【シニアの概況】高齢者の社会参加活動 2017年11月
60歳以上の6割が趣味なども含めたグループ活動に参加したことがある
自主的なグループ活動への参加状況についてみると、60歳以上の高齢者のうち61.0%(平成25(2013)年)が何らかのグループ活動に参加したことがあり、10年前(15(2003)年)と比べると6.2ポイント、20年前(5(1993)年)に比べると18.7ポイント増加しています。
具体的な活動についてみると、「健康・スポーツ」(33.7%)、「趣味」(21.4%)、「地域行事」(19.0%)の順となっており、特に「健康・スポーツ」は10年前に比べ8.4ポイント、20年前に比べ14.8ポイント増加しています。
グループ活動に参加してよかったことは「新しい友人を得ることができた」、「生活に充実感ができた」
自主的なグループ活動に参加したことがある高齢者が活動全体を通じて参加してよかったことは、「新しい友人を得ることができた」(48.8%)が最も多く、次いで「生活に充実感ができた」(46.0%)、「健康や体力に自信がついた」(44.4%)の順となっています。
参加したい団体は「趣味のサークル・団体」、参加しています団体は「町内会・自治会」
高齢者が参加したい団体は「趣味のサークル・団体」(31.5%)が最も多く、次いで「健康・スポーツのサークル・団体」(29.7%)となっています。 一方で、参加しています団体をみると、「町内会・自治会」(26.7%)が最も多く、約4人に1人が参加しています。
「町内会・自治会」については、「参加しています」(26.7%)が「参加したい」(20.6%)を6.1ポイント上回っています。
生涯学習を行っています高齢者は4割以上、内容は「趣味的なもの」、「健康・スポーツ」
高齢者の生涯学習への参加状況についてみると、この1年くらいの間に生涯学習をしたことのある人は、60代でも70歳以上でも4割以上となっています。
内容は、「趣味的なもの」が最も多く、60代で24.6%、70歳以上で24.9%となっています。