東京工科大学とエーテンラボ、「ADOC」と「みんチャレ」を活用した共同臨床研究を開始
2022/3/
日本初、目標設定とデジタルピアサポートアプリを組み合わせてリハビリ支援
東京工科大学(学長:大山恭弘)医療保健学部とエーテンラボ株式会社(東京都港区、 長坂剛代表取締役CEO)は、 東京工科大学友利幸之介准教授らの研究チームが開発し、 実用化されている作業療法における目標設定アプリ「ADOC(エードック)」と、 エーテンラボ株式会社が開発するデジタルピアサポート(※1)アプリ「みんチャレ」を組み合わせてコロナ禍におけるリハビリ患者のサポートに応用するための臨床研究を実施いたします。
本研究は、 リハビリテーションにデジタルピアサポートアプリを活用した際の行動変容効果を検証する国内初の取り組みです。 リハビリテーション専門職の介入が難しい日常生活の行動変容を、 アプリ上の仲間同士の支え合いによって促すことで、 リハビリテーションの効果を向上させることが期待されます。
全国の作業療法士らの協力のもと3月より臨床研究を開始し、 2022年度末を目処にこの成果をまとめ、 2023年の実用化を目指します。 両者はこの研究を通じて、 アプリを活用したWith/Afterコロナ時代の新しいリハビリテーションモデルを創出し、 患者のQOL向上への貢献を目指します。
(※1) デジタルピアサポートとは、 同じ境遇の仲間がアプリやWebサービスなどをオンラインで交流 し、 助け合うこと。 「ピア」は仲間を、 「サポート」は支援を意味しています。
- 研究背景
新型コロナウィルス感染症の拡大により、 世界中の人々が行動制限を受けています。 特に基礎疾患や障害のある患者や虚弱高齢者らはその影響を受けや
- 研究目的
作業療法の目標設定プロセスを支援するためのiPad向けアプリ
(※2) 1次予防とは、 生活習慣の改善、 健康教育、 予防接種などの病にかからないように施す処置や指導のこと。 2次予防とは、 健康診断など、 早期発見・
- 研究手法
「ADOC」
- 研究概要
研究課題:健康行動変容を促進するデジタルピア・
研究者 :東京工科大学 医療保健学部 作業療法学専攻 友利幸之介准教授、
同 澤田辰徳教授、 同 大野勘太助教
神奈川県立保健福祉大学 リハビリテーション学科 長山洋史准教授
共同研究:株式会社エーテンラボ
偕行会リハビリテーション病院、 福岡リハビリテーション病院、 中伊豆リハビリテーションセンター
久里浜医療センター、 ありまこうげんホスピタル、 山形県立こころの医療センター
■ADOCについて
2011年に開発され世界6か国以上のリハビリテーションの現場
公式URL http://adocproject.com
みんチャレについて
5人で励まし合いながら楽しく続ける習慣化アプリ。
みんチャレは勉強・ダイエット・運動・
神奈川県との臨床研究で2型糖尿病患者と予備群の方を対象に生活
※参考プレスリリース「習慣化アプリ「みんチャレ」
https://prtimes.jp/main/html/
<みんチャレMedical>
患者さんの生活習慣改善に貢献するために、 みんチャレを活用した臨床研究を推進しています。
公式ページ: https://a10lab.com/service/
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【本件に関するお問合せ先】
■東京工科大学
片柳学園 コミュニケーション企画部 担当:大田 Tel 042-637-2109 E-mail ohta@stf.teu.ac.jp
同広報分室(ブランデックス) 担当:園原 Tel 03-3564-2361 E-mail sonohara@brandex.co.jp
■エーテンラボ株式会社
広報 担当:横田 E-mail narumi.yokota@a10lab.com
臨床研究 担当:渋谷・吉原 E-mail: minchalle.study@a10lab.com