人工知能(AI)を使った歩行分析と予防運動体験会を各地で開催
ご存じですか? 10月10日は「転倒予防の日」
介護用品(福祉用具)レンタル・販売事業を行う株式会社ヤマシタ(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:山下和洋、以下「ヤマシタ」)は、各地の地域包括支援センターで開催される介護予防教室等に協力し、AIを用いた歩行分析が可能な「CareWiz(ケアウィズ) トルト」(以下、歩行分析AIトルト)を活用した高齢者の転倒予防を啓発するプログラムを提供しています。
ヤマシタが協力する介護予防教室の開催回数は、これまで累計1,500回を超えており(「歩行分析AIトルト」を導入した2021年からの実績)、多くの方の転倒予防に寄与しています。
■たった5m歩くだけで、AI「トルト」が歩行分析
測定のために、高齢者の方が歩くのは、たった5m。歩く様子を動画で撮影すると、2分後には歩行分析AIトルトにより、分析結果が分かります(歩容や転倒リスクを測定)。「速度」「リズム」「ふらつき」「左右差」などのが点数で表示され(これを「ホコ点」と言います)、改善のためにどのような運動に取り組めばよいのかを紹介してくれます。
■イベント会場へのマスコミ取材も
10月8日(火)、静岡県富士市今泉まちづくりセンターでの歩行分析と予防運動体験会には、マスコミの取材も入りました。㈱ヤマシタでは、「トルト」に関する取材を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
■10月10日は「転倒予防の日」
毎年10月10日は、日本転倒予防学会が制定する「転倒予防の日」です。厚生労働省と消費者庁からも、この日を契機に転倒予防の呼びかけが行われるなどしています。
(出典)日本転倒予防学会HP
■救急搬送の理由は「転倒」が約8割
東京消防庁によると、平成27年からの5年間で、事故発生時の動作分類では、「転ぶ」事故が全体の8割以上を占めています。
(出典)東京消防庁HP
■転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生
消費者庁では、転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しているということで、加齢に伴い、日常生活の中にも転倒事故のきっかけとなる危険があると注意喚起を促しています。
(出典)消費者庁HP
■あなどれない高齢者の「転倒」。「転倒・転落・墜落」による死亡者数は、交通事故の約4倍
高齢者は転倒による骨折や頭部外傷などの大けがにつながりやすく、それが原因で死亡や要介護状態、寝たきりになることもあります。厚生労働省の調査によると、令和2年(2020年)における高齢者の「転倒・転落・墜落」の死亡者数は8,851人で、交通事故(2,199人)の約4倍です。また内閣府の「高齢社会白書」によると、介護が必要になった主な原因のうち、「骨折・転倒」(13.0%)は「認知症」(18.1%)、「脳血管疾患(脳卒中)」(15.0%)、「高齢による衰弱」(13.3%)に次いで4番に多くなっています。
(出典)消費者庁資料
■「歩行分析AIトルト」の紹介ページ
■株式会社ヤマシタについて
1963年の創業以来「正しく生きる、豊かに生きる」を企業理念に掲げ、リネンサプライ、介護用品レンタル・販売の両事業で業界大手のポジションを確立。従業員の仕事のやりがいと顧客の体験価値を相互に高め合う好循環を強みに、2030年に850億円の売上目標を掲げている。DXにも注力しており、既存事業×テクノロジーによってサービス品質と生産性を向上させながら、周辺の事業領域や海外にも進出。業界再編と高付加価値化の実現に挑戦することで非連続な成長を成し遂げ、2050年には売上高1兆円を目指す。
(会社概要)
所在地:本社:静岡県島田市中河 737
東京本部:東京都港区港南二丁目15番3号品川インターシティC棟8階
設立:1963年3月6日
代表者:代表取締役社長 山下和洋
事業内容:福祉用具レンタル・販売、居宅介護支援事業、リネンサプライ事業等
売上高:303.8億円(2024年3月期)
従業員数:2,586名(2024年3月末現在)
URL
「ヤマシタ」コーポレートサイト:https://www.yco.co.jp/
介護用品・福祉用具紹介サイト 「ヤマシタ、シマシタ。」:https://www.ycota.jp/
介護用品・福祉用具の総合通販サイト 「ヤマシタオンラインストア」: https://caretaro.com/
以上