2018.2.15 シニアのネットショッピング事情
ネットショッピングって便利ですよね。
今の世の中、ネットショッピングがないとやっていけない! なんて人も多いと思います。
しかしどちらかというと若い世代がよく使うイメージがありますよね。
さて、シニアの方々はネットショッピングをどれくらい利用しているのでしょうか?
統計局によると、ここ10年間で高齢者世帯のネットショッピングの利用は2.9倍にも増加したそうです。
世帯主が65歳以上である二人以上の世帯(高齢者世帯)についてネットショッピングを利用した世帯割合をみると、平成28年は14.3%となり、18年(4.9%)からの10年間で2.9倍となっています。
一般的に若い世代の利用が多いと思われがちなネットショッピングですが、高齢者でも利用が増えていることが伺えますね。
二人以上の世帯全体では、平成28年は27.8%となり、18年(12.7%)からの10年間で2.2倍となっています。
ではシニアの方々は何を買っているのでしょうか?
世帯主が65歳以上である二人以上の世帯(高齢者世帯)のネットショッピングの支出金額について、平成28年の項目別の構成比をみると、
「旅行関係費」が23.4%と最も高く、次いで「食料」が16.0%となっています。
また、ネットショッピングで購入した項目別の構成比を、世帯主が65歳未満の世帯と比較すると、
「医薬品・健康食品」が1.68倍と最も高く、次いで「贈答品」が1.43倍、「保険」が1.24倍になっています。
シニアの方もネットショッピングをうまく活用しているようです。
データを見る限り、これからもシニアの利用状況は上がっていく傾向にあります。
ネットショッピングは若者のもの、というイメージは徐々に変わっていきそうですね。