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MIG株式会社は一橋大学イノベーション研究センター 青島矢一センター長・教授と予防医学サービスの普及を促すメカニズムを解明する調査研究を開始します

2022/10/17

〜「アルツハイマー型認知症超早期発見・予防サービス普及」へ繋げるメカニズムの解明プロジェクト〜

MIG株式会社(代表取締役社長:甲斐英隆、 本社:東京都渋谷区、 以下MIG)と国立大学法人一橋大学イノベーション研究センター(東京都国立市)の青島矢一センター長・教授は、 MIGが提供する認知症の超早期発見と予防支援サービスを題材として、 予防医学サービスの普及を促すメカニズムを解明することを目的とする調査研究を開始いたします。
今回の調査研究実施の背景と目的:

  • 予防医学の重要性は以前より認識されている。 それは、 人々の健康寿命を延伸し豊かな生活を実現する上で、 また,国の社会保障費を抑える上でも有効な手段である。 しかし、 健康診断のように義務化されているものを除くと、 自主的に検査・診断を受けることにはいまだ壁があると考えられる。
  • また、 アルツハイマー型認知症(認知症全体の約70%を占める)は、 罹患した本人のみならず、 介護を余儀なくされる家族に対しても大きな負担を強いることになる疾患であり、 それがもたらす社会的影響は極めて大きい。 一度発症すると治療することは極めて困難であり、 発症前から予防的に対処することが望ましいことが解っている。
  • こうした状況を改善するために、 学習院大学理学部生命科学科の高島教授の先行研究に基づき、 MIGが認知症の超早期発見と予防支援を開発・提供しているが、 有望なサービスでありながら他の多くの予防医学のサービス同様に、 一般への普及はなかなか進んでいない状況がある。
  • そこで本研究では、 MIGが提供する認知症の超早期発見と予防支援サービス(Brain100 studio)を題材として、 予防医学サービスの普及を促すメカニズムを解明することを目的とする。
  • 研究結果は、 MIGのサービス普及に実際に適用されることが期待されるとともに、 広く予防医学の普及に資するものと期待される。
  • これまでにも、 医療サービスを念頭において人々の行動変容を自然に促すメカニズムを解明しようとする研究は数多くあるが(ナッジの研究など)、 それらの多くは仮想的な状況を想定した質問票や実験による調査であり、 実際に人々が行動を起こすのかどうかを十分に確認することはできない。 それに対して本研究は、 実際のサービスに関する情報に触れることによる行動変容を直接観察するという方法をとることに特徴がある。

一橋大学イノベーション研究センター 青島矢一センター長・教授
「アルツハイマー型認知症は、 罹患した個人のみならず家族を含めた多くの人の生活にまで影響を与える重大な疾患です。 今後、 必然的に老齢化が進む日本社会においては、 認知症による問題がますます深刻化することが予測されますが、 完全に治療する方法はありません。 それゆえ、 発症させない、 もしくは、 発症を遅らせる予防医療の重要性が高まっています。 MIG社のアルツハイマー型認知症超早期発見の試みは、 認知症予防の1つの有望な方法であると思いますが、 他の予防医療同様、 健常者の行動を促すことは難しく、 普及には壁があります。 そこで今回の研究では、 MIG社のサービスの普及過程で得られるリアルなデータをもとにして、 予防医療が普及するメカニズムを解明にすることを目的としています。 」

MIG代表取締役社長兼CEO甲斐英隆
「この度、 一橋大学イノベーション研究センター青島教授より、 巨大な社会課題である認知症予防に対して、 弊社が直面している普及へ向けての壁の克服への糸口をこの研究を通して見つけることが出来ると期待しています。 最も予防アクションが効果的な年代には危機意識があまりなく他人事だと思っている方が非常に多く、 その一方で予防活動を真剣に実施して頂きたい年代にはITリテラシーの問題があり、 より効果的な予防活動の実施や普及への障害があるなど、 なかなか予防については複雑な心理的・物理的構造が存在していると思っており、 今回一橋大学が科学的にメカニズムを解明して頂けることに大きな期待を持っています。 」

Brain100 studio(動画1)
MIGが提供するVRゴーグルによる高島式アルツハイマー病超早期スクリーニング検査プログラムです。 Brain100 studioプログラムではVRゴーグルでの空間ナビ測定と、 WHOが定めた発症リスク因子などのヘルスチェックに回答いただくと、 予防アドバイスを含めた脳健康レポートを提供します。

  • 最新のVRゴーグルを使った15分間の簡単なテストです(画像1、 動画2)。
  • アルツハイマー病の神経破壊が一番はじめに起きる嗅内野(きゅうないや_海馬と並ぶ脳の中枢)の機能「空間ナビゲーション※4」を測定します。
  • この空間ナビ機能の測定値はアルツハイマー病に至る病理ステージ進行の年齢別分布(画像2)と相関が認められています。 (Braak博士の剖検によって定められた staging)
  • 既存の「早期判定」といわれる検査方法(神経心理テストや血液検査・PET検査など)では見つけられないごく最初期の脳機能の変化を見つけることができる世界最先端の技術です。
  • VRゴーグルを使ったテストは、 バーチャル空間でのゲーム的な要素を含んでおり、 楽しみながら受けることができると好評をいただいております。


空間ナビゲーション(経路統合能)
空間ナビゲーションという機能は、 空間の中での自分の位置を認識するものです。 オキーフ博士・モーザー博士夫妻らがノーベル賞(2014年医学・生理学賞)を受賞した研究を経て、 ヒト試験やバーチャル空間での試験で実証されてきました。
日経サイエンス ノーベル賞受賞の記事  https://www.nikkei-science.com/?p=44210
 
◆予防の鍵は「超早期」段階での発見、 MIG開発のVR検査と予防プログラム
認知症の約7割を占めるのがアルツハイマー病、 多くの専門医が口を揃えて語るのは「予防の最大の鍵は、 できる限り早い段階で見つけること」。 (画像2)
驚くことにアルツハイマー病の「最初期」段階である嗅内野での脳神経細胞の破壊が始まっている方(Braak Stage I)は40代でも約50%近くいます。 しかし自覚症状が全くない上に、 既存の検査方法では「健常者」と判定されるために、 知らない内にそのまま進行しているのが現状です。 発症リスク低減活動(予防活動)も最初期から始めると高い効果が期待できることが世界中で実施された疫学的研究からも分かっています。 (画像3)
 

画像1  VRゴーグルを用いた高島式アルツハイマー病超早期スクリーニング検査
画像2 アルツハイマー病の進行状況の年齢分布(推定)
画像3 アルツハイマー病の進行と「超早期」検査の関係

動画1 Brain100 studioのご紹介ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=dbsTImdHx-k

動画2 空間ナビ測定VRの様子
https://www.youtube.com/watch?v=3ptagjaajjs

■【MIG株式会社について】
MIGは、 認知症予防サービス「Brain100 studio」( https://brain100studio.com/ )を提供しているベンチャー企業です。
MIGは認知症を大きな社会問題と捉え40代・50代から始まるといわれる認知症の、 「超早期(アルツハイマー病最初期段階) 」での発見と対策に取り組んでいます。  2019年からキリンホールディングス株式会社と連携、 また経済産業省の助成金により臨床試験とサービス開発を実施し、 技術基盤を確立。 2020年4月に、 MIGのVRテストを使用してアルツハイマー病の超早期判定アプローチを確立するAMEDプロジェクト「最初期アルツハイマー病を検出する脳ナビゲーションタスクの神経回路基盤解明に関する研究開発」(主研究者:藤田医科大学脳神経内科渡辺宏久教授、 名古屋大学医学部、 放射線医学総合研究所などとMIGが参加)が採択され推進中です。

■【会社概要】
~人生100年、 脳の健康を保ち人生を全うする~
会社名   :MIG株式会社
代表取締役 :甲斐 英隆
URL    : https://www.medicalig.com/
資本金   :86,749,925円(2022/4/1現在)
創設    :2017年9月1日
事業内容  :Brain100 studio事業( https://brain100studio.com/ )
直営スタジオ:渋谷区桜丘町29-24秀和桜丘レジデンス516号

■【MIG代表取締役CEO プロフィール】

甲斐 英隆(Kai Hidetaka)
10年間の闘病介護生活ののちに母親を認知症で失う。 最後の4年間は父の顔も認識できなくなった母、 その母を見つめる父の悲しい表情が忘れられず同年MIGの起業を決意。 米国系経営コンサルティング会社アーサー・D・リトル、 米国サンマイクロシステムズ本社、 富士ゼロックス、 ディメンションデータジャパン&APAC、 アクサ生命保険などの役員を歴任。 早稲田大学理工学部卒業、 マサチューセッツ工科大学先端技術研究所客員研究員、 同大スローン経営大学院経営科学修士。

■【MIG取締役CSO プロフィール】

高島 明彦(Takashima Akihiko)
学習院大学理学部生命科学科 教授。 米国FDA研究員、 三菱化成生命科学研究所主任研究員、 理化学研究所アルツハイマー病研究室長、 国立長寿医療研究センター長寿神経生物学ディレクターを経て現職。 九州大学理学部生物学科修士、 神経生物学 Ph.D.
近著に『JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法』(集英社)

■【高島明彦近著 JIN-仁-と学ぶ認知症「超」早期発見と予防法】

集英社及び医療時代劇マンガ「JIN-仁-」作者の村上もとか先生が、 MIGのビジョン「人生100年、 脳の健康を保ち人生を全うする」に賛同され、 認知症予防アプローチに迫った本書は今年2月に刊行。 「JIN-仁-」主人公の南方仁と認知症予防の専門家高島明彦教授の対話形式で、 読みやすい形になっております。 Amazon精神医学書ベストセラー選別。

<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
MIG株式会社 担当:小田原達郎
東京都渋谷区桜丘町29-24
秀和桜丘レジデンス516号
電話:03-4500-8261(代)
Mail: contact@medicalig.com

お読みいただき誠にありがとうございましたcontact@medicalig.com