2015.9.7  シニアのお酒事情!

リタイアをして自宅で過ごすことが多くなったシニア世代は、どの様にお酒を楽しんでいるのか・・・

今回は、シニア世代の「お酒」事情についてご紹介します。

とある調査によると、シニア男性の4割強はほぼ毎日自宅でお酒を飲んでいるそうです。

週に2~3回以上、自宅で飲んでいる方を含めると約65%。現役を引退しても、お酒は好んで飲まれる方が多いですね。

女性では週2~3回以上全体で約30%と男性の約半数という結果になっています。

また、外食でお酒を飲む頻度について、男性は約25%、女性の約47%が外でお酒を「飲まない」という結果になっており、活動拠点が会社から自宅になるとお酒の飲む場所も自宅になっているようですね。

自宅で飲んでいるお酒の種類では、男性女性ともにビールを飲む機会が最も多く、男性が約70%、女性が57%。シニアの食卓の定番は「ビール」の様です!

ビールのキャンペーンでよく見かける、応募者全員にもらえるプチビールサーバーや景品を目当てに定年後もお酒を買っているという話もよく聞いたりします。

ビールの他にも、ワインを自宅で飲まれる方も多いようで、シニアライフ総研®独自調査の「ワインに関する調査」では、~59歳は、「自宅」でワインを飲む率が約83%に対して、60代~は何と91%!

その他、ワインを飲む頻度、ワインの購入時の重視点等の調査レポートもございますので、

是非ご覧ください。

http://goo.gl/Yk7ppC

これまで、各企業の割引対象年齢から「シニア」「シルバー」の定義を見てきましたが、数回にわたり、シニアマーケットに纏わるデータをご紹介いたします。

もちろん、既にご存じの内容かと思いますが、様々な定義やデータを整理してご紹介させていただきます。

今回のテーマは「高齢化率」について。

以前にご紹介しましたが、世界保健機構(WHO)の定義では65歳以上を「高齢者」としています。

また、高齢化率によって下記のように定義されています。

 

<高齢化率によって定義される“社会”>

  • 高齢化率が7%を超えた社会・・・「高齢化社会」
  • 高齢化率が14%を超えた社会・・・「高齢社会」
  • 高齢化率が21%を超えた社会・・・「超高齢社会」

現在の日本は「超高齢社会」と言われていますが、日本はいつ、それぞれの”社会”に分類されたのでしょうか。

 

<日本が分類された年>

  • 「高齢化社会」・・・1970年
  • 「高齢社会」・・・1994年
  • 「超高齢社会」・・・2007年

 

それでは、今後高齢化率はどのように推移していくのでしょうか。

2060年には何と約40%!これから45年後なのでかなり先の話ではありますが、2.5人に1人が65歳以上になる世界は想像できないですよね。

更に、シニアマーケットをセグメントする際にも、高齢化を語る上でも重要なキーワードとなる「団塊世代」。この「団塊世代」の定義は皆さんご存知ですか?

第一次ベビーブーム世代とも言われていますが、厚生労働省によると、

「1947年(昭和22年)~1949(昭和24年)生まれ)」

とされています。年齢にすると、2015年現在「66歳~68歳」の方たちです。この団塊世代人口が非常に多く、高齢化率上昇に拍車をかける要素となっています。

近年、多くの企業がシニアマーケットに参入していますが、これらのデータから、シニアマーケットがいかに大きいマーケットであるかが改めて分かりますね。

今回はアクティブシニアの国内旅行事情についてご紹介します。

三菱UFJフィナンシャル・グループの総合シンクタンクである三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社と楽天株式会社が、2015年2月に「2015年 シニア層の国内宿泊旅行に関する意識調査」を実施しました。

http://www.murc.jp/publicity/press_release/press_150312

 

この調査によると、シニアの方が行きたい観光旅行は「温泉でのんびり」が最も多く78.2%に。

次いで「寺・神社・勝景地等の訪問」「ご当地グルメを満喫」などが続きますが、いずれも40%台にとどまり、温泉旅行が圧倒的人気であることが分かります。

また、行きたい温泉地については「湯布院」「草津」「別府」と続く結果に!

実際に旅行先を決める際、シニアの方は何を重視しているのでしょうか?複数回答で伺った結果、「自然・景色」が92.1%で最も多い結果となっています。

これから秋に向かって紅葉や花が見ごろになり、ますます旅行にも行きやすくなりますね。

最近のシニアはとてもアクティブ!旅行会社もシニア向けのパッケージなどへの取り組みが増えておりますので、いくつかご紹介します。

 

 

いくつ年をとっても楽しめる旅行はやはり、わくわくしますね。

予防策や歴史的経緯から、社会・医療が果たす役割まで、認知症のすべてがここにある。「長谷川式スケール」開発者の眼にはいま、どんな世界が映っているのか?自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言。

  ・著者:長谷川/和夫
  ・出版社: KADOKAWA
  ・発売日:2019年12月


「この本は、これまで何百人、何千人もの患者さんを診てきた専門医であるボクが、また、『痴呆』から『認知症』への呼称変更に関する国の検討委員も務めたボクが、実際に認知症になって、当事者となってわかったことをお伝えしたいと思ってつくりました」――(「はじめに」より抜粋)
2017年、「長谷川式スケール」開発者である認知症の権威、長谷川和夫さんは自ら認知症であることを公表しました。その理由はなぜでしょう? 研究者として接してきた「認知症」と、実際にご自身がなってわかった「認知症」とのギャップは、どこにあったのでしょうか?
予防策、歴史的な変遷、超高齢化社会を迎える日本で医療が果たすべき役割までを網羅した、「認知症の生き字引」がどうしても日本人に遺していきたかった書。認知症のすべてが、ここにあります。

 
〈目次〉
第1章 認知症になったボク
第2章 認知症とは何か
第3章 認知症になってわかったこと
第4章 「長谷川式スケール」開発秘話
第5章 認知症の歴史
第6章 社会は、医療は何ができるか
第7章 日本人に伝えたい遺言
 
〈内容例〉
「確かさ」が揺らぐ/自ら公表/認知症の定義/多かったのは脳血管性/治る認知症も/危険因子は加齢/MCI(軽度認知障害)とは/予防で重要なこと/固定したものではない/時間を差し上げる/役割を奪わない/笑いの大切さ/その人中心のケア/騙さない/「長谷川式スケール」とは/スケール創設の経緯/何を検査しているのか/「93から7を引く」は間違い/「お願いする」姿勢/全国を歩いて調査/納屋で叫ぶ人/国際老年精神医学会の会議開催/「痴呆」は侮蔑的/スピリチュアル・ケア/進む日本の政策/有効な薬/薬の副作用/耐えること/いまの夢/死を上手に受け入れる……ほか
 
 
 

梅雨も本格化し最近は雨ばかりですね。気温の変化も激しいですが、お体はいかがでしょうか。

さて、ご存知の方も多いかとは思いますが、本日7月7日は「七夕」ですが、本日を「盆入り」とする地方もあるようです。7月7日に盆入りすることを東北地方・中国地方では「ナヌカビ」、近畿地方では「ナヌカボン」と呼ぶそうです。

「盆入り」、実は一部地域では、子供にとっても楽しい行事になりつつあるのです。

それは・・・お年玉ならぬ「お盆玉」という行事があるからです。

この「お盆玉」という言葉は、ポチ袋を販売する、株式会社マルアイの戦略として打ち出されたもの。株式会社マルアイは、お盆時期に祖父母から帰省した子供や孫にお小遣いをあげる風習を広げようと、「お盆玉」という言葉を商標登録し、世に発信したそうです。

内閣府調査の『高齢者の経済生活に関する意識調査(平成23年)』によると、60歳以上の男女2,095人への調査で「優先的にお金を使いたいと考えているものは何か(3つまでの複数回答)」と質問に対して、33.4%が「子供や孫のための支出」という結果になっています。

(1位は健康維持・医療介護42.8%、2位は旅行38.2%)

シニアマーケティングにおいて、「孫」は切っても切り離せないキーワードになりつつありますね!

 

最近では、年齢を感じさせないくらい元気で、パワーのあるシニアを「アクティブシニア」と呼んだりもします。

今回はそんな「アクティブシニア」が多く集まる、人気のコンサートを調べてみましたのでご紹介します。

西城秀樹さんやリリーズ、あべ静江さんなど、豪華出演者による60年~70年代のヒット曲をふんだんに盛り込んだ「同窓会コンサート」。「アクティブシニア」と言っても、まだまだ若い50代を中心にした客層が特徴的です。

歌謡ショーだけではなく、お芝居をセットにしているようなコンテンツもあります。歌謡ショーでは小林旭さんを始め、千昌夫さん、狩人などの大物スターの生歌やトークで盛り上がります。中には追っかけファンが、いくつかの公演を回り歩くことも!まさに「アクティブ」ですね。

 

 

中国・四国・近畿地方を中心に、ディナーショーやトークショーを展開。中には北島三郎さんのコンサートもあれば、中高年女性から絶大な人気を誇る綾小路きみまろさんの漫談などのコンテンツがあります。

 


1949年に創立し、会員が中心となって企画・運営を行う音楽鑑賞運動。

会員は年会費を支払うようですが、各エリアの労音によって価格は異なります。コンテンツも大物歌手による単独コンサートなどが多く企画されています。

こういったコンサート会場を見ていると、「アクティブシニア」の皆さんは、指定席にも関わらず、1時間ほど前から会場の前で並ぶほど、楽しみにしている方が非常に多いようです!

前々回の記事で、アミューズメント施設の「シニア割引」の対象年齢をご紹介しました。

今回は、「シルバー」という言語を使っている企業の割引対象年齢を調べてみましたのでご紹介します。

上野公園内にある美術館、東京都美術館では、 高齢者優待日「シルバーデー」という日が設けられています。

その名前の通り、シルバー世代の方を対象にした高齢者優待日で、毎月第3水曜日に設定されています。

「シルバー」という名前が付いていますが、対象は65歳以上となっています。 65歳以上であれば、東京都美術館が主催する特別展や企画展などの展覧会を無料で観賞できるというものです。

美術館めぐりが趣味というシニア層も多く、非常に混雑するようです!

 

国産、産直、環境にこだわった生協の食材宅配サービス、パルシステム。

パルシステムでは「シルバー特典」が設定されており、「満70歳以上の単身でお住まいの方」、「夫婦二人世帯で、いずれか一方の方が満70歳以上の場合」、「満70歳以上の方たちだけでお住まいのご家族」が対象で、パルシステム手数料(基本手数料や商品配送料)が無料になるというもの。

決まった日に、自宅まで宅配してもらえるので、スーパーまで買い物に行くのが大変なシニア世代にはピッタリですね!

その他、以前ご紹介した企業も「シルバー」割引としています。

・東京都シルバーパス・・・70歳以上

http://www.tokyobus.or.jp/silver/

・日本航空(JAL)・・・65歳以上

https://www.jal.co.jp/dom/waribiki/t-silver.html

今回「シルバー」を5つご紹介しましたが、同じ「シルバー」でも65歳以を対象にしているところもあれば、70歳以上を対象とするところもあり、やはりその定義は様々なようですね。

ただ・・・やはり美術館や飛行機に乗って出かけるような元気な方を「シルバー」と呼ぶのには少々抵抗がありますね。ご本人たちはどのような心境なのでしょうか・・・

 

 


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さてさて、近年、高齢者の自動車事故が増加し、ニュースでもよく取り上げられています。

ある調査データによると、「ほぼ毎日運転している」60代は全体の約55%、70代は約40%、80代以上に至っては約25%と、まだまだ現役の方がかなり多いようです。
 
さらに、60代の約67%は「ハイブリット自動車を購入したい」と回答しており、70代は約60%、80代は約28%と、購買意欲も高い傾向にあります。
シニアに人気のあるコンパクトカーは、「ヴィッツ」、「フィット」、「デミオ」。 フロアシフトで操作がしやすく、サイドブレーキが横にある、昔ながらのスタイルと手軽さが人気の理由の一つのようです。
 
 
軽自動車では、「Nボックス」、「ムーヴ」、「ワゴンR」が人気車種で、軽自動車にも関わらず車内が広く、窮屈さを感じさせない点が、シニア世代にも支持されているようです。
 
年齢を重ねるにつれ、確実に身体能力は衰えてしまいますが、自動ブレーキシステムなど様々なサポートシステムが開発されているため、年を取っても安全な運転が実現できる日が訪れるのも、そう遠くないかもしれませんね!

 以前、交通機関の「シニア割引」の対象年齢から、各企業の「シニア」の定義ついてご紹介しましたが、今回は、アミューズメント施設の割引対象年齢をご紹介します。

 

 

通常の”1デーパークチケット”の大人料金6,900円に対して、 「シニアパスポート」は6,200円と700円の割引がされています。

 

色々な記事を見てみると、オリエンタルランドは、2008年頃から3世代に向けたコミュニケーションを本格的に考え始めたそうです。少子高齢化の影響でファミリー層の母数は確実に減少していくため、増やす余地のあるのは「ニューエイジング層」であり、団塊の世代が65歳を迎えた今、定年退職して金銭的に余裕のある方も多い。特にかわいい孫への出費なら喜んで…という傾向も強いため、3世代による来園に着目したそうです。

 

 

60歳以上の方は入場料一律1,100円のシニア割引、「夫婦50割引」というどちらかが50歳以上の夫婦であれば、2人で2,200円という2つの割引サービスがあります。

子供が独り立ちして、時間に余裕のあるシニアの取り込みを狙っています。若い頃、二人で映画館デートをされていたシニアが、歳を重ねてまた同じように映画館デートなんて、ロマンチックですね!

 

 

「朝トク! 毎朝健康 シニアパック」という平日の8時~10時の受け付けでボウリング2ゲーム500円になるというお得なパックがあるようです。 少子化や増税の影響で苦戦するラウンドワンでは、シニア客の獲得のために、ほぼ全店の開店時間を午前10時から8時に早めたそうです。 ボウリングの競技年齢は非常に幅広いですが、特にシニア層が多く、手軽なスポーツとして人気のようですね。

 

このように50歳以上のところもあれば、65歳以上のところもあり様々ですね。

 

次回以降で、他の業種企業の「シニア」定義についてご紹介させていただきます!

 みなさん、「介護食」をご存じでしょうか?

「介護食」とは高齢になり噛むことや飲み込むことが困難になった方向けに食べやすく、飲み込みやすく加工された食品のことを言います。

(実は明確な定義がないという課題もあるのですが、それは別の機会に。)

 

一昔前はドラッグストアではほとんどこのカテゴリの商品を見ることはありませんでした。

それがここ数年、柔らかく飲み込みやすく加工された「やわらか食」や飲み込みを助ける「とろみ剤」など多くの商品が店頭に並んでいます。

恐らく、扱っていない店舗を探すほうが難しいのではないでしょうか。

この背景には高齢者人口の増加に加え、受け入れられる施設や病院の数の不足、在宅介護を行う家族が増えてきたことで一般市場が拡大していることが挙げられます。

在宅介護を行う中で施設や病院と同じような食環境を手軽に行いたい、そんなニーズの高まりがそこにはあるのです。

それに伴い数多くの食品メーカーがこの市場に日々参入してきています。

商品パッケージも昔は味気ないものばかりでしたが最近では思わず「美味しそう」と感じるほど一般食品と遜色ない商品が目立ちます。

私もいくつかの商品を試食する機会がありましたが最近は煮込んだり刻んだりするだけでなく

酵素の力で見た目そのままで料理を柔らかくするといった商品まで出てきて、味もとても美味しくなっています。

現在の市場規模は出荷ベースで1000億円程度と想定されていますが、要介護者数数から介護食のニーズを換算すると2兆5000億円になるとも言われています。

これからますます多くの企業が参入しイノベーションが起きていくのではないでしょうか。

誰しもが行く道。

私たち現役世代が介護食のお世話になるときにはどのような環境が待っているのか、少し楽しみでもあります。

さてさて、今回はシニアの第二の人生に注目してみたいと思います。

 

これまでは60歳で定年退職を迎える方が多く・・・

「会社を定年退職したらずっと家にいられる!」 
「今まで忙しくてできなかった趣味や夫婦の時間を満喫しよう!」

と、この時を今か今か!!と待ち望む方もいらっしゃいました。
かたや、最近は高齢化と共に元気な方も増え・・・

「こんなに元気なのに、引退なんて!」
「昨日までバリバリ働いていたのに、有り余る体力と時間を注ぎ込むものがない!どうしたらいいんだ!」

と、それまでの人生を仕事に捧げていたばっかりに、困惑される方もいらっしゃいます。

後者の方の中でも、定年後も同じ企業や職場で働きたいという方は、再雇用制度を利用するのもひとつの方法ですよね。平成25年4月の「改正高齢者雇用安定法」によって、希望する従業員の65歳までの継続雇用が企業に義務づけられました。

しかし、最近は違う選択肢が増えている、というあるニュースの記事を見つけました。それによると第二の人生として「起業」の道を選ぶシニアが増えているそうです。

中小企業白書(2014年版)のデータでは、約20年前に14.2%だった60歳以上の起業家の割合が2012年には32.4%に増加しています。30代の起業家の割合は23.6%なので、それを大きく上回っています。これは驚きですね!

「これまでの経験や人脈を活かし、会社員で叶わなかったビジネスに再チャレンジしよう!」
「今までと同じくらい、いやもっと稼ごう!」

ということだけでなく・・・

「社会に貢献しよう!」
「恩返ししよう!」

というモチベーションを持つシニアが多いようです。実際に年齢が高くなるにつれ、社会貢献やボランティアの意識も高まるというデータも出ています。

確かに、引退して家でぼーっと毎日を過ごすよりずっと良いですね!皆さんの周りのシニアは定年後どう過ごされていますか?

前回、世間一般的にはWHOが定義した65歳以上の人の事を指すようですが、法律・法令・制度を調べてみると、「高齢者」、「高齢」という言葉の定義は様々で、明確な定義はないことが分かりました。

結果、参入するマーケットによって、年齢やライフスタイル・・・等々、企業によりそのセグメントは違うということでしたね。

そこで、今回は年齢で「シニア」を定義している企業の事例をご紹介します。

 

最近「シニアライフ総研」を担当しているからか、よく「シニア割引」という言葉をよく耳にします。

この「シニア割引」ですが、どの企業も「年齢」で区切っています。確かに、年齢以外に何かを証明できる数値的なものが少ないからなのでしょうか・・・

各企業は何歳からを割引対象の「シニア」と定義しているのでしょうか。

今回は交通機関の割引対象年齢を調べてみました。

 

 

発行時に交付費用を払えば、指定されたバスや交通機関を自由に乗り降りできるというもの。 「シルバー」という言葉になっていますが、ホームページには「東京都の高齢者の社会参加を助長し、高齢者の福祉の向上を図るため」とあります。 年を重ね身体が思うように行かなくなると家にこもりがちですので、交通弱者とされる高齢者をそれを少しでも外に!という取り組みですね。

 

「大人の休日倶楽部ジパングカード」というカードで年会費が必要ですが、会員になると全国のJR運賃が最大3割引き、JRホテルグループの宿泊料金が割引になります。

男女の年齢が異なっていますが、これは年齢差のご夫婦に配慮されたからなのでしょうか・・・

また「大人用の休日倶楽部ミドルカード」というのもあり、50歳以上が対象となっています。 メインキャラクターは吉永小百合さんです。

 

 

 

「シニア空割」という割引で、ANAマイレージクラブ会員で65歳以上の場合、お得な運賃で搭乗できるというものです。

キャッチコピーは「65歳を過ぎたら、日本はまるごと あなたのものだ。」

※日本航空(JAL)も同じように「当日シルバー割引」というサービスを行っています。

 

次回は・・・アミューズメント・娯楽施設の「シニア割引」の年齢についての事例をご紹介いたします!

さて、今回は・・・「高齢者の定義」についてです。

「シニアライフ総研」というサイト名称にも「シニア」という言葉を使っていますが、 その他にも「高齢者」、「老人」、「お年寄り」、「シルバー」等々様々な呼び方があります。 中でも今回は「高齢者」という言葉の定義について調べてみました。 まず、法律・法令・制度ではどう定義されているのでしょうか・・・

  • 公的年金の受給開始年齢・・・60歳 ※平成25年~37年度にかけて65歳へ引き上げられます。
  • 老人福祉保健法(第10条の3)・・・65歳
  • 所得税法(「老人扶養親族」)・・・70歳
  • 国民生活基礎調査における「高齢世帯」・・・65歳
  • 道路交通法・・・70歳

個別の法律の中で「高齢者」、「高齢」という言葉が使われていますが、その定義は様々なようですね・・・。

更に、高齢者医療制度では、「高齢者」の中でも65歳から74歳までを前期高齢者、

75歳以上を後期高齢者と定義されており、制度も異なります・・・。

つまり、明確な定義はない、ということです。

ただ、世間一般には高齢者とは、65歳以上の人のことを指すことが多いような気がしますね。

それは、国連の世界保健機構(WHO)が65歳以上と定義しているからなのでは?と言われています。

中には年齢で区切るものではないとおっしゃる方もいらっしゃいます。

確かに、一般企業において、どのマーケットに参入するかによりますので、

年齢で区切られるものでもありません。

例えば、同じ80歳でも元気で自分で買い物をされる方もいらっしゃいますし、

寝たきりの方もいらっしゃいます。

 

次回は・・・年齢で「シニア」を定義している企業についてご紹介予定です!

 

お伺いしたのは東京都江戸川区にある「ロングライフ葛西」さん。駅からそう遠くない住宅街の一角に、極めて自然に溶け込むような洋館がそれでした。 居住者の皆さんが、緩やかな時の流れを楽しむかの如く生活され、花や草木に囲まれたリゾートホテルのような共有スペースが一層の心地良さを演出してくれていました。

 

 

 

近年、「サ高住」なども話題になっていますが、高齢者が健康状態も含めて、「自分らしく生活する」為の選択肢がどんどん増えているように思います。 ビジネスベースでは、高齢者を取り巻くさまざまな市場はその構成人口数の増加により拡大傾向にありますが、正しい競争、本質を問うサービスの向上によって『住みやすい・生活しやすい日本』の具現化が図られることを期待しますし、実際そうなってきていると実感します。 願わくば、これらのエッセンスがカスタマイズ可能なフォーマットとなって、日本だけではなく海外へ輸出できるモデルへと昇華し、超高齢社会・日本の新たな強みとなることを期待したいものです。

 

 

 

『歯につきにくいガム粒・いい息タイプ〈クリアミント〉』 『歯につきにくいガム粒・うるおいタイプ〈シトラスミックス〉』

非常に分かりやすいネーミングですね!「義歯の方でも安心してチューインガムが楽しめる」 そうですよ。

50~60代のアクティブシニアをターゲットにして、パッケージもシニア向けに考慮されており、 商品名を大きくし、尚且つ一目でフレーバーが識別できるようにデザインされています。

発売されたら早速食べてみます!!

こんにちは!!

「シニアライフ総研」を運営しております、
ルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社の担当 藤野(ふじの)と申します。

「マーケターのつぶや記」では、日常で気づいた/見つけた高齢者向けの商品やサービスをご紹介して参ります。

是非チェックしてくださいね!!

担当:藤野

”眠っている感性”を3段階で呼び覚まそう!
音×五感で実践する耳トレ!

商品コード:GTB01094648

本体価格:1,400円+税

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聞いて!見て!感じて!描いて!
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情報が多くて選択に困る現代は五感をシャットアウトすることが多く、逆に感覚が鈍くなりがち。

アイデアやひらめきを増やしたい人に実践してほしい、楽しみながらできる新感覚ドリルです。

「耳トレ!」シリーズは、音を聞きながら耳を鍛えるトレーニングです。本ドリルではそれに加え、音を聞かないレッスンも盛り込み、五感を使って脳の体操を行います。

眠っている感性を効果的に呼び覚まして潜在能力を底上げするために、「インプット」「スループット」「アウトプット」の3部構成になっています。

 

■耳トレ!体験者の声
・小さな音や複数の音が聞き分けられるようになって楽しくトレーニングできました。音に対する集中力が養われました。(52歳・女性)

・今まで聞き逃していた音がこんなにもあったのかと驚きました。シンプルなので、飽きっぽい人にもおすすめ。(26歳・男性)

・長年睡眠不足で悩んでいたのに、CDを聞きながら床についたら、いろいろな音に癒されていつの間にか眠っていました。耳も音を聞き取る習慣ができて変わって、昼は耳トレ、夜は睡眠のためで一石二鳥です。(73歳・女性)

・「トレーニングをする」=「耳をすます」=「集中力が研ぎすまされる」なんですよね。普段漫然ときいてる音を聞き分けようと努力するだけで、どれだけ脳力使ってるんだという気がします。(50代・女性)

・左右の聴力バランスが悪いから、バランス訓練の効果が期待できそう!(68歳・男性)

・日常の音や優しい音楽なので、ストレスなく聞くことができます。だんだんと、音を深く考えながら聞くようになります。普段使っていない脳の部分を使っている感じ。(50代・女性)

・一生懸命に色々な音を聞いているので、疲れるはずなのに、CDを聴いた後は、何故か頭がスッキリして心地いい。バランスよく色々な音を聞くことで、脳がリラックスするのかも。10年後、20年後を快適に過ごす為の習慣を今から身につけておきたいと感じるこの頃です。(40代・女性)

 

■著者について
小松 正史(こまつ・まさふみ)
環境音楽家(JASRAC会員)・ピアニスト・音育家。1971年、京都府宮津市生まれ。大阪大学大学院(工学研究科・環境工学専攻)修了。博士(工学)。
音楽だけではない「音」に注目し、それを教育・学問・デザインに活かす。
学問の専門分野は、音響心理学とサウンドスケープ論。BGMや環境音楽を制作し、ピアノ演奏も行う。多数の映像作品への楽曲提供や音楽監督を行う。
また、京都タワー、京都国際マンガミュージアム、京都丹後鉄道、耳原総合病院などの公共空間の音環境デザインを行う。
聴覚や身体感覚を研ぎ澄ませる、独自の音育(おといく)や耳トレ!のワークショップも全国各地で実践。
2020年現在、京都精華大学教授、京都芸術大学客員教授。

 

『ひらめく直感力をぐんぐん鍛える 耳トレ! ドリル【CD付】』
https://www.ymm.co.jp/p/detail.php?code=GTB01097756

 

入院・介護・老後資金・住まう場・配偶者亡き後・相続・葬儀・お墓……「いざという時」のために備えておきたいこと。入院や介護、相続などで「子どもに迷惑をかけたくない」というシニアは多いですが、そのためには、元気なうちからの準備が必要です。

人生100年時代の「長い老後」を安心して暮らすために、シニア世代が知っておくべき・やっておくべきことを、具体的な事例を交えながらわかりやすく解説します。

「子どもに迷惑をかけられたくない」というシニアの本音にも応える1冊です。

  ・著者:太田 差惠子
  ・出版社:翔泳社
  ・発売日:2021年3月

 

■目次(抜粋)

第1章●入院
・ある日突然、道で倒れたら?
・「身元保証」を子に頼れない、頼りたくない…
・配偶者の緊急入院!家事は?付き添いは?
・完治していないのに退院、どうしよう!?
・退院後の世話を巡って子どもたちが喧嘩!

第2章●お金
・今後の暮らしにかけられるお金は?
・自宅を貸して老人ホームの月々費用にあてたい
・子と同居したら医療費や介護費用が高額に?
・子から「孫の教育資金援助」を頼まれた
・子どもが離婚して、養育費の保証人を頼まれた

第3章●介護
・子どもには「世話にならない」と言ってたけど…
・ヘルパーさんに「ついで」を頼んだら断られた…
・「仲の良い子」と「折り合いの悪い子」がいる
・子が介護のために「仕事を辞める」と言っている
・トイレ介助、入浴介助が必要になったら誰に頼む?

第4章●配偶者の死
・配偶者が亡くなり「一人暮らし」を実感
・配偶者の遺品整理で子どもと喧嘩に…
・「心配だから」と無職の子が住み着いた
・夫の死後は、夫の親族とかかわりたくない!
・再婚を考えているけど、子の反応が心配…

第5章●住まう場
・老後の田舎移住、海外移住はアリ?
・事故も心配だけど、免許の返納はまだ…
・子からの同居の申し出を断ったけれど…
・子どもが施設入居を強硬にすすめてくる
・入居した高齢者施設が倒産してしまった!?
・年金額が少なくても入れる施設はある?

第6章●最期の準備
・「延命措置」について家族で意見が対立
・死後の手続きに必要な書類が見つからない!
・家族に見せたくないものを整理したい
・子どもがやたらと「断捨離して」と言ってくる…
・管理が大変なお墓、自分たちの代でどうにかしたい

 

 
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