子が親へ聞きたいことの第1位は「もしものときの意向」で83%
親に自分で聞くことは「難しい」と感じている割合は49%。最も伝えたいのは「愛・感謝」で89%
オヤシル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:武田勇、以下「オヤシル」)は、「家族(親・子・夫婦)で話したいこと・聞きたいことに関する調査」を実施し、20代〜60代の男女106名の回答を得ました。結果からは「伝えられていないけど、伝えたいことがある」割合も「聞けていないけど、聞きたいことがある」割合も、子から親が、親から子、夫婦間と比べて多いことが分かりました。また、聞きたいことを「自ら聞くのは難しい」と答えた割合も子から親が最も多く、子は親へ「聞きたいことがあるのに自ら聞くのは難しい」という課題感が表れる結果となりました。
加えて、本調査では「家族で話したいこと、聞きたいことランキング」を公表。親から子・子から親・夫婦間のすべてで、伝えたいことの第1位は「愛・感謝」であることなどが分かりました。
「家族関係ごとの話しておきたいこと・聞きたいこと」に関する調査概要
調査概要:家族関係ごとの話したいこと・聞きたいことに関する調査
調査方法:インターネット調査(Google form)
調査期間:2024年10月27日〜同年12月13日
有効回答:20代~60代の106名(属性:子:104名 親:52名 夫婦:70名)
本調査の結果の概要
本調査では、子の65%に「親に伝えられていないけれど、伝えたいこと」があり、第1位は「愛・感謝」であること。76%に「親に聞きたいけれど聞けていないこと」があり、第1位は「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」であることがわかりました。
また、子から親に自ら伝えたいことを伝えたり、聞きたいことを聞いたりすることは、親から子、夫婦間と比較して「難しい」と感じる人が多い傾向も見えてきました。子から親へ伝えることが「(恐らく)できない」と答えた人は34%、聞くことが「(恐らく)できない」と答えた人は49%でした。親への同じ質問に対しては、子に伝えることが「(恐らく)できない」という回答が11%、聞くことが「(恐らく)できない」が21%であり、子と親の立場で差が出た結果となりました。
一方、共通点として、子から親、親から子、夫婦間のすべてで「伝えられていないけれど、伝えたいこと」の第1位は「愛・感謝」という結果になりました。
「聞けていないけれど、聞きたいこと」でも子から親、夫婦間では「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」が第1位。親から子では「不安・悩み・心配」が1位となり、家族の不測の事態となったときの意向や、家族の悩んでいることを理解したい傾向が共通して表れた結果となりました。
※1_「伝えられていないけど、伝えたいことはありますか?」の設問に対して「ある」と回答した人の割合
※2_各テーマへの「伝えたい度合い」を質問。5件法における「4.まあそう思う」と「5.とてもそう思う」の割合の合算
※3_「伝えたいテーマを伝えられそうか?」を質問。4件法における「1.できない」「2.恐らくできない」の割合の合算
※4_「聞けていないけど、聞きたいことはありますか?」の設問に対して「ある」と回答した人の割合
※5_各テーマへの「聞きたい度合い」を質問。5件法における「4.まあそう思う」と「5.とてもそう思う」の割合の合算
※6_「聞きたいテーマを聞けそうか?」を質問。4件法における「1.できない」「2.恐らくできない」の割合の合算
<オヤシル株式会社HPはこちら:https://oyashiru.com/>
項目ごとの結果詳細
1.【結果サマリ】伝えたい/聞きたいことの有無と自らできそうか?について(図1より)
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「伝えたいこと」も「聞きたいこと」も「ある」と答えた割合は<子から親>が最も多い
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「伝える」ことは<子から親>・<夫婦>では3人に1人が「(恐らく)できない」と答えた
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「聞く」ことが「(恐らく)できない」割合は<子から親>が最も多く49%、約2人に1人であった一方<親から子>・<夫婦間>では「(恐らく)できない」と答えた人は21%、19%と約5人に1人。子が親へ聞くことの難しさが傾向として発見された
2.【結果サマリ】伝えたい/聞きたいランキングについて
2.1_子から親の伝えたい&聞きたいランキング
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<子から親>への伝えたいことの第1位は「愛・感謝」で89%
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<子から親>への聞きたいことの第1位は「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」で83%。2位は「これからの願い」で75%。子は親の”これからのこと”を聞きたい傾向が表れた
2.2_親から子の伝えたい&聞きたいランキング
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<親から子>への伝えたいことの第1位は「感謝・愛」で71%
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<親から子>へ聞きたいことの第1位は「不安・悩み・心配」で86%、2位は僅差で「これからの願い」で82%
2.3_夫婦間の伝えたい&聞きたいランキング
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<夫婦間>で伝えたいこと第1位は「愛・感謝」で73%。2位は僅差で「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」で70%
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<夫婦間>で聞きたいこと第1位は「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」で73%、2位は「これからやりたいこと・願い」で65%。<親から子>と同じく、”これからのこと”を聞きたいという傾向が表れた
共通点
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すべての関係性で「愛・感謝」が伝えたいテーマ第1位に
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<子から親><夫婦間>の聞きたいことでは「もしものとき(介護・医療・死後など)の意向」「これからやりたいこと・願い」が1位、2位と並んでおり、”これからのこと”を聞きたい傾向が共通して表れた
オヤシルインタビューについて
今回の調査結果から、子から親へ聞きたいことが「ある」と答えた方の割合は、他のどの家族関係に比べても多く、また自分では「(恐らく)できない」と感じる割合も多い「聞きたいけど難しい」傾向が見えてきました。
オヤシルでは、子の「親のことを知りたい」という気持ちに伴走するサービス、オヤシルインタビューを提供しています。子が聞きたい内容は、親にとっても「答えのない(”これから”を考える)テーマ」であることが多いです。オヤシルインタビューでは、子の代わりに想いとスキルのあるインタビュアーが親御さんのこれまでの豊かなエピソードをじっくり聴きながら、一緒に答えのないテーマ(それはもしものときのことや、これからの願いも含まれます)への考えを深め、言葉にする時間をご一緒します。そしてそのインタビューの内容を記事や録画として、ご家族の大切な共有体験に関わらせていただいております。
<オヤシルインタビュー:「ライフタイムカプセル」のサービスHPはこちら>
<オヤシル株式会社HPはこちら:https://oyashiru.com/>
企業概要
本社所在地:東京都渋谷区
代表取締役:武田 勇
事業内容 :「自分も家族も大切にできる老後」を目指し、親子間での伝えておきたい”愛や感謝”、聞いておきたい”これからの願い”やもしものときの意向”の共有において「家族だけで向き合わなくていい」という選択肢となるため「オヤシルインタビュー」を中心に事業展開
設立 : 2024年5月15日
Website :https://oyashiru.com/
お問合せ先:isamu.takeda@oyashiru.com