独身中高年の恋愛結婚に関する意識調査
楽天グループの結婚相手紹介サービスの株式会社オーネット(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:森谷学)が運営する中高年向けパートナー探しサービスを提供する楽天オーネット「スーペリア」は、50歳~69歳の独身男女420名を対象に「中高年の恋愛・結婚に関する意識調査」を実施しました。
今回は50歳~69歳で現在「未婚」である全国の一般男女420名にアンケート調査を実施し、中高年の恋愛・結婚に関する意識を調査致しましたのでその結果をご報告いたします。
楽天オーネット「スーペリア」は中高年の恋愛や結婚に関して、今後もさまざまな角度から意識調査を実施してまいります。
~主なトピックス~
■今回の調査対象全体の54.4%が「未婚」で結婚経験なし!
■パートナーがいる16.6%を含め、約5割の中高年がパートナーを望んでいる!
■パートナーがいる男女の約5割近くが「事実婚」「通い婚」という関係である!
■「パートナーがほしい」と望む年代は、男女ともに50代後半の割合が最も高い!
■パートナーが欲しい理由は「趣味などを一緒に楽しむ」「人生の伴侶が欲しい」!
■中高年の約7割はパートナーと出会うための活動をやったことがない!
■あなたの婚姻歴はどれにあたりますか?
今回の調査対象である50歳~69歳の独身男女420名に対して、「あなたの婚姻歴はどれにあたりますか?」と質問をしたところ、全体で54.4%が「未婚」、35.8%が「離別」、7.8%が「死別」という調査結果となりました。
今回の調査グループでは男性の61.0%が未婚の独身、女性の47.4%が未婚の独身という結果となります。
5年に一度行われる生涯未婚率(50歳までに一度も結婚をしていない割合)が昨年発表となり、2015年の国勢調査を元にしたデータが公表されましたが、それによると男性が23.37%、女性が14.06%という結果でしたが、今回の調査結果はそれを大きく上回る結果となりました。次回公表される予定の2020年国勢調査に基づく生涯未婚率はさらに高くなることが今回の調査からも容易に予想できる結果であるといえます。
次に、「現在あなたは異性のパートナーがいますか?」と聞いたところ、「パートナーがいる」と回答したのが全体で16.6%、男性が15.1%、女性が18.2%という結果となりました。また、「現在いないがパートナーがほしい」と回答した割合は、全体では33.8%という結果でしたが、男性が43.9%なのに対して、女性が22.9%となり、男性の方が女性の2倍近く「パートナーが欲しい」という意識が高いことが分かりました。
また、男性、女性ともに「パートナーが欲しい」と答えた割合が最も高くなった年代は50代後半のグループで、あくまで推測となりますが男女ともに仕事、子育てが一段落する時期、またその後の人生について冷静に考える時期である50代後半に、「パートナーが欲しい」という意識が高まるという事が推測される結果となりました。
逆に、「パートナーは欲しくない」と回答した割合をみると、全体で45.6%という調査結果となりますが、男性が年代別に25.0%~46.9%となった反面、女性は年代別に47.5%~67.3%という結果となり、男性よりも女
性はの方が、「パートナーは欲しくない」という意識が強いことが調査結果よりわかりました。特に、女性の65歳以上の年代では67.3%、約7割もの人が「パートナーは欲しくない」という回答であり、60歳前半においても58.0%、約6割が「パートナーは欲しくない」という結果で男性とは大きく違う数値となりました。
男女ともに「パートナーがほしい」という意向が最も高くなる50代後半が、ある意味において中高年のパートナー探しの最大のチャンス時期であるという事がいえるかもしれません。
パートナーがいると答えた方全体の16.6%の方に、パートナーとの関係についてお聞きしました。
全体では10人に1人(9.7%)が「事実婚」、3人に1人(35.5%)が「通い婚」、約2人に1人(45.2%)が「恋人」関係という結果となりました。これまでの調査においても、中高年のパートナー関係については、結婚ということに拘らず、趣味を一緒に楽しむパートナー関係、週末を一緒に楽しく過ごす関係、といった関係を望む傾向が強く、今回の調査においてもその傾向が調査結果よりうかがえます。
同じく「パートナーがいる」と答えた方に、「知り合いのきっかけは何ですか?」とお聞きしました。男性女性とともに最も多かった選択肢は、「職場恋愛」で、全体で18.2%という結果となり、男女でほぼ同じ数値となりました。一方で、女性の知り合ったきっかけとしては、「婚活・婚活サイト・アプリ」(17.1%)、SNS(14.3%)、「友人・知人の紹介」(14.3%)という結果で、男性の回答結果より高い結果となりました。
今度は「パートナーはいないが、欲しいと思っている」と回答した全体の35.5%に「パートナーが欲しい理由は何ですか?」と聞いてみました。最も回答が多かったのは男女ともに「残りの人生を一緒に過ごす伴侶が欲しい」で全体で43.3%、続いて「趣味などを一緒に楽しむ相手がほしい」が35.1%となり、この2つで約8割という結果となりました。女性の回答で続いて多かったのは、「経済的不安」で11.4%という結果となりました。
■パートナーと望む関係は何ですか?
「パートナーと望む関係はどういう関係ですか?」と聞いたところ、「法的な結婚」と答えたのが全体で32.1%で、男性が35.6%、女性が25.0%という結果となりました。男性が法的な結婚を望む傾向が強いことが調査結果よりうかがえます。それ以外では「事実婚」が全体で20.1%、「通い婚」が同じく20.9%、「恋人」が20.9%という結果で、「法的な結婚」の32.1%に対して、約6割にあたる61.9%は法的な結婚でないパートナーとの関係を望んでいることが調査結果よりわかりました。
■パートナーを探すために、どんな活動をしていましたか?
最後に、「パートナーを探すために、どんな活動をしていましたか?という質問をしたところ、3人に2人にあたる66.4%の人は、「活動をしたことが無い」という調査結果となりました。それ以外の選択肢においては、「知人・友人の紹介」が7.5%という結果で一番ボリュームがありましたが、それ以外の活動はどれも一部分の人だけの活動で、多くの中高年がパートナー探しをやっていないという事が調査結果からわかりました。