2015.5.18 アミューズメント施設の「シニア割引」の対象年齢って何歳から?
以前、交通機関の「シニア割引」の対象年齢から、各企業の「シニア」の定義ついてご紹介しましたが、今回は、アミューズメント施設の割引対象年齢をご紹介します。
- オリエンタルランド・・・65歳以上 http://www.tokyodisneyresort.jp/ticket/
通常の”1デーパークチケット”の大人料金6,900円に対して、 「シニアパスポート」は6,200円と700円の割引がされています。
色々な記事を見てみると、オリエンタルランドは、2008年頃から3世代に向けたコミュニケーションを本格的に考え始めたそうです。少子高齢化の影響でファミリー層の母数は確実に減少していくため、増やす余地のあるのは「ニューエイジング層」であり、団塊の世代が65歳を迎えた今、定年退職して金銭的に余裕のある方も多い。特にかわいい孫への出費なら喜んで…という傾向も強いため、3世代による来園に着目したそうです。
- TOHOシネマズ・・・60歳以上 https://www.tohotheater.jp/service/index.html
60歳以上の方は入場料一律1,100円のシニア割引、「夫婦50割引」というどちらかが50歳以上の夫婦であれば、2人で2,200円という2つの割引サービスがあります。
子供が独り立ちして、時間に余裕のあるシニアの取り込みを狙っています。若い頃、二人で映画館デートをされていたシニアが、歳を重ねてまた同じように映画館デートなんて、ロマンチックですね!
- ラウンドワン・・・50歳以上 http://www.round1.co.jp/service/bowling/senior/index.html
「朝トク! 毎朝健康 シニアパック」という平日の8時~10時の受け付けでボウリング2ゲーム500円になるというお得なパックがあるようです。 少子化や増税の影響で苦戦するラウンドワンでは、シニア客の獲得のために、ほぼ全店の開店時間を午前10時から8時に早めたそうです。 ボウリングの競技年齢は非常に幅広いですが、特にシニア層が多く、手軽なスポーツとして人気のようですね。
このように50歳以上のところもあれば、65歳以上のところもあり様々ですね。
次回以降で、他の業種企業の「シニア」定義についてご紹介させていただきます!
-
- 企業事例から学ぶ
- 第53回 株式会社ルネサンス
- 記事へ
-
- 行政事例から学ぶ
- 「健康寿命延伸都市」を支える松本ヘルスバレー構想
- 記事へ
-
- メディア事例から学ぶ
- 孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」
- 記事へ
-
- キャラクター事例から学ぶ
- 3世代マーケティング
- 記事へ
-
- イベント事例から学ぶ
- 2021年6月23日 映画「老後の資金がありません!」前田 哲監督取材レポート
- 記事へ
-
- 2025/12/13
- ●40代以上の男女が自身の老後において活用されることを最も期待する医療・介護テクノロジーは「介護ロボット」!株式会社テクリコが「老後の医療・介護テクノロジーへの期待に関する調査」を実施!
- 記事へ
-
- 2025/12/12
- ●アリナミン製薬と介護サービスを展開するツクイが業務提携
- 記事へ
-
- 2025/12/11
- ●65歳以降の就労・社会参加活動に関する調査報告
- 記事へ
-
- 2025/12/10
- ●【60歳以上の親と同居する方に調査】ヒートショック不安の背景に「住居内の温度差」、約9割が「家全体で温度が均一な住まいが重要」と回答
- 記事へ
-
- 2025/12/9
- ●【2025年最新調査】介護に関する意識調査、「話したいが話し合えていない」が最多。 家族間で介護の話し合いが進まない実態が明らかに 。
- 記事へ









