法」が人気です。
「若返りに関する意識」にあったように、もちろん若返りがすべてではありませんが、見た目の変化によって活動的になったり、やりたいことが生まれたり、ポジティブに過ごすきっかけになることもあります。聖心美容クリニックでは一人でも多くの女性が自分らしく輝ける未来を実現して欲しいという願いを込め、「I LOVE ME」をテーマにメッセージを発信しています。60歳以上のシニアの方々にも、人生まで美しくする「美」を美容医療を通じて提供できればと思っております。
<聖心美容クリニック 鎌倉統括院長プロフィール>
https://www.biyougeka.com/doctor/kamakura/
■聖心美容クリニックについて
「とことん真面目に、美容医療。」をスローガンに、美容外科初ISO9001:2015を認証取得し、美容外科業界の透明性を高めると共に、美容再生医療を全国に先駆けて導入するなど、日本を代表する美容医療業界のリーディングクリニックとして、患者さまに寄り添った提案・施術を施しています。これからも美容医療を患者さまに提供するにあたり、「安心、信頼、納得、安全、満足」を「だいじなもの」として捉え、美容整形業界の発展を後押しし続ける存在でありたいと考えています。
・聖心美容クリニック公式サイト URL:https://www.biyougeka.com/
■聖心美容クリニックの衛生対策について
聖心美容クリニックでは、患者様ならびにクリニックスタッフの健康と安全の観点から、下記のような院内衛生強化に努めております。
・超音波噴霧器で次亜塩素酸水を噴霧し、クリニック内の空気除菌
・次亜塩素酸水もしくは、次亜塩素酸Na、アルコールによる定期的な院内消毒(待合・ドアノブ等)
・院内に入る際の体温チェック(患者様、クリニックスタッフ)
・医師・スタッフのマスク、フェイスガード着用の徹底
■ビデオ会議・電話・メールでの取材も可能です。
聖心美容クリニックでは、医師への取材を積極的にお受けしております。
対面の他、文面・ビデオ会議・お電話等にも柔軟に対応しております。
ここ半年の利用経験率の推移 スマホ決済は約 1.5 倍、QR 決済は約 4 倍に
キャッシュバック施策には積極的だが、買い物行動そのものには戸惑いも
シニア女性誌部数 No.1(※1)の「ハルメク」を発行する株式会社ハルメク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤孝夫)は、55~79 歳のシニア女性 321 名を対象に、「スマホ決済」(※2)と「買い物」に関する web アンケート調査を、増税直前に実施いたしました。
(※1)一般社団法人 ABC 協会・ABC レポート 21.5 万部(2018 年 7 月~2018 年 12 月)
(※2)調査対象者 321 名のうち、スマホを保有している 257 名に調査
【調査サマリ】
■シニア女性のキャッシュレス決済 スマホ保有者での利用経験率は半年前と変わらず 9 割超
スマホ決済の利用経験率は半年前と比べて約 1.5 倍に
QR コード決済の利用経験率は、約 4 倍の 31.9%に急増
⇒キャッシュレス決済を利用したことがある人は、
前回調査 230 人中 97.4%→今回調査 257 人中 98.9%。
⇒スマホ決済の利用経験率は、前回 22.6%→今回 32.7%。
⇒PayPay などの QR コード決済の利用経験率は前回 8.3%→今回 31.9%と急増。
■シニアの QR コード決済市場を席巻しているのは「d 払い」や「PayPay」
⇒今回の調査で、QR コード決済利用者 82 人の利用サービス上位は
第 1 位「d 払い(35 人)」、第 2 位「PayPay(34 人)」。
■QR 決済利用への意識は、〈利用経験者〉では「消極派」、〈未経験者〉では「不明派」が増加
⇒〈利用経験者〉の中でみると、「消極派」が前回調査 31.6%→今回調査 54.9%に急伸。
⇒〈未経験者〉の中でみると、「不明派」が前回 16.6%→今回 28.6%に増加。
■増税後のキャッシュバック施策には積極的だが、買い物行動そのものには戸惑い
⇒「10 月以降、新しい買い物の仕組みに積極的になる」と答えた人は 32.1%。
⇒ 増税後のキャッシュバックで「買い物するお店を変えるかどうか」については、「変えると思う
(12.1%)」、「変えないと思う(60.7%)」と、買い物行動の変化には戸惑いがある。
【調査結果】
シニア女性のキャッシュレス決済 スマホ保有者での利用経験率は半年前と変わらず 9 割超
スマホ決済の利用経験率は半年前と比べ約 1.5 倍に
QR コード決済の利用経験率は約 4 倍の 31.9%に急増
- キャッシュレス決済を利用したことがある人は、前回調査 230 人中 97.4%→今回調査 257 人中98.9%とほぼ変わらない水準。
- スマホ決済の利用経験率は、前回 22.6%→今回 32.7%と約 1.5 倍に増加。
- PayPay などの QR コード決済の利用経験率は、前回 8.3%→今回 31.9%と急増。
(※3)「キャッシュレス決済」は、QR コード決済のほか、Suica 等の電子マネーやクレジットカードなど、現金を使わないもの全般を対象としています。
「スマホ決済」は、QR コード決済のほか、PC でも決済できる Apple Pay や Google Pay を対象としています。
「QR コード決済」の対象は、前回調査同様、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、au PAY、ゆうちょ Pay、Amazonpay、Origami Pay、Peatix。今回の調査では、d 払い、メルペイ、ファミペイ、ローソンスマホペイ、7pay も対象に加えています。
シニアの QR コード決済市場を席巻しているのは「d 払い(※4)」や「PayPay」
- [今回調査] QR コード決済利用経験者 82 人の利用サービス上位は、第 1 位「d 払い(35 人)」、第2 位「PayPay(34 人)」という結果に。
(※4)「d 払い」は 3 月調査では「QR 以外のスマホ決済」扱い、9 月調査では「QR 決済」色が濃くなったため「QR 決済」として扱っています。前回の調査は N 数が少ないため参考値となります。
QR 決済利用への意識は、〈利用経験者〉では「消極派」〈未経験者〉では「不明派」が増加
- 〈利用経験者〉の中でみると「消極派」が前回調査 31.6%→今回調査 54.9%に急伸。
- 〈未経験者〉の中でみると「不明派」が前回 16.6%→今回 28.6%に増加。
増税後のキャッシュバック施策には積極的だが、買い物行動そのものには戸惑い
- 買い物に対する意識をたずねたところ、増税後のキャッシュバック施策をきっかけに、「10 月以降、新しい買い物の仕組みに積極的になる」と答えた人は 32.1%。
- 増税後のキャッシュバックで「買い物するお店を変えるかどうか」については、「変えると思う(12.1%)」、「変えないと思う(60.7%)」と、買い物行動の変化には戸惑いがある。
QR 決済に関する情報の多さと複雑さが足踏み要因
- QR 決済利用経験者で増えた「消極派」:「種類が多く、どれがお得か分からない」といった情報の消化不良による弊害から、「管理しきれない」「ひとつに統一したい」というコメントが目立つ。
- QR 決済未利用者で増えた「不明派」:仕組みも使い方もわからないし、どれを選べばいいか分からないという。目に見えない不透明さが使い過ぎる不安につながっていた。
【専門家の見解】
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)
2016年3月から現職。主に年間約1,000人の50歳以上のシニア女性を対象にインタビューや取材、ワークショップを実施
「QR 決済」の利用経験率は増えるも、シニア女性は“絵空事”と感じている
生きかた上手研究所では、2 回にわたり【スマホ決済】の調査を行いました。これだけあらゆるメディアで「キャッシュレス決済」の話題を取り上げているからでしょう。シニアの間でも、QR コード決済は「小銭を持たなくてよいのでレジでもたつかない」「ポイントが溜まってお得」という声が聞かれるようになり、半年前と比べ利用経験者が著しく増えました。
しかし今回の調査で、「不安の根源は消えていない」「むしろ半年前よりも混乱している」ということが明らかになりました。この半年、あらゆる●●ペイが登場し、くっついたり、消失したりしました。また各々が独自の特徴や利点を競い、差別化を強調してきました。種類も情報量も増えた結果、シニアは「どれを選べばいいか分からない」「管理しきれない」と尻込みし、「いずれ統一されるだろう」と消極的なスタンスになったのです。キャッシュレスの仕事に携わっている私でさえ、目まぐるしい変化についていけないので、シニアが理解できないのは当然です。
また、目で確認できないことの不安は、いくら「お得感」を見せられてもなくなることはなさそうです。QR 決済を“絵空事”と表現する 60 代女性がいました。“絵空事”とは現実にはあり得ないことです。実態がつかめないので、自分の生活のなかで利用するイメージが湧かないのでしょう。「そんなお得なことがあるわけない」という疑念も働き、「今でも不便はないから、しばらくはこれまで通り」と半歩引いて、成り行きを静観しているのではないでしょうか。
【雑誌ハルメク 関連特集のご紹介】
ハルメク 10 月号(9 月 10 日発売)では、「年金」特集を掲載。『年金生活 楽しく賢い節約アイデア』の特集の中にも、『「キャッシュレス」のポイントで増税分を取り戻しましょう』を紹介しています。
収録内容
・年金赤字も消費増税もちょっとの工夫ではね返せます
・年金世代のリアル家計簿
・食費節約の近道は冷蔵庫にあり!
・今すぐできる節約アイデア 17
・キャッシュレスのポイントで増税分を取り戻しましょう
・“ちょっと働く”で家計も心も豊かに
【調査背景】
シニア女性誌部数 No.1 の「ハルメク」は、長年にわたりシニア女性のインサイトについて調査・分析を行ってまいりました。経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元事業」が促進される中、シニア女性の増税前のスマホ決済に対する意識や行動に変化はみられているのでしょうか。今回は、半年前(2019 年 3 月)に実施した調査と比較しながら、シニア女性のスマホ決済に対する意識と実態を探りました。
※調査主体の「(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。
【調査概要】
調査の方法:web アンケート方式
調査の対象:ハルメク読者 55~79 歳のシニア女性
有効回答数:321 名(うちスマホ保有者 257 名) (※参考:前回調査 230 名)
調査実施日:2019 年 9 月 5 日~9 日 (※参考:前回調査 2019 年 3 月 29 日~31 日)
調査主体:(株)ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。
2021/4/1
患者や家族の物理的・精神的負担が減る!?訪問看護利用経験者・訪問看護師に聞いて見えてきたメリットと課題とは。訪問看護師の仕事は『利用者に寄り添った看護ができる』一方で、『スタッフ間・関係者との情報共有』『カルテ・利用者情報の確認』に苦労している実態が明らかに
医療現場の電子化は、患者のみなさんにとって大変便利なだけでなく、医療従事者にとっても、業務の効率化や人的ミスの低減など、大きなメリットがあります。
特に、今般の新型コロナウイルス感染拡大によって医療現場がひっ迫しており、withコロナ、afterコロナは、医療現場の業務効率化が必須と言えるでしょう。
そして、コロナ禍以降急速に需要が高まっているのが、看護師が患者の自宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行う、いわゆる“訪問看護”です。
しかし、需要が高まる一方で、訪問看護師の人手不足や現職の訪問看護師の負担増といった問題も生じています。
これらの問題や課題を可及的速やかに解決することも、これからの社会には求められていると言えるでしょう。
実際に訪問看護の利用経験をお持ちの患者やその家族の方は、どのようなきっかけで利用し、どのようなメリットや課題を感じているのでしょうか?
また、訪問看護に従事している訪問看護師の方々は、現状にどのような課題を感じているのでしょう?
そこで今回、訪問看護専用電子カルテ『iBow(アイボウ)』(https://ewellibow.jp/)を開発・販売する株式会社eWeLLは、①訪問看護利用経験のある男女(本人またはその家族)②訪問看護従事者(経験者を含む)を対象に、「訪問看護」に関する調査を実施しました。
【訪問看護利用者に聞く】訪問看護を選んだ理由
まずは、訪問看護利用経験者の方々に伺っていきたいと思います。そもそも、“訪問看護”というサービスを知ったきっかけとは何だったのでしょうか?
「“訪問看護”サービスを知ったきっかけを教えてください」と質問したところ、『ケアマネージャー(38.7%)』という回答が最も多く、次いで『医療機関(ホームページを含む)(28.1%)』『国・自治体・厚生労働省など公的機関のホームページ(8.6%)』『家族の話(5.6%)』『役所(DMを含む)(5.3%)』と続きました。
利用経験者の6割以上が、ケアマネージャーか医療機関から紹介されるまで、“訪問看護”を知らなかったということが分かりました。
■以降の結果はこちら
『友人・知人の話(4.5%)』『新聞・テレビ・ラジオ・雑誌など(3.9%)』『SNS・インターネット記事(3.1%)』『職場での話(2.0%)』

続いて、「訪問看護を利用した理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『自宅で暮らしたいから(暮らして欲しいから)(32.4%)』という回答が最も多く、次いで『ケアマネージャーに勧められたから(26.9%)』『本人あるいは家族が医療機関に通うのが大変だから(26.8%)』『家族で一緒に過ごす時間を増やしたいから(21.9%)』『人生の最期は自宅で迎えたいから(迎えて欲しいから)(20.2%)』と続きました。
施設や病院ではなく自宅で暮らしたい患者の方、あるいは自宅で暮らして欲しいというご家族が多く、ケアマネージャーもその背中を押してくれているようです。
また、『家族で一緒に過ごす時間を増やしたいから』『人生の最期は自宅で迎えたいから(迎えて欲しいから)』という回答もともに2割を超え、大切な家族との時間を尊重するために訪問看護を利用している方が多いことが伺えます。
■以降の結果はこちら
『医師に勧められたから(16.4%)』『通院・入院よりも費用が安いから(6.5%)』『友人・知人に勧められたから(5.9%)』『国(厚生労働省)が推進しているから(3.1%)』
【訪問看護利用者に聞く】訪問看護を利用してみて感じていること
では、実際に訪問看護を利用してみて、患者やご家族の方は、どのような印象を抱いているのでしょうか?そこで、「実際に訪問看護を利用してみて良かったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『物理的・身体的な負担が減る(41.7%)』という回答が最も多く、次いで『精神的な負担が減る(40.7%)』『必要な時間にサポートが受けられる(21.6%)』『生活の質(QOL)が向上する(21.3%)』『費用の負担が減る(17.5%)』『通院・入院と同等のサポートが受けられる(16.8%)』『良かったことはない(3.7%)』と続きました。
患者やご家族の負担が減ることが、大きなメリットと言えそうです。また、生活の質(QOL)が向上するなど、訪問看護は他にもさまざまなメリットがあるようです。

訪問看護を利用するにあたり欠かせないのが訪問看護師の存在ですが、では、担当の訪問看護師の対応については、どのような感想をお持ちなのでしょうか?
そこで、「担当訪問看護師の対応についての感想を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『頼もしくて非常に安心できる(安心できた)(40.3%)』という回答が最も多く、次いで『どんな相談にも親身になって対応してくれる(対応してくれた)(34.9%)』『丁寧に処置してくれる(処置してくれた)(33.7%)』『急変時にも迅速に駆けつけてくれる(駆けつけてくれた)(26.9%)』『スタッフ間の連携が素晴らしい(素晴らしかった)(14.3%)』『医師や薬剤師などとの連携が素晴らしい(素晴らしかった)(7.6%)』と続きました。
自宅での療養は色々と不安なことや心配なこともあったと思いますが、訪問看護師の対応は、それらを払拭してくれていることがよく分かる結果となりました。
■訪問看護師のこの対応に感動しました!
・看護される本人だけでなく家族にまで配慮してくれた(40代/女性/長崎県)
・患者のライフスタイルを尊重し自宅での生活を支えていることに感動した(40代/男性/福岡県)
・介護者の負担が一切ないように行動してくれた(50代/女性/神奈川県)
・細やかな気遣いをしてくれて、まるで家族のように接してくれて嬉しかったです(50代/男性/東京都)
・真夜中でも休日でもすぐに駆けつけてくれて助かった(50代/男性/大阪府)
などの回答が寄せられました。
常に患者やご家族の方のことを最優先に考えて対応してくれる訪問看護師の姿勢に感動し、感謝している方が多いことが伺えます。
【訪問看護利用者に聞く】訪問看護の費用
実際に訪問看護を利用してみての印象、そして訪問看護師の対応への感想が見えてきました。多くの方が、訪問看護師の手厚いサポートによって、自宅で快適な療養生活を送ることができているようです。
そんな、メリットが多い訪問看護ですが、先の質問では『費用の負担が減る』と回答した方もいらっしゃいました。
では、訪問看護に要する費用は、実際どれくらいかかるのでしょうか?

『10,000円~15,000円未満/月(26.0%)』という回答が最も多く、次いで『5,000円~10,000円未満/月(24.0%)』『15,000円~20,000円未満/月(17.1%)』『5,000円未満/月(16.3%)』『20,000円~25,000円未満/月(8.0%)』『30,000円以上/月(5.3%)』『25,000円~30,000円未満/月(3.3%)』と続きました。
もちろん、患者の方の病状などによって費用も異なってくると思いますが、多くても1か月平均で20,000円程度というのが、訪問看護費用の相場と言えそうです。
公益財団法人 生命保険文化センターが2019年9月に発表した「令和元年度 生活保障に関する調査《速報版》」によると、入院時の1日あたりの自己負担費用(※)は、平均で23,300円という結果が出ています。
(※)治療費・食事代・差額ベッド代に加え、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)や衣類、日用品などを含む。高額療養費制度を利用した場合は利用後の金額。
(参照:https://www.jili.or.jp/research/report/pdf/r1hosho.pdf)
1日あたりの入院費がこの額ですから、当然ながら1か月あたりの費用はその何倍もの費用になります。
また、厚生労働省のホームページによると、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の1か月の自己負担額の目安として、要介護5の人が多床室を利用した場合の合計額は約102,200円とされています。
(参照:https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/commentary/fee.html)
訪問看護は費用負担も大幅に低減できることがよく分かります。
【訪問看護師に聞く】訪問看護師の魅力・やりがい
ここまで、訪問看護利用経験者に、訪問看護に関するさまざまなことを聞いてきました。利用経験者の多くの方が、訪問看護によって多くのメリットを感じ、また、訪問看護師の対応にも満足しているようです。
ここからは、訪問看護師として従事している方、または従事していた経験を持つ方に、訪問看護の現場の実態について聞いていきたいと思います。
まずは、訪問看護師という仕事の魅力について聞いていきます。

『利用者に寄り添った看護ができる(55.8%)』という回答が最も多く、次いで『利用者やその家族と強い信頼関係が築ける(48.7%)』『看護師としてだけではなく、人間としても成長できる(23.4%)』と続きました。
訪問看護は、施設や病院での看護以上に、患者一人ひとりに寄り添った看護ができること、患者ご本人やご家族と強い信頼関係を築けることが魅力であり、大きなやりがいに繋がっているようです。
【訪問看護師に聞く】レセプト業務の効率化は必須!?訪問看護師の大変なこと
大きな魅力ややりがいがある訪問看護師の仕事ですが、一方で、大変なこともあるでしょう。では、業務のどのような面で苦労することが多いのでしょうか?
そこで、「利用者への対応以外で、業務で苦労していることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『スタッフ間・関係者との情報共有(34.4%)』という回答が最も多く、次いで『カルテ・利用者情報の確認(32.1%)』『書類作成(27.6%)』『移動が多い(26.4%)』『レセプト・請求業務が煩雑(18.4%)』『看護師一人あたりの担当件数が多い(17.2%)』『緊急時に相談できる相手が少ない・いない(8.9%)』と続きました。
看護師ひとりで訪問することも多い訪問看護の特性上、情報共有やカルテ・利用者情報の確認が特に大変なようです。
また、レセプト業務(健康保険の保険者へ月ごとに診療報酬を請求する業務)が煩雑だったり、看護師一人あたりの担当件数が多かったりすることが大変な様子も伺えます。
訪問看護の需要が高まっている一方で、その需要に対して供給が追い付いていないのが現状と言えそうです。
■訪問看護師の業務で苦労していることとは?
・訪問先での診察・処置でも時間を使ううえに、移動に時間を要するので限られた件数しか回れない(40代/女性/石川県)
・人手不足なのでさまざまなやりくりの面で苦労しています(40代/男性/静岡県)
・カルテをじっくり記入する時間がない(40代/女性/千葉県)
・利用者に関する細かい情報を、家族や前任者から聞き出したり共有したりするのに、行き違いやタイムラグがある(50代/男性/兵庫県)
・情報共有するためのミーティングのタイミングが難しい(50代/男性/大阪府)
施設や病院の勤務看護師ならそれほど難しくないことでも、訪問看護師の場合困難になるケースもあるようです。
高まる訪問看護の需要に応えるためには、国を上げた早急な対策が求められていると言えるでしょう。

先の質問では、訪問看護師の業務で苦労することとして、『レセプト・請求業務が煩雑』と回答した方が2割近くいらっしゃいました。
では、現状の訪問看護のレセプト・請求業務には、どのような課題があるのでしょうか?
そこで、「訪問看護のレセプト・請求業務での課題を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『レセプトの返戻や、確認作業の頻度が多い(44.2%)』という回答が最も多く、次いで『法制度が複雑すぎる(医療保険・介護保険などの正しい判別が難しい)(43.0%)』『情報入力に手間がかかる(32.1%)』『時間が限られている(請求できる期間が短い)(20.5%)』と続きました。
利用者のご自宅への移動が伴う訪問看護の業務は、限られた時間でさまざまなことを行う必要があります。
ですが、レセプトの返戻や確認作業の頻度が多くなってしまえば、それに比例して労働時間も長くなり、残業コストがかさんだり、訪問する時間を増やせず売り上げが伸びなくなったりするなど、経営にも悪影響を及ぼしかねません。
また、そもそも法制度が複雑すぎることが、レセプトの返戻頻度の多さに繋がっている可能性もありますから、そのあたりの改善が求められていると言えそうです。
訪問看護事業が抱える社会課題の解決が急務と言える
今回の調査で、訪問看護利用経験者がそのサービスを知ったきっかけから利用した印象、訪問看護師の対応に対する感想を聞くことができました。また、訪問看護師として従事している(していた)方からの、訪問看護師の魅力や現状での課題も見えてきました。
今回の調査結果からも分かる通り、患者やご家族から厚い信頼を寄せられている訪問看護師ですが、現在、全ての看護師の人数のうち、訪問看護師の数はわずか4.9%に留まっています。(※1)
今後、厚生労働省が推進する病院から地域医療へのシフトが加速していくことにより、訪問看護事業者は限られた人員でさらに多くの患者に看護を提供していかなければなりません。
※1 厚生労働省「平成 30 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」および「平成30年介護サービス施設・事業所調査の概況」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/18/dl/gaikyo.pdf
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/service18/dl/kekka-gaiyou_2.pdf
また、訪問看護事業は経営が難しく、全国訪問看護事業協会の調査によると、年間1,376事業所が解説される一方764事業所が廃止・休止となっています。(※2)
※2 一般社団法人 全国訪問看護事業協会「令和2年度 訪問看護ステーション数調査」
https://www.zenhokan.or.jp/wp-content/uploads/r2-research.pdf
この背景のひとつとしては、元来、ナイチンゲールの精神で患者に寄り添ってきた看護師が、病院を離れ訪問看護に転向した途端、訪問看護は独立採算制となっているため利益を追求し事業の黒字化を図らなければいけないという事実があります。
このように、社会的に重要な役割を担う一方で、現場の負荷の高さ、事業継続の難しさという大きな問題を抱える訪問看護事業。
この社会課題の解決なくして、利用者も看護師も真の意味で快適な訪問看護の将来像は描けないと言えるのではないでしょうか?
『iBow(アイボウ)』は訪問看護のスタンダードを創り続けています
訪問看護の社会課題を解決するのが、訪問看護の支援企業、株式会社eWeLL(イーウェル)が提供する『iBow(アイボウ)』サービスです。(https://ewellibow.jp/)
全国47都道府県1,500ステーション以上で利用されている『iBow』は、全国の訪問看護ステーションが独自に行っている煩雑な業務を、現場の理にかなった電子カルテで効率化・仕組み化し、訪問看護現場の負荷軽減と、合理的でストレスフリーな『訪問看護業務の標準化』を実現します。
事実、『iBow』を利用している訪問看護ステーションの事業継続状況は、全国平均に比べ69%改善されています。
※一般社団法人全国訪問看護事業協会調べ「訪問看護ステーション数調査結果」に基づく推計。
過去2年間に開設したステーションのうち、2019年11月時点で事業を継続している割合
また、『iBow』は訪問看護への総合的な支援体制を強化するため、2021年4月1日より新サービスを加え、下記4つのサービスを展開します。
★【NEW】『iBowレセプト』(2021年4月1日~)
日々の記録から自動反映する従来にないレセプト(診療報酬請求)を実現。
入力の手間をなくし正確でストレスフリーな請求を実現します。
★訪問看護専用電子カルテ『iBow』(2014年5月~)
必要な機能を網羅し、誰でも簡単に使えます。
簡単に使えるから、1万人以上の訪問看護師が毎日利用。
医療水準のセキュリティを備え、訪問看護のテレワーク、災害対策としても活用されています。
★訪問看護専用勤怠管理サービス『iBow KINTAI』(2020年10月~)
訪問看護独特の複雑な勤務体系にシンデレラフィット。
オンコールシフト、常勤換算表の自動作成機能、直行直帰に適したGPS打刻機能など、現場を支える最新ツール。
※無料版あり。
★『iBow 事務管理代行サービス』(2021年1月~)
レセプトに関する入力・確認など、日々の膨大な事務作業を専門スタッフが代行。
返戻や請求漏れを防ぐプロ品質が支持されています。
『iBow』は、訪問看護ステーションが限られたリソースの中でもサスティナブルで適正な地域医療サービスを提供できるよう、ITにより業務を効率化し、未だ標準化されていない訪問看護のスタンダードをこれからも創り続けます。
■『iBow(アイボウ)』:https://ewellibow.jp/
■『iBow KINTAI』:https://ibowkintai.jp/
■『iBow』導入に関するお問い合わせ・資料請求受付:https://ewellibow.jp/demo/
■お電話でのお問い合わせ・資料請求受付:0120-49-0333(9:00~22:00 土日祝18:00~は受付のみ)
■株式会社eWeLL:https://ewell.co.jp/
■所在地:〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-3-3 サンビル備後町9F
■TEL:06-6271-9333
■E-Mail:ibowinfo@ewell.co.jp
調査概要:「訪問看護」に関する調査
【調査期間】2021年3月19日(金)~2021年3月22日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,050人(①訪問看護利用経験のある男女713人、②訪問看護従事者337人)
【調査対象】①訪問看護利用経験のある男女(本人またはその家族)
②訪問看護従事者(経験者を含む)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
2021/4/1
家族のつながりサービス・Hachi(ハチ)で、「iPhoneを持ってもらうだけ」のシンプルな見守りを実現。iPhone+専用アプリで、「振るだけSOS」と「位置情報」「歩数」の送信が可能に。

AP TECH株式会社が企画開発を行う、家族のつながりサービス「Hachi(ハチ)」。
■iPhoneを「3回振るだけ」の簡単SOS機能
「Hachi」は、遠く離れたご家族の安否を、スマートフォンやガラケーで日々みまもることができるサービスです。「高齢の両親を簡単にみまもりたい」「持病のあるパートナーの体調をみまもりたい」といった想いを持つ家族の皆様にご活用をいただいています。
今回リリースする『iPhone 振るだけSOS』機能は、みまもられる方が専用アプリをインストールしたiPhoneを3回振るだけで、みまもる方のメールアドレスに「SOS」メールが届く機能です。みまもられる方に設定済のiPhoneを持ち歩いていただくだけで、離れて暮らすご家族の皆様による日々のみまもりが可能となります。

みまもられる方が「iPhoneを3回振る」だけで、遠く離れたご家族のもとに、 「SOS」を知らせるメールがすぐに届きます。
■iPhoneで取得できる「歩数」や「位置情報」で元気な様子がわかります
みまもられる方が持つiPhoneが自動取得する「歩数」「位置情報」を、iPhoneアプリ画面や1日2回通知される「おしらせメール」で確認することができます。任意で、ご自宅等からのお出かけ/帰宅を知らせる「おでかけ通知」では「予定通り、お出かけしたみたい」「無事、自宅に戻ったようだ」ということを、メールで随時確認することが可能です。

専用アプリ(2021年3月現在、iOSのみ対応)画面では常に最新情報を閲覧可能。「おでかけ通知」をONにすれば、特定地点からの出入りをメールでお知らせすることが可能です。
■心配な時は、自動受話の「ビデオコール」「電話」による連絡がおすすめ
みまもられる方のiPhoneを「自動受話」設定としておくことで、受話アイコンを押さなくとも、数コール後に自動でFacetimeや電話機能による通話を開始することが可能です。(みまもるご家族用のiPhoneアプリ画面では、アイコン1タップでビデオ通話をコールすることが可能です。
自動受話設定とすることで、スマートフォンに不慣れな方でも操作なく受話できることから、緊急時の安否確認や、日々のコミュニケーションに役立ちます。
■プラスApple Watchで、「健康」や「体調」の見守りも!
みまもられる方に、Apple Watchの装着をいただくと、Apple Watchが取得する「心拍数」「心拍変動数」「歩数」「位置情報」「血中酸素ウェルネス(Apple Watch S6が取得する、血中に取り込まれた酸素レベルを示す指標。経皮的酸素飽和度(SpO2)に相当。)」のメール通知や、体調変化による高心拍/低心拍の自動メール通知、Apple Watch画面に5秒触れるだけで発出可能なSOS発信などの機能を利用可能です。目的に合わせ、利用いただく端末をご検討ください。
今後もHachiは、人とひとの多様な距離に寄り添い、あたらしい「安心」と「つながり」をお届けしてまいります。サービス利用、取材、販売パートナーのご希望等、以下よりお気軽にお問い合わせください。
■Hachi公式website:https://aptechnology.co.jp/
■お問い合わせ先:info@aptechnology.co.jp、08033991274 (担当:川端)
2021/4/1
お孫さんや家族みんなで踊ろ! 幅広い世代で介護予防を図れる「ウイズまごダンス」を栃木県が作りました。

ウイズまごダンス
・YouTube動画はこちらから
※「フレイル」とは?
加齢とともに筋力や運動機能が低下する状態のことを「フレイル」(虚弱)と言います。高齢化して要介護の状態になる前に、人はこの「フレイル」の段階を経ることがわかってきました。「フレイル」の予防は、日々の習慣と結びついています。早い時期から適度な運動を行うことで、「フレイル」を予防することができます。
栃木県では、「フレイル」の予防を図るために、世代を超えて楽しく踊れる「ウイズまごダンス」(2分49秒)を制作し、このほど、YouTube 動画で配信をスタートしました。振付け、監修・指導は、元オリンピック体操選手で、流通経済大学教授、一般社団法人TAISO LANDプロデューサーの田中光さん。
リズミカルな歌にのせて、多世代が交流でき、誰もがトライしやすいシンプルな動き。日頃の運動不足で、体を動かすのが億劫になってきた方でも、お孫さんやお子さんと一緒に踊れるならやってみようという気持ちで実践してもらえるのではと考案し、企画した栃木県のアイデア。運動理論に基づきつつも、楽しみながら、フレイル予防になるダンスとなっています。
途中、オーラルパートでは、口腔体操という口の動きによる「オーラルフレイル」の予防運動も組み込まれています。
・オーラルフレイル予防

「パタカラ」発音
栃木県内の家族や地域で、このダンスの輪が広がることを願い、「うまく踊れなくても、幅広い世代で、少しづつ、無理なく、楽しく始めませんか」と栃木県では呼びかけていきます。
・YouTube動画はこちらから
https://youtu.be/3Qy18fxQGHA
・問い合わせ
栃木県保健福祉部高齢対策課
TEL. 028(623)3148
ショートフィルムコンテスト 「第1回なかまぁるShort Film Contest」 授賞式&上映会開催
株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:渡辺雅隆)が運営する認知症に特化したウェブメディア「なかまぁる」(https://nakamaaru.asahi.com)はサイトオープン1周年を記念して、10月7日(月)に浜離宮朝日小ホールで日本初の認知症をテーマにしたショートフィルムコンテスト「第1回なかまぁるShort Film Contest」の受賞作品の発表と上映会イベントを実施します。ショートフィルムの魅力の伝道師、映画コメンテーターでタレントのLiLiCoさん、認知症本人の立場から精力的に発信を続けている丹野智文さん、映画「カメラを止めるな」の怪演が記憶に新しい俳優どんぐりさん、独創的なミュージックビデオづくりで業界から引っ張りだこの映像ディレクター加藤マニさんらをゲストとしてお迎えします。
日時:2019年10月7日(月)18時半受付開始、19時開演、21時終演
会場:浜離宮朝日小ホール(東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社・新館2階)
※参加無料。一般参加者の申し込み:https://que.digital.asahi.com/question/11000324(9月30日締切)
出演者:
・LiLiCo氏(映画コメンテーター/タレント)
・丹野智文氏 (「おれんじドア」実行委員会代表/なかまぁる特別プロデューサー)
・どんぐり氏(俳優)
・加藤マニ氏(映像ディレクター)
内容:
・第1回なかまぁるShort Film Contest受賞作品発表&上映会
・「認知症のイメージを変えるショートフィルムの可能性」をテーマにしたトークセッション
主催:朝日新聞社なかまぁる編集部
協賛:SOMPOホールディングス/東急イーライフデザイン
協力:パシフィックボイス
後援:厚生労働省/認知症フレンドシップクラブ/認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ/日本認知症本人ワーキンググループ/認知症の人と家族の会/日本意思決定支援推進機構/認知症未来共創ハブ/日本在宅介護協会 他
出演者プロフィール(敬称略)
LiLiCo氏(映画コメンテーター/タレント)
スウェーデン・ストックホルム生まれ。スウェーデン人の父と、旅行中に出会った日本人の母を持つ。 18歳で来日、1989年から芸能活動をスタート。 TBS「王様のブランチ」の映画コーナーを担当し、 テレビ・ラジオやイベント・トークショーにも多数出演。アニメの声優やナレーション、女優として映画やドラマ にも出演するなどマルチに活躍する映画コメンテーター。
丹野 智文氏 (「おれんじドア」実行委員会代表/なかまぁる特別プロデューサー)
1974年、宮城県生まれ。自動車販売会社で働いていた39歳のとき、若年性認知症と診断された。衝撃や不安に苦しんだが生き生きと笑顔で暮らす認知症の「先輩」たちと知り合い、希望を取り戻す。地元で「おれんじドア―ご本人のためのもの忘れ総合相談窓口―」を立ち上げる一方、「日本認知症本人ワーキンググループ」などにも参加。認知症の人たちの笑顔を増やすために国内外を飛び回る。
どんぐり氏(俳優)
短大卒業後、金融機関の営業職に就く。その後、裁判所事務官勤務。50歳で、ヨシモトNSC入所。2016年 間寛平さん座長の間座、旗揚げ公演に出演。2017年 カメラを止めるな!(上田 慎一郎 監督)で、映画デビュー。2018年カメラを止めるな!の大ヒットにより、TV、CM等に出演。2019年 初の連続ドラマ 「ルパンの娘」に出演。2019年 映画「かぐや様は告らせたい」(河合勇人 監督)に出演。現在公開中。ミュージックビデオ初出演かつ初主演を飾った海蔵亮太氏のデビュー曲『愛のカタチ』では、認知症の女性を演じた。
加藤マニ氏(映像ディレクター)
1985年東京都生まれ。2008年早稲田大学川口芸術学校卒業。フリーランスとして2012年独立。ミュージックビデオ監督としての活動を始める。2014年冨田ラボ「この世は不思議feat.原由子、横山剣、椎名林檎、さかいゆう」、2015年にキュウソネコカミ「ビビった」で「SPACE SHOWER TV MUSIC VIDEO AWARD」のBEST VIDEOを2年連続で受賞する。2016年マニフィルムス株式会社を設立。年間50本以上のミュージックビデオを制作する。どんぐりさんの熱演が話題を呼んだ海蔵亮太氏のデビュー曲『愛のカタチ』の監督を務めた。

※なかまぁるShort Film Contest公式ロゴ
【開催趣旨】
2025年には高齢者の5人に1人、約730万人が認知症になると推計されています。誰がいつ、認知症になっても本人の尊厳が守られ、住み慣れた街で安心して暮らしていける町づくりが社会の急務です。なかまぁるは、認知症に関する新たな取り組みの可能性を探り、解決すべき課題を様々な視点から見つめ直すメディア発信の一つとして、ショートフィルムという映像表現に注目しました。全世界から1万本以上の作品が集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)などを手がけるショートフィルム(短編映画)の総合ブランドSHORTSHORTSの協力を得て、国内初の認知症に特化したショートフィルムコンテストを主催し、認知症の新しいイメージづくりをめざし、「認知症フレンドリー社会」の進化に貢献していきたいと考えております。是非ご参加をお願いいたします。
◇なかまぁる◇
「なかまぁる」は朝日新聞社が2018年9月より運営する、認知症に特化した日本最大級※(月間167万PV=2019年8月現在)の規模を誇るウェブメディアです。多くの人が認知症を「自分ごと」としてとらえ、誰が、いつ、どこで、認知症になっても自分らしく、安心して暮らしていける「認知症フレンドリー社会」の実現と発展のために、情報発信とコミュニティづくりに取り組んでいきます。
URL : https://nakamaaru.asahi.com
※なかまぁるは、朝日新聞社創刊140周年記念事業の一つ「認知症フレンドリープロジェクト」の一環として運営しております。
◇認知症フレンドリープロジェクト◇
「認知症フレンドリープロジェクト」は超高齢化が進むなか、認知症になっても本人の尊厳が守られ、住み慣れた街でいままで通り安心して暮らしていける社会づくりを進める活動です。新聞紙上では認知症の人が自身の思いを語る「本人の思い」を連載開始し、認知症をテーマにしたシンポジウムの開催。2019年4月から「認知症フレンドリー講座」もスタートするなど、グループ全体で様々な活動を行っています。
https://www.asahi.com/corporate/140th/11316767
オープン記念! 歌手100名(組)のグッズが当たる大プレゼント企画!
大人の音楽情報ポータルサイト「MUSIC GUIDE 〜Powered By Uta-Net〜」
10月3日(木)オープン!
サイト内コンテンツ「注目歌手カタログ」掲載歌手 総勢100名(組)全員のグッズをプレゼント!
2001年開設、国内最大級の歌詞サイト「歌ネット」を運営する株式会社ページワン(所在地:東京都渋谷区、代表:小澤智哉、以下「ページワン」)は、10月3日、新たに、大人の音楽情報ポータルサイト「MUSIC GUIDE 〜Powered By Uta-Net〜」を開設します。「歌ネット」の開設時から関わるスタッフがプロデュースする「歌ネット」と連携した、大人向け(40代以上)の音楽情報サイトです。開設にあたり、オープニング・イベントとして、サイト内のコンテンツ「MUSIC GUIDE オススメ!注目歌手カタログ」の掲載歌手、総勢100名(組)全員のプレゼント・キャンペーン(オープン懸賞)を行います。
■新サイト「MUSIC GUIDE」開設の背景
「MUSIC GUIDE」は、「歌ネット」の開設から関わるスタッフがプロデュースする、「歌ネット」と連携した、大人向け(40代以上対象、中心想定読者50~60代)の音楽情報ポータルサイトです。ロック、ポップス、演歌、歌謡曲からジャズ、フュージョンまで、洋楽・邦楽とも、音楽ジャンルに関わらず、40代以上に向けた音楽を紹介していきます。
インターネットの普及など大きな社会の変化とともに、いわゆる大人世代にリーチできる有効なメディアが少なくなった現在、エルダー・シニア世代に対して「音楽情報との出会いの場」を作ることで、もう一度、音楽を楽しむきっかけを提供するとともに、音楽関連業界に対しては、「音楽に興味のあるエルダー・シニア世代が集まるサイト」をつくることで、有効なプロモーションメディアとして機能することを目指します。
エルダー・シニア世代に対し、もう一度、音楽を楽しむきっかけを提供するとともに、音楽業界の活性化にも寄与することを目的とし、既存の大人向け他サイトとは競合するのではなく、ともに「エルダー・シニアの音楽シーン」を盛り上げることができればと考えております。
■「MUSIC GUIDE」の特徴
▼ 対象は40代以上とし(中心想定読者50~60代)40代以上が好む音楽情報に特化。
▼ 洋楽・邦楽、ジャンルは問わず、ポップス、ロック、フォーク、歌謡曲、演歌、
なつメロ、イージーリスニング、ジャズ・フュージョンまで紹介。
▼ ある程度、選別され、まとめられた音楽情報を、見やすく提供する。
▼ ポータルに徹し、本サイトは入口と考え、詳細に関しては、
オフィシャルサイトや情報元サイトへ誘導する。
▼ ナツメロや昭和の洋楽だけでなく、新しいもの、
とくに「最新の邦楽の歌もの」も積極的に紹介する。
▼ とくに情報が届いていないと考えられる、来日アーティスト情報、BS、CSの
音楽番組情報等も積極的に紹介。
■「MUSIC GUIDE」の概要
【正式名称】 大人の音楽情報ポータルサイト MUSIC GUIDE Powered By Uta-Net
【URL】 https://musicguide.jp
【開設時期】 2019年 10月3日(木)正午 正式スタートを予定。
【デバイス】 PC版を推奨、スマートフォンにも対応。
【利用料金】 無料
【更新日】 コンテンツによる(毎月1回、毎週1回、随時更新))
【企画・運営】 株式会社ページワン
■オープン記念キャンペーン「注目歌手100人のグッズをプレゼント!」概要
大人の音楽情報ポータルサイト「MUSIC GUIDE」Powered By Uta-Net、サイトのオープニング・イベントとして、「MUSIC GUIDE オススメ!注目歌手カタログ!」掲載歌手100人(組)全員のグッズ・プレゼント・キャンペーンを行います! 販促用ノベルティ、オリジナル・グッズ、サイン色紙、宣伝用ポスター…直筆サイン入りなどもあり、ココでしか手に入らないモノも多数!
◆ 応募期間 : 2019年10月 3日(木)正午 〜 2019年 11月 7日(木) 24時まで。
◆ 応募方法 : サイト内、応募フォームより。
◆ 当選発表 : 2019年 11月 15日(金)、サイトにて発表。
■プレゼント提供歌手(「注目歌手カタログ」掲載歌手)
若山かずさ/長保有紀/島津亜矢/城之内早苗/和田青児/西方裕之/小金沢昇司/石原詢子/多岐川舞子/野中さおり/服部浩子/北山たけし/真木ことみ/永井みゆき/大石まどか/たくみ綾/小沢あきこ/市川由紀乃/西尾夕紀/水田竜子/門倉有希/浅田あつこ/岩本公水/上杉香緒里/岩出和也/北川大介/大沢桃子/川野夏美/山口瑠美/瀬口侑希/永井裕子/山崎ていじ/山内恵介/小桜舞子/椎名佐千子/山口ひろみ/竹島宏/黒川真一朗/大城バネサ/井上由美子/やなわらばー/森山愛子/野村美菜/エンレイ/葵かを里/丘みどり/松原健之/冨永裕輔/花咲ゆき美/松川未樹/藤澤ノリマサ/桜井くみ子/こおり健太/城南海/大江裕/走裕介/三山ひろし/出光仁美/知里/純烈/福田こうへい/西田あい/成底ゆう子/Ms.OOJA/蒼彦太/花園直道/伊藤美裕/中村仁美/パク・ジュニョン/中西りえ/松尾雄史/伊達悠太/川上大輔/朝倉さや/杜このみ/飛鳥とも美/徳永ゆうき/工藤あやの/竹村こずえ/津吹みゆ/エドアルド/松阪ゆうき/三丘翔太/村木弾/林部智史/羽山みずき/真田ナオキ/斬波/おがさわらあい/中澤卓也/半崎美子/水雲-MIZMO-/一条貫太/朝花美穂/藤井香愛/門松みゆき/おかゆ/新浜レオン/海蔵亮太/彩青 (以上、計100組「注目歌手カタログ」掲載順)
■ 運営会社 : 株式会社ページワン
名 称 : 株式会社 ページワン
設 立 : 平成5年12月
代表者 : 小澤 智哉(おざわ ともや)
所在地 : 〒151-0073東京都渋谷区笹塚2-18-3 VORT笹塚 4F
TEL : 03-3373-6515
FAX : 03-3373-6516
URL : 株式会社ページワン https://www.pageone.co.jp
歌詞サイト「歌ネット」 https://www.uta-net.com/
■ 事業内容
▼ 国内最大級の歌詞サイト「歌ネット」(https://www.uta-net.com)運営。
(2001年開設、掲載曲数 27万曲以上、年間歌詞アクセス数6億回以上)
(月間訪問者数 850万人 以上、月間 4,000万PV以上)
(2014年よりスペースシャワーTVにて、歌ネットのランキング番組放送中)
▼ テレビ番組、コンサート、イベント等でのプロンプターオペレート
(20年以上、1000本以上オペレート実績)
▼ スピーチプロンプターシステムの開発・製造・販売
(一般企業、自治体等、700社以上が導入)
2021/3/30
一人当たりの年間平均出品数は約72個で20代の約2倍 意識調査では、COVID-19の影響で52.4%の「終活」意識が向上。『60代以上の「メルカリ」取引データ分析』 および『COVID-19拡大に伴う60代以上の意識・行動変化とフリマアプリ利用』に関する調査
メルカリ総合研究所(運営:株式会社メルカリ)は、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)が拡大した2020年4月から2021年3月の1年間におけるフリマアプリ「メルカリ」取引データの分析を行いました。その結果、60代以上の年間利用者数、年間購入商品総数ともに前年比約1.4倍、年間出品商品総数は前年比約1.6倍に増加していることがわかりました。これを受け、60代以上のフリマアプリ利用が増加した背景となる意識・行動の変化を明らかにすべく『COVID-19拡大に伴う60代以上の意識・行動変化とフリマアプリ利用』に関する調査を実施し、経済アナリスト 森永康平⽒に本調査結果に対する考察をいただきました。
【結果サマリー】
1)60代以上「メルカリ」利用者の動向
・60代以上の一人当たり平均年間出品数は約72個で20代の約2倍
2)COVID-19拡大に伴う60代以上の消費行動・意識変化に関する調査
・COVID-19拡大で、44.4%が「インターネットでの買い物」増加、73.5%が「外出を伴う買い物」減少
・COVID-19拡大で、43.8%が「節約意識」向上
・フリマアプリ利用目的TOP3、1位「欲しいものがお得に購入できる」2位「不要品の処分ができる」3位「リユースにつながる」
・フリマアプリ利用後の意識変化「捨てる前に再利用を考える」が最多の67.6%
3)COVID-19拡大に伴う60代以上の生活意識変化に関する調査
・老後の不安TOP3、1位「病気・怪我」2位「体力・気力の低下」3位「生活費」
2019年3月調査と比較し、「孤独・社会とのつながりが希薄になる」が10.2%向上
・フリマアプリ利用者34.8%が、「フリマアプリの売買相手に親近感を覚える」
・「終活」を意識している60代以上は66.5%、そのうち52.4%がCOVID-19拡大で「終活」意識向上
・「終活」意識向上理由TOP3、1位「家族に迷惑をかけたくないから」2位「スッキリしたいから」3位「いつ何 が起こるかわからないから」
【コメント:株式会社マネネCEO / 経済アナリスト 森永康平⽒】
●プロフィール
証券会社や運用会社にてアナリスト、ストラテジストとして日本の中小型株式や新興国経済のリサーチ業務に従事。業務範囲は海外に広がり、インドネシア、台湾などアジア各国にて新規事業の立ち上げや法人設立を経験し、事業責任者やCEOを歴任。現在はキャッシュレス企業のCOOやAI企業のCFOも兼任している。著書に『MMTが日本を救う』(宝島社新書)や『親子ゼニ問答』(角川新書)がある。日本証券アナリスト協会検定会員。
コロナ禍において、わたしたち日本人の消費行動は大きく変容しました。そのなかでも、シニア世代のEC利用率の上昇は特筆すべき変化でしょう。総務省統計局が発表した「家計消費状況調査」によれば、2020年における65歳以上のEC利用率は29.2%となっており、2019年の24.2%から1年で5%も上昇しているのです。また、クレジットカードの決済データに基づいてもシニア世代のEC利用率が伸びていることは確認されており、伝統的な経済統計だけでなく、オルタナティブデータからもその事実が観測されています。
新型コロナウイルス感染症の特徴として、高齢者ほど重篤化リスクが高いということもあり、不要不急の外出を控えるために、これまでECを利用してこなかったシニア世代がコロナ禍を機にECを利用するようになったと考えられますが、フリマアプリでも同様の傾向が確認されました。
しかし今回の調査は、フリマアプリを利用する理由には、ただ外出を伴う消費行動の代替というだけではなく、非常に興味深い理由がいくつもあることを示唆しています。1つ目は、節約意識の高まりからフリマアプリを通じて「お得な買い物」をしたいというニーズです。2回にわたり緊急事態宣言が発令されたことや感染拡大が何度も起きるなど、不確実性が高く先行きが見通しづらいことから、シニア世代を含む全世代で消費を控える傾向がみられ節約意識が高まっており、その結果フリマアプリが利用されるようになった可能性を示しています。
つぎに、「捨てる前に再利用を考える」というサステナブルな消費志向への貢献が挙げられます。モノが溢れる時代のなかでSGDsを重視する潮流は世界的に確認されていますが、フリマアプリをその文脈で利用するシニア世代の利用者が一定数いることは大変興味深い結果でした。
そして、私が一番「なるほど」と膝を打ったのは、フリマアプリが新型コロナウイルス感染症によって奪われた密なコミュニケーションの場を提供し、シニア世代の孤独感を和らげている可能性があることでした。ECの場合は自分が欲しいものを探して決済するだけですが、フリマアプリの場合は自分が欲しいものを先に買っていた人から商品を買うことになるため、アプリ内でのコミュニケーションを通じて、自分と価値観があう人との対話を楽しんでいることが考えられます。
【調査概要】
調査時期:2021年3月11日(木)~2021年3月12日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、60代以上の男女1,236名
※フリマアプリ利用者824名(うち412名は直近1年のうちに利用を開始)
フリマアプリ非利用者412名
※グラフ内の数値は小数点第二位以下四捨五入
調査結果詳細
1)60代以上「メルカリ」利用者の動向
・60代以上の一人当たり平均年間出品数は約72個で20代の約2倍
2020年4月から2021年3月における60代以上の一人当たり平均年間出品数は約72個となり、20代の一人当たり平均年間出品数約39個の約2倍であることがわかりました。
20代の利用者数は60代以上の利用者数よりも多く、単純比較が難しい前提はあるものの、保有しているモノの多さに起因し、60代以上はより積極的に出品を行う人が多い可能性が考えられます。
また、60代以上の「メルカリ」取引データ分析からわかることをまとめると以下のようになりました。
2)COVID-19拡大に伴う60代以上の消費行動・意識変化に関する調査
・COVID-19拡大で、44.4%が「インターネットでの買い物」増加、73.5%が「外出を伴う買い物」減少
COVID-19拡大に伴う消費行動の変化を質問したところ、44.4%が「インターネットでの買い物」が「増加」と回答しました。また、73.5%が「外出を伴う買い物」が「減少」と回答しました。
自由回答では、COVID-19拡大に伴う消費行動の変化について、以下のような回答がありました。
- 家にこもる時間が増えて内食、パソコン・携帯を触る時間が増えた。また、顔を見てコミュニケーションをする時間が減った。(60代男性)
- 旅行、外食、映画、コンサート、舞台等に出かけなくなった。買い物も必要最小限になった。拡大前からテイクアウトやキャッシュレスは利用していたが、拡大後はより多くなった。(60代女性)
- パソコンはある程度でき、家族もバックアップしてくれたおかげで、同年代の教員よりはるかにストレスは少なかったと感じる。何にでも対応できたので、メンタルがやられることがなかった。(60代女性)
- 外食をしなくなったので、食事のテイクアウトやデリバリーサービスの利用が増えた。(70代男性)
これらのことから、COVID-19拡大に伴う外出自粛などで様々な行動が制限された一方、パソコンやスマートフォンを使用する時間が増加し、インターネットを通じたWEBサービスの利用を促進した可能性が考えられます。
・COVID-19拡大で、43.8%が「節約意識」向上
COVID-19拡大に伴う消費意識の変化を質問したところ、43.8%が「節約に対する意識」が「向上」と回答しました。
・フリマアプリ利用目的TOP3、1位「欲しいものがお得に購入できる」2位「不要品の処分ができる」3位「リユースにつながる」
フリマアプリ利用目的を質問したところ、最多回答は「欲しいものがお得に購入できるから」(62.0%)、次に「不要品の処分ができるから」(47.8%)、「リユースにつながるから」(36.5%)となりました。
これらのことから、COVID-19拡大により「節約に対する意識」の向上が、「欲しいものがお得に購入できる」フリマアプリの利用を促進した可能性が考えられます。
・フリマアプリ利用後の意識変化「捨てる前に再利用を考える」が最多の67.6%
フリマアプリ利用後の意識変化を質問したところ、62.1%が「変化あり」と回答しました。
変化した意識を質問したところ、最多回答は「捨てる前に再利用を考える」(67.6%)、次に「将来売るために、モノを大切に扱う」(32.8%)、「趣味やファッションを気軽に楽しめる」(16.2%)となりました。
これらのことからフリマアプリの活用が、日常生活におけるモノの取り扱いに関して意識変容をもたらす可能性が考えられます。
3)COVID-19拡大に伴う60代以上の生活意識変化に関する調査
・老後の不安TOP3、1位「病気・怪我」2位「体力・気力の低下」3位「生活費」
2019年3月調査と比較し、「孤独・社会とのつながりが希薄になる」が10.2%向上
老後の不安を質問したところ、最多回答は「病気・怪我」(74.5%)、次に「体力・気力の低下」(66.3%)、「生活費」(51.5%)となりました。
2019年3月発表の「60代以上のフリマアプリ利用実態」に関する意識調査※1と比較すると、
「孤独・社会とのつながりが希薄になる」が最も増加し、10.2%向上(2018年3月調査結果:12.0%)しました。
※1 「60代以上のフリマアプリ利用実態」に関する意識調査
https://about.mercari.com/press/news/articles/20190311_survey_over60s/
自由回答では、COVID-19拡大に伴う意識や行動の変化について、以下のような回答がありました。
- お友達と会うことができなくて寂しい。スポーツクラブやヨガ教室に行けないので、体力が落ちそうで心配。(70代女性)
- 少し距離がある家族以外の友人、知り合いとの交流が一切なくなり、どこへ出かけるにしてもマスクに手指の消毒、体温計とかなり面倒くさく、流行前の生活には永久に戻れないのではないかと思うと気が滅入る。(60代女性)
- 毎日の買い物はすべて子供たちにお願いし、外出を控え、スポーツジムも退会して人との接触を断つ生活になってしまった。(60代女性)
- 子供や孫たちに会えなくなり、寂しい気持ちが募った。(60代男性)
・フリマアプリ利用者34.8%が「フリマアプリの売買相手に親近感を覚える」
フリマアプリの売買相手に親近感を覚えるか質問をしたところ、34.8%が「覚える」と回答しました。
自由回答では、売買相手に親近感を覚えるの理由について以下のような回答がありました。
- 「こんにちは」からはじまり、「コメント失礼します」とあったり、「短い期間ですがよろしくお願いします」とあったり、はじめての方なのにいいなと思う時がある(60代女性)
- アプリを通して、前向きな言葉でやりとりができた時に、たかがフリマではなく、つながっているささやかな嬉しさを感じた(60代女性)
- お互いに気持ちよく売買ができ、それが相手の方に気に入っていただいて、喜んでいただけるととても嬉しい気持ちになります。お顔が見えないなかでちょっとした一言がとてもいいコミュニケーションになっていると感じる(70代女性)
- PCの色が変色しているように感じたため、質問を送ったら、日常で起こしがちなある出来事で変色してしまったとの回答があった。「それなら、こういう方法で変色した部分をもとの色に戻せますよ」と返信したところ、感謝の連絡があった。文体からも馴染みやすい方で、しばらく商品の売買から外れた会話を繰り返していた(60代男性)
通常のECでの購買とは異なり、フリマアプリ上では、売買相手とのコミュニケーションがあることから、親近感を覚えている可能性が考えられます。
・「終活」を意識している60代以上は66.5%、そのうち、52.4%がCOVID-19拡大で「終活」意識向上
終活・生前整理への意識を質問したところ、66.5%が「意識している」と回答しました。
フリマアプリ利用者・非利用者別に見ると、フリマアプリ利用者の71.6%、COVID-19拡大中にフリマアプリをはじめた利用者の70.9%が「意識している」と回答しました。一方で、フリマアプリ非利用者の57.0%が「意識している」と回答し、フリマアプリ利用者は非利用者よりも、終活・生前整理を意識していることがわかりました。
終活・生前整理を意識していると回答した人に、COVID-19拡大に伴う終活・生前整理に対する意識変化を質問したところ、52.4%が「意識が向上」と回答しました。
・「終活」意識向上理由TOP3、1位「家族に迷惑をかけたくないから」2位「スッキリしたいから」3位「いつ何が起こるかわからないから」
終活・生前整理の意識が向上した理由を質問したところ、最多回答は「家族に迷惑をかけたくないから」(64.3%)、次に「モノを整理してスッキリしたいから」(59.6%)、「いつ何が起こるかわからないから」(40.1%)となりました。
【メルカリ概要】
会社名:株式会社メルカリ
所在地:〒106-6118 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
事業内容:スマートフォン向けフリマアプリ「メルカリ」の企画・開発・運営
代表者名:山田進太郎
Webサイト:https://about.mercari.com/
2021/3/30
SOMPOひまわり生命保険株式会社と 高齢者の健康寿命延伸等を目的とした業務連携開始
高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト(代表取締役社長:高橋 洋、以下「当社」)は、SOMPOひまわり生命保険株式会社 東京統括部(部長:野間 和子、以下「SOMPOひまわり生命保険」)と高齢者の健康寿命延伸および地域社会の活性化を目的に、3月30日に業務連携契約を締結しました。
この業務連携により両社が協業し、地方自治体、地域包括支援センター、社会福祉協議会による地域高齢者を対象とした通いの場として「高齢者サロン」「認知症カフェ」またはそれに類するイベントにて、両社が保有するノウハウやサービス、資源を提供し合い、高齢者の健康寿命延伸、地域社会の活性化を目指します。
1.実施の背景
当社は、地方自治体や地域包括支援センターと連携した地域サロンによる高齢者のコミュニティー作りに取り組んでいます。コミュニティーでは、新しい趣味を見つけられるような様々なアクティビティの提供、そして健康寿命を支える「家族介護教室」や「管理栄養士による栄養講座」などを開催しています。
SOMPOひまわり生命は、お客さまの健康を応援する「健康応援企業」への変革を目指し、保険本来の機能(Insurance)に健康をサポートする機能(Healthcare)を加えた「Insurhealth(R)(インシュアヘルス)」を、新たな価値として提供しています。
両社がそれぞれ保有する地域高齢者の通いの場や健康に関するノウハウやサービス、資源を提供し合うことで、高齢者の健康寿命延伸、地域社会の活性化により貢献できるとの考えが一致し、この度の業務提携となりました。
2.協定の目的・主な内容
地方自治体、地域包括支援センター、社会福祉協議会による地域高齢者を対象とした通いの場として「高齢者サロン」「認知症カフェ」またはそれに類するイベントを共に開催し、高齢者の健康寿命延伸および地域社会の活性化に取り組みます。具体的なイベント内容は以下の通りです。
(1)管理栄養士による栄養に関する講座(当社)
(2)口腔ケア体操(当社)
(3)ちぎり絵、塗り絵等のレクリエーション講座(当社)
(4)認知症予防に関する講座(SOMPOひまわり生命保険)
(5)介護に関する講座(SOMPOひまわり生命保険)
(6)終活に関する講座(SOMPOひまわり生命保険)
(7)生命保険に関する講座(SOMPOひまわり生命保険)
(8)その他の講座(SOMPOひまわり生命保険、当社)
3.今後について
当社は本連携をもとに、これまで以上に高齢者のコミュニティー作りに取り組み、地域に役立つ情報提供やレクリエーションを通じた生きがい作りを通じて、高齢者の健康寿命延伸、地域社会の活性化を目指します。
【会社概要】
会社名: 株式会社シニアライフクリエイト
代表: 代表取締役社長 高橋 洋
本社: 東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
TEL. 03-5427-3981
ホームページ: http://slc-123.co.jp/
設立: 1999年12月
資本金: 28,000万円
事業内容: 1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
会社名: SOMPOひまわり生命保険株式会社
代表: 取締役社長 大場 康弘
本社: 東京都新宿区西新宿六丁目13番1号新宿セントラルパークビル
ホームページ: https://www.himawari-life.co.jp/
設立: 1981年7月
資本金: 1,725,000万円
事業内容: 生命保険事業
CEATEC 2019に「電波を活用して、 おうちを見守るアプリ」を出展
~センサーレスで空間把握~
株式会社富士通ビー・エス・シー(本社:東京都港区、代表取締役社長:林 恒雄、以下 富士通BSC)は、Origin Wireless Inc. 注1(本社:米国 メリーランド州、代表者:K. J. Ray Liu Ph.D.、以下 Origin Wireless社)と協働し、Wi-Fi(R) 電波を活用して、空間の状況を可視化するシステムの研究を行なっています。
本研究の中で当社は、室内での侵入・帰宅・活動を可視化するアプリケーションを開発しました。これは、Wi-Fi(R) 通信のみで空間の状況を把握するOrigin Wireless社の技術を応用することにより、専用のセンサーやカメラなどを用いずに室内状況の可視化を実現するものです。
本アプリケーションを、2019年10月15日から18日の4日間開催される「CEATEC 2019」Origin Wireless社ブース内にて、ご紹介します。
【 開発の背景 】
核家族化や少子高齢化の進行により、自宅や家族の状況を外出先などで知りたいと言うニーズが高まっています。しかし、空間把握を行う為には多くのセンサーやカメラなどのデバイスを設置する必要があり、初期導入費用が高くなる、プライバシーに触れてしまうという課題がありました。
そこで当社は、Origin Wireless社と協業し、センサーレスで空間把握を行えるアプリケーションを開発し、試用提供を開始しました。
【 システムの概要 】
今回、試用提供を開始した本アプリケーションは、Origin Wireless社が開発した空間認知エンジン「WirelessAI(TM)」注2 を用いてWi-Fi(R)電波の変化を解析し、そこから得られた空間情報を可視化するものです。
空間上で発生した人の動きを可視化することにより、室内での侵入・帰宅・活動の状況をリアルタイムで把握することができます。また、これらのデータを保存し、1時間毎の検知率としてグラフ表示することにより、外出や帰宅の履歴、室内での活動量などを把握することができ、子どもや高齢者のケアに役立てることが可能です。
<想定する活用例>
- 留守中の侵入検知
- 子どもの帰宅確認
- 高齢者の見守り など

アプリ画面イメージ
【 今後の展開 】
試用提供で得られた知見を元に、ユーザビリティの向上を図り、本アプリケーションの商用展開を目指します。
また、将来的には物体の動きの有無だけではなく、位置の把握や、生体活動の検知など、様々な用途への展開を行い、世の中のあらゆる空間がデジタル化される次世代社会の実現に貢献していきます。
【 エンドースメント 】
Origin Wireless社 Founder, CEO K.J.Ray Liu Ph.D.
幅広い分野でアプリケーションやソリューションの開発に携わってきた富士通BSCとの共同開発により、WirelessAI(TM)技術を活用し、多様なニーズや課題を持つお客様に魅力あるサービスを提供できると確信しています。
富士通グループとのシナジー効果により、WirelessAI(TM)が将来グローバルプラットフォームサービスの基盤となる可能性を非常に楽しみにしています。
【 CEATEC 2019概要 】
会期 :2019年10月15日(火曜日)~18日(金曜日) 10時~17時
会場 :幕張メッセ
当社出展エリア:Society 5.0 TOWN、ホール4、コマ番号 D029
入場 :無料
※本プレスリリースURL
https://www.fujitsu.com/jp/group/bsc/about/resources/news/press-releases/2019/0926.html
▼商標について
記載されている固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
▼注釈
注1 Origin Wireless Inc.:ビジョンとして「Smart Radio for Smart life」を掲げ、電波そのものをセンサーとして活用する空間認知エンジン「WirelessAI(TM)」を使ったセンサーレスなIoTサービス基盤を提供する米国メリーランド大学発のベンチャー企業。
注2 「WirelessAI(TM)」技術:IEEEのSignal processing societyの座長も歴任した、米国メリーランド大学のRay Liu Ph.D.が開発した技術を使用することにより、特定のセンサーを必要とせずに、Wi-Fi(R)通信を行うだけで、任意の空間の状態を知ることが可能。
2021/3/30
福岡ヘルス・ラボに採択 福岡市内での社会実験を実施
このたび、健康行動の習慣化が期待できる製品として、福岡市と福岡地域戦略推進協議会が実施する「福岡ヘルス・ラボ」の第4期社会実験に採択されました。

無人・非接触・自動で口腔機能トレーニングをおこなうAIロボットを共同開発
コロナ禍において介護施設などの口腔機能トレーニングは、発話が絡み飛沫リスクが大きく実施が困難な現状となっていますが、近年「口腔機能の向上が認知機能低下の予防に繋がる可能性が高い」ことが指摘されており、フレイル・認知症の予防につながる口腔機能の向上に向けた取組みはますます重要となっております。
この社会課題を解決するために、無人・非接触・自動で口腔機能トレーニングを可能にするAIロボット「ZUKKU for オーラルケア」を開発し、2020年2月に実施した5G時代の新たなソリューションを発掘する「NTTドコモ 5Gソリューション アイデアコンテスト」にて最優秀賞を受賞しました。
ドコモのネットワーク内に設置したクラウド基盤「ドコモオープンイノベーションクラウド®※2」上で、RealNetworks,Inc.※3の高速・高精度なAI顔認証ソフトウェア「SAFR®(セイファー)」を活用しながら、AIが個人の状況に合わせてトレーニングメニューを提案し、「ドコモAIエージェントAPI®※4」を活用することで、トレーニング中リアルタイムにフィードバックをおこない、トレーニング効果を最大限に引き出します。また、ロボットからの声がけにより興味関心を引く会話を進めることもでき、健康情報などのコンテンツ配信によって利用者の健康に関する知識量を向上させることで、日常生活でも自発的に自ら予防に取り組めるよう行動変容を促します。
採択された福岡ヘルス・ラボは、「楽しみながら」「自然に」健康づくりに取り組めること(健康行動の習慣化)が期待できる製品・サービスや仕組み(以下「プロダクト」)について、市民の参画を得ながらその効果を検証し、評価・認証することを通じて、事業者のプロダクトの普及の後押しを行います。
本取り組みを通して、ハタプロ・ドコモは、福岡市をはじめ全国でのプロダクトの提供体制を築き、With/Afterコロナにおける市民の新たなニーズや社会課題の解決をめざしていきます。
※1 2021年ハタプロ調べ。
※2 低遅延、高セキュリティなど、MEC(Multi-access Edge Computing)の特長を持つクラウドサービスで、ドコモ網内の設備にクラウド基盤を構築することで実現しています。
※3 アメリカ シアトルに本拠地を置く顔認証ソフトメーカー。「ドコモオープンイノベーションクラウド®」へ顔認証ソフトウェア「SAFR®」を提供しています。
※4 音声・テキストユーザーインターフェースをパッケージ化した対話型AIのASPサービス。「ドコモAIエージェントAPI」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
【会社概要】
○株式会社ハタプロ
代表者 :代表取締役 伊澤 諒太
設 立:2010年11月
所在地 :京都府京都市下京区中堂寺粟田町93
特 色:AIやIoTなど先端技術に強みを持つロボットベンチャー企業
ホームページ:https://hatapro.co.jp/
○株式会社NTTドコモ
代表者 :代表取締役社長 井伊 基之
設 立:1992年7月
所在地 :東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
特 色:通信事業、スマートライフ事業、その他の事業
ホームページ:https://www.nttdocomo.co.jp/
1本で、度付きメガネにもリーディンググラスにもスイッチ
持ち運びに便利な「JINS READING Compact」も10月3日(木)発売
株式会社ジンズ(東京本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:田中 仁、以下 JINS)は、1本で2WAYの使い方を叶えるアイウエア「JINS Switch」シリーズからリーディング(老眼鏡)タイプの「JINS Switch READING」を、2019年9月26日(木)より全国のJINS店舗、JINSオンラインショップ( https://www.jins.com/jp/ )にて発売いたします。さらに、「JINS READING」シリーズから、コンパクトに折りたためる「JINS READING Compact」を10月3日(木)に発売いたします。

キービジュアル
■「1本で2WAY」を叶える新発想アイウエア「JINS Switch」
度付きメガネとリーディンググラスの両使いに対応
「JINS Switch」は、メガネ本体のフロント部分とプレート(フレームのフロント部分のみ)がマグネットで簡単に着脱でき、2WAYで使える新発想のアイウエアです。2015年より業界に先駆け販売を開始し、メガネからサングラスにワンタッチで変えることができる画期的な商品設計と、スマートなデザインがお客様に支持されてきました。今回、「JINS Switch」シリーズに、リーディングタイプが登場。メガネ本体は度付きのメガネとして使用でき、プレートを装着すれば、そのままお手元用のリーディンググラスとしてお使いいただけます。遠近両用レンズに慣れていない方や、遠用・近用それぞれ広い視野が欲しい方などにおすすめです。初めての方でも違和感なくご使用いただけるように鼻に優しくフィットするシリコンタイプのノーズパッドを採用している他、シーンや気分に合わせてお気に入りの1本を選んでいただけるように、オーバル、スクエア、ウエリントン、ボストンの4つのデザインを展開します。
■商品概要
商品名 : JINS Switch READING(ジンズ スイッチ リーディング)
ラインアップ: 4型4種 各3度数(+1.0、+1.5、+2.0のプレートをご用意)
(プレートレンズはブルーライトカット率25%※1)
発売日 : 2019年9月26日(木)
価格 : ¥10,000(+税)
(フレーム本体(レンズ代込み)+プレートセット価格)
付属品 : メガネケース、セリート、専用プレートケース
販路 : 全国のJINS店舗、JINSオンラインショップ
特設サイト : https://www.jins.com/jp/switch-reading/

Square(スクエア)

Oval(オーバル)

Wellington(ウエリントン)

Boston(ボストン)
■持ち運びに便利な折りたたみタイプ「JINS READING Compact」も新登場
大好評のリーディンググラス「JINS READING」から、折りたたみタイプが新ラインアップとして登場。コンパクトに折りたためるため、外出先でもかさばらず気軽に持ち運びが可能です。便利さだけでなく、かけ心地も追及し、軽くて弾力性のある高機能樹脂素材「PPSU」をフレームに採用しました。カラーは、ブラウンデミ、ネイビー、ブラックの3色で展開します。

JINS READING Compact
■商品概要
商品名 :JINS READING Compact(ジンズ リーディング コンパクト)
ラインアップ :1型3種 各3度数(+1.5、+2.0、+2.5)
ブルーライトカット率:25%カット※1
発売日 :2019年10月3日(木)
価格 :¥5,000(+税)
販路 :一部JINS店舗、JINSオンラインショップ
※1ブルーライトカット率について:EN ISO12312-1:2013に基づく数値/屈折率1.60、中心肉厚2.0mmの数値
■40代からのメガネの選び方
ライフスタイルによって選ぶべきレンズは異なります。手元が見えづらいと感じたら、メガネの購入を検討しましょう。以下のチャートで自分に合ったレンズをお試しください。

40代からのメガネの選び方
【COLUMN】知っておきたいリーディンググラスの新常識
■老眼鏡=ダサい、は昔の話
老眼鏡(リーディンググラス)はお洒落なデザインが少ない印象を持つ方も多いですが、昨今はデザイン性の高いものが増え、種類も豊富です。今回発売する「JINS Switch READING」では、定番のオーバル、スクエアの形に加えて、人気のウエリントン、ボストンの4種類で展開します。さらに、約1,200種のフレームからお好きなメガネをリーディンググラスにすることも可能です。
■あなたの目は何歳?老眼度チェック
(1) 人差し指を目の前に立ててチェック
人差し指の指紋がくっきり見える(ピントが合う)一番近いところが近点です。
※近視の人は視力矯正をした状態で試してください
(2) 30cm以上の場合は老眼の可能性が!
ものがはっきり見える距離は加齢とともに遠くなり、20歳では10cmなのに対し、45歳では30cmに。(1)で測った近点が30cm以上の場合は老眼鏡が必要と言われています。
あなたも「アレアレ症候群」? 中高年から始まる脳の衰えをチェック
株式会社脳活性総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役:太田 芳徳 以下「脳活総研」)は、2019年9月26日より、認知症の兆候といわれている「認知機能の低下」を、正常時から定期的にチェックすることで把握し、対策情報の提供を目的とした「脳活性度定期検査、以下:脳検」のサービスを開始します。
1. 背景・概要
日本は4人に1人が65歳以上となる「超高齢化社会」を迎え、2025年には認知症高齢者の人数は700万人を超えると言われています。介護・医療費などの社会保障費の急増をふまえ、予防医療への関心はますます高まりをみせています。
介護を必要とせず自立した豊かなシニアライフを過ごすためには、自らの責任において脳の健康状況を正しく認識し、脳機能が健康なうちから予防対策をとることが重要と考えられます。
そこで脳活総研は、三重大学医学部附属病院の認知症センター長である佐藤正之医師監修のもと、数千名の認知機能検査の受検データベースを作成、同年代の基準値との比較により算出した脳年齢と、受検結果の推移の観察を可能にしました。2019年9月26日より、自宅で簡単に脳の認知機能の定期検査ができるwebサービス「脳検」の提供を開始します。
2. 脳活性度定期検査「脳検」について

空間把握力検査の問題(一例)
URL https://www.nouken.jp/
検査名称 脳活性度定期検査(脳検)
検査目的 脳の認知機能を定期的に検査することで、認知機能の低下を捉え、低下があった場合には対策を提案する(注1)
推奨受検年齢 40歳〜90歳
検査方法 インターネットに接続できるパソコン、タブレットで受検可能
受検時間 30分
検査項目 記憶力、空間認知力、情報処理力、課題遂行力等
検査費用 6,980円/半年会員費(会員は期間中、何度でも検査可能)
結果項目 同年代内偏差値(男女別)、経年変化、老化による認知機能低下予測値、脳活性度年齢、認知機能低下時のおすすめ対策 等
検査監修 三重大学医学部附属病院認知症センター長 佐藤正之先生
注1 )本検査は標本データと比較することにより、認知機能の現状と推移を把握するものであり、認知症や軽度認知障害を医学的に診断するものではありません。また、それらの発症を防止するための訓練ツールでもありません。
3. 監修医 三重大学医学部附属病院認知症センター長 佐藤正之先生のコメント
「適切な運動や栄養管理により、認知症の発症リスクを減らせることが近年明らかになりました。とはいうものの、何かきっかけがないとなかなか始められないのが人の常・・・。
この検査は定期的に行うことにより、認知機能の落ちかけをいち早く検出することを目的に作られています。自分の能力を把握し、必要なタイミングを逃さないようにしましょう。」

受検後すぐに、同年代内偏差値から算出した 脳年齢を確認できる(画像はイメージ
■脳活総合研究所(脳活総研)について
昨今、認知症に関する様々な報道がある中、発病時の早急なアプローチにより進行を遅らせるのみならず、健常時から予兆に気づくことで、病気を未然に防いだり、認知機能を改善したりできる研究が進められています。
脳の状態を早期から把握し、個々の状態にあった対処をすることで、認知症を防ぎ、豊かで健康な生活を送ることが可能になるといわれています。
脳活総研は、ひとりでも多くの方の脳を健康な状態に保ち、活性化することで、社会全体の活性化を実現したいと考えています。
<会社概要>
会社名 株式会社脳活性総合研究所
代表者 代表取締役 太田 芳徳
所在地 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館6F
設 立 2019 年2 月15 日
事業内容 脳の活性度・認知機能を検査するテストの開発・販売
会社HP http://nokatsusoken.co.jp/
2021/3/30
シニアの孤独不安を解消
ウェブサイトURL:https://www.jibunshi.info/

個人のライフストーリーを取りまとめた「自分史」をウェブサイトとして表現したものです。ウェブサイトにすることによって、誰でも手軽にスマートフォンで自分史を確認することができます。
【AYAクリエイティブの自分史ウェブサイトの特徴】

■完全オンライン
取材はLINEやZOOMを利用し、原稿確認もメール等で行います。
■取材、制作、校正はママが担当
作業は100%在宅。子どもを預けられる時間が短い幼稚園ママや、引越しが多く新たな仕事に踏み出しにくい転勤族ママなど、働きたくても働けないママの眠れる労働力を活用します。
■孤独不安の解消
自分史を書く過程で必然的に家族とのコミュニケーションが発生し、ママによる取材によって温かい会話が生まれます。
■シニアのSNS活用のきっかけをつくる
完成後、自分史ウェブサイトを制作したシニアが入るFacebookグループへの登録を案内。お互いの自分史に感想を送り合う文化をつくります。

人材教育企業で13年間会社員として勤めた後に、子どもとの時間を優先するため個人事業主として独立。ママ起業家として、女性だけでウェブサイト制作事業を開始している。
【代表の背景と思い】
・自分史制作のきっかけ
10年前、当時米寿を迎えたおじいちゃんから、「自分史冊子」を制作してほしいと連絡を受けました。戦争体験を中心とした自分史の内容に私は感動し、パワーポイントで原稿を作成し、街の印刷屋に依頼し、5万円で50冊の自分史冊子を完成させました。おじいちゃんとおばあちゃんは大変喜んでくれて、親戚、友人に配り歩いていました。それを読んだ多くの人が、おじいちゃんの思いやライフストーリーに感動し、たった1冊の冊子から多くの笑顔が生まれました。

・優秀な専業ママの労働力を在宅ワークで活かしきる
コロナ禍で家計の不安の増大や、リモートワークという新たな選択肢により、「できれば働いて収入を得たい」、「私も働いて世界を広げたい」、という専業ママの意見が多く聞かれるようになりました。
この事業では、ママの今まで眠っていた労働力が発揮されるだけでなく、子育て経験の中で培われた、きめ細やかな配慮や傾聴力がシニアの「話を聞いてほしい」というニーズを満たす最適なソリューションになります。完全在宅での仕事のため、通勤の心配もなく、働き口がうまく見つけられない地域に住むママや転勤族ママにも働く機会を提供します。
【サービスの流れ】
お申込み ⇒ 自分史ワークシートを記入 ⇒ LINEで取材 ⇒ 自分史執筆 ⇒ ウェブサイトデザイン ⇒校正 ⇒ 完成・お支払い
※ご希望の方は、自分史ウェブサイトを制作した方とママがあつまるFacebookグループに登録。
【概要】
AYAクリエイティブ 代表 松坂智美 東京都目黒区中町2-13-12
自分史ウェブサイト https://www.jibunshi.info/
代表・松坂智美のサイト https://ayacreative.jimdofree.com/
価格:基本パッケージ(5ページ) 70,000円税抜
販売方法:ホームページよりお問い合わせ
【取材・各種お問い合わせ先】
AYAクリエイティブ 代表 松坂智美
ご連絡先:ayacreative01@gmail.com
2021/3/30
ベッド脚下に設置するだけで参考体重を測定・離床アラームで見守り
日本では超高齢化社会の到来に向けて、介護現場における業務の効率化による生産性向上や、介護スタッフの定着性の向上が社会課題となっています。こうした課題解決に貢献するために、ミネベアミツミとリコーは共同で事業開発に取り組み、2018年7月「リコーみまもりベッドセンサーシステム」を発売しました。発売後、 多くの介護現場の方々とのお話を通して、介護スタッフの人員不足や充分なケアに対する課題を聴き、「リコーみまもりベッドセンサーシステム」の中から現場ニーズが高い機能に絞り、より多くの介護事業者が導入 しやすい価格帯のモデルを企画・開発することになりました。
【ベッドセンサーシステム ベーシック 特徴】
① 参考体重の測定機能
ベッドの4か所の脚下へ高精度センサーを設置することで参考体重が測定可能です。
ベッドから移動することなく参考体重を測定することで利用者様のご不便を解消、介護施設側の業務負荷を軽減し、健康管理において重要な体重値を一元管理することができます。
② 離床アラーム機能
ミネベアミツミの荷重センサー技術により、利用者様の在床時の荷重変位を測定し、端座位・離床時に アラームを通知することで転倒・転落などのリスク軽減に繋げます。
また、アラームにより適切なタイミングで訪室することができ、訪室過多による利用者のストレス軽減と、介護者の業務負荷軽減の両立が可能です。
ナースコール、Wi-Fi™を介してアラームの伝達手段が標準装備されています。
③ フラットセンサー
フラットなデザインで様々なタイプのベッドに設置が可能です。従来のセンサーに比して、設置しやすく スタイリッシュなデザインで、固定脚タイプにも装着可能なセンサーユニットを開発いたしました。

「ベッドセンサーシステム ベーシック」のシステム構成
【仕様】
機能 | 状態表示:参考体重または総重量 離床アラーム:重量変化判定値以上の重量減少を基にしたアラーム 参考体重:30~150kg 表示機能:参考体重履歴/アラーム発報履歴 |
使用可能ベッド | 総質量:80~200kg(利用者様とベッドの総重量合計) 種類:一般介護用ベッド(センサーユニットとの干渉がないこと) リクライニング範囲:0~60° マットレス:柔らかめ、普通、やや硬め、エアー (自動体位変換機能付きエアマット、その他特殊マットは除く) 脚(キャスタータイプ):幅90mm以下、Φ50-Φ150mm 脚(固定脚、四角タイプ):幅90mm以下、長さ160mm以下 センサーユニット(設置時に必要な空間):幅275mm以上、長さ410mm以上、高さ35mm以上 |
設置環境条件 | 推奨使用範囲:15~32℃、40~70%RH(結露なきこと) 使用可能範囲:5~35℃、20~80%RH(結露なきこと) |
製品寿命 | 3年 |
センサーユニット | 寸法:265(W)×398(D)×25(H)mm(突起部を除く) 質量:約2,200g(1台あたり) |
データロガー | ジャンクションボックス 寸法:98(W)×160(D)×44(H)mm(突起部を除く) 質量:約240g コントローラー 寸法:88(W)×140(D)×30(H)mm(突起部を除く) 質量:約400g 電源 専用ACアダプタ使用、AC100V、50/60Hz、最大0.58A |
データ通信 | センサーユニット・データロガー間:有線(付属専用ケーブル) データロガー・アクセスポイント間:無線LAN IEEE802.11a/b/g/n |
【価格】
オープン価格
※ベッドセンサーシステムは、ミネベアミツミ株式会社の登録商標です。登録番号は6152256号です。
※Wi-Fi™は、Wi-Fi Allianceの商標です。
※その他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
【販売関係のお問い合わせ】
ミネベアミツミ株式会社
インダストリアルテクノロジーセールス メディカルソリューション セールスユニット
TEL:03-6758-6272 E-mail:bss-sales@minebeamitsumi.com
WEB:https://pr.minebeamitsumi.com/bedsensorsystem/
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社(以下、パナソニック)は、タブレット一台で手軽に導入できるデイサービス事業者向けのリハビリ支援クラウドシステムを開発。今後、AIを活用した身体能力分析機能を加え、2020年度下期の製品化を目指します。本システムはパナソニック エイジフリー株式会社(以下、パナソニック エイジフリー)を通じて発売する予定です。
高齢者が増加する中、介護給付費は年々増加しており、2040年度には2018年度の2.4倍となる、25.8兆円に増大する(※1)と見込まれています。そうした中、政府は「予防・健康管理」と「自立サポート」を促す介護・医療保険の整備を進めており、平成30年度の介護報酬改定では身体機能や生活機能を維持・改善するための機能訓練(以下、生活機能訓練)を実施するデイサービス事業者を対象に、介護報酬への新たな加算が新設されました。一方で介護業界の人手不足も問題となっており、新たに生活機能訓練を取り入れたいが、人手をかけられないデイサービス事業者も多く存在します。
本システムは、生活機能訓練の一連の業務をガイドする機能やスケジュール管理機能、必要な書類の自動作成などにより、ノウハウや人手が足りないデイサービス事業者でも効果的・効率的な生活機能訓練を可能にします。訓練開始時には、利用者へのヒアリングをもとに選択式の質問に回答をすることでアセスメントシート(※2)を自動作成。その内容をもとに、専門家の監修・協力により構成したプログラムにより、利用者の日常生活を営む能力を評価し、適切な訓練計画を自動で提案します。また、動画を解析し利用者の骨格の動きを推定する「骨格推定システム」と顔認証技術により、訓練実施時に利用者を動画で撮影するだけで、実施した訓練の回数や所要時間を利用者ごとに自動で記録・蓄積し、レポートにまとめます。これらにより、開発にあたって本システムを試験運用しているパナソニック エイジフリーの事業所では、生活機能訓練に関する間接業務にかかる時間が約8割軽減されました。
さらに「骨格推定システム」で得た情報をAIが分析し、利用者の身体能力を測定する機能を開発しています。測定した身体能力を反映することで、より利用者の身体能力に合わせた訓練計画の作成が可能となり、客観的なデータに基づいた質の高い訓練が提供可能となります。
パナソニックは今後も、パナソニックの技術・開発力と介護現場を併せ持つ強みを生かし、革新的な製品を開発・提案していくことで、介護業界における課題解決に取り組んでいきます。
<特長>
1. 生活機能訓練の一連のマネジメント業務をタブレット一台で効率化し、訓練計画も自動で提案
2.「骨格推定システム」と顔認証技術で、動画を撮影するだけで訓練結果を利用者ごとに自動記録
3. 利用者の動きを撮影するだけでAIが身体能力を分析し、より利用者に合った訓練計画を提案
※1 内閣府による経済財政諮問会議「2040年を見据えた社会保障の将来見通し」(2018年5月21日)より抜粋
※2 利用者の日常生活での課題や、訓練を通しての目標などを記載した記録。生活相談員が利用者へのヒアリングをもとに作成。
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社
エイジフリービジネスユニット ロボット・リハビリ事業開発部
TEL:06-6908-1131(代表)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] デイサービス事業者向けリハビリ支援クラウドシステムを開発(2019年9月25日)
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2019/09/jn190925-1/jn190925-1.html