68~100歳のお部屋14室を拝見!! シニアの生活必需品とは!?
シニアのお宅訪問
68~100歳のお部屋14室を拝見!!
~シニアの生活必需品とは!?~
2019年8月に軽費老人ホームの居室を訪問し、写真撮影~生活実態の調査をいたしました。シニアライフ総研®の独自視点で調査トピックスをまとめましたのでご紹介いたします。
調査概要
- 場所:千葉県船橋市内 軽費老人ホーム A型
- 調査日:2019年8月5日(月)
- 対象年齢:68歳~100歳の男女
- 対象部屋数:14部屋
- 調査日の天候:晴天、気温33度、風速1~2m程度
対象施設入居資格
- 60歳以上の健康で自立した生活が可能である方(ご夫婦で入居希望をされる場合には、
- 家庭環境などによりご家族とともに生活が困難な方
- 毎月の生活費をご負担できる方(生活費は、月額の定額+各自の年収に応じた事務費)
施設の特徴
- 看護師が常勤。内科医、歯科医の診察が週一回、心療内科医の診察が隔週一回あるので、希望者は受診可能。
- 個室。南東向きの8畳間がメイン。全室トイレ、化粧台、押し入れ、バルコニー付き。各部屋に緊急コールブザーあり。
- 併設施設と協力して、総合的な介護支援。
- 個々の嗜好、食習慣、消化機能や疾病を配慮・予防し、精神の安定、老化の遅延を配慮した「生活の質」の向上を目指した食事提供。
- 日常の入浴は週3回。年に数回、温泉地から源泉を運ぶ温泉イベントあり。
- ひな祭り、納涼祭、お誕生日会など、季節ごとの行事や催しを実施。地域の学生や演奏ボランティア等を呼び、地域の方にも観覧をしてもらう公開イベントを定期的に実施。
はじめに
今回の調査対象の「軽費老人ホーム A型」の特徴は、比較的少ない費用負担で利用できる福祉施設で、主に自立あるいは要支援の高齢者を受け入れ、見守りと食事の提供を行っています。居室は6畳一間、洗面台とトイレが設置され、食事・入浴・洗濯は共有(共同)スペースとなっています。
よって、今回の調査対象者は、入居前に暮らしていた住居にあった物(モノ)を整理し、入居に際し自身の生活に必要最低限な身の回り品だけを持ち込んだ高齢者であると言えます。
そこで、シニアライフ総研では、各入居者の居室に共通する物(モノ)をピックアップし、施設入居する高齢者が生活するために「本当に必要とする物(モノ)・最低限必要な物(モノ)」を調査しました。
高齢者の生活必需品
生活必需品リストは、「高齢者“だからこそ”必要な物(モノ)」ではありません。よって、高齢化を起因とした市場サイズの縮小はあり得ないと想定されます。但し、高齢者の使用シーンや使い勝手に主眼を置いた商品開発が行われてきたとは言い難いため、メーカーによる高齢者のユーザビリティを考慮した商品開発が、新たに高齢者市場に参入する/既存市場での競争力強化の糸口になり得ると考えられます。
※上記図は一部のみ
トピックス
暮らしやすいようにカスタマイズがしている!
入居者の身体状態によって、使い勝手が良いように、暮らしやすいように工夫しているモノが多数みられました。
使わなくなったモノをなかなか捨てない=物持ちが良い?
身だしなみを整えるための美意識は高い!
コロコロ保有率が高い!
ラジオ愛聴者が多い!
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