孫がプロデュースするTikToker シニアインフルエンサー 「きょうかのばあば」

孫がプロデュースするTikToker
シニアインフルエンサー「きょうかのばあば」

きょうかのばあば氏  菅原京香氏

 

2023年6月 取材

 

Q. TikTok「きょうかのばあば」を始めた経緯をお聞かせください。

(菅原京香氏)

TikTok「きょうかのばあば」を始めるきっかけとなったのは、大学進学のため上京したのを機に祖母と2人暮らしを始め、彼女がスマホを自在に使いこなしている様子を目にしたことです。PayPayでお年玉を贈ったり、Zenlyで私の帰りを確認したり、モバイルPASMOで電車に乗ったりする姿を見るたび、70代とは思えないほど巧みにテクノロジーを使いこなしていると驚きました。その様子をTikTokをはじめとするSNSに投稿したところ、多くの方から反響をいただきました。これをきっかけに、日本のシニアマーケットの可能性や、日本におけるデジタル化の遅れを解決するアプローチになるのではないかと考えるようになり、実際にTikTok「きょうかのばあば」として始めることにしました。

数あるプラットフォームからTikTokを選んだ理由は、今あるSNSの中で、アルゴリズムという観点とユーザー数が増えるという面で、一番伸びるポテンシャルがあるSNSだと考えたからです。TikTokのアルゴリズムは、新しいアカウントの動画はまず数百人のユーザーに表示、動画がどのように受け入れられるかを確認し、好評ならより多くの人々に表示するというものなので、0からアカウントを作ったとしても伸びしろがあると考えました。実際、配信を始めて6カ月の間に、35万回以上の再生数を誇る動画を3本ほど生み出すことができました。また、リサーチする中で、TikTok上でのシニアインフルエンサーが増えてきているとわかったことも理由のひとつでした。

シニアの定義は「65歳以上の人々」ととらえていますが、ライフスタイルや健康状態、価値観などによって十人十色です。テクノロジーをどれくらい使いこなせているかという点だけでも、かなりの幅があると思います。TikTok「きょうかのばあば」では、テクノロジーを駆使して日々を謳歌するひとりのシニアの日常を発信したいと考えました。なお、メインはTikTokですが、Instagram、YouTube shorts、lemon8などにも投稿しています。

 

(きょうかのばあば氏)

1975年に同志社大学の工学部を卒業後、日本電子計算株式会社でプログラマーとして勤務しました。退職後は夫の海外赴任でドイツに約4年滞在していた時期もあります。プログラミングとは無縁の生活になっていましたが数学好きは変わっていなかったので、ドイツでは日本人の子どもに数学を教えていました。また、日本文化を紹介するため現地でお点前を披露したらとても喜ばれたことがきっかけで、帰国後は茶道の教室を開き、今にいたります。

携帯電話は息子にすすめられ持つようになりましたが、ガラケーで特に不便もありませんでした。それが、息子がスマホを買い替えるタイミングでお古をくれたことでスマホを使うようになり、そこからアプリも利用するようになりました。電子マネーやモバイルPASMO、タクシーアプリのGOなどは日常的に使っていましたが、京香と暮らすようになってから、よりスマホを活用できるようになりました。

京香にはずっと「TikTokやろう」と声をかけられていたものの、断り続けていました。動画配信はもちろん、Twitterなどで発信したこともありませんでしたし、私の動画など誰も見るわけがないと思っていたのです。けれど「世間に若くて可愛い子は山ほどいる。シニアということに個性がある、ばあばだから見てもらえるんだよ」と妙に説得力のあることを言われ(笑)、孫のためにもなるのならと挑戦してみることにしました。

 

 

Q. TikTok配信を始めて、どのような感想を持たれましたか。

(きょうかのばあば氏)

TikTokで印象的だったテクノロジーは電動キックボードのLUUP、スマホ充電レンタルのチャージスポット、海外向けレンタルWi-fiのWifibox、傘のシェアリングサービスのアイカサなどです。また、TikTokをすることで、同じシニア世代といるだけでは知らないままだった世界を見られる面白さがありました。LUUPに乗ってみるなど初めての体験は、自分自身が楽しめましたね。

こちらが気合を入れて撮ったものがより多く再生されるとは限らず、むしろ「なぜこの動画が?」と思うものがバズる不思議さも体験しました。たとえば、新幹線の改札にスマホをかざして通るだけの動画が100万回以上再生されました。これはスマートEXで新幹線のチケットを購入し、チケットレスで乗車したときの様子を撮ったものです。シンプルな動画ですが、これまでは窓口に並んで買ってきたチケットをスマホで事前に購入することで、混雑した窓口で待つストレスやチケットを忘れたり紛失したりする心配もないという情報が詰まっていたことが再生回数につながったのかもしれません。ファストフードで食事する際、事前にモバイルオーダーで注文しておき、レジに並ばず指定された席で待っていると注文した品がテーブルまで届くという動画もたくさん見てもらえました。

また、ネットを通じてライブをやると日本中のみんなとお友達になれる感覚がとても楽しいです。たくさんの人と交流でき、世代を超えた交流ができます。一期一会というか、出会いが人生を作っていくのだと改めて実感しました。

 
 

Q. TikTokの企画は京香さんが考えていらっしゃるとのことですが、その際に心がけているのはどんなことでしょう。

(菅原京香氏)

まず、「日本のデジタル化を促進する」というビジョンからずれないコンテンツを発信することを意識しています。現在「きょうかのばあば」をフォローしてくださっているのは「もっとテクノロジーについて知りたい」という思いを抱いている方だと思うので、テクノロジーに関する有益な情報を発信し続けるのが私たちのミッションだと考えています。

また、伸びるコンテンツを作成するというところで、視聴者が動画をどれくらい見続けたのかを表す視聴維持率が高くなるコンテンツを生成することも意識しています。具体的には、TIkTokで視聴維持率が高くなるために欠かせない要素のひとつはコメントだと考えているので、コメントがつきやすいコンテンツを作ることを心がけています。

 
 

Q. TikTokでの配信を始められて、どのような反響がありましたか。

(菅原京香氏)

周りの知人には「『きょうかのばあば』見ているよ。応援してる」「お母さんにシェアしたよ」「きょうかのばあば、すごすぎる」など言ってもらえます。仕事でお会いした方に「『きょうかのばあば』の方ですよね」と言われたこともありました。

 

(きょうかのばあば氏)

私自身は、私生活を全部見られているような恥ずかしさが今もあります。友人やお茶の生徒さんも見てくれているようですが、気を遣ってくれているのかあまり突っ込んだ質問をされたりはしないので助かっています。

 

 
 

Q. TikTokとシニア世代の相性についての考えをお聞かせください。

(菅原京香氏)

TikTokのフォロワーさんの55歳以上の方は12%なので、シニアへのリーチという観点では、相性は良いとは言えないのが現状です。ただ、6月の時点でフォロワー約5300人のうち、650人近くのシニア世代が見てくださっているのはすごいという思いもあります。

 

(きょうかのばあば氏)

TikTokを通じて自分自身もできることが増えていくのは知的好奇心を刺激されて楽しいですし、同年代にもぜひ現代のテクノロジーを活用してもらいたいと思うようになりました。電子マネーも慣れれば便利なものですし、ネットスーパーを使えば重い荷物を持ち帰る苦労もありません。SuicaやPASMOはシニアも使いますが、スマホとは連携させている人は多くありません。あとひとつのステップアップをすることでもっと便利になること、QOLが向上することを、TikTok「きょうかのばあば」で知ってもらえたら、お役に立ててうれしく思います。

 

 
 

Q. TikTokのフォロワーをより増やすため、今後検討しているプランを教えてください。

(きょうかのばあば氏)

Tik Tokで声がけして集まった人とお茶のイベントを開催したり、旅行に行ったりできたらいいですね。メディア露出の件では、6月にはBS朝日の「太陽生命 Presents 草野仁の名医が寄りそう!カラダ若返りTV」に出演しました。今年はTikTokのフォロワー1万人を目標に、そして3年以内にCM出演を目指します。

 

(菅原京香氏)

TikTokのフォロワーさんが求めている有益コンテンツの継続的な更新、どういうコンテンツが伸びどういうコンテンツが伸びないのかといった分析は今後も継続します。それに加えてほかのインフルエンサーとのコラボレーション、テレビやWEBメディアなどのメディア露出を増やすということを計画しています。

今後はTikTokを通じてだけでなく、さまざまなチャネルでシニアと若者の交流を一層深めていきたいと思っています。人生を長く生きられているシニアの方から若者が学ぶことは沢山あります。日本ではシニア=高齢者ととらえますが、英語では「年長者」「先輩」を指すように、シニアが長い年月をかけて得た経験や知見、そして叡智は、次世代にとって貴重な教訓になるでしょう。また、シニアは若者から元気や刺激をもらえるので、win-winな関係を築けると思っています。

デジタルを自在に使いこなせるシニアの方はまだ少ないと感じます。シニア世代がよりテクノロジーを使いこなせるようになることで日本のデジタル化はより進むと考えていますので、その一助となるべくTikTokでの活動を続けていきたいと思っています。

 


【きょうかのばあば】

■Instagram:https://instagram.com/kyokanobaaba/

■TikTok:https://www.tiktok.com/@kyokanobaaba

■note:https://note.com/kyokanobaaba/


 

 

シニアライフ総研®では、シニア向けメディアページ内でご紹介している各メディアの中から、特におすすめのシニア向けメディアについて、メディア担当者へのインタビューを通じて、ターゲット属性や人気コンテンツ、出稿事例などを掘り下げ、ご紹介いたします。

株式会社小学館
『サライ』第2回
株式会社 医師のとも
『医師+』『女医+』
松竹ブロードキャスティング株式会社
『ナビトモ』

長年ラジオ体操指導者としてNHKのテレビ・ラジオに出演する傍ら、全国を巡回してラジオ体操やみんなの体操を中心に健康体操の普及活動や講演活動を行なってきた多胡 肇氏をシニア向け健康体操トレーニング講師として派遣可能です。こどもからお年寄りまで幅広い年代層の方々が気軽に楽しめるプロモーションが実施できます。

 


 

取り組み例

  • イベントの集客コンテンツとしてご提供・・・等

多胡 肇氏 経歴

プロ野球「埼玉西武ライオンズ」でトレーニングコーチを歴任し、プロアマを問わずトレーニング指導を実践すると共に、25年間NHKテレビ・ラジオ体操指導者として全国を巡り、ラジオ体操やみんなの体操を中心に健康体操の普及活動、講演活動を実施。


概要シート


 

シニアライフ総研®では、各企業単独でのシニアマーケット攻略を目指す以外に、他領域と協業することによって活路を見出すことができるタイアップ先として、コンテンツ、講師・アドバイザー・コンサル、販売チャネル、商品提供・共同開発等を行う企業等、幅広い業種でのマッチング実績や概要をご紹介しています。

医師・歯科医師キャスティング
医療・看護業界アドバイザー
一般企業・施設向け講師

企画・プランニングから実施に至るまでトータルでコーディネートさせていただきます。
お気軽にお問合せください。

お問い合わせはこちらから

2023/6/14

全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原 庸介、以下「日本調剤」)と株式会社吉野家(本社所在地:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:河村泰貴、以下「吉野家」)は、咀嚼・嚥下機能が低下した方や高齢者の皆さま、介護が必要な皆さまに向けて、6月1日から日本調剤の11店舗と日本調剤オンラインストア( https://store.nicho.co.jp/ )で、吉野家の介護食に適した「吉野家のやさしいごはん(R)」の内、レトルト商品2種「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」の販売を開始しました。

 この度、「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」の販売を開始したのは、日本調剤の11店舗と日本調剤オンラインストアです。また、6月1日から6月30日の期間、日本調剤の700店舗以上の店舗内モニターで「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」に関する動画を配信します。

 全人口に対して高齢者、介護者が占める割合は年々高まっています。日本調剤の利用者に対し、おいしさと食べやすさを両方兼ね備えた「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」の認知および利用拡大を図ることで、咀嚼・嚥下機能が低下した方や高齢者の皆さま、介護が必要な皆さまの食べる喜びや食欲の維持・増進を図ります。

日本調剤の店舗での販売イメージ
「きざみ牛丼の具」「やわらか牛丼の具」
日本調剤の店舗内モニターで配信する動画

●実施概要
「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」の販売
期間:6月1日~
場所:
日本調剤オンラインストア
https://store.nicho.co.jp/

「きざみ牛丼の具」
https://store.nicho.co.jp/products/OS202304152002

「やわらか牛丼の具」
https://store.nicho.co.jp/products/OS202304152001

日本調剤 登別薬局(北海道登別市)
日本調剤 紫山薬局(宮城県仙台市)
日本調剤 ステラタウン薬局(埼玉県さいたま市)
日本調剤 元町薬局(神奈川県横浜市)
日本調剤 横沢薬局(山梨県甲府市)
日本調剤 桜ヶ丘薬局(静岡県静岡市)
日本調剤 三条薬局(愛知県名古屋市)
日本調剤 大阪福島薬局(大阪府大阪市)
日本調剤 リツリン薬局(香川県高松市)
日本調剤 通町薬局(熊本県八代市)
日本調剤 永昌薬局(長崎県諫早市)

・店舗内モニターで「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」に関する動画を配信
期間:6月1日~6月30日
場所:日本調剤の薬局 全国700店舗以上
※販売場所により価格は異なる場合があります。

●商品概要

商品名吉野家のやさしいごはん(R)RTきざみ牛丼の具
ユニバーサルデザインフード区分舌でつぶせる
内容量80g/袋
食塩相当量0.9g/袋
賞味期限製造日より1年半
日本調剤(店頭)販売価格408円(税込)
商品名吉野家のやさしいごはん(R)RTやわらか牛丼の具
ユニバーサルデザインフード区分歯ぐきでつぶせる
内容量100g/袋
食塩相当量1.2g/袋
賞味期限製造日より1年半
日本調剤(店頭)販売価格429円(税込)

【商品特徴】

・吉野家の牛丼のおいしさを介護食で再現 
食べやすく、塩分を抑えながらも吉野家の牛丼のおいしさを追求。

・常温レトルト化で取り扱いやすく 
多くのお客さまの常温商品化のご要望から生まれた商品。
常温レトルトなので保管場所を選ばず、持ち運びにも便利。

・電子レンジ対応包材で簡単調理
火を使わなくても短時間で調理が可能。
電子レンジ目安:きざみ牛丼 50 秒・やわらか牛丼1分(500Wの場合)

●日本調剤株式会社 コメント

 日本調剤では患者さまの薬物治療のサポートだけではなく、地域の皆さまの健康づくりを支えるために、健康食品やサプリメントも豊富にそろえ、ご要望に合わせた商品選びをお手伝いしています。また通販サイト「日本調剤オンラインストア」では、薬の専門家である薬剤師と栄養の専門家である管理栄養士が厳選したヘルスケア関連商品を多数ご用意しております。

 吉野家の「やわらか牛丼の具」「きざみ牛丼の具」は、摂食嚥下機能が低下した方でも食べやすく、また常温保存可能なレトルトタイプで使い勝手が良いことが利点であると考え、今回取り扱いを開始しました。日本調剤で販売することによって、本商品を必要とする方々との接点を増やし、食事の楽しみを感じることで食生活をより良いものにするための行動変容につなげていただければと考えております。

●株式会社吉野家 コメント

 吉野家は主力商品である「牛丼」を誰もがお楽しみいただけるよう、時代や社会構造の変化と共に変わりゆくお客さまの暮らしに応じて提供方法を拡大し続けています。現在、全国にある1,202店舗(2023年4月末時点)で出来立ての「牛丼」を店内飲食、テイクアウト、ドライブスルー、各種デリバリーサービスで提供しています。また、1993年に生活協同組合コープこうべと共同で「冷凍牛丼の具」を販売開始以降、30年以上にわたって生協や通販サイト、宅配事業サービス、総合スーパーなど販路を拡大しながら、広く皆さまにご愛顧いただいています。

 「やわらか牛丼」はご高齢の方に限らず、さまざまな理由で摂食嚥下機能が低下した方や塩分制限をされている方が、楽しく、美味しくお召し上がりいただける牛丼の具をご提供したいという思いから開発しました。牛肉は筋の少ない部位を使用し、適度にトロミを加え、食べやすくなっています。

 本取組を通じて、信頼性が高い日本調剤で「きざみ牛丼の具」と「やわらか牛丼の具」を取り扱っていただくことで、咀嚼・嚥下機能が低下した方や高齢者の皆さま、介護者の皆さまの商品認知と利用機会の拡大を図ります。

■本取り組みが該当する日本調剤グループのマテリアリティ

日本調剤グループは公正で透明性の高い経営基盤の構築を目指し、また、事業活動を通じた医療・ヘルスケア分野における社会課題の解決に取り組むために、マテリアリティを特定しています。日本調剤グループのサステナビリティの取り組みはこちらをご覧ください。
https://www.nicho.co.jp/corporate/sustainability/

【日本調剤グループについて】 https://www.nicho.co.jp/brand/

日本調剤グループは、すべての人の「生きる」に向き合う、という揺るぎない使命のもと、調剤薬局事業を中核に、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業、情報提供・コンサルティング事業を展開する、多様な医療プロフェッショナルを擁したヘルスケアグループです。医療を軸とした事業アプローチによる社会課題解決を通じて持続可能性を追求し、すべての人の「生きる」に貢献してまいります。

【日本調剤株式会社について】 https://www.nicho.co.jp/

1980年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約4,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みだけでなく、早くからICT投資を積極的に進めており、超高齢社会に必要とされる良質で革新的な医療サービスの提供を行ってまいります。

【株式会社吉野家について】https://www.yoshinoya.com/

1899(明治32)年、東京・日本橋で創業。2023年3月時点で全国に1,196店舗を展開し、「牛丼」を中心に60種類以上のバラエティ豊かな商品を提供しています。「吉野家」は日常食の担い手であり、安心健康で豊かな食事を提供することは重要な社会価値と考え、食生活を改善する健康な食事を提供し、人々の暮らしの豊かさに貢献することに尽力してまいります。

【本ニュースリリースに関するお問い合わせ先】

日本調剤株式会社 広報部 広報担当
TEL:03-6810-0826 FAX:03-3201-1510
E-Mail:pr-info@nicho.co.jp

株式会社吉野家 企画本部 広報
TEL:03-5651-8620
E-Mail:press@yoshinoya.com

【製品に関するお問い合わせ先】

株式会社吉野家 お客様相談室

TEL:0120-69-5114

(受付時間 9:00~16:00)

2023/6/16

~旅行参加者の平均年齢は87.2歳、介護度別参加率は要介護2が最多の結果に~

クラブツーリズム株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役社長:酒井博、 以下クラブツーリズム)のグループ会社である株式会社クラブツーリズム・ライフケアサービス(本社:東京都新宿区、 代表取締役:長岡徹)は、 デイサービス「まごころ俱楽部」の施設利用者を対象とした旅行実態に関する調査結果を発表いたします。

■「まごころ倶楽部」とは…

まごころ倶楽部は、「いきいきとした高齢者文化の創造」の実践として、夢や生きがいをあきらめて欲しくないという思いでクラブツーリズム・ライフケアサービスが運営している介護施設で、東京都内8カ所でデイサービス、およびリハビリデイサービスを展開しています。

<施設の詳細>https://magokoro.club-t.com/

■調査背景

「まごころ倶楽部」では、いきいきとした高齢者文化の創造の実践を目指して、クラブツーリズムが旅行会社として培ったノウハウを活用し、施設利用者を対象として(希望者のみ)、年2回程度の日帰り旅行を2003年の創業時から継続して実施してまいりました。

クラブツーリズムが東北大学と共同で2016年より3年間で行った「旅行が認知症予防にもたらす効果」の研究では、一定の条件下の旅行における認知症リスク低下の可能性が確認されています(※)。これらの研究成果も踏まえ、デイサービスにおける旅行の取り組みを広くお知らせするため本調査を企画いたしました。

※東北大学との認知症予防に関する共同研究結果 一定の条件下の旅行における認知症リスク低下の可能性を確認(2021年7月13日)
https://www.club-tourism.co.jp/jpn/wp/media/2021/07/%E3%80%90FNL%E3%80%91press21-15_tohoku-univ.pdf

■調査概要

調査対象:2021~2022年の春・秋に実施した日帰り旅行全17回の参加者(88名)と2023年2月時点の全施設のご利用者数(日帰り旅行を実施しなかった小平を除く)が対象

※複数回参加者、同行家族分のデータは除外

■調査サマリ

・日帰り旅行参加者の平均年齢は87.2歳、最高年齢は96歳

・旅行参加者の歩行状態は単独歩行が57%、要介助が24%、車いす利用が19%

・介護度別参加率は「要介護2」と「要支援2」が共に21%と最多

 ※要介護度は「要支援1、2」「要介護1~5」の7段階に分けられる。「要介護」とは日常生活を送る上で部分的な介護が必要な状態。「要支援」とは要介護状態となることの予防に資するよう手段的日常生活動作について何らかの支援が必要な状態。

■調査結果詳細

■旅行参加者の声(抜粋)

・自分では中々行くことができない場所に連れて行ってもらえ、羽田空港の屋上で飛行機が見られて楽しかったです。旅の間、普段接しない方との会話も弾み、「また一緒に行こうね」と話をしています。(82歳、女性)

・コロナ禍でどこにもいけない状況の中、「まごころ倶楽部」の旅行があり参加して良かったと思います。自宅に戻ったら、元気になって帰ってきたことを家族はとても喜んでいました。次回も参加いたします。(90歳、男性)

■まごころ俱楽部の旅行への取り組みについて

実施頻度 :春(5月)・秋(11月)の年2回、各施設単位で実施(一部施設を除く)

参加条件 :まごころ倶楽部利用者のうち希望者のみ、介護保険外・自費参加

旅行先  :東京近郊

主催   :クラブツーリズム株式会社・ライフデザイン旅行センター

<ツアーの一例>

タイトル:「ローズホテル横浜・重慶飯店 新館」で食す優雅なランチとマリンタワー展望台

みなとみらい地区・海を渡るベイブリッジをさわやかドライブ

出発日 :2023年5月10~18日

旅行代金:27,000円

※新型コロナウィルス感染状況を踏まえて必要な感染対策を行った上で実施しています

2023/6/16

~60代女性が社会人になった当時は、保険に入るのが当たり前だった!~保険は必要と思いつつ・・・「種類が多くてわからない」「保障内容を理解するのが難しい」などお悩みも続々!

ファッション雑誌販売部数トップシェア(※)の株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見

清一)が発行する『素敵なあの人』は、60代女性の「保険事情」について読者アンケートを実施しました。

※日本ABC協会雑誌発行社レポート2022年上半期(1~6月)より

『素敵なあの人』は、2019年9月に月刊創刊した日本初となる60代女性向けファッション誌です。これまでに

40~60代など幅広い世代をターゲットにした健康情報誌などはありましたが、60代向けファッションに特化した雑誌は本誌が初めてです。

今回の調査によると60代女性の72.9%が生命保険に加入しており、加入したきっかけの1位は「当時は社会人になったら保険に入るのが当たり前だった」という結果に。加入している人に保障内容を理解しているか質問したところ、6割の人が理解していないことがわかりました。また、3割の人が保険を見直したいと回答していますが、生命保険選びは「種類が多くてよくわからない」(49.1%)、「保障内容を理解するのが難しい」(46.3%)、「必要保障額がわからない」(22.2%)とお悩みの声もたくさん挙がりました。

『素敵なあの人』は今後も、60代の女性にとって最適なアイテムや本当に必要な情報を、わかりやすく丁寧に発信することでお悩みを解決し、新しい60代女性がいきいきと過ごせる社会に向けて、その一翼を担えるよう尽力してまいります。

【調査概要】

・調査期間:2023/3/16~2023/4/19

・調査機関:宝島社『素敵なあの人』

・調査対象:60代女性

・有効回答数:108名

・調査方法:WEBアンケート

『素敵なあの人』6月号
発売日:2023年5月16日
特別価格:1320円(税込)

2023/6/16

人生100年時代の母の日には感謝だけでなく、夢中になれることのきっかけを贈ろう

 株式会社Hakuhodo DY Matrix(本社:東京都港区、 代表取締役社長:近藤 暢章、 以下Hakuhodo DY Matrix)のシンクタンク「100年生活者研究所」は、 子どもを持つ20~80代の女性240名を対象に、 母親にとっての人生100年時代の幸せをテーマに意識調査を実施しました。

 人生80年時代から人生100年時代に変化することで、母親から見ると子育ての役割を卒業してからの時間が20年長くなります。日常生活をポジティブに過ごすため、子育て以外の幸せを見つけていくことも重要になっていきます。そこで今回、100年生活者研究所では母の日(5月14日)に合わせ、子育て後も含めた母親の日々の過ごし方と人生100年時代の幸せがどのように影響を与えるのか調査を実施しました。

  • 【100年生活者調査~母親編~】サマリー

1.  約77%の母親が「夢中になれるものがある」、60%以上の母親が「もっとほしい」と回答。
2. 夢中になれるものがある母親は、ない母親よりも約1.5倍高く「100歳まで生きたい」と回答。また、夢中になれることがある母親は、ない母親より約4.7倍高く「子育て後の人生も充実する」と考えている。
3. 母の日の贈り物に「自分の趣味や好きなことに関連したもの」が上位に入り、子育て後も夢中になれる「新しい出会いにつながりそうな体験」を贈ることが、母親の人生100年時代の幸せにつながる。

Hakuhodo DY Matrixは「100年生活者を見つめ、人生を通してWell-beingであり続けられる理想社会の実現に貢献する」というミッションの下、シンクタンクである100年生活者研究所を通して、人生100年時代の幸せをテーマにした調査リリースを発信・提案してまいります。

  • 【100年生活者調査~母親編~】結果詳細

 ■Q1. あなたは現在、子育て以外に、日常の中で楽しみながら行っていることや、好きなこと、夢中になれることが1つでもありますか。
―77.1%の母親が「子育て以外に夢中になれることがある」と回答

 「Q1. あなたは現在、子育て以外に、日常の中で楽しみながら行っていることや、好きなこと、夢中になれることが1つでもありますか」(n=240)と質問したところ、「はい」と回答した母親は77.1%で、多くの方が自分の好きなことを楽しみながら過ごしていることが明らかとなりました。

■Q2. 子育て以外に、日常の中で「楽しみながら行っていることや、好きなこと、夢中になれること」が(もっと)欲しいと思いますか。
―60%以上の母親が「もっと夢中になれることがほしい」と回答

 「Q2. 子育て以外に、日常の中で『楽しみながら行っていることや、好きなこと、夢中になれること』が(もっと)欲しいと思いますか」(n=240)と質問し、Q1の夢中になれることの有無別に比較したところ、「はい」と回答したのは、夢中になれることがある母親は62.2%、ない母親は60.0%で、どちらもさらに楽しみがほしいという結果となりました。

■Q3. 人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?
―「100歳まで生きたい」という気持ちは、夢中になれることがある母親の方が、ない母親より約1.5倍高い

 「Q3. 人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?」(n=240)と質問したところ、夢中になれることがある母親の27.0%が「そう思う」と回答しました。夢中になれることがない母親の18.2%と比べ、約1.5倍高い結果となりました。

■Q4. あなたの子育てに対する考え方や、子育てが終わった後の過ごし方について、あてはまるものをすべてお選びください。
―夢中になれることがある母親の方が、ない母親より約4.7倍高く「子育て後の人生も充実する」と考えている

 子育ての考え方について聞いたところ、「総合して明るい気分で取り組めている(いた)と思う」と考えているのは、夢中になれることがある人では30.8%、ない人では14.5%となり、約2.1倍の差が明らかになりました。
 また、子育て後の過ごし方についても聞いたところ、「終わってからの人生も充実すると思う」と考えているのは、夢中になれることがある人が34.6%で、7.3%のない人と比較すると約4.7倍高い結果となりました。

■Q5. 子どもから母の日にカーネーション以外でプレゼントをもらうとしたら、どんなものが欲しいですか。
―1位は「美味しい食べ物・お酒など」、2位は「自分の趣味や好きなことに関連したもの」

 「Q5. 子どもから母の日にカーネーション以外でプレゼントをもらうとしたら、どんなものが欲しいですか」(n=240)と質問したところ、「美味しい食べ物・お酒など」(54.6%)が最多で、「自分の趣味や好きなことに関連したもの」(47.9%)、「子どもの気持ちが伝わるもの(手紙など)」と続き、自分の関心があるものや趣味にまつわるものが選ばれる傾向にありました。

  • 調査結果に関する研究員コメント:瀧野 美桜

 母親は夢中になれることを見つけることで、子育てを楽しく、明るい気分で取り組むことができるだけでなく、子育てが終わってからの人生も「幸せになりそう」「充実しそう」という期待を持つことができることが明らかになりました。
 これまで母の日には、日頃の感謝を伝えるために花や手紙を渡したり、家事を手伝ったりする人が多かったと思います。そんな気持ちが伝わるプレゼントがうれしいのはもちろんですが、人生100年時代においては趣味や好きなことに関連したものや、新しい出会いにつながりそうな体験を贈ることで、母親が人生を末永く幸せに過ごすヒントを得られるかもしれません。
 子育て後の期間が長くなる100年人生を見据え、皆様が母の日の在り方や今年のプレゼントを考える参考になれば幸いです。

  • 【100年生活者調査~母親編~】概要

■調査名:【100年生活者調査~母親編~】
■調査目的:母親が夢中になれることと幸福度の関係把握
■調査手法:インターネットモニター調査
■調査期間:2023年4月
■調査対象者:子供のいる20~80代の女性 240名 

  • Hakuhodo DY Matrixについて

 Hakuhodo DY Matrixは、「The well-being company」として人々の幸福と健康の増進に役立てることを目指し、博報堂DYホールディングスのグループ会社として2021年4月に創業しました。

会社名 株式会社 Hakuhodo DY Matrix
URL  https://hdy-matrix.co.jp/
所在地 〒105-8658 東京都港区芝2-14-5
社員数 180名(2022年4月1日現在)
代表者 代表取締役社長 近藤 暢章
設立  2021年4月1日
資本金 1億円(博報堂DYホールディングス100%出資)

2023/6/26

インドアテニススクールを全国に展開する業界大手のノアインドアステージ株式会社(代表取締役社長:大西雅之、本社:姫路市東山524)は、人生100年時代における社会課題である健康寿命の延伸へ向け、オーダーメイドの運動プログラムを提供するONE`S FIT(代表:桝野啓介、本社:姫路市)と業務提携契約を締結いたしました。

【テニスをする人と運動をしない人の平均寿命の差は、なんと…9.7年!】
人生100年時代といわれる今日において、日常生活が制限されることのない健康状態を維持し、自分らしく過ごすために、「健康寿命の延伸」への関心が高まっています。
2017年5月に行われた、オーストラリアと英国の研究グループによるスポーツに関する研究報告によると、テニスをする人は死亡率が低く、寿命が長いという結果が出ています。
1.テニスを含めたラケットスポーツをする人は、全く運動しない人と比べて死亡率が47%少なく、他のスポーツ種目と比べると最も低いことが明らかになりました。
2.運動習慣のない人とある人の寿命を比較した研究では、運動習慣のある人は平均寿命が長く、その中でも特にテニスを習慣化している人は9.7年と最も長いことがわかりました。

【オーダーメイドの運動プログラムを提供するONE’S FITと業務提携】
そのような中、お一人おひとりに合わせたパーソナル健康サポートを理念にオーダーメイドの運動プログラムを提供するONE`S FITと業務提携契約を締結。 年齢・性別・体力レベルに関係なく、「もっとうまくなりたい」、「試合に勝ちたい」、「少しでも長くテニスを楽しみたい」といった、それぞれの目標に合わせてプロのトレーナーがテニスライフをサポートします。 スクール内に併設し、テニスのレッスン前後に自分に合った運動プログラムを受けることで、時間効率よくトレーニングができるようになり、人生100年時代に笑顔で自分らしく過ごせるように心身両面の健康をサポートしていきます。

テニススクール・ノアHAT神戸校:2023年6月オープン予定
テニススクール・ノア神戸御影校:2023年7月オープン予定
テニススクール・ノア西宮校:2023年8月オープン予定

【80代が100人超・シニア世代は約5000人在籍するテニススクール・ノア】
全国に30校以上展開するテニススクール・ノアでは子供から大人まで幅広い年齢層のお客様が通われ、世界を目指す選手育成クラスや趣味としてテニスを楽しめるクラスなど多様なニーズに対応したクラスがあり、約3.5万人のお客様がテニスを楽しまれています。
スクール特徴として、80代のお客様が100人超、シニア世代(60~70代)では約5000人が在籍し、一般クラスでは中学生以上の幅広い世代が一緒にレッスンを受け、多世代交流の場となっています。 テニスを通じてお客様の健康増進に貢献し、コミュニティ形成の場として、お客様の生きがいにもなっています。

本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問合せ下さい。

■ノアインドアステージ株式会社■

主な表彰に、2017年経済産業省より「おもてなし規格2017」認証、2018年「第1回学生に教えたい働きがいのある企業大賞奨励賞」受賞、姫路税務署より「優良申告法人」として表敬を受ける等。
□売上高:5,560百万円 □設立:昭和55年5月 □資本金:5,000万円 □従業員: 969名https://noahis.com/                     (※2022年3月時点)

2023/6/27

「更年期」を自覚し前向きに対策行動を行う『幸年期』                              アクションが人生100年時代を幸せに生きる「健幸ウェルビーイング」の礎に

一般社団法人幸年期マチュアライフ協会(代表理事:今井 麻恵)(以下、幸年期マチュアライフ協会)と日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太)(以下、日本インフォメーション)は、40~50代マチュア世代の「更年期不」に注目し、30~60代男女を対象に、性差で異なる更年期の症状・意識・症状改善緩和のための更年期の向き合い方や行動実態を把握することを目的に、共同調査・分析し、社会への影響またマチュア世代の幸福度の違いを明らかにいたしました。

 今回の調査でのポイントは、『性差に加え、「物事の捉え方」と「更年期への覚悟」の違いで、改善緩和予防行動(“アクション”)が異なってくる』という点で、更年期の自覚がある層では「改善緩和予防行動をしている」層は64.7%、「改善緩和予防行動をしていない」層は35.3%、更年期の自覚はない層では「改善緩和予防行動をしている」層は32.3%、「改善緩和予防行動をしていない」層は67.8%となった。

更年期の自覚があって、“アクション”をしている層と、していない層では、「幸福度」に差。
“アクション”を行う層では、男性は社会での活躍、女性は利他的な活躍に貢献し、人生に対してポジティブ思考な『幸年期』傾向にある。 また、楽観性、感謝の気持ち、利他的、家族との良好な関係といった多幸感につながる項目でハイスコアを出し、「更年期を心地よく過ごすために一歩踏み出し“アクション”することで、『幸年期』に変換しよう」と前向きな捉え方ができ、男女ともに互いの更年期について関心を持って健幸ウェルビーイングに向け取り組んでいるとみられる。

また、更年期の自覚はないが“アクション”をしている層は、
「更年期かもしれない」「更年期になるかもしれない」という覚悟があり、来るべき更年期に対して“アクション”していると捉えることができ、女性は「実年齢よりも若く見られたい気持ち」、男性は「年相応の健康・体力維・美しさを追求したい気持ち」で行う『幸年期』アクション傾向が見られた。 この層は、更年期の症状はあっても自覚がない「控年期」なので、気付きを促すことでより一層の“アクション”に繋がると考えられる。
一方で、更年期の自覚があるのに“アクション”をしていない層は、
更年期の「ひどい症状を我慢している」「症状はあるが我慢できる」と、『我慢の更年期』を過ごしている層が7割存在しているのが特長。 “アクション”しておらず、更年期への覚悟と備えがないので、不安が募って不調が増していることも分かった。 この層は、更年期に対するあきらめが見える「降年期」なので、まずは「更年期だから仕方ない」「更年期は我慢」と諦めさせないことが必要。

いずれにせよ、「更年期」への自覚と覚悟を持ち『幸年期』を過ごすための“アクション”へ1歩踏み出すことが、「我慢の更年期」を終わりにすることにつながり、「健幸ウエルビーイング」への礎となることが分かった。

【Point of view 】
#1 「更年期かどうか自分ではわからない」という更年期自覚のない実態
#2 更年期の自覚があるのに、何らかの“アクション”をおこしていない層は、カラダやココロの調子が優れないと 「毎日の不調」を感じ、男性は症状がひどくても「我慢の更年期」
#3 自覚があって何らかの“アクション”をしている層ほど、自分の更年期、他性の更年期にも関心を持っている が、更年期の情報・知識には性差の開きが!この開きが「我慢」に?!
#4 「更年期による不調」の生活への影響は、男性は“アクション”をしているほど、配偶者・パートナー、家庭 への影響を心配する「思いやり」傾向、女性は“アクション”をしていても「こもり」傾向
#5 「何事も億劫」「すぐに疲れてしまう」「活発に行動できない」のは、「精神不安定」から?!自覚があって もなくても、“アクション”をしてないと日常生活に支障をきたす、つらいことに・・・ 
#6 更年期の自覚があり、“アクション”するのにはワケがある女性は「実年齢よりも若く見られたい気持ち」に 男性は「年相応の健康・体力維・美しさを追求したい」幸年期アクション気質
#7 更年期症状が緩和したときの気持ちの変化は更年期の自覚の有無にかかわらず、“アクション”している人としていない人の差が出て、ポジティブな変化を求めている
#8 “アクション”をしている層では男女とも「定期的な医師の診断・治療・相談」が高い。特に男性は高く、かもしれない不安に備え予防意識が高く、医師の専門的権威や数値的エビデンスによる安心を女性は自由な発想で、セルフケアも併せ積極的に

【調査概要】
■調査内容:マチュア世代・更年期に対する意識と行動実態調査
■調査期間:2022年12月9日~12日   ■調査方法:インターネット調査
■調査対象:30歳~69歳の男女2000名(男性:1000名+女性:1000名)

調査結果 サマリー
【#1Point of view 】
「更年期かどうか自分ではわからない」という更年期自覚のない実態
 更年期の年期の自覚があるというのは、「すでに更年期に入っている」「更年期にはいっているかもしれない」と回答をした人。更年期の自覚なしは、「プレ更年期の状態だと思う」「まだ更年期の状態ではない」「更年期は卒業した」「更年期かどうか自分ではわからない」と回答をした人。自覚なしの中の「更年期かどうか自分ではわからない」という方が4割も。さらに性差で見ると「更年期かどうか自分ではわからない」は、特に男性に多く見られ、自覚のない男性の大半が、女性でも2割弱が回答。
更年期かどうかを知ることは、次の“アクション”への機会になると思える。

【#2Point of view 】
更年期の自覚があるのに、何らかの“アクション”をおこしていない層は、カラダやココロの調子が優れないと「毎日の不調」を感じ、男性は症状がひどくても「我慢の更年期」
 症状がひどいが我慢してるのは男性の方が多く、自覚者の方が多いが、自覚があっても改善緩和予防行動をしていない層の男性が最も我慢している。
普段の生活で「カラダやココロの調子」が優れないと感じる頻度は、総じて週に1~2日程度が多いが、更年期の自覚あり層で「ほぼ毎日不調がある」のは、男性の方が女性よりも多い。特に自覚があっても“アクション”をしていない男性が、「ほぼ毎日不調がある」という点が、目立つ症状はひどいが我慢をしているという層と重なっていると思われる。

【#3Point of view】
自覚があって何らかの“アクション”をしている層ほど、自分の更年期、他性の更年期にも関心を持っているが、更年期の情報・知識には性差の開きが!この開きが「我慢」に?!
 更年期の認知と関心では、『女性更年期』についての認知は女性では9割を超え、男性では8割程度で自覚がある層方が認知している。関心という点では、圧倒的に女性の方が関心が高く「自分ゴト」。また男女とも自覚がある層の方が関心が高く、自覚があって何らかの“アクション”をしている層ほど関心もある。しかし、自覚はなくても“アクション”をしている層の方が、していない層より関心を持っている。

 『男性更年期』については、認知は男女差なく、8~9割が認知。また、男性の自覚があって“アクション”をしている層は具体的な症状も知っている。ただし関心という点でいると、性差では男性は自覚がある層の方が関心が高く、特に何らかの“アクション”をしている層ほど、関心もある。また、女性の自覚があり“アクション”をしている層は男性更年期にも関心を持っている。

 知識では、更年期の自覚のある女性の大半がさまざまな知識があるが、自覚のない男性になると圧倒的に知識が少ない。“アクション”をしている場合でも、自覚の有無ではなく、男女の性差で情報・知識の差がある。特に、更年期期間には症状がでない人もいることや、更年期症状は専門医による適切な治療で軽減することができることは、男女の認知の差が大きい。男女互いの更年期の理解・関心が「我慢の更年期」を脱する機会になると考えられる。

【#4Point of view】
「更年期による不調」の生活への影響は、男性は“アクション”をしているほど、配偶者・パートナー、家庭への影響を心配する「思いやり」傾向、女性は“アクション”をしていても「こもり」傾向
 「更年期による不調」の生活への影響は、いずれの項目も総じて自覚があり“アクション”をしている層が高く、女性の方がより高く出ている。

 自覚があり“アクション”をしている層と自覚がなく“アクション”をしている層の女性は、「人に会いたくない・ひきこもる」「誰にも相談できずに抱え込む」で影響があると高く、男性との開きが大きい。男性では、自覚がなく“アクション”をしていない層以外では、「配偶者・パートナーに対する態度の変化」「仕事の非効率」「家庭内の不和」で高い。

【#5Point of view】
「何事も億劫」「すぐに疲れてしまう」「活発に行動できない」のは、「精神不安定」から?!自覚があってもなくても、アクションをしてないと日常生活に支障をきたす、つらいことに・・・ 
 「定期的・慢性的」に感じる更年期の症状を聞くと、自覚のある層は、全体的に女性の方が症状の幅が広く、「首や肩のコリ」は自覚がありアクションをしている層の女性で高く、この層は「冷え性」「肌のたるみフェイスラインの乱れ」「発汗・のぼせ・顔の赤み」「頭痛」「肌の黄ぐすみ・しみ・肝斑」も高い。 「腰痛」は自覚があり“アクション”をしている層の男性で高く、「高血圧」や「頻尿」「尿モレ」も高い。「睡眠不良」は、自覚があり“アクション”をしている層の女性、自覚があり“アクション”をしていない男性で高い。
高血圧で、自覚があり“アクション”をしている男性が高いのは特徴的。

 更年期症状により、つらいと感じる/支障を感じることでは、「何事も億劫」「すぐに疲れてしまう」「活発に行動できない」が高い。
自覚ありでは、「すぐに疲れてしまう」が“アクション”をしている女性で高く、男性では「仕事の効率が悪くなる」は高い。“アクション”をしていない女性では「何事も億劫」が、男性では「活発に行動できない」が高い。

 自覚がなく“アクション”をしている女性では他に「移動するのがつらい」「家事ができなくなる」「すぐ眠くなってしまう」が高く、男性では「活発に行動できない」が高く、「普段こだわっていることがどうでもよくなる」「仕事ができなくなる」も高い。

【#6Point of view 】
更年期の自覚があり、“アクション”するのにはワケがある女性は「実年齢よりも若く見られたい気持ち」に男性は「年相応の健康・体力維・美しさを追求したい」幸年期アクション気質
 普段の意識や行動(更年期自覚あり)での「実年齢よりも若く見られたい」気持ちは、女性の“アクション”あり/なしで、大きな差があり、「年相応の健康・体力維・美しさを追求したい」意識では、男性の“アクション”あり/なしで、大きな差がある。

 女性の“アクション”ありは、次いで「人といる時陽気にふるまう方」が多い一方で、「人からどう見られているか気にする方」が高く、女性の“アクション”なしでは「後悔することが多い」、「ちょっとしたことでイライラする」、「人からどう見られているか気にする方」が高い。
男性の“アクション”ありは、次いで「飲酒習慣があり」、「論理的に物事を判断する」、一方で、「自分が話すより聞き役に回る」のは少ない。

【#7Point of view 】
更年期症状が緩和したときの気持ちの変化は更年期の自覚の有無にかかわらず、“アクション”している人としていない人の差が出て、ポジティブな変化を求めている
 症状緩和後の気持ちの変化は、更年期自覚ありでは“アクション”あり/なしの差は、男性が「自分の信念を大切にできそう」、「運がいいと思えるようになりそう」、女性は「家族以外の対人関係が良好になりそう」、「私を大切に思ってくくれる人がいると思えそう」、「今からでも成長や新たな可能性がありそう」とで差がある。

 自覚がない層での“アクション”あり/なしの差は、男性が「楽観的な性格になれそう」、「運がいいと思えるようになりそう」、「他者と自分を比較しなくなりそう」、女性は「もっと人にたくさん感謝できるようになると思う」で差がある。

【#8Point of view 】
“アクション”をしている層では男女とも「定期的な医師の診断・治療・相談」が高い。特に男性は高く、かもしれない不安に備え予防意識が高く、医師の専門的権威や数値的エビデンスによる安心を女性は自由な発想で、セルフケアも併せ積極的に
 改善・緩和・予防 対処に対する医療・専門サービスの今までの利用経験では、自覚があり“アクション”ありの層が男女とも「定期的な医師の診断・治療・相談」が高く。特に男性は高い。

 他に女性は「更年期症状緩和サプリメントの服用が高く、男性でも「整体・マッサージ」に次いで「更年期症状緩和サプリメントの服用」となる。自覚なしでもアクションありの層が男女とも「定期的な医師の診断・治療・相談」が高い。

 改善・緩和・予防 対処に対する医療・専門サービス以外の今までの利用経験では、自覚があり層の方が経験高く、自覚がありアクションあり、自覚なく“アクション”ありの両層が男女とも高い。 「睡眠をしっかりとる」「ストレッチやウォーキングなどの軽い運動」はともに高く「身体を温める」が次ぐ。

<背景>
 幸年期マチュアライフ協会は、2021年10月26日に設立し、男女マチュア世代の、次のステップに向けた“アクション”(健幸ウエルビーイング=幸年期)に向け、また更年期が『幸年期』と捉らえる社会の実現を目指し活動をしております。 男女マチュア世代の「更年期」における「不」の解消を手伝い、意識変容を促し、行動変容を目指す人を幸せに導くサポートをするために、私たちと共にサポートをする地方自治体・企業・団体・様々な分野の専門家とともに取り組みを開始しました。 活動のエビデンスとして、「更年期」の意識や行動実態を定量・定性調査を行い確認しております。
代表理事 今井麻恵
※「幸年期マチュアライフ協会」:https://www.maturelife.org
※Facebookページ:https://www.facebook.com/happymaturelife
※Instagram:https://www.instagram.com/happy_maturelife_association/

<今後の取り組みについて>
 リサーチパートナーである日本インフォメーションとともに、これら定量調査を定点的に実施し、その結果からのクラスター分析を踏まえ、より深いインサイトの発掘や、マチュア世代の実態から社会課題の解決に貢献する予定です。 また、調査結果を踏まえ、更年期を自分ゴト化し理解を深めるカードゲーム「更年期が幸年期になるカードゲーム」を活用した研修をスタートし、企業向けの研修をダイバシティ・エクイティ&インクルージョン視点で行うことで、更年期で仕事にマイナスの影響が起こる「更年期ロス」をなくしていきたいと考えます。
幸年期マチュアライフ協会は男女マチュア世代の幸年期に向けた“アクション”をサポートし、人生100年時代の「健幸ウエルビーイング」への礎となるよう活動をいたします。

【上記に関するお問い合わせは】 
一般社団法人 幸年期マチュアライフ協会 
info@maturelife.org
〒107‐0062 東京都港区南青山6‐12‐4‐703 

2023/6/28

89.8%のシニアがSDGsを認知し日々の取り組みも積極的。環境の日,世界環境デーに向けて調査を実施しました。

約35万人のシニア・中高年の方々が交流するコミュニティサービス趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスは、約600名のシニアを対象に、環境問題・SDGsに対してどのような意識を持ち、具体的な行動を取っているのか調査を実施しました。

今日、SDGs(持続可能な開発目標)という言葉が注目され、ニュースや新聞でも頻繁に取り上げられていますが、シニアも日々の生活の中でSDGsに対する取り組みを積極的に行っていることがわかりました。

オースタンスでは趣味人倶楽部を通じて蓄積したマーケティングデータやノウハウを「シニアDXラボ」にて発信しています。今後も様々なシニア調査、レポートを配信し、シニア事業の支援を行います。

約9割のシニアがSDGsを認識し、7割以上が関心を持っている

SDGsという言葉を知っていますか、という質問に対して、回答者の89.8%が知っているという結果に。
さらにSDGsに関心があるかどうかという質問に対しては、72.4%が関心があると回答しました。

■SDGsに関心を持ったのは環境問題や食品ロスがきっかけ

関心を持ったきっかけとして最も多かったのは、「環境問題に危機感を持ったから」(73.6%)。

また、「食品ロスに危機感を持ったから」(53.3%)も多くの回答が寄せられました。
これは、シニアの中で持続可能な開発や環境保護に対する意識が高まっていることを示しています。

さらに、「社会問題に危機感を持ったから」(32.8%)や、「元々社会や地球環境に貢献したいと思っていたから」(23.6%)という回答もありました。
これらの結果からは、シニア個人の価値観や社会意識がSDGsへの関心に影響を与えていることが見てとれます。

■シニアがSDGsを意識した日々の取り組み

日々の生活の中で、環境のために意識していることに関しての質問では、節電・節水を心がける(78.3%)やフードロスの削減(73.3%)、マイバッグやマイボトルの活用(72.0%)、再利用・リサイクルの積極的な実践(60.0%)が多くなる結果となりました。
節水やマイバッグの持参など、生活や経済的に実利のあるものが選ばれる傾向が見られます。

■シニアが求めるSDGsの情報は「国や企業が行う取り組み」

シニアの72.4%が関心があると回答したSDGsだが、シニアは国や企業が行う取り組みについて最も知りたがっているということが明らかになりました。

■シニアが好感を持つ企業の取り組みランキング

6月5日の環境の日,世界環境デーに合わせて、シニアDXラボではシニアが好感を持つ企業の取り組みを同日にランキング形式で発表する予定です。

今回の調査の詳細、ランキングの発表は下記ページでご覧いただけます。https://ostance.com/lab/report/question-01/

■調査概要
環境・SDGsについての調査
調査方法:Webアンケート
調査対象:「趣味人倶楽部」会員
(50代以下1.3%、60代32.3%、70代以上52.7%)男性76.5%、女性23.5%
有効回答数:600人
調査日:2023年5月28日~6月1日

  • シニアDXラボについて

シニアのDX化を推進するためにシニア向けSNSである「趣味人倶楽部」(しゅみーとくらぶ)を通じて蓄積したマーケティングデータやノウハウを発信するサイトです。

膨大なシニアの行動データを用いて、事業開発、マーケティングの課題解決の知見を発信しています。
また、シニア領域に特化した専門家に参画いただき、共同研究なども行います。

シニアDXラボ:https://ostance.com/lab/

  • オースタンスについて

国内最大級のシニア向けコミュニティサイト「趣味人倶楽部」(会員36万人)のプラットフォームと知見を活かし、シニア向け調査、コミュニティプロデュース、シニア向けUIUX設計/開発を行っています。

シニアDX推進企業として、テクノロジーを活用し様々な企業や自治体と連携することで、

シニア世代の日常に、ポジティブな変化を生み出していきます。

【会社概要】
社名:株式会社オースタンス
本社所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目14-10長沼ビルディング6階
代表取締役:菊川諒人
設立:2015年1月9日
▼コーポレートサイト・問い合わせはこちら
https://ostance.com/

2023/6/28

皆さまの「#わたしもはいてみました」の声をご紹介/旅行・仕事・趣味・災害への備え… 多様な使い方が明らかに

衛生用紙製品No.1ブランド※1の「エリエール」を展開する大王製紙株式会社(本社:東京都千代田区)は、昨年10月の超うすパンツ「アテント下着爽快」、うす型パンツ「アテント下着気分」の発売を機に、誰もが必要なときに紙パンツをはいて、自分らしく楽しく過ごせる未来をめざす「#わたしもはいてみました」プロジェクトを開始しました。プロジェクト内で、紙パンツを気軽にお試しいただける試供品プレゼントキャンペーンを実施したところ、7,765名※2と多くのご応募をいただいています。 また、サンプル応募者のうち、4人に1人にのぼる2,000名以上という、大変多くの皆さまから紙パンツ体験談や感想などの「#わたしもはいてみました」の声をいただきました。今回、皆さまからいただいた声の一部をご紹介します。今後も、一人でも多くの方に紙パンツを気軽にお試しいただけるように試供品プレゼントキャンペーンを継続してまいります。
(特設サイト: https://www.elleair.jp/attento/campaign/haitemimashita_trial/ )

「#わたしもはいてみました」の声をいただいた年代構成比

「#わたしもはいてみました」アンケート回答者数(n=2,117人)※3

■寄せられた皆さまの「#わたしもはいてみました」体験談や感想について

10代~100歳代まで※3多岐に渡る年代から、2,000名以上の声をいただきました。また、体験談の中でも、旅行や外出時、仕事中や趣味での使用、若年層の排尿トラブルや妊娠・出産後の体の変化による使用、さらには災害時への備えとして使用するなど、さまざまなシーンにおける体験事例があることがわかりました。

<このような皆さまの「#わたしもはいてみました」の声をいただきました。>

◆旅行や長時間の移動で利用して旅行を楽しめた。

◆なかなかお手洗いに行けない仕事中でも安心。

◆ライブや釣り、登山など趣味やスポーツの時に万が一でも安心。

妊娠中や出産後の身体の変化でも安心して生活出来て気持ちも明るく。

◆災害時の備えとして助かる。

◆シーンに限らず20代でも着用して行動の幅が広がった。

◆今までは購入に抵抗があったが、パッケージが買いやすく、良かった。

※1:インテージSRI+ ティシュー市場、トイレットペーパー市場、キッチンペーパー市場、ペーパータオル市場の合算(2022年度メーカー別売上金額)

※2:紙パンツのサンプル応募数(2022年12月~2023年3月実績)

※3:アテント「#わたしもはいてみました」アンケート回答者(2022年12月~2023年4月末。4月実績はWEB応募者のみ集計、n=2,117人)

◆旅行や長時間の移動での「#わたしもはいてみました」の声

◎「トイレ」という言葉が頭に浮かぶことなく、晴れやかな気分で旅行ができました。(70代 女性)

◎同窓会でバス旅行に誘われましたが、トイレが近いので休憩時間に間に合わなかったらと恥ずかしくて悩んでいました。コロナ禍で10年ぶりの同窓会であり、紙パンツをはいてみることにしました。安心して旅行を楽しめました。(50代 女性)

◎大雪の中、車で高速道路を使う必要があり、渋滞に巻き込まれたらどうしようと不安でいっぱいでした。念のために着用させていただき、精神的に頼りになりました。防寒にもなり、防災用にも良さそうです。(50代 女性)

◆仕事中での「#わたしもはいてみました」の声

◎長時間立ち仕事でトイレに行けないことが多く利用してみたところ、はき心地がよく、デリケートゾーンの肌が荒れなく気にいってます。ベージュで目立たなくオシャレで着やすいです!(20代 女性)

◎仕事中になかなか手洗いに行けず我慢ができないので助かります。(40代 男性)

◎以前から膀胱に問題があり… 冬場の長時間の仕事など、紙パンツやパットを使用しているだけで安心して仕事ができます。(50代 女性)

◎シフトが一人の時があり、席を外すことが難しく紙パンツをはいていると安心して仕事できました。(50代 女性)

◆趣味やスポーツでの「#わたしもはいてみました」の声

◎ライブで試してみました。はいている事を忘れてしまうほど快適でした。いつもはトイレを気にばかりしていましたが、心からライブを楽しんで観ることができました。(40代 女性)

◎釣りによく行くのですが、その際トイレがないことの方が多いので、紙パンツをはいていると気持ち的に安心して釣りに集中できます。(30代 女性)

◎サーフィンのドライスーツの下に、万が一のために。(40代 女性)

◎登山をするのですが、トイレのない山は不安があったので、お守りになって安心です。(60代 女性)

◆妊娠中や出産後での「#わたしもはいてみました」の声

◎妊娠中で尿もれに困っていたので助かった。(40代 女性)

◎妊娠中に頻尿になったことや、過敏性腸症候群であることで、電車やバスでの通勤中・トイレになかなか行けない仕事中・車での外出時に大変不安を感じ、時にパニック症状が出てしまうことがありました。初めは紙パンツに抵抗がありましたが、安心して生活ができるように。気持ちも明るくなります。紙パンツに抵抗のない世の中になればいいなと思います(30代 女性)

◎出産してからクシャミをするたびに必ずといっていいほど尿漏れに。このストレスを少しでも軽減するためにわたしも履いてみました。(30代 女性)

◆災害時の備えとしての「#わたしもはいてみました」の声

◎災害時、自分に合うか気になり、今回試供品を試せて良かった。(40代 女性)

◎雪の多い土地に住んでおり、1日に数時間、外で除雪することも珍しくありません。冷えもありますし、どうしても尿もれが心配です。紙パンツの使用で、安心して作業ができて、とても助かります。除雪はもちろん、冬季間は大雪で車や電車に閉じ込められる心配もありますから、冬の外出のお守りとしても常備したいと思います。地震その他、防災用品としても必要だと思います。(50代 女性)

◆20代でも「#わたしもはいてみました」の声

◎出産時の合併症で重度の尿漏れに悩んでいます。紙パンツを利用して少しずつ遠出もできるようになり、子どもと一緒にお出かけすることが楽しめるようになりました。(20代 女性)

◎若年ではありますが、前立腺疾患のため排尿トラブルを起こすことがあり、長時間の外出を控えていました。普段は尿もれパッドを使用していますが… 紙パンツをはくことで行動の幅が広がりました。(20代 男性)

◆パッケージによる「#わたしもはいてみました」の声

◎今までトイレは自立していた母でしたが、手術をして以来紙パンツとパッドが必要となりました。家族もはじめての事にとまどいましたが買う方としてもパッケージがはずかしくなくありがたく感じる。(70代 女性)

◎病気のため、失禁があり外出などとてもできませんでしたが、このようなオシャレな紙パンツがあると、

はく時も明るい気持ちになり、前向きになりました。今まで出回っているものは、なにかいかにも病院向け、病人向けでパッケージや商品もなんと言うかリアルな感じで使うたびにいやな気持ちでした。(60代 性別未回答)

今回寄せられたリアルな声は、「#わたしもはいてみました」プロジェクトとしてさまざまな形で発信予定です。これからも気兼ねなく紙パンツをはいてみたことを多くの方が堂々と表明してくれることで、紙パンツの使用に対するハードルが下がり、自分らしく楽しく過ごせる人が増える環境づくりをめざしてまいります。

「#わたしもはいてみました」プロジェクト概要

アテントは、大人用紙パンツをより快適なものにしていくとともに、誰もが気軽に使えるようにするため、2020年から「もっといいパンツになる」という約束をかかげ、取り組みを続けています。2022年10月に、ユーザーの声を聞きながらデザインしたパッケージと、株式会社ワコールと共同開発したカラーラインナップを追加した紙パンツ『アテント 下着爽快』、『アテント 下着気分』を発売。それに合わせて、誰もが気軽に紙パンツをはける未来を応援する「#わたしもはいてみました」プロジェクトを始動しました。

一人でも多くの方に紙パンツの使用体験を呼びかけるために、現在、応援隊長・草彅 剛さん出演のTVCMや広告などを通じてメッセージを発信し、無料サンプリングも継続して実施中です。

【特設サイト】 https://www.elleair.jp/attento/haitemimashita/

※無料サンプリングでお試しいただける商品概要は以下をご参照ください。

【参 考】 アテント「下着爽快」「下着気分」「下着気分パッド」商品概要

<アテント 超うすパンツ 下着爽快>

アテント 超うすパンツ 下着爽快 シンプルホワイト
アテント 超うすパンツ 下着爽快 エレガントピンクベージュ

◎下着らしい見た目を追求した超うすタイプの紙パンツ。ウエストすっきりカットで洋服の上からはみ出しにくい仕様です。

◎独自技術のプレミアム「伸び・ワザ素材」を採用。ウエストまわりの糸ゴムを5本から7本に増やすことで糸と糸の間隔をせまくして不織布の凹凸を軽減。胴まわりがもこもこせず、目立たずフィットすることで下着のようなきれいなシルエットが実現。

◎パッケージは、温かみのあるオレンジ色や、やさしく華やかなピンク色を基調にした、グラデーションカラーのデザイン。

◎「シンプルホワイト」とワコールと共同開発したカラー「エレガントピンクベージュ」の2色展開。

【公式HP】 https://www.elleair.jp/product/detail/care_pants_outer_underwear_refresh_plus_m

<アテント うす型パンツ 下着気分/アテント 紙パンツ用パッド 下着気分パッド>

アテント うす型パンツ 下着気分 シンプルホワイト
アテント うす型パンツ 下着気分 エレガントピンクベージュ・下着気分 パッド

◎おなかまわりがやわらかく快適なはき心地と、パッドのズレにくさを改善したうす型タイプの紙パンツ。

◎すっきりストレッチラインを採用。吸収体のあるお尻まわりの素材に伸縮性を持たせることで着圧が向上。

パッド併用時はパッドを押さえてズレを防止。お尻部分もゴワつかずにしっかりフィット。

◎「下着気分パッド」 は横幅すっきりスリム形状となり、ズレ止めテープの面積を拡大して着けやすく、ズレにくさが向上。

全面通気性シート採用で、通気性(ムレにくさ)を強化し、さらっと快適な着け心地も実現。

◎パッケージは、青やピンク、グリーンを基調にした曲線を描いたデザイン。

◎「シンプルホワイト」とワコールと共同開発したカラー「エレガントピンクベージュ」の2色展開。

【公式HP】 

下着気分 https://www.elleair.jp/product/detail/shitagikibun_m

下着気分パッド https://www.elleair.jp/product/detail/shitagikibun_pad

【お問い合わせ】

エリエールお客様相談室 フリーダイヤル:0120-205205(受付9:30~16:30/土日祝日を除く)

MAIL:https://www.elleair.jp/inquiry/rules

大王グループは、経営理念である『世界中の人々へ やさしい未来をつむぐ』を実現するため、「衛生、人生、再生」という「3つの生きる」をビジョンに掲げて事業活動を通じた社会課題解決に取り組んでいます。健康寿命を延伸し、超高齢社会に対応するような商品・サービスにより、SDGsの目標「3.すべての人に健康と福祉を」の達成に貢献することをめざします。今後も、商品やサービスを通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

2023/6/27

掲載施設数No.1(※)の⽼人ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 安田 大作)では、サイト運営で得た知見を基に介護事業の課題や社会的事象を調査・研究しています。
前回に引き続き老人ホームの種類別月額費用調査の結果をランキング形式でお届けします。

年末年始やGW、お盆休みなどの大型連休後は、帰省をきっかけに今後のための老人ホーム探しを始めるご家庭が増えます。今年もGW終了後に市況は活性化しています。

そこで前回に引き続き都道府県別×老人ホームの種類別に月額費用相場を調査した結果を報告します。

6回目のテーマは「住宅型有料老人ホーム」の都道府県別月額費用<西日本編>です。

  • 西日本の住宅型有料老人ホームの月額費用相場ランキング

1位は京都府 隣接する大阪府は10位

サービス付き高齢者向け住宅に続き1位は京都府でした。

特徴的なのは大阪府の順位です。介護付き有料老人ホームの5位、サービス付き高齢者向け住宅の6位からさらに順位を下げ、10位となっています。

京都府にお住まいの方は「隣県含めて相場が高いだろう」と決めつけず、大阪府も視野に入れることで、選択肢を大きく広げることができます。

施設を探す際は、お住まいの県だけでなく、「みんなの介護」を使って隣県も含めて検索してみることをお勧めします。

介護付き有料老人ホームとの違い

住宅型有料老人ホームは名前こそ介護付き有料老人ホームと似ていますが、サービス内容には大きな違いがあります。

介護サービスが必要な場合は外部の業者に依頼するため、月額利用料を低く抑えることができます。

参考:介護付き有料老人ホームの月額利用料ランキング<西日本編>

※住宅型有料老人ホームについて詳しく

【図解】住宅型有料老人ホームとは?入居条件や特徴・1日の流れを解説

https://www.minnanokaigo.com/guide/type/roujinhome/jyuutakugata/

  • 【調査概要】
  • 調査実施日:2023年4月26日
  • 調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
  • 調査対象:「みんなの介護」に掲載している51,984件の介護施設
  • 調査機関: みんなの介護(株式会社クーリエ)
  • 算出方法:みんなの介護に掲載中の施設のうち、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の費用情報を基に算出

※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。

  • 【掲載施設数No.1 調査概要】
  • 調査実施日:2023年5月2日
  • 調査方法:TFCO株式会社調べ
  • 調査対象サイト:みんなの介護、介護のほんね、オアシスナビ、LIFULL介護、MY介護の広場、有料老人ホーム情報館、きらケア、いい介護、探しっくす
  • 調査方法及び調査結果の詳細:調査対象サイトについて、調査期間中における各都道府県の施設掲載数(訪問介護事業所を除く)の積み上げ値を比較。各都道府県の施設掲載数については、調査対象サイトの都道府県のインデックスページに記載されている検索結果数について、実際の掲載数との整合性を確認の上、当該結果数の数値を採用。その結果、みんなの介護が掲載施設数でNo.1を獲得しました。
  • 株式会社クーリエについて

株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと「確かな価値を多くの人へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。

〈関連ウェブサイト〉

 介護情報の総合ポータルサイト「みんなの介護」

https://www.minnanokaigo.com/

 介護の人材採用メディア「みんなの介護求人」

https://job.minnanokaigo.com/

 連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」

https://www.minnanokaigo.com/news/

 介護福祉⼠ 国家試験対策ツール「ケアスタディ」

https://job.minnanokaigo.com/carestudy/

 介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」

https://job.minnanokaigo.com/community/

 〈公式SNS〉

 「みんなの介護」Facebookページ

https://www.facebook.com/minnanokaigo/

 「みんなの介護」Twitter公式アカウント

https://twitter.com/minnanokaigo/

 「みんなの介護」 Instagram公式アカウント

https://www.instagram.com/minnanokaigo/

 「みんなの介護」YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/

 「みんなの介護求人」YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCWaUESoZ1t_e29FciH5btKg

 【会社概要】

 株式会社クーリエ

 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー17F

 代表取締役 安田 大作

 コーポレートサイト

https://www.courier.jpn.com/

2023/6/27

転倒リスクの増加や歩行困難など、日常生活に支障をきたす爪の病 指先まで見逃さないで!

科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、社長:堀内 裕之、以下「科研製薬」)は、株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都品川区、社長:別宮 圭一、以下「インターネットインフィニティー」)と合同で、介護現場における「爪白癬(つめはくせん)」の治療の重要性や日常生活への影響について解説するプレスセミナーを2023年5月19日(金)に開催しました。
当日は、埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科主任部長の高山かおる先生にご登壇いただき、科研製薬とインターネットインフィニティーが合同で行った、ケアマネジャー(介護支援専門員)を介した疾患啓発とアンケートの結果を交えながら、爪白癬治療の重要性について解説いただきました。
また、セミナー後半には高山先生に加え、社会医療法人 社団 カレスサッポロ 北光記念病院 診療技術部門の看護師である菅野智美先生、一般社団法人フットヘルパー協会 会長である介護福祉士の大場マッキー広美先生にもご登壇いただき、フットケアのスペシャリスト3名のそれぞれの立場から爪白癬について語っていただくトークセッションも実施しました。

■たかが水虫、されど水虫!自覚症状が少ない爪白癬が及ぼす影響とは!?

「白癬菌」というカビの一種が爪に感染することで起こる病気が「爪白癬」(爪水虫)です。主な症状は、爪が白く濁る、黄褐色になる、分厚くなるなどであり、痛みやかゆみを伴わないため、治療されずに放置されることが多く、足の水虫(足白癬)を患っている期間が長い人ほど爪白癬も併発している割合が高くなります。

また、足白癬と爪白癬の原因はどちらも同じ白癬菌であるため、足と爪の間で白癬菌が移り、足白癬を治療しても爪に白癬菌がいる限り再発を繰り返してしまうケースも多々あります。

本セミナーでは、2022年9月~2023年1月に科研製薬とインターネットインフィニティーが合同で実施した、ケアマネジャーを介した疾患啓発とアンケート調査の結果を基に、埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科主任部長の高山かおる先生に、ケアマネジャーをはじめとした介護従事者、介護者の家族を対象とした、介護現場における爪白癬の実態を解説いただきました。

まず、足の爪の構造や爪の役割について、動画や写真を用いながら解説していただきました。爪は、指先の力のバランスをとるために重要な役割を担っていることから、 “小さな運動器”と言い換えることもでき、爪に何らかの問題を抱えていると転倒の原因になることについてもご紹介いただきました。

また、ケアマネジャーを対象としたアンケート調査の結果についても解説していただき、在宅介護の現場では、足や爪のアセスメントをした利用者のうち63.0%に爪の変色・変形が認められました。さらに、爪について医師に相談した利用者のうち80.5%が爪白癬と診断されました。

この結果に高山先生は、「介護現場の「困った」には爪の問題、特に爪白癬が関わっていることが多いことや、ケアマネジャーへの疾患啓発を通して、爪白癬の治療やケアに介入していただくことで、爪の変色・変形を発見し、早期受診に繋げることができ、骨折・転倒予防の一助になるのではないかと期待できる。」とお話をいただきました。

■フットケアのスペシャリストである医師・看護師・介護福祉士がそれぞれの立場から爪白癬と介護現場の実態について語るトークセッション

本セミナーでは、看護師の菅野智美先生、介護福祉士の大場マッキー広美先生も加わり、3名の異なる職種の視点から介護現場における爪白癬の実態や爪白癬が日常生活に与える影響、ご家族が行えるフットケアの方法などを語っていただくトークセッションを実施しました。

  • Q. 医療・介護現場での爪白癬罹患率の実態は

■大場先生 「アンケート結果の「足や爪をアセスメントした利用者のうち、63%に爪の変色・変形あり」という部分に関しては、介護現場ではもう少し患者さんがいるのでは?と感じました。気付いていない人が多いのかもしれないですね。」

■菅野先生 「入院している患者さんは裸足なので、私もよく足を見てしまうのですが、意外と少ない結果であるというのが正直な印象です。」

■高山先生 「見る人が見れば、90%程度の方が何らかのトラブルを抱えていると思います。」

  • Q. 爪の変色や変形はなぜ見過ごされてしまうのか?

■大場先生 「痛みがあれば病院に行きますが、爪白癬は痛みを伴わないので見過ごされがちです。現場にいる介護従事者や家族も「痛くないならいいや」と思っている雰囲気を現場で感じます。」

■菅野先生 「高齢になると抵抗力が落ちてきて、白癬症をきっかけに重大な感染症を引き起こす可能性もあります。白癬症・爪白癬が日常生活を脅かす・命に影響を及ぼすような状況を引き起こしかねないという危機感を持っている方が少ないため、見過ごされがちになります。爪白癬を放置し続けると、何事かが起きた時に手遅れになってしまうことがあります。たとえば、転倒し大腿骨骨折をした場合、回復していく過程でリハビリを行いますが、爪白癬による肥厚などで足趾に加重がかけられず、リハビリが進まない、その結果歩けなくなってしまうなどですね。痛くも痒くもない疾患ですので、見逃さないで早いうちに受診することが一番です。」

■高山先生 「高齢者の爪には異常があることが当たり前だと思われがちなので、異変があっても加齢のせいだととらえられてしまいます。また、加齢の影響で視力が低下したり、お腹が出てきてしまったりして足元が見えにくくなるなど、普段から爪を見ることが物理的に難しいことも見過ごされる原因になります。また、靴や靴下が邪魔になり、爪の異変に気付けない人や、気付いてはいるけど隠している方もいらっしゃいます。」

  • Q. 爪白癬の爪は切る時の音でわかる!?

■高山先生 「チェックリストの項目は全て大切ですね。「歩いたりするときに爪の部分が痛い」という項目は、

よく巻き爪だと思って受診される患者さんが多いのですが、調べてみると爪白癬だった、なんてこともあります。」

■大場先生 「やはり色・形・厚みは一番わかりやすい項目ですね。爪の色や形が昔と違うことで爪白癬に気付くケースもあるので、家族や施設の職員、ケアマネにその部分を意識して見てもらうようにしています。」

■菅野先生 「私も家族の方がいるときは、一緒に見て「色が違いませんか?」と本人とその家族とともに確認するようにしています。ちなみに、爪白癬の爪と健康な爪は切る時に音に違いがあります。健康な爪は「パチンッ!」という音がしますが、爪白癬の爪は「カサッ」「フワッ」という音がします。音が変わったということを、危険信号だととらえてみるのも良いかもしれません。」

  • Q. 爪白癬を悪化させないために!行うべきフットケアや治療とは

■大場先生 「ケアではないがまずは足をみることからはじまり、そしてやはり足を洗うことですね。毎日洗うことが大切です。」

■菅野先生 「足を洗うことを習慣化することで、良い状態を維持することができます。また、変化があった場合、すぐに発見できるようになります。足をずっと見ていると皮膚の温度やむくみなど少しずつ足の変化に気付くことができます。また、足から健康状態を知ることもできます。足のケアを行うと同時に、観察をし、触れてあげることが大切です。あとは保湿ですね。乾燥すると皮膚のバリアが破綻し、色々な菌が入りやすくなります。そのため、きちんと保湿を行い、皮膚のバリア機能を維持して正常な皮膚の状態を保っていくことが大切です。ただ、足趾間は湿潤環境になりやすいので保湿剤は塗らないようにして下さい。」

■高山先生 「それでも爪白癬になってしまった場合は、皮膚科専門医を受診してほしいです。まれに、爪を骨だと思っている方がいらっしゃいますが、爪は皮膚の付属器です。よって、皮膚科が専門になります。爪白癬は、爪の下から検体を採取し、検査することで診断されます。怪しいと思ったら皮膚科を受診してください。」

今回のセミナーでは、立場の異なるフットケアのスペシャリスト3名をお招きし、それぞれの立場からエピソードを踏まえた爪白癬の現状やケア方法をより詳細に語っていただくことで、さらに爪白癬の疾患啓発を行うことが重要であると再認識するイベントとなりました。

たかが爪と思われがちですが、日ごろから高齢者の爪を気にかけることが大切です。普段の介護現場の中で、足元にも注目し、もし異変があれば、医療機関への受診を促すことが大切です。

<プレスセミナー概要>

名称  :転倒リスクの増加や歩行困難など、日常生活に支障をきたす爪の病 指先まで見逃さないで!

     介護現場における「爪白癬」プレスセミナー

開催日時:2023年5月19日(金)13:00~14:00

主催  :科研製薬株式会社

登壇者 :埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長  高山かおる 先生

     社会医療法人 社団 カレスサッポロ 北光記念病院 診療技術部門 菅野智美 先生

     一般社団法人 フットヘルパー協会 会長 大場マッキー広美 先生

<登壇者プロフィール>

埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科主任部長 高山かおる先生

日本フットケア・足病医学会理事。体の土台である足の問題を根本から解決するために2015年に足育研究会を立ち上げ、フットケアについてや、その重要性について日々啓発活動を行っているフットケアのスペシャリスト。2015年4月より埼玉県済生会川口総合病院にて勤務し、足と爪のケア外来を立ち上げ日々爪切難民の診療等を行っている。

社会医療法人 カレスサッポロ 北光記念病院 診療技術部門 菅野智美先生

カレスサッポロ 北光記念病院に勤務。主に勤務時間外でフットケアの活動を行っている。日本フットケア・足病医学会、足育研究会、日本トータルフットマネジメント協会などに所属。2010年から有志と共に救肢に向け『札幌フットケアサークル』の活動を北海道を拠点に定期的に開催している。

一般社団法人 フットヘルパー協会 会長 大場マッキー広美先生

2006年フットヘルパーとして、訪問フットケアや研修、講演、健康教室、執筆など全国で活動を行う。2020年にプライベートサロントータルフットケア足助人あしすけっとを開設。また訪問看護ステーションひまわりの開設にも携わり、地域のフットケア普及啓発活動に従事しているフットケアのスペシャリスト。

2023/6/26

~在籍施設のスタッフからのサポートにより勉強と仕事の両立を実現~

 保育・人材・介護の事業を展開するライク株式会社(東京本社:東京都渋谷区、代表取締役会長 兼 社長:岡本 泰彦、以下 ライク)の子会社で、介護事業を営むライクケア株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 拓岳、以下 ライクケア)は、在籍する外国人材の中で過去最多となる7名が第35回介護福祉士国家試験に合格したことをお知らせします。

 ライクケアでは毎年介護職員として外国人を受け入れ、2023年5月時点で計49名の外国人材の研修・実務までを包括的にサポートしています。 そんな中、介護職で唯一の国家資格である介護福祉士は、在留期間の更新ができ長く働くことが可能となるほか、家族の帯同も認められ、収入アップにもつながることから、外国人介護職員にとって大きな目標となる資格であり、毎年多数の外国人材が受験に挑戦してきました。 すべて日本語での試験となることから、合格は容易ではなく今回の外国人合格率は65.4%とも言われています※。 外国人にとっては、経済連携協定(EPA)に基づき、日本の介護施設で就労・研修を行いながら、日本の介護福祉士国家資格の取得を目指すEPA介護福祉士候補者によるEPAルートと、介護福祉士養成施設にて必要な知識・技能を修得した後に受験する養成施設ルート、介護技能実習生や特定技能1号介護等であり、介護施設での実務経験のうえ国家試験を受験する実務経験ルートの3つのパターンがあり、今回ライクケアにて合格した外国人材はEPAルートおよび実務経験ルートとなります。

※厚生労働省発表「第35回介護福祉士国家試験におけるEPA介護福祉士候補者の試験結果」参照

■在籍施設のスタッフからのサポートにより勉強と仕事の両立を実現
 合格した7名のうち6名はインドネシア出身者、1名はベトナム出身者で、平均在籍年数は1年8ヶ月、最短で在籍7カ月での合格となりました。

 インドネシア籍のタバーさん(写真左)は、2017年6月に来日し、ライクケアには2021年5月に入社。今回3回目の受験となり、約5年間合格に向けて勉強と仕事の両立に励んできました。介護の専門的な知識に加え、日本語の勉強、特に漢字には苦労したと言います。昨年介護福祉士国家試験に合格した外国人スタッフから参考書を借り、施設長から問題を出してもらうなど在籍する「サンライズ・ヴィラ 横浜東寺尾」の職場からのサポートを一身に受け挑戦した結果、3度目の正直で合格をつかみ取りました。今後は、「ケアマネージャーを目指したい」と意気込みを語っています。また、もともとはインドネシアで看護師をしていた経験から、日本でも看護師の仕事を目指します。

 今回唯一のベトナム籍となるフォンさん(写真右)は、2016年6月に来日し、ライクケアには2019年6月に入社。フォンさんが在籍する「サンライズ・ヴィラ 海老名」でも介護主任が参考書を貸すなど、施設全体でのサポートがあり、今回初めての受験で合格となりました。コロナ禍であり外出する機会も減ったことから、自宅で集中して勉強できたそうです。フォンさんはベトナムに住んでいた頃、自身の親の介護が不安になり、介護の勉強をするために来日しました。いずれは学んだことや身に付けたスキルを活かし、ベトナムで介護の仕事をすることが夢だと語っています。

 ライクケアでは、介護業界全体の人材不足に向き合い、今後も多くの外国介護職員を受け入れ様々な施設で活躍することのできる人材育成に力を入れてまいります。

■ライクケアについて
ライクケアは、東京・神奈川を中心に有料老人ホーム等を26ヶ所運営しており、定員数は1,500名を超え、従業員数も1,000名近くとなっております。第二の我が家として気兼ねなく最期まで暮らせる場所を目指し、サービス品質を高めており、入居率は平均90%と、業界トップクラスです。
また、従業員の満足が、ご入居者様・ご家族様にご満足いただけるサービス品質を生み、ひいては会社の満足となる、という「3つの満足」をバランスよく達成することで、ご利用者様・ご家族様にとって、なくてはならない企業を目指しております。

■会社概要
商号:ライクケア株式会社
代表取締役社長:岡本 拓岳
所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ ウェスト17階
設立:1999年10月12日
事業内容:有料老人ホームの運営、介護保険関連事業
資本金:50百万円
URL:https://www.like-cn.co.jp/

2023/6/25

東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:中西 裕信、 以下「NTT東日本」)、 テルウェル東日本株式会社(代表取締役社長:谷 誠、 以下「テルウェル東日本」)、 株式会社e-Craft(代表取締役CEO:額田 一利)、 株式会社Digika(代表取締役社長:橋本 恭伸)は、 シニア層の健康増進・デジタルリテラシー向上を目的として、 ICTを活用したシニア向け教育プログラムのテストマーケティングを行い<*1>、 参加者の満足度、 理解度、 上達度、 身体影響度等の観点から、 有効なコンテンツであることの結果を得ることができました。
<*1> https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20221208_001.html

1.テストマーケティング概要

2.テストマーケティング結果

(1)デジタルそろばん(そろタッチ)_提供元:株式会社Digika<https://www.sorotouch.jp/

■実施カリキュラム
・動画視聴、iPadの操作説明
・アプリで演習、両手を使う練習
・フラッシュ暗算体験、暗算リレー、暗算ゲーム
・子どもたちとオンライン交流

■上達度合い

・ラボ校キッズ(学習開始適齢期:5-8歳)の平均学習時間は1日20分弱ですが、シニア受講者は39.7分

・38日間の学習進捗は、ラボ校キッズの場合、両手を使った同時タッチなどで珠置きの練習をするレベルであるJ2ステージのところ、今回のシニア受講者は「5の合成と分解」と呼ばれる操作を含むレベルであるJ4ステージにまで進んだ。オンオフの指先の動きに加え、脳内で珠をイメージするための学習を早期に始めることができた

・ラボ校キッズと受講者シニアを比較すると、約2倍の学習量で、2倍の学習進捗と、素晴らしい結果

・iPadを事前にご自宅に貸し出したことで学習が加速し、大きな学習効果を得られた

・個別事象として、初回iPadに触るのも初めてで電源を入れる→スワイプ→パスワード入力、この工程一つ一つ説明が必要だった80代の女性が、最終日には両手を使ってスムーズに、笑顔で暗算ゲームに参加されるまでに上達した

(2)ロボット製作、プログラミング(embot)_提供元:株式会社e-Craft<https://www.embot.jp/

■実施カリキュラム
・ダンボールロボット(embot)の工作
・プログラム動作を考え意見交換し、アプリでプログラミング、ダンボールロボット(embot)を動かす
 <題材:面白いロボット信号を作る、じゃんけんロボを作る など>
・子どもたちにプログラミングを教える

■上達度合い

・参加者各人の元々持っていたスキルや知識の違いもあり、進み方には個人差があったものの、参加者同士が徐々にコミュニケーションを取り、相談や教え合いを実施

・参加者の中には病気のため右手が不自由な方もいたが、今回の取り組みを経験したことでリハビリ効果がみられたという報告もあった

・最初は能動的ではなかった参加者の方も、終盤では積極的に参加し、最終日の児童への指導に対しても積極的に参加していたことが、シニア世代の認知症予防や施設を通じた世代間交流にも寄与

3.今後について

今回のテストマーケティングを通じて得られた結果から、「シニア層に対するICT教材・ツール活用」「子どもに教えることを目標設定したカリキュラム設計」「カリキュラムを通じたコミュニティ形成・交流促進」等の観点から、シニア層に対する当該コンテンツ活用が有効と考え、共通的な地域課題である「高齢化」「デジタルデバイド」等の解決に貢献できるよう、各自治体における地域に根ざしたサスティナブルな取り組みへの展開をめざします。

その一環として、今回テストマーケティングを実施した横須賀にあるICT教育施設「スカピア」でも体験会、本格的な教室開催も行っていきます。

2023/6/25

高齢者サロン『昭和浪漫倶楽部』小豆島店×香川大学『小豆島プロジェクト』 健康寿命延伸をテーマにした学生考案のレクリエーションで楽しい時間に

高齢者専門宅配弁当サービスを展開する株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、 代表取締役:高橋洋)は、 当社が香川県小豆島で運営する高齢者向けコミュニティサロン『昭和浪漫倶楽部』小豆島店で、 香川大学の『小豆島プロジェクト』と地域高齢者の交流会を4月23日(日)に開催しました。

韻踏みゲームや紙コップ早積み競争で学生と高齢者の笑い声が響くサロン会場

今回の交流会は、香川大学の『小豆島プロジェクト』(以下、『豆P』)と、小豆島で運営する惣菜店『福み味』(昭和浪漫倶楽部併設)のつながりをきっかけに、地域高齢者の健康寿命延伸を目的としたコラボレーション企画として実現。当日は、韻踏みゲームや紙コップ早積み競争などの『豆P』の学生が考案したプログラムが行われ、地域の高齢者と学生が笑顔で交流する場面が見られました。

今後も、惣菜店『福み味』の惣菜レシピの考案など、『豆P』と継続してコラボレーションを行う予定です。地域の高齢者が気軽に立ち寄ることができ、誰かと一緒に食事をする共食の場や、趣味や娯楽を楽しみながら交流できる集いの場を創出すべく、『昭和浪漫倶楽部』の活動に取り組んでまいります。

【参加した高齢者の声】

「普段から若い人の声を聞くことや一緒に食事をする機会も少ない中、大学生との会話が新鮮で楽しかった」

「若い世代の考え方は刺激になる。韻踏みやほかのゲームは普段使わない頭を使って楽しかった」

「健康寿命延伸の取り組みをしている会を通じて新しいお友達ができた」

【『豆P』 プログラムを考案した学生の声】

「コロナ禍で活動を規制されて小豆島に行く事すら叶わない中、活動再開後すぐに地元の方々と触れ合う機会をいただき、温かく迎え入れてくれたご高齢者の方々に感謝します」

「プログラムを考える上で高齢者と何を話せば良いか考えましたが、全く心配ないくらい私たちが楽しませてもらいました」

「今後も島で開かれるイベントへ積極的に参加し、島民の方に喜んで貰えるようなプロジェクトを行うことと、小豆島についてもっと詳しくなることを目標に活動を続けていきます」

  • 開催概要

■日時:2023年4月23日(日)
■参加者:『小豆島プロジェクト』香川大学 学生4名、地元の高齢者13名
■内容: 韻踏みゲーム、暗記ゲーム、苗字当てはめゲーム、紙コップ早積み競争
■場所:『昭和浪漫倶楽部』小豆島店(香川県小豆島土庄町渕崎甲2663-3)

香川大学『小豆島プロジェクト』(通称『豆P』)について

今年で活動11年目となる『豆P』は、「小豆島坂手地区の魅力を少しでも多くの人に知ってもらいたい!」という香川大学の学生達の思いによって結成されました。地域の清掃ボランティアや、地域行事への参加、海の家の運営や、かつて盛んに栽培されていた「徳本杏(とくもとあんず)」の再生事業など、さまざまな活動を行ってきました。

現在は『豆P』の広報誌「あんずだより」の発行、小豆島と高松・神戸を結ぶジャンボフェリー内での観光案内、地域行事への参加など従来の活動を継続するとともに新たな活動も企画しています。

Instagram:@mamep_sakate

『昭和浪漫倶楽部』および小豆島における事業展開について

『昭和浪漫倶楽部』は、「在宅配食サービスは利便性が高い反面、ひきこもりや運動不足を作る要因にもなりかねない」、だからこそ「外出可能な方は、みんなで集まって食べる機会を持ってほしい」という想いから始まった高齢者向けコミュニティサロンです。地域の高齢者が気軽に立ち寄ることができ、誰かと一緒に食事をする共食の場や、趣味や娯楽を楽しみながら交流できる集いの場になることを願っています。

当社は香川県小豆島において、2020年5月に高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』、2020年10月に惣菜店『福み味』、2021年11月に高齢者の集いの場『昭和浪漫倶楽部』、2022年11月に島内をめぐるキッチンカー『FUKUMIMI KITCHEN』をスタートし、現在4業態を運営しています。『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』は在宅の高齢者を中心に、昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問すると共に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しており、顧客にとってより一層身近な存在となれるよう努めています。『福み味』は店内で調理された出汁巻き玉子やコロッケをはじめとした惣菜・弁当を販売しており、販売で得た収益を『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』を通じて在宅高齢者支援として還元することで、住み慣れた町で安心して長生きできる仕組みを構築しています。また、キッチンカー『FUKUMIMI KITCHEN』は、地域活性化を目的として、地元食材を使用したコロッケやあげパンなどの商品を取り扱い、島内の土庄港観光センター入り口や高齢者施設を巡って販売を行っています。

【施設概要】

施設名:『昭和浪漫倶楽部』小豆島店
※『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』、『福み味(ふくみみ)』併設
所在地:香川県小豆島土庄町渕崎甲2663-3
電話番号:0879-62-1231
開催日:第2・第4火曜日(祝日を含む)
ホームページ:https://showa-roman-club.com/fukumimi/index.html

  • 会社概要

会社名:株式会社 シニアライフクリエイト
代表:代表取締役 高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営


2023/6/25


掲載施設数No.1(※)の⽼人ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する株式会社クーリエ(本社:東京都渋谷区、 代表取締役 安田 大作)では、 サイト運営で得た知見を基に介護事業の課題や社会的事象を調査・研究しています。
前回に引き続き老人ホームの種類別月額費用調査の結果をランキング形式でお届けします。

年末年始やGW、お盆休みなどの大型連休後は、帰省をきっかけに今後のための老人ホーム探しを始めるご家庭が増えます。

そこで今回は都道府県別×老人ホームの種類別に月額費用相場を調査した結果を報告します。

今回のテーマは「介護付き有料老人ホーム」の都道府県別月額費用<西日本編>です。

  • 西日本の介護付き有料老人ホームの月額費用相場ランキング

1位は兵庫県の22.6万円。2位に京都府20.9万円、3位に奈良県19.8万円と続きます。

大阪府は3位滋賀県より2.7万円低い17.1万円で4位に入りました。
ちなみに、愛知県18.1万円、宮城県18.3万円となっており、東日本の地方都市を有する県よりも「相場が低い」という結果となりました。


ちなみに、九州地方最大の都市「博多市」のある福岡県は13.6万円で17位でした。
必ずしも大きな都市のある都道府県の費用相場が高いとは限らないことがわかりました。


※介護付き有料老人ホームについて詳しく
【特徴がわかる】介護付き有料老人ホームとは?(入居条件やサービス内容など)
https://www.minnanokaigo.com/guide/type/roujinhome/kaigotsuki/」

  • 次回はサービス付き高齢者向け住宅 西日本編です
  • 【調査概要】
  • 調査実施日:2023年4月20日
  • 調査対象サイト:「みんなの介護」https://www.minnanokaigo.com/
  • 調査対象:「みんなの介護」に掲載している51,984件の介護施設
  • 調査機関: みんなの介護(株式会社クーリエ)
  • 算出方法:みんなの介護に掲載中の施設のうち、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の費用情報を基に算出

※主要な老人ホーム検索サイトを対象に掲載施設数の調査を行った結果、みんなの介護がNo.1を獲得しました。

  • 【掲載施設数No.1 調査概要】調査実施日:2022年10月24日調査方法:自社(株式会社クーリエ)調べ
  • 調査対象サイト:みんなの介護、LIFULL介護、探しっくす、オアシスナビ、シニアのあんしん相談室、MY介護の広場、有料老人ホーム情報館、いい介護
  • 調査方法及び調査結果の詳細:調査対象サイトについて、調査期間中における各都道府県の施設掲載数(訪問介護事業所を除く)の積み上げ値を比較。各都道府県の施設掲載数については、調査対象サイトの都道府県のインデックスページに記載されている検索結果数について、実際の掲載数との整合性を確認の上、当該結果数の数値を採用。その結果、みんなの介護が掲載施設数でNo.1を獲得しました。
  • 株式会社クーリエについて

株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、人はもっと良い選択ができる」という考えのもと「確かな価値を多くの人へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。

〈関連ウェブサイト〉
 介護情報の総合ポータルサイト「みんなの介護」
 https://www.minnanokaigo.com/
 介護の人材採用メディア「みんなの介護求人」
 https://job.minnanokaigo.com/
 連載コンテンツ「みんなの介護ニュース」
 https://www.minnanokaigo.com/news/
 介護福祉⼠ 国家試験対策ツール「ケアスタディ」
 https://job.minnanokaigo.com/carestudy/
 介護スタッフ広場「みんなの介護コミュニティ」
 https://job.minnanokaigo.com/community/
 
 〈公式SNS〉
 「みんなの介護」Facebookページ
 https://www.facebook.com/minnanokaigo/
 「みんなの介護」Twitter公式アカウント
 https://twitter.com/minnanokaigo/
 「みんなの介護」 Instagram公式アカウント
 https://www.instagram.com/minnanokaigo/
 「みんなの介護」YouTubeチャンネル
 https://www.youtube.com/c/minnanokaigo/
 「みんなの介護求人」YouTubeチャンネル
 https://www.youtube.com/channel/UCWaUESoZ1t_e29FciH5btKg
 
 【会社概要】
 株式会社クーリエ
 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー17F
 代表取締役 安田 大作
 コーポレートサイト
 https://www.courier.jpn.com/

2023/6/24

介護利用者と地元高校生のわくわくコミュニケーション!

近年、 コロナ禍で高齢者の楽しみの一つである、 外出や地域の方と交流する機会が減っていました。 新型コロナウィルス感染症の5類引き下げを受け、 洛和グループホーム守山大門の入居者が立命館守山高等学校を訪問し、 演奏会を鑑賞します。 コロナ禍前の生活を取り戻す第一歩として、 生徒たちの演奏を楽しみ、 交流を図ります。

◆実施概要◆

・日時:5月9日(火) 午後4時30分~

・実施場所:立命館守山高等学校(〒524-0051 滋賀県守山市三宅町250)

・実施内容:「広げよう、繋げよう!地域の和」をテーマに「Link_Ring_Live」と題して、学生たちがイベントを企画・運営。同校の吹奏楽部が演奏を披露。(演劇同好会、学生有志による音楽や演劇、ダンスも予定。)そこに、当会の洛和グループホーム守山大門の入居者など地域の高齢者施設の利用者が招待を受け鑑賞します。※詳細はお問い合わせください。

認知症サポートチームによる支援

 洛和会ヘルスケアシステム 介護事業部では、介護福祉士、看護師、理学療法士、言語聴覚士、薬剤師、公認心理師からなる認知症サポートチームを立ち上げ、認知症の方がより良い生活を送れるようサポートしています。久しぶりの外出ということもあり、利用者さんが環境の変化に不安を抱かれないよう、この演奏会へも帯同しサポートします。

※取材にお越しいただく際は、下記まで事前連絡をお願いいたします。

※検温を行い、マスク着用の上、最少人数でご来院ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
洛和会ヘルスケアシステム
企画広報 アローフィールド
TEL:075(594)8488
FAX:075(501)4583
E-mail:kouhou@rakuwa.or.jp

【洛和会ヘルスケアシステム】
代表者 :理事長 矢野裕典
所在地 :京都市山科区音羽八ノ坪51-4
設立  :1950(昭和25)年
URL :http://www.rakuwa.or.jp/
主な事業:医療、介護、健康、保育、教育、研究

2023/6/24

介護支援専門員(ケアマネジャー、以下ケアマネ)向けの会員制ウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」を運営する株式会社インターネットインフィニティー(本社所在地:東京都品川区、代表取締役社長:別宮 圭一、以下「インターネットインフィニティー」)は、製薬・医療機器メーカーに対して地域包括ケアシステム時代に対応する新たなマーケティング支援を提供する事業を展開しています。

科研製薬株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:堀内 裕之、以下「科研製薬」)は「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる。」ことを企業理念とし、インターネットインフィニティーは「リアル×WEBヘルスケアサービスで健康寿命を延伸する」ことをミッションとしており、要支援・要介護高齢者の方々の「足の健康を守りたい」という点で両社の願いが重なりました。そこで今回、足の健康を守るためのプロジェクトを企画・実施いたしました。

当プロジェクトでは、介護従事者に足のアセスメントや適切なケア、受診勧奨の大切さを啓発することを目指しました。それを実現するために「ケアマネジメント・オンライン」を通じて、爪の健康に関するケアマネ向け啓発記事(全4回)を配信するとともに、爪白癬の啓発チラシ(下図)をケアマネに提供し、利用者・家族に渡していただきました。その結果、チラシを配布したケアマネ1人あたり1.2人の利用者・家族が医師に相談し、その81%が爪白癬と診断され、新たに治療につなげることができました。

ケアマネを介した受診勧奨を促進するためには、まずケアマネに医療知識の学習や意欲を高める機会を設けた後に、実際に利用者や家族への声かけがしやすくなるようなツールを用意することが重要だと我々は考えています。

今回のプロジェクトでは、まず「ケアマネジメント・オンライン」にケアマネ向けの爪白癬の解説記事を配信(全4回、2022年6~7月)しました。その記事を読んでくださったケアマネのうち、爪の健康について利用者・家族に周知したい方を募集しました。

そして、この募集に応じてくださったケアマネ885人に爪白癬の啓発チラシを30枚ずつ配送しました。チラシを受け取ったケアマネには、次回以降の自宅訪問の際に利用者や家族にチラシを手渡し、それ以降の訪問時に受診や治療開始の有無を確認するように依頼しました。

その後、効果検証のために、チラシを送付したケアマネに対してアンケート調査を実施しました。回答したのは513人で、そのうち回答に不備のなかった398人を解析対象としました。チラシの配布状況に関する結果を下表に示します。

チラシ配布率398人に各30枚送付したので、チラシの枚数は合計11940枚でした。配布枚数は全体で6322枚(53%)でした。
利用者・家族への配布率利用者・家族に配布されたチラシの枚数は3108枚(26%)でした。
他のケアマネへの配布率2192枚(18%)は他のケアマネに配布されました。※当施策に参加したケアマネは、同僚のケアマネにチラシを分配したと考えられます (居宅介護援事業所には平均3名のケアマネが在籍)。
介護サービス事業省への配布率1022枚(9%)はデイサービスなど他の介護サービス事業所に配布されました。※チラシに「足の爪の健康を保つ方法」が掲載されていたため、実際にケアを担当する介護従事者にも周知する目的で流用された、もしくは入浴介助などで足の爪を見る機会の多い介護従事者への確認依頼の目的などが考えられます。

また、ケアマネ398人を通じて利用者・家族に配布された3108枚のチラシがどのような効果をもたらしたかを下記に示します。

チラシに興味を持ってくれた利用者・家族の数1327人(複数の設問からの推計値)
ケアマネが利用者の足や爪をアセスメントし、爪の変色・変形が見られた人の数1696人 
爪について皮膚科医やかかりつけ医に相談した人の数466人
医師に相談した後に爪白癬の診断がついた人の数375人
爪白癬の塗り薬が新たに処方された人の数336人
爪白癬の飲み薬が新たに処方された人の数111人

このことから、チラシを配布したケアマネ1人あたり1.2人の利用者・家族が爪について相談したことが明らかとなりました。また、そのうち81%という高い割合で爪白癬の診断がなされています。これは、爪白癬啓発チラシに爪の実物写真を掲載していたために爪白癬に気付きやすかったからと推察されます。加えて、介護現場には数多くの爪白癬の患者さんが残されていることの証左の一つでもあるかもしれません。

なお、爪白癬の塗り薬と飲み薬が処方された人数の合計(447人)が、今回爪白癬の診断が付いた人数(375人)よりも多い理由としては、併用療法が選択された可能性や、以前から爪白癬が指摘されていた、もしくは治療を中断していた人がカウントされていなかった可能性が考えられます。

以上のように、高齢者に多く、診断・治療を受けている割合が少ないと考えられる爪白癬のような疾患については、ケアマネへの教育および啓発資材の提供によって、未受診・未治療の患者さんを医療につなげられるのではないかと期待できる結果が得られました。

要支援・要介護の高齢者は皆、いわゆる「寝たきり」であると誤解されがちですが、実際には周囲の助けを借りながら、外出したり、社会活動や趣味などを続けたりして、生きがいを持って生活されています。ADLやQOLの低下を防ぎ、できるだけ長く住み慣れた地域・家で暮らせるようにするために、介護と医療の連携はより一層推進されるべきだと考えます。

我々は地域包括ケアシステム時代にマッチしたマーケティングに関して、ご要望や課題に応じて個別にソリューションを提案させていただいております。ご興味がある方はお気軽に下記までご連絡ください。

■■■ニュースリリース及びサービスに関するお問合せ先■■■

 株式会社インターネットインフィニティー Webソリューション部(担当:柳沼)MAIL: syaginuma@iif.jp

■■■その他IRに関するお問合せ先■■■

 株式会社インターネットインフィニティー IR担当

TEL:03-6779-4777 MAIL: ir@iif.jp

【インターネットインフィニティーについて】

全国のケアマネジャー10万人が登録するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」(https://www.caremanagement.jp/)、全国にリハビリ型デイサービス「レコードブック」(https://www.recordbook.jp/)を展開するなど、健康寿命の延伸に向け、様々なヘルスケアサービスを運営。 介護関係者や介護家族を対象とした調査や、疾患啓発、勉強会の集客支援、資材制作などの情報発信サポートを承っており、製薬会社や医療機器メーカーの皆様にご活用いただいております。

【科研製薬について】

科研製薬は、「一人でも多くの方に笑顔を取りもどしていただくために、優れた医薬品の提供を通じて患者さんのクオリティ・オブ・ライフの向上につとめる。」を企業理念とし、1948 年の設立以来、医療ニーズに即した医療用医薬品の研究開発を行っています。近年は、皮膚科、整形外科におけるプレゼンスを高めており、自社創薬品であり、国内で初めての外用の爪白癬症治療剤である「クレナフィン」は、グローバル製品として成長を続けています。

2023/6/24

imedtac Co. Ltd.との協業覚書を締結

株式会社NeU(本社:東京都千代田区、代表取締役:長谷川 清、以下NeU)は、imedtac Co. Ltd.(本社:Rm. 4, 10F., No.335, Ruiguang Rd. Neihu Dist., Taipei City 11492, Taiwan、CEO:Ken Yu、以下imedtac)と協業に関する覚書を締結し、台湾においてimedtacを通じ、最新型ニューロフィードバック型脳トレの展開を開始することに合意しました。

台湾の高齢化とその対応

NeUでは、認知脳科学の知見と携帯型脳計測技術を基に、人々のクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献することをミッションとして活動しています。世界的に高齢化の進む地域が増える中で、台湾もその例外ではありません。65歳以上(老年人口)の総人口に占める老年人口の割合は、2022年の17.5%から、2025年には20.0%と超高齢社会に突入し、それ以降は急速に高齢化が進み、2070年は43.7%に達すると推計されています。※1)

特に超高齢社会ではヒトの認知機能の維持・向上が非常に大きな課題となります。

認知症を根本的に改善してくれる治療薬は現状存在せず、現在はあくまでも進行を遅らせることが目的の治療薬が中心となっています。そのような中で、認知機能を維持・向上するための有効な方法の1つとして、認知機能トレーニング(脳トレ)があります。

台湾で提供するソリューション

NeUでは2019年には重さ30gの超小型脳活動センサー(XB-01)を新規開発し、リアルタイムに脳活動を可視化しながら(ニューロフィードバック型)認知機能トレーニングを行うソリューション(Active Brain CLUB)を日本で発売いたしました。今までの科学的な検証により、前頭前野での脳活動を伴った認知機能トレーニングを実施することで、認知機能の向上が見られることが科学的に明らかになっておりますが、Active Brain CLUBはまさに脳活動を伴った認知機能トレーニングを日常環境にて実施いただくために開発されたものです。特にリアルタイムに脳活動を可視化しながらトレーニングするソリューションを実現したことは、世界でも最先端といえます。

本ソリューションは日本以外でも、北米やアジア等の地域でもアクティブシニアや高齢者施設での実証販売を行ってきておりますが、短期間の実施でも改善が見られる結果を得ております。

今回の台湾での展開においては、本ソリューションを台湾仕様に変更し、imedtac社を通し高齢者施設やアクティブシニアを対象とした施設へのマーケティング活動によりソリューションのローカライゼーションを行って参ります。

また上記の認知機能トレーニングの他、NeUのもつストレス耐性向上のソリューションなど、脳科学に基づいたソリューションを展開する予定です。

NeUでは、日本発の技術を米国やアジア地域に今後も展開を図り、クオリティ・オブ・ライフの向上を目指した活動を行って参ります。

※1)台湾 国家発展委員会の2022年8月22日発表の「最新の人口推計報告」による

会社情報

株式会社NeU(https://neu-brains.co.jp/

所在地  :東京都千代田区神田司町2丁目2番地 新倉ビル5F

代表者  :代表取締役 長谷川 清

設立   :2017年8月

資本金  :100,000,000円(2023年4月1日現在)

資本剰余金:779,000,000円(2022年4月1日現在)

事業内容 :「認知脳科学知見」と「携帯型脳計測技術」を融合した脳科学の産業応用ソリューションを提供。ブレインフィットネス(認知機能トレーニング、 ストレス・コーピング)、 ニューロマーケティング・コンサルテーション 等。

Imedtac Co. Ltd. (http://www.imedtac.com)

所在地  :Rm. 4, 10F., No.335, Ruiguang Rd. Neihu Dist., Taipei City 11492, Taiwan

代表者  :CEO Ken Yu

設立   :2016年3月

資本金  :200,000,000 台湾ドル(2022年3月31日現在)

事業内容 :AIoTヘルスケアの専門家として、外来および入院患者のヘルスケア、健康増進、臨床サービス、スマート動物病院ソリューションなど、幅広いサービスを提供。スマート手術室、遠隔医療、投薬ソリューション、AIoT消毒ソリューション、臨床サービス、およびスマートアニマルヘルスケア等。

2023/6/22

「経済的にゆとりがない」と感じる人は約6割。70歳を超えても働きたい人の割合が前年比で増加。学びなおしの必要性を感じる人は約4割強。

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、40~70代男女を対象とした「ミドルシニア/シニア層のアルバイト調査(2023年)」を発表しました。本調査は今年で5回目となります。

【TOPICS】

  • 「経済的にゆとりがない」と感じる人は約6割。70歳を超えても働きたい人の割合が前年比で増加【図1、2、3】
  • 学びなおしの必要性を感じる人は約4割強。必要だと思うスキルは「IT関連技術」や「語学力」【図4、5、6】
  • 定年退職後のアルバイトにやりがいを感じている人は4割以上。やりがいを感じる理由は「得意なことを活かせたとき」【図7、8、9】

【調査概要】

アルバイトを行うミドルシニア(40~50代)層、シニア(60~70代)層で、現在経済的なゆとりがないと答えた人は61.7%(「あまりゆとりがない」+「全くゆとりがない」)で前年比4.3pt増加。また、老後働かなくても暮らしていける程度の資産を保有していると思うかに関しては「全く足りないと思う」が59.7%でこちらも前年比4.3pt増加していた。【図1、2】

現在企業は従業員に対して70歳までの就業機会確保が努力義務※となっているが、ミドルシニア層に就労継続を希望する年齢を聞いたところ、70歳を超えても働きたい人は15.5%となり、前年の12.0%と比較して3.5pt増加した。【図3】

物価上昇などの影響から経済的に余裕のないと感じる人が増え、今後の就労希望年齢はますます上がっていくと考えられる。

※2021年4月に改正された高年齢者雇用安定法により、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となった。

将来のための学びなおしについて、必要と感じる人は42.8%。年代別では40代で最も多く55.7%、次いで50代で47.5%、60~70代のシニア層も約2~3割の人が必要性を感じていることがわかった。【図4】

必要と感じる人に理由を聞いたところ、「収入を増やしたいため」が51.4%と最も高く、前年比10.6pt増と大幅に増加している。また「明確な理由はないが、不安を感じるため」は5.2pt増加しており、不透明な社会への不安が垣間見える結果となった。また、「収入を増やしたいため」と回答した人に、どのようなスキルを身に着けたいか自由回答で聞くと、「パソコンスキル」「IT技術」などIT関連のスキルが多かった。また、高齢化が進む中で需要が増していく「介護・福祉」や「大型運転免許」、また「英語・語学」「コミュニケーション能力」などコミュニケーションに役立つスキルなども挙がった。【図5、6】

定年退職の経験があり、現在アルバイトをしているシニア層に、アルバイトに関して定年退職前のイメージと比べてのギャップを聞いたところ、「思ったよりもやりがいがある」が45.7%だった。やりがいがあると回答した人にどのような時にやりがいを感じるかを聞いたところ、「得意なことが活かせたとき」が33.3%と最も高く、全体平均と比較して10pt以上高くなった。【図7、8】

また、「得意なことが活かせたとき」と答えた人の現在の職種を見ると、「オフィスワーク(21.0%)」、「保育、医療・介護・福祉(17.4%)」、「教育(13.7%)」の順に多かった。特に「教育」は全体平均と比較して9.8pt高かった。

PCスキルを活かせるオフィスワークや、保育・福祉系、教育などの資格を要する専門的な職種に就いている人たちは、「得意なことを活かせたとき」にやりがいを感じられていることがわかった。【図9】

【図1】現在経済的なゆとりがあるか

【図2】老後、働かなくても暮らしていける程度の資産(金融資産・不動産)を保有していると思うか

【図3】ミドルシニアがご自身のキャリアとして就労を希望する年齢

【図4】将来のために新しいスキルを身に付けたり、学びなおしをすることについて

【図5】新しいスキルを身に付けること、学びなおしをすることの必要性を感じる理由

【図6】「どのようなスキルを身に付けたいか」の自由回答を一部抜粋
(学び直しが必要に感じる最も当てはまる理由「収入を上げるため」回答者ベース n=650)

【図7】現在アルバイト就業中のシニアの、
定年退職後の仕事内容や働き方に対する定年退職前のイメージとのギャップ

【図8】アルバイト・パート先でやりがいを感じたとき

【図9】現在の職種

『ミドルシニア/シニア層のアルバイト調査(2023年)』
■調査地域:全国
■調査方法:インターネット調査
■対象者:40~70代男女 

■回収数:アルバイト就業者4,819サンプル 現在無職で希望する職業がアルバイト・パート1,775サンプル
■実施期間:2023年2月15日(水)~2月20日(月)

※調査結果は、単数四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。

※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます。

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