話せる伝言板「ケアびー」を開発するHubbit株式会社、認知症当事者参画型開発の普及を推進する「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画
2024/1/22
Hubbit株式会社は、経済産業省が主催する「オレンジイノベーション・プロジェクト」に参画いたします。この取組を通じて、デジタル化が進行する中でも、誰もがつながりを持ち続けられる社会の構築を目指します。
オレンジイノベーション・プロジェクトとは
このプロジェクトでは、認知症になっても自分らしく暮らし続けられる「共生」社会の実現を目指し、認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり、認知症当事者の真のニーズをとらえた製品・サービスの開発を行う「当事者参画型開発」の普及と、その持続的な仕組みの実現に向けた取組を推進します。

参画背景
認知症高齢者の数は2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると見込まれており、今や認知症は誰もが関わる可能性のある身近な病気です。国としても厚生労働省を中心にオレンジプランを掲げ、日本全国で数々の対策が行われています。
そうした中で、Hubbit株式会社では文京区や大府市との実証実験などをはじめ、認知症当事者の方のサポート経験を日々重ねており、より幅広く認知症当事者の方に寄り添えるサービスの開発に向けて、本取組に参画させていただけることとなりました。
取組内容
本取組において、事務局である株式会社日本総合研究所の支援により、認知症当事者の方を募り、実際にかんたんコミュニケーションツール”ケアびー”を使っていただきます。ご本人とご家族、支援者とのビデオ通話やメッセージのやり取り、オンラインで実施のイベント等に参加するといった体験をしていただき、ご意見をいただいてより当事者のニーズを反映できるよう開発を進めます。
関係者からのコメント

オレンジイノベーション・プロジェクトからのコメント
オレンジイノベーション・プロジェクトの取組をきっかけに、認知症当事とHubbit株式会社による認知症フレンドリーな製品・サービスの開発が進み、認知症当事者と企業の共創が今後の大きな流れになることを期待しています。

ケアびーはシニア向けのタブレットとして開発を進めており、現在はスマホが苦手なシニアの方だけでなく、認知症の方や難聴の方など幅広い方々にご利用いただけるようになってまいりました。認知症の方にとっても、より使いやすいUIUXを提供したいと思い、本プロジェクトに参画させていただきました。本プロジェクトを通じて、より価値をご提供できるように邁進して参ります。

“ケアびー”とは、ITが苦手なシニアでも利用できるように設計された、シニア向けのタブレットアプリケーションです。ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
*「ITが苦手なシニアでも利用できる」とは、ITが苦手なシニアのうち9割以上の方がデジタルデバイドを克服したことを指す
<会社概要>
会社名 :Hubbit株式会社
事業内容:話せる伝言板”ケアびー”:https://carebee.io/
セカンドライフメディア GoldenYears:https://gldnyears.com/
エンディングノート MY LIST 100:
https://www.services.hubbit.io/success-1
設立 :2019年3月5日
代表者 :臼井 貴紀
会社URL:https://www.hubbit.io/
連絡先 : Tel 050-3138-3535
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