TOMIZ富澤商店)/シニア層のおうち時間はパン作りをゆっくり楽しむ傾向に!

2020/4/10

TOMIZのレシピコンテンツ、新規登録者が前年と比べて190%増
~ 初心者でもパン・お菓子を簡単に作れるレシピコンテンツを提供 ~

 

製菓材料専門店のTOMIZ(株式会社富澤商店)(本社:東京都千代田区、代表取締役:富澤 淳)は、当社が提供するレシピコンテンツ“おうちでパン作り”のご利用者様が前年と比べて大幅に増加しましたことをお知らせいたします。

TOMIZは、実店舗販売と通信販売、卸販売を通じ、パンやお菓子の材料をはじめ、器具・道具やラッピング資材、スパイス、和菓子材料、洋食材、和食材、豆、中華、エスニックにいたるまでの幅広いカテゴリー、産地・品質にこだわった8,000以上のアイテムをリーズナブルな価格でお客様へお届けしております。

 

TOMIZ(株式会社富澤商店

はじめてでも失敗しない おうちでパン作り

 

おうちでパン作り URL: https://tomiz.com/contents/bread_1?utm_source=ouchidepan&utm_medium=top&utm_campaign=smallbanner

 

■外出できないからこそ、自宅で楽しめるコンテンツが高評価!

2020年3月は、前年3月と比較して、当社の通信販売を利用するための新規登録者数は190%増、なかでもシニア層が380%増、売上は130%増という結果でした。今回大幅に増加したシニア層の新規会員登録者からは、「新型コロナウイルスによる在宅時間の増加をきっかけに、これまでしてこなかったパン・お菓子づくりを始めようと思った。」というお声が大半を占め、実際にパン・お菓子作りの主材料であるバターと小麦粉の売上が上位を占めております。

当社では皆様の増加するおうち時間をより楽しいものにするべく、初心者の方でも簡単に作れる美味しいレシピコンテンツを一層強化し、お届けして参ります。

また、101周年を記念したSNSイベント「#TOMIZレシピ選手権」も5月6日(祝・水)まで開催中です。初心者から、よくパン・お菓子作りをする方まで誰でもご参加いただけます。ふるってご参加ください。

#TOMIZレシピ選手権 URL: https://tomiz.com/contents/101cp_101recipes?

「料理を作る楽しさ、それを味わうことができるしあわせを、より多くの人々に感じていただきたい。それが私たちの願いです。」

 

■TOMIZ(株式会社富澤商店)会社概要

  • 商号    : 株式会社富澤商店
  • 代表取締役 : 富澤 淳
  • 創業    : 1919年4月1日
  • 会社設立  : 1949年3月2日
  • 事業内容  : 製菓製パン食材・器具・ラッピング資材・乾物・和食材・ナッツ・ドライフルーツ・スーパーフード・世界の食材の専門店を運営(実店舗・ECサイト)及びパン・菓子専門店への卸販売
  • 資本金   : 10,000,000円(2020年3月現在)
  • 本社所在地 : 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-9-4-10F
  • 公式HP   : https://tomiz.com/
  • TOMIZレシピ: https://tomiz.com/recipe/pro

 

2020/4/9

介護従事者等における新型コロナウイルス感染症対応による
不安等への精神的負荷軽減を目指す

全国の特別養護老人ホームをはじめとする高齢者福祉施設・事業所が加盟する公益社団法人全国老人福祉施設協議会(東京都千代田区。会長 平石 朗)は、得津産業医事務所(福岡県北九州市。代表 得津 慶)と提携し、新型コロナウイルス感染症の対応に日々神経を尖らせている介護従事者等の精神的負荷軽減を図るため、相談料無料の電話相談窓口を敷設した。
 
 
 全国には10,000を超える介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)が存在しているが、新型コロナウイルス感染拡大の状況にありながら、高齢者福祉施設における感染者は最低限に抑えられている状況である。これはひとえに、各施設において限られた物資のなかでも適切な感染症予防対策を講じている結果でもある。各施設の介護従事者は、自分自身や、利用者ご家族の面会、取引業者、在宅サービス利用者等から感染症が持ち込まれたりしないよう、細心の注意を払っている。 
 
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会

*写真はイメージ

 
 しかしながら、本国の感染症第一例目が発見されて以降、既に4か月を超えようとしており、当初から張り詰めた意識のなかでケアにあたり、またこれから感染拡大が予想されている地域の介護従事者においては、精神的負荷が相当に発生している。

 こうした介護従事者等の精神的負荷の軽減を少しでも図る観点から、全国老施協では期間限定で産業医に無料で電話相談ができる「介護従事者等のメンタルヘルスサポート窓口」(JS-MS)を敷設した。

 相談内容については、新型コロナウイルス感染の懸念や、ご家族等からの対応の不満等のために精神的に不安になったり、感染してしまったり濃厚接触者となってしまったために地域等から差別的対応を受けた場合等の相談窓口として活用することが想定されている。 


 (全国老施協)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う介護従事者等のメンタルヘルスサポート窓口
https://www.roushikyo.or.jp/?p=we-page-menu-1-2&category=19325&key=21768&type=content&subkey=325928
 

2020/4/9

在宅向け介護に。睡眠・離床・部屋環境を見守りできる
異常時には、スマホ・PCなどの端末へメールにてお知らせします

株式会社まもるーの(東京都千代田区)は在宅介護向けの新しい見守りサービス【まもる~のHOME】を2020年4月1日に販売開始いたしました。
 
(株)まもるーのは2015年より介護施設様向けに睡眠見守りシステム「まもる~のStation」を販売しており、これまで入居者様の課題解決や介護スタッフ様の負担軽減に役立てるよう取り組んできました。その中で、在宅介護に対しても同じような課題解決に対するニーズが多く寄せられる状況を受け、どのような場所においても見守り支援が行えるように、クラウドサーバーを利用した在宅向け睡眠見守りシステム「まもる~のHOME」を新たに発売します。
 
まもる~のHOME
 
【まもる~のHOME製品カタログ】
https://prtimes.jp/a/?f=d55990-20200330-7254.pdf


【5つの特長】

1. つながる安心
まもる~のは利用者様のベッドのマットレス下に設置したセンサーで、利用者様の睡眠・離床、部屋環境を的確にとらえ、離れた場所にいるご家族や介護施設スタッフにお知らせするシステムです。その情報はクラウド経由で提供され、お手持ちのPCやタブレット、スマホのWEBブラウザからいつでも・どこでも閲覧が可能です。
(※1、※2、参考資料1 参照)

 2. 3つのわかる
まもる~のは利用者様の離床/在床と脈拍・呼吸(※3)の状態がわかります。お部屋の温度・湿度・照度がわかります。利用者様の睡眠状態をグラフで表示し、生活傾向がわかります。(参考資料1 参照)

3. 通知機能
利用者様の状態変化をあらかじめ設定した値にもとづき、アラートメールで通知します。通知は全9項目あり、細かな設定が可能で、しきい値設定や通知時間帯の設定なども可能です。

4. オプションサービス
別途、ALSOK「かけつけサービス」(有償)をご利用いただければ、もしもの時にご家族様からの電話連絡により、利用者様の自宅へガードマンがかけつけることが可能です。(※4 参照)

5. 介護保険適用
個人様でも利用しやすい、介護保険レンタル適用品(福祉用具対象品)(型番:SS-300T)もご用意しています。(※5、※6 参照)

※1 WEBブラウザ閲覧のためのPC、タブレット、スマホなどはあらかじめご準備ください。
※2 クラウドサービスのご利用には、別途契約が必要で、クラウド利用料、通信利用料が発生します。
※3 本製品は医療機器としてのご使用はできません。
※4 ALSOKかけつけサービス(有償)をご希望の場合は、別途ALSOKとホームセキュリティ契約が必要となります。
※5 購入にはケアマネージャー様のケアプラン作成と福祉用具貸与事業者様とのご契約が必要となります。
※6 SS-300T用クラウドサービスのご利用には、別途契約が必要で、通信利用料が発生します。


【商品情報】
まもる~のHOME 
https://mamoruno.miel.care/product-home.php 

【製品概要】
名称       : まもる~のHOME
型番       : SS-300
型番       : SS-300T(TAIS認定:コード01952-0001、種目:認知症老人徘徊検知器)
販売開始日 : 2020年4月1日
販売目標     : 1,000台/年

【想定ユーザー】
まもる~のHOME SS-300 : 小規模多機能施設、看護小規模多機能施設、グループホーム、有料老人ホーム
まもる~のHOME SS-300T(介護保険レンタル適用品): 個人(要介護度2-5)


【参考資料1】

つながる安心:ご利用イメージ
 
つながる安心:ご利用イメージ
 
3つのわかる:画面表示イメージ
 
3つのわかる:画面表示イメージ
 
■開発元
社名                : 株式会社まもるーの
代表者               : 代表取締役 桑原弘明
本社所在地        : 〒731-0103 広島市安佐南区緑井4丁目22-25
設立                : 2019年11月
事業内容              : 電子機器、ソフトウェアの開発・製造
URL                : https://mamoruno.miel.care/

 ■販売元
社名                : 東洋電装株式会社
代表者               : 代表取締役 桑原弘明
本社所在地        : 〒731-0103 広島市安佐南区緑井4丁目22-25
設立                : 1973年12月
事業内容              : 制御盤製作及びシステム開発・製造・販売
URL                : https://www.t-denso.com/
 
 
【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社まもるーの 東京オフィス
〒102-0025 東京都千代田区神田佐久間町4-16パルK2ビル3F
TEL : 03-5817-8767
FAX:03-6284-2421
URL:https://mamoruno.miel.care/
 

2020/4/9

小田急沿線での生活を豊かにするための新たな仕組みの実現に向けた連携をスタート
~第一弾として、IoTを活用した見守りサービスの今夏実用化を目指します~

「小田急くらしサポート」×「セコム暮らしのパートナー久我山」

 

 小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区 社長:星野晃司)とセコム株式会社(本社:東京都渋谷区 社長:尾関一郎)は、両社の商品・サービス、顧客ネットワーク、知見等を活かして小田急沿線での生活を豊かにする新たな仕組みを実現するために、今般、業務提携いたしました。

 少子高齢社会において、高齢者の増加や、高齢者を支える若手世代の減少を踏まえて、高齢者をいかに支えていくか、高齢者の充実した生活をいかに実現するかが、社会的に重要な対応課題となっています。また、共働き世帯が増加している今日、家事や住居の管理、留守番をしている子どもの見守りなど、若年世代においても生活支援に対する需要が高まっています。

 小田急電鉄では、“毎日をもっと豊かに快適に”をテーマに、食品宅配サービスや家事代行、お住まいのメンテナンスなど、日々の暮らしの中のお困りごとを解決提案するサービス「小田急くらしサポート」を2014年4月からスタートさせています。
 また、セコムでは2015年4月、東京都杉並区に「セコム暮らしのパートナー久我山」を開設し、ご高齢者やそ 家族、地域住民が抱える暮らしのお困りごとにワンストップで対応し、住み慣れた自宅でいつまでも安心して暮らし続けるための生活サポートサービス「セコム・マイホームコンシェルジュ」を杉並区・世田谷区を中心とするエリアで提供しています。

 今般、この親和性のある2つのサービスに加え、両社がこれまで培ってきた知見や顧客ネットワークを活かして、小田急沿線での生活を豊かにするための新たな仕組みの実現や、地域の暮らしをサポートし、安心して快適に過ごせる地域づくりに協同することとしました。
 その第一弾として、「セコム暮らしのパートナー久我山」が実証実験中のコミュニケーションロボット「BOCCO」を利用した「コミュニケーションサービス※」に、小田急グループが持つ生活支援サービスや小田急沿線情報の提供を付加し、2020年夏頃を目途に「小田急くらしサポート」の顧客に向けてサービス提供するべく連携します。

※「セコム暮らしのパートナー久我山」が行う「コミュニケーションサービス」とは
 セコムでは、2017年10月から、「セコム暮らしのパートナー久我山」のスタッフによるコミュニケーションロボット「BOCCO」を通じた“定期的な挨拶”や“状況にあわせた声がけ”を試行的に開始していました。本施策に対しては、ご利用者からご好評をいただくとともに、高齢者が抱える服薬や孤独といった課題の解決にも一定の効果が確認されたことから、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上のために有効なサービスとして開発を進めています。

 

「セコム暮らしのパートナー久我山」が行う「コミュニケーションサービス」とは

 

コミュニケーションロボット「BOCCO」(ユカイ工学)はスマートフォン用アプリを使って、メッセージのやりとりができることが特徴。スマートフォンからテキストか音声でメッセージを入力すると、家にあるロボットが再生したり、ロボット側から録音をすると、スマートフォンアプリでメッセージの確認ができるなど、家族でのコミュニケーション等で活用されています。

コミュニケーションロボット「BOCCO」(ユカイ工学)

 

(参考)2018年11月9日ニュースリリース
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2018/nr_20181109.html
以 上

 

2020/4/9

株式会社プラスロボは4月7日、介護施設に特化したマスク寄付の特設サイトを開設しました。

介護福祉領域特化のスキルシェアサービス「スケッター」を運営する株式会社プラスロボ(https://www.plusrobo.co.jp)は4月7日、介護施設に特化したマスク寄付の特設サイトを開設しました。

特設サイト(URL)▼
https://www.sketter.jp/mask

 

プラスロボ「スケッター」

 

<企画概要>

行政より介護施設へのマスク支給が開始されていますが、それでもまだ枚数が十分ではなかったり、新型コロナウイルス感染の収束の目処が立たない中で、今後いつマスクが不足するかという不安を介護現場が抱えています。
 手作りの自前マスクで対応できる方や、市販マスクが余っている方、または政府から支給される布マスクが2枚も必要ないという方に、今マスクを必要としている介護施設への寄付をお願いしています。
1枚からでも寄付を受け付けておりますので、ご協力何卒宜しくお願いします。感染リスクと戦いながら、施設利用者のために第一線で頑張っている介護施設従事者を一緒に応援しましょう!
 

<方法>
施設側
寄付マスクの受け取りを希望する介護施設は、登録フォームに受け取りたい希望の枚数や送付先などを入力して頂きます(※先着順に郵送するため、集まったマスクの枚数によっては希望に沿えない場合がございます)。

寄付者側
マスク寄付者は寄付するマスクの枚数を入力後、弊社にマスクを郵送して頂きます。郵送頂いたマスクは弊社が責任を持って受け取りを希望する施設にお届けします。


<介護施設応援プロジェクト>

弊社では今年3月より、厳戒態勢の現場で日々介護サービスを提供し続けている介護職員、そして施設利用者に向けて、「介護施設に春を届けるプロジェクト」など、応援企画を実施してまいりました。今回もそれに続く、応援企画となります。


「介護施設に春を届けるプロジェクト」▼

 

 全国の桜をライブ中継で介護施設に届ける「桜プロジェクト」▼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000046505.html


「スケッター」とは▼

「スケッター」(URL)
https://www.sketter.jp

「スケッター」とは

 

介護施設では、資格不要の業務や身体介助以外の業務も数多くあります。業界未経験者でもお手伝いできる施設内の業務と、スキマ時間に「自分のできることだけ」で関われる働き手(スケッター)をマッチングするサービスです。「介護業界の関係人口を増やすこと」をミッションに2019年8月に正式リリースし、現在1000人以上の登録者が介護施設のスポット業務とマッチングしています。

スケッターに依頼できるスポット業務の例(レクや傾聴などは遠隔での依頼も可能)▼

スケッターに依頼できるスポット業務の例

 

レク
・音楽系レク
・創作系レク
・ゲーム系レク(カード、ボード)
・美容系レク
・一緒に楽しむ(盛り上げ役)
コミュニケーション
・傾聴・見守り
・お茶出し
・外出サポート
イベント
・季節行事サポート
・誕生日会サポート
・企画立案サポート(アイデア出し)
・座談会
・交流会
・旅行
業務サポート
・食事サポート(配膳、後片付けなど含む)
・入浴サポート(準備、髪乾かしなど)
・料理サポート
・清掃全般
・研修サポート(講師スケッター)
・事務作業(資料作りサポート含む)
・SNS関連(拡散、アドバイスなど)



「スケッター」導入に関するお問い合わせ▼
info@plusrobo.co.jp

2020/4/8

“隠れフレイル予備軍”!?「タンパク質」の重要性は認知も、必要量が摂取できているのは約1/3。「普段の食事で十分に栄養が取れている」「意識的にタンパク質を摂っている」という方でも半数以下に。

株式会社ディーエイチシー(所在地:東京都港区、代表取締役社長:高橋芳枝、以下:DHC)では、このたび、50~70代の男女1,236名を対象とした「シニアの健康寿命と栄養摂取に関する意識調査」を実施しました。
株式会社ディーエイチシー(所在地:東京都港区、代表取締役社長:高橋芳枝、以下:DHC)では、このたび、50~70代の男女1,236名を対象とした「シニアの健康寿命と栄養摂取に関する意識調査」を実施しました。

<調査背景>
近年、社会の高齢化に伴い、「健康寿命の延伸」への関心が高まっています。「健康寿命延伸」には、適度な運動とあわせた適切な栄養素の摂取が重要ですが、意識していてもなかなか難しく、「フレイル※1」や「サルコペニア※2」と呼ばれる症状に陥ってしまう方も少なくありません。そこで今回、シニア世代の「健康寿命延伸」への意識や、正しい栄養摂取に関する認知などについて明らかにすべく、調査を実施しました。主な調査結果は以下の通りです。
※1「フレイル」:加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下すること。健康な状態と日常生活でサポートが必要な要介護状態の中間を意味する。
※2「サルコペニア」:加齢や疾患により、筋肉量が減少し、握力や下肢筋・体幹筋など全身の筋力低下が起こること。

=調査結果トピックス=
■シニアは、自身の“栄養摂取”に自信あり!?
・「普段から運動を行っているので健康には自信がある」と考えている方が45.6%。
・「普段の食事で十分に栄養が取れている」と考えている方が65.8%と過半数を超える結果に。
■必要な“タンパク質量”の摂取、意識と実態に大きなズレ。“隠れフレイル予備軍”の危険性も!?
・タンパク質の“重要な栄養素”としての認知は85.2%、意識的に摂取している方が48.8%。
・「1日に必要なタンパク質」が摂取できているという方が34.5%。
― 「運動を行っているので健康には自信がある」という方で、「必要量が摂取できている」のは51.1%。
―「普段の食事で十分に栄養が取れている」という方で、「必要量が摂取できている」のは47%。
―「意識的にタンパク質を摂っている」という方で、「必要量が摂取できている」のは44.9%。
■“健康寿命”には高い認知・関心も、「フレイル」「サルコぺニア」の認知は、まだまだ低い状況。
・用語としての認知はそれぞれ「健康寿命」92.5%、「フレイル」23.5%、「サルコペニア」34.1%。
2020年から導入される「(75歳以上対象の)フレイル健診」の認知は10.3%。
・「健康寿命の延伸について困っていること」がある方が56.6%、「継続して取り組むことが難しい(29.8%)」「何をすればよいかわからない(20.6%)」などが上位に。

東京大学秋下雅弘教授からのコメント抜粋―『健康寿命難民』にならないために
健康寿命の延伸のために重要なのは、「運動」と「正しい栄養補給」、特に筋肉をつくる「タンパク質」が重要な役割を担っています。調査でも、85%以上の人がタンパク質の重要性を認知しているのは社会全体として良いことだと言えますが、一方で「1日に必要なタンパク質量」が摂取できている方が1/3ということで、気づかない間に栄養不足に陥ってしまう可能性のある“隠れフレイル予備軍”の存在が明らかになったと言えます。誤った知識に基づき間違った対策をしてしまい、かえって健康を損なってしまう『健康寿命難民』にならないためにも、自身の健康を過信せず、正しい知識を身に着け、「運動」と「正しい栄養補給」を行っていただくことが重要です。

■調査の概要
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:全国の50歳~79歳の男女 1236名(50代・60代・70代の男女:各206名)
調査実施期間:2020年02月07日(金) ~ 2020年02月08日(土)
調査委託先:株式会社マクロミル

 
「シニアの健康寿命に関する意識調査」結果サマリー
【健康と運動について】
1-1.興味関心のあるテーマについて
シニア世代の興味関心のあるテーマについて尋ねたところ、「健康」が最大の興味関心のあるテーマとなり、実に7割を超える方が関心を持っていることが分かりました。「運動/筋トレ」も3分の1以上の人が興味を持つ、関心項目の上位グループにつける結果となりました。「健康」「運動/筋トレ」ともに、世代が上になるほど興味関心が高くなる傾向が見られました。
 
 
興味関心のあるテーマ
 
 
1-2.普段行っている運動について
普段から運動を行っている方が、65.3%と高い割合となり、特に70代は男性8割、女性7割以上がなんらか運動をしていると回答しました。内容は「ウォーキング/散歩」がトップで、半数近いシニア世代の方が実施していることがわかりました。実施頻度を見てみると、実施内容トップの「ウォーキング/散歩」について、「週4回以上」実施している方の割合が、4割と最も高く、日常的に続けやすいことが、実施の有無に繋がっている様子でした。
 
 
普段行っている運動について
 
 

1-3.運動をしている方の「健康への自信」について

日常的に何らか運動をされている方を対象(n=807)に、「普段から運動を行っているので健康には自信がある」と考えているかを尋ねたところ、「そう思う」「ややそう思う」あわせ45.6%となり、普段運動している方の健康への自信は、およそ半々に割れる結果となりました。特に男女ともに、70代がもっとも自信を持っていることが分かりました。
 
運動をしている方の「健康への自信」について
 
 

【栄養の摂取について】
2-1.「普段の食事で十分に栄養が取れている」かどうかについて

「普段の食事で十分に栄養が取れている」と思うかどうかについて尋ねたところ、「そう思う」「ややそう思う」あわせ、65.8%となり、「あまりそう思わない」「そう思わない」を上回る結果となりました。男女ともに、年代が上がるほど「栄養がとれている」と考えていることがわかり、特に男性の方が、どの世代でも「栄養がとれている」と考えていることがわかる結果となりました。

 
「普段の食事で十分に栄養が取れている」かどうかについて
 

2-2.「健康維持のために重要な栄養素」について

健康維持の為に重要だと思う栄養素を上げてもらったところ、「ビタミン」と「タンパク質」が8割を超える2大栄養素となりました。また、「意識的に摂取している栄養素」も同様に、「ビタミン」と「タンパク質」が高い結果となり、「タンパク質」を意識的に摂取しているという方が48.8%に上る結果となるなど、タンパク質の重要性は、多くのシニアが理解している様子でした。
 
 
「健康維持のために重要な栄養素」について
 

2-3.「1日に必要なタンパク質量」について

下記の「1日に必要なタンパク質量」を明記した上(表1)でその認知を尋ねたところ、「知っていた」と回答した方は11.7%とかなり低い結果になりました。また、知ったうえで、その必要量を「毎日摂取できているか」を尋ねたところ、「毎日摂取できている」「ほぼ毎日摂取できている」あわせ34.5%にとどまり、「あまり摂取できていない」「全く摂取できていない」の53.8%を下回る結果となりました。
 
「1日に必要なタンパク質量」について
 
さらに、「「普段から運動を行っているので健康には自信がある」と考えている方(1-3参照、n=368)」「「普段の食事で十分に栄養が取れている」と考えている方(2-1参照、n=813)」「「タンパク質」を意識的に摂取している方(2-2参照、n=603)」が、それぞれ「1日に必要なタンパク質量」が摂取できているかを見てみると、以下の通りとなり、いずれも意識と実態のズレが明らかになりました。
●「運動をしているから健康に自信がある」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
⇒「自信がある」層でも、約半数があまり摂取できていない状況。
 
「運動をしているから健康に自信がある」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
 
 
●「普段の食事で十分に栄養が摂れている」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
⇒普段の食事で十分に栄養が摂れていると考えている人でも、実際にタンパク質の必要量が毎日摂取できているのは半数以下。
 
「普段の食事で十分に栄養が摂れている」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
 
 
●「意識的にタンパク質を摂っている」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
⇒意識的に「タンパク質」を摂っている人でも、「毎日摂取できている」「ほぼ毎日摂取できている」あわせて半数を切る結果に。
 
「意識的にタンパク質を摂っている」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
 
 
2-4.「カロリー摂取」への意識について
「メタボ(メタボリックシンドローム)」対策として行っていることを尋ねたところ、何らかの対策をしていると回答した方が71.7%という結果に。「バランスよく食事をする(42.6%)」「運動をする(39.1%)」などが上位となりました。「カロリーを抑えるようにしている」と回答した方は、27.6%という結果となりました。
 
「カロリー摂取」への意識について
 
また、「カロリーを摂りすぎている」と感じているかを尋ねたところ、「そう思う」「ややそう思う」あわせ、53.4%と過半数を超える結果に。男女とも若い世代ほど「摂りすぎている」と考える傾向が見られました。また、カロリーを摂りすぎていると思っている方が、必要なタンパク質量を摂取できているかを見てみると、「あまり摂取できていない」「全く摂取できていない」が56.9%となり、「カロリーを気にする一方で、タンパク質量が必要量摂取できていない」という状況が生まれている結果が見られました。
 
「カロリー摂取」への意識について2
 
 
●「カロリーを摂りすぎていると思う」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
 
「カロリーを摂りすぎていると思う」×「1日に必要なタンパク質量」の摂取状況
 
 
【「健康寿命」について】
3-1.「健康寿命」の認知度や関心度について
「健康寿命」という言葉の認知・理解度は、「十分理解している」「ある程度理解している」あわせ、63.7%と高い割合となりました。「言葉だけ知っている」も合わせると、9割以上が知っている結果となりました。また、「健康寿命」が自分に関係のあるテーマだと思うかを尋ねたところ、実に85.7%の方が「自分に関係のあるテーマ」として認識しており、特に70代女性は94.2%と非常に高い結果となりました。
 
「健康寿命」の認知度や関心度について
 
 
3-2.「フレイル」「サルコペニア」「フレイル健診」の認知
「フレイル」の認知度は、「言葉だけ知っている」まで含めて、23.5%とまだまだ低い結果となり、内容について「十分理解」「ある程度理解」に絞ると、全体で10.8%にとどまる結果となりました。「サルコペニア」の認知度は、「言葉だけ知っている」まで含めると34.1%となり、「フレイル」よりも認知が高い結果となり、内容について「十分理解」「ある程度理解」に絞ると、17.7%という結果となりました。また、フレイルを認知している方(「言葉だけ知っている」まで含む)に、2020年度より75歳以上を対象にした新たな健康診断「フレイル健診」が導入されることを知っているかを尋ねたところ、知っている方は10.3%にとどまる結果となりました。
 
「フレイル」「サルコペニア」「フレイル健診」の認知
 
 
3-3.「健康寿命の延伸」について困っていること
「健康寿命の延伸」について困っていることがあるかを尋ねたところ、56.6%の方が何らか困っていることや不安なことを抱えているという結果に。最も多かったのは、「継続して取り組むことが難しい」で約3割(29.8%)に上りました。また「何をすればよいかわからない」という回答も2割を超える結果(20.6%)に。特に50代女性で「継続して取り組むことが難しい」が37.9%、50代男性で「何をすればよいかわからない」が30.6%と、若い世代の方が不安を持っていることがわかりました。
 
 
「健康寿命の延伸」について困っていること
 
 
3-4.「体力の衰え」や「サルコペニアの症状」の自覚について
日常生活の中で、体力や筋力の衰えを感じている項目を尋ねたところ、81.8%の方が何らかの衰えを感じていると回答。シチュエーション別では、「階段を上がるとき」が41.3%でトップとなり、以下、「運動をするとき(33.4%)」「立ったり座ったりするとき(27.6%)」と続くなど、日常の些細な行為の中でも衰えを感じている様子が見られました。「運動をするとき」は男性、「固いフタなどを開ける時」が女性で高い傾向が見られました。また、サルコペニアの各症状について自覚症状の有無を確認したところ、最も自覚症状が見られたのが、「歩くスピード」の項目で、「あてはまる」「ややあてはまる」あわせ約4割(39.3%)に上りました。また「握力」についても3割以上の方(36.1%)の方が、自覚症状を覚えている結果となりました。
 
「体力の衰え」や「サルコペニアの症状」の自覚について
 
 
 
東京大学秋下雅弘教授からのコメント:アンケート結果を踏まえて
■「フレイル」「サルコペニア」の認知度は、2020年を機に高まっていくのではないか。
調査によれば、「健康寿命」に対して9割以上の認知があったとのことで、これは、ニュースや企業CM等で「健康寿命」について目にする機会も増えたことが影響しているのかもしれません。しかし一方で、「フレイル」が23.5%、「サルコペニア」も34.1%とかろうじて1/3を超える程度の認知度ということで、シニアの方々は、具体的な対策というよりも、まだ漠然とした「健康寿命」イメージを持たれている状況なのかもしれません。ただ、設問にもあるとおり、2020年度から75歳以上を対象にした「フレイル健診」導入なども進んでいくなど、社会の流れから今後飛躍的に認知度は高まっていくのではないかと思いますし、そのように期待しています。
 
■「健康寿命難民」にならないために、正しい知識を。
普段の食事で十分に栄養が取れていると感じている人が6割を超えたことは驚きです。特にシニアの方にとって栄養補給への過信は、「フレイル」「サルコペニア」に陥る危険性もあり、注意が必要です。どの栄養素がどのくらい必要なのかを知ってもらい、イメージとのギャップを知っていただくことが大切です。
 
■「健康寿命延伸」のために、これからすべきこと
調査の結果からもわかるとおり、特にシニアの方が、普段の食事で十分なタンパク質量を摂取するのは簡単なことではありません。3食の中で取り入れられない部分は、間食や、一息入れるときなどに、手軽に効率良く「たんぱく質補給」できる方法を日常の習慣にすることも、「健康寿命を延ばす」一つの手段になるかと思います。運動も、散歩やウォーキングといった有酸素運動だけでなく、筋肉に負荷をかけるスクワットや腕立て伏せのようなレジスタンス運動を組み合わせることがポイントです。日常生活の中に短時間の運動を取り入れた生活習慣を確立しましょう。メタボ対策をしている方が7割超という結果もありましたが、中年期のメタボ対策一辺倒から頭を切り替えて、そろそろフレイル、サルコペニアの対策が必要な時期に差しかかっていると考えてください。
 

秋下雅弘教授プロフィール
秋下 雅弘(あきした まさひろ)
東京大学 教授
大学院医学系研究科 加齢医学講座 老年病学分野
東京大学高齢社会総合研究機構(兼務)
 
秋下雅弘教授
 
 
鳥取県生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学助手、米国スタンフォード大学研究員、ハーバード大学研究員、杏林大学高齢医学講師、同助教授、東京大学助教授、准教授などを経て現職。専門は老年医学。日本老年医学会理事長、日本老年薬学会代表理事、日本サルコペニア・フレイル学会理事などを務め、フレイル・サルコペニアの啓発と研究、高齢者の薬物療法適正化に取り組む。
 
 

2020/4/9

 SOMPOケア株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長 遠藤 健、以下、「当社」)は、認知症のある方を家庭で支えるご家族が持つお悩みや困りごと、疑問に対し、当社が持つ認知症ケアに対する独自手法に基づき社員が日ごろ考え実践している工夫、ヒントを公開することで、家庭での介護を応援するサイト「認知症ケアのヒントがみつかる『あんな こんな』by SOMPOケア」を2020年3月31日に開設しました。

 

『あんな こんな』by SOMPOケア

URL https://www.sompocare.com/annakonna/index.html

 

1.背景・目的

日本における認知症高齢者は年々増加しており、多くの人にとって認知症は身近なものになりつつあります。SOMPOグループでは、“認知症に備える・なってもその人らしく生きられる社会を”というスローガンを掲げ、認知症ケアはもちろん、認知機能低下を予防するためのサービス開発、認知症理解の啓発活動など、グループを挙げて認知症に関する社会的課題解決に取り組んでいます。

 グループにおいて介護事業を展開する当社は、長年にわたって認知症ケアに取り組んでおり、その経験から認知症のある方の日常生活で生じる行動面の困りごとや、強い不安など心理的な困りごと(BPSD)に対する当社独自のアプローチ手法「HECT(ヘクト)アプローチ」(※)を考案し、それに基づく認知症ケアを実践しています。

 このたび開設したサイト『あんな こんな』は、これまで当社が培ってきた認知症ケアに関する知見・ノウハウを社会に還元し、BPSDが生じる理由への気づきや、認知症への向き合い方へのヒントとなることを目指しました。家庭で認知症のある方を介護する際に直面するあんな困りごとや、こんな悩みに対して、認知症ケアのプロの知見に基づいたあんなヒントや、こんな方法をわかりやすく紹介しています。

 認知症のある方とどのように向き合っていけば良いのか戸惑っているご家族が、その方らしさに寄り添いながら、その方のペースに合わせて、負担なく介護を実践できるための情報を今後も随時更新し、広く公開していきます。

 

『あんな こんな』サイトイメージ

『あんな こんな』サイトイメージ

 

 ※「HECT(ヘクト)アプローチ」とは、認知症の方の日常生活で生じる行動面の困りごとや、強い不安など心理的な困りごと(BPSD)などの要因を明確化・特定させ、それを解決する方法を見つけ出す当社独自の手法です。Health(健康)Environment(環境)Communication(伝達)Task(作業)の4つの項目から困りごとの要因を探り、アプローチしていきます。認知症のある方の、BPSDと一般的に呼ばれるものは、体調不良やその場の雰囲気、コミュニケーションの取り方や作業のやり方などが要因になっていることが多いため、HECTアプローチは生活のさまざまな場面で活用でき、要因の特定を図ることができます。

 

2.『あんな こんな』の特徴

 当社社員がご利用者さまに向き合う中で日ごろ考え実践している、認知症のある方がより良い生活を営むために取り入れている身近な工夫やヒントを、入浴や就寝などのシーン別に、また自尊心や安心感など、その方の感情に寄り添って紹介しています。また、参考となるヒントを見つけやすいように、カテゴリーによる検索機能を設けるとともに、チャットボット風の問いかけに答えることで、参考となるヒントへたどり着けるよう工夫しています。

 

■『あんな こんな』で紹介しているヒントの一例

『あんな こんな』で紹介しているヒントの一例

『あんな こんな』で紹介しているヒントの一例

 

■問いかけに答えていくことで参考となるヒントを提示

問いかけに答えていくことで参考となるヒントを提示

問いかけに答えていくことで参考となるヒントを提示

 

以上

 

【この件に関するお問い合わせ先】
[会社名] SOMPOケア株式会社
[部署名] 広報部
[担当者名] 矢板・元吉・髙田
[TEL] 03-5715-5533
[Email]kaigo-info@sompocare.com 

2020/4/8

オーティコン補聴器、補聴器ユーザーが購入後、 販売店に再訪せず、インターネットを介して調整を受けられる RemoteCare(リモートケア)サービス運用開始

 

110余年の歴史をもち、デンマークに本社を置く補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下 オーティコン)は、当社が開発したスマートフォン・タブレットなどを利用した「Oticon RemoteCare(オーティコン・リモートケア、以下 リモートケア)」のサービスを4月6日(月)から開始いたしました。これにより、補聴器を購入したユーザーは、補聴器販売店を再度訪問することなく、インターネットを介した遠隔操作により、調整を受けることが可能になります。

Oticon RemoteCare(オーティコン・リモートケア)イメージ

Oticon RemoteCare(オーティコン・リモートケア)イメージ

 

■背景

補聴器は購入後すぐに快適に使用できる機器ではなく、ユーザー本人の聴力や好みに合わせ、慣れるまでに専門家の手により複数回にわたる調整が必要になります。そのため、一般的に購入後も、数週間から数か月にわたり定期的に購入した店舗を訪れ、カウンセリングを受けながら細かい調整を行います。しかしながら、この新たなサービスを導入することで、補聴器ユーザーは自宅や、好きな場所から、Wi-Fi接続などインターネットを介して販売店のPC(パソコン)と接続し、ビデオチャットでお互いの顔を見ながら、カウンセリングと補聴器の調整を受けることが可能となります。これは店舗から離れた場所に居住している場合や、移動が困難なユーザーにとっては、かなり大きな利点となります。

これまで、オーティコンではこのサービスの運用開始時期として、2020年後半を目途に準備を進めていました。しかしながら、新型コロナウイルスの影響により、調整や相談が必要であっても、店舗まで足を運ぶことに不安を抱えている補聴器ユーザーが多いこと、またユーザーの聞こえを改善したいと思っていても、対面での接客が難しい販売店が急増している現状を鑑み、運用開始時期を前倒しすることになりました。

 

■本サービスの特徴とメリット

補聴器販売店の店舗で行われている従来の補聴器の調整は、音環境が整備されているため、調整のしやすさと言う意味でメリットはありました。一方で、ユーザーが具体的に困っている職場や家庭の音環境の再現が難しい、という点が課題となっていました。

リモートケアを使用することで、安定したインターネット環境さえあれば、ユーザーは日ごろ自分が聞き取りを苦手としている環境に身を置きながら、専門家による調整を受けることができます。そのため、より具体的なニーズに対応した調整を受けることが可能になります。2005年に海外で行われた調査*1によると、遠隔医療の利用が、治療に対するユーザーの満足度を上げる、という結果も報告されています。

*1 Gladden, Beck & Chandler, 2005

 

■サービス概要

リモートケアはiPhone(R)/Android(TM)に対応したスマートフォンアプリです。ユーザーの皆様は無料のアプリをダウンロードし、プロファイルを設定すれば簡単に利用することができます。このアプリを使用し、補聴器を購入した店舗の調整用PCとインターネット接続を行い、ビデオチャットおよびテキストを使って、店舗の専門家によるカウンセリング、遠隔での調整を受けることができます。補聴器ユーザーと補聴器販売店の間のやりとりは、匿名化された上で、セキュリティの確かなクラウドを経由して行われ、個人情報などが第三者の手に渡ることはありません。

  • アプリケーション名:Oticon RemoteCare(オーティコン・リモートケア)
  • 対応端末:iPhone(R)/iPad(R) (iOS12以上)/一部のAndroid(TM)搭載端末(OS8.0以上)
  • 価格:無料(ビデオ通話を含むサービスです、通信にかかる費用は別途発生します)
  • サービス開始日:2020年4月6日(月)以降
    ※サービスの導入また展開開始時期、サービスレベルについては各補聴器販売店によって異なります。すべての補聴器販売店にて導入されるわけではありません
    ※補聴器ユーザーのお客様に際しては、サービス詳細また同サービスの利用可否はご購入された販売店にご確認ください。
  • 利用対象者:2.4GHz通信機能を搭載している、以下の機種を利用している、オーティコン補聴器ユーザー
    オープンS/オープン/シヤ/ルビー/エクシード/オープン プレイ/エクシード プレイ

 

■オーティコン補聴器について

補聴器業界におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、デンマークを本社とする世界的な企業で、15,000人以上の従業員を有するデマントグループの傘下にあります。日本市場においては1973年より製品の製造・販売を行っています( https://www.oticon.co.jp )。オーティコンの新しい企業理念「Life-changing technology(ライフチェンジング テクノロジー)」とは、「難聴による制限のない世界、補聴器が難聴者の生活に溶け込み、難聴により引き起こされる健康リスクを抑えながら、その人らしく充実した人生を送る手助けとなれるよう、常に最も革新的な補聴器開発をおこなっていくこと」です。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、革新的な技術を開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究センター(デンマーク)を設立、約13,000人以上のテストユーザーと世界中から参集した様々な分野の科学者と共に、軽度から高重度、子供用から大人用まで、あらゆる難聴に対応できるよう、常に最先端で革新的な補聴器の開発・製造を行っております。

 

■デマントグループについて

デマントは、115年前にデンマークのオデンセで補聴器の輸入商から始まり、のちに補聴器の製造や診断機器、人工内耳事業へと参入していきました。現在、聴覚ヘルスケアにおける全ての分野をカバーする世界唯一の企業として、世界130か国以上でビジネスを展開しています。ビジネス領域ごとの売り上げ比率では、補聴器事業が全体の87%を占めており、その他、人工内耳事業4%、診断機器事業が9%を占めています。中核となる補聴器事業ではオーティコン、フィリップス、バーナフォン、ソニックなど複数のブランドを展開しています。また、デマントはウィリアム・デマント財団が所有し、世界で唯一の慈善財団が所有する聴覚ヘルスケア企業です。全デマントグループ15,000人の従業員とともに、聴覚ヘルスケアや聞こえの改善の研究、製品開発を行っています。

 

▼本リリース掲載サイト
https://www.oticon.co.jp/about/press/center/press-releases/2020/20200406

 

▼オーティコン補聴器ホームページ
https://www.oticon.co.jp/

 

【本件に関する一般ユーザーの方のお問い合わせ先】
お手数ですが、オーティコン製品をご購入された販売店までお問い合わせください。

2020/4/8

『なぜ水を飲むだけで「認知症」が改善するのか』 株式会社KADOKAWAより絶賛発売中!
「介護予防の答えは“自立を目指す介護”の現場にあった」

 

【認知症介護で悩んでいる方、必見!】“『第1回KADOKAWA知的生産塾 最優秀賞』受賞”企画となる本書は、『リハプライド』というリハビリ型デイサービスを全国展開し、実際にその効果を目の当たりにしている著者が、なぜ水を飲むだけで認知症が改善するのかを“寝たきり・認知症・おむつ暮らしを遠ざける”水分摂取の方法とともに分かりやすく読みやすい文章で語っております。また、「よく噛むことで脳は活性化する」「噛んで予防する“認知症”と“低栄養素”」についても触れ、食事を楽しみながらよく噛んで食べる習慣を提唱しており、認知症介護でお悩みの方だけではなく、幅広い世代の方に読んでいただきたい一冊です。監修は日本自立支援介護・パワーリハ学会理事長であり、『リハプライド』の顧問でもある竹内孝仁教授(国際医療福祉大学大学院・医学博士)です。

 

~1日1.5リットルの水分補給が命を救う~
「水は最も安価で副作用のない“百薬の長”」
「脳の脱水症状が認知症を引き起こす原因だった]
「介護予防の答えは“自立を目指す介護”の現場にあった」など、リハビリ型デイサービスの運営だけにとどまらず、国際医療福祉大学大学院 修士(自立支援介護学)を取得した著者が、介護から抜け出すためのメソッドを「水分補給」の視点から解説する一冊です。また、水分摂取に加えて取り組んでほしい《寝たきりを防ぐ2つの習慣》として、パワーリハビリの効果が自宅でも実感できる、“6つのパワーリハビリ体操”もイラスト入りで紹介されています。 


なぜ水を飲むだけで「認知症」が改善するのか

著者 山下 哲司 監修 竹内 孝仁 定価: 1,650円(本体1,500円+税) 発売日:2020年03月27日

 

     ★ 現在絶賛発売中です★
ご購入は下記URLをクリック❗️
Amazon https://is.gd/0PdREt  
三省堂   https://is.gd/6imcAA  
  

●株式会社KADOKAWAの紹介ページはコチラ!
https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000172/

●ブログ【出版までのきせき「奇跡」】
https://note.com/yamashitatetsuji/n/ne08b2447


山下哲司(やましたてつじ)
【プロフィール】

1986年中央大学商学部卒。専攻は経営学。国際医療福祉大学大学院博士課程 修士(自立支援介護学)。(一社)日本フランチャイズチェーン協会理事。マクドナルドを日本でフランチャイズ展開したベンチャー経営者の祖である藤田田より直接薫陶を受け、自身も数々のFC展開で実績をあげる。また、日本の少子高齢化を社会的課題ととらえ、高齢者介護の問題解決のために学術研究の道に進む。医学博士が40年の歳月をかけて構築した、世界的にも類のない医学的エビデンスが豊富で信頼性の高い理論に基づいたリハビリ・プログラムを採用してFC化、認知症の改善や身体機能の改善のために水分摂取を積極的に指導して、多くの成果を上げている。現在、医師も 加盟する店舗数ナンバー1の介護を改善するデイサービス『リハプライド』をFC展開し、日本全国で“介護の改善” を実現している。

●著書紹介
「介護で会社を辞める前に読む本」 ダイヤモンド社
「イラストでわかる! 介護がいらなくなる驚異のリハビリ 」 宝島社

俳優・菅田将暉さんのお父さまである菅生 新さんがパーソナリティを務める『幸せ de Night !!』FMラジオ【レインボータウンFM  88.5MHz】毎週日曜22:00~22:30の2020年3月22日放送回に山下がゲスト出演し、新刊や『リハプライド』について紹介しました。

 

山下哲司(やましたてつじ)

★詳しくは、コチラをご覧ください★https://rehacon.com/news/news-000792.html

 

リハビリ型デイサービスの『 リハプライド』 は、シニアフィットネスの要素を取り入れリハビリに特化した新しいスタイルの通所介護(デイサービス)です。
要支援1から要介護5の方が、介護保険を使って運動機能の回復を目指してリハビリ専門の機器とプログラムを利用し、リハビリ運動を実施しています。
介護や補助が必要なご利用者様にとって、一つでもご自身で行えるようになること、ご自身の仕事や生活を楽しめるようになることが目標です。
『外出や寝たきりの不安』をお持ちのご自身やご家族のために『自立した生活と自信の回復』のために、安全で無理のないリハビリプログラムをご用意しています。 

 

リハビリ型デイサービスの『 リハプライド』

 

 ABC朝日放送「日本のちから 第7話」(2013年9月21日放送)
※ご興味を持っていただいた方は、HPをご覧ください ◎https://www.rehapride.co.jp/

 

 

リハプライド

◆リハプライド公式Twitter  
 https://twitter.com/rehapride  
 ◇リハプライド公式Facebook  
 https://www.facebook.com/rehapride/
◆リハプライド公式Youtube
 https://is.gd/aLU0Pf

●FC説明会を開催しています●
※お申込、お問合せはこちらから!
https://rehacon.com/franchise.html
Tel:0120-692-063

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【リハコンテンツ株式会社について】
本社:〒274-0063 千葉県船橋市習志野台2-9-5 高橋ビル2階
代表者:代表取締役社長 山下 哲司
設立:2009年07月27日
Tel:047-496-5270 / Fax:047-496-5271
 URL:https://www.rehapride.co.jp/
事業内容:リハプライド直営事業所およびフランチャイズ本部運営
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2020/4/8

電子聴診器の活用、オンライン聴診による在宅・救急医療の負荷軽減の取り組み

 

新型コロナ対策として、初診からオンライン診療が認められます。

これにより、一般患者が通院しないことによる感染防止は期待されるが、
現在普及するオンライン診療は、視診と問診に限られ、全くの初診患者の顔色など色の再現性も担保されず、対応できる範囲も限定的だ。例えば、次のケースでは、患者の来院による感染リスクは軽減されるが、医師の負荷は減らず、逆に増えるケースも多いと想定される。

●掛かり付け医が経過観察をしている慢性疾患への対応
●OTC医薬品を使用するような軽度の医療相談

しかし、感染症指定病院であり救急指定の病院は、既に救急対応できず、救急医療が切迫しているケースも多々ある。そこで、電子聴診器を使用したオンライン聴診により、より対面診療に近づき、救急搬送を削減する在宅・救急医療の新しい取り組みが始まり、結果として、新型コロナ対策として医療崩壊の回避に貢献できるものと期待される。 

●特養など高齢者施設の配置医がオンライン診療(+聴診)により、可能な限り救急搬送を回避
●訪問看護師が電子聴診器を持参し患者宅を訪問し、オンライン診療(+聴診)により医師の負荷を軽減

例えば、某総合病院では、訪問看護センターの看護師がへき地の患者宅を訪問し、オンライン診療(+聴診)により医師の訪問を省き、在宅医療を効率的に実施し、負荷を軽減させる取り組みを実施した。
また、特別養護老人ホームからの深夜の往診依頼も、電話では救急搬送になるケースが多いが、北関東の某訪問診療クリニックでは、オンライン診療の視診+聴診により、救急搬送を回避する取り組みが始まる。
これにより、平均11日の検査入院の回避が期待され、入居者・患者には優しく、病院には無駄な応対とベッドの占有が回避される。
 

 

スマートゲート、オンライン(聴診)診療

 
また、初診からオンライン診療を可とした場合も、視診と問診だけでは、特定の診療科目以外、OTC医薬品以外の処方は難しいと考える意見も多いが、患者側(+看護師)のiPhoneなどの端末に、バイタルをモニタリングする機器の他、電子聴診器や心電計、モバイル・エコーなどを接続し、オンライン聴診の他、各種機器データを医師と共有できれば、対面診療に近く、更に適用範囲は拡大し医療関係者の負荷を軽減させられるものと見込まれる。

株式会社スマートゲートのオンライン診療システム『スマートキュア』は、電子聴診器メーカの周波数特性試験結果に於いて、80Hz~120Hz以下が大きく減衰するシステムが多い中、唯一、50Hzの心音も減衰しないシステムです。
 
 

2020/4/8

介護向けリモートサービス無償キャンペーンを開始~JMPと共同制作し、感染症予防などすぐに使える教材を搭載~

 

サービス産業の生産性を双方向動画で改善するOJT変革システム「ClipLine(クリップライン)」を提供するClipLine株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高橋 勇人、以下「当社」)は、株式会社日本医療企画(本社:東京都千代田区、代表取締役:林 諄、以下「JMP」)と共同制作した、介護事業者向けコンテンツを含む無償使用キャンペーンを中小・小規模事業者向けに実施することをお知らせいたします。
 

ClipLine

 

■実施背景
新型コロナウィルスの影響により、多くの介護事業所では濃厚接触の機会を避ける対策をとっており、事業所内においても、集合・対面研修を始めとする指導・伝達の手段が失われている状況があります。
そのような状況においても介護現場での教育や情報伝達品質を維持・向上させる体制の支援として、感染症予防を始めとした介護技術を紹介する短尺動画(以下「クリップ」)を搭載したサービス「ClipLineCare(クリップラインケア)」を無償で提供するキャンペーンを実施いたします(※1)。
※1 キャンペーンの趣旨として、新型コロナウィルスの影響で失われた技術指導や研修の機会を補うことを目的としており、無償でのご提供内容は、あらかじめ搭載された動画を閲覧する機能のみとなり、クリップの新規追加やToDo(カリキュラム)作成機能などは含みません。機能の詳細についてはお問い合わせください。

■キャンペーン概要
・対象事業者:ClipLineを未導入の介護事業者
・対象期間:2020年4月~7月31日(状況により早期終了の可能性あり)
・提供方法:下記リンクよりお申し込みいただけます。
      https://forms.gle/W4uVoSEzBd437az88
      ※1法人あたり、20拠点を上限とします

■提供コンテンツ一例

・介護技術クリップ

ClipLine_介護技術クリップ

 

体位変換、車いす、排泄や衣類着脱の介助など、基本的な介護技術について、NGや抑えるべきポイントなどを交えて紹介したコンテンツ。
介護には何通りもの手法があるので、必ず押さえなければいけないポイントにフォーカスし、動画を用いて伝えます。
参考図書:「こころと身体で覚える介護技術」(貝塚誠一郎編著、日本医療企画刊)

・基本10項目の法定研修
新型コロナウィルスを含む感染症予防の部分に特に焦点を当て、サンプルコンテンツを用意しました。対面での指導や集合しての研修が行えない状況でも、個人ごとに必要なコンテンツを動画で学習できます。

・研修動画の配信
中止や延期になった研修をサンプルコンテンツとして配信します。法定研修にも対応するほか、感染症対策についての講習配信も予定しています。 

■ClipLineCare事業責任者 大竹 将嗣からのコメント
新型コロナウィルスに罹患された方々には心よりお見舞い申し上げますととともに、一日も早いご回復と終息を祈念致します。
介護事業所では、新型コロナウィルスが拡大する以前から、感染症予防を含む教育は徹底されている事と思います。その中で、対面の教育の手段を失い始めている現在、私たちの提供するサービスが少しでも介護事業者様の手助けになればと思い今回の無償キャンペーンを実施することを決めました。
サンプルのコンテンツが主流となりますが、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
 
■「ClipLine」について
「ClipLine」は多店舗展開をしている企業や全国各地に事業所を展開している企業を主な対象に、短時間の動画クリップ(いわゆる短尺動画)で情報共有を可能にするソリューションです。全社員、全スタッフが24時間いつでも均質化された動画クリップの制作・共有に参画できる仕組みにすることで、社内に眠る様々なノウハウ=暗黙知を全社で共有するプラットフォームとして活用することができます。
大手の外食や小売チェーン店などを中心に8,500店舗、18万人以上に利用されており、店舗で技術指導や情報伝達に使用されるクリップが14万件以上登録されています(※2020年3月24日時点)。
 
■JMP(日本医療企画)について
代表者  :代表取締役 林 諄
設立   :1980年4月26日
所在地  :〒101-0033 東京都千代田区神田岩本町4-14 神田平成ビル
資本金  :3,000万円
企業URL   :http://www.jmp.co.jp
事業内容 :医療、介護福祉、栄養・食事分野に関する情報収集・雑誌・単行本制作販売 ほか

■ClipLine株式会社について
代表者  :代表取締役社長 高橋 勇人
設立   :2013年7月11日
所在地  :〒108-0014 東京都港区芝4-13-3 PMO田町東5F
資本金  :1億円(2019年8月31日現在)  
企業URL :https://corp.clipline.com/
事業内容 :「ClipLine(クリップライン)」の開発・運営、及び経営コンサルティング


■本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社
担当:大竹・井上
TEL:03-6809-3305  Email: pr@clipline.jp

 

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