2016.5.27 認知症について
誰でも年齢とともに、もの覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。こうした「もの忘れ」は脳の老化によるもの。 しかし、認知症は「老化によるもの忘れ」とは違い、何かの病気によって脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態のことをいいます。認知症が進行すると、徐々に理解する力や判断する力がなくなり、社会生活や日常生活に支障が出てくるようになります。
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| 出典:相談e-65.net |
では、日本の患者数はどのくらいなのでしょうか。
65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上ることが厚生労働省研究班の調査で明らかになっています。認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の高齢者も約400万人いると推計されています。65歳以上の4人に1人が認知症とその“予備軍”となる計算です。
さらに、2015年1月厚生労働省により、2025年の認知症患者は、現状の約1.5倍となる700万人を超えるとの推計が発表されました。これにMCI患者数を加えると、約1,300万人となり、65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍といえることになりそうです。
また認知症専門医の間では、MCIの数はもっと多いはずだという声も多く、MCI患者だけで1,500万人を超えるという見解を持っている医者も少なくはないようです。
認知症の症状としてどのタイプにも共通するのが、中心的な記憶などの認知機能障害と、かつては辺縁症状と呼ばれた行動異常・精神症状に大別されます。前者では、記憶障害(新しい情報を学習したり、以前に学習した情報を思い出したりする能力の障害)が基本になります。それに失語、失行、失認、実行機能の障害など。
近年では新薬の開発も進んでいるようですが、認知症、とくにアルツハイマー病には、「これをすれば進行が止まる」という解決法はまだまだそうです。
しかし、認知症予防という面において多少とも有効性が実証されているのが「食事」と「運動」。
近年「認知症予防」というキーワードで様々な商品・サービスが充実しはじめています。患者はもちろんその家族のストレスを減らすよう、更なるマーケット拡大が期待されています。
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