パナソニック株式会社/アームサポート手すり「メンディ」発売
アームサポート手すり「メンディ」を発売
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社 エイジフリービジネスユニット傘下のパナソニック エイジフリー株式会社(以下、パナソニック エイジフリー)は、設置工事が不要の据置型アームサポート手すり「メンディ」を2016年5月24日より、介護用品を扱う販売店や介護施設などに向けて発売します。握力が低下しても使いやすい平面タイプで、要介護度の高い方の自立促進や、介護負担軽減に貢献します。なお、本製品は介護保険制度の対象品のため(※1)、利用者は要介護度に応じて、介護ショップからレンタルいただけます。
手すりの設置は高齢者の転倒防止のための環境整備の基本で、寝たきり予防策のひとつです。手すりには、壁や床に設置する工事を伴うものと、工事なしで置くだけのもの(据置型など)があります。工事が不要なタイプは賃貸住宅でも導入しやすく、また介護保険制度のレンタル対象品なので、身体状況や環境の変化に合わせて撤去や変更がしやすく、多くの方々に利用されています。しかし、一般的な握るタイプの手すりは握力・脚力・バランス力が衰えてくると使いづらいため、現在市場では介護度の高い方向けの手すりは少ない状況です。要介護人口の増加が進む中、介護度の高い方の自立支援や、介護負担軽減につながる手すりが求められています。そこでパナソニック エイジフリーは、これまでの商品企画開発でも一貫して大切にしてきた“人間の効率的な動作”をサポートする視点に立ち、「メンディ」を開発しました。
本製品は、“平面に手をつく” という握力が低下しても使いやすい身体の支え方を取り入れています。脚力・バランス力が低下した方でも使いやすいように、肩幅以上で持てたり、前腕も置けるゆったりサイズが特長です。また、支柱が1本なので足元で邪魔にならず、例えばソファでもそばまで寄せられるなど設置環境の制約も少なく、さまざまな場所で使えます。さらに、側面レバーを押すと手すり位置を水平方向に3段階スライド可能で、体格やシーンにあわせて調整できます。
既発売の室内用自在手すり「ツインディ」と合わせたシリーズ展開で、介護度に応じて幅広くサポート。パナソニック エイジフリーは今後も、利用者が安心して使え、また介護する人の負担も軽減できるような製品を提供することで、健やかで心豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
なお、本製品を第19回国際福祉健康産業展「ウェルフェア2016」(会期:2016年6月2日(木)~4日(土)会場:ポートメッセなごや)に出展します。
<特長>
1. 平面なので、握る必要がなく、手・腕・肘で支えやすい
2. 上半身を支えることができるため、介護される人の自立支援や、介護する人の負担軽減にも貢献
3. 体格や使用場面・用途にあわせて、向きや高さを調整可能
※1 地域によって対象品に認定される時期が異なります。
【品名】アームサポート手すり「メンディ」
【品番】PN-L80301
【本体サイズ・重量】幅63×奥行78×高さ49~70cm・22kg
【最大使用者体重】100kg
【希望小売価格(税抜)】68,000円
【発売日】2016年5月24日
【販売目標】5,000台/年(2016年度)
【お問い合わせ先】
パナソニック エイジフリー株式会社 ケアプロダクツ事業部
フリーダイヤル:0120-365-887 (平日 9:00~17:30)
全文は以下プレスリリースをご覧ください。
▼[プレスリリース] アームサポート手すり「メンディ」を発売(2016年5月23日)
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2016/05/jn160523-1/jn160523-1.html
<関連情報>
・パナソニックのエイジフリー