【シニアの概況】60歳以上の者の社会参加活動 2021年1月
内閣府より発表される『高齢社会白書』を元に、具体的な数字を交えてながら
シニアマーケットについて、テーマ別にご紹介します。
シニアマーケットをマクロ視点で捉える際にお役立てください。
2021/1/12
高齢者の約6割が働いているか、ボランティア等活動を行っている
60歳以上の者の社会活動の状況について見ると、60歳~69歳では71.9%、70歳以上では47.5%の者が働いているか、またはボランティア活動、地域社会活動(町内会、地域行事など)、趣味やおけいこ事を行っています。
男女別に70歳以上での社会活動の状況を見ると、男性は51.7%、女性は44.2%の者が働いているか、何らかの活動を行っています。
60歳以上の者の社会活動の状況
高齢者の社会的活動は「自治会、町内会などの自治組織の活動」が最も多い
また、60歳以上の者の社会的な活動の状況を見ると、令和元年(2019年)度における「特に活動はしていない」割合は、平成28年(2016年)度と比較すると全体的に減少しています。活動の内容を見ると、「自治会、町内会などの自治組織の活動」が21.8%で最も多く、次いで「趣味やスポーツを通じたボランティア・社会奉仕などの活動」が16.9%と多くなっています。
現在行っている社会的な活動
高齢者が社会活動を行っていない理由は「体力的に厳しい」が最も多い
さらに、社会的な活動をしていない理由について見ると、「体力的に難しい」が30.5%、「活動をする意思がない」が28.7%、「時間的な余裕がない」が28.0%と多くなっています。
社会的な活動をしていない理由(複数回答)
出典・引用:内閣府『令和2年版高齢社会白書』
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