日赤/6月4日~10日は、「歯と口の健康」週間
6月4日~10日は、「歯と口の健康」週間
高齢者のための、お口の健康を保つ“体操やポイント”をご紹介します。
~口腔内を良好に保つ習慣を持って、生涯にわたって健康に~
日本赤十字社は、全国の都道府県支部で実施している「赤十字健康生活支援講習」で高齢期を迎える前からの健康管理などについてお伝えしています。
6月4日~10日は、「歯と口の健康」週間です。歯と口の健康は全身の健康にも影響し、味覚刺激や咀嚼運動は脳の活性化にも影響があるとも言われています。この機会に習慣を見直して、口腔内の衛生状態を良好に保ち、生涯にわたり健康に過ごしたいものです。日本赤十字社(本社:港区・以下、日赤)は、全国の都道府県支部で実施している「赤十字健康生活支援講習」で高齢期を迎える前からの健康管理などについてお伝えしています。その内容から今回は、お口の健康を保つ“体操やポイント”をご紹介します。
【健口体操(嚥下体操)】
高齢になると足腰が弱ってくるように、口の周りの筋肉や顎や舌の動きが低下して、咀嚼や嚥下などの口腔機能に支障をきたすことがあります。口腔機能が低下しないように、あるいは、低下した口腔機能を向上させるための体操が健口体操(嚥下体操)です。
【口腔内を清潔に保つポイント】
1.歯ブラシを使う
・高齢者の状態にあった物を使用。歯ぐきを傷つけない柔らかい毛先の歯ブラシ。
・太めの柄が持ちやすい。
2.歯間ブラシや糸ようじを使う
・歯ブラシに加え歯間ブラシを使ってより清潔に。
3.入れ歯の取り扱い
・食後、寝る前に入れ歯を外し、水を流しながらブラシで磨く。(歯磨き粉は入れ歯を傷つけるため使用しない )
・総入れ歯の場合は、表面だけでなく、裏面の汚れも落とす。
・部分入れ歯の場合は、固定金具部分に汚れがたまりやすいので気を付ける。
・使わないときは、専用の容器を決めて水の中で保存。入れ歯洗浄剤を使用するのも良い。
4.うがい・口の中が乾燥すると細菌が繁殖しやすく、また、咀嚼や嚥下障害が起こりやすくなり、口の中に食べ物が残りやすいため、うがいが大切。
【赤十字健康生活支援講習の問い合わせ先】
「赤十字健康生活支援講習」は、全国にある日赤の各都道府県支部が実施しております。講習の開催予定、お申込みや受付などにつきましては、日赤の各都道府県支部へお問い合わせください。
連絡先は、下記リンクをご覧ください。
http://www.jrc.or.jp/search/study-link/index.html
○赤十字 WEB CROSS 電子講習室(eラーニング)
クイズと動画で赤十字講習の一部をご覧いただけるeラーニングも行っております。
下記リンクよりご参照いただけます。
<赤十字WEBCROSS電子講習室>
http://www.tokyo.jrc.or.jp/application/webcross/index.html