人生100年時代 シニアの働き方|旅先バイト「おてつたび」50代以上の利用者増
日本の労働人口が減少する中、シニア層が地域を支える貴重な労働力に
お手伝いと旅を掛け合わせた人材マッチングサイト『おてつたび』では、50代以上の参加者の割合が3年で3倍以上に増加しています。
おてつたびとは
「お手伝い(短期アルバイト)」と「旅」を組み合わせた人材マッチングサービスです。人手不足に悩む地域事業者と、働きながら旅を楽しみたい旅行者をマッチングしています。
現地までの交通費は自己負担ですが、旅先で働くことで報酬が得られ、さらに宿泊場所(寮や空き部屋など)が無料で提供されます。
「おてつたび」は、観光地の人手不足を解消しながら、旅行者が旅先で働いて収入を得つつ、地域との深い交流を楽しめる新しい旅のスタイルとして注目いただいております。
2024年12月2日現在、登録者数は64,000人以上。Z世代(1990年代半ばから2010年代前半生まれ)を中心に、近年では、(早期)退職者、子育てがひと段落した主婦などのシニア層にも利用が広がりつつあります。
50代以上の利用者が増加
『おてつたび』の50代以上の参加者は、2021年12月3日時点で全体の8%だったのに対し、2024年12月3日時点では26%に増加しています。
シニア世代増加の背景として考えられること
JTB総合研究所が実施した「シニアのライフスタイルと旅行に関する調査※」では、家族との旅行やレジャーへの期待が高い一方で、旅行や外出の頻度が減った理由としては、「お金がない」(54.5%)、「同行者がいない」(13.2%)、「計画や準備がおっくうになってきた」(11.3%)が挙げられています。
出典:シニアのライフスタイルと旅行に関する調査 https://www.tourism.jp/wp/wp-content/uploads/2016/03/20160331_senior_lifestyle.pdf
シニア世代の旅行に対するハードルとして挙げられる「お金がない」「同行者がいない」「計画や準備がおっくうになってきた」という課題に対し、『おてつたび』は以下のようなメリットを提供することで、シニア層のニーズに応えていると考えています。
「お金がない」
『おてつたび』では、働くことで報酬を得られ、宿泊費が無料となるため、経済的な負担を軽減できます。特にシニア世代にとって、旅行の際の宿泊費や交通費は大きな負担となりがちですが、『おてつたび』ではこれらの費用を抑えつつ、働くことで収入を得られるため、金銭面での心配が軽減され、気軽に旅行を楽しむことができます。
「同行者がいない」
シニア世代が旅行に出る際、同行者がいないことが旅行をためらわせる要因となることがあります。しかし、『おてつたび』では、参加者のうち、93%が「ひとり旅」で、現地での仕事を通じて地域の人々と交流することができます。新たな出会いやネットワーキングの機会が提供され、同行者がいなくても楽しめる環境が整っています。また、旅先での活動が人とのつながりを生むため、孤独感を感じにくくなります。
「計画や準備がおっくうになってきた」
『おてつたび』では、事前に募集された仕事に応募し、採用されることで現地での活動が決まります。交通手段や空き時間の過ごし方などの基本的な準備は必要ですが、従来のような複雑な旅行計画を立てる手間が省けます。特に、平均滞在期間が2週間であるため、短期間の観光旅行とは異なり、地域を深く味わいながら、暮らすように旅を楽しむことができます。
50歳以上のおてつたび参加経験者を対象にアンケート調査を実施
おてつたびは原則として全ての募集において応募者の年齢制限はございません。
中でも募集日程上部に「年齢不問」のタグが付いている募集に関しましては、学生以外の方も積極的に受け入れているおてつたび先となります。
おてつたび参加までの流れ
アカウントを作成し、マイページにプロフィールを入力。その後、参加したい募集に申し込み、受け入れ先とのマッチングが完了すれば、仕事開始です。応募時には志望動機を記入する必要があり、面接はありませんが、チャットでのやり取りが可能です。
シニア層の活動が地方の人手不足解消に貢献
日本の総人口が減少する中で、65歳以上の人口割合は増加しており、令和18年(2036年)には33.3%に達し、3人に1人が高齢者になると予測されています※。このような状況下で、シニア世代は地域を支える貴重な労働力として期待されています。また、シニア世代にとっても、旅先で働くことは「生きがい」や「新たな挑戦」「社会とのつながり」といったメリットをもたらすと考えています。
※内閣府 高齢化の現状と将来像:https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html
実際の参加者 体験記事
取材について ※年末年始も対応可能
「おてつたび」は、新しい旅のスタイルと繁忙期の人材確保の手段として、より多くの方に知っていただきたいと考えています。そこで、メディア取材を積極的に受け付けています。ご興味のある方は、ぜひ下記のフォームからお気軽にお問い合わせください。企画段階でのご相談もお待ちしております。
会社名 :株式会社おてつたび
代表者 :代表取締役CEO 永岡里菜
所在地 :(東京オフィス)〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目31-12
(静岡オフィス)〒430-0907 静岡県浜松市中区高林1丁目8-43
設立 :2018年7月
資本金:70,286,500 円