チカク/注目の熱中症対策アイテム「まごチャンネル with SECOM」とは?
2020/5/27
熱中症の救急搬送の4割が「住居」で発生
さらに今夏は、外出自粛で暑熱順化進まず、熱中症のリスク高との指摘も
また、今夏は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響に伴う外出自粛で身体の「暑熱順化」が進まず、今年は例年以上に熱中症へのリスクが高まると専門家や自治体が呼び掛けています。
さらに、総務省消防庁の調査によると、例年の熱中症の救急搬送の4割が「住居」という実態も明らかになっています。
そのような中で、株式会社チカクとセコム株式会社が協働で開発し、遠く離れたご実家の熱中症リスクをスマホに知らせる「まごチャンネル with SECOM」をご紹介します。
気象庁は「3ヶ月予報」で、「平均気温は東・西日本と沖縄・奄美で平年より高く、北日本(北海道と東北)も平年並みか平年より高い」と予報し、厳しい暑さに注意を呼び掛けています。
https://www.jma.go.jp/jp/longfcst/pdf/pdf3/001.pdf
■今年は外出の機会減少で、「暑熱順化」できず、高リスクに
新型コロナウイルスによる外出の自粛で、自宅で過ごすことが多く、体力が落ちていたり、身体が暑さに慣れていく「暑熱順化」ができないため、今年は例年以上に熱中症へのリスクが高まると専門家や自治体が呼び掛けています。
さらに、高齢者に対しては、家族や近所の人など周囲の人たちが熱中症予防を呼び掛け合うことが重要と厚生労働省も注意を促しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002btf0-att/2r9852000002btgh.pdf
■熱中症の救急搬送の約4割が「住居」
また、総務省消防庁の調査によると、発生場所別の救急搬送人員は、例年、「住居」が4割程度と、最も多い割合を占めています。
参考)総務省消防庁「2019 年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」
https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/heatstroke_geppou_2019.pdf
■注目の熱中症対策アイテム
・遠く離れた実家の温湿度や熱中症のリスクをスマートフォンにお知らせ まごチャンネルWith SECOM
2020年1月に販売開始された「まごチャンネルWith SECOM」は、セコム株式会社と株式会社チカクが協働で開発した新しいみまもりサービス。
環境センサー「みまもりアンテナ」が、遠く離れた実家の温湿度、生活音、照度を感知し、親御さんの起床や就寝を判断し、アプリに「起きたようです」「寝たようです」と通知するほか、温湿度の急激な変化をはじめ、熱中症の注意喚起などもお知らせします。
今年2月には、東京都が主催する「ダイバーシティTOKYOアプリアワード」で、高齢者にやさしいサービスとして、最優秀賞も受賞しています。
(本体:33,000円、月額使用料1,848円(税込))
■まごチャンネル with SECOMのユーザーの声
- 「実家にいる母は80代後半で、突然何か起きないかが心配だったものの、監視カメラは母が望んでいませんでした。そんな中、『まごチャンネル with SECOM』を使い始め、『まごチャンネル』の『見始めました』通知に加え、『みまもりアンテナ』で起床から就寝までの実家の生活リズムがイメージできて、とても安心しています」
- 「両親は、まごチャンネルをいつも楽しく見ています。70代に近い両親は見守り云々と言うと煙たがるものの、『まごチャンネル with SECOM』だと、子ども側でゆるやかに実家の状況がわかるのが本当にありがたいです。実際に、両親に『みまもりアンテナ』のデータを自分のスマートフォンで見せた時に、センサーが就寝や起床時間、温度、湿度などを感知していることに驚いていましたが、日常は全く意識せずに生活しています」