【シニアの概況】高齢者の孤独死 2017年5月
高齢単身者の4割以上が孤立死(孤独死)を身近な問題と感じる。
孤立死(孤独死)を身近な問題だと感じる(「とても感じる」と「まあ感じる」の合計)人の割合は、60歳以上の高齢者全体では2割に満たないが、単身世帯では4割を超えています。
孤立死と考えられる事例が多数発生
死因不明の急性死や事故で亡くなった人の検案、解剖を行っている東京都監察医務院が公表しているデータによると、東京23区内における一人暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数は、2014年に2,891人となっています。
また、独立行政法人都市再生機構が運営管理する賃貸住宅約75万戸において、単身の居住者で死亡から相当期間経過後(1週間を超えて)に発見された件数(自殺や他殺などを除く)は、2014年度に186件、65歳以上に限ると140件となっています。
記事作成:2017年5月
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