株式会社第一興商/生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」
泉佐野市(大阪)35施設でDKエルダーシステム導入。音楽介護予防教室「泉佐野元気塾」を6月よりスタート
株式会社第一興商(東京都品川区 代表取締役社長 林 三郎)は、5月中に泉佐野市(大阪)の町会館および自治会館等30カ所と公共施設5カ所に生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」を納入します。また、同市がDKエルダーシステム導入施設35カ所において6月より実施する音楽介護予防教室「泉佐野元気塾」の運営を当社が受託しました。
同市では、高齢者が住み慣れた地域で明るく豊かで活力に満ち、すこやかにはつらつと暮らせることを目指し、2016年度よりDKエルダーシステムを利用した音楽介護予防教室、通称「泉佐野元気塾」が実施されます。本事業を通じて、高齢者の介護予防・認知症予防・健康づくりに取り組むとともに、地域住民の生きがいの場を広げ、コミュニティの創出と活性化を図るものです。
本事業は、本年6月から同市の町会館、自治会館および公共施設など35カ所において1回あたりおよそ90分の教室が月1回開催され、近隣の高齢者が無料で参加できます。教室開催にあたっては、一般社団法人日本音楽健康協会が認定する音楽健康指導士を派遣し、DKエルダーシステムを活用した教室を運営していきます。
DKエルダーシステムは、音楽を使う、体を使う、目で観るといったプログラムの提供を通じて、高齢者の心と体を元気にすることができ、「運動・口腔・認知」など総合的な生活機能の維持・向上の効果を認められています。
仲間と共に歌うことで元気な心を取り戻し、音楽やリズムに合わせることで楽に体を動かせるようになり、懐かしい映像を観ることで認知症の予防・軽減につながるなどさまざまな効果が期待できます。現在、19,000カ所以上の高齢者施設で導入され、高齢者の皆さんが楽しみながら継続的にプログラムに参加しています。DKエルダーシステムを活用した介護予防教室等は、閉じこもりがちな高齢者の外出を促すとともに、新たな地域コミュニティの形成にも役立っています。
さらに、今後は、同市の町会等で同様の音楽介護予防教室を自主活動によって開催できるようになることを目指し、本教室参加者の中から地域サポーターとして活躍する指導者を養成するための支援も行なってまいります。
当社は、これからもDKエルダーシステムの普及に努めながら、高齢者の健康寿命延伸を支援していきたいと考えます。