子どもに迷惑をかけない・かけられない!60代からの介護・お金・暮らし
入院・介護・老後資金・住まう場・配偶者亡き後・相続・葬儀・お墓……「いざという時」のために備えておきたいこと。入院や介護、相続などで「子どもに迷惑をかけたくない」というシニアは多いですが、そのためには、元気なうちからの準備が必要です。
人生100年時代の「長い老後」を安心して暮らすために、シニア世代が知っておくべき・やっておくべきことを、具体的な事例を交えながらわかりやすく解説します。
「子どもに迷惑をかけられたくない」というシニアの本音にも応える1冊です。
・著者:太田 差惠子
・出版社:翔泳社
・発売日:2021年3月
■目次(抜粋)
第1章●入院
・ある日突然、道で倒れたら?
・「身元保証」を子に頼れない、頼りたくない…
・配偶者の緊急入院!家事は?付き添いは?
・完治していないのに退院、どうしよう!?
・退院後の世話を巡って子どもたちが喧嘩!
第2章●お金
・今後の暮らしにかけられるお金は?
・自宅を貸して老人ホームの月々費用にあてたい
・子と同居したら医療費や介護費用が高額に?
・子から「孫の教育資金援助」を頼まれた
・子どもが離婚して、養育費の保証人を頼まれた
第3章●介護
・子どもには「世話にならない」と言ってたけど…
・ヘルパーさんに「ついで」を頼んだら断られた…
・「仲の良い子」と「折り合いの悪い子」がいる
・子が介護のために「仕事を辞める」と言っている
・トイレ介助、入浴介助が必要になったら誰に頼む?
第4章●配偶者の死
・配偶者が亡くなり「一人暮らし」を実感
・配偶者の遺品整理で子どもと喧嘩に…
・「心配だから」と無職の子が住み着いた
・夫の死後は、夫の親族とかかわりたくない!
・再婚を考えているけど、子の反応が心配…
第5章●住まう場
・老後の田舎移住、海外移住はアリ?
・事故も心配だけど、免許の返納はまだ…
・子からの同居の申し出を断ったけれど…
・子どもが施設入居を強硬にすすめてくる
・入居した高齢者施設が倒産してしまった!?
・年金額が少なくても入れる施設はある?
第6章●最期の準備
・「延命措置」について家族で意見が対立
・死後の手続きに必要な書類が見つからない!
・家族に見せたくないものを整理したい
・子どもがやたらと「断捨離して」と言ってくる…
・管理が大変なお墓、自分たちの代でどうにかしたい