公益財団法人 日本財団/人生の最期の迎え方に関する全国調査結果

2021/3/29

▼人生の最期を迎えたい場所「自宅」58.8%
 避けたい場所「子の家」42.1%、「介護施設」34.4%
▼人生の最期をどこで迎えたいかを考える際に重視すること
 親は「家族の負担にならないこと」95.1%
 子は「家族等との十分な時間を過ごせること」85.7%
 
 
日本財団(東京都港区、会長笹川陽平)は、67歳~ 81歳の方(当事者)と35歳 ~59歳の高齢の親を持つ方(子世代)に対して、 人生の最期の迎え方に関する全国意識調査を実施しました。
 その結果、死期が迫っているとわかったときに、人生の最期を迎えたい場所として、当事者は58.8%が「自宅」、次いで33.9%が「医療施設」と回答しました。その理由は、「自分らしくいられる」「住み慣れているから」などがあげられました。一方、絶対に避けたい場所は、42.1%が「子の家」、34.4%が「介護施設」と回答しました。また、人生の最期をどこで迎えたいかを考える際に重視することについて、当事者は95.1%が「家族の負担にならないこと」である一方、子世代は85.7%が「(親が)家族等との十分な時間を過ごせること」と回答し、親子の考えにギャップがあることがわかりました。

Qあなたは、死期が迫っているとわかったときに、人生の最期をどこで迎えたいですか。
 
公益財団法人 日本財団1
 
 一番望ましい場所は、「自宅」。絶対に避けたい場所は「子の家」ついで、「介護施設」

Q死期が迫り人生の最期をどこで迎えたいかを考える際に、あなたにとって重要だと思うことは何ですか。(当事者)

Q親御さんに死期が迫って人生の最期をどこで迎えたいかを考える際に、あなたからみて親御さんにとって重要だと思うことは何ですか。(子世代)
公益財団法人 日本財団3
 
当事者は「家族の負担にならないこと」を重視している。
 子は親が「家族等との十分な時間を過ごせること」を重視していると考えている。


<調査背景>
 日本では、約8割の方が病院で亡くなる一方、2017年度の厚生労働省の調査(注1)によると、約8割が人生の最期を迎えたい場所として自宅を望むという結果が出ています。2025年には後期高齢者人口が約2,200万人となり、2040年には65歳以上の高齢者の人口が最大になると言われ、日本はこれから本格的な高齢多死社会を迎えます。多くの人が、自分が望む人生の最期を迎えるためにはどうしたらいいのか、その糸口を探るため、日本財団は「人生の最期の迎え方」に関する意識調査を実施しました。

注1:平成29年度「人生の最終段階における医療に関する 意識調査」

調査結果の詳細は、以下のURLからご覧ください。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2021/20210329-55543.html

<調査概要>
調査対象:全国の男性平均寿命(81.41歳)を上限として、5歳区切りで3区分とした男女(67~81歳)と、
     その世代に親がいる男女(35~59歳)を対象
サンプル数とサンプル対象者:
 67歳~81歳の男女 ※「看取られる」ことを想定して回答・・・・・・・484
 35歳~59歳かつ親あるいは義親の1人以上が67歳以上で存命の男女・・・558
 ※親を「看取る」ことを想定して回答
実施期間:2020年 11月 27日(金)~ 30日(月)
調査手法:インターネット調査
 

~在宅医療セミナー、健康測定ブースなどに570名が参加~

株式会社スギ薬局(本社:愛知県大府市 代表取締役社長:杉浦克典)は、公益財団法人杉浦記念財団(設立:2011年9月1日、理事長:杉浦昭子)が9月23日(月)に京都市にて開催した「健康増進セミナー」に協賛しました。当日は約570名が来場され、会場は満席となりました。

 

杉浦記念財団では、高齢化の進展や疾病構造の変化に伴い、健康寿命の延伸・生活の質の向上を目的に、2013年4月より「健康増進セミナー」を開催しています。2019年9月までに各地で50回以上開催し、延べ27,000人以上のお客様が参加されました。

今回は、地域医療でご活躍されている医師が在宅医療についての講演を実施。さらに、体験ブースでは、「筋肉と脂肪のバランスチェック」、「骨密度測定」、「握力測定」のほか、ビューティアドバイザーによる「おでかけメイク」、コナミスポーツクラブによる「お気軽ヨガ体験」を実施しました。また、メーカー各社による「商品体験」や薬剤師、管理栄養士による「健康相談ブース」も設けて、皆様の日頃の健康づくりに役立てていただける内容となりました。

スギ薬局グループでは、今後も地域の健康づくりに貢献する取り組みに積極的に参加して参ります。

■「健康増進セミナーin京都・滋賀 ~あなたの元気と長生きを応援~」開催概要
・日時:9月23日(月) 12時00分~16時30分
・会場:みやこめっせ (〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1)
・内容
【体験する】元気に長生きするための体験ブース
筋肉量と脂肪のバランスチェック、骨の健康チェック、握力測定
おでかけメイク体験、お気軽ヨガ体験、大手メーカー商品体験
【相談する】薬剤師・管理栄養士による健康相談ブース
【学ぶ】医師による講演

「善くいきいきるために~在宅緩和ケアって何?~」
渡辺緩和ケア・在宅クリニック 院長
渡辺 剛先生
【楽しむ】お楽しみ抽選会
ごっつお便(1万円相当のカタログギフト)など豪華景品が当たる抽選会


<当日の様子>

医師による講演会

医師による講演会

薬剤師・管理栄養士による健康相談

薬剤師・管理栄養士による健康相談

ビューティアドバイザーによるメイク体験

ビューティアドバイザーによるメイク体験

コナミスポーツクラブによるお気軽ヨガ体験

コナミスポーツクラブによるお気軽ヨガ体験

 

 

■「健康増進セミナー ~あなたの元気と長生きを応援~」今後の開催予定

2020年 1月/大阪府 2月/東京都

※詳細は、「杉浦記念財団ホームページ」にて公開してまいりますのでご確認ください。 http://sugi-zaidan.jp/seminar/index.html

【本件に関するお問い合わせ先】
スギホールディングス株式会社 広報・CSR室
〒474-0011 愛知県大府市横根町新江62番地の1
TEL:0562-45-2700(代表) 受付時間 平日9:00~18:00

 

 

10万円台のアシストスーツ「マッスルスーツEvery」発売発表会を開催

~リコーグループとの協業連携により量産化とコストダウンに成功、「一家に一台、マッスルスーツ」へ~

 

 株式会社イノフィス(東京都新宿区、代表取締役社長 CEO: 古川尚史、以下「イノフィス」)は、リコーグループとの協業連携により量産化に成功した「マッスルスーツ®」の次世代モデル「マッスルスーツEvery(エブリィ)」を、本年11月1日より販売開始します。それに伴い9月24日、東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラムにおいて、発売発表会ならびに体験会を開催いたしました。

 


リコーグループとの協業連携で10万円台を実現した「マッスルスーツEvery」  

これまでは主に価格的な面※1から、法人向けとしての需要が高かったマッスルスーツ®でしたが、このたびイノフィス、東京理科大学に加え、リコーテクノロジーズ株式会社が量産に向けた設計を受託、ならびにリコーエレメックス株式会社が生産受託サービス「REX DIA(レックスダイヤ)」を通じて量産を行う協業連携によって量産化に成功し、「マッスルスーツEvery」が誕生しました。これにより、既存のマッスルスーツ®の機能は変わらずに、個人のお客様でも購入可能な136,000円(消費税抜き・発売特別記念価格)という価格を実現しています。
※1. 2018年9月発売「マッスルスーツEdge」:498,000円(税別)

さらに、重量は3.8kgでマッスルスーツ®最軽量。これまでどおり介護・製造・物流・建設・農業などの作業現場での使用はもちろん、ご家庭での介護や家事、家庭菜園や冬の雪かきなど、さまざまなシーンで利用でき、重いものを運ぶ時やつらい中腰での作業の腰痛予防に貢献します。これからは「一家に一台、マッスルスーツ®」の時代です。

sub1

9月25-27日のHCRで初お披露目、11月より量販店等で販売開始

 「マッスルスーツEvery」は、9月25日(水)~27日(金)に東京ビッグサイトで開催されるHCR(国際福祉機器展)で、みなさまの前に初お目見えいたします。そして11月初旬より、首都圏近郊の家電量販店やホームセンターで順次販売を予定しています。また、11月1日(金)よりAmazonサイトからも通信販売で購入可能です。

 

記者発表の様子

sub3

 

 記者発表では、イノフィス古川をはじめ、イノフィス創業者・取締役であり東京理科大学工学部教授の小林宏、またリコーグループからは、リコーテクノロジーズ株式会社第二設計本部の江間裕通本部長が登壇、「マッスルスーツEvery」の企画・開発・量産化等についてのコメントをいただきました。また発表後には、出席された多くの方々にマッスルスーツ®既存製品との装着比較をしていただき、発表会は大いに盛り上がりました。

 

株式会社イノフィス 代表取締役社長CEO: 古川尚史

近年、「在宅介護でマッスルスーツを使いたい」という声を多くいただいており、ご高齢の方にも使用いただける軽さと、個人でも購入可能な価格にこだわって、東京理科大学とリコーグループとの協力関係が組めたことで、今回のコストダウンと量産化が実現しました。今回の製品を多くの人に知ってもらい、ご利用頂きたく、みんなのマッスルスーツの思いを込めてマッスルスーツeveryと名付けました。この点は追及し続け、さらに多くの方にご利用いただけるような製品づくりを続けていきます。

 

main

 

東京理科大学 工学部教授: 小林宏(マッスルスーツ®開発者)

 少子超高齢社会の進行に伴い、「生きている限り自立した生活を支える」ことをミッションに、装着型の作業支援ロボットを開発してきました。今回は「家電並みの販売価格」を実現することを目的に、自身では初めての量産品の製造となりました。今後もさらに軽く、より低価格を実現するための開発を続け、日本のみならず世界にも展開して、腰痛に悩まされることのない世界を、日本初の技術で実現していきたいです。

 

リコーテクノロジーズ株式会社 第二設計本部: 江間 裕通 本部長

 50万円から10万円台へのコストダウンということと、我々にとってもコンシューマー製品を設計することは初めてで、チャレンジングな部分がありましたが、情報機器開発で培ったリコーテクノロジーズの設計力と、リコーエレメックスの生産力で、イノフィスの要望にあったコストダウンおよび量産化に貢献できました。受託決定から量産まで約1年での短期開発というのは、画像関連機器の開発と比較するとかなりの短期間でしたが、イノフィスの意思決定が早く、そのスピード感は非常に勉強になりました。

 

マッスルスーツEveryの装着体験会

 記者発表後には、「マッスルスーツEvery」の装着体験会も実施されました。既存のマッスルスーツ®との重量や質感等の違いを体感いただき、変わらぬ補助力の高さもそれぞれ実感されていました。

 出席者の方からは、「20㎏のものなんて持てる気がしなかったけど、何度持ち上げても腰に負担がかからないですね」「(マッスルスーツEdgeと比較して)Everyのほうが装着感したときのホールド感が強いから、しっかり保護されている感じ」などの感想が寄せられました。

イノフィス「マッスルスーツ®」詳細

 東京理科大学 工学部 機械工学科 教授が2014年に開発した、装着型の作業支援ロボット。人や重い物を持ち上げる、中腰姿勢を続けるといった、身体に負担のかかる作業をする際の動作をアシストし、作業負担を軽減させるとともに、腰痛予防に貢献します。
 最大の特徴は、アクチュエータに、空気を駆動源とする人工筋肉(McKibben 型人工筋肉)を使用していることです。これにより、なめらかで自然な動きでありながら、最大で25.5kgfという強い補助力※2を発揮します。2014 年に初期モデルの販売を開始し、今年4月現在累計4,000台以上を販売しています。
 ※2. 補助力とは …腰部を補助するために、下半身に対して上半身を回転させる(すなわち、上半身を伸展させる)力を補強します。この回転力(トルク)の最大値はモデルによって異なり、100Nmから140Nmです。これは、腰部を中心とする回転軸から、0.4mの地点で25.5kgfから35.7kgfの補助力となります。

 

 

2021/3/29

【成果のポイント】
  • 国立大学法人広島大学ならびに株式会社システムフレンドで、遠隔医療、リハビリに活用可能な日常生活動作(ADL: Activities of Daily Living)推定手法に関する特許を共同出願
  • ADLデータ収集のためのデータ計測ソフトウェアを開発し、広島県内の複数クリニックでADLデータの収集を開始
  • 今後、高齢者の集まる場(通いの場)等でのデータ収集を実施する予定
  • NEDO「人工知能技術適用によるスマート社会の実現」事業の一環として実施
 
【概要】
高齢化社会を迎える日本では、日常生活に支援や介護が必要となる方が増加しており、自立して生活できる⾼齢者や⾝体障害者を増やせるよう、リハビリの効果と効率の向上が喫緊の課題となっています。リハビリの現場では、アウトカム評価として日常生活動作(Activities of daily living; ADL)の評価がされています。ADLは日常生活に必要な動作を分類した指標であり、患者の現状を客観的に把握、記録するために使われています。ADL評価は、医療現場では、理学療法士、作業療法士、看護師等が、直接動作を目視して評価を行っています。しかし、採点には専門的な知識が必要であり、多くの人的・時間的コストを必要とします。さらに、新型コロナウイルスの蔓延によって感染対策の徹底が求められており、医療介護従事者の負担が増加したうえに、経営的にも悪化する事業所も増加していることから、効果的・効率的なADL評価技術の必要性が高まっています。

この背景のもと、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)「健康長寿を楽しむスマートソサエティ・主体性のあるスキルアップを促進するAIスマートコーチング技術の開発」テーマにおいて、AIにより日常生活動作スコアを推定する技術開発を国立大学法人広島大学が中心となって行っています。今回、広島大学ならびに株式会社システムフレンドは、医療・介護現場で使われるADL指標を推定するための技術を開発し、共同で特許出願しました[特願2020-208941]。また、本特許出願技術を使った運動機能判定を行うためのデータ収集ソフトウェアを共同開発し、医療法人社団伯瑛会(理事長: 金田瑛司)の協力を得て、2020年7月から2021年3月にかけて、のぞみ整形外科クリニック西条、同ヒロシマ、同寺家において患者さまのデータ収集を実施しました。さらに、今後は、通いの場などの広島県内の高齢者支援の場や、広島県医工連携推進プロジェクト・チームが実施する「ひろしまヘルスケア実証フィールド」の活用し、運動機能データの収集を行う検討を行っています。

この取り組みを通じて、2022年度までに広島県内で延べ300人の高齢者の運動機能データ収集をおこないます。収集したデータをもとにADLスコアを推定するAI技術の精度をたかめ、2022年度末までには株式会社システムフレンドの医療機器「鑑AKIRA」の付加機能として販売することを計画しています。さらに、医療機器やロボットリハビリ機器等へのデータ提供によって、患者さまの状況に応じてリハビリ機器のパラメータが自動的に調整されるAIロボットリハビリ機器の開発への展開も視野に入れています。この取り組みを通じて、患者、医療従事者、国・自治体の三者にメリットのある次世代ヘルスケアサービスの創出を目指していきます。
株式会社システムフレンド2

データ収集ソフトによる運動機能データ収集風景

株式会社システムフレンド1

開発技術の将来展開

 

【本件に関するお問合せ先】
株式会社システムフレンド       取締役 東 有明
電話:082-943-9530    FAX:082-943-9531
メールアドレス:miraifukushi@systemfriend.co.jp

 

10月は骨強化月間!~ 運動している人は食への意識も高い! 
一方、骨のための栄養認知は2割未満

 

食生活を中心とした正しい情報を発信し、効率的な骨作りを推進する「コツコツ骨(ほね)ラボ」は、中高年層の骨の健康に関する意識およびその実態を把握することを目的として調査を行いました。10月は骨に関連した記念日(10月8日「骨と関節の日」、10月10日「転倒予防の日」、10月20日「世界骨粗鬆症デー」)が多く、またスポーツの秋でもあります。明確な症状が表れにくい「骨の健康」を意識するきっかけにして頂きたいと考え、骨ラボでは骨を丈夫にするレシピや体操を公開しています。

(レシピ) https://5252hone-lab.com/recipe/

 

【調査概要】

調査主体:コツコツ骨ラボ
調査期間:2019年8月20日(火)~8月23日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:40~60代の男女1,200名(各性・年代200名ずつの均等割付)

 

調査概要

調査概要

 

継続的な運動は、サルコペニアやフレイルの予防、生活習慣病などによる死亡リスクの低下に加え、脳の活性化にも効果的です。高齢者が骨を丈夫にするためには、激しい運動よりも散歩や家事程度の日常的な活動量を増やすことがおすすめです。時間がない、きっかけがないと思っている人も難しく考えたり億劫がったりせずに、毎日少しずつ体を動かすことで、骨にもいい刺激を与えられます。屋外で日光を浴びれば、骨を強くするビタミンDが体内で合成できて一石二鳥です。また、サバ・サンマなどの魚やきのこに含まれるビタミンD、納豆などに含まれるビタミンK2を含む食品をとることで、カルシウムの吸収・骨への沈着を助けます。いつまでも「骨のある人生」を送るための習慣を始めてみませんか。

(監修:林 泰史/コツコツ骨ラボ/原宿リハビリテーション病院名誉院長)

 

林 泰史

林 泰史

 

(1) 年を重ねるほど活動的!運動習慣がある60代は4割超

現在の運動習慣をたずねた結果、男女とも60代が最も多く、4割以上に運動習慣があり、昔から継続している人も多いことがわかりました。全体では、今後運動したい人も含めると約7割が運動に対して前向きであることがわかりました。

 

普段の運動状況

普段の運動状況

 

 

(2) 運動を始めた・再開した・今後したい理由の6割は「運動不足解消のため」

最近運動を始めた・再開した・今後運動したい理由は「運動不足の解消」や「今後の健康・体力維持」などの健康目的が多く、「ストレス発散」「友人・家族の誘い」などの内面的な理由より「筋肉をつけたい」「骨を丈夫にしたい」などの身体的な理由が上位を占めました。

 

運動を始めた・再開した・やってみたい理由

運動を始めた・再開した・やってみたい理由

 

(3) 運動するも、思った以上に体力や筋力の衰えを痛感

運動を始めた・再開した人は、思った以上に体力・持久力・筋力の衰えを感じる方が多いようです。また、運動したいと思いつつ現在していない理由として、運動経験者で「時間がない」未経験者で「何をしたらいいかわからない」が上位にあがり、運動を始めるまでのハードルの高さが伺えます。

 

運動をしていて予想外だったこと・トラブル経験

運動をしていて予想外だったこと・トラブル経験

運動をするにあたってのハードル

運動をするにあたってのハードル

 

(4) 運動している人は、食生活への意識も高い

運動している人は、運動していない人よりも食生活で心掛けていることがあることがわかりました。個別の食品では「ヨーグルト」「納豆」「魚」で約15%の差が生じ、運動面だけでなく、食生活の面においても健康意識の差が広がっていることが伺える結果となりました。

 

健康のために食生活で心がけていること×運動の状況

健康のために食生活で心がけていること×運動の状況

健康のために積極的に摂取している食品×運動の有無

健康のために積極的に摂取している食品×運動の有無

 

(5) カルシウムだけでは骨は強くならない!ビタミンK2の認知は2割未満

骨を丈夫にする栄養素は「カルシウム」以外認知が低く、「ビタミンD(カルシウムの吸収を高める)」は約6割、「ビタミンK2(カルシウムの沈着を助ける)」は2割未満の人にしか知られていません。また、名前はわかっていても骨を丈夫にする働きまでは知られておらず、超高齢社会においてより一層の認知拡大と積極摂取の促進が必要であることがわかりました。

 

栄養素の認知

栄養素の認知

骨を丈夫にするために必要な栄養素

骨を丈夫にするために必要な栄養素

 

 

(6) 骨粗しょう症患者の4人に1人は男性。骨に関する正しい理解が不足。

骨に関する知識の理解が進む一方、男性の骨粗しょう症患者の割合や骨の成長については誤った認識があることがわかりました。骨は20歳までに骨量のピークを迎え成長を完了しますが、その後も「作る」と「壊す」という代謝は繰り返されます。高齢になっても食生活や運動によって骨を丈夫にすることは可能です。超高齢社会においては女性だけでなく、男性も骨の健康を意識していきましょう。

(参考:骨づくりのために知っておきたい常識チェック! https://5252hone-lab.com/column/index07.html )

 

骨に関する知識の正答率

骨に関する知識の正答率

 

■コツコツ骨ラボとは

医学・栄養学などの有識者らを中心メンバーとし、健康な骨を作るための食生活を中心とした正しい情報の発信、調査、研究を通じ、効率的な骨作りを推進します。日本では高齢化が進み、骨粗しょう症やロコモティブシンドロームが深刻な問題として顕在化してきました。日本人の骨粗しょう症の総患者数は推計約1,300万人※とされ、平均寿命の延びに伴い女性だけでなく男性でも骨粗しょう症のリスクが高まっている現状があります。また、子どもの骨折が近年増えていることなどを受け、当ラボでは、子どもから高齢者まであらゆる年代の人々に役立つ健康な骨づくりの情報を発信してまいります。(※日本骨粗鬆症学会2015発表)

  • プロジェクト名: コツコツ骨ラボ
  • 設立年月日  : 2016年5月27日(金)
  • 活動目的   : 骨の健康維持に大切な『骨のゴールデン・トライアングル』の認知向上
  • 参画メンバー : 田中 清(コツコツ骨ラボ代表/神戸学院大学 栄養学部 教授)
             林 泰史(原宿リハビリテーション病院 名誉院長/骨粗鬆症財団評議員)
             佐藤 秀美(日本獣医生命科学大学 客員教授 栄養士)
             津川 尚子(大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 教授)
             石川 三知(Office LAC-U代表 管理栄養士 スポーツ栄養アドバイザー)
  • WEBサイト   : http://5252hone-lab.com
  • 主な活動概要 : – 各分野の専門家による骨づくりのための情報発信
             – 『骨のゴールデン・トライアングル』および健康な骨づくりの啓発活
             – セミナー・講演の開催・実施
             – 骨に関する意識・実態調査・発信
             – 企業・団体との共同研究
             ※今後の検討や環境変化により変更する場合があります。

 

骨のゴールデン・トライアングルとは?

骨のゴールデン・トライアングルとは?

 

 

2021/3/29

山口県と山口県歯科医師会、山口県歯科衛生士会、株式会社山口フィナンシャルグループ、サンスター株式会社、ライオン株式会社、株式会社ロッテは、「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」を締結しました。

山口県と山口県歯科医師会、山口県歯科衛生士会、株式会社山口フィナンシャルグループ、サンスター株式会社、ライオン株式会社、株式会社ロッテは、2021年3月26日(金)、「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」を締結しました。
 
main
 
株式会社ロッテ
https://www.lotte.co.jp/



山口県と山口県歯科医師会、山口県歯科衛生士会、株式会社山口フィナンシャルグループ、サンスター株式会社、ライオン株式会社、株式会社ロッテは、2021年3月26日(金)、「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」を締結しました。この協定は、「健口(けんこう)スマイル」をキーワードとした、健口スマイル推進事業を官民協働で推進することにより、県民の歯・口腔の機能低下の予防・改善および健康寿命の延伸を図ることを目的としています。



●本協定の主な内容
  1. 健口スマイル推進事業に向けた県・市町の施策の推進に関する事項
  2. 企業及び団体等における健口スマイル推進事業の推進に関する事項
  3. その他県民サービスの向上及び地域社会の活性化に関する事項

●「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」締結式概要
1. 実施日  2021年3月26日(金) 13:30~14:00
2. 実施場所 山口県庁4階 正庁会議室(対面およびオンライン形式)
3. 出席者
山口県知事  村岡 嗣政
公益社団法人山口県歯科医師会 会長 小山 茂幸
一般社団法人山口県歯科衛生士会 会長 金子 郁子
株式会社山口フィナンシャルグループ 取締役会長 グループCEO 吉村 猛
サンスター株式会社 代表取締役 吉岡 貴司
ライオン株式会社 取締役上席執行役員  久米 裕康
株式会社ロッテ マーケティング本部本部長・執行役員  平井 秀治



●株式会社ロッテマーケティング本部本部長執行役員 平井 秀治 コメント
 
sub1
 
今回、「やまぐち歯・口腔の健康づくり推進計画」などの先進的な取り組みを長年行われている、山口県庁様、山口県歯科医師会様、山口県歯科衛生士会様と、歯や口腔の機能低下の予防、改善、および、健康寿命の延伸に向け、ロッテも参画させていただくこととなりました。お声がけいただき、誠にありがとうございます。

弊社ロッテは、「噛むこと」の健康に対する効用を長年研究し、啓発活動にも努めてまいりました。近年では、社としてESG中期目標を掲げ、「噛むこと」を意識して実践している人の割合、および、歯と口の健康維持、むし歯の予防のために、「キシリトール」を生活に取り入れている人の割合を、2028年までに50%にすることを掲げております。高齢者のオーラルフレイル対策や幼児期のむし歯予防など、弊社で蓄積してきた経験を生かして、取り組みをご提案し、県民の皆様のQOL向上のため、貢献いたしたく思っております。

また、このたびは、口腔衛生やオーラルフレイルに対して先進的な取り組みをされている、サンスター様、ライオン様とも連携いただけること、大変光栄かつ楽しみに思っております。各企業様の長所を生かし、シナジー効果の高い協業が生まれ、山口県初の先進事例として今後全国に広がっていくことを期待しております。

弊社といたしましては、①噛むことの知見や咀嚼チェックガムを活かし、オーラルフレイルや栄養摂取の改善を目指す、噛むことの啓発活動、②キシリトールを活用したセルフケア実践の向上、および、妊産婦の方々などを対象とした、むし歯予防活動の推進、③食育プログラムや、アクティブラーニングツール、キシリトールサーバー等を活用した、幼児期・学童への予防・食育活動を中心として、お取り組みに参画したいと考えております。

弊社ロッテの強みである「噛むこと」と「キシリトール」の知見をツールとしてご活用いただき、山口県の皆様の健康増進と地域活性化に寄与すべく、全力で取り組みたいと考えております。何卒よろしくお願い申し上げます。


https://www.lotte.co.jp/
 
 

2021/3/26

シリーズ初の宅配専用商品!

 株式会社 明治(代表取締役社長:松田 克也)は、店頭売上 No.1 ※ の栄養食「明治メイバランス」シリーズ初の宅配専用商品「明治メイバランスのむヨーグルト(宅配専用)」を、 2021 年 4 月 5 日から全国で発売します。

※ インテージSDIデータ経口流動食市場ブランド別累計販売金額(2014年1月~2020年9月)

 

特長1
シリーズ初の宅配専用商品!食事の質を高めるのむヨーグルト

 

特長2
体に必要な6大栄養素をバランスよく配合

6_normal

明治2

「明治メイバランスのむヨーグルト(宅配専用)」 (100ml)

 

 「明治メイバランス」は、1995年に医療現場における患者さまの食事代替用商品として誕生しました。

 その後その価値を高くご評価いただき、市販用として「明治メイバランスMiniカップ」シリーズを発売するなど、20年以上にわたり多くのお客さまの栄養補給を支えてきました。

 このたび、手軽に栄養バランスを整えたい方に向けて、シリーズ初の宅配専用商品として本商品を発売します。体に必要な6大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラル)がバランスよく配合されているので、毎日の食事に1本プラスしていただくことで、不足しがちな栄養素を手軽においしく補うことができます。また、フラクトオリゴ糖、中鎖脂肪酸などの成分も配合しています。宅配で定期的にお届けするので、飲用を習慣化しやすく、日々の健康維持におすすめです。

 

 本商品の発売を通じ、お客さまの健康な毎日に貢献していくとともに、「明治メイバランス」の新たな顧客層獲得を目指してまいります。

 

こんな方におすすめ!「明治メイバランスMiniカップ」との比較

商品名明治メイバランスのむヨーグルト(宅配専用)明治メイバランスMiniカップ
種類別名称発酵乳栄養調整食品
内容量100ml125ml
販売経路宅配(専用)ドラッグストア、スーパー、ネット通販、宅配など
保存方法要冷蔵(10℃以下)常温保存可能
特長

明治が培ってきた発酵乳の技術で、

のむヨーグルトならではのおいしさを

味わえます。

1本あたり100kcal

バリエーション豊かな計13品で、

毎日飽きずに楽しめます。

1本あたり200kcal

 

201218 _MB

 

【この件に関するお問い合わせ先】

[会社名]株式会社 明治
[部署名]広報部
[担当者名]髙橋
[TEL]03-3273-0700
[Email]meiji.kouhou@meiji.com

 

2021/3/26

介護時の使用済みおむつのニオイもれを解決

エステー株式会社は、介護用品ブランドの「エールズ」から、使用済みのおむつや尿とりパッドの気になるニオイを吸着する炭を配合したシート「エールズ おむつニオわない炭シート」を4月1日から全国のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどで新発売します。
価格はオープンですが、店頭での実勢価格は税込み657円前後の見込みです。
 
「エールズ おむつニオわない炭シート」 
 
エステー1
 
エールズ おむつニオわない炭シート」は、使用済みのおむつや尿とりパッドの気になるニオイを吸いとる炭配合のシートです。
ビニール袋に使用済みのおむつ・尿とりパッドと一緒に入れたり、おむつ用ゴミ箱に直接入れたりすることで、在宅介護におけるニオイの困りごとで最も多い“ゴミ箱からもれるニオイ”を脱臭し、解決します。
これまでの「エールズ 介護家庭用 脱臭炭 ニオイとり紙 おむつ・尿とりパッド用」から、より利便性を高めた仕様にとなり、また商品名を「エールズ おむつニオわない炭シート」に変更して新発売します。
 
エステー2
 
パッケージには、従来のフィルム包装から、密閉感を高め、保管しやすい箱タイプに変更し、中身のシートを重ね折りにしたことで、片手でティッシュのように取り出せる使いやすさを実現しています。
使用量の目安は、おむつ・尿とりパッド1枚に対して炭シート1枚です。

内容量は、40枚入で、1枚当たりのサイズは、20cm×20cmの正方形となっています。
なお、「エールズ おむつニオわない炭シート」は、介護業界発展に向けて開発された商品として〔日本介護協会〕からの認定マーク(下)が付与されています。
 
エステー3 エステー4
 
◆商品の使い方やメカニズムなどについては、下記サイトにて紹介しています。
https://yells.st-c.co.jp/products/deodorize_paper/
 
Print

脱臭のメカニズム

【開発背景】
介護における生活用品の市場(※1)は年々伸長しており、2019年では前年比103.4%で約2,070億円の市場となっています(※2)。
また、高齢者人口の増加などを背景に、今後も市場は伸長し、2030年には約2,800億円の市場規模になると予想されています(※3)。
さらに、新型コロナウイルスの感染拡大状況において、施設利用の制限などもあり、在宅介護の機会が増えていると考えられる中で、家庭内での介護生活用品のニーズも高まっていると考えられます。

また、介護時の悩み事として、多くの人が“使用済みおむつのニオイもれ”を挙げている中で、使用済みおむつの後始末では、「ビニール袋」を使用している介護者が最も多く、レジ袋が有料化になった現在でも依然としてその状況は続いています(※4)。
しかし、ビニール袋を使用していても、時間が経つと袋の外にニオイがもれてきてしまいます (※5)。
こうしたことから、エステーでは、機会の拡大している在宅介護における「ニオイ問題」を解決すべく、在宅時や外出時に手軽に使えて、ニオイもれを防ぐことができ、さらに定期使用に合わせた40枚入りで、一枚ずつ取り出しやすい仕様となった「エールズ おむつニオわない炭シート」を開発しました。

(※1)「大人用紙おむつ」、「介護用ウェットティッシュ」、「高齢者向けシューズ」、「介護用消臭剤」、「清拭剤」、「介護用おむつ消臭袋」の6品目で構成される市場。
(※2.3)DS:富士経済「注目高齢者施設・住宅&介護関連市場の商圏分析と将来性2021」
(※4.5)DS:エステー調べ

 

エステー6

 

前向きな介護をあなたにも。介護ブランド「エールズ」
エールズ」は、現在の超高齢社会の課題に挙げられる「介護現場の不満・不便」を解消するブランドとして、“介護に携わる方にエールを送る”という意味をブランド名に込めて、2017年5月に立ち上げました。
新製品「エールズ おむつニオわない炭シート」のほか、介護空間のニオイを消臭する「エールズ 消臭力」と「エールズ 消臭力 ふとん消臭スプレー」、ポータブルトイレに放置した尿のニオイを消臭する「エールズ 消臭力 ポータブルトイレ消臭シート」などエステー独自のエアケア技術を採用した製品をラインナップしています。

 

エステー7

(左から)「エールズ 消臭力」と「エールズ 消臭力 ふとん消臭スプレー」「エールズ 消臭力 ポータブルトイレ消臭シート」

 

◆「エールズ」ブランドサイト
https://yells.st-c.co.jp/


【製品情報】
・製品名:エールズ おむつニオわない炭シート
・価格:オープン/店頭実勢価格:税込み657円前後
・発売日:2021年4月1日
・ルート: 全国のスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど
・内容量:40枚
・成分:活性炭、備長炭、パルプ
・初年度販売目標:16.2万個

 

AHBASE、シニア世代がワンちゃんと自宅でふれあえる 「ホームステイ」サービスを開始  犬と一緒に過ごせる機会を提供し、健康・生きがいづくりを支援

 

動物と人間の幸せな共生社会の実現を理念に掲げ、予防専門のクリニックやしつけ教室、わんちゃんとのふれあいやお散歩体験などのサービスを提供する複合施設を運営するAHBASE/エー・エイチ・ベース(所在地:東京都墨田区)は、60歳以上のシニア世代を対象に、AHBASE内のワンちゃんと自宅で一緒に過ごし、ふれあうことができる会員制の新サービス「シニアサプリ」を、9月25日から開始いたします。会員となることで、ワンちゃんとご自宅で一緒に過ごすことができます。

 

img_193555_1

ワンちゃんとふれあえるホームステイ

 

■新サービス「シニアサプリ」開始の背景

ペットを飼い、ふれあうことによるストレス緩和や精神の安定といった健康への好影響が指摘され、「アニマルセラピー」という言葉も近年注目を集めています。特にシニア層においては、「犬と暮らし、犬と散歩する人」は「ペットと暮らしていない人」と比べて男性で0.44歳、女性では2.79歳、健康寿命が延びる、という調査結果※もあるなど、健康への効果が大きいとされており、医療費削減につながるとも期待されています。

※一般社団法人ペットフード協会の調査より

一方で、シニア世代になってから犬を飼いたいと考えるも、自身の健康面への不安などから長期間一緒に過ごすことは難しいと感じ、飼うことを躊躇してしまう方も多くいます。

施設内でのふれあいや周辺での散歩体験など、これまでもAHBASEは気軽にワンちゃんと過ごせる機会を提供してきましたが、今回シニア世代の健康や生きがいづくりをサポートしたいという想いから、新サービス「シニアサプリ」を敬老の日を受けて開始することとなりました。シニア世代を対象とし、施設内やその周辺だけではなく、自宅でワンちゃんとふれあえる機会を提供いたします。ギフトとして会員サービスをプレゼントすることもできるようになっており、親元を離れた子どもから両親へのギフトとして、気軽にワンちゃんとふれあえる機会をプレゼントすることも可能です。

※サービスご利用前にはワンちゃんとの暮らし方、注意事項等の説明会の受講が必要となります。

 

■「シニアサプリ」概要

サービス内容 :会員制で、会員となった方はAHBASEのワンちゃんと
        ご自宅で毎月1泊、一緒に過ごすことができます。
サービス開始日:2019年9月25日
対象     :60歳以上のシニアの方
年会員料金  :30,000円(税別)
月会員料金  :5,000円(税別)
場所     :AHBASE(東京都墨田区横網1-9-2 NTT ドコモ墨田ビル低層棟)
        ※「JR両国駅」より徒歩5分程度
利用方法   :AHBASEの受付にて会員登録し、ワンちゃんとの暮らし方、
        注意事項等の説明会を受講いただいたのち、サービスをご利用いただくことができます。
お問合せ先  :tel : 03-5809-7786
        mail: ahbase-info@ahbase.jp

 

【参考・敬老の日イベント『シニアサプリDAY』開催】
URL: https://ah-base.com/event-news/973/

 

■AHBASE(エー・エイチ・ベース)とは( https://ah-base.com/ )

「動物と人間がお互いを助け合い、健康で豊かな生活が育める社会を作りたい」そのために「ワンちゃんを通して人が集い、コミュニケーションが生まれ、その中で情報が発信できる場所を作りたい」そんな想いから誕生したAHBASE。

ワンちゃんの予防クリニックやしつけ教室、ホテルを展開するほか、ハンディキャップや様々な個性を持ったワンちゃんとのふれあいやお散歩体験などを通してワンちゃんと暮らす楽しさや魅力を発信しています。彼らとふれあい家族としてお迎えいただけるサービスも展開しています。

 

img_193555_2

ドッグフレンドリーなカフェスペース

認知症の初期症状把握のため日本テクトシステムズの「ONSEI」活用

 

加賀電子株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:門 良一、以下「当社」)は、日本テクトシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:増岡 厳巌、以下「日本テクト」)が開発した声分析による認知機能チェックAIツール「ONSEI」を活用し、社員と社員の家族の脳の健康状態を定期的に確認し見守る取り組みを8月中旬より導入しましたのでお知らせします。なお、企業の福利厚生制度として社員や社員の家族を対象とした認知症定期スクリーニングの取組み事例は、国内企業では初めてとなります。


厚生労働省が2015年1月に策定した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」によると、我が国の認知症高齢者の数は、2012年で462万人、65歳以上の高齢者の約7人に1人と推計されます。高齢化の進展に伴い、今後、認知症の人の数は更に増加が見込まれ、高齢者に対する割合は2025年には5人に1人に上昇することが見込まれます。


認知症は現状ではまだ治らない病気の一つですが、軽度のうちに発見し対策を講じることで進行を遅らせることが、重症化予防には最も重要と言われています。
日本テクトは、「認知症に関わるすべての人、すべてのフィールドにソリューションを」を掲げ、学術的背景とIT技術を融合させて認知症医療へ貢献するシステム、サービスを提供しています。認知症領域に特化したICT企業として、独自にソフトウェアを開発し、大学病院、基幹病院、専門医療施設など全国の200を超える医療機関に採用されています。
今般、当社が導入する「ONSEI」は、声から軽度認知症の疑いを93%以上の正分類率でAIが判別可能なアプリケーションであり、スマートフォンやタブレットを使用するためことから誰でも簡単に検査することができます。

当社はこのアプリケーションを本年7月1日から12月31日までの6ヶ月間使用し、凡そ月に1回、継続的に使用することで脳の健康状態を把握し、脳の健康状態の変化などの状況把握を行います。
当社は、「ONSEI」導入により、軽度の認知症を早期発見することで、介護離職者など認知症に関連した企業内リスクを低減するとともに、当社社員の生活環境や業務意欲を高め、生産性の向上を目指します。加えて、既に訪れている高齢化社会に向けて、早期発見により認知症患者を少しでも減らす、社会貢献に繋がる取り組みを推進してまいります。

 

2596bcaebb

 

 

■本件に関するお問い合わせ先
日本テクトシステムズ株式会社
〒105-0012 東京都港区芝公園1-10-18 PMO芝大門 8階
TEL:03-6452-9893  FAX:03-6452-9894
担当:メディカルICT事業部 河田 亙丈(のぶたけ)(kawada@nippontect.co.jp)

加賀電子株式会社 人事部
〒101-8629 東京都千代田区神田松永町20番地
TEL:03-5657-0125  FAX:03-3254-7123
担当:人事部一課 太田 明宏 (akihiro@taxan.co.jp)

加賀電子株式会社 IR・広報室
〒101-8629 東京都千代田区神田松永町20番地
TEL:03-5657-0106  FAX:03-3254-7133
担当:IR・広報課 稲垣 康弘(y_inagaki@taxan.co.jp)

 

 

2021/3/26

エリエールブランドを展開する大王製紙株式会社(住所:東京都千代田区)は、大人用紙おむつ「アテント 紙パンツ用尿とりパッドぴったり超安心」を「アテント 紙パンツ用さらさらパッド通気性プラス」に商品名を変更し、2021年4月21日(水)より全国で発売します。
 
紙パンツ用パッド使用者の約3割が「装着中のムレ」に最も不満を感じており、使用時不満項目の第1位となっています。(当社調べ)この多くの生活者が不満に感じる「ムレ」に対し、従前品でご好評頂いている全面通気性シートを継承し、通気性の良さをわかりやすく伝える商品名とパッケージデザインへ一新しました。また、より生活者が手に取りやすい価格として、新たに2回吸収36枚入りのラインナップを追加します。
 
大王製紙2-1
 
■発売のねらい
 大人用紙パンツ用パッド市場(金額)は尿とりパッド内で、最も伸長しているセグメントであり、直近5年間で約170%※1に拡大しています。
 その背景として、交換時もパッドを交換するだけなので、おむつ交換が楽であることや経済的な負担を軽減することが生活者に受け入れられ、使用者が年々増加しています。また、紙パンツ用パッド1枚当たりの平均装着時間では約6時間使用しています。
 そのため、排尿後のムレはもちろんのこと、排尿していない時でも「装着中のムレ」に不満を感じる生活者が約3割と、使用時不満項目の中で最も高い割合を占めています。(当社調べ)
 当社紙パンツ用パッドは紙パンツと重ねて使うからこそムレにくさを求める生活者ニーズに応えていきます。
                                ※1: SRIデータ 2015年4月~2020年3月
■商品特長
1.全面通気性シートでさらっと快適
 おむつ内の湿気が逃げやすく、お肌さらさら快適です。
大王製紙2-2
 
2.ズレ止めテープ付き
 何度でも付け直しができ、ズレずにしっかり固定できます。

3. 脚回り安心立体ギャザー
 高さ約6㎝※2で脚回りのモレを防ぐ安心立体ギャザーが横モレを軽減します。 
 ※2: 当社調べ 股間部の吸収体からギャザーの上部までの長さ

4. 脚回りすっきり形状
5. 拡散スリット
6. 消臭機能付き
■商 品 名 : 『アテント 紙パンツ用さらさらパッド通気性プラス』
■発売時期 : 2021年4月21日(水)
■発売地区 : 全国
■商品規格 :
大王製紙2-3
 
■商品情報 : https://www.elleair.jp/attento/
■商品についてのお問い合わせ:エリエールお客様相談室
フリーダイヤル:0120-205205(受付時間:土・日・祝日を除く10:00~16:00)
 

新九州工場、地域住民と健康寿命の延伸をめざす

ユニ・チャーム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:高原 豪久)は、このたび福岡県京都郡苅田町の新松山臨海工業団地に新たに建設した九州工場で、高齢化の進行に伴う「閉じこもり」や「認知症」といった社会問題の改善に寄与するため、目的を持って社会と触れ合う認知症予防『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会と最新鋭の設備を備えた『工場見学』を、周辺の地域住民の方を対象に、2019年9月6日に実施しましたのでご報告します。

 

【『認知症予防ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会と『工場見学』参加者との集合写真】

img_193700_1

 

■認知症予防ソーシャル・ウォーキング(R)体験会の感想コメント

  • 70歳を過ぎ歩行に対して不安を感じていました。娘と参加できよい外出機会となりました。
  • 尿もれと認知症は関係ないと思っていました。これからは早いケアを心がけます。
  • 地域住民と一緒に世間話をしながら楽しくワイワイと歩くことができました。
  • 夫婦で参加しましたが、外出する楽しみ方が一つ増えました。継続したいと思います。

 

■新九州工場を見学された方の感想コメント

  • 最新の設備や世界を目指す技術が地元にあることを初めて知った。自慢したいと思います。
  • 清潔な工場で、孫に安心して使用できる紙おむつメーカーだと思いました。
  • クリーンな工場と、省人化を徹底した最新鋭の自動化工場に感動しました。
  • 想像を超えました!品質安定、自動化がここまで進んでいるのかと期待が持てました。
  • 徹底したロス品の再利用や排水レスによって、環境に配慮した工場だと驚きました。

 

『ソーシャル・ウォーキング(R)』とは

認知症予防には、適度な運動とバランスの良い食事で脳の健康状態を良好に保つ【生理的アプローチ】と、趣味やボランティア活動などで社会と接触し脳を刺激する【認知的アプローチ】を、双方バランスよく取り組むことが効果的と考えられています。

『ソーシャル・ウォーキング(R)』とは、当社が地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所監修のもと考案したもので、手軽にできる【生理的アプローチ】の代表であるウォーキングに、“目的”を持って“社会”と触れ合う【認知的アプローチ】の社会参加を組み合わせた認知症予防プログラムです。「社会参加&歩行」の造語で、人と関わり、楽しみながら歩くことを、誰でも取り組める形にした認知症予防のためのウォーキングプログラムです。

 

img_193700_2

 

■『認知症予防 ソーシャル・ウォーキング(R)』と『工場見学』の報告

日時  :2019年9月6日(金) 9:30~12:00
参加人数:60人 (平均年齢歳)64歳

 

<講義編>

【認知症のメカニズム―基礎知識を学習】
東京都健康長寿医療センターの藤原先生に、認知症予防に重要なポイントを解説いただきました。最新の科学的な研究結果を示し、継続したソーシャル・ウォーキングによる効果性についてお話しされました。参加者の多くが、メモを取りながら熱心に聞き入る様子が印象的でした。

 

img_193700_3

 

東京都健康長寿医療センター研究所 藤原部長

img_193700_4

認知症の予防には、人に感謝されるなどの社会貢献活動も有効となります。そして、みなさんの健康は家族の幸せです。社会との絆が広がることによって、みなさま自身も社会もハッピーになります。ぜひ、この機会にソーシャル・ウォーキングを始めていただければと思います。

 

【閉じこもりを誘発する尿もれ―予防と対処学習】

ユニ・チャーム排泄ケア研究所 梅林は、排泄トラブル発生のメカニズムと、予防と対処方法について解説しました。普段手軽に取り組めるケア方法として骨盤底筋体操も体験いただき、参加者から多くの質問がありました。

img_193700_5

 

ユニ・チャーム 排泄ケア研究所 梅林

img_193700_6

 

排泄のトラブルは早めの予防と対処が大切です。

ご自分の排泄の状況に応じた日常生活習慣の見直しや骨盤底トレーニング、専用品を活用したケアを上手に行いながら、いつまでも元気で自分らしいアクティブな日常生活をお過ごしいただけたら嬉しく思います。

 

<実技編>

【有酸素運動―ノルディック・ウォーク体験】

全日本ノルディック・ウォーク連盟 芝田指導員による、ポールを使った「ノルディック・ウォーク」の指導をいただきました。正しい姿勢で歩くことに加えて、普段の歩幅と、ポールを使った時の歩幅の違いを確認し、効率よく有酸素運動ができることを体感しました。

 

img_193700_7

 

全日本ノルディック・ウォーク連盟 芝田指導員

img_193700_8

普段のウォーキングより効率的に有酸素運動をするには、ポールを使用した「ノルディック・ウォーク」がおすすめ。普通に歩くより、1.2~1.3倍のエネルギー消費につながります。各地に、全日本ノルディック・ウォーク連盟がありますのでお気軽にお声がけください。よろしくお願いします。

 

<見学編>

【安定した生産・安心できる品質・最新鋭の設備を見学】

img_193700_9

 

img_193700_10

 

img_193700_11

 

ユニ・チャームプロダクツ 九州工場 工場長 辻

img_193700_12

 

環境に徹底的に配慮した排水レス・排気レスな最先端の工場となります。資材搬入から出荷に至るまで、最新鋭の設備が安心・安全に生産します。是非クリーンで省人化の工場をご見学ください。また、地域住民の方々と共に共生社会の実現を目指し、健康寿命の延伸に繋がることを願っております。

 

■新九州工場の概要と解説動画

国内4拠点目となる九州工場は、スマートファクトリーのコンセプトのもと2019年春、操業を開始しました。これまで培ったモノづくりの知恵と新たな技術を融合させ、既存の自社工場にはない様々な自動設備の搭載や、IoTを活用した最先端の工場となります。

この新工場は輸出拠点としての利便性に加え、国内物流の効率化も図っていきます。

また、事業継続性の観点から、大災害等で他生産拠点が操業停止した際の緊急拠点としても万全の供給体制を整えています。

九州工場は、「共生社会」の実現に向け地域の活性化や雇用にも貢献しながら、世界No.1の感動と安心と信頼の「モノ創り」工場を目指していきます。

 

img_193700_13

 

※映像内のユニ・チャームプロダクツ株式会社は、ユニ・チャーム株式会社の100%出資の子会社です。

 

【参加者アンケートの一部ご紹介】

Q:『認知症予防 ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会の満足度をお聞かせください。

→体験会参加者の97%が、体験会を通じて「満足した」と回答されました。

img_193700_14

 

Q:体験会で興味を持ち、今後どの程度の頻度で、生活に取り入れたいと思いますか。

→参会者の78%が、週3回以上生活に取り入れたいと回答されました。

img_193700_15

 

Q:認知症を予防するために、いつからはじめるべきだと思いますか。

→体験会参加者の97%が、「今すぐ」、「早い段階から」はじめるべきと回答されました。

img_193700_16

 

Q:『九州工場』見学会の満足度をお聞かせください。

→工場見学者の97%が、新九州工場の見学を通じて「満足した」と回答されました。

img_193700_17

 

Q:『九州工場』見学会を行い、今後期待できる点をお聞かせください。

→工場見学者は、九州工場に期待している点として、「環境にやさしい工場」73%、「地域の雇用創出」52%、と周辺住民として期待感を持てる工場として回答されました。

img_193700_18

 

【『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会 過去の様子・お問い合わせ先】

これまで実施した認知症予防『ソーシャル・ウォーキング(R)』体験会は、ライフリーホームページでご覧いただけます。

http://www.unicharm.co.jp/lifree/dementia-prevention/index.html

 

img_193700_19

 

また、認知症予防の『ソーシャル・ウォーキング(R)』に取り組んでいただける団体や自治体をサポートいたします。詳しくは下記事務局までお問い合わせください。

電話  : 03-6809-0117
受付時間: 10:00~17:00(土・日・祝祭日を除く)
Mail  : info@social-walking.com

ユニ・チャームでは尿もれケア商品で不安のない外出をサポートするとともに、
『ソーシャル・ウォーキング(R)』の推進によって、認知症の予防へ寄与していきます。

 

■会社概要
社名  :ユニ・チャーム株式会社
設立  :1961年2月10日
本店  :愛媛県四国中央市金生町下分182番地
本社  :東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
社員数 :グループ合計15,757名(2017年12月)
事業内容:ベビーケア関連製品、フェミニンケア関連製品、
     ヘルスケア関連製品、化粧パフ、ハウスホールド製品、
     ペットケア関連製品、産業資材、食品包材等の販売

 

≪消費者の方のお問い合わせ先≫
ユニ・チャーム株式会社 お客様相談センター
TEL:0120-041-062
ユニ・チャーム株式会社 ホームページアドレス
http://www.unicharm.co.jp

 

 

2021/3/26

吸収量10%UP*!1枚でおしっこ約5.5回分**吸収!

エリエールブランドを展開する大王製紙株式会社(住所:東京都千代田区)は、大人用紙おむつ「アテント さらさらパンツ 長時間お肌あんしん」を「アテント 昼1枚安心パンツ長時間快適プラス」に商品名を変更し、2021年4月21日(水)より全国で発売します。

昨今の外出自粛により在宅介護が増加するとともに、介護者との接触頻度を減らすため、紙おむつの交換回数を 低減するといったニーズが高まっています。(当社調べ)これら生活者変化に対応し、長時間1枚で安心の吸収量とモレ防止機能を備えた商品へと改良しました。

大王製紙1

発売のねらい
昨年からのコロナ禍により、在宅介護が増加傾向にあります。以前はデイサービスなどの通所介護サービスを利用していた方が在宅介護に切り替えることが要因のひとつとして挙げられます。また、介護者、被介護者それぞれの負担軽減と接触頻度を減らすため、吸収量の多い紙パンツが求められています。
そこで、今回発売する「アテント 昼1枚安心パンツ長時間快適プラス」は、吸収量10%UP(当社従来品比)に 加え、背モレ防止ポケットを採用し、モレへの不安を軽減しました。また、すっきり伸縮ゴムの採用で装着感のゴワつきも解消しました。
 アテントは、この商品で、モレへの不安を解消したい方、日中なかなか交換ができない方を含め、在宅介護を より快適に過ごせるようにサポートしていきたいと思っております。

■商品特長
大王製紙21.リニューアル 吸収量10%UP*
 約5.5回分**の吸収量!朝と夜の交換だけでも長時間安心です。
 *当社従来品比 **1回の排尿量150mlとして当社測定方法による

2.リニューアル 背モレ防止ポケット付き
座位や寝た姿勢で多く発生する、
背中からのあふれモレを防ぎます。

3.リニューアル  すっきり伸縮ゴム採用!
前側とおしり部分のゴワつきを解消し、
しっかりフィットするので、
紙パンツをはいた際のモコモコ感が気になりません。

4.やわらかい肌触り
5.片手で上げ下げらくらくギャザー
6.お肌さらさら全面通気性シート
7.消臭機能付き

■商 品 名 : 『アテント 昼1枚安心パンツ 長時間快適プラス』
■発売時期 : 2021年4月21日(水)
■発売地区 : 全国

大王製紙3

 

■商品規格 : 商品情報 : https://www.elleair.jp/attento/
■商品についてのお問合せ:エリエールお客様相談室
フリーダイヤル:0120-205205 MAIL:https://www.elleair.jp/inquiry/rules
 (受付時間:土日祝日を除く10:00~16:00)

2021/3/26

介護旅行サービス「旅介」を運営する東京トラベルパートナーズ株式会社は、自宅や介護施設から全国のお花見を楽しめる参加型オンラインツアーシリーズ ~さくらプロジェクト 2021 ~ を開催します。

■開催日:2021年 3月 29日(月) ~ 4月 30日 (金) の12日間 (*詳細は後述)
■スケジュール:14:00 ~ 15:00 
■参加費用:無料
 
介護施設向け旅行サービス「旅介(たびすけ)」(https://www.tokyotravelpartners.jp)を運営する東京トラベルパートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区/代表:栗原茂行)は、全国各地の桜の映像を参加型オンラインツアーでお届けする ~さくらプロジェクト 2021 ~ を開催します。
 
東京トラベルパートナーズ1

角館 樺細工伝承館の桜

新型コロナウイルス感染症の影響で介護施設のご利用者・ご入居者の方を旅行にお連れすることが難しくなった2020年、新感覚の介護施設向けレクリエーション「旅介オンラインツアー」が始動。2021年はそのノウハウを活かして、全国12か所の著名な桜の景勝地から生中継の映像をお届けします。介護施設のご利用者・ご入居者の方向けのツアーですが、おうち時間でお花見観光を楽しめるイベントとして、個人でのご参加も受け付けています。
専用サイト「旅介ちゃんねる」より登録・視聴いただけます。

旅介ちゃんねる
https://ttptabisuke.jp/

~ 「旅介オンラインツアー」3つの特長 ~

■生中継
開始時間は介護施設のレクリエーションに合わせて14時~15時の1時間。生中継で配信されます。日本全国および海外からのご参加者は、出演者と同じ時間を共有します。
*桜の開花状況により、一部録画の映像を挿入する場合があります。

■高画質
フルハイビジョン以上、ハイクオリティの高画質で、臨場感のある美しく鮮明な映像をご覧いただきます。ご参加者は、ご自身が桜の名所を旅行しているような体験をすることができます。

■参加型
オンラインツアー中はチャットの書き込みを通して、常に出演者とやり取りを楽しむことができます。クイズや川柳などの企画へも、チャット機能からご参加いただけます。途中で体操をはさむなど健康に留意した配慮がなされており、介護施設でレクリエーションとしてご利用いただける内容となっています。

東京トラベルパートナーズ2

旅介オンラインツアー クイズコーナー

東京トラベルパートナーズ3

介護施設でのご視聴風景

東京トラベルパートナーズ4

上段左から:アキラ100%さん、眠梨桜さん、下段左から:ごぼう先生/簗瀬寛さん、しょーた☆

 

アキラ100%さん(芸人、俳優)
眠梨桜さん(車いすYoutuber)
ごぼう先生/簗瀬寛さん(株式会社GOBOU代表取締役、「大人のための体操のお兄さん」)
しょーた☆(旅介オンライン添乗員)

~ さくらプロジェクト 2021 ~ 日程一覧

3月 29日(月) 小田原城(神奈川県) アキラ100%さんご出演
3月 31日(水) 千鳥ヶ淵(東京都) 眠梨桜さんご出演
4月 2日(金) 建長寺(神奈川県) しょーた☆
4月 5日(月) 岡崎城(愛知県) ごぼう先生ご出演
4月 6日(火) 姫路城(兵庫県) しょーた☆
4月 7日(水) 仁和寺(京都府) しょーた☆
4月 12日(月) 高遠城址公園(長野県)
4月 13日(火) 上田城址公園(長野県)
4月 16日(金) 鶴ヶ城(福島県) しょーた☆
4月 23日(金) 角館(秋田県) アキラ100%さんご出演
4月 28日(水) 弘前城(青森県) しょーた☆
4月 30日(金) 五稜郭(北海道) しょーた☆
*すべてのツアーは1週間のアーカイブ視聴が可能です。

東京トラベルパートナーズ5

五稜郭の桜

 

■旅介(たびすけ)とは
「全ての人が気軽に旅行、外出に行ける社会」を目指した、東京トラベルパートナーズ株式会社が運営する介護施設向け旅行サービスです。
介護施設のご入居者・ご利用者の方を旅行にお連れするのはもちろん、「旅行がやってくる」というコンセプトのもと、VRやオンラインコンテンツを使用したり、サンバダンサーや歌舞伎役者を介護施設に招いたりして旅行を体験していただくサービスを行っています。

■旅介オンラインツアーについて
すべての人が気軽に旅行を楽しめる社会を目指し、介護施設向け旅行サービスを展開する旅介がオンラインツアーを思い立ったのは、新型コロナウイルス感染拡大によるお花見ツアーの自粛がきっかけでした。
1年で一番楽しみにされている方も多い「お花見」を、外出ができなくても届けられないか。そんな状況下、2020年3月の末にオンラインお花見企画「さくらプロジェクト」を実施いたしました。
介護施設や医療施設では、施設内感染への緊張感が続き、まだまだ安心して外出ができる状況ではなく、ご家族との面会もできない厳しい状況が続いております。
介護施設向けの旅行サービスを行っている旅介が、どんな形でお役に立てるか考えた結果、改めて設立当初の想いでもある、「介護施設に旅行の感動をお届けする」ことを実践する「旅介オンライン」を実施することになりました。
現在では600施設以上の介護・医療施設が、オンラインツアーにご参加をいただき、2万5,000名以上のお客様にご視聴いただきました。
1年の配信実績で、旅介オンラインツアーは進化を遂げ、クイズや川柳、体操などを取り入れ、介護施設向けレクリエーションとしての形を確立。海外からも参加でき、今後はオンラインツアーで訪れた場所のお土産を購入できるオプションなども検討されている、介護施設向けレクリエーションの枠を超えた地方創生の役割を担う可能性をも秘めている事業です。

東京トラベルパートナーズ6

旅介オンライン配信現場の様子

 

【東京トラベルパートナーズ株式会社】
介護施設向け旅行サービス「旅介(たびすけ)」を運営する旅行会社です。
介護施設向け団体ツアーの他、個人向けバリアフリー対応パッケージツアーも承ります。
https://www.tokyotravelpartners.jp/

<事業内容>
・介護施設向け旅行サービス「旅介」
・介護施設向けオンラインツアーサービス「旅介オンラインツアー」
・フランス発オンラインツアーサービス「ONYVA!」
・会議室「新宿クイントサロン」
・一般旅客自動車運送事業

 

人気の和牛ハンバーグ 9月「山形牛」が初登場  
『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』月1回は高級食材にこだわり、心にも栄養を

 

高齢者専門宅配サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋洋)は、高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』で、「高級食材」を使った特別メニュー(行事食)を月1回、約350店舗全店で提供しています。

9月の行事食は、今回初となる「山形牛」のハンバーグを提供しました。2018年10月にも黒毛和牛のハンバーグを提供しましたが、ハンバーグは人気の行事食の中でも、お客様からの評価が高く、今年も和牛のハンバーグを提供することを決定しました。更に今年は付加価値をつけ、ブランド牛である山形牛で提供することにより、ご自身の楽しみと家族や友人との話題がさらに広がってほしいという思いがあります。この月1回の行事食は「車海老の天ぷら」「金目鯛の煮つけ」など、今まで様々な高級食材を使ったメニューがありましたが、価格は通常のお弁当(普通食)と同じ500円(税別)で提供しています。

 

44c5555a62

 

今回提供した山形牛ハンバーグは、肉質のきめ細やかさ、甘い風味の脂身を味わっていただくために、肉を粗めに挽き、ハンバーグの表面を香ばしく焼き上げ、肉の旨味を閉じ込めました。また、山形牛の旨味を十分に感じられるよう合挽きにせず、牛肉のみを使用し、塩分も控えめにしています。メニューの企画から完成までの約3カ月、肉の挽き方、成形方法、焼き加減、味付けなどの微調整を繰り返してレシピを決定しました。
ハンバーグは、子供にとってもご馳走であり、子育て中に「作るのに手間はかかるけど、子供の笑顔のために一生懸命作った」という思い出がある人が多いことから、昔を思い出し家族との会話も広がります。そして、日常で頻繁に食べることのない「山形牛」という魅力的な食材をいつものお弁当の同じ値段で食べられたという自慢話につながることもあります。行事食を通じて思い出話で盛り上がり、特別な日の“ワクワク”した気持ちになるなど、まさに“心の栄養”を提供する食事となります。


今後提供する行事食も初提供のメニューが決定しており、10月は「ふかひれ姿煮弁当」を30日(水)の夕食で提供します。中華料理の高級食材「ふかひれ」を姿ごと使用し、鶏白湯、醤油、オイスターソースなどで、まろやかなコクのある味に仕立てた本格的なスープで煮込みました。「ふかひれ姿煮」をメインに、エビチリソースやジャンボ肉だんご、ザーサイなどの中華料理で副菜を彩った、特製中華弁当です。このメニューも、お客様の新たな楽しみの1つとなり、家族や友人、配達スタッフと“おしゃべり”が広がることをイメージしながら準備を進めています。

 

aa184a2c53

 

当社では、月1回の行事食は「心の栄養」、通常のお弁当は「体の栄養」を提供できるようメニューを考案しています。
「体の栄養」では、厚生労働省が推進する、「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガイドライン」に準拠すべく、日本の課題となっている在宅高齢者の低栄養・フレイル対策として、食が細くなりがちな高齢者でも食べきれる量で1食につき20g(±20%)のたんぱく質量を摂取可能なお弁当の提供を2018年秋より開始しました。
今回提供する山形牛ハンバーグのような「心の栄養」となる行事食は、食材の原価や手間はかかっても「楽しみにしてほしい」という思いを1番に提供してきました。「会社に勤めていたころ、あそこのレストランで会食したときのお肉も美味しかった」「結婚式の披露宴のメニューにあったな」「家族の特別な日に作った」など、行事食を通じて昔の出来事を思いだし、話しが弾み、次の食事も楽しみになる。そのような心の動きが「生きる楽しみ」につながると考えています。

当社は今後、人生100年時代において、健康寿命伸長に大きく関わる「食」に関しての取り組みとして、さらに積極的に在宅高齢者の栄養バランスをサポートする取り組みを行ってまいります。


【高齢者専門宅配弁当店「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」】
当社は現在、高齢者専門宅配弁当店「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」を、全国で約350店舗展開しており、うち約300箇所の市区町村行政から業務委託を受けています。
「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」では、在宅介護を受けている高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しています。昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、より顧客に近しい存在となるべく努めています。また、お届けの際に倒れているなどの異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーやご家族と連動する地域密着型の独自のサービスを展開しています。年金のみで生活している高齢者が大半の為、利用者の懐にやさしいワンコイン弁当(500円)を基本とし、ルート配送することで配達コストを低減し、創業時から値段を変えずに届けています。食事の内容は全て管理栄養士が監修しており、高齢者の健康に配慮した「普通食」のほか、しっかりとお食事をとりたい活動的な方向けの「健康ボリューム食」、噛む力・飲み込む力が弱った方向けの「やわらか食」「ムースセット食」など、高齢者の生活や状態に合わせてバラエティー豊かな宅配弁当を提供しています。
また、食事とは体の栄養になるだけでなく、心の栄養にもなければならないと考え、毎月の楽しみとして月1回「行事食」という特別な弁当を提供しています。その食材は、黒毛和牛のハンバーグや車エビの天ぷら、国産のうなぎを用いたうな丼など、高齢者が食べる喜びを感じ、家族や友人に思わず自慢したくなるような弁当を目指したものとなっています。
当社は過疎化などで人口の50%以上が65歳以上となった「限界集落」と呼ばれる地域にも積極的にサービスを展開しています。愛着のある家でいつまでも暮らしたいと願う高齢者は非常に多く、そんな方々が生まれ育った街でいきいきと暮らせるよう、「沖永良部島」や「壱岐島」、「五島列島」などの離島や山間部にもお食事をお届けしています。

 

915da2bf21

 

【会社概要】
会社名: 株式会社シニアライフクリエイト
代表: 代表取締役社長  高橋 洋
本社: 東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
TEL. 03-5427-3981
ホームページ: http://slc-123.co.jp/
設立: 1999年12月
資本金: 28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」フランチャイズ本部の運営


<本件に関するお問い合わせ先>
シニアライフクエイト広報事務局
担当:柴山(070-1389-0172)
メール:pr@netamoto.co.jp
TEL:03-5411-0066  
FAX:03-3401-7788

 

 

2021/3/19

【緊急独自レポート】孤独・孤立対策担当相が新設され、注目される孤独・孤立問題。孤独・孤立対策のキーワードは「つながり」「つなぐ」

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛生活の長期化で孤独・孤立の問題が深刻化しています。
そんな中、政府は「望まない孤独」に対して、「つながり」をキーワードに今後の対策を検討し始めました。
こうした中、高齢者と家族、地域をつなぐ「まごチャンネル」を開発する株式会社チカク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:梶原健司、以下「チカク」)は、昨今の高齢者の孤独・孤立の現状について動向をまとめてみました。
今後の企画等のご参考にしていただければ幸いです。
 
【国の動き】
■孤独・孤立対策担当相を新設し、「骨太の方針」に対策を盛り込む予定

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛生活の長期化で孤独・孤立の問題が深刻化していることを受け、政府は今年2月に孤独・孤立対策担当相を新設し、内閣官房に孤独・孤立対策担当室を設置しました。これを受けて自民党は孤独・孤立対策特命委員会を、公明党は社会的孤立防止対策本部をそれぞれ設置し、今夏に策定する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に「孤独・孤立問題」の体系的な対策を盛り込む予定です。

■孤独・孤立対策のキーワードは「つながり・つなぐ」
今年2月25日に総理大臣官邸で「孤立を防ぎ、不安に寄り添い、つながるための緊急フォーラム」が開催され、政府と民間支援団体の関係者が意見交換を行いました。
フォーラムに参加した加藤勝信官房長官は次のように発言をしています。
「それぞれのお話を聞いても、やはりキーワードは孤独、不安に対して『つながり』ということが非常に大事だということであります。どう相談につなげていくのか。そしてその相談に来られた方をどう必要な支援につなげていくのか。しかも、それが一過性ではなくて、継続してつなげていけるかが非常にポイントなのだろうと思いました」(※1)
また、坂本哲志孤独・孤立対策担当相は、フォーラム出席後に自身のブログで次のように述べています。
「共通して出た言葉は『つながり・つなぐ』です。望まざる孤独に陥っておられる方々に、いろいろな形での『つながり』を持ってもらう事、『つないで』あげる事の重要性が述べられました」(※2)

(※1)孤独・孤立を防ぎ、不安に寄り添い、つながるための緊急フォーラム 議事要旨(内閣官房HP)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodoku_tsunagaru_forum/dai1/gijiyousi.pdf
(※2)坂本哲志衆議院議員HP
https://www.tetusi.com/diary/2021/4337/

【高齢者を取り巻く環境】
■コロナ禍の長期化に伴って家族と会う機会が減り、高齢の親の状況を把握しにくい状況が続いている

第一生命経済研究所の調査では「新型コロナウイルスの感染拡大以降、別居する家族・親族と直接会う機会が減った」と答えた人は8割を超えています(※3)。また、セコムの調査では、70歳以上の親と違う県に住んでいる全国40代、50代の男女の約8割が「離れて暮らす親に心配や気がかりなことがある」と答えています(※4)。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、離れて暮らす家族と直接会う機会が減り、高齢の親の状況を把握しにくい状況が続いていることが伺えます。
 
sub5
 
(※3)第一生命経済研究所「第3回 新型コロナウイルスによる生活と意識の変化に関する調査(家族編)」
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/ldi/2020/news2010_04.pdf
 
sub1
 
(※4)セコム株式会社「親の見守りについての調査」(2020年3月5日発表)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000036837.html

 

■高齢者を地域で見守る機会が減少している
全民児連によると地域の身近な相談相手である民生委員は高齢化が進み、2016年には60代以上が85%を占めて平均年齢は66歳を超え、各地で定員割れが続いています(※5)。
また総務省の情報通信白書によると、町内会・自治会への参加頻度は1968年から2007年までの間に大幅に低下しています(※6)。また地域を基盤とする高齢者の任意団体である老人クラブの会員数は2015年の590万人から2019年には500万人を下回るまで減少しています(※7)。
高齢者を地域で見守る人や機会が減っており、高齢者の孤独・孤立がより進むことが懸念されます。

(※5)全国民生委員児童委員連合会「民生委員・児童委員 定量調査」 
https://www2.shakyo.or.jp/wp-content/uploads/2019/03/386f648a162f2017b534959002a28858.pdf
(※6)総務省「平成22年版 情報通信白書」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h22/html/md121200.html
(※7)厚生労働省「令和元年度福祉行政報告例の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/gyousei/19/dl/kekka_gaiyo.pdf

■コロナ禍で高齢者に最新の行政情報を届けにくくなっている
これまで自治体はインターネットを活用した行政情報の提供については、ホームページ等を中心に行ってきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で行政情報の更新頻度が高くなる中、インターネット環境がない高齢者等の住民に対し、最新の行政情報を届けるための模索が続いています。
  • 市内を走るゴミ収集車のスピーカーからコロナウイルス注意喚起を放送(※8 東京都小平市)
  • 市内115箇所に設置した防災行政無線を通じて、感染拡大防止に関する呼びかけを実施(※9 埼玉県狭山市)
  • 市内にあるFMラジオ局を活用して市政情報や防災・災害情報を提供(※10 大阪府八尾市)
  • 回覧板を回覧することに感染リスクがあるものの、情報弱者への貴重な情報伝達手段として位置づけていることから苦肉の策として、直接手渡しすることを避け、ポストへの投函による受け渡しを推奨(※11 兵庫県尼崎市)
新型コロナウイルスの感染拡大で改めて自治体の情報伝達のあり方の難しさが顕在化していることが伺えます。

(※8)東京都小平市HP
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/086/086503.html
(※9)埼玉県狭山市HP
https://www.city.sayama.saitama.jp/kurashi/shiminsanka/katsudoshien/coronabousaimusen.html
(※10)大阪府八尾市HP
https://www.city.yao.osaka.jp/0000002731.html
(※11)兵庫県尼崎市HP
https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/siminsanka/1021199/1021195.html

【孤立化する高齢者】
■一人暮らしの高齢者が増え、親戚付き合いが希薄化し、高齢者の孤立化が進んでいる

内閣府が発行する高齢社会白書によれば、65歳以上で一人暮らしをしている高齢者の数は、1995年の約220万人から2015年には約592万人となり、この20年で2.5倍以上に増えています(※12)。
 
sub3
(※12)内閣府「令和2年版 高齢社会白書」を基にチカク作成
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/zenbun/pdf/1s1s_03.pdf

筑波大学の研究では「社会的孤立の対策先進国である英国と比較すると、日本では高齢者の社会的孤立が悪化しており、特に親戚付き合いの希薄化が顕著である」という報告がされています(※13)。
 
sub14
 
(※13)辻大士(筑波大学)「高齢者の社会的孤立、英国より日本で悪化」
JAGES Press Release NO:242-20-33
https://www.jages.net/library/pressrelease/?action=cabinet_action_main_download&block_id=3849&room_id=549&cabinet_id=234&file_id=9117&upload_id=11203

【自殺の増加】
■「孤独感」が原因・動機で自殺をした人の過半数が高齢者

厚生労働省によると、2020年の自殺者数は21,077人(暫定値)で、11年ぶりに増加に転じました。
中でも「孤独感」が原因・動機で自殺をした人(434人)の過半数(237人)を60歳以上の高齢者が占め、また、60歳未満の自殺者の前年比増加率が22%に対し、60歳以上の高齢者の自殺者は41%も増加しています(※14)
 
sub13 sub12
 
(※14)厚生労働省「自殺の統計」を基にチカク作成
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsu_year.html

【高齢者の孤独感の解消のために】
■家族や友人との非対面でのコミュニケーションにも抑うつ効果

日本福祉大学健康社会研究センターの分析では、対面での交流頻度が乏しくても、週1回以上、電話やメールで家族や友人と交流した高齢者は、連絡を取らなかった人と比べ、抑うつ傾向を示す割合が低くなることが明らかになったと報告されています(※15)。
 
sub2
 
(※15)福定正城、斉藤雅茂(日本福祉大学)「新型コロナ対策への示唆 電話・メールでの交流のみでも健康リスクは軽減されるのか(第1報)」
JAGES Press Release NO: 225-20-16
https://www.jages.net/library/pressrelease/?action=cabinet_action_main_download&block_id=3849&room_id=549&cabinet_id=234&file_id=9100&upload_id=11186

■ICTの活用が高齢者の孤独感を和らげる
日本福祉大学の検討によると、65歳以上の高齢者で他者とのつながりのためにインターネットを使っている人はそうでない人に比べて主観的幸福度が29%高いことが報告されています(※16)。
 
main
 
(※16)大田康博(日本福祉大学)「ネットによるつながりがあると健康な人が1.6倍」を基にチカク作成
JAGES Press Release NO: 217-20-8
https://www.jages.net/library/covid-19/?action=common_download_main&upload_id=9217

■高齢者と離れて暮らす家族や地域、自治体をつなぐ「まごチャンネル」
スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、 テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる 「まごチャンネル」は、高齢者に離れて暮らす家族や身近な友人との会話を増やすきっかけを提供し、高齢者の孤独感を和らげる効果が期待されています。
2019年11月にチカクが実施した50~90代の「まごチャンネル」利用者123名を対象にした調査では、97%の方が、同居家族や、息子娘世帯、親戚、友人などいずれかの人との会話が「増加した」と答え、「まごチャンネル」が身近な方々との交流の活性化に有効な可能性が示されました。
https://www.mago-ch.com/news/2019-11-19
最近では、全国の自治体からのお問い合わせも多数いただいており、災害時の避難方法や健康維持のための体操動画の配信など、高齢者と行政をつなぐ実証実験も大阪府泉大津市と実施しています。
https://www.mago-ch.com/news/2020-07-15
 
sub9
 

発売日:2016年6月
価 格:本体19,800円(税込)、サービス利用料月額1,250円〜

販 売:まごチャンネル公式ストア、Amazon
https://www.mago-ch.com/

【株式会社チカク(まごチャンネル)について】
チカクは「シニア・ファースト」をミッションとした、 高齢者のDXを推進するエイジテック企業です。 第一弾プロジェクトとして、 スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、 テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる 「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク: https://www.chikaku.co.jp/
 

~いつまでも、自分で前に進み続けたいと願うシニアのために~ 

天然アスタキサンチン原料と製品を世界中に供給しているアスタキサンチンのパイオニア、アスタリール株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:西⽥光德)は、年齢を重ねてもいつまでも自分で前に進みたいと願うシニアに向けた栄養機能食品『アスタビータぜんしん』を、2019年10月16日(水)よりアスタビータオンラインショップで発売します。

アスタリール株式会社は、アスタキサンチンに関する多くの研究を重ね、皆様の健康維持に貢献する製品の提供を行ってまいりました。2019年4月25日には、シニアにおけるアスタキサンチンの臨床研究成果をまとめたニュースレター『~4月28日はシニアーズデイ~知られざる天然アスタキサンチンの実力 美容や眼精疲労だけじゃない!筋肉や認知能力にも期待できる「持久力」』(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000016011.html)を発行し、多くの反響をいただきました。


■健康の質に注目
健康とは「病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあること」※とWHO憲章では定義されています。20代をピークに筋肉や肌、反射神経など体の様々な機能が減少していくと言われていますが、それとは引き換えに積み重ねた経験は増え、年齢とともに様々な質は向上しています。減少する量にとらわれず、『アスタビータぜんしん』は健康の質に注目し、毎日を楽しむ力をサポートします。 ※日本WHO協会訳


■食事、運動、アスタキサンチン
毎日の生活に、食事と運動、さらにアスタキサンチンを加えてみてください。いつまでも自分の足で歩き、家事や車の運転を続け、好きなことにも夢中になれる…。 『アスタビータぜんしん』は、今を続けたい、出来ることを増やしたいと願う、前進するシニアの皆様を応援します。

■米国メディカルフードで実績
『アスタビータぜんしん』は、アスタキサンチンに加えて、トコトリエノール、亜鉛、ビタミンDを独自のバランスで配合。世界中に展開するアスタリールグループが、サプリメント先進国である米国で販売しているメディカルフードと同じ成分を配合しています。

 

【栄養機能⾷品「アスタビータぜんしん」概要】
■商品名  :アスタビータぜんしん
■内容量  :60粒/1日2粒目安(約30日分)
■商品形態:ソフトカプセル
■特徴  :若々しさをサポートするアスタキサンチンに加え、一緒に摂りたいトコトリエノール、ビタミンD、皮膚や粘膜の健康維持やタンパク質の合成に関わる必須ミネラルの亜鉛を、独自のバランスで配合しました。
■価格   :4,571円(+税)※軽減税率対象商品
■発売日  :2019年10月16日(水)
アスタビータオンラインショップにて販売 https://www.astavita.jp/

 

main

 

■開発の背景
日本はいまや65歳以上の割合が全人口の28%、このうち75歳以上の後期高齢者人口は14%という超高齢化社会に突入しています。
ひとくちに65歳以上といっても、アクティブに旅行や趣味を楽しむ人もいれば、日常生活にサポートが必要な人もいます。厚生労働省によると日本の平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年、女性で約12年あります。この差を縮め、健康で自立した生活を続けることが高齢者や家族の願いであり、社会全体の願いでもあります。

アスタリール株式会社は、2004年6月にアスタキサンチン配合サプリメント「アスタビータ」シリーズを発売しました。

アスタビータはアスリートからの注目も高く、特にマラソンやトライアスロンなど持久力が必要な選手にご愛用いただいております。

超高齢化社会のいま、人々が長く健康でしあわせな生活を送るために、20年以上も前からアスタキサンチンの研究開発を重ねてきたアスタリールだからこそ、できることがあるのではと考えました。

 

〝いつまでも自分で前に進み続ける“ことを イメージした商品パンフレットビジュアル

〝いつまでも自分で前に進み続ける“ことを イメージした商品パンフレットビジュアル

 

 

アスタキサンチンについて
健康食品や化粧品などに広く配合されており、日本国内で流通しているアスタキサンチンのほとんどがヘマトコッカス藻由来のものです。アスタキサンチンは、基礎研究だけでなく、多くの臨床研究の報告があります。

アスタリールについて
富山県に本社のある製薬会社 富士化学工業株式会社のグループ会社で、アスタキサンチン製造販売と研究開発、およびアスタキサンチンに関する情報提供を行っています。
天然アスタキサンチン原料アスタリール®の製造・供給のほか、医療機関・医療関係従事者向け、および⼀般消費者向けの製品を開発・販売しています。アスタリールグループは、米国、スウェーデンにアスタキサンチン製造工場を、日本、米国、スウェーデン、シンガポール、オーストラリア、インドに販売拠点を置き、世界中で、天然アスタキサンチンの製品やサービスを提供しています。

アスタリ-ル 公式サイト https://www.astareal.com/

アスタビータオンラインショップ https://www.astavita.jp/
最新研究データサイト「アスタキサンチンラボ」 http://www.astaxanthin-lab.com/

 

 

2021/3/18

約4割が「70歳以降も働きたい」と回答/65歳以上の住みかえ、家のサイズはコンパクトに、住環境は生活利便性の高さを重視する傾向

三井不動産リアルティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:遠藤靖)は、当社が運営する個人向け不動産仲介事業「三井のリハウス」を通じて、2015年4月1日以降に不動産を購入または売却された首都圏※1在住の45歳以上※2のお客さま1,851名を対象に「中高年層の住みかえ等に関する調査」を実施しましたので、結果をご報告いたします。
今回の調査は、2021年4月1日に「高年齢者雇用安定法」が一部改正されることに伴い、中高年層のライフスタイルや住みかえの実態を明らかにすべく実施しました。

その結果、70歳以降も働きたい中高年層は約4割にのぼることが分かりました。また、住みかえ時の年齢が65歳以上の人は65歳未満の人と比べて、シニアライフを意識した住みかえを行なっていることが明らかになりました。さらに、中高年層の多くは住みかえ時に物件の資産価値を意識しているものの、現在の住まいを最終的にどうするかについては決めかねている人が多い、という結果となりました。

※1 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県
※2 お取引時点の年齢

~「中高年層の住みかえ等に関する調査」主な調査結果~
  • 中高年層の約4割が「70歳以降も働きたい」と回答
2021年4月に「高年齢者雇用安定法」が一部改正されることに伴い、何歳まで働きたいかを尋ねたところ、最も多い退職(予定)年齢は「65歳」(33.9%)で、続いて「70歳」(24.9%)という結果となりました。全体の約4割(40.2%)が「70歳以降も働きたい」と回答しています。

また、老後の資産準備の状況について尋ねたところ、退職(予定)年齢が65歳未満の人と70歳以上の人では、「十分準備している」がそれぞれ40.1%、21.3%と約2倍の差がつき、早期に退職予定(または退職済み)の人ほど、十分に資産準備をしている人が多いことがうかがえます。

  • 65歳以上の住みかえ、家のサイズはコンパクトに、住環境は生活利便性の高さを重視する傾向
住みかえ理由は、全体では「より広い家に住みたかったため」(27.4%)がトップでしたが、住みかえ時の年齢が65歳以上の人は1位:「自身の高齢化による将来に対しての不安」(24.4%)、2位:「子供や孫との同居または近居」(20.0%)、3位:「バリアフリーの設備が整った住まいへの住みかえ」(19.3%)と、自身のシニアライフをより意識した理由が上位に浮上します。

年齢を重ねるにつれ、家のサイズはコンパクトに、住環境は生活利便性の高さを重視する傾向があることが分かりました。

  • 平均物件購入金額、中古マンションは3,951万円、中古戸建ては3,628万円
物件購入金額の平均は4,768万円となりました。住みかえ後の物件タイプ別に見ると、中古マンションが3,951万円、中古戸建てが3,628万円、新築マンションが7,462万円、新築戸建てが5,960万円となり、物件タイプによって差が出ることが分かりました。

  • 中高年層のおよそ3分の2の人が住みかえ時に物件の資産価値を意識
持ち家を購入した中高年層のうち、およそ3分の2(65.9%)の人が住みかえ時に物件の「資産価値を意識した」と回答。一方、現在の住まいを最終的にどうするか決めている人は36.7%に留まりました。


<「中高年層の住みかえ等に関する調査」結果詳細>

 

■調査概要
1.調査方法
インターネット調査
2.調査地域
首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県)在住
3.調査対象
(1)当社を通じて、2015年4月1日以降に不動産を購入または売却された45歳以上(お取引時点)のお客さま
(2)上記(1)のうち、2015年4月1日以降に持ち家を購入し住みかえをされた45歳以上(お取引時点)のお客さま
※(2)は当社による住みかえであるかは問わず。
4.サンプル数
(1)1,851名
(2)1,126名
5.調査時期
2021年1月30日(土)~2021年2月14日(日)

【プロフィール】 (n=1,851)

sub8

sub9

  • 中高年層の約4割が「70歳以降も働きたい」と回答

2021年4月1日に「高年齢者雇用安定法」が一部改正され、事業主は今までの「65歳までの雇用確保」の義務に加え、「70歳までの就業機会の確保」が努力義務となります。この改正に伴い、何歳まで働きたいかを尋ねたところ、最も多い退職(予定)年齢は「65歳」(33.9%)で、「70歳」(24.9%)が二番目に多い結果となりました。全体の約4割(40.2%)が「70歳以降も働きたい」と回答しています。

 

sub11

 

老後のための資産準備(預貯金/有価証券/不動産/保険等)については、中高年層の8割以上(83.9%)が「準備している」と回答しています。しかし、「十分準備している」という回答はおよそ4人に1人(26.3%)に留まり、「準備しているが不十分だ」(57.6%)、「準備したいができていない」(13.3%)とあわせると、中高年層の約7割(70.9%)が老後の資産形成について不安を感じていることがうかがえます。

また、退職(予定)年齢別に見ると、65歳未満の人と70歳以上の人では、老後の資産を「十分準備している」という回答は、それぞれ40.1%、21.3%と約2倍の差がつきました。早期に退職予定(または退職済み)の人ほど、十分に資産準備をしている人が多いことがうかがえます。

 

sub12

※以降の調査結果は、2015年4月1日以降に、持ち家を購入し、住みかえをされた45歳以上(お取引時点)のお客さま1,126名に伺いました。(当社による住みかえであるかは問わず)
 

  • 65歳以上の住みかえ、家のサイズはコンパクトに、住環境は生活利便性の高さを重視する傾向

住みかえ理由を尋ねたところ、全体では1位:「より広い家に住みたかったため」(27.4%)、2位:「住まいの老朽化」(15.5%)、3位:「交通利便性が高いエリアへの住みかえ」(15.1%)という結果となりました。住みかえ時の年齢別に見ると、65歳未満の人の理由は全体と大きく変わらない一方、65歳以上の人の住みかえ理由は、1位:「自身の高齢化による、将来に対しての不安」(24.4%)、2位:「子供や孫との同居または近居」(20.0%)、3位:「バリアフリーの設備が整った住まいへの住みかえ」(19.3%)と、自身のシニアライフをより意識した結果が上位に浮上しました。

sub13

 

また、住みかえによる物件や住環境の変化について尋ねたところ、住みかえ時65歳未満の人の57.1%が「より広い家」に住みかえているのに対し、65歳以上の人の50.4%が「より狭い家」に住みかえているという結果となりました。さらに、部屋数も65歳未満の人の44.2%が「部屋数が増えた」と回答しているのに対し、65歳以上の人の48.9%が「部屋数が減った」と回答しています。

sub14

 

sub15

住環境についても、住みかえ時65歳未満の人と比べると、65歳以上の人は「総合病院など大きな病院」や「商業施設」から近い立地を選ぶ人が増えています。
これらの結果から、年齢を重ねるにつれ、家のサイズはコンパクトに、住環境は生活利便性の高さを重視する傾向があることが分かりました。

sub5

 

  • 平均物件購入金額※、中古マンションは3,951万円、中古戸建ては3,628万円

物件購入金額を尋ねたところ、全体の平均は4,768万円となりました。物件タイプ別にみると、中古マンションが3,951万円、中古戸建てが3,628万円、新築マンションが7,462万円、新築戸建てが5,960万円となり、物件タイプによって差が出ることが分かりました。

sub6

住みかえ時の貯蓄額を尋ねたところ、平均貯蓄額※は3,336万円となりました。また、約半数(51.8%)は2,000万円未満という結果となりました。

 

sub16

 

  • 中高年層のおよそ3分の2の人が住みかえ時に物件の資産価値を意識

住みかえ時に物件の資産価値(売却のしやすさ/値下がりのしにくさ)を意識したか尋ねたところ、およそ3分の2(65.9%)の人が「資産価値を意識した」と回答しています。

sub17

 

一方で、現在の住まいを最終的にどうするかについて決めている人は36.7%に留まり、より多くの選択肢を残すために資産価値を意識して住みかえている人が多いことがうかがえます。また、最終的に「相続」を考えている人の割合は、住みかえ時65歳未満の人が18.7%に対し、65歳以上の人は40.7%と、約2倍の差がつく結果となりました。

sub7

 

今回、三井不動産リアルティでは、当社を通じてお取引された方を対象に、「中高年層の住みかえ等に関する調査」を実施しました。その結果、住みかえ時の年齢や物件タイプによって住みかえの実態が異なり、現在の住まいを最終的にどうするかついては決めかねている人が多いことが分かりました。

「三井のリハウス」では、2021年1月より、シニア世代の住まいに関するお悩みを総合的にサポートする新サービス「シニアデザイン」(https://www.rehouse.co.jp/seniordesign/)の提供を開始しています。本調査の結果も踏まえ、今後もあらゆる世代の住みかえのニーズを的確に把握し、よりよい住まい探しをお手伝いしてまいります。

 

2021/3/18

ケアマネジメントの質を担保しながら、生産性の向上を目指す

AIやICTを活用した介護福祉プラットフォームサービスを提供する株式会社ウェルモ(代表取締役:鹿野 佑介、本社所在地:東京都千代田区、以下「ウェルモ」)は、ケアプラン作成支援AI「ミルモぷらん」を、居宅介護支援事業所のケアマネジャー向けに、2021年3月17日より発売開始致します。
 
2021年度の居宅介護支援に関する報酬改定の資料には、ICTや人工知能(AI)を活用することで、質を担保しながら取扱い件数を増やすことが可能である旨が明記されました。これによって、基本報酬に適用される「逓減制」の担当ケアプラン件数の基準件数が、40件以上から45件以上に引き上げられることになります。議論の背景には、適切なケアマネジメントの実施を確保しつつ経営状況の改善を図るという目的があります。
 
main
 
 
  • 概要
製品: 「ミルモぷらん」は、自然言語処理技術に基づくAIであり、ケアマネジャーのケアプラン(居宅サービス計画書)作成業務を支援するクラウドサービスです。ケアプラン作成時に必要な専門知識の学習、文章提案、事業所提案などの機能を有します。※一部機能は今夏に実装

背景: 高齢化が進む中、社会保障費の増大や介護人材不足などの課題に対し、介護の質を担保しながら生産性を高めていくことが社会的な要請となっており、それはケアマネジャーも例外ではありません。ケアマネジャーは地域包括ケアシステムのハブとなる重要な存在ですが、ご利用者のケアや関係各所との調整、請求業務など業務量は膨大で、医療・介護・リハビリ・看護・福祉など必要な知識も多岐にわたり、業務負担の軽減が急務です。

「ミルモぷらん」により実現できること: AIの活用によって、座学研修やOJT以外に経験や知識の差をカバーする手段を提供し、併せて情報収集や事務処理時間の短縮に寄与します。これによって、ケマネジャーがケアマネジャーにしかできない”利用者に寄り添う相談援助業務”に注力できる心と時間の余裕を生み出し、利用者により喜ばれる介護の実現につながることを目指しています。

 
  • 「ミルモぷらん」 利用条件
・対象:    全国の居宅介護支援事業所
・利用条件:  インターネットが利用できるパソコン1台以上をお持ちの事業所
・契約条件:  初月利用料金無料
        利用料金は、1アカウントごと(ケアマネジャー1名ごと)
        2か月目以降の利用料は契約条件によって異なるため、見積もりで提示
・購入や商談を希望される事業所からの問合せ先:
        サイトから問い合わせ https://milmoplan.welmo.co.jp
        もしくは、必要事項を記入の上、メールにてご連絡 info_milmoplan@welmo.co.jp
        <必要事項> 法人名、事業所名、ご担当者名、電話番号、メールアドレス
                  株式会社ウェルモ ミルモぷらん担当宛て

 
  • 「ミルモぷらん」 の特徴
ケアプラン第二表作成支援をする点が大きな特徴で、そのための専門知識補助、文章提案、サービス資源情報の提案などの機能を持ちます。
 
sub1

1)専門知識の補助
アセスメントデータを入力すると、AIが医療知識やケア事例を探して提案したり、疾患一覧から医療知識を検索したりすることができます。
sub2

(専門知識補助機能の利用シーンの例)

 

2)ケアプラン文章の提案機能
AIが学習したアセスメントとケアプランのデータから、ケアプラン第二表作成時の文章候補を提案します。提案文章はそれぞれ5つで、選択した後に細かい言い回しを自由に修正したり、選択したいものがなければゼロから自由入力したりもできます。その文章をAIが解析し、さらに次の提案に活かされます。

(文章提案機能の使い方の例)

(文章提案機能の使い方の例)

 

3)サービス資源情報の提案
ウェルモが展開する地域ケア情報見える化サイト「ミルモネット」と連携しており、ご利用者のニーズに応じた介護保険内サービスの選択肢を提案します。(実装は今夏の予定)

(サービス資源情報提案機能の使い方。実装前のため、画像はβ版)

(サービス資源情報提案機能の使い方。実装前のため、画像はβ版)

 

4)操作しやすい画面
面倒な操作を極力省いた画面設計で、直観的な操作が可能となっています。

(ログインしたトップ画面。利用者名が並び、新規ケアプラン作成も可能。利用者名は仮名)

(ログインしたトップ画面。利用者名が並び、新規ケアプラン作成も可能。利用者名は仮名)

 

  • 「ミルモぷらん」テストマーケティング参加事業所の声 

ケアプランの文章のベースをAI が考えてくれるので1人で考えるよりも楽にケアプランを作成できる
「ケアの方針のイメージはあるけど、なんて書いたらいいんだろう?」と、第二表を書くときに悩んでいました。そんなときにミルモぷらんがあると助かります。ゼロから作り出す負担がなくなるので、文章を書くのが随分と楽になると感じました。かなり自由度が高く文章が編集できるので、それぞれの経験を活かすこともできます。

ヒントを得られるので多角的な視点でケアプランが作成できる
実在のケアプランを学習しているということなので、安心感があります。「そういえば、この考えが抜けていたな」「こんな文章の表現もいいかもしれない」と、ミルモぷらんから新しい視点を得ることができます。自分が考えていた文章が出てきて、嬉しくなることもありました。

医療情報が詳しく、学びになるし、医療者とのコミュニケーションもスムーズになる
ミルモぷらんが提案する医療知識は、特に新人や経験の浅いケアマネジャーに参考になります。もちろんベテランの方が使ってもケアの抜け漏れを防ぐことができるので、ありがたいです。医療者とのコミュニケーションもスムーズになりますし、ケアマネジャーとしての意見を出すときにも役立ちます。

 

  • 多職種連携のハブであるケアマネジャーを支援し、「地域包括ケアシステムDX」の実現を目指す

ウェルモが目指すのは、デジタル技術を導入し、地域包括ケアシステムを進化させる「地域包括ケアシステムDX(デジタルトランスフォーメーション)」の実現です。情報の可視化やデータの利活用の推進、オペレーションの進化による生産性の向上、他職種連携の強化によるシームレスなサービス提供などにより、介護サービスの利用者はもちろん、介護に関わるすべての人のQOL向上を目指しています。   
 

 

sub6

 

地域包括ケアシステムにおいて、ケアマネジャーは各種サービスをコーディネートするハブとなる重要な存在ですが、その業務は必要な知識が多岐にわたり、業務過多で多忙、恒常化する人手不足の中で業務の質を落とさず生産性を向上させる必要に迫られています。ウェルモは、ケアプラン作成支援AI「ケプランアシスタント」や、すでに展開している地域ケア情報見える化サイト「ミルモネット」などのAIやICTなどの事業でケアマネジャーの実務をサポートし、「地域包括ケアシステムDX」の実現を推進していきます。
 

 

  • 株式会社ウェルモ 会社概要

超少子高齢化を世界に先駆けて解決することをミッションに掲げる、ソーシャルインクルージョンカンパニー。ケアプラン作成支援AIの「ミルモぷらん」、介護の地域資源情報を集約するプラットフォーム「ミルモネット」、児童発達支援・放課後等デイサービス「UNICO(ユニコ)」の事業を展開しています。
ウェルモコーポレートサイト:https://welmo.co.jp/

・商 号:株式会社ウェルモ (代表取締役CEO:鹿野 佑介)
・設 立:2013年4月30日
・資本金:6.9億円(2020年2月時点:資本余剰金含む)
・所在地:東京都千代⽥区内幸町1-1-6 NTT日比谷ビル4F
・本店:福岡県福岡市中央区天神4丁目4-11

 

介護事業所の売却問合せ数1000件突破! 

ブティックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長 新村祐三 以下「当社」といいます)では、介護事業所に特化したM&A仲介サービス『介護M&A支援センター』開始後、約4年で1,000件の売却依頼の問合せがありました。また、介護事業所の買収を希望される企業の登録も4,500社を超えています。日本で最も多くの介護事業所の売却・買収希望登録を抱える当社のデータを公開し、より多くの方に介護事業所のM&Aについて知って頂くことで、より円滑な事業承継のサポートができるのではないかと考え、以下のとおりデータを公開させていただきます。

 

1.売却希望企業について

czMjYXJ0aWNsZSMyOTE0MCMyMjgyMjYjMjkxNDBfdW5KVEJhS3lxVS5qcGc

 

①業態別売却希望事業ランキング
売却希望企業の業態で一番多かったのは「デイサービス」です。以前は介護業界の中では比較的収益性の高い業態でしたが、2015年の報酬改定に引き続き、2018年の報酬改定でも大幅な減額改定となり、小規模デイサービスを単独で運営している事業所を中心に収益性の悪化が進みました。中でも、「機能訓練型デイサービス」や「お泊まりデイサービス」の業態については、売却の問合せが多い傾向にあります。 

 

また、二番目に多かったのは「住宅型有料老人ホーム」です。土地建物をサブリース形式で賃借することで、初期コストを抑えて開業することができるため、30床以下の小規模な有料老人ホームを中心に全国で一気に供給が増加しましたが、訪問介護やデイサービスに対する報酬の減額改定に加えて、同一建物減算の影響もあり、単独での運営継続に限界を感じて売却の問合せをされるケースが多い傾向にあります。

②主なジャンル別売却希望割合
図2のグラフは、居宅介護(デイサービス、訪問サービス等)、施設介護(老人ホーム、グループホーム等)、医療系(病院、クリニック、薬局等)、障害系(放課後等デイサービス、就労支援等)、その他に分類した場合の売却問合せ割合になります。居宅介護が半数以上を占め、次いで施設介護となっていますが、後継者のいない病院や障害系サービスも増加傾向にあります。


③売却理由ランキング 

czMjYXJ0aWNsZSMyOTE0MCMyMjgyMjYjMjkxNDBfQm9ubllQcnVHSi5qcGc

 

次に、図3は売却理由ランキングです。 全業態を通して、一番多かったのが「採用難」です。エリアや職種によっては有効求人倍率が5倍を超えることもあり、多くの事業所で採用難に頭を抱えられているようです。オープニング時のスタッフを集めることができず、施設を稼動できない事業所の相談も増加しています。

二番目の「事業の選択と集中」は、最近急増している売却理由です。もともと介護事業以外を本業としていた会社が多角化で介護事業に進出したものの、「本業回帰」のために介護事業の売却を検討するケースが多いです。また、大手中堅の介護事業者の中には、非中核事業を売却して、得意な中核事業に集中するケースも増加しています。例えば、非中核エリアの関東圏のグループホームを売却して、本社のある関西圏のグループホームを買収する「エリアの選択と集中」や、非中核事業の訪問介護を売却して、注力事業であるデイサービスを買収する「業態の選択と集中」等があげられます。


④成約しやすい業態

czMjYXJ0aWNsZSMyOTE0MCMyMjgyMjYjMjkxNDBfQUhWRm1JbW9wTC5qcGc

 

続いて、図4は、問合せの多い上位5業態について、問合せ割合と成約割合を比較することで、成約しやすい業態を分析した表になります。

成約割合÷問合せ割合=成約指数とした場合、一番成約指数が高いのは「訪問看護」でした。スタッフの確保やマネジメントが上手くいかずに売却を検討されるケースが増えている一方で、介護保険とは別に医療保険の収入が見込めることから、異業種からの参入意欲も旺盛で、人気業態となっています。

また、売却の問合せ割合上位5業態の内、4業態までが、成約指数で1倍を上回っているのは、単体では収益確保が難しい事業所においても、複数事業所をドミナント展開することで収益化が可能となることから、売却ニーズを捉えて積極的にドミナント戦略を進める買い手が多く存在していることを表していると言えます。

逆に成約指数が低かったのが「グループホーム」です。より詳細に分析してみると、比較的収益性の高い2ユニット以上のグループホームの成約指数は1.40倍であるのに対して、1ユニットのグループホームの成約指数は0.18倍とかなり低い水準にあります。総量規制もあり、手堅い事業として人気のグループホームですが、実際に人気が集中するのは2ユニット以上の規模が中心で、1ユニットの小規模なグループホームの場合は、入居人数の少しの増減で収益性が大きく変動するため、買収企業も慎重に検討していることがわかります。


2.買収希望企業について

czMjYXJ0aWNsZSMyOTE0MCMyMjgyMjYjMjkxNDBfWHd0V3FFb0dkbS5qcGc

①業態別人気ランキング(複数回答)
買収ニーズ登録のある4,500社以上の企業の中で、特に買収ニーズの強い業態の上位ランキングが図5になります。様々な業態の買収を検討する企業も多いことから、複数回答となっています。

1位は「住宅型有料老人ホーム」でした。売却の問合せも多い一方で、収益を上げる仕組化に成功している事業者にとって、苦戦している施設を安価で買収することで、新たに施設を立ち上げるよりも、早期に成長を加速することができるためと考えられます。

2位は「グループホーム」です。売却希望企業の項でも記載しましたが、総量規制のあるグループホームは手堅い事業として捉えられており、特に2ユニット以上の規模の売却情報が出た場合には、人気が殺到する傾向にあります。人気ランキングの上位に施設系の業態が多いのは、訪問系のサービスに比較して、人的要素(採用・教育等)の影響を受けるリスクが小さいため、経営が安定しやすいことが考えられます。


②エリア別人気ランキング(複数回答)

czMjYXJ0aWNsZSMyOTE0MCMyMjgyMjYjMjkxNDBfbU5sQm1Hb2RIdi5qcGc

 

続いて、エリア別に買収ニーズの強さをランキングしたのが図6になります。こちらも、様々なエリアへの展開を同時並行的に検討する企業が多いことから、複数回答となっています。

上位から「大都市圏」が中心にランキングに入っています。これは、人口に比例する要素も多分にありますが、少子高齢化が急速に進む地方都市においては、介護サービスの利用者の獲得よりも、介護の担い手の確保がより大きな課題となっていることも大きな要因と考えられます。

3.総括
当社では、これまでサポートしてきた数多くの介護事業者のM&Aにより、より効果的・効率的に最適なM&Aを実現するためのノウハウを蓄積してきました。介護保険は国の財政で成り立っているため、非効率な事業所の運営を中長期的に継続することは困難ですが、ドミナント展開や他事業とのシナジー効果で収益の改善を図ることは十分可能であり、これによって介護スタッフの待遇の改善がなされ、より質の高い介護へと結びつくものと考えております。

また、業態・エリアに関わらず言えるのは、買い手の次の戦略にマッチした業態・エリアであれば、人気ランキングの低い業態であってもマッチングが可能であるということです。そのため、当社ではこれからもより多くの買い手企業のニーズを集めることで、多くの方にM&Aの機会を提供し、より円滑な事業承継のサポートを推進してまいる所存です。本データが、少しでもご利用される方のお役にたちましたら幸いです。

調査対象:売却問合せ企業 1,173社  買収希望企業 4,622社
調査期間:2015年4月~2019年8月
 
【データの引用・転載に関するお願い】
本データの著作権は当社が保有します。調査データの引用・転載時には、必ずクレジット「介護M&A支援センター(運営:ブティックス)」を明示くださいますようお願いいたします。また、Webサイト(https://kaigo-ma.com/) (https://btix.jp/)へのリンクも貼っていただけますと幸いでございます。

介護M&A支援センターとは
ブティックス株式会社が運営する、介護事業所等に特化したM&A仲介サービスです。同社が全国8エリア(2019年8月現在)で主催する介護業界日本最大級の商談型展示会「CareTEX」に来場する経営者のニーズ等をもとに、全国の4,500社以上(2019年8月現在)の介護事業所等の買収ニーズをデータベース化し、効率的なマッチングを行うことで、業界最安水準の手数料体系を実現し、従来は手数料が高くてM&Aを断念し、廃業せざるを得なかった介護事業所等の事業承継のサポートを行っております。

《本リリースに関するお問合せ》
ブティックス株式会社 管理本部 IR担当
TEL:03-6303-9431(平日9時~18時)  Email:pr@btix.jp

 

 

マーケット最前線
データ集
メディア集
ビジネスマッチング
注目ビジネス
シニアマーケティングの考え方
連載コラム
編集室から
シニアライフ総研について
ニュース
お問い合わせ

Copyright©Roots of communication Co.,Ltd. All rights reserved.