2015.3.23 第二の人生の過ごし方!定年退職?継続雇用?それとも・・・
さてさて、今回はシニアの第二の人生に注目してみたいと思います。
これまでは60歳で定年退職を迎える方が多く・・・
「会社を定年退職したらずっと家にいられる!」
「今まで忙しくてできなかった趣味や夫婦の時間を満喫しよう!」
と、この時を今か今か!!と待ち望む方もいらっしゃいました。
かたや、最近は高齢化と共に元気な方も増え・・・
「こんなに元気なのに、引退なんて!」
「昨日までバリバリ働いていたのに、有り余る体力と時間を注ぎ込むものがない!どうしたらいいんだ!」
と、それまでの人生を仕事に捧げていたばっかりに、困惑される方もいらっしゃいます。
後者の方の中でも、定年後も同じ企業や職場で働きたいという方は、再雇用制度を利用するのもひとつの方法ですよね。平成25年4月の「改正高齢者雇用安定法」によって、希望する従業員の65歳までの継続雇用が企業に義務づけられました。
しかし、最近は違う選択肢が増えている、というあるニュースの記事を見つけました。それによると第二の人生として「起業」の道を選ぶシニアが増えているそうです。
中小企業白書(2014年版)のデータでは、約20年前に14.2%だった60歳以上の起業家の割合が2012年には32.4%に増加しています。30代の起業家の割合は23.6%なので、それを大きく上回っています。これは驚きですね!
「これまでの経験や人脈を活かし、会社員で叶わなかったビジネスに再チャレンジしよう!」
「今までと同じくらい、いやもっと稼ごう!」
ということだけでなく・・・
「社会に貢献しよう!」
「恩返ししよう!」
というモチベーションを持つシニアが多いようです。実際に年齢が高くなるにつれ、社会貢献やボランティアの意識も高まるというデータも出ています。
確かに、引退して家でぼーっと毎日を過ごすよりずっと良いですね!皆さんの周りのシニアは定年後どう過ごされていますか?